P「ここをキャンプ地とする!」【アイマス】 (227)

【配役紹介】
カメラマン兼D:P
出演者:真、春香、千早

※注意
このSSはキャラ設定崩壊が起こる可能性がございます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426031440

P「皆さんこんばんは。『土曜日いかがですか?』です。今回は初の海外ロケでございます。真、春香、千早の3人を連れてロケに行って参りました。」

春香「お茶を出しなさい母さん。」

千早「はいはい。」

春香「まだ真は帰らないのか。」

千早「気長に待ちましょう。」

P「真と春香は今回、何も知らずにロケに連れて行かれるわけですが、やはり大事件が起きてしまいます。果たして無事に帰ってこれるのでしょうか。乞うご期待。」

真「パカラパカラ。」

真「ただいま! 父さん母さん。」

千早・春香「あ、白馬の王子様だ。」

真「…………………」

真「プロデューサーやっぱりこれやめませんか?」

P「乞うご期待!」

デッデデデッデデデデ
デッデデデッデデデー

【午前9:30 都内某所】

P「えー…テレビの前の皆さんこんばんは。」

千早「こんばんは。」

P「今回はですね、初の試みです。なんと海外ロケに向かいたいと思います。」

千早「海外ロケ!? というか他の仕事はどうするんですか?」

P「ご心配ご無用。3人のスケジュールの方をちゃんと確保しておきました。」

千早「さすがプロデューサー。仕事が早い。」

千早「そういえば先ほどから春香と真の2人を見かけてないけど………」

P「あの2人にはドッキリを仕掛けます。」

千早「ドッキリ…?」

P「こちらのフリップをご覧ください。こちらは今日の2人のスケジュールとなっています。」

P「真と春香は昼まで仕事があります。そしてそのあと偶然かはわかりませんが、2人はラジオで共演する事になっています。」

千早「まさか…そこを襲うんですか?」

P「その通り。」

千早「それってお仕事的に大丈夫なんですか?」

P「実はスタッフの方には私の方から話を通しております。番組の終わりに突撃してこの2人を拉致します。」

千早「これは楽しみですね。」

P「では早速向かいましょう。」

【午前11:52 ラジオ現場】

P「ここではまもなく春香がパーソナリティーを務めるラジオの収録が開始されます。ゲストには真と完璧な条件が整っております。」

千早「ところでプロデューサー、後ろの方々はどなたですか?」

P「今回のドッキリに協力してくれる黒子の皆様です。」

黒子「真ちゃん………」

黒子「真くん………」

黒子「んっふっふ〜………」

千早「中身の人って私たちの知り合いですよね?」

P「それ以上はいけない。」

【正午】

春香「どうもみなさんこんにちは〜! 春香のるんるんラジオの時間でーす。今回のゲストは765プロのお友達の菊地真ちゃん!」

真「どうもラジオの前のみんな。元気にしてたかい?」

春香「さすが真! いきなり口説きに来たね〜。」

真「春香がやらしたんじゃないか!」

春香「そんなこんなで春香るんるんラジオ始まりまーす!」

【午後00:34】

真「そんなこと言わないでよ春香…」

春香「やっぱりかっこいいな真は〜。美希と雪歩が惚れるわけだ。」

真「僕としては照れるんだよな〜。」

春香「あんまりかっこつけると美希と雪歩がラジオに来るかもね。」

真「まっさかー!」

春香「だよねー!」

水曜どうでしょう?

