木村「よし、ちょっと話しかけてみるか」


木村「あのー・・・「あんたキムタクか？」・・・！？」


キムタク「え？あ、はい。そうっすけど」


木村「(タイミングが悪いな・・・てかなんだ？この男・・・)」


？？「よくも・・・よくもよくも・・・」


木村「？？」


？？「俺の上戸ちゃんを奪ったなぁぁぁぁぁぁぁ」ﾌﾞﾝ！ﾌﾞﾝ！


キムタク「ちょ待てよぉぉぉぉぉぉぉ」ｻｯｻｯ


木村「(あ、あぶねぇぇぇぇぇぇ)」


木村「(こいつ急に刃物を振り回しやがった・・・)」


木村「(しかも俺の上戸ちゃんって・・・こいつ頭いかれてやがる！！27時間テレビの時のおじき以上だ！！)」

木村「(と、とにかくここは冷静に・・・)」


キムタク「あの・・・それ振り回すと危ないっすよ」


キムタク「まあ・・・ここで立ち去ってくれれば誰にも言わないんで・・・」


上戸オタ「うるせぇぇぇぇ！！！」


木村「(意味ねぇ！！逆に炎上させちまった！)」


木村「(くそっ！なんで俺がこんな目に！他にも過去作で共演者はいたろ！
上戸さんは昼顔だってやってたのに・・・！！しかも旦那さんだっているのに・・・)」


木村「(ま、まずい・・・このままじゃ・・・)」


ガキーン！←刃物が弾かれる音


木村上戸オタ「！？」

？？「おお〜あぶねぇなぁ」


？？「でぇじょうぶか、あんた」


？？「そこのお前！これ以上やろうってんなら・・・」ｼｭｲﾝｼｭｲﾝｼｭｲﾝ


上戸オタ「ひ、ひいいいいいいい！！ごめんなさーーい！！！」


木村「た、助かった・・・」


？？「おめぇ立てっか？」


木村「あ、はい・・・さっきはありがとうございます

(あ、さっきの人だ)」


カカロット？「そっかそっか！いやぁ、あぶねぇところだったな〜」


木村「あの、あなたのお名前は・・・？」


悟空「ん？オラか？オラは孫悟空ってんだ！よろしくな！」


木村「悟空さん・・・(変わった名前だな)」

悟空「ところでおめーどっかで見たことがあるんだよな・・・」


木村「(！？！？)」


木村「いや、気のせいじゃないですか？」


悟空「うーん・・・ま、いいや。おめぇは何て名前なんだ？」


木村「俺はきむ・・・」


悟空「きむ？」


木村「金拓哉(きむ たくや)です」


木村「(ふぅ・・・ギリギリでごまかせたか)」


悟空「拓哉か〜かっけぇ名前だな！木村拓哉みてぇだ！」


木村「(！？！？なぜバレた・・・？)」

悟空「で、拓哉はなんで襲われてたんだ？」


木村「それは・・・多分逆恨みです」


悟空「そっか・・・逆恨みか」


悟空「(逆恨みってなんだ？後で悟飯に聞いてみっか)」


悟空「なるほどな・・・ま、おめぇがどこの誰でどんなやつかはよくわからねぇが、こんな状況じゃほっとけねぇ」


悟空「オラが家まで送ってやるよ！」


木村「(・・・あれ？今どこの誰でどんなやつかって・・・)」


木村「(もしかして俺が木村拓哉ってバレてない？)」


木村「いえいえ、もう大丈夫ですよ！」


木村「(木村拓哉が上戸ファンに襲われた、なんて一般人に知れるわけにはいかない・・・！！)」

悟空「え、本当にいいんか？」


木村「ええ、家はすぐそこですし・・・」


悟空「・・・分かった！気ぃつけてけぇれよ！」


木村「はい、ありがとうございます！では・・・」


木村「なんとかやり過ごせたか・・・それにしても、本当ならあの人と語り尽くそうと思ってたのにな。残念だ」




悟空「おう！悪りぃなヤムチャ！」


ヤムチャ「ったく、どこ行ってたんだよ〜」


悟空「いや〜実はさっき木村たく・・・金さんって人が変なやつに襲われててよ」


ヤムチャ「なに！？それは大変だったな・・・」

悟空家

悟空「おう！今けぇったぞ〜」


悟飯「あ、お父さんお帰りなさい」


悟空「おう！」


悟空「チチは・・・テレビ見てんのか」



ﾎﾞｸﾊｼﾞｺﾃﾞｽｳﾈﾝﾉｷｵｸｦｳｼﾅｯﾀ


チチ「ん？あ、悟空さ帰ってたんだな」


悟空「ああ。悟天は？」


チチ「もう寝ちまっただ」


ﾂﾏﾄｺﾄﾞﾓﾉｶｵｶﾞｶﾒﾝﾆﾐｴﾙｺﾄﾀﾞｯﾀ


悟空「そっか」

