暇つぶしに思い浮かんだお話[ロボもの] (22)
たまに暇な時に妄想に浸ってて書き出したら結構な字数だったんで書いてみる。
文章がおかしかったり
間違った知識とか
色々と思うところはあると思うけど初めて投稿するから温かい目で見守ってくれ。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1433088004
とりあえず
あらすじ的なの
俺は友に半分はめられて軍に入隊。
戦争中だから戦闘サポートのAI作れば高く売れるお!
このAIすごいお→じゃあ貴様が試せ→めんどいからやめるお!帰るお!→しかし回り込まれて(ry→入隊
友さんの部隊は普通に後方部隊だったのだが
友に嫌気が差し絶対に誰も入りたがらない偵察部隊(棺桶隊)に志願。
人手があまりにも足りないので即採用。
友から離れたため安心していたが
あまりも死亡率が高いことが判明
脱走を図るがイイカラダの兄貴達(深い意味はない)にあえなくつかまり御用。
そして逃げられなくなる。
その後軟禁されそのまま宇宙に放り出される。
アドレス必須じゃなかったのか(白目
続き
俺「・・・!!!」
ビームが迫り来る
俺は機体を回転させそれを避ける。
俺「・・・くっそ!ふざけんなよ!!」
俺の部隊はもう壊滅状態だ。隊長がやられ、そこから総崩れである。
なぜ俺だけが残っているのかというと
俺「無駄に改造しといてよかったぜ!くっそたれがぁ!!」
ということである。少し武装+してAIいじっただけだが
で今乗っているこいつは
HM(ヒューマンマシン)と呼ばれる人型ロボット通称:棺桶。
なぜかというとこのマシンは一番機動力があり一番もろいからである。
使われる場面は機動力を生かした偵察である。
だがその偵察では生きて戻って来れた人は数えられるほどしかいない。
帰ってくるのはほぼ情報だけだからである。
それだけのリスクがあるのだ当然見返りもでかい。
前払い+後払いで一生遊んで暮らせる額である。ちなみに持ち逃げした奴もいるが無事(?)見つかって宇宙に放り出される。素晴らしい金融である。
というか俺がまさに体験しているんだが
金儲け目的で高値で売りつけるつもりだったアシストAIで一儲けしようと思っていたのだが
そんなものを売りたければ実践してみろと言われ、ならやめるといったつもりが気づいたら戦場
おかげさまでこんな映画にでも出てくるようなビーム兵器をかいくぐっているののが現状である。
棺桶、棺桶と言われているが、
当然敵を撃退するための武器は積んである。
ビームライフルが一丁。ビームサーベルが二本にアーマーシュナイダー。実弾武装だってある。
がしかし、非常に燃費が悪いのが欠点である。
ビームライフルは10発も打てばエネルギーはスッカスカ。
ビームサーベルは1分も展開してれば電池切れ。
アーマーシュナイダーは使えるんだか使えないんだかわからない。
実弾武装はバズーカ1発に数発の脚部ミサイルだけしかない。
死にに行かせる部隊に必要以上の武装はいらない。と言われている気がする。
借金だらけの輩、死刑囚の起死回生、自分の命すら天秤にかけるギャンブラー、売られてしまったやつ
そんなのしか自分の部隊にはいなかった。まぁもうとっくに死んでるんだが。
最悪スラスターとエネルギーは別なので
エネルギー全部使い切っても動ける。
太陽光発電だってできるためエネルギー補給だってできる。
まァそんな時間はないのだが。
俺「・・・っ便利なものですねぇ!!」
さっきからアラート音がけたたましくなっている。
ビームライフルは使う前から壊れた(不良品)バズーカなんぞとっくに打った。(外した)ミサイルも同じ・・・(しかも不発弾まで兼ね備える。素晴らしいね。)
要するにAIさんはさっきからほぼ武器ないし機体は損傷してるからさっさと逃げろと言っている。
俺「・・・逃げれるわけ無いだろおおおおおおお!!!」
後ろには追撃部隊と思わしき機体が5機。スペックはおそらくあちらのが上。
新学期を迎えたばかりのようなピッカピッカの機体だ
しかも更に性能が高い(気がする)隊長機付きである。
AI「残りスラスター燃料が半分を切りました。これ以上の消費は帰還が難しいものと予想されます。」
俺「・・・このままいくと俺も宇宙のちりじゃねぇか・・・おい」
実はこのアナウンスほかの機体では「帰れません」とアナウンスするのだ。
帰れないとなれば一矢報いる輩は多いうちの部隊にもいた。
量産型はたくさん作れるから量産型なのであり捨て駒のようなもの。
代わりはいくらでも作れる。
情報を持ち帰った挙句、神風特攻でもして敵さんに損害を与えられれば大金星だ。