>>6
そうですね
水曜どうでしょうのノリをアイマスキャラでやる的な感じです。
似たようなSSはありそうですけど。

>>7
たしかサイコロの旅はあった筈だよー

【午後00:49】

P「まもなく襲撃するんですが、ここでですね、2人にもこのドッキリを気づけるネタを用意しております。」

千早「ネタですか?」

P「まもなくお便りのコーナーになるんですが、その中の一枚は私が書いたお便りなんです。」

千早「あの2人が気づくとは到底思えないけど………」

春香「ではお便りのコーナー!」

真「パフパフ〜!」

春香「早速読んじゃいます! ペンネームPさんからです。」

春香「近々、私は3人の女の子を連れて海外へ行きます。そこでもし、お2人が突然海外へ行く事になったらどう思いますか? とのお便りです。」

真「そんなの嫌ですよ〜。だって突然でしょ? 春香はどう思う?」

春香「私は多分パスポート忘れるから大丈夫。」

真「そこ誇るところ?」

春香「ハハハ。」

P「もう既に2人のパスポートは用意してるんですけどね…」

千早「さすがプロデューサー。」

>>8
やはりそうでしたか。ありがとうございます。
よろしければこれからも見てください。

【午後00:58】

春香「ラジオの時間もそろそろなくなってきました。今日は楽しかったね真。」

真「うん。やっぱり春香と喋るのは楽しいよ!」

春香「またゲストに来てね!」

P「行きましょう!」

千早「はい!」

春香「それではまた次回を、お楽しみに………」

ガチャ

P「確保ーーーーー!!」

真「な、なんだー!?」

春香「え、え、え!?」

黒子「真ちゃん…離さないよ。」ガシッ

黒子「真くん…」ガシッ

真「うわあ! なにこの人たち!?」

黒子「はるるん…今日はいつもの2倍いじってあげるよ〜…んっふっふ〜。」ガシッ

黒子「おつだね〜…黒子さん。」ガシッ

春香「なになになになに!?」

千早「車まで運んでくださーい。」

春香「千早ちゃん何してんの!?」

真「春香………もう諦めよう。僕たちはやられたんだ。」

黒子「わっしょい! わっしょい!」

ガラガラ〜

ドスン

車の中に放り込まれる。

真「う!」

春香「グヘェッ!」

ガラガラ〜

ガチャリ

ドアを閉められる。

P「こんにちは2人とも。」

千早「素晴らしいラジオだったわ。」

春香「プロデューサーと千早ちゃん………も…もしかして……」

P「春香さんご存知『土曜日いかがですか?』の収録でございます。」

春香「最悪だ〜………」

真「わかってたんだ………黒子が出てきた段階で間違いなくこれだって………」

真「でも今回は乱暴すぎない? 僕たちアイドルだよ!」

P「この番組においてアイドルという言葉は存在しません。」

真「それでもプロデューサーなの!?」

春香「で…どこへ私たちは連れて行かれるの?」

P「いいんですか発表しちゃって?」

真「春香…僕、嫌な予感しかしないよ。」

春香「だ、だ、大丈夫だよ真。わ、わ、私がついてるから!」

P「それでは発表します!」

P「今回のロケ先は………ジャン!」

千早「ヨーロッパ!!」

真「ええっ!? よりによって海外!? しかも範囲でかっ!?」

P「アメリカでレンタカーを借りてヨーロッパを横断します!」

春香「わ、私たちはパスポート今日は持ってきてないんですよ……残念でしたねプロデューサー………」

P「2人の両親に相談したところ快く渡してくれました。」

真「僕たちの両親管理が甘すぎるんだよ………」

春香「海外か………楽しいんだろうな………」

真「春香!? 帰ってきて!! まだ壊れちゃダメだよ!」

P「それでは空港に向かいましょう。」

P「さあ早くも2人の精神状態はボロボロになってしまいました。次回からはついにアメリカ上陸です。私たちは無事に日本へ帰って来れるのでしょうかお楽しみに!」

春香「まだ帰ってこんのか。」

千早「もう少しですよ。」

真「パカラパカラ。」

千早・春香「あ、白鳥の王子様だ。」

真「ねえプロデューサーこのコーナー潰していいですか?」

P「フッ、お楽しみに!!」

これにて第一夜は終わりです。
休憩して第二夜あげますのでお楽しみに。

行き先はアメリカなの?
ヨーロッパなの?

これ安田さん拉致やアメリカ横断や二十一カ国制覇とか混ざってるのか
でもさアメリカ>ヨーロッパってレンタカー無理じゃね?

