ゆかいなせかい……それは!
『唯ちゃん可愛い』『柚ちゃん可愛い』と『関ちゃん可愛い』『先輩可愛い』が組み合わさったステキなメンバーたちのことである!!!
・モバマスSSです。
・LIVEツアーinスペインの前日談として書いています。
・唯ちゃんからギャル成分が抜け落ちています。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1429250273
~~~事務所~~~
ガチャ
唯「おはよーっす☆」
ちひろ「おはよう唯ちゃん。今日も元気ね」
唯「ちひろさんおはよー! ゆいはいつでもアゲアゲだよ!」
唯「ってあれー? ちひろさんしかいないのー?」
ちひろ「たしか休憩室に誰かいたと思うけど……」
唯「休憩室ね!のぞいてこよーっと」
ピューッ
裕美「むぅ……」ジィ
裕美「むうぅ……」ジィィィ
裕美「すぅ……はぁ……」
裕美「よ、よーし!」
唯「おっとーあれはー?」
裕美「……」ニコッ
唯「おっはよーひろみーん!」
裕美「ひゃわあぁぁ!!!」ガタッ
唯「おおっと。ごめんねー驚かせちゃった?」
裕美「あ……お、おはようございます大槻さん」
唯「うんうん、おっはよー」
裕美「あ、あの……今の、見てました?」
唯「ん? んー……」
唯「ひろみんが鏡に笑いかけてるところなら見た!」ニパッ
裕美「ああぁ……み、見られてた///」カァァッ
唯「んで? 鏡に笑いかけてなにしてたの?」
裕美「えっと、その、この前のハロウィンイベントの撮影で」
唯「ふんふん」
裕美「笑顔が固いからって何回もNGもらっちゃって」
唯「それで笑顔の練習してたってこと?」
裕美「はい……」
唯「なるほどねー☆」
唯「……あれ? ひろみんってばそのイベントで『笑顔が可愛いって言われたよ!』って喜んでなかったっけ?」
裕美「えっ、えっ? ど、どうして知ってるんですか?」
唯「Pちゃんがねー、『裕美の笑顔が褒められた!』ってすっごい喜んでみんなに報告してたよ!」
裕美「え!? あうぅ///」
唯「だからみーんなそのこと知ってるんだけど」
裕美「うぅ……プロデューサーさんの馬鹿」ポソッ
唯「まぁまぁ。Pちゃんだって心配してくれてたんだしさ、これくらい許しちゃえ♪」
裕美「みんなに知られてるなんて……恥ずかしい///」
唯「実際ひろみん可愛い笑顔なんだからさー、気にする必要ないじゃん」
裕美「でも、その、イベントのときの写真とか、ライブの動画とか見てるとやっぱりちゃんと笑えてるのかなって気がしてきて」
唯「あー、なるほど。時間が経って不安になっちゃったんだ」
裕美「はい……」
裕美「あの、大槻さん」
唯「んー? なになに?」
裕美「わ、私に……笑顔の作り方を教えてくれませんか?」
唯「笑顔の作り方?」
裕美「はい! 大槻さんのようなステキな笑顔に、私もなりたくて」
唯「んふふ~♪ そんなふうに褒められると照れちゃうなーもー!」
裕美「それで……その、どうでしょうか?」
唯「おっけーちゃん! ゆいにお任せよ☆」
裕美「あ、ありがとうございます!」
唯「んーそだねー。とりあえずひろみんの一番近いオフの日教えてくれる?」
裕美「はい。えっと、たしか……五日後だったと思います」
唯「ふんふん、ちょうどゆいの休みと被ってるね。よし、ひろみん!」
裕美「は、はい!」
唯「遊園地行こ♪」
裕美「……へ?」
唯「けって~い☆ そうと決まったら場所と電車の時間確認しなくちゃね~」
裕美「えっ、えっ?」
ガチャ
P「ただいま帰りました」
柚「ただいまー!」
泰葉「ただいまです」
唯「おっおかえりPちゃんナイスタイミング! 柚ちゃんと泰葉ちゃんもおかえりちゃん!」
P「おう、ただいま。なにがナイスタイミングなんだ?」
唯「あのねー、今度のオフにひろみんと遊園地行くことにしたからその話!」
柚「へーいいなー」
唯「柚ちゃんと泰葉ちゃんも一緒に行こうよ! 人数多いほうが楽しいっしょ」
柚「いいの? やったね!」
泰葉「あの、どういうことですか?」
P「あー、裕美。説明お願いできるかな」
裕美「うん、えっとね……」
カクカクシカジカ
P「なるほどな」
泰葉「なんで遊園地なんでしょう?」
P「うーん、きっと唯には唯の考えが……」
柚「アトラクション全制覇目指そう!」
唯「お、柚ちゃんノリノリだね~。よ~しそうと決まれば……」
P「……きっとあるよ、うん」
泰葉「大丈夫なんでしょうか……」
裕美「それでプロデューサーさん。その、行ってもいい?」
P「ちょうどオフだしな、もちろん構わないぞ。気分転換にもなるだろ」
裕美「ありがとう、プロデューサーさん」
P「よければ泰葉も付いていってくれないか? オフの日調整することになるが……三人じゃちょっと不安だ」
泰葉「ええ、しかたないですね。いいですよ」
唯「えー、泰葉ちゃんしかたなく付いてくるんだー! ゆいたちと遊ぶの、いやなんだ……」
泰葉「えっ!? そ、そういうわけじゃ……!」ワタワタ
唯「なーんちゃって、ジョーダンジョーダン! 泰葉ちゃんも一緒に楽しも―ね!」
泰葉「もう……」
P「まぁ、泰葉もゆっくり楽しんできたらいいさ。事務所のみんなと遊びに行くのもいいもんだぞ」
泰葉「ふふ、そうですね。ゆっくりできる気はしませんが……」
P「ま、まぁ楽しんできたらいいさ」
柚「うんうん、楽しくなりそうだねっ!」
ちひろ「唯ちゃん、ちょっといいかしら」
唯「んー、なになにちひろさん?」
………………
…………
……
~~~自室・就寝前~~~
裕美「遊園地、かぁ……」
裕美「ライブのことも気になるけど、事務所の人と遊びに行くのはじめてだし、ちょっと楽しみ。ふふっ」
裕美「大槻さんと、柚ちゃんと、岡崎さんと……一緒に……」スゥ...
