拓海「一っ走り付き合えよ」 (229)
※複数P世界、安価スレ
エロ・鬼畜は安価下
誤字脱字・駄文・亀注意
オリジナル設定注意
スピード感の無さにも注意
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1435396595
輝子「トモダチ付き合い」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1433061149
レナ「この賭け、付き合う?」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1433244362
加蓮「その時までなら……付き合うよ……」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1433491597
凛「今日はちょっと……付き合えないかな」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1433734895
瑛梨華「よし、付き合っちゃう!」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1434350943
雪美「………付き合う……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/143469812
音葉「…ラルゴな付き合い……」
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保奈美「今日はここまで付き合って」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1435145515
の続きです
趣味の90作目
誰がドライブを休止にさせたのか
ゴルフロイミュード絶対に許せねえ!
ある日の朝 事務所前
拓海「………………夏樹の奴遅えな…………」
時計「8時15分。」
拓海「もう8時から15分も過ぎちまってるじゃねえか。ったく………」
ブォンブォン キキー
夏樹「よっ!」
拓海「チッ、やっとお出ましか。」
夏樹「ハハハ、ワリいワリい!ロック聴いてたらつい時間を忘れちまっててな。」
拓海「…やっぱりな、そんなところだろうと思ってたぜ。」
夏樹「アタシと拓海の仲じゃねえか、な?」
拓海「ケッ、別に今さらそのぐれえで一々腹を立てる訳がねえだろ。」
夏樹「サンキュー拓海、愛してるぜ!」
拓海「…………………………」
夏樹「オイオイ……!」
拓海「へへっ、ジョークだよ。」
夏樹「何だ、ジョークか。ビビらせんなよ。」
拓海「そう言うセリフは少しはビビった様子ぐらい見せてから言え。」
夏樹「ハハハ、それもそうだな!」
拓海「へへっ………と前口上はこのぐれえにしとくか。」
夏樹「…………そうだな。ここで時間潰してたって仕方ねえからな。」
拓海「テメエがそれを言うのか?」
夏樹「だから悪かったって言ってんだろ?」
夏樹「ま、そう言う細かい事なんか一っ走りすりゃあ全部吹き飛んじまうぜ?」
拓海「それもそうだな。じゃあ今日はいつも以上に思いっきり走るとすっか!」
夏樹「おう、今日は絶好のツーリング日和だしな!アタシの日頃の行いのおかげだな。」
拓海「違いねえな、毎日お守りばっかやってっから太陽の野郎も気を効かせやがったんだろ。」
夏樹「拓海だっていつもチビたちの面倒見てるじゃねえか。」
拓海「>>8」
なんか知らねえが懐かれんだよ
最近は20歳児なんかにも
拓海「なんか知らねえが懐かれんだよ ……最近は20歳児なんかにもな…」
夏樹「拓海は面倒見がいいからな、懐かれのも当然だろ。」
拓海「ハァ?アタシはそんなつもりはねえぞ?」
夏樹「じゃあいつものアレは何なんだよ?」
拓海「アレ…?ああ、アレは……ほら、チビどもがあんまりにも放っておけねえから…………」
夏樹「ホント拓海はツンデレだな。」
拓海「なっ?!だ、誰がツンデレだ、コラァ!」///
夏樹「ハハハハハ!褒めてんだからそう怒んなよ。」
拓海「き、キレてねえゃ!テメエが変な事言いやがるからだろうがァ!」///
夏樹「はいはい、分かりましたよ、っと。」
拓海「…………チッ………」///
夏樹「人に嫌われんならまだしも、好かれてんなら結構なことじゃないか。」
拓海「…………ハァ……そうでもねえぞ?」
拓海「いっつも足元に纏わり付かれて鬱陶しいったらありゃしねえしよ…………」
夏樹「とか言いつついつもまんざらでもなさそうなんだよな。」
拓海「バッ?!ち、違えし…!それは……アレだ!チビどもがビビるといけねえだろうが!」///
夏樹「ほら見ろ、気ぃ遣ってやってんじゃねえか。…アタシは拓海のそう言うところわりと気に入ってんだぜ?」
拓海「ち、違えって言ってんだろうが……こ、コラ…………」///
夏樹「ハハハハハ、そう照れんなって!」
拓海「…………ぶっちゃけチビどもの方はそんなに手がかかんねえんだよな。最近のガキはしっかりしてっからよ。」
夏樹「おっ、保護者発言。」
拓海「茶化すな………ハァ……それよりも手がかかんのはガワだけ大人で中身がガキな奴だな。」
夏樹「いいじゃねえか、ビールさえ渡しときゃ大人しいもんなんだからよ。」
拓海「アレが大人しいってんならテメエの基準が間違ってるぜ。…………この前も事務所で酔いつぶれたのをアタシが家まで送ってくハメになったんだぜ?」
夏樹「そりゃあご苦労さん。」
拓海「…ありがとよ。」
拓海「一緒に飲んでるような奴らは酔っ払いばっかで役に立たねえしよ……ハァ…大人って何なんだよ……」
夏樹「何グレてんだよ。」
拓海「アタシ一応不良なんだがな?」
夏樹「ああ、忘れてたぜ。」
拓海「オイ。」
夏樹「ハハハ、まあ元気出せって。拓海がしっかりしてるうちは問題ねえよ。」
拓海「…………チッ。で、今日はどこまで走る?」
夏樹「>>15」
海まで行こうぜ
夏樹「海まで行こうぜ!」
拓海「海…………悪くねえな。」
夏樹「だろ?海風に吹かれたい気分なんだよ。」
拓海「…アタシもそんな気分だ。よし、じゃあ今日は一丁適当に海目指して走っか!」
夏樹「よっしゃあ!ノってきたんじゃねえの?」
拓海「へへっ、ボチボチな!さて、ちゃんとヘルメット着けろよ。」
夏樹「分かってるよ。ふぅ……さてと…………!」
〜〜〜
ブォォォォン……!!