アメリカじゃなくてヨーロッパでした!
最初の構想とごっちゃになってます!
ご指摘ありがとうございます

訂正版

春香「で…どこへ私たちは連れて行かれるの?」

P「いいんですか発表しちゃって?」

真「春香…僕、嫌な予感しかしないよ。」

春香「だ、だ、大丈夫だよ真。わ、わ、私がついてるから!」

P「それでは発表します!」

P「今回のロケ先は………ジャン!」

千早「ヨーロッパ!!」

真「ええっ!? よりによって海外!? しかも範囲でかっ!?」

P「ヨーロッパでレンタカーを借りてヨーロッパを横断します!」

春香「わ、私たちはパスポート今日は持ってきてないんですよ……残念でしたねプロデューサー………」

P「2人の両親に相談したところ快く渡してくれました。」

真「僕たちの両親管理が甘すぎるんだよ………」

春香「海外か………楽しいんだろうな………」

真「春香!? 帰ってきて!! まだ壊れちゃダメだよ!」

P「それでは空港に向かいましょう。」

訂正版

P「さあ早くも2人の精神状態はボロボロになってしまいました。次回からはついにヨーロッパ上陸です。私たちは無事に日本へ帰って来れるのでしょうかお楽しみに!」

春香「まだ帰ってこんのか。」

千早「もう少しですよ。」

真「パカラパカラ。」

千早・春香「あ、白鳥の王子様だ。」

真「ねえプロデューサーこのコーナー潰していいですか?」

P「フッ、お楽しみに!!」

>>16
>>18
間違ってすみませんでした!

P「こんばんは、土曜日いかがですか?です。今夜はヨーロッパ21カ国横断その第二夜です。前回は春香が壊れてしまい、最悪のスタートをきってしまいました。そして今夜も春香さんの暴走が止まりません。それではお楽しみください。」

真「まだ母さんは帰ってこないの?」

春香「あんな奴知らん!」

千早「ただいまー!」

真・春香「あ、鬼嫁だ。」

千早「プロデューサー、あとでこのお面処分しておいてください。」

デッデデデッデデデデ
デッデデデッデデデー

【午後01:20 車内】

真「いやーまさかだったなー…突然ラジオ終わったら襲撃されて落ち着く暇なくヨーロッパ横断21カ国制覇ってさー。さすがのまこちんも想像もつかないよ。」

真「バカだなー。後悔しかないよ。いま思い返せばお便りも仕込んでたんでしょ? ペンネームPってさー間違いなくプロデューサーだもん。あの時点で気づいてれば逃げれてたんだ。バカだから気づかないんだけど。」

千早「真はバカじゃないよ。」

真「バカじゃなかったらなんでここにいるの!? バカじゃないならあの段階で気づいてるよ!」

真「でだ! そこにいるプロデューサーが僕たちの休日を奪ってまで仕事を確保してるんでしょ!? おかしいよそんなの。7泊8日って僕たちは会社の奴隷じゃないんですよ! 僕たちにだって自由はあります!」