悟空「あ、悟飯ちょっといいか？」


悟飯「どうしたんです？」


悟空「あのよ〜逆恨みってどういう意味なんだ？」


悟空「文字の響き的に良い意味じゃねぇってのはなんとなく分かるんだけどよ」


悟飯「さ、逆恨みですか・・・」


悟飯「逆恨みっていうのは、こちら側が恨むべき人から恨まれること、後は筋違いな理由で人を恨むことですね」


悟空「つまり・・・」


悟空「ベジータがオラにちょっかい出してきて、オラがキレていい場面でベジータがキレたって感じか？」


悟飯「うーん・・・まあ、そんな感じですかね」


悟飯「もしかして何かあったんですか？」


悟空「い、いや・・・ちょっと気になっただけだ」ｱｾｱｾ


悟飯「(今の反応は何かあったに違いない・・・！！ま、まさか新たな敵が！？後でピッコロさんに相談してみよう)」

悟空「(あぶねぇあぶねぇ・・・あの木村拓哉があんなに焦って誤魔化そうとしてたんだ)」


悟空「(オラのほうからこのことが漏れるわけにはいかねぇよな)」


ｷﾐｶﾞｲﾏﾄﾞﾝﾅﾋｮｳｼﾞｮｳｦｼﾃｲﾙﾉｶﾜｶﾗﾅｲﾝﾀﾞﾖ


チチ「嫁の顔がわからねぇだなんて悲しすぎるだ・・・！」ｸﾞｽﾝ


悟空「(このドラマは確か、拓哉がしゅじんこうってのをやってるあいむほーむってやつだったな)」



悟空「(・・・やっぱり拓哉のことが気になるな。明日、瞬間移動で拓哉のところにいってみっか)」

翌朝

キムタク「ちーっす」


スタッフ「キムタクさん入りました」


AD「キムタクさんお水です」ｻｯ


キムタク「あざーっす」


ピシュン！


悟空「オッス！オラ悟空！」


キムタク「ちょ待てよ」

スタッフ「誰だ？あの人」ｻﾞﾜｻﾞﾜ


悟空「あちゃーちょっとまずかったかな」


木村「え・・・なんであなたがここに？ていうか、どうやって来たんですか(小声)」


悟空「昨日のことがやっぱり気になってよ(小声)」


木村「いや、そうじゃなくてどうやってここに・・・そもそもいきなり現れませんでした？(小声)」


悟空「ま、まあオラのことはいいじゃねぇか。それよりも今時間あっか？(小声)」


スタッフ「そちらの方はキムタクさんの知り合いですか？」


木村「(ば、バカ！ここでキムタクなんて言ったら俺が木村拓哉ってばれるだろ！)」


悟空「(やっぱり木村拓哉だったんだな・・・)」


キムタク「ああ・・・そうっすね。俺の知り合いっす」


木村「と、とりあえず今は無理なので仕事が終わるまで待ってもらえますか？(小声)」


悟空「おう、分かった(小声)」

悟空「さて、仕事が終わるまで待ってろって言われたけど」


悟空「特にすることもねぇな」


悟空「適当に街でも歩いてみっか！」


？？「ｼﾝｺﾞｰｼﾝｺﾞｰ」ﾏﾝﾏﾝﾏﾝｿﾞｸｰ


？？「ほげぇぇぇぇぇぇ」ｵｯﾊｰ


？？「ﾋﾛｸﾝﾋﾛｸﾝ」ｶﾐﾉｹｸﾙｸﾙ


？？「消えろ、俺にぶっとばされんうちにな」


？？「ﾄﾞｰﾐ↑ｰｿｰ↑↑↑」ｱｼﾊﾞﾝﾊﾞﾝ


悟空「ははっ！色んなやつがいるな〜」

収録現場

キムパパ「よしお！！よしおぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！！」


スタッフ「キムタクさんお疲れ様です！これで今日の収録は全て終了です」


キムタク「うぃーっす」


AD「キムタクさんお水です」ｻｯ


キムタク「あざーっす」


木村「さて、家に帰るか」


木村「そういえばあの人・・・悟空さんはどこに行ったんだ？」


木村「もう帰ったのかな？」


木村「ま、いいや。帰るか」

？？「おじゃ！マーップ！」


悟空「ははっ！面白ぇな〜」


悟空「お？拓哉の気が・・・」


悟空「仕事が終わったみてぇだな。んじゃ、瞬間移動で・・・」


ピシュン！


木村「ふーふーんふっふふーん なーにーがおーきてーも気分は〜」


ピシュン！


悟空「おっす！」


キムタク「ちょ待てよ」

木村「(い、今いきなり現れぞ・・・！しかも目の前に)」


木村「(全然へのへのかっぱじゃないんだけど)」


木村「(ていうかへのへのかっぱってなんだ？)」


悟空「ん？どうした？」