夏樹「ヒュー!」
拓海「…………へへっ………」
夏樹「よう、拓海!インカムの調子はどうだ?ハッキリ聞こえてるか?」
拓海「おう、ハッキリ聞こえてるぜ!ツーリングはこうでねえとな!」
夏樹「そりゃ何よりだ!楽しんでるみたいだな!」
拓海「こうして走ってっと面倒臭え事から自由になれるからな!偶にはこうやって夏樹と二人ってのも悪くねえ。」
夏樹「遠慮しないで飛ばせるからな。サイドカーにだりーでも乗ってちゃスピードが出せねえ。」
拓海「ギャーギャーうるせえからな。」
夏樹「あ、そう言えだりーのヤツ最近免許取りに行ってんだぜ?」
拓海「マジかよ…………」
夏樹「マジマジ。大マジな顔で『やっぱりナナハンだよね!』って……」
拓海「李衣菜はどこまで行っても李衣菜なんだな……」
夏樹「免許を取りに行くって気概を評価してやってくれ。ちゃんと説明したら小型二輪から取りに行ったからよ。」
拓海「ハナから大型乗ろうってしてたのと、免許取れる歳知らなかったので二重で驚きだぜ。」
夏樹「可愛い間違いじゃないか、だりーらしくてな。」
拓海「ま、らしいっちゃらしいな。」
夏樹「それに最初に比べりゃ大進歩だろ?」
拓海「>>23」
まあ、アイツ意外に多芸なことがわかったしな…料理とか、太鼓とか、今度の祭りで腕前披露するって張り切ってたし…
拓海「まあ、アイツ意外に多芸なことがわかったしな…料理とか、太鼓とか、今度の祭りで腕前披露するって張り切ってたしよ…」
夏樹「だりーなヤツ、和太鼓のロックな叩き方について毎日考えてるみたいだぜ?」
拓海「和太鼓のロックな叩き方って何だよ………」
夏樹「そりゃあだりーが考える事さ。アイツならマジでロックに和太鼓叩いちまうかもな。」
拓海「その光景を想像するとシュールだな…………」
夏樹「いいんじゃねえの、うちらしくてさ。」
夏樹「普通はやんねえような事をやるのがうちの社風?じゃねえか。」
拓海「一理ある…………か…?」
夏樹「アタシはそう言うの最高に好きだぜ、だって周りと違ってこそのロックだろ?」
拓海「ロックって何なんだよ……」
夏樹「ハハハ、ロックってのは……ロックをする事だな!」
拓海「はぁ?」
夏樹「そうとしか言いようがないんだよ。これがロック、みたいに言えれば良いんだろうけどな。」
夏樹「そう言う曖昧な言い方しかできねえんだ。例えば……そうだな、ロックのライブで和太鼓なんて使ったら最高にロックだと思わねえか?」
拓海「分かるようで分かんねえ話だな……」
夏樹「ライブで法螺貝を愛用してたロッカーだって居たんだ、和太鼓を愛用するロッカーが居たっていいだろ。」
拓海「忌野清志郎…だったか?」
夏樹「おう、よく知ってんじゃねえか!」
拓海「前にお前から教わったんだよ。」
夏樹「ん、そうだったか?ハハハハハ!」
夏樹「あのぐらいのロッカーにアタシもなりたいもんだな……」
拓海「夏樹ならなれんだろ。」
夏樹「アタシなんかまだまだだよ。ロックの道は長くて険しいんだ。」
拓海「そうか?アタシは夏樹ほどロックな奴は知らねえんだが。」
夏樹「そいつは持ち上げすぎってヤツだ。豚の内臓を客席にブチまけるぐらいは出来るようにならねえと。」
拓海「それをやったら苦情が殺到だな。」
夏樹「>>30」
李衣菜の奴なんか「舞台の上でゲロを吐いたロッカーがいたんだよ!」って目ぇ輝かせて言い出したからな
安価把握
柑奈に忌野清志郎の「愛と平和」
をカバーして欲しいです
一時中断します
>>1の知ってる範囲で過激なパフォーマンスと言えば……
・聖書を破る
・ギターにフェ○させる
・全裸になってオ○ニーする
・リスカする
……マリリン・マンソンってすごい(小並感)
再開します
夏樹「だりーの奴なんか「舞台の上でゲロを吐いたロッカーがいたんだよ!」って目ぇ輝かせて言い出したからな。」
拓海「…………やらないよな?」
夏樹「大丈夫だろ……だよな…?」
拓海「………り、李衣菜Pが止めんだろ……?」
夏樹「………………………………」
拓海「………………………………」
拓海「ぎ、ギリで羞恥心が勝つだろ……いや、そうであってくれ。」
夏樹「…………後で電話しとくか……」
拓海「そのうちライブハウス破壊したりしねえよな………?」
夏樹「…………………多分。」
拓海「多分って…………」
夏樹「だりーを甘く見んなよ…………」
拓海「…………………………」
拓海「ああ、もうこの話を止めだ!何が嬉しくて走ってる最中まで人の心配しなくちゃいけねえんだよ!」
夏樹「ははは……………………」
拓海「話題変えようぜ、そうだな…………コイツに乗るようになったキッカケとかどうだ?」
夏樹「単車にハマった理由ね………そりゃ純粋にカッケェからだな。」
拓海「へえ、夏樹らしいじゃねえか。」
夏樹「あと通学に便利かと思って。」
拓海「オイ。」
夏樹「ハハハ……じゃあ拓海は何でコイツに?」
拓海「アタシか……?アタシは……兄貴の影響だな。」
夏樹「兄貴居たのかよ?」
拓海「ここ数年ずっと海外から帰って来てねえがな。」
夏樹「海外で働いてんのか?」
拓海「いや、世界中の道を単車で制覇するんだと。」
夏樹「そいつはロックだな!」
拓海「>>38」
しかしスゲーよな……親父とお袋に反対されて親父と殴りあいの喧嘩までして、最終的には許してもらったらしいからな……
拓海「しかしスゲーよな……親父とお袋に反対されて親父と殴りあいの喧嘩までして、最終的には許してもらったらしいからな……」
夏樹「そいつはスゲェな!最高にロックじゃねえか!」
拓海(親父と殴り合いの喧嘩して家飛び出したアタシが言える事じゃねえが…………)
夏樹「そうまでして世界中の道を走りに行くなんてよ…ぜひ一度会ってみたいな!」
拓海「ハハハ……機会があったら紹介してやるよ。」
夏樹「おう!よろしく頼むぜ!」
拓海「夏樹も物好きだな……会っても仕方ねえぞ。」
夏樹「仕方ねえ事はないさ!ロックな奴の生き様からは学べる事が多いからな!」
拓海「生き様がロックなのは認めるが………アタシが言うのもアレだが、風来坊を絵に描いたような奴だぜ?」
夏樹「ハハハ、そいつは更に興味が湧いてきたな!」
拓海「マジか…………」
夏樹「拓海の兄貴か……どんな奴なんだろうな…………」
夏樹「拓海の兄貴って事は拓海に似て猫好きか……」
拓海「はぁ?!」///
夏樹「好きなんだろ、猫?」
拓海「べ、別に全然好きじゃねえし!って言うか誰から聞いた?!」///
夏樹「何だよ、事務所ではもう常識だぜ?Pさんが最初に教えてくれたんだけどな……」
拓海「よし、帰ってからの予定決まった。」
夏樹「ハハハハハ!そう怒る事もないだろ、猫好きとか可愛いじゃないか。」
拓海「だってよ……そんなのワルっぽくねえじゃねえか…………」///
夏樹「大丈夫だぜ、拓海。誰一人拓海をワルだと思ってるヤツいねえから。」
拓海「はぁ?」
夏樹「むしろ優しくていい人だってあちこちで言われてるらしいぞ。」
拓海「は、はぁ?!」///
夏樹「>>44」
↑
夏樹「あれ、何だありゃ…?」
拓海「…………ん?」
夏樹「………………ちょっと停めていいか?」
拓海「いや、構わねえが…………」
夏樹「……何だか既視感のある物が見えた気がしてさ……見間違いかもしれねえが…………」
拓海「……実際に見てみりゃ分かんだろ。」
夏樹「……だな。通り過ぎちまったからUターンして…………」
道端
夏樹「見間違いじゃなかった…………」
イヴ「あ、どうも〜。今日はいい天気ですね〜。」
拓海「お、おう…………あの、何してんだ?」
イヴ「見ての通りヒッチハイクです〜。でも皆さん急いでるみたいで止まってくれなくて……」
夏樹「…………………………」
ハリネズミ「………………?」
拓海「あー……色々突っ込みどころ満載なんだが…………その不思議生命体は…?」
イヴ「ブリッツェンが夏風邪でノックダウンしているので臨時のアシスタントです〜。」
ハリネズミ「………………」チョコン
拓海「…………そ、そうか……ハリネズミなのか…………」
イヴ「名前はハリーって言うんですよ?」
拓海「………………………………」
夏樹「…………イヴさん…は何でここで段ボールにくるまってヒッチハイクを…………?」
イヴ「段ボールは夏は涼しく、冬は暖かい魔法の素材なんですぅ。」
夏樹「……………………………」
ハリー「…………?」
拓海「…で、ヒッチハイクの方は…………?」
イヴ「あ、そっちですか〜?それは……ああ、このままだと現地集合の時間に間に合わなくなっちゃうんですぅ〜!」
夏樹「……仕事のか?」
イヴ「>>51」
はい~、世界ブラックサンタデーですので
イヴ「はい~、世界ブラックサンタデーですので。」
拓海「…………ん?」
イヴ「これから波乗り講習に行くんです〜。」
夏樹「…………ん?……ん?」
イヴ「サンタ学では波乗りは必修科目なんですよ〜?」
拓海・夏樹(どこから突っ込めばいいんだ……?)」
イヴ「……………………?」
イヴ「…………うーん……何が今一つ伝わってない気がするね…?」
ハリー「………………」
イヴ「…………あ、なるほど〜!オーストラリアではサンタはサーフィンをしながらプレゼントを配るんです〜。」
拓海「いや、そこじゃねえ…………頭痛くなってきた…………」
夏樹(この人も大概ロックだよな………………)
イヴ「…………あれ…?」
ハリー「……………………?」
イヴ「え〜っとつまり……オーストラリアにお手伝いに行かないといけないんですけど、波には最近乗ってなかったので講習に参加しないといけないんです〜。」
ハリネズミ「………………」
夏樹「………………目的地は…?」
イヴ「あ、この先の海なんですけど〜……タクシーで行こうかと思ってたらお財布を落としちゃってたんです…………ぐすん…………」
拓海「……電話とかで…………」
イヴ「電話は家に忘れてしまってて〜………………」
夏樹「…………どうする……?」
拓海「いや、どうするも何も…………なあ……乗ってくか?」
イヴ「えっ、いいんですかぁ〜?」
キラキラキラキラ
ハリネズミ「………………」キラキラキラキラ
拓海「……放っておくわけにもいかねえだろ…!……ったく、たまたま行き先が同じみてえだからよ………」
イヴ「やったね、ハリー!」
ハリー「………………♪」
拓海「>>58」
ちょっと変形させるから待ってくれ……よしできた
安価把握
変形はロマン
お休みなさい
再開します
拓海「ちょっと変形させるから待ってくれ……」ピッ
ガシャガシャガシャッ!