千早「大丈夫よ。今回は私もいるから安心して。サポートはしてあげるから。」

真「………そう?」

千早「うん。」

真「よーし生き抜くぞー………生き抜いて無事に日本へ帰って来るんだ………帰ったらお母さんの手料理をたらふく食ってやるんだ。」

千早「何を食べるの?」

真「うーん………卵焼き!」

千早「卵焼き?(笑)」

真「うん! 卵焼き!」

千早「本当に卵焼きでいいの?(笑)」

真「なんならそこにウインナーも作ってもらってモーニング定食にするのもありだね。」

千早「真大丈夫?」

真「大丈夫なわけないでしょ! 突然の出来事で頭はこんがらがってるよ! 春香をみてごらんよ!」

春香「ポカーン。」

真「ただのぬいぐるみみたいになっちゃってるじゃん! もうダメなんだよ僕たちは! 精神状態を保てないよ!」

プロデューサー「ちなみにですね、今回見事、21カ国横断できたあかつきには、なななななななんと! 一週間の休みを確保しております!」

春香「休日!?」

真「本当ですかプロデューサー!?」

プロデューサー「もちろん! ですが…」

プロデューサー「もし、21カ国横断が出来なれば! 川を下ってもらいます!」

春香「ポカーン。」

真「川……ですか?」

プロデューサー「そう! カヌーで。」

真「カヌーで!?」

真「ちょっと待ってください! 次から次へと新しい情報が入ってきますけど、僕たちにとって辛い事しかないですよ!?」

プロデューサー「横断すればいいんですよ。」

真「プロデューサー、そんな簡単に横断すればいいんですよ! なんて言ってますけどヨーロッパって知ってます? 面積で言うと日本なんてアリみたい大きさなんですよ?」

プロデューサー「なら諦めるか? その代わり川をカヌーで2泊3日下ってもらうぞ。」

真「ほら、また新しい情報が増えた。誰が得するんですか2泊3日カヌーで川下りって! 視聴者も途中で飽きてくるよ!」

千早「私…初耳なんですけど?」

プロデューサー「そりゃそうだよ。今考えたからね。」

千早「………今すぐ車から降ろすから真手伝って。」

真「わかった。」

プロデューサー「ちょっとまて! 落ち着け! 俺も全力でヨーロッパ横断をサポートするから安心しろ!」

春香「グー……zzz」

【午後02:03 空港】

P「では、お3人方! ヨーロッパ横断の意気込みをどうぞ!」

真「ここでするんですか?」

P「あ、それじゃあヨーロッパ着いてからにするか?」

真「企画がブレブレじゃん! 先行き不安だよ………」

春香「絶対! ヨーロッパ21カ国横断! 成功するぞーー! おう!」

千早「お、おう!」

【午後02:30 NMK765便ソウルへ】

春香「…………」

P「あれ寝てるの?(笑)」

真「目少し開いてますよ?」

P「でも寝息聞こえるじゃん。」

真「起きてるんじゃ………」

春香「ハッ!」パチッ

P「ほら寝てた!」

千早「アイドルがなんて寝方をしてるんですか………」

【3時間後 ソウル到着】

【そして乗り換え】

【午後6:30 BN876便 パリへ】

真「夕食です!」

CA「FISH or BEEF?」

春香「ビーフ!」

【5時間経過】

春香「…………」

P「絶対寝てるよこれ(笑)」

真「顔が……顔が……(笑)」

千早「ププッ……(笑)」

【8時間経過】

全員「zzz」

【12時間経過】

CA「まもなく空港に着陸いたします。」

P「えー、現在日本時間で約午前3時! 外の景色を見てください。」

真「まぶしっ!」

P「現地時間約午後6時。これが時差ですねー。」

千早「海外では日本時間の時計と海外時間の時計を持っていくのが有効です。体内時間をできるだけズラさないようにしましょう。」

春香「眠たいです………」

P「それから春香の呼び方が変わるんだよな?」

千早「マドモアゼル春香ですね。」

春香「いえい!」

P「真はムッシュだな。」

真「ちょっと!」

【午後6:00 シャルル・ド・ゴール空港(フランス)】

【両替】

千早「昔フランスの通貨はフランって言ってたんですよ。現在はユーロです。」

春香「フランスだけにフランだね!」

P「シャトルバスに乗るぞ。」スー