・・・少し話がそれたが今の場所からだと20%もあればギリギリ帰還することができる。
それが50%でこれである死刑宣告である。まぁ場所にもよるんだが・・・
さすが捨て駒。さすが棺桶部隊。
生きて帰ったら絶対に軍には戻らねぇと心に決m
俺「あ”ーっ頭の中で解説なんてしても意味ねー!!とりあえず俺は生きて帰って惰眠を貪ったりゲームがしたいんじゃ!!死んでられっかってんだ!!!」
AI「あなたが生存するためには敵対勢力をスラスター30%以内で仕留める必要があります。」
俺「残り20%で帰還できるもんなぁ。。。あー・・・あいつらを落とす方法とかある・・・?」
補足
情報は定期的に通信して送られており
部隊壊滅前に敵部隊の情報は送信済み。
AI「敵機は胸の部分の装甲が一番厚いためコクピットだと思われます。そこを潰せれば敵機は確実に沈黙します。」
俺「ほぅ・・・一機のために最大出力ビームサーベルを15秒もジリジリやれと?」
そう。
一番効率的なのは当然乗っているやつを仕留めることである。
そんなことができればついでに機体もお持ち帰りしてお金持ち間違いなしである。
だがその装甲はえげつないぐらい固い。
最大出力のビームサーベルでゆっくりと時間をかけて溶かしてエネルギー切れと同時にフィニッシュである。
俺「・・・却下だ。成功率が低くても構わん成功すれば確実に帰れる手段を教えてくれ」
AI「了解しました。・・・検索結果出ました。」
俺「わかりやすく頼む」
AI「敵機のメインモニター、およびサブモニターを壊すことができれば現状で一番帰還率が高いと思われます。
成功率はおよそ20%です」
俺「俺の腕って信用性ないのな」
メインモニター、サブモニターは人で言う両目にあたる部分である。
AI「主に機体性能差が大半を占めますが、武装、残りスラスター量、あなたの腕から換算した結果です。」
俺「ぉぁー・・・一応聞いておくけどそれ以外の方法は?」
AI「現状を維持したまま月のムーンコロニーまでたどり着くこと。もしくは敵機の全機撃墜です。」
俺「月って・・・今の時間だと月は地球の向こう側、、、スラスター持たないだろ・・・」
AI「途中からは慣性移動に移行します。」
俺「後ろからビームライフルの雨で死亡確定ですねわかりました。」
俺「・・・はぁやるしかないのか。」
俺「アイちゃん(AIの名前)戦闘モードに切り替えて。」
AI「了解しました。戦闘アシストモードに切り替わります。敵機残存数5。うち後方の機体が隊長機だと思われます」
俺「えげつないのはあいつか・・・ビームサーベルとアーマーシュナイダー以外の武装はパージしちゃって。」
AI「了解パージします。」
俺「さてコイツのとっておきの武装だ・・・」
とっておきの武装。何を隠そう
ただの頭部バルカンである。
当然敵機に直接当てても気持ち程度のダメージが関の山だろう。
俺「バァルカンと武装は使いようってねぇ!!」
武装をパージして急速旋回。からのバルカン。
狙いは敵機ではない
パージした武装である。
不良品とは言えエネルギーが残っているビームライフルに不発弾の脚部ミサイル。
それにバルカンが当たれば・・・当然爆発する。
逃げているだけの機体が突然武装をパージそして一転攻勢である。敵も少し戸惑ったようだ。
イタチの最後っ屁ってやつだ。
俺「この奇襲で仕留められるだけ仕留めるっ!!」
俺は爆風で吹き飛んだ機体の頭部に必要最低限の出力のビームライフルを突き刺す、
それと同時にアーマーシュナイダーをもう一機の頭部に投げつける。
俺「よっしゃぁ!!2体仕留めたりぃ!!」
けたたましくなるアラート音
俺はサーベルの出力を最大にして背後からの攻撃を受け流す。
そして突き刺したビームサーベルを引き抜き
横になぎ払う。脚部を切断し、体勢が崩れたところにもう一撃
俺「3機めぇ!!」
AI「ビームサーベル。エネルギーレッドゾーンです。」
俺「わぁってらぁ!!」
臨戦態勢をとっている4機目の敵機の目の前で出力全開レッドゾーンのビームサーベルを投げつけ、
もう一本のビームサーベルで真っ二つにする。
その勢いで一回転。
俺「ビームサーベル!ロング出力!!」
AI「了解しました。出力変更します。」
ビームサーベルの出力を太くするのではなく伸ばす。ビームサーベルがしなる。まるでムチのような軌道を描き
相手の頭部ユニットを叩き切る。
俺「ラァストォォォォォォ!!!!」
俺は最後のビームサーベルを出力最大にして隊長機と思わしき機体に振り下ろす。
つばぜり合いが起こる。
AI「ビームサーベルエネルギー切れまであと5秒です。」
俺「これならどうだぁぁぁぁ」