~~~当日・駅~~~
裕美「集合時間の20分前だけど、もう誰かいるかな?」
裕美「……あれ? 誰もいない? もしかして、一番早く着いちゃったのかな」
「おっはよー!!」ダキッ
裕美「ひゃう!」
唯「ひろみんったら驚きすぎ!」
裕美「あ、お、大槻さん……おはようございます」
唯「うん、おはよう! ちなみに柚ちゃんと泰葉ちゃんはまだ来てないよ!」
裕美「えっ? 柚ちゃんだけじゃなくて岡崎さんも来てないんですか?」
唯「おやぁ~? 柚ちゃんが来てないのはいいんだー」
裕美「えっ、あっ、そういうわけじゃ」
唯「うそうそジョーダン! 泰葉ちゃんはきっちり15分前行動が体に染みついてるんだって!」
唯「柚ちゃんは時間には来ると思うよ、うん☆」
裕美「だ、大丈夫なのかな……」
泰葉「おはようございます」
唯「おはよう泰葉ちゃん!」
裕美「おはようございます岡崎さん」
泰葉「お二人とも早いんですね。もうちょっと早く来てもよかったかな」
唯「ん~ん、まだ予定時間より早いし十分っしょ☆ それよりさっ」
裕美「はい?」
泰葉「なんでしょう?」
唯「なーんで二人とも敬語なのさー!!」
裕美「えっ、ええっ!?」
泰葉「なんでと言われても……」
唯「せっかく遊びに行くんだから堅苦しいのは無し! 敬語禁止ね!」
裕美「そ、そんなこと言われても……どうすれば」オロオロ
泰葉「わ、私もですか?」
唯「とーぜんじゃん! 友達に敬語使うのは変でしょー?」
裕美「と、友達……でも大槻さんは年上で」オロオロ
唯「ゆいがいいって言ってるからいいのいいのー。あと名字も無し、ゆいって呼ぶこと♪」
唯「次に敬語使ったり、名前で呼ばなかったりしたら……」
裕美「し、したら……?」ゴクリ
唯「ほっぺたぷにぷにしちゃうぞー☆」
泰葉「ほっぺたぷにぷにって……ここ公衆の場ですよ?」
唯「むむっ!」
泰葉「えっ?」
唯「泰葉ちゃんさっそくアウトー!」プニプニ
泰葉「ちょ、ちょっと大槻さん! 周囲に見られてますって!」
唯「んー? 名字も無しって言ったのに、泰葉ちゃんそんなにぷにぷにされたいのかなー?」プニプニ
泰葉「ちょ、ちょっと、やめ……」
唯「ちゃーんと呼ぶまでやめないよー」プニプニ
泰葉「分かりました、分かりましたから……ってああっ!」
唯「泰葉ちゃんってば、もしかして狙ってやってる? 逃げようともしないしー」プニプニプニプニ
泰葉「違いま……じゃなくて、と、とりあえず離してください!」
バッ
唯「うーん、泰葉ちゃんの敬語は簡単には治りそうにないね。今日のところは諦めよっかなー」
泰葉「結局ぷにぷにされ損じゃないですか……もう」
唯「まーまー♪ 気にしちゃ負けよん」
唯「それじゃ、ひろみんも試してみよー……って」
裕美「……ふ、ふふっ」
唯「……」ニコッ
唯「それじゃ、ひろみんもゆいのこと呼んでみよーか!」
裕美「……えっ!? は、はい!」
唯「かも~ん☆」
裕美「え、えっと。唯…………さん?」
唯「そこはゆいって呼んでほしかったなー。でもいいや! ひろみん合格!」
裕美「よかった……」ホッ
柚「おっはよーう! あれ、柚が一番最後かー」
裕美「おはよう柚ちゃん」
泰葉「おはようございます、柚さん」
柚「おおっ! 泰葉チャンが名前で呼んでくれた!」
唯「あれー? 柚ちゃんも今まで名前で呼ばれてなかったんだ」
柚「そうだよー。千佳チャンとか小さい子は名前で呼ぶのにアタシ全然呼んでもらえなくってさー。だから嬉しいかなっ!」
泰葉「そんなに気にしてたんですか?」
唯「泰葉ちゃんそういうとこ気を付けないとねー。ひろみんもね!」
裕美「えっ? は、はい!」
唯「名前で呼ばれないと結構さびしーもんね! よーしそれじゃ、出発しよーイェーイ☆」
柚「イェーイ!」
裕美「え、えっと……い、イェイッ!」
泰葉「私もやるんですか? いぇいっ! ……や、やっぱり無しで!///」
唯「んもー泰葉ちゃんってばちょーキャワイイんだからー」ギュー
泰葉「だから周囲に見られてますって!」
柚「唯サンの前には泰葉チャンも形無しだねっ!」
裕美「あ、あはは……いいのかな」
………………
…………
……
QSK(急に 関ちゃんが 来たので)
書き溜め分がここまでなので、続きは後日に
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