千早「ここからはRER、つまり高速鉄道を使ってパリ北駅まで向かいます。」

【午後07:30 パリ北駅】

千早「今から地下鉄に乗り換えます。海外の地下鉄の電車は意外と日本製が多いんですよ。」

真「そうなんだ!」

春香「勉強になるなー。」

【午後7:50 パリ・レビュブリック広場】

ガヤガヤ

真「現在現地時間で午後7:53なんですが、まだ明るくて人が多いですねー。さすがパリです。」

P「とりあえずホテルを探しておこうか。」

千早「プロデューサーは地図読めるんですか?」

P「そこそこはな。だが、英語の地図は初めてだ。とりあえず春香に読ましてみよう。」

春香「え!? 私!?」

【春香 地図を読む】

春香「あ! これハンバーガー屋さんだ! あれ? こっちにもある!! あ、こっちにも!」

P「この周辺そんなにハンバーガー屋はないぞ? ここパリだし………ってお前絵で判断してたのか(笑)」

千早「ちゃんと文字を読んでみて春香。」

春香「うん! えーと……MOTELとHOTELがありますね………モテると火照る? 照れてるんですかこの地図は?」

真「僕たちはバカだから地図は読ませないでください!」

千早・P「腹が痛い………ハハハハハハッ。」

【ホテルチェックイン】

受付「ダブルベッド?」

千早「ノー、スリー&シングル。」

受付「ダブルベッド2?」

千早「ノー! スリー&シングル!!」

P「真のせいでカップル2組と思われてるな………」

真「フランスでもこの仕打ちですか! ちくしょー!」

ポテン

ポテン

P「子供がバスケをしながらロビーを歩いてる………日本じゃあまり見られないぞ。」

真「ヘイパース!!」ダッ

P・春香「真!?」

子供「?」

ポーン

ダンダン

クルッ

P「すごい動きだ………」

春香「真ちゃんストレス発散したかったんだね………分かるよ………」

子供「ワンダフル!」

真「イェーイ!」

パチーン

P「初対面の外国の子供とハイタッチしたぞ………」

春香「コミュニケーション能力すごいなー………」

【就寝】

P「明日は午前7時起きですので夜更かしはしないようお願いします。」

P「それでは皆様お休みなさい。」

春香・千早・真「お休みなさい!」

春香「ホテルにて1泊!」ガバッ

真「なんだかんだで楽しめそうだなー………」

春香「zzz」

真「また目開けてる。」

千早「プフッ。」

P「いかがでしたでしょうかヨーロッパ21カ国横断第二夜。2人ともバカでしたねー。ですが、次回。新たなバカが増えてしまいます。どうなることやら! 次回もお楽しみに!」

真「腹減ったよー。母さんまだ?」

春香「黙ってなさい!」

千早「ただいまー!」

真・千早「あ、新たなバカだ。」

千早「プロデューサー、殴る許可をください。」

P「じ、次回もお楽しみに!(笑)」

【次回予告】

春香「プーーーーーーーー!!」

千早「マドモアゼルプー誕生の瞬間を見たわ。」

P「意外とショボいな。」

真「ノー! アイアムウーメン!」

【次回お楽しみに!】

第二夜はここまでです。
今日はもう書けませんが、第三夜は明日書く予定ですので待っててください。
読んでくれてありがとうございます。

訂正版
P「いかがでしたでしょうかヨーロッパ21カ国横断第二夜。2人ともバカでしたねー。ですが、次回。新たなバカが増えてしまいます。どうなることやら! 次回もお楽しみに!」

真「腹減ったよー。母さんまだ?」

春香「黙ってなさい!」

千早「ただいまー!」

真・春香「あ、新たなバカだ。」

千早「プロデューサー、殴る許可をください。」

P「じ、次回もお楽しみに!(笑)」

【次回予告】

春香「プーーーーーーーー!!」

千早「マドモアゼルプー誕生の瞬間を見たわ。」

P「意外とショボいな。」

真「ノー! アイアムウーメン!」

【次回お楽しみに!】

P「皆さんこんばんは。土曜日いかがですか?です。今夜はヨーロッパ21カ国横断第三夜です。前回、春香がバカを露呈し、ホテルへチェックインしたところで1日目が終了しました。2日目からはついにヨーロッパ横断を開始いたします。そして、ついにあの人気者と対面いたします。乞うご期待!」