木村「いや・・・だっていきなり目の前に・・・」


悟空「ああ、そういうことか。ま、気にすんな！」


木村「は、はぁ・・・」

悟空「さて、早速昨日のことを詳しく聞こうと思うんだけど・・・やっぱりおめぇ、今日も誰かにつけられてっぞ」


木村「・・・え？」


悟空「間違ぇねぇ。この気は昨日のやつだ」


木村「(きってなんだ。木？」


悟空「ちょっとオラに捕まってろ！」


木村「こうですか？」


悟空「よーし・・・舞空術！！」


ギュウウウウウウウウウウウン


木村「キィィィィィィィィィィィ！！！！」

木村「はぁ・・・はぁ・・・」


悟空「ま、ここまで飛べばもうでぇじょうぶだろ」


木村「はぁ・・・はぁ・・・」


悟空「なあ、昨日逆恨みだって言ってたけど・・・あり？どうした？」


木村「いやいやいや、今空飛びましたよね」


悟空「あー・・・言ってなかったな。オラ、空が飛べんだ」


木村「へ〜なるほど、空がねぇ・・・」


キムタク「ちょ待てよ」


木村「空が飛べるって・・・え！？」


悟空「まあまあ、今はオラのことは置いとこうぜ。な？

それよりも、今はおめぇをつけ回ってるあのおっかねぇやつのことのほうが大事だ」


木村「(あんたのほうがおっかねぇわ)」

悟空「本当なら今すぐにでもあいつをぶっとばせれんだけど」


悟空「フリーザとかセルとはちげぇんだ。なんでもかんでも暴力で解決すりゃ良いってもんじゃねぇ」


木村「(フリーザってなんだ？セルはあのミスターサタンが倒したやつのことなんだろうけど)」


悟空「太っちょの魔人ブウ(善)みてぇに、話し合いとかで良いやつになることもあるしな」


木村「(まじんブウ・・・魔人？さっきからこの人は何の話をしてるんだ)」


悟空「ビルス様にだって、あの時に力だけ見せても多分地球は破壊されてただろうしな」


悟空「なんだかんだで言葉で解決出来る物は言葉で解決したほうがいいに決まってらぁ

ま、世の中には言っても分からないやつもいるけどな」


木村「(ダメだ、話についていけない。中居の野球話並みについていけない)」


悟空「というわけで、今日からおめぇに武道の修業をつけようと思う」


木村「なんでやねん」

悟空「ダメなのか？(そこはちょ待てよじゃねぇんだな)」


木村「いや、今の話の流れでなぜ武道の修業に行き着くんですか」


悟空「だから、言葉だけじゃ分からないやつもいるって今言ったじゃねぇか」


木村「あーなるほど・・・」


キムタク「ちょ待てよ」


木村「それならあなたが倒して下さいよ」


悟空「いや、この件に関してはオラは他人だし・・・(今度はちょ待てよなんだな・・・)」


木村「えぇ・・・」


悟空「うーん・・・分かった！じゃあ、おめぇに空の飛び方教えっからよ！」


木村「・・・・・・」ﾋﾟｸｯ

悟空「今ちょっと反応したな？」


木村「いや・・・してないっすよ」


悟空「どこへでも行ける瞬間移動ってやつも教えてやっぞ！」


木村「し、瞬間・・・移動？」


悟空「ああ！さっきもオラが突然現れたろ？あれが瞬間移動だ！」


木村「(空が飛べる能力に・・・瞬間移動って・・・)」


木村「(正直その能力めっちゃ欲しい・・・)」


木村「(ライブとかで空飛んだらお客さん盛り上がるだろうな)」


木村「(答えは一つしか無いんじゃないか？こんな機会は二度と無いぞ！)」


キムタク「まあ・・・やろうかな」


悟空「へへっ、そうこなくっちゃな」


悟空「・・・・・・」ﾆﾀｧ

翌日

悟空「拓哉！んじゃ、さっそく修業をはじめっぞ！」


キムタク「おっす！」


悟空「まずはそうだな・・・拓哉は基礎体力は充分あるみてぇだし、いきなり気の修業から入るか」


キムタク「き？」


悟空「ああ、よく見とけ。これが気だ！」ﾊﾞｼｭﾝ


キムタク「ちょ待てよ」

悟空「分かったか？」


キムタク「いや、わかんねぇ」


悟空「ええ？うーん、説明が難しいな」


キムタク「いや、いきなり手からビーム出されても・・・ねぇ」


悟空「なぁに、おめぇならすぐ出来るって」


悟空「こうやって手を前に出してみろ」


キムタク「うぇ？・・・こうか？いや、でも絶対無理だって」