拓海「よしできた、へへっ……」
イヴ「おお〜♪」
夏樹「オイ、拓海。いつからお前の単車にはそんな機能が付いちまったんだ?」
拓海「美世の奴が少しメンテさせて欲しいっつうからよ、2、3日貸してやったらこうなって帰ってきた。」
夏樹「美世?」
拓海「ああ、アタシの知り合いに車いじりの得意な奴が居てよ。コイツもそのうち紹介してやる。」
イヴ「かっこいいですぅ〜!」
キラキラキラキラ
ハリー「……………………」
キラキラキラキラ
拓海「お、コイツの魅力が分かんのか?」
イヴ「はい〜、バイクの取り扱いもサンタ学の一つにありますから〜。アメリカとかだとバイクを使う人も多いので。」
夏樹「サンタ業界にまでモータリゼーションの波が押し寄せてんのか……」
イヴ「時代のニーズに合わせていかないといけませんからぁ〜。」
拓海「……サンタ居るのは前提なんだな…?」ヒソヒソ
夏樹「……そっからツッコンでたらキリがねえだろ…」ヒソヒソ
イヴ「………………?」
拓海「何でもねえよ、さあ、ニケツだ、ニケツ。」
イヴ「ニケツ?」
拓海「二人乗りって事だよ。ほら、アタシの単車の後ろに乗れ。」
イヴ「なるほど〜、それでは失礼しますぅ〜♪」
ハリー「………………♪」
イヴ「短い間ですが、よろしくお願いしますね〜。」
拓海「おう!飛ばすからしっかり掴まってろよ!」
夏樹「ハハハ、妙な同乗者が増えちまったな!」
拓海「何、コイツのパワーがありゃ走りに問題はねえよ、この『オートバジン』ならな。」
夏樹「オートバジン?」
拓海「>>66」
美世の古巣で造ってたバイクの名前なんだと
拓海「美世の古巣で造ってたバイクの名前なんだと。アタシも何となく気に入ってっからこの名前使ってんだ。」
夏樹「ヘェ……イカす名前じゃねえか。メンテっつうか機種ごと変わってる気はするがな。」
拓海「へへっ、アタシも最初はたまげたぜ!メンテするうちに興が乗って来ちまったんだとよ!」
夏樹「つう事は……個人でこれを?」
拓海「そうなるな。」
夏樹「はー、これを個人で仕上げるたぁ何者なんだよ。どっかのエンジニアか何かなのか?」
拓海「豆腐屋の娘だな。」
夏樹「…………は?」
拓海「いや、だから美世は豆腐屋の娘なんだよ。ほら、商店街に豆腐屋あんだろ、あそこなのな。」
夏樹「豆腐屋の娘に何でそんな技術が…………」
拓海「……アタシにもよく分からねえ。古巣で習ったんだと。それ以上は知らねえよ。」
夏樹「謎の天才エンジニアか……お前の周りにはロックな奴ばっかだな!」
拓海「喜ぶべきなのか、それ?」
でもあのバジンだとすれば今までロボットモードで移動してたことに……
足?の部分をちょっと動かして乗りやすくしたんじゃね?
>>69、>>70
普通のバイク→バジンたん
という事で……
イヴ「二段階変形とかしそうですぅ〜!」
ハリー「………………♪」
拓海「おう、美世によるともう一段階あるらしいんだが説明を聞き逃しちまってよ、よく分からねえんだ。」
夏樹「変形して人型になるとか?」
拓海「ハハハハハ!晶葉のロボじゃねえんだしそれはねえだろ!」
夏樹「ジョークだよ、ジョーク!」
オートバジン「……………………」
拓海「よし、じゃあ行くとすっか!」バッ!
夏樹「おう!」バッ!
拓海「ほら、イヴ!そのちっこいのが吹き飛ばされないように気ぃつけんだぞ?」
イヴ「できるだけ頑張りますぅ。」
ハリー「?!」
拓海「飛ばすぜ!」ヴゥン!ヴゥン!
夏樹「へへっ、イヴさんも吹き飛ばされんなよ!」
イヴ「はーい。」
海辺
ブォォォォン…!!ブォォォォン…!! キキー
ブロロロロロロ……
夏樹「……ふぅ。」スチャ
夏樹「……すぅ……海だぁぁぁぁぁっ!!」
拓海「うっせえ、急に大声出すんじゃねえ!びっくりするだろうが!」
スチャ
夏樹「テンション上がったらシャウトしたくなっちまうんだよ!イヴさん、目的地に到着したぜ?」
イヴ「あ、ここですぅ!ありがとうございました〜!」
ハリネズミ「…………」ペコッ
夏樹「>>75」
で…あそこに停まってるアレ…サイドバッシャーだよな…夕美はわかるがなんでだりーがいるんだ…?
夏樹「で…あそこに停まってるアレ…サイドバッシャーだよな…夕美はわかるがなんでだりーがいるんだ…?」
ウッヒョー!
拓海「声かけてみっか?」
夏樹「……だな。何か今日はよく知り合いに会うな………」
イヴ「袖振り合うも多少の縁ですよ〜?」
拓海「使い方が微妙に違うが、言いてえ事は分かる。…せっかくだしな。」
ハリー「…………♪」
事務所の自販機は普通の自販機だよね?(震え)
〜〜〜
李衣菜「ウッヒョー!風が気持ちいいぜ!」
夕美「あははは、どう?ちょっとは練習になった?」
李衣菜「えっ……あっ……そ、それはその…………」
拓海「おーい、夕美、李衣菜!」
夕美「あれ、拓海ちゃんに夏樹ちゃん……にイヴさん?」
李衣菜「えっ?!」
>>78
この事務所基準では普通です
イヴ「こんにちはぁ、今日はいい天気ですね〜。」
ハリー「………………」
夕美「うん、絶好のツーリング日和だよね!」
夏樹「そうだな!よお、だりー!こんなところで何してんだ?」
李衣菜「な、な、何もしてないよ…………?」
夏樹「ん?」
李衣菜「いや、本当に何でもないからっ!」
夕美「李衣菜ちゃんがまだバイクはちょっと怖いからスピードに慣れさせてほしいって…………」
李衣菜「わー!わー!わー!」///
拓海「へへっ、夕美のサイドカーに乗ってスピードに慣れる練習って訳か!」
夏樹「ハッハッハッハ!だからだりーは青い顔してんのか!」
李衣菜「うう………………」///
拓海「そんな様子じゃアタシらと走れるようになるのはまだまだ先だな?」
李衣菜「>>83」
↑りーなの頭の上にレオゴン
オートバジンとかの変形したバイクにしがみついて移動する場合って免許いんのかな?