真「父さんはまだ帰ってこないの?」

千早「お土産買って帰るらしいわよ。」

春香「ただいまー!」

真・千早「おか………ブフッ!」

春香「ハチミツ持って帰ってきたよ〜。ハチミツおいしいな〜。」

【スタイリスト小鳥の本気】

真「小鳥さん本気出し過ぎでしょ(笑)」

千早「ハチミツくさっ!」

春香「ハチミツ〜食べてるな〜。」

P「彼女はすでにアイドルをやめています。」

デッデデデッデデデデ
デッデデデッデデデー

【二日目 午前08:00 パリ凱旋門】

P「こんばんは。」

真「それどころじゃないですよ! 凱旋門です凱旋門!! でかいなー!」

春香「かつてないほど豪華なオープニング! テンションMAXです!」

P「ヨーロッパ横断はこのフランスのパリ、しかも凱旋門からスタートしたいと思います。」

P「では今回の説明の方を千早の方からお聞きください。」

千早「それでは皆さん足元の方をご覧ください。このでかい地図でルートの方を説明させていただきます。」

真・春香「はっ!? いつの間に!」

P「今日はノッてくれるね〜。これが凱旋門の力だな。」

千早「まず我々はフランスのパリにいます。パリを探してください。」

春香「パリか〜。どこだろうなー。」

真「春香、そっちアフリカだよ。」

春香「だってフランスってでかいよね?」

真「確かに…じゃあここだ!」

千早「真、そこはロシアよ。」

P「正解はここです。」

真「そこか〜。」

春香「案外惜しかったね。」

真「そだね。」

千早「では、そこから我々はどこへ向かうと思いますか?」

春香「イタリアだと思うな。オシャレな服を買ってパスタをいっぱい食べたいもん!」

真「スペインだね。牛をかわしたり、フラメンコ踊ったりで華麗な僕を見せたいです!」

千早「なるほど。でもダメです。」

【ダメ】

真「全否定!?」

千早「今回は手際よく行かないと21カ国制覇なんて不可能なのでルートはこちらの方で決めさせていただきました。」

千早「我々が最初に向かうのは…」

真・春香「ゴクッ………」

千早「UKです。」

【UK】

真・春香「UK?」

春香「何の略? うから始まって………?」

P「何で外国なのにうから始まるんだよ!(笑)」

春香「何がですか?」

千早「まったく理解していない………」

千早「UKとはユナイテッド・キングダムの略です。日本ではイングランド、つまりイギリスのことです。」

春香「イギリス………」

真「ありだね。」

P「さあ目的地が決まったところで皆さんにはこちらの方をプレゼントさしていただきます。」

真「なんですかこれ?」

春香「あ、地図が描いてあるよ! でも色がついてないね。」

P「皆さんにはこれから制覇した国を色ペンで塗っていただきます。そして、そのシャツは視聴者プレゼントとなりますので頑張ってください。」

春香「誰が着るの?」

真「千早だね。」

春香「そうよね。」

千早「なんでそうなるの?」

春香「だって書きやすそうだもの。」

P「なるほどな。」

真「着ちゃいましょう千早。」

千早「ちょっと待って…書きやすそうって何…?」

P「だって千早って胸が………」

ボコッ

P「がはっ。」

【鉄拳制裁】

千早「真だって人のこと言えないわよ!」

真「ぼ、僕は結構ありますよ! 千早よりはありますね!」

千早「何だったら春香に判定してもらいましょう! 春香! どっちがでかい?」

真「僕だよね?」

千早「私よね?」

春香「うわわわわわ。」

P「醜い争いはよそう。誰も得しないだろう。」

真「誰がこれを渡したんですか?」

千早「これを渡した人が一番悪いわよね?」

P「あわわわわわわわ。」

春香「プロデューサーが着るのが一番ですね。」

貴音「プロデューサーが渡した危険物はプロデューサーが着る事でことなきをえました。では、ここからの計画を説明します。」

貴音「まず、フランスのパリを出発してドーバー海峡を渡り、イギリスを目指します。そこからオランダ、ベルギー、ルクセンブルクなどを制覇し、最終的にはフィンランドのヘルシンキを制覇し、日本へ帰ります。ただ、プロデューサーの頭の中では今回の企画にテーマを抱えていました。それは【メルヘン】。ヨーロッパのメルヘンを3人に経験させ、気持ちをメルヘンチックにしようというプロデューサーの優しい心遣いであった。」

貴音「しかし、その前に立ち塞がる数々の問題、第一に言葉の問題。」

【障害その① 言葉の問題 まともに英語を喋れるのはプロデューサーだけ、千早は少しだけ喋れるが残り2人はバカ】

貴音「そしてレンタカーを借りる上で一番の問題が右側通行。」

【障害その② 不慣れな右側通行 運転できるのがプロデューサーだけな上、都市部は運転が荒くて危険】

貴音「だが、プロデューサーはそんな事を少しも考えることなく、企画を進めるのであった。以上四条貴音がお送りしました。」

【スタート】

【午前09:00 レンタカー駐車場】

P「さあ、まもなく旅の方も始まりますが、どうですか皆さん。」

千早「緊張してきましたね。無事に日本へ帰れるよう全力でサポートします。」

春香「何と言ってもドーバー大橋だよねー! 生で見てみたいなードーバー大橋。」

真「春香、ドーバー大橋って実は世界三大大橋の一つって知ってた?」

春香「ええ!? そうなの! 真って物知りだね!」

真「えへへ。当然ですよ!」

【ポイント:ドーバー大橋は存在しません。よって2人はバカ。】

春香「ここで車内での担当を紹介したいと思います。まずドライバーはプロデューサー! プロデューサーしか運転できないので彼の精神状態がヨーロッパ21カ国制覇に大きく関わってきます。」

