杏「共依存」 きらり「にょわ?」 (20)
アニメ13話終了後、少しした後のお話です。
少々キャラ改変有り。それでもよろしければどうぞ。
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きらり「杏ちゃんお勉強?」
杏「んー?いや、大したもんじゃないよ。ほら」
きらり「ごぉや娘でも分かる面妖雑学百選・・、何だかむつかすぃーね」
杏「ほら、この前クイズ番組出たじゃん?あれが無駄に好評だったみたいでさー」
きらり「あー!キャンディアイランドのみーんなで出たやつだにぃ!杏ちゃんいっぱいいっぱい頑張ってすごーい!ってなったよぉ!」
杏「ん、ありがと。それでTV局も何思ったんだか、まーたオファーが来ちゃったわけよー」
きらり「うんうん、智絵里ちゃんもー、かな子ちゃんもとっても可愛かったもんね☆」
杏「・・・杏的にはやってもやらなくても構わないけどさ、クイズ答えてりゃいいんだったら楽かなって」
きらり「杏ちゃんバシバシぃ!って答えてて、とーってもカッコ良かったゆ!」
杏「んっふっふー、皆杏の隠された才能に恐れおののいたかぁ」
きらり「ははぁー!杏さまぁ!」
きらり「あっ!それじゃぁ、またTVで3人を見れるのー?きらり、キュンキュン☆しちゃーう!」
杏「・・・そうだね。あー、慣れない事はするもんじゃないよ。疲れちゃった。」
きらり「あややー。杏ちゃん、ハピハピキャンディ食べゆー?」
杏「んぁ」
きらり「はい、あーん!」
杏「ん・・おいし」コロコロ
莉嘉「おっはよございまーっす!」
きらり「あー!莉嘉ちゃーん、おっすおっすー!」
莉嘉「あっ、きらりちゃーん!聞いて聞いてー!」ダキッ
きらり「ほよっ、どーしちゃったかにぃ?」
莉嘉「それがさー、おねーちゃんがね!・・あ、杏ちゃんいたんだ☆おはよー!」
杏「・・莉嘉は朝から元気だねぇ。おはよーさん」
きらり「うぇへへー、きらりも莉嘉ちゃんからきゅんきゅんパワー貰ってぇ、はっぴはっぴしちゃうにぃ!」
莉嘉「アタシもきらりちゃんと一緒だとテンションアゲアゲだよー!」
杏「・・ほーんと仲良しだね君ら」
莉嘉「凸レーション組んでからー、きらりちゃんとめっちゃ遊び行ってるもん!」
きらり「この前もぉ、莉嘉ちゃんに池袋を案内してもらったんだよぉ」
きらり&莉嘉「ねー☆」
杏「・・ねぇきらり、今日って仕事終わった後、部屋来れる?」
莉嘉「えー!今日お仕事終わったら、カラオケ行こうよー!」
ガリッ
莉嘉「!」
杏「・・ごめん、飴噛み砕いちゃった」
きらり「美味しい飴だとついやっちゃうよねぇ、あるあるぅ!」
杏「あー・・この後プロデューサーと打ち合わせあったんだ。めんどーだけど行ってくるね」
杏「そーそー、莉嘉」
莉嘉「う、うん。なになにぃ?」
杏「いや、大した事じゃないんだけどさ、ちょっと話があるんだ。また後で」
莉嘉「ん、りょっかーい!ねぇねぇ、今度さー、みりあちゃんとぉ・・
きらり「えぇー!ホントにぃ!それ、すっごく良いアイディアだにぃ!それじゃあ・・
杏「・・・・・・また後で、ね」
きらり「杏ちゃーん?おまたー!」
きらり「あれぇ、真っ暗だにぃ、まーだ帰ってないのかなっー?」パチッ
杏「ん・・あ、きらり」
きらり「うにゅ、杏ちゃんネムネムだったにぃ?ごめんねぇ、遅くなっちゃったからぁ、また今度に」
ギュッ
杏「・・」
きらり「杏ちゃん?」
杏「行かないで」
きらり「うきゅ?」
杏「どこにも・・行かないで。お願い」
きらり「・・きらりはぁ、杏ちゃんの前から、ぜったいぜーったい、いなくなんてならないにぃ!」
ダキッ
きらり「杏ちゃん、どしたー?今日はぁ、なんだか元気、ないぞー?」
杏「ん。ちょっと、そういう気分、かな」
きらり「よーし、それならぁ。きらりんパワーをいっぱい、いーっぱい杏ちゃんにちゅーにゅーしちゃうにぃ!」
ギューッ
杏「きらりぃ、ちょっと痛い・・」
きらり「うきゃ!ごめーん、きらりつい・・」
杏「でも、もう少しこのままでも、いいかな」
きらり「・・うん」
キュークルクル
きらり「!」
きらり「杏ちゃん、もしかしてお腹ペコペコさんかにぃ?」
杏「そういえば夜食べ損なったっけ。食堂までいくのもだるくってさぁ」
きらり「この時間だとぉ、もう閉まっちゃってるにぃ、そうだ!この前のまだ残ってるかなぁ?」
杏「んー?冷蔵庫の中なら杏がてーつけるわけないよー」
きらり「おお、これだけあればぁ。えーと、アレとアレと、これもできちゃうにぃ!」
きらり「ちょっとお台所借りちゃうよー!きらりんレシピで、杏ちゃんをハピハピさせるからぁ!」
杏「おー、女子力たっかいなぁ、相変わらず・・・私とは違ってさ」
きらり「うゆ?何か言ったー?」トントントン
杏「なんでもなーいー・・ん、ライン、美嘉からとはめずらしーねー。どれ」
杏「・・・ふーん」