李衣菜「だ、だって……せっかく『バイクも造ってもらったし』、早く慣れたいじゃん!」
レオゴン「キュ♪」ヒョコ
ハリー「……フンフン?」
レオゴン「キュキュキュ……?」
ハリー「フンフン……ピー♪」
レオゴン「キュキュー♪」
ハリー「ピーピー♪」
>>84
キバレンジャー(9歳)はウォンタイガーに乗ってましたし……
ロボはきっとまた別の免許なのでしょう
李衣菜「やっぱり、スピード感に慣れておかないと、トルク……?が凄いやつは無理かなーって……」
レオゴン「キュー♪」
拓海「フフッ…………」
李衣菜「あ!もう、真面目な話なんだから笑わないでよ!」
拓海「悪りい悪りい、いや、違えんだよ!」
ハリー「ピーピー♪」
イヴ「よかったね、ハリー♪」
李衣菜「むぅ……だから……ほら、マシンってのは自分の体の一部?みたいな物だから……」
レオゴン「キューキューキュー♪」
ハリー「ピーピーピー♪」
夏樹「ンフ……フフッ…………」
李衣菜「あー、もうなつきちまで!どうして笑うの?!」
夏樹「いや、だりー!だって頭の上……」
李衣菜「ん、頭の上が…………」
レオゴン「キュ……?」
李衣菜「………………………………」
李衣菜「……ってええ、いつの間に?!だからみんな…………!」///
夕美「もう、だめだよレオゴン、勝手に人の頭に登ったら?」
レオゴン「キュー♪」
夕美「あはははは、李衣菜ちゃんの上が気に入っちゃったって!」
ハリー「フンフン?」
イヴ「ハリーも李衣菜さんの頭の上が気になるって言ってます〜。」
夏樹「大人気だな、だりー!」
李衣菜「そんな人気はいらないよ!」
拓海「アッハッハッハッハ!!」
ザッザッザッザ
よく日に焼けた腕にタトゥーのある男性「Hey、嬢ちゃんたち!お楽しみのところをすまないがちょっといいかな?」
拓海「あぁん?ナンパならお断りだぜ?」
夏樹「こら、拓海。とりあえず誰にでもメンチを切んな。」
ハリー「…………!」
李衣菜(……サーファーの人かな…………?)
夕美「あの、私たちに何か……?」
イヴ「あ、おじいちゃん〜!」
拓海・夏樹・夕美・李衣菜「?!」
イヴ祖父「HOHOHO!よお、ここにいたのか我が愛しの孫娘よ!」
イヴ「>>92」
↑会うのは去年の世界ブラックサンタデー以来です~!(抱きつき)
安価把握
猫舌のたっくんと猫好きのたくみんは
結構似てると思うのです
ツンデレなとことか
一時中断します
再開します
イヴ「あ、紹介しますね、サンタさんです。ブラックサンタデー以来ですね~!」ダキッ
イヴ祖父「もうそんな前になるのか?ついこの前のような気がしてたよ!」
イヴ「もう、おじいちゃんったら〜♪」
イヴ祖父「HOHOHOHOHO!おや、今日はお前さんがブリッツェンの代わりなのかい?」
ハリー「…………」コク
イヴ祖父「そうかそうか、アイツは夏風邪か。今日はいい波が来てるってのに残念だぜ!」
拓海・夏樹・李衣菜・夕美・レオゴン「………………………………」
イヴ「あれ、皆さんどうしましたか〜?」
李衣菜「…………おじいちゃん?」
イヴ祖父「おう、正真正銘のイヴのおじいちゃんだ。」
夕美「…………サンタ……?」
イヴ祖父「どうだ、ナイスな職業だろ?これでもベテランなんだぜ?」
イヴ「サンタクロース・オブ・ザ・イヤーに三年連続で選ばれたこともあるんですよ〜!」
拓海「お、おう……(サンタクロース・オブ・ザ・イヤーって何だよ…………)」
夏樹「もうどっから手をつけりゃいいんだ………」
夏樹「…なあ………大分イメージと違うわないか……?」ヒソヒソ
李衣菜「……うん、もっとこう……サンタっぽい人をイメージしてたんだけど……」ヒソヒソ
レオゴン「キュキュ………」ヒソヒソ
夕美「……そもそもいきなりサンタって言われても………」ヒソヒソ
拓海「もうサンタが実在するのは前提なんだな………」ヒソヒソ
イヴ祖父「髭がないのは許してくれ、ミートパイを食うのに邪魔だから全部剃っちまった!」
イヴ「もう〜。」
イヴ祖父「HOHOHOHOHO!サンタジョークだ!」
拓海「………サンタ……なんだよな……?
イヴ祖父「だから、そう言ってるじゃん。ほら、タトゥーにもサンタクロースって入ってんだろ?」
夏樹「ロックだな…………」
李衣菜「えっ、サンタクロースになればロックに………」
夏樹「違う。」
夕美「………ご趣味は………?」
拓海「何でだよ!」
夕美「だ、だって………!」
イヴ祖父「波乗りと煙突探し……それと、ナンパかな?ちょいブラックサンタってね!HOHOHOHOHO!」
レオゴン「………キュー……」
イヴ祖父「>>104」
↑レオゴン語で
イヴ祖父「ゴホン…………キュキュキュ……キュキューキュキュ?(冗談だ。……なんて言うと思ったか?残念!ワハハハ!!)」
レオゴン「キュキュ……?!」
夕美「えっ………?!」
イヴ祖父「ほら、サンタって国際的なお仕事だからさ、仕事柄、ね?」
イヴ「さすがはおじいちゃん!」
イヴ祖父「HOHOHOHOHO!照れるな!」
拓海(あー、分かった……コイツはまともに相手したらダメなタイプだ…………)
イヴ祖父「お嬢ちゃん、ずいぶん変わったワンちゃんを連れてるじゃねえか?」
レオゴン「キュッ……?!」
夕美「あっ……?!れ、レオゴンは…………!」
イヴ祖父「だから国際的なお仕事だって言ったろ?顔広くなきゃできねえ仕事なんだよ。」
夕美「………………………………」
イヴ祖父「HOHOHOHOHOHO!驚かせちまって悪いな!どれ、一つサンタらしいお詫びをしないとな!」
イヴ「あ、この拓海さんと夏樹さんがここまで私とハリーを送ってくれたんです〜。」
ハリー「……………………」
イヴ祖父「何だって、そりゃあ本当かい?!」
拓海「ま、まあな……途中で拾ってここまで連れて来てやったのはアタシらだがよ……なあ?」
夏樹「いや、アタシに同意を求めんなよ……ああ、そうだぜ。」
イヴ祖父「そいつぁますますお礼をしないとな、どら嬢ちゃんたち、ちょっと待っててくれ。」
ザッザッザッザ…
李衣菜「…………なつきち…」
夏樹「だからアタシに聞かないでくれ…………」
〜〜〜
ザッザッザッザ…
イヴ祖父「はい、お待たせ〜。よっこいしょ。」
拓海「……何かボードケース背負って戻ってきたぞ…」ヒソヒソ
夕美「…………悪い人……じゃないのは確かみたいだけど……」
レオゴン「キュッキュ!」
李衣菜「………ロックだ…………」
夏樹(だりーが変な影響受けてねえといいんだが…………)
イヴ「はい、皆さん、プレゼントの時間ですよ〜!」
ハリー「ピーピー♪」
イヴ祖父「よっと……」
ジー ゴソゴソ
イヴ祖父「そこの嬢ちゃんには……これだな!そらよっと!」ポイッ
夏樹「おっと…!…ってコーラ味のキャンディー……?」ガシッ
イヴ祖父「好きだろ嬢ちゃん?箱ごとやるよ!あっ、何で知ってるかっつうと俺がサンタだからだ!HOHOHOHOHO!」
夏樹「……いや、コーラ味は好物だけどよ……」ポイッ
拓海「>>111」
(こんなんもう[たぬき]じゃねえか)
訂正
イヴ祖父「よっと……」
ジー ゴソゴソ
イヴ祖父「そこの嬢ちゃんには……これだな!そらよっと!」ポイッ
夏樹「おっと…!…ってコーラ味のキャンディー……?」ガシッ
イヴ祖父「好きだろ嬢ちゃん?箱ごとやるよ!あっ、何で知ってるかっつうと俺がサンタだからだ!HOHOHOHOHO!」
夏樹「……いや、コーラ味は好物だけどよ……」
拓海(こんなんもう[たぬき]じゃねえか……)
イヴ祖父「はい、そこの嬢ちゃんにはこれ、そっちの嬢ちゃんにはこれ、君にはこれね。」ポイッポイッポイッ
李衣菜「わわっ…?!」ガシッ
李衣菜「えっと………ハチマキ………?」
イヴ祖父「サンタ印のハチマキだ、気合いが入るぜ!」
夕美「私には……植物の種……?」
イヴ祖父「モーリュの種だ、塩は被ってないから安心しな!HOHOHOHO!」
レオゴン「キュキュ♪」
イヴ祖父「君はその君ら用のリード
をあげるから散歩に連れて行ってもらうといい。」
レオゴン「キュー♪」
拓海(……マジでサンタなのか……?)