片手もちから両手持ちに切り替える。こいつを叩き切れば念願の帰還である。負けるわけにはいかない。
相手のビームサーベルが弾き飛ぶ。あとは叩き切るだけ。
俺「おおぁぁああああぁぁぁああああ!!」
ブォン
だが俺の目の前でビームサーベルは虚しく空を切った
AI「ビームサーベル、エネルギー切れです。」
俺「oh・・・ナンテコッタイ・・・」
勝ちを確信してからの大どんでん返しである。
俺の頭の中ではドリフの曲が盛大に流れている。
ハハッ誰だよレーザービーム打ったの・・・
がそんな現実逃避も虚しく敵機は攻撃態勢に戻る。
現実に帰ってきた俺はすぐさま後ろに全力でスラスターを吹かす。だがバックよりも早く敵機が迫る。
AI「真剣白刃取りなんていかがでしょうか。」
俺「アイさんや・・・ジャパニーズ白刃取りなんてしようものなら手の装甲が一瞬で溶けてそのまま大切断ですよ」
敵がビームサーベルを振りかざす。
「ゴン」
右手あたりで反応があった。先程敵さんの頭にブッ刺したアーマーシュナイダーである。
俺「ワンチャアァァァン!」
アーマーシュナイダーには熱を帯びさせて使うという使い方や
対艦刀と呼ばれるでかい剣を小さくしたエネルギー消費の良い使い方のできる種類がある。
このアーマーシュナイダーは対艦刀のミニサイズみたいなものだったのである。
(ただし不良品でビームが出てくれなかったのでまるで鉄くずのようだ。HAHAHA)
鉄くず。もとい不良品のアーマーシュナイダーでビームサーベルを受け止める。
だが役には立たずまるで飴のように溶けていく。だが次の瞬間
不良品アーマーシュナイダーに積まれていたエネルギー部分だと思わしき部分が爆発した。
俺「おわっっととと」
俺「チャンス!チャンスだ!!アイちゃん!!スラスター制御に全部回して!!!最大加速!!」
爆風に紛れて急速転換やっと目視できるようになった地球に向かってブーストをかける。
AI「敵機接近」
しかし回(ry
目の前に隊長機が立ちふさがる。
機動力だけなら敵機にも勝るこの機体だが
どうやら先程の戦いで少しスラスターがやられてたらしい。
そしてもう武装が何一つとしてない
俺「・・・こうなったら神風特攻だぁぁぁぁ」
加速を少しも緩めずに突撃する。自分でも何をしてるかわからない。
今の俺の頭にあるのは
「帰りたい」
だけである。
隊長機がビームサーベルを振り下ろす。そこに先ほどエネルギーが切れたビームサーベルを投げつけ軌道を逸らす。
そして体当たり。
その衝撃で隊長機はビームサーベルを手放してしまう。
俺は隊長機の両腕をつかみ攻撃ができないようにした。
俺「アイちゃん!!大気摩擦コーティング!!コックピット付近だけでもいい!!」
AI「了解しました。ジェル散布します。」
俺は隊長機をシールド代わりに使い
気休め程度にジェルを散布した。
あとは無事を祈るだけである。
・・・・
・・・
・・
・
とりあえず前半終了。
ぶっちゃけここから先は蛇足。
も少しだけ付き合ってくださいな。
俺「・・・アイちゃん・・・今どうなってる・・・?」
AI「機体損傷率78%電波障害のため詳しい座標はわかりませんが湖に落ちたものと思われます。
敵機機体損傷率おそらく90%を超えています。
コクピット付近しか残っていないため戦闘力はないかと思われます。」
俺「そっか。。。よかったぁ・・・生きて帰れたァ・・・もう死ぬかと思ったァ・・・」
ぶっちゃけ陸地だったら大災害+死亡確定間違いなしである。
あの状況で落下位置の調整は不可能であったし。
俺「アイちゃん電波が届くようになったら俺のパソコンに移動してバックアップとかもろもろお願いしたいんだけど」
AI「了解しました。電波が復帰しだい移動します。念のためバックアップをおすすめします。」
俺「デバイスないし。バックアップもお願いしたばっかだっての・・・(笑)」
AI「・・・では電波がもどるまで省電力行動をします。その上電波がもどるようならバックアップします。」
俺「うん。それでお願い。いつものラボでよろしく」
AI「了解しましたそれでは省電力モードに移行します」
俺「さて・・・コックピットだけは残ってるって言ったな・・・ワンチャン一儲けあるなー・・・」
俺は残ったスラスターを使い岸に移動した後コックピットの中身を確認することにした。
が、当然開けられるわけがなかったのである。
RRR,,,RRR
俺「皮肉にもこっちの通信は生きてんのな・・・」
俺「はい。こちら俺です。」
友「・・・俺か・・?俺なのか・・・?」
俺「いいえ人違いです。」ブチッ
俺「さて電波も回復したし早速ラボに戻って惰眠貪るかなー・・・」
RRR!!RRRRRR!!