きらり「美嘉ちゃん、何かあったのかにぃ?」
杏「いや、大したことじゃないよ、うん」ポチポチ
美嘉“莉嘉が部屋から出てこないんだけど、杏ちゃんどうしてか知らない?(*_*;
聞いてもごめんなさい、ごめんなさいって繰り返すだけで・・
きらりちゃんと何かあったのかな??“
“えー、杏に聞かれても分からないよー”杏
美嘉“んー、そうだよね(;´∀`)
ごめんね。きらりちゃんにも聞いてみるけど、何か思い当たることあったら教えて!!“
“ほいほーい
莉嘉に「杏が心配してた」って伝えといて”杏
杏「そう、大したことじゃない、よ」
きらり「ふーん、そっかぁ」
きらり「おっけー!そろそろできちゃうにぃ!杏ちゃん、お腹グゥグゥで倒れてたりしなーい?」
杏「あー、いい匂い。ねぇ、きらり」
杏「自分でゆーのも何だけどさぁ、杏、きらりがいなかったら駄目かもねー」
きらり「むっ、そんなことないにぃ!杏ちゃんは、ちょーっとおさぼりさんだけど、キャンディアイランドの2人ともしっかりやれて」
杏「ユニットとかどーでもいい!」
きらり「!」
杏「・・ごめん」
杏「今朝話してたけど、杏はきらりに依存・・してるのかも。気持ち・・悪いよね。だから」
きらり「杏ちゃん☆」
杏「っ!」
きらり「ハグハグ、ギューッ☆」
杏「きらり・・」
きらり「きらりはね?杏ちゃんに頼られてるの、とってもとっても、うれすぃよ?」
きらり「でもでも、杏ちゃんもぉ、きらりの事いっぱいいーっぱい助けてくれてるでしょ?」
杏「そう・・かなぁ」
きらり「うんうん!だからおあいこ!ね?」
きらり「さぁさぁ!冷めちゃう前にぃ、ハピハピメニュぅめっしあがれ!」
杏「うん・・ありがとう、きらり。いただきます」
きらり「うんうん!」
――でもね?杏ちゃん。今日言ってたのって きょーいぞん だよにぃ?
・・・・・・
武内P「きらりさん」
きらり「Pちゃん!おっすおっす!」
武内P「お疲れ様です。先日の凸レーション単独ライブも、大盛況でした」
きらり「にへへぇ、ファンのみんなもたーっくさん応援してくれたにぃ!」
武内P「ええ、ですが・・ライブアンケートの中にこういった意見も」
きらり「うゆ?杏ちゃんと、きらりのぉ、ユニットを見たい?」
武内P「・・シンデレラプロジェクトが発足する前、きらりさんと杏さんは地下アイドルとして活躍していました。その時のファンの方、でしょう」
きらり「・・・」
武内P「こちらとしても、当初はお二人のユニットとして売り出す予定でした。・・結果としてキャンディアイランドも、凸レーションも大成功です。ただ」
きらり「杏ちゃんも、そう言ってるのかにぃ?」
武内P「・・ええ」
きらり「でもねPちゃん、前にユニットを分けちゃおうって時も、言ったけどぉ」
武内P「甘えてしまう、と」
きらり「うんうん。杏ちゃんはぁ、あのちっちゃい身体の中にものすっっっごい、パワーを持ってるにぃ。でもでも、きらりと一緒だとぉ、杏ちゃんやさすぃーから抑えちゃうんだにぃ」
武内P「今のお二人の実力ならば、そんなことはないと思いますが・・しかし、きらりさんがそう仰るのなら、また杏さんとも話し合いたいと思います」
きらり「ごめんねPちゃん、きらりのわがままに、付き合ってもらっちゃって」
武内P「いえ、それも、プロデューサーの仕事ですから・・」
・・・・・・
きらり「そう、“わがまま”なんだにぃ」
杏「ん・・きらり・・何か・・言った?」
きらり「んーんー!杏ちゃん、明日もお仕事なんだからぁ、もうおやすみ、しよ?」
杏「うぇ・・きらりは私のお母さんかよ・・まぁ、きらりがお母さん、か。悪くないかも」
きらり「あー!そこはぁ、お姉さん、でしょ!」
杏「どっちでもいいよー・・ふぁ。ん・・じゃあおやす・・み・・」
きらり「おやすみ、杏ちゃん」
きらり「・・・人間ってね、幸せな事が続くとぉ、それが当たり前になって、そう感じなくなっちゃうこと、あるある、だよね?」
きらり「だからぁ、きらりがあえて杏ちゃんと離れたのも、凸レーションやシンデレラプロジェクトとのみんなとぉハピハピすぅのも・・その為」
きらり「きらり、悪い子かなぁ?」
きらり「でもでーも。きらりにとっていっちばんなのは、ね☆」
杏「きら、り・・どこにも、どこにも・・行かない・・で」
きらり「・・杏ちゃん?いぞんってね、相手に甘えることはもちろんだけどぉ・・」
きらり「相手に甘えさせることもぉ・・いぞんしてるって、言うんだって」
きらり「にゃはっ☆やっぱりきらり、とっても悪い子かもかも☆」
おわり
以上です。
アニメではてっきりあんきらユニットで来ると思っていましたが、良い方向で裏切られました。
ですが、やはりあんきらオリジナル楽曲も聞きたいなぁ。
二期に期待・・します!
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