イヴ祖父「お嬢ちゃん、お嬢ちゃん。」
拓海(……って事はイヴの奴もマジでサンタ…………いや、逆にサンタぐらい居るか……とか思ってる自分が怖えぜ…………)
イヴ「拓海さ〜ん、拓海さんにもプレゼントですよぉ?」
ハリー「フンフン!」
拓海「ん……ああ……!」
イヴ祖父「拓海ちゃんって言うのか、よし、じゃあ拓海ちゃんにはこれをあげようじゃないかね!」ポイッ
拓海「……ん?」ガシッ
拓海「…………あっ……か、カワイイ…………!」///
猫のぬいぐるみ「…………」
イヴ祖父「HOHOHOHOHO!拓海ちゃんも可愛いよ?」
拓海「なっ?!ば、バカッ……!今のは違えぞ、コラ!!」///
イヴ「あらあら〜♪」
ハリー「ピーピー♪」
イヴ祖父「大分早いがメリークリスマスってな!HOHOHOHOHO!」
夏樹「……あ、ありがとな、サンタクロースさん……?」
李衣菜「……ありがとうございます……」
夕美「あ、ありがとう……」
レオゴン「キュー…………」
拓海「………………ありがとよ……」///
イヴ祖父「HOHOHOHOHO!俺ぁサンタだからな!さて、じゃあイヴ、そろそろ行くぜ?」
イヴ「はぁい、おじいちゃん♪」
イヴ祖父「テッテレー、どこでもド……」
拓海「オイ!」
イヴ祖父「HOHOHOHO!サンタジョークだよ。ここに取りいだしますは秘密ど……サンタ道具。」
拓海「もうツッコまねえぞ…………」
夏樹(それよりどっからドア出したんだよ……)
イヴ「え〜っとぉ、サンタ講習会はサンタ以外には秘密にしないといけないので〜。」
李衣菜「もう言って…………」
イヴ祖父「まあ企業秘密って奴だ!」
イヴ祖父「うちの孫娘が世話になったな!これからも頼むぜ、See you!」ガチャ
イヴ「では皆さん、ありがとうございましたぁ〜!」バタッ
スゥゥゥゥ……
拓海・夏樹・夕美・李衣菜・レオゴン「………………………………」
夕美「…………行っちゃった……?」
夏樹「…………みたいだな。」
李衣菜「>>120」
↑夕美がツタで止める
李衣菜「乗るしかない、このビッグウェーブに…」シュルッ!
夏樹「おい、だりー?」
李衣菜「どんな波だって乗りこなしてみせる、ウッヒョー!!」
タッタッタッタッタ!
拓海「アホだろアイツ…………」
夏樹「ち、違うぜ……?だりーはちょっとロックなだけで……………………」
李衣菜「海が私を呼んでるぜ!」
タッタッタッタッタ!
夏樹「…………………」
夏樹「……じゃなくて、誰かだりーを止めてくれ!」
夕美「任せて。」シュルルルルル!パシッ
李衣菜「ふぇ?!」
夕美「よっ!」シュルルルルル!ポスッ
李衣菜「???」
夕美「ふぅ………………」
拓海「ふぅ……じゃねえよ!」
レオゴン「キュキュキュー!」
夕美「…………あっ……!」
拓海「誰かに見られてたらどうすんだ!!」
レオゴン「キュキュキュー!キュー……キュキュッ!」
夕美「ごめんなさい、ついツタが出ちゃって…………」
拓海「……夏樹!」
夏樹「平日なのがラッキーだったな、誰もいなかったみたいだぜ。」
拓海「…………ハァ…………」
李衣菜「???」
←自分の身に何が起こったかよく理解できていない
拓海「…ったくなぁ……!」
夏樹「まあまあ、誰も見てなかったんだし、いいじゃねえか。一人か二人なら見間違いで済むだろ。」
拓海「…………チッ…………」
レオゴン「キュー…………」
夕美「ごめん…………」
夏樹「気にすんな、だりーもアホな事はすんな。着替え持ってきてねえんだろ、濡れたらどうすんだ?」
李衣菜「ろ、ロックが私を呼んでたから………………」
夏樹「ハァ…………だりーだし仕方ねえか…………」
李衣菜「…………………………」
夏樹「…………まあ海に来て何もしねえのもアレだな、何かするか!」
拓海「>>126」
あそこにもう一匹ハリネズミがいる...
いや、よく見たら若葉さんだな
安価把握
一時中断します
再開します
拓海「ん……?あそこにもう一匹ハリネズミがいやがる……いや、よく見たら若葉さんだな…」
夏樹「いや、さすがにそれは見間違えないだろ。」
拓海「し、仕方ねえだろ!身間違っちまったモンはよ!」///
李衣菜「ねえねえ、なつきち!あそこにハリネズミが……!」
夕美「あれ、ハリネズミが………!」
夏樹「……お前らが若葉さんをどう見てるかよーく分かったよ。」
夏樹「いいか、いくらなんでも若葉さんをハリネズミと見間違えるなんて………ん、あそこにハリネズミが………」
拓海「お前もじゃねえか……!」
夏樹「あ、アハハ………あ、あら………?」
李衣菜「あ、よく見たら若葉さんだった………!」
夕美「本当だ……あれ、でも夏樹ちゃんが見たときは誰も居なかったんでしょ?」
夏樹「あ、ああ………」
レオゴン「キュッ……キュキュー?」
夕美「そうだね、一応声をかけておいた方がいいかも。」
拓海「若葉さんになら見られたからってどうって事ぁねえが……一応な。先輩を見てるか声をかけねえのも失礼だしな。」
夏樹「……にしても確かに人影はなかったんだがな……?」
李衣菜「むむむ……謎だね?」
夏樹「…………見渡す限り同じ色に見えたんだが…………」
砂浜
若葉「〜〜〜♪」ペタペタペタペタ
砂のお城「力作です。」
若葉「砂のお城なんて久しぶりね〜。〜〜〜♪」ペタペタペタペタ
ザッザッザッザ
拓海「よぉ、若葉さん!」
若葉「?!な、ナンパですか……?!わ、私はオトナのお姉さんですから……その……!」
拓海「違えよ、落ち着いてくれ…アタシだよ、アタシ。拓海だ。」
若葉「…………あ、拓海ちゃん……」
拓海「……ハァ…悪りい、驚かせちまったな……」
若葉「>>134」
よかった……超グンマー人にならずにすんで……
若葉「よかったぁ……超グンマー人にならずにすんで……」
拓海「………………は?」
若葉「ううん、何でもないのよ〜……?(危なかったぁ……超グンマー人にもしなっちゃってたら………………)」
拓海「………………」
夏樹「よ、若葉さん、こんにちは!」
夕美「こんにちはっ!」
李衣菜「みんな待ってよぉ〜!」
ザッザッザッザッザッザ
李衣菜「はぁ……はぁ……こ、こんにちは……」
夏樹「大丈夫か、だりー?」
李衣菜「み、みんな走るの速いよ………はぁ……はぁ……」
若葉「…あら、こんにちはぁ…夏樹ちゃんと夕美ちゃん……と李衣菜ちゃん。…みんなは海に遊びに?」
拓海「んー……まあそんなとこだな。」
夕美「李衣菜ちゃんとのツーリングの途中で偶然会ったんだ。」
若葉「あら、そうだったの〜。」
夏樹「アタシと拓海がツーリングしてたらバッタリここで出会ったんだ。本当はもう一人同乗者が居たんだが………」
若葉「…………?」
拓海「あれはまあ……な?」
夏樹「………だな。…若葉さんこそここに何しに?」
若葉「ふふっ、それはもちろん……オトナのお姉さんらしく海辺を散歩しにきたのよ〜。」
李衣菜「………オトn……?」
夏樹「シーッ!」
若葉「…………あっ、こ、これは違うのよ……?砂浜をお散歩してたらちょっとコドモの頃を思い出しちゃったと言うか〜……」アセアセ…!