俺「・・・」
俺「もしもし」
友「オイコラ。人が心配してやってんのにそれはねーだろが」
俺「だってお前めんどくさいんだもん」
友「ズバッと言うやつだな・・・今回の偵察部隊も全滅したって情報が来てるんだが・・・?」
俺「そうそう。全滅したした。俺もう生きてないんだわ。おつかれ。」ブチッ
俺「・・・さて、アイちゃんバックアップ取れたかい?」
RRRRRRRRRR
AI「・・・完了しました」
RRRRRRRRRRRRRR!
俺「そっかじゃあ運送用ロボットここまで持ってこられる?二機ほど。敵さんのコックピットと俺の機体持って帰りたいんだわ。」
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR!!!
AI「了解しました。10分ほど時間を要しますがよろしいですか」
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR!!!!!
俺「おっけー了解」
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR!!!!!!
俺「なんだかヤンデレに付きまとわれてる気分だ・・・」
俺「はいもs」
友「おおおおおおおおおおおれええええええええええええええええええええええ!!!!」
俺「・・・正直すまんかった」
ーしばらくお待ちくださいー
謝罪中
友「・・・ふぅ・・報酬が一番高いからって死にに行くような部隊に入ったときはびっくりしたが
まさかホントに帰ってくるとはな・・・」
俺「おうさ。せっかくもらった報酬が自分で使えないのは嫌だしな(というかお前と居たくなかった)」
友「・・・まぁいい。それで、お前戻るのか?」
俺「は・・・?」
友「軍にだよ。情報を持ち帰って生き残った奴は大概いいポジションに付けるぞ?」
俺「いやー興味ないっす。目的のお金手に入ったしあとは勝手にやっててくださいって感じですわー」
友「お前今のお前の階級知ってるか?ただの一般兵から少なくとも少尉だぞ」
俺「へー。ふーん。そうなのー。」
友「現状で偵察部隊は二階級特進が約束されるだろ?その上情報もしっかり持ち帰ってきたときた。
少尉以上待ったなしだぞ」
俺「少佐殿には勝てませんなー」
友「お前キャリアなめんな・・・じゃあ上官命令だ。とっとと軍に戻ってこい」
俺「今日付けを持って軍抜けます。ありがとうございました。」
友「おいちょっとm」ブチッ
RRRRRRRRRRRRRRR
俺「アイちゃん着信拒否ヨロシク」
AI「了解しました」
・・・・
・・・
・・
・
俺「さてお持ち帰りと行こうかなー」
俺「あ。アイちゃんステルスモードオンにして隠密ロボットさんで残骸の証拠隠滅とかよろしく。あと多分ヤンデレラさんが来るから光学迷彩と
移動システム起動と迎撃システムも起動しといて」
AI「了解しました。」
俺「あ。あと学習機能装置更新もよろしく。多分今回ので結構学べたでしょ。」
AI「了解しました。ですが更新内容が多いためラボでの確認の上がよろしいかと思われます。」
俺「あいよー」
俺はこれ以上の報酬金とコックピットの中にある物を楽しみにラボに戻ることにした。
・・・今日はプレモルと豪勢にいくかな!
―――――――
?「・・・証拠隠滅の痕・・・冗談でもなんでもなく本物が帰ってきやがったな・・・今度は逃がさん・・・」
完
お付き合いくださりありがとうございました。
単純に俺TUEEEが書きたかったんだ。
要望があれば続編出すけど
方向性が全力で変わる(笑
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