春香「そして助手席には地図係の千早ちゃん! 私たち2人は地図も読めないバカなので千早ちゃんの道案内が重要となってきます。」

春香「そして! カメラマン兼ムードメーカー係の私たち2人が後部座席に陣取るという布陣です。」

真「つまり役立たずというわけです!」

春香「悲しいね!」

真「その代わり! 暗いムードには絶対させないよう頑張ります!」

【高速道路A1】

真「今私たちはカレーという街に向かっております。」

春香「カレーって名前が食欲をそそるよね。」

真「カレーと言えばこの前貴音がカレーライスを食ってたんだけど、尋常じゃない大きさのカレーライスを完食してたんだ。あれはビックリしたよ。」

春香「貴音さんはアイアンストマックって巷では言われてるからね。」

真「永久機関車とも言われてるよ。」

春香「高燃費レディーとも呼ばれてるよ。」

千早「それ全部亜美と真美がつけたあだ名じゃない………」

【サービスエリアで昼食】

春香「えー今まで食ったパスタの中で一番まずいです。」

真「うどんパスタと名付けました。」

P「千早の料理と良い勝負だ。」

千早「え?」

【高速道路A26】

【まもなくカレー】

P「さて、まもなくドーバー海峡の方に着きますよぉ。」

春香「いよいよドーバー大橋だね! わくわくしてきた!」

真「そんなにはしゃがなくていいよ春香。たかが橋なんだから。」

千早「そうよ。そんな橋なんてないんだから。」

真・春香「え!?」

P「ドーバー大橋はございません!」

真「そ…そんな………」

春香「私たちがバカだったの…?」

P・千早「はい。」

千早「ドーバー大橋は存在しなくて私たちが今から渡るのはユーロトンネルというトンネルです。」

【橋× トンネル○】

千早「後ろの2人はトンネルをどうやって渡ると思う?」

真「いくらバカでもそれぐらい分かるよ。車で通過するんだ。」

春香「裏をかいて徒歩だね!」

千早「何のためにレンタカーを借りたのよ………」

P「ちがーーーーう!!」

【P激怒!!】

真「怒ることはないでしょ!(笑)」

P「今から我々はル・シャトルに乗るんです!」

【ル・シャトル】

春香「ル・シャトル?」

P「実はユーロトンネルには車道はありません。そこで、列車に車を乗せて運んでもらうんです。」

真「へぇ〜。珍しいな〜。」

千早「日本じゃあまりない方法よね。」

【料金所】

受付「オ〜、ナイスカップル!」

真「ノー! アイアムウーメン!」

全員「ワハハハハハハ。」

【フランス出国】

P「さらばフランス! そしていざUKへ!」

真・春香「よお!!」

【UK入国】

千早「こんなあっさりしてていいの? まだル・シャトルに乗ってないわよ?」

P「ま、いいじゃない。適当に編集しとくから。」

千早「それでもプロデューサーなの!?」

春香「あ! あれじゃない?」

【ル・シャトル】

真「なんか貨物になった気分だ。」

春香「いよいよUKに行くんだね。」

【午後01:00 カレー(フランス)→フォークストン(UK)】

真「みんな、トンネル入る瞬間を見ようよ!」

春香「そうだね!」

千早「あ、入った。」

真「あ、出た。」

P「また入ったぞ。」

春香「あ、出た。」

真「ここがUKなんだね。」

P「意外とショボいな。」

千早「そうだとしたらただのボッタクリよ。」

【本題】

P「今回の目的はヨーロッパ21カ国制覇することですけども、もう一つ、重要なテーマがございましたね。」

真・春香「メルヘン。」

P「その通り。では、UKのメルヘンと言えばなんでしょうか。」

真「ベッカム?」

【×】

P「どこがメルヘンだよ。(笑)」

春香「フィッシュアンドチップス。」

【×】

千早「腹が空いてるのね春香。」

P「ヒントは夢の国の住人です!」

春香「わかったミッ○ーだ!」

【×】

千早「じゃあ大ヒント! 落ち着いた性格で癒しキャラ。ハチミツが大好物と言えば!」

P「ここまで言えばもう分かるでしょう。」

真「あ、わかりましたよプロデューサー。」

【お?】

真「雪歩ですね。」

【×】

P「何でだよ!(笑)惜しいけどな。ハチミツ好きそうだし雪歩っぽいけど!」

千早「雪歩………確かに(笑)プププ。」