悟空「まあまあ！・・・やってみなきゃわかんねぇ！！！

そんで、精神を研ぎ澄まして集中するんだ」


キムタク「集中・・・(なんか今殺気が・・・)」


悟空「いいぞ！その調子だ」


キムタク「・・・・・・」ﾎﾟﾜｰﾝ

悟空「落ち着いて目を開けてみろ」


キムタク「・・・・・・！？」


悟空「そいつが気だ」


キムタク「こ、これが・・・！？」


悟空「(さすが木村拓哉だ。何をやらせてもすげぇっていうのはチチの言う通りらしいな)」


悟空「・・・おめぇなら出来るかもな」


キムタク「何が？」


悟空「亀仙流の技の1つ、かめはめ波だ」

キムタク「かめはめ波・・・？」


悟空「ああ。もともとは亀仙人っていうオラの師匠の技なんだけどよ」


悟空「この技は、同じ亀仙流のオラの仲間や昔敵だったやつ、更には最大の強敵だったセルや魔人ブウなんかもマネしててよ」


悟空「他にも色んなすげぇ技があるのに、このかめはめ波だけはみんなが使ってんだ」


キムタク「なんか凄そうだな」


悟空「実際にすげぇのさ。ま、見てろ？」


キムタク「・・・・・・」ｺﾞｸﾘ

悟空「かぁぁぁぁぁぁぁ」


悟空「めぇぇぇぇぇぇぇぇ」


悟空「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


キムタク「(悟空さんの手に光りが・・・！)」


悟空「めぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」


悟空「波ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」


キムタク「おおおお！！！」

悟空「ま、こんな感じだ！」


キムタク「すっげぇな・・・」


悟空「おめぇならすぐに出来ると思うぞ？」


キムタク「俺が今のを？」


悟空「なぁに、オラにだってこのかめはめ波はすぐに出来たんだ」


悟空「おめぇにだって出来るさ」


キムタク「俺にもねぇ・・・よし、やるか！」


悟空「(やっぱし負けず嫌いなんだな。ベジータと良い勝負かもしれねぇ)」

二日後

キムタク「かめはめ波！！」


悟空「おお！ついに出来たな！」


悟空「次のステップにいってもいいかもな」


キムタク「次のステップ？」


悟空「ああ。次は空を飛ぶ修業だ」


キムタク「！！」


悟空「空を飛ぶ方法は簡単だ。体の中にある気を上手くコントロールして浮くんだ」


キムタク「体の中の気か・・・」


キムタク「・・・・・・」


キムタク「あ、浮いた」ﾎﾟﾜｰﾝ

悟空「おお、すげぇ！悟天よりも筋がいいな！」


悟空「次は行きたい方向に意識を向けながら気をコントロールしてみろ！」


キムタク「行きたい方向か・・・」


キムタク「とりあえず上に・・・」ｷﾞｭｰﾝ


悟空「おお、上に・・・ちょっと行きすぎじゃないかな？」



キムタク「や、やべぇ・・・カリン塔の上になんかあるぞ」

一週間後

悟空「さて、だいぶ空も飛べるようになったな」


キムタク「ああ。もう車より速く動けると思う」


悟空「そろそろあいつと決着をつけたほうがいいかもな」


悟空「あれからもつけられてんだろ？」


キムタク「ああ、空を飛んで逃げてるけど、いい加減普通に家に帰りたい」


悟空「んじゃ、今日あたりにでも話し合いでもしてみるか？」


悟空「今のおめぇなら突然襲われてもでぇじょうぶだ」


悟空「言葉で解決出来そうになかったら、ちょっと痛い目に合わせてやれ」


キムタク「ああ・・・」

その日の夜

スタッフ「キムタクさんお疲れ様です」


キムタク「うーっす」


AD「キムタクさんお水です」ｻｯ


キムタク「あざーっす」


木村「(今日も外にいるな・・・あいつの気を感じる)」



キムタク「おい！そこにいるんだろ！出てこい！」


キムタク「・・・・・・」


上戸オタ「・・・・・・」

キムタク「お前さ、いい加減俺をつけ回すのやめてくんねぇかな・・・」


上戸オタ「上戸さんを返してくれるならな・・・」


キムタク「うえぇ・・・？」


