悪魔レイナ『食っちまえよ、誰も気づいて無いんだ気にするだけ無駄だぜ！』

天使光『だめだ！まだ食べたい奴がきっといる、ここで欲望に負けちゃいけない！』

悪魔レイナ『欲望に勝ったところで何になる？誰も褒めちゃくれないよ！』

天使光『確かにそうかもしれない、それでも！きっと神様は見ていてくれるんだ！』

悪魔レイナ『神様？フハハ』

天使光『何がおかしい！』

悪魔レイナ『アンタの言う神様も、天界もすぐに無くなってしまうんだよ！』

天使光『っ・・・』

悪魔レイナ『もうすぐ覚醒魔王ブリュンヒルデが蘇り、地上も天界も混沌の世界になるよ！ゥアーッハッハッハガッ…ゲホゲホ……ッ！』

天使光『そんな、すぐ天界に知らせなければ！』

天使光『大変だ！』

自称・天使長幸子『ど、どうしたんですか！そんなにあわてて。』

天使光『魔王が、覚醒魔王ブリュンヒルデが蘇ると・・・！』

自称・天使長幸子『ブリュンヒルデが？詳しく説明してください。』

天使光『実は・・・。』

自称・天使長幸子『そんなの出まかせに決まってるじゃないですか！まったく、悪魔の嘘に踊らされるなんてあなたもまだまだですね！』

天使光『そ、そうか！』

大天使聖『報告する...地上で悪魔を召還している人間がいる....。』

自称・天使長幸子『は？』

大天使聖『このままでは...地上に封印されていた...ブリュンヒルデが...復活する...。』

自称・天使長幸子『だ、騙されませんよ？カワイイボクに嘘は通用しません！』

大天使聖『すでに...東京のウサミン教団が...悪魔の群れを呼び出している...。』

天使光『アタシが行って、止めてくる！』

自称・天使長幸子『慌てちゃダメですよ、東京には小唯一神クラリスを派遣してあります！』

大天使聖『次の対応には...クラリスの報告が必要...。』

卯月『あ、悪魔だ、助けてー！』

法子『ドーナッツあげる・・・から、許して？』

小悪魔愛海『モマセロ、モマセロー！！』

卯月『もうだめだ、おしまいだー！！』

クラリス『諦めてはなりません！』

小悪魔愛海『フシュルル？ムネー！』

クラリス『不浄の者よ、我が主の光で消し去って差し上げましょう・・・。』キラキラキラ

小悪魔愛海『アァー！！』

卯月『奇跡だ・・・私達、助かったんだー！』

法子『神様って、本当にいるんですね。これでまたドーナッツが食べれる。』

クラリス『はい、主は信じる者の味方です。今この穢れた東京を救う為にもあなた方の力を貸してください。』

卯月・法子『はい！！』

教祖菜々『皆さん、聞いてください。ナナの故郷ウサミン星は天使によって滅ぼされました。』

桃華『まさか、天使がそんな残虐なことをしますの？』

教祖菜々『そうです、天使は自分の気に入らないことをする人間を許しません。』

瑞樹『ウサミン星は一体何をしてしまったの？』

教祖菜々『ウサミン星人は不老の技術を手に入れました、それ以外にも惑星間移動などの素晴らしい技術を。』

教祖菜々『ウサミン星人が老いないことで神への信仰は減り、お布施も減りました。神は金を取れないウサミン星人を不要と判断したんです。』

桃華『神はお金が大事なんですの？』

教祖菜々『そのとおり、唯一神ちひろは金による秩序を至高とする下衆です。』

桃華『お金は確かに社会に必要ですわ、でもお金なんかを全ての基準にするなんて！』

教祖菜々『奴は、課金アイテムで身を固めた天子の軍勢でウサミン星を滅ぼしました。』

教祖菜々『次はそれを地球にやるつもりなんです！』

瑞樹『許せないわ・・・。』

桃華『許しちゃいけませんわ・・・。』

教祖菜々『だから共に悪魔の力で神に打ち勝ちましょう！』

桃華・瑞樹『はい！！』

大天使聖『クラリスが...人間達の支持を取り付けた...スカイツリーに天使の本拠地を作成した...。』

天使光『戦いの準備が出来たんですね！』

大天使聖『ブリュンヒルデは...都庁の地下に封印されている...今こそ、決戦のとき...。』

自称・天使長幸子『頑張ってきてくださいね！』

大天使聖『何を言っている...？』

天使光『あなたが指揮を執るんですよ！』

自称・天使長幸子『カワイイボクに戦えと？』

大天使聖『当然...。』

自称・天使長幸子『いやだ、嫌だぁー！』

天使光『ほら、行きますよ！』ﾄﾞﾝｯ

自称・大天使幸子『落ちる、落ちる、落ちるぅー！！！』

堕天使奏『ウサミン教団が議事堂を占拠したわ・・・。侵攻作戦の開始はいつでも大丈夫よ？ふふっ！』

魔王蘭子『そうか、ご苦労であったぞ、いよいよ漆黒の世界の幕開けであるか。』

堕天使奏『でも、小唯一神がやっかいよ？』

魔王蘭子『我が下僕よ、案ずる事は無い我が暗黒の魔にて小ざかしい小唯一神など粉みじんにしてくれるわ！』

魔王蘭子『此度の戦、決して容赦はせぬぞ！』

魔王蘭子『御使いどもよ、光に惑わされし人間どもよ！』

魔王蘭子『地の底に叩き落し、永遠の闇に飲まれよ！』

魔王蘭子『恐れ、敬い、崇め奉るが良い！』

魔王蘭子『さあ、血と涙の宴の始まりだ！！』

凜『私は、どうすればよいの？ねえ、答えてよ、プロデューサー！！』

守護神東郷『無駄だ、その者はもはや目覚めない。』

凜『何よ、何なのよあんた！』

守護神東郷『私は遥か古より都を守りし女神東郷。』

凜『神？あんたの仲間のせいでプロデューサーは！』

守護神東郷『落ち着け、私はかの者たちとの繋がりは無い。』

凜『え？』

守護神東郷『だが、天使や悪魔の侵攻を止められなかったという点ではその者の死は私のせいだろう。』

凜『・・・』

守護神東郷『君は、天使の側につくことも、悪魔の側につく事も出来る。』

守護神東郷『そして、どちらも選ばず私と共に彼の愛した東京を、ＣＧプロダクションを守るという選択も出来る。』

守護神東郷『さあ、どうする？』

凜『私は・・・、私は！』

モバＰ「」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

凜「プロデューサー・・・。」

モバＰ「ハッ！」

凜「食べて、良いよ？」

終わりです。

勢いで書いた。今は反省している。