砂のお城「本格派です。」
李衣菜(……群馬に海ってなかったよね………?)
夕美「うわぁ……この砂のお城若葉さんが一人で作ったの?」
若葉「まあね、日頃からジクソーパズルをやってるからこう言うのは得意なの〜。」
拓海(…本格派過ぎんだろ………)
砂のお城「5階建です。」
拓海「(……若葉さんよりデケェじゃねえか…………ん……?)なぁ……夏樹。」
夏樹「……おう、砂の城の陰になってたみたいだな………」
若葉「えへへ〜、これぐらいオトナのお姉さんなら当然よ〜?」
李衣菜(…みんながハリネズミと見間違えたのは黙ってた方がいいかな……?)
夕美(……砂のお城の陰から頭だけが見えてたみんな見間違えちゃったのか………)
レオゴン「キュー………(キュキュッ……キュー………)」
若葉「…あ………みんなはこの後どうするつもりなの?」
李衣菜「>>141」
↑そうだ、誰が一番うまく作れるか競争しようよなつきち!
李衣菜「もう少しだけツーリングをしたら帰ろうかなー……って思ってましたけど、このロックな砂のお城を見て私も作りたくなりました!…
そうだ、誰が一番うまく作れるか競争しようよなつきち!」
夏樹「いや、いい歳こいて砂遊びってのも…………」
若葉「………………?」
夏樹「……た、たまにはそう言うのも悪くないな。な、拓海?」
拓海「は、ハァ…?何でそんな事を…………」
夏樹「これは勝負なんだぜ、拓海。アタシはお前はどんな勝負からも逃げるような奴じゃねえと思ってるんだが…………」
拓海「……………………!」
拓海「…………上等じゃねえか!いいぜ、アタシは売られた喧嘩は必ず買う。その勝負乗ってやろうじゃねえか!」
夏樹(チョロすぎて心配になってきた………………)
夕美「うん、面白いかもしれないねっ♪土いじりは得意だから、負けないよ!」
レオゴン「キュキュキュー!」フンス
若葉「あらあら〜、よし、じゃあお姉さんも本気出しちゃうわよ〜!」
夏樹「よし、じゃあ全員作り終わってから、その中から一番を決めるって事でいいな?」
拓海「おっしゃあ、テッペンとってやるぜ!」
〜〜〜
夏樹「ま、こんなもんか…………」
砂のお城「いい感じです。」
夏樹「砂遊びなんざ、ガキの頃以来だから上手く行くか分かんなかったが、案外いけるもんだな。」
李衣菜「出来たー!じゃーん、これぞロッ……」
砂のお城「砂上の楼閣。」バシャアアア
李衣菜「ああーっ!!な、なつきちー、私のロックなお城がーっ!!」
砂「諸行無常。」
拓海「一々騒ぐんじゃねえ……!……クソ、意外と難しいなこれ…………」
砂の小屋「平家二階建て。」
夕美「ふふーん、私は…………じゃーん!」
砂のお城「指定文化財クラス。」
若葉「むむっ……これは引き分けかしら……?」
砂のお城「指定文化財クラス。」
夕美「若葉さんやっぱり上手……!」
若葉「夕美ちゃんこそとっても上手ね〜。」
夏樹「ハハハ、拓海とだりーは勝負にならねえとして、こりゃあ若葉さんと夕美の…………」
レオゴン「キュキュー!」
夏樹「ん、何だレオゴ…………」
砂のサグラダ・ファミリア
「世界遺産です。」
夏樹「…………………………」
レオゴン「キュー♪」
砂のサグラダ・ファミリア
「実物は2026年完成予定です。」
拓海「…………お前がこれを…?」
レオゴン「キュッ!」
若葉・夕美「………………………」
李衣菜「…………ロックだ……」
夏樹「…………えっと……優勝は……レオゴン……だな……」
レオゴン「キュッキュキュー♪」
砂のサグラダ・ファミリア
「正式名称は聖家族贖罪教会です。」
若葉「……これ写真とか撮っておいたほうが………?」
夏樹「……だな、せっかくだし一枚ぐらいは撮っておくか!」
拓海「砂遊びの域を超えてるだろ………」
夕美「……あ、私カメラ持ってるよ。……レオゴンもっとそっちによって。」
レオゴン「キュー♪」トコトコトコ
夕美「……よし、じゃあ撮るよ、3、2、1………」
砂のサグラダ・ファミリア
「諸法無我。」バシャァァァン!!
レオゴン「キュッ?!」
拓海・夏樹・若葉「?!」
夕美「えっ……わ、私はただ写真に…………」
友紀「あ、ごめーん!ボールそっちいったと思うから拾って!……って……あれ?」
拓海・夏樹・夕美・李衣菜・若葉・レオゴン「?!」
友紀「>>152」
↑+レオゴン号泣
友紀「あっ、みんないたんだ!やっほー!…で、何してるの?」
レオゴン「…………………」
友紀「いやー、絶好の野球日和だったからキャッチボールしてたんだけど、……あれ、どうしたの?」
レオゴン「………キュー……キュー………キュー…………」シクシク…
夕美「大丈夫、レオゴン……?」
レオゴン「キュキュー………」シクシク……
拓海「……ファッキューユッキ。」
友紀「ファッ?!」
〜〜〜
友紀「………ごめんね、ビールあげるから許して?」
レオゴン「……キュー………」
若葉「もう〜、駄目よ、友紀ちゃん。」
夕美「ひどい……レオゴンが頑張って作ったのに…………」
拓海「この20歳児は………」
友紀「わ、わざとじゃないもん!たまたまコントロールが狂っただけで……!」
レオゴン「キュー………キュキュキュ…………」
拓海「……形あるものはいつか壊れるってか……お前は大人だな……それに引き換え……」
友紀「…………ひゅー……」
拓海「…………ハァ…………コイツと来たら…………」
若葉「オトナはちゃんとごめんなさいしないと〜。」
夏樹「…………………………」
友紀P「オーイ、ユッキ!ボール見つかったか?!」ザッザッザッザッザッ!!
友紀「あっ……!」
友紀P「どこまでボール拾いに……ありゃ、向井たちじゃないか……全員揃って………………ユッキ……?」
友紀「わ、わざとじゃないし…………!」
拓海「そう言う問題じゃねえ!」
友紀「ご、ごめーん…………」
友紀P「>>158」
……監督責任だ、すまん(察して頭を下げる)
すまん、俺の投げたせいだ
ユッキを責めないでやってくれ、申し訳ないペッコリン
友紀P「すまん、俺が投げたせいだ
ユッキを責めないでやってくれ、申し訳ない。」ペコッ
友紀「えっ……?投げたのアタ…………」
友紀P「いいから黙ってろ。……と言う訳だ。チームに対する苦情は全て監督である俺に言ってくれ。」
拓海「…………………………」
レオゴン「………………キュー…………」
夕美「…………レオゴン…………」
レオゴン「………………キュ……キュキュキュー…………キュー。」
夏樹「…………あー……わざとじゃないなら仕方ない……ってさ。」
友紀P「いや、本当に申し訳ない!」
友紀「…………………………」
拓海「…………チッ……お前にそこまで言われちゃあな。友紀、ソイツに感謝しろよ。」
友紀「………………あ、ありがと…………」
友紀P「……俺は何もしていない。」
友紀P「…………済まん。せめて頭を丸めて謝るしか…………」
李衣菜「れ、レオゴンもわざとじゃないなら仕方がないって言ってるし…………」
友紀P「何も責任を取らない訳にはいかない。何なりと言って欲しい。」
拓海「…………あー………………」
友紀「…………………………」
イヴ祖父「Hey,Boys and Girls!何やらお困りのようだな!」
拓海・夏樹・李衣菜・夕美・若葉・友紀P・友紀・レオゴン「?!」
若葉「だ、誰ですか、あの人……?!」
李衣菜「……サンタさん…………?!」
若葉「サンタさん……?!やっぱり本当に居たのね…………」
友紀P「俺たちに何か…………?」
イヴ祖父「HOHOHOHOHO!何、あんまりにも見事なサグラダ・ファミリアがあるもんだから声をかけずにはいられなくてね!」
夕美「えっと………………えっ……?!」
砂のサグラダ・ファミリア
「再建しました。」
レオゴン「キュッ?!」
イヴ祖父「HOHOHOHOHO!イッツ・ア・サンタマジックってね!これでこの場は丸く収めてくれねえかな?」
夏樹「……………………………」
イヴ「おじいちゃーん、あ、皆さん、また会いましたねぇ〜!」
ハリー「ピーピー♪」
友紀「…………イヴちゃん……?」
イヴ祖父「これからバーベキューするんだけどさ、良かったら一緒に食ってかねえか、俺は若い子と食事すんのが大好きなんだよ!」
イヴ「>>167」
私は食べたい!
