コナン「!?」
阿笠「お前さん達が光彦君をいじめ取るからな。罰じゃよ」ポチ
コナン「バ、バーロー!!押すんじゃねえ!!英霊の意味わかってんのかよ!?」
阿笠「守護霊かなんかじゃろ?」
コナン「バーロー!英霊というのはな!戦死者の魂って意味だよ!!」
阿笠「!!?つ、つまり光彦君は……」
コナン「博士のせいで、戦争で死ぬことになる。」
阿笠「そ、そんな、わしの愛する光彦君が………」
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阿笠「ど、どうすればいいんじゃ!?」
コナン「とりあえずは、戦争の回避だ!!」
阿笠「わかった!組織の力と金をフルに使うぞい!!」
コナン「頼んだぞ!博士!くれぐれも悪用すんなよ!!」
阿笠「任せるんじゃ!!」
阿笠(くっ!わしがfateにはまったばっかりに光彦君が!!)
コナン(くそ!光彦のせいで日本が戦争しちまう!!)
翌日!
コナン(さて、博士は、間に合うか。テレビのニュースでは、亡国との関係悪化!開戦か!?とか流れてたしな。博士!頼んだぜ!)
光彦「みなさん!おはようございます!!」
元太「光彦か。朝からやけにテンション高いな。」
歩美「きも!」
灰原「……」
光彦「見てください!僕もついにラブレターもらいました!!赤い紙のおしゃれなラブレターです。」
コナン「あ、赤い紙!?」
歩美「なんて書いてあるの?」
光彦「それが、漢字が難しくて。でも、来週に回天っていう乗り物に乗ればいいみたいです。」
元太「読めないのに何でラブレターってわかるんだよ」
光彦「相変わらず馬鹿ですねぇ。赤い紙で脅迫状や普通の手紙書かないでしょ」
灰原「ねえ。これって」ヒソヒソ
コナン「ああ、赤紙だな」ヒソヒソ
灰原「なぜ、そんなものが?」ヒソヒソ
コナン「博士の発明のせいだ。そいつが原因で日本が戦争して光彦が犠牲になっちまう。」
灰原「な!?」
光彦「ん?2人とももしかして、この赤い紙の子しってるんですか?」
コナン「い、いや、しらねえな」
灰原「あたしも知らないわ」
光彦「そうですか」
亡国だと滅んだ国って意味だから、某国の間違いかな?
回天て操縦とか簡単なのかな?
灰原「どうする気?」
コナン「何としても光彦を戦争へ行かせねえ」
灰原「そう」
灰原(普段はいじめてばかりだけどこういうときは別なのね)
コナン「光彦がいなきゃストレス解消出来ねえ!!」
灰原「訂正するわ」
>>8
そうですね。うっかりしてました。
訂正です。
訂正ついでに
灰原の台詞の
誤:「訂正するわ」→正:(訂正するわ)
です
prprpr……
コナン「もしもし?」
阿笠『光彦君はどうじゃ!?』
コナン「大変だ!あと1週間で回天にのるみたいだ!!」
阿笠『な、なんじゃと!!?こ、こうなれば某国に圧力を加えるしかないようじゃな!!』ピッ
コナン「あっ!!おい!!博士!!ちっ!きりやがった」
元太「おい!コナンどうしたんだよ?」
歩美「回天とかいってたけど、あのクズの回天と関係あるの?」
コナン「えっと……」
灰原「円谷君はさっきルンルン気分で学校に行ったわ」
コナン「光彦に言うなよ」
元太「わかってるぜ。回天って何だよ?うな重の回転寿司みたいなやつか?」
コナン「魚雷の特攻機だ」
歩美&元太「?」
コナン「光彦が魚雷に乗って敵艦隊に突っ込む。」
元太「み、光彦……」
歩美「そ、そんな……」
灰原(この子たちはまだ友情があるみたいね)
コナン「いいか絶対言うなよ」
歩美「当たり前だよ!」
元太「光彦が待ち合わせと勘違いして死ぬすがなんて最高じゃねえか」
コナン「だよなー」
灰原(全く!この子たちは……)
1週間後とある海岸
光彦「ここが待ち合わせの海岸ですか」ソワソワ
元太「見ろよ!光彦のやつ」ヒソヒソ
歩美「ウキウキしてるね。これから死ぬのに」ヒソヒソ
コナン「お前ら近づきすぎるなよ」ヒソヒソ
元太「わかってるって!」ヒソヒソ
船員「光彦君だね?」
光彦「は、はい!!」
船員「こちらに、きてもらおう」
光彦「はい!!」
光彦(まってる子のお兄さんでしょうか?)
艦内
船員「我が国は、某国と戦争をしなければならなくなった。」
光彦「?」
船員「若い命が失われるのは心苦しい。しかし、これは上の決定なんだ」
光彦「あ、あの……さっきから何を話してるのですか?」
船員「?君に赤紙届いたのではなかったかな?」
光彦「あの赤い紙のラブレターですか?もらいましたけど」
船員「あれは、ラブレターなんかでない。あれは徴兵命令だ!」
光彦「!?」
船員「光彦君には、開戦と同時に特攻を仕掛けてもらう。」
光彦「そ、そんな!?」
コナン「wwwwww」
元太「ようやく気付きやがったwwwwwwwww」
歩美「あの顔wwwwwwwww」
コナン「前もって、キッドにお願いして艦内に盗聴器、盗撮器をつけてもらって正解だったな。」
元太「でも、ストレス解消相手が消えるのも残念だな。」
コナン「オレも最初そう思ったがよ。」
歩美「日に日に痛くなってくるやつを見るとね。これもうやるしかないと思っちゃうよね」
元太「確かになー。金髪香水シークレットブーツに薔薇をくわえてる姿を見るといかに落とすかに重点を置いちゃうよなー」
コナン「ん?なんだあれ?」
ドガーン!!!!
艦内
船員「!?」
光彦「な、何の音ですか!?」
船員「敵の威嚇射撃だ!!」
光彦「!?」
船員「おい!あそこ!!血まみれの子供が倒れてるぞ!!急いで助け出せ!!」
光彦「コナン君!!歩美ちゃん!!元太君!!…………!!」
光彦(あ、あれはビデオカメラ!…………そうか、こうなることをしって、ここを盗撮でもしていたんですね。)
光彦「回天に乗せてください!!」
船員「急にどうした?」
光彦「僕は、彼らの友人です。でも、彼らにいじめられてました。」
船員「なるほど。ヤケになったのか?」
光彦「違います!僕は彼らにいじめられてましたが、僕は彼らとの友情を信じてます。親友を、あんな姿にして僕は許せません。」
船員「光彦君………」スッ
光彦「………」スッ
船員は、光彦に敬礼をしていた。そして、光彦も敬礼を返した。
光彦「では、いってきます」
光彦は、回天にのり某国海軍に向けて特攻をした。
しばらくして、博士の手回しで国連軍を味方につけ、某国に勝利した。
しかし、光彦を守れなかった博士は、泣き崩れてしまった。あと数分早ければ光彦は、死なずにすんだからだ。
そして、光彦は、英霊となり、永久に探偵団と日本を守り続けた。
終わりです
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