P「左側の看板にその張本人がいますね!」

春香「あ、わかった!!」

【お!】

春香「プーーーーーーーー!!」

【正解】

真「プーさんかーーー! 可愛いもんね!」

P「真は可愛い物が好きだからな。」

真「だけどプーさんに限っては春香に負けるよ。」

真「春香は自他共に認めるプーさんマニアだからね。」

春香「まさかこんなところで私のプーさん知識を活かせるとは思いもよりませんでした。」

千早「それじゃあ現地に着いたら春香にプーさんを紹介してもらうわね。」

春香「もちろん!」

千早「マドモアゼルプー誕生の瞬間を見たわ。」

春香「それじゃあいざ! プーさんの故郷、ハートフィールドへ!」

P「いかがでしたでしょうかヨーロッパ21カ国横断第三夜。今回はついにあのプーさんが登場しました。春香と真のテンションがだだ上がりでしたね。次回はついにそのプーさんの舞台となった場所に行きたいと思います。乞うご期待。」

春香「ハチミツどこ行ったかな〜?」

真「父さんどうしたんだろ………」

千早「見ちゃダメよ。」

亜美「んふふふー!」

真・千早「ブハッ。(笑)」

【スタイリスト小鳥の本気】

真「すごく………跳ねてる………(笑)」

千早「違うとこで本気出し過ぎよ………(笑)」

P「彼女らはもう芸人です。」

【次回予告】

春香「ハチミツって飲み物?」

千早「彼女はプーさんに呪われているんです。」

真「これがこの旅のピークになりませんよね?(笑)」

P「プー子だな。」

【次回もお楽しみに!】

第三夜はここまでです。
第四夜は休憩をしてから書きます。
読んでくれてありがとうございます。

P「皆さんこんばんは。土曜日いかがですか?です。今夜はヨーロッパ21カ国横断第四夜です。前回は少ししか姿を見せなかったプーさんですけども、今回はたくさんプーさんが登場しますよ。そして、マドモアゼルプーこと春香に相棒ができます。乞うご期待!」

春香「ハチミツ食べたいなぁ〜。」

亜美「んふふふ〜!」

千早「どうなってるの我が家は………」

真「待ちたまえ!」

千早「誰!?」

真「ハチミツがどこにあるか知りませんか?」

千早「あなたもしかして………ムッシュプー!?」

真「YES!」

【マドモアゼルプーとムッシュプーと愉快な仲間たち】

P「今までの前枠・後枠で一番しょうもなかったな。(笑)」

デッデデデッデデデデ
デッデデデッデデデー

【午後01:40 フォークストン到着】

真「UKだーーーーーーー!」

P「いよぉーーーーーー!」

春香「フォーーーーーーー!」

千早「テンションが高いわね…」

【UK上陸】

千早「早速で悪いんですが私少し心配事があります。」

真「なんですか?」

千早「実はイギリスという国は通貨がユーロではなくポンドです。なので、どこかで両替えしない限り、私たちは無一文です。」

春香「うそーーー!?」

P「まーなんとかなるだろ。」

真「プロデューサーがそういって大丈夫だった試しがありません。」

P「あ、羊だ!」

春香「本当だ!!」

真「イギリスっぽくてメルヘンですねー!」

P「………狩るか?」

千早「さっそくメルヘンぶち壊しです。」

【高速道路M26】

【一般道路M22】

真「えー…現在プロデューサーが地元の人に両替えができる場所を聞いています。」

千早「あの人賢いのにゲスいから油断できないのよねー………」

春香「プロデューサーすっごくドッキリの仕事入れてきません?」

真「そうそう! やっぱりそういう人なんだよ!」

千早「前世はきっと悪魔ね。」

真「でも僕は嫌いじゃないですよプロデューサーのこと。」

春香「私もー!」

千早「私もよ。」

真「なんだかんだ言って面倒見良いもんなー…少し丸くなってくれたら完璧なのに。」

ガチャ

P「この先行けば両替え所あるらしいから行くぞー。」

【午後03:00 ハートフィールドへ向う】

【ハートフィールド到着】

春香「プーさんいるよプーさん!」

真「プーコーナーだね!」

【午後03:20 プーコーナー】

P「春香がテンション上がりすぎてテレビっていうことを忘れてます。」

千早「カメラに背中向けちゃってる………」

真「春香! あそこにハチミツあるよ