安価把握
一時中断します
再開します
イヴ「私は食べたいですぅ〜!」
ハリー「ピーピー♪」
イヴ祖父「HOHOHOHOHO!お前さんも頑張ってたからな、鳥ささみを焼いてやろう!」
ハリー「ピーピーピィ♪」
イヴ祖父「ってな訳で俺もイヴもハリーも胃袋ちゃんに早くプレゼントをしてやりたくてしょうがねえって訳よ!HOHOHOHOHO!」
イヴ「腹が減ってはサンタなできないって言うじゃない、おじいちゃん♪」
イヴ祖父「それもそうだな!さすが、俺の孫だぜ!」
拓海・夏樹・李衣菜・夕美・若葉・友紀P・友紀・レオゴン「………………………」ポカーン……
訂正
イヴ「私は食べたいですぅ〜!」
ハリー「ピーピー♪」
イヴ祖父「HOHOHOHOHO!お前さんも頑張ってたからな、鳥ささみを焼いてやろう!」
ハリー「ピーピーピィ♪」
イヴ祖父「ってな訳で俺もイヴもハリーも胃袋ちゃんに早くプレゼントをしてやりたくてしょうがねえって訳よ!HOHOHOHOHO!」
イヴ「腹が減ってはサンタはできないって言うじゃない、おじいちゃん♪」
イヴ祖父「それもそうだな!さすがは俺の孫だぜ!」
拓海・夏樹・李衣菜・夕美・若葉・友紀P・友紀・レオゴン「………………………」ポカーン……
イヴ祖父「えっと……そこの肉焼くの上手そうな兄ちゃん、ちょいと手伝ってくれ!」
友紀P「俺ですか?」
イヴ祖父「他に誰が居るって言うのさ、嬢ちゃんたちはイヴと一緒に具材を切ってくれ!ああ、そっちの嬢ちゃんと僕は飲み物の準備だ!さあ食うぞぉ!HOHOHOHOHO!」
夕美「は、はい…………」
レオゴン「キュッ…………」
夏樹・李衣菜・若葉・友紀「………………………」
〜〜〜
ジュージュー……
イヴ祖父「HOHOHOHO!これこれ、この肉の焼ける匂いが堪んないのよ!」
イヴ「美味しそうですぅ〜、段ボールより本物のお肉ですよね〜。」
李衣菜(段ボール食べた事があるの…………?!)
夏樹「なあ、拓海……アタシらなんでバーベキューしてんだ……?」
拓海「さあな…………アタシにもよく分からねえ……あ、ひっくり返さねえとコゲる……」
イヴ祖父「あ、兄ちゃんと嬢ちゃんたちビール飲むか?……なあ、嬢ちゃんったら!」
若葉「…………!私ですか……?!(初見の人にオトナって気づいてもらえた……!)」
イヴ祖父「そうそう、サンタ印のビール飲むか?HOHOHOHO!夏の暑いに日に飲むと美味えんだこれが……!オトナなら分かんだろ?」
若葉「はい……!(オトナ……!)」
友紀「…………(ビール………)」ゴクリ……
イヴ「飲み過ぎたらだめですよ〜、おじいちゃん。」
イヴ祖父「好きなモン食って、好きなモン飲むのの何が悪いってんだ。」
イヴ「またそう言って〜、今度こそサンタ病院に連れて行かれちゃいますよぉ?」
イヴ祖父「そりゃ勘弁だ、HOHOHOHOHO!」
友紀P「すみません、俺は遠慮させてください!お、そこからもう食っていいぞ。」ジュージュー……
友紀「…………うう…………ぐすっ…………あ、あたしも………い……いらない………」
拓海・夏樹・李衣菜・イヴ・若葉「?!」
イヴ祖父「何だ、つまんねえの…………」
友紀P「夕方から俺が監督をしてる少年野球のチームの練習があるので…今日は飲めないんです。」
友紀「………うん…………飲めない…………ぐすっ…………」
拓海「……ゆ、ゆ、友紀………お、お、お前………何か悪いモンでも食ったのか…?!」
友紀「>>177」
肝臓が悪くて……この間入院したから
友紀「肝臓が悪くて……この間入院したから…………」
友紀P「大事を取っての検査入院ですがね。ユッキ、20歳にして肝臓に戦力外通告しなきゃいけなくなったらどうするんだ?」
友紀「………………ぐすっ…………ホップ…………」
拓海(……20歳にして飲み過ぎで検査入院ってどうなんだ……?)
李衣菜(一時期お休みしてたのって…………)
夏樹(……そう言や志乃さんは毎年健康診断で一切異常無いんだよな……それはそれでどうなってんだ………………)
友紀P「でもコイツビール無いと伸び悩む上に見てられないんで、練習と試合に行く時はついでに禁酒させてるんです。」
イヴ祖父「はぁん……嬢ちゃん、普段は相当飲むんだな……」
友紀「……ビールはあたしの……燃料だから……ぐすっ…………ビール………………」
友紀P「…………練習が終わったら飲みに……」
友紀「えっ、本当!友紀Pさん愛してる!あたしの女房役は友紀Pさんだけだよ……!」ダキッ!
