提督(着任早々思うことがある)
ブラックサンダー「全員雷撃処分でいいじゃない!」
ぷらずま「ナスは嫌いなのDEATH!」
り陸奥たか「アラアラー」
妖怪紅茶くれ「禁断症状が出てマース、さっさと紅茶を持って来て欲しいネー」
提督「なんだこの地獄絵図は…」
ぷらずま「てめえが新しい司令官なのDEATH?」
提督「いかにも、趣味は可愛いもの集めだ、よろしく」
ブラックサンダー「似合わないわね、そんなんじゃだめよ!」
り陸奥たか「アラアラー」
妖怪紅茶くれ「ふしゅるーふしゅるー」
提督(着任から約4時間、もう転職したい)
霧島「あら?もういらしていたんですね、私は霧島と申します」
提督「やっとまともな人と会えた…今日からよろしく頼む」ポンッ
黒霧島「気安く触ってんじゃねえぞコラァ!」ドゴッ!
提督「ぐふぅ!?」ドサッ
黒霧島「次指一本でもふれたらブッ殺す!」
提督(て、転職しよう…)ガクッ
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提督「んん…」ムクッ
提督(そうか、霧島にぶっ飛ばされて気絶していたのか)
ぷらずま「ちっ、生きてやがったのDEATH」
ブラックサンダー「それでも雷撃処分でいいじゃない!」
り陸奥たか「アラアラー」
妖怪紅茶くれ「紅茶くれー紅茶くれー」
提督「執務室に避難だ…」ヨロヨロ
提督(執務室は普通なんだな、てっきり誰かが占領しているかと)
提督(秘蔵の可愛いコレクションを出しておこう)ゴソゴソ
ながもん「…」サッ
提督「…」スッ
ながもん「…」サッ
提督「出したもん片っ端から盗るんじゃねえ!」
ながもん「可愛いでちゅね~」スリスリ
提督「聞いちゃいねえ」
提督「お前は何者だ」
ながもん「ビッグ7と言えば分かるだろう」
提督「ビッグ7が窃盗してんじゃねえ!」
ながもん「可愛いは正義だ、ビッグ7も正義だ。つまり何も問題はない」
提督「被害者はたまったもんじゃねえよ」
ながもん「貴様が新しい提督なのか?」
提督「今さらだがまあいい、その通りだ」
ながもん「前任者はぷらずまのイビリに耐えきれずに逃走してな」
提督「あの何とも言えない表情の艦娘か」
ながもん「そうだ、ナスをぶつけると大人しくなるからそうするといい」
提督「というよりそもそもこの鎮守府、新種の生命体がいるんだが」
ながもん「ああ、り陸奥たかだな、私の妹でビッグ7の一人だ」
提督「戦えるのか?」
ながもん「やるときはやるさ、私の妹なのだからな」
提督「インテリヤクザみたいな奴は…」
ながもん「黒霧島だな、あらゆる理論でブン殴ってくるから気をつけろ」
提督「野蛮人じゃねえか、あの薬中みたいなのはなんだ?」
ながもん「妖怪紅茶くれだな、紅茶を定期的に飲ませていればいい、ちなみに仲良くなりすぎるとクレイジーダイヤモンドに化けるから気をつけろ」
提督「クレイジーダイヤモンド?…最後になるがあのやたら雷撃処分したがる奴は?」
ながもん「ブラックサンダーだな、奴に気に入られると最後、どんな立派な男でもたちまちダメ人間になる」
提督「そうか、分かった」
ながもん「ずいぶん物分かりがいいな」
提督「転職するわ」
ながもん「辞令をよく読め」
提督「なになに…任期は最低三年以上、死亡等の特殊な理由無き辞職は軍法会議無しに銃殺刑とする…!?」
ながもん「貴様の着任からの取り決めだそうだ」
提督「詰んだ…」
ながもん「秘書艦はどうする?私は可愛いものが貰えるならやってもいいが」
提督「…少し考える」
ぷらずま「私が手取り足取り揚げ足取り教えてやるのDEATH」
提督「いつの間にいたんだ」
ブラックサンダー「私を頼ればいいじゃない!」
妖怪紅茶くれ「秘書艦すれば紅茶くれマスカ?」
り陸奥たか「あらあらー」
黒霧島「論理的に考えて私が秘書艦に向いていると思われます」
提督「全員倫理的にヤバそうな奴ばっかりじゃねえか」
ぷらずま「四の五の言わずに決めやがれなのDEATH」
ながもん「決めるのは提督だ」
提督「ひとまずはながもんに秘書艦を勤めてもらおう」
ながもん「そこのひこにゃんを先払いでもらおう」
提督「いいだろう」
黒霧島「血が騒ぐので出撃をしたいのですが」
ぷらずま「皆殺しにしてやるのDEATH」
ブラックサンダー「みんな殺ればいいじゃない!」
り陸奥たか「あらあらー」
妖怪紅茶くれ「紅茶美味しいネー」グビグビ
提督「小手調べだ、鎮守府近海の警備に当たってくれ」
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