魔王「どうも魔王でーす」勇者「勇者でーす」側近「側近でーす」 (5)

魔王・勇者「「二人そろってよくある二人のコンビでーす」」

側近「わーわーどんどんぱふぱふ~」

側近「て、何でおれをむししt…「てことで勇者さん、結婚してください」

勇者「なんでだよ!俺たち男同士だろ!」

魔王「魔族は同性でも子供ができるんですよ」

勇者「まじで!え、それどうなってんの」

側近「いや…ちょ」

魔王「魔族にも人間と同じ生殖器はあるけど実際快楽のためだけにしか使わないのよ
子作りには生まれつき持ってる玉を交換すればいいだけ」

側近「ちょっと」

勇者「それ俺もって内から意味なくね」

側近「ねぇって」

魔王「魔族は両性具なので問題ないです…機能もそなわってますし」

側近「おうい!!」

勇者「うるせーーー!!!!」

側近「えええええええ?!?!」

勇者「いまおれたち将来のこと話し合ってんのにそれをよこから「ねぇ」だの「ちょっと」だのうるせぇなおい!」

側近「……なんで俺怒られてんの」


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勇者「おめぇがうるせーからだよ、ちょっと黙ってろ」

側近「……はい、ごめんなさい」

勇者「……ッチ」

側近「え、今舌打ちした?」

勇者「で、何の話だっけ」

魔王「俺たちの将来の話」

勇者「そうそう、で、魔族って両性具なんだってな」

魔王「うん、で結婚していちゃいちゃしようってはなし」

勇者「でも生えてるんだよね」

魔王「うん」

勇者「まあそれならまだ許せたけど…お前」

魔王「ん?」

勇者「お前マッチョだしなぁ…」


魔王「え…」

勇者「さすがにマッチョの俺よりがたい良くておっさん顔とはちょっとね…なあ側近もそう思うよな」

側近「たしかに魔王様と寝ろって言われても…さすがにね」

魔王「おめえぇはだまってろ!……消すぞこら」

側近「ひぇ!」

勇者「ひぇってw」

魔王「次余計なこと言ってみろ…今晩掘るからな」

側近「!」

勇者「なに興奮してんの」

側近「してねぇよ!」

勇者「じゃあなんで前手で隠してるの」

側近「ぞわっとしたから」

勇者「興奮してんじゃん」

側近「してねぇし!」

勇者「じゃあその手はなせよ」

側近「やだよ」

魔王「いいから…お前ゲイだろ」

側近「ちげぇっつってんだろ!」

べしっ!

魔王「って……お前俺上司だぞ!」

側近「おおぉぉぉぉおうごめんなさぁああああい!!!」

魔王「ったく…つぎやったらもうゆるさねぇからな」


勇者「……」ニヤニヤ

魔王「なんですか…」

勇者「いや…wなかいいなぁってw」

側近「どこが」

魔王「そうだよ」

勇者「いや…魔王も頭どつかれてゆるすんだなぁってw」

勇者「俺の時なんか剣向けただけで怒りまくってたじゃんかw」

魔王「それは知らない人にいきなり「お前を葬る!」とかいって剣向けられたらねぇ」

勇者「ごめんてw」

魔王「あー思い出したらなんかムカついてきた…よし、側近一回死のう」

側近「いやいやいや…いやいやいやいやいや…おかしくない?その流れでそれはおかしくない?」

魔王「あ?なにがおかしんだよ」

側近「あの流れは普通勇者を倒すって流れで…なんで俺にそれがまわってくるんですか?って言ってんの!」

魔王「言ってなかったじゃん」

側近「今いった!はい言った!!」

魔王「何お前…死にたくないの?」

側近「誰が好きこのんで「わたし、死にたいんです」っていうか!」

魔王「死にたいんじゃん」

側近「今のはたとえ!た・と・え!」

勇者「やっぱ中いいじゃんよ」


魔王「だからよくないって」

勇者「いや普通仲良くないとそんなに口論しないって」

魔王「いやするでしょ」

勇者「まあ…するね…でもやっぱなかいいよー、ねぇ側近」

側近「いやわいよ」

勇者「……いやいや良いってw」

側近「わるいよ、よるもいつも攻めか受けかで喧嘩するもん」

勇者「え…ちょっとまって、なに攻めと受けってw」

側近「そのままの意味だよ」

勇者「え、こいつとやっといて俺と結婚しようとしてたのお前」

魔王「友達と恋人は…べつじゃん?」

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