友紀P「おいコラ!」
友紀「野球も好きだけど、ビールも好き!両方あればもう最高!あははははははは!」
友紀P「抱きつくんじゃない、肉が焦げるだろ!……姫川ァ!」
イヴ祖父「HOHOHOHO!二人とも若いねえ!」
イヴ「素敵ですねぇ〜!」
夏樹「…酔ってなくても変わんないんじゃねえか…………?」
拓海「そっちの方が怖えよ……」
夕美「お待たせー、飲み物持ってきたよっ!みんなにはジュース、そして大人の人には……ビール!」
イヴ祖父「気が効くじゃねえか、嬢ちゃん!」
夕美「あははっ、ありがと、はいっ♪」スッ
イヴ祖父「サンキュー!」
スッ ゴクゴクゴクゴク
イヴ祖父「……プハァ!美味えええ!!」
友紀「………………あ、あたしも後で飲むから………(震え声)」
若葉「>>183」
わかば、うたいまーしゅ!(一口で出来上がった)
……次の飲み会、おごってくださいね?(ボソ)
若葉「……次の飲み会、おごってちょうだいね〜?」ボソ
友紀「うぇ……?!」
夏樹「どうした、友紀さん?」
友紀「い、いや……別に…………(若葉ちゃん見た目と違って………………)」
若葉「あら、いい香り〜、いただきますね〜♪」
イヴ「HOHOHOHOHO!かなり強いビールなんだが嬢ちゃんイケる口みてえだな!」
若葉「ビールなんてグンマーでは水みたいなものですから〜。」
イヴ「HOHOHOHOHO!グンマーの地酒と比べられちゃ堪んねえや!」
拓海「……若葉さんは底が知れねえな…………」
若葉「オトナのお姉さんには秘密がい〜っぱいあるのよ〜♪」
夏樹「…………だりー、野菜も食べるんだぞ?」
李衣菜「ええっ……?!肉しか食べない方がロックって言うか…………」
夏樹「……全部を自分の内に取り入れてこそのロッカーだろ?」
李衣菜「そ、そうなの…………?」
夏樹「おう。(適当だけどな。)」
>>186訂正
若葉「……次の飲み会、おごってちょうだいね〜?」ボソ
友紀「うぇ……?!」
夏樹「どうした、友紀さん?」
友紀「い、いや……別に…………(若葉ちゃん見た目と違って………………)」
若葉「あら、いい香り〜、いただきますね〜♪」
イヴ祖父「HOHOHOHOHO!かなり強いビールなんだが嬢ちゃんイケる口みてえだな!」
若葉「ビールなんてグンマーでは水みたいなものですから〜。」
イヴ祖父「HOHOHOHOHO!グンマーの地酒と比べられちゃ堪んねえや!」
拓海「……ところで、これ何の肉なんだ?」
イヴ「トナカイですぅ〜。」
拓海「……?!……ゴホッゴホッ……!」
イヴ「サンタジョークですぅ〜。ブリッツェンはお家でお休み中ですよぉ。」
イヴ祖父「HOHOHOHOHO!ギャグが冴えてるな!」
イヴ「サンタクロースですから〜。」
李衣菜(ジョークに聞こえなかった…………)
イヴ祖父「さあ、お前ら、たんと食ってたんと飲めよ!若い内はドンドン食え!HOHOHOHOHO!」
イヴ「あ、ちなみに100%オージービーフですから安心してくださいねぇ。」
夏樹「二人だけでツーリングのはずがだいぶ賑やかになっちまったな!」
拓海「何でこうなるんだ…………」
イヴ祖父「冷やしたスイカもビーチボールもあるぞ!それにサーフボードもな!HOHOHOHOHO!」
李衣菜(オージービーフってどこのお肉なんだろ…………?)モグモグ
波打ち際
ザザーン…ザザーン…
レオゴン「……………………」
ハリー「…………………………」
ザザーン…ザザーン…
レオゴン「キュキュキュ…………」
ハリー「……フンフン。」
レオゴン「キュー…キュキュ。」
ハリー「フンフン…フンフン…」
ザザーン…ザザーン…
レオゴン「>>194」
エメラルドを発見
↑ハリー「まじかよじゃあ俺今から行ってくるわ」胸元へダイブ
レオゴン「…………キュキュッ?」
キラーン
ハリー「フンフン……フンフン!」
レオゴン「キュッ!キュキュー。」
ハリー「フンフン……」
レオゴン・ハリー「………………」
トタタタタタタ
エメラルド「………………」
レオゴン・ハリー「………………」
レオゴン「キュキュ……キュキュー。」
ハリー「フンフン……」
エメラルド「……………………」
レオゴン「…………キュキュッ?」
ハリー「………………」コクッ ヒョイッ
レオゴン「キュー。」
ハリー「フンフンフンフン。」
エメラルド「………………………」
夕暮れ 海辺
拓海「……何だかんだで薄暗くなるまで遊んじまったな……」
夏樹「ハハハ、中々楽しかったじゃないか。」
拓海「…………まあな。」
夕美「待たせてごめんね?」
サイドバッシャー「………………」
李衣菜「か、帰りもアレか………………ろ、ロックって大変………………」
友紀P「じゃあ俺はこのままユッキと一緒に車で練習場所に行く。サンタクロースさん、バーベキューご馳走様でした!」
友紀「また三角ベースやろうね!あ、お肉美味しかったよー!」
イヴ祖父「HOHOHOHOHO!そいつぁ良かった、またな!」
イヴ「また事務所で会いましょう〜!」
ハリー「ピーピー♪」
若葉「お邪魔しちゃってすみません。途中までお願いしますねぇ〜。」
友紀P「何、ついでだ!遠慮はするな。」
友紀「そーそー、若いのに遠慮するな!」
友紀P「お前はちょっとは遠慮しろ。」
友紀「あははははははは!」
イヴ祖父「よし、全員足はあるみたいだな!」ブォォン…!ブォォン…!
李衣菜「……はーれー・だびっとそん?はカッコいいなぁ…………」
イヴ祖父「>>204」
↑別の場所で突然海が波たち、エメラルド捜索中の文香が
イヴ祖父「HOHOHO!どうだ、かっこいいだろ!空も飛べる特別製だぜ?」
李衣菜「えっ、本当……!」
キラキラキラキラ
夏樹(アタシも拓海や夕美やサンタさんみたいなマシンが欲しくなって来ちまったな………………)
イヴ祖父「おう、橇なんざ刺激がちっとも足りやしねえ!配達に使うのはコイツに限るぜ!」
イヴ「おじいちゃんは帰りは運転できませんけどねぇ?」
イヴ祖父「HOHOHOHO!言ってくれるな。サンタが飲酒運転で捕まっちゃ夢も希望もねえだろ?」
イヴ祖父「それとコイツは………………よっ!」ブンッ!
友紀「ん、今何か投げた……?」
イヴ祖父「HOHOHO!サンタからのプレゼントさ!じゃあな、みんな!またどこかで会おうぜ!」
イヴ「はいやー!」ブォォン…!ブォォン…!ブロロロロロ……!
ハリー「ピーピー!」
レオゴン「キュキュキュー!」
イヴ祖父「アディオス、アミーゴ!」
別の海辺
ブクブクブク……ザバーッ!
文香(……エメラルド…………)
キョロキョロ……
ポチャン
文香「…………!……エメラルド……と………便箋…………?」
『サンタより愛を込めて』
エメラルド「……………………」
文香「………………………………」
〜〜〜
ブォォォォン……!!
夏樹「…………今日のツーリングはどうだった、拓海?」
拓海「…………最悪だな。羽を伸ばすつもりが余計疲れちまった。」
夏樹「ハハハ、その割に楽しそうな声してるぜ?」
拓海「………………フン…」
夏樹「……さて、と。後は帰るだけだな。拓海……またツーリングしような!」
拓海「>>212」
ああ、そうだな...
今度はバイクに並走して走ってる若葉さんとハリーもな、
拓海「……ああ、そうだな...
今度はバイクに並走して走ってる若葉さんとハリーもな。」
若葉「あ、気にしないでね〜?」
ハリー「ピーピー♪」
夏樹「……あれ、友紀Pさんの車で帰ったんじゃ……?」
若葉「走った方が酔いが早く覚めるのよ〜?」
ハリー「ピーピー♪」
夏樹「……臨時アシスタントって若葉さんから借りてたのか……」
拓海「……バイクに並走されたらアタシらの立場がねえじゃねえか、若葉さん。」
若葉「その子はまだまだスピードは出せるでしょう?」
拓海「……へへっ、まあな。お見通しって訳か。」
若葉「大人のお姉さんですもの〜。あ、私たち夜から仕事があるから〜。またね〜♪」
シュバッ!シュバッ!シュバッ!シュバッ!
ハリー「ピーピー♪」
夏樹「おう、またな!」
夏樹「ハハッ、若葉さんは恐ろしいな!」
拓海「『グンマーの珍獣』の異名は伊達じゃねえぜ……」
夏樹「……なあ、美世って奴を紹介してくれよ。次は若葉さんに負けねえ単車にしてえんだ!」
拓海「いいぜ!美世も夏樹みてえな奴の頼みなら喜んで引き受けてくれるだろうよ!」
夏樹「ハハハハハ、ソイツは楽しみだな!次こそはだりーたちとも全員でツーリングだ!」
拓海「……おう!」
後日 原田豆腐店 地下ガレージ
美世「あっ、ちなみにヘッドホンしながらだとバイク乗れないから気を付けてね。」
李衣菜「えっ……?!」
ライダー
なつきちの背中任せられる感は異常
もちマシンマッシグラー
ハリネズミの「ピィーピィー」という鳴き声の意味は求愛や好感情
そしてアニマルパークで若葉さんがハリネズミのマネで敢えてチョイスした鳴き声は…………
グンマー恐るべし
イヴ祖父は有本欽隆などお好みの脳内ボイスを……クリスマスが楽しみだぜ!
ツーリング回?でした
90作目記念
次回内容安価
>>224
ちゃんみお、地球を愛した無敵のヒーローと一体化
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