キムタク「お前、いい加減目を覚ませよ」


キムタク「上戸さんは今までで俺以外にも妻の役やってんじゃん」


上戸オタ「・・・うるさい」


キムタク「それに、上戸さんはEXILEのHIR・・・「やめろぉぉぉぉぉ！！！」

キムタク「なんだよ、現実逃避はやめようぜ」


上戸オタ「EXILEのあいつのことは話に出すな！！」


キムタク「すんげぇ理不尽だな・・・」


上戸オタ「とにかく、俺はお前が気に食わないんだよ！」


上戸オタ「かっこよくて、歌が上手くて、ダンスも上手くて、演技も出来て、女性が選ぶ抱かれたい男ナンバーワン、付き合いたい男ナンバーワンなお前が気に食わないんだよ！！」


キムタク「えっと・・・ありがとう？」


上戸オタ「そんなお前が上戸さんの夫役になったら怒るに決まってんだろうが！！理性なんて保ってられるかぁぁぁぁぁぁ！！」


キムタク「(動機がコナンのハンガー、SHINE並みに下らねぇぇぇぇぇ)」

キムタク「まぁまぁまぁ！とにかく一回話し合おうぜ、な？」


上戸オタ「うるせぇぇぇぇ！！」


上戸オタ「話し合いなんかしてられるか！！！」


上戸オタ「喰らえ！！俺たちの怒りと憎しみを拳に込めた全力のパンチ！！！！」


キムタク「波ぁぁぁぁぁぁぁ！！！」


上戸オタ「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ！！」

数日後

上戸オタ「すみませんでした」


キムタク「え・・・？あ、はい」



木村(ナレーション)
彼はあのあと、俺のところにあやまり来た。俺のかめはめ波で目が覚めたらしい
さすがかめはめ波、みんながこぞって使うだけのことはある


後から知ったことだが、悟空さんは俺が木村拓哉だということを知っていたらしい。偽名まで作ったのにな・・・


事件は解決したが、俺はその後も悟空さんの元で修業を続けている。理由はただ1つ、悟空さんに勝つためだ


悟空「波っ！！」


キムタク「うおぉぉぉぉぉ！！」


悟空「受け止めたか・・・」

キムタク「次は俺の新技を見せてやる」


悟空「新技！？いつの間にそんなものを・・・」


悟空「へへっ、ちょっとワクワクしてきぞ！」


キムタク「よし・・・喰らえ！」



キムタク「超魔テヨ！！」


悟空「やるな！！すげぇパワーだ！おめぇに修業をつけて正解だったみてぇだ」


悟空「へへっ、ちょっと本気出そうかな」ﾆﾀｧ


終わり

おまけ

悟飯「ピッコロさん！」


ピッコロ「どうした、悟飯」


悟飯「実はこの前、お父さんが僕に逆恨みってなんだって聞いてきまして・・・」


ピッコロ「逆恨みだと？」


悟飯「はい、それで僕が何かあったのかと聞いてみたら突然焦り出して、何も話してくれなかったんです」


ピッコロ「あの孫が突然焦り出すとは・・・妙だな」


悟飯「それに、なんだか最近ボロボロになって帰ってくるんです。それも、誰かと戦いをしたような感じに・・・」


ピッコロ「なんだと？」

ピッコロ「戦いか・・・相手はベジータとかではないのか？」


悟飯「はい、ベジータさんはお父さんとは戦いどころは会ってもいない、と・・・

もちろん、他のみなさんもお父さんとは戦っていないらしいです・・・」


悟飯「もしかしたら、お父さんが何か危険なことに巻き込まれているんじゃないかって・・・」


ピッコロ「それで俺のところに来たわけか」


悟飯「はい・・・」


ピッコロ「孫は誰かに恨まれるような人間ではないが・・・今まで戦ってきた敵から恨まれることはあるかもしれんな」


ピッコロ「実際、フリーザなんかは孫に復讐するために地球に来たこともあるからな・・・

その時は未来から来たトランクスに敗れたが」


悟飯「ということは、やっぱりまた新たな敵が・・・！？」

ピッコロ「その可能性が高いな」


ピッコロ「よし、今度孫のやつをつけてみるか

天界から見ているだけじゃ、もしもの時に間に合わん・・・」


悟飯「そうですね・・・(待っていて下さいお父さん！すぐに僕たちが助けに行きますからね！)」



悟空「(ピッコロと悟飯のやつ、なんで最近オラのことをつけ回ってるんだ？

オラ何かしたっけ・・・)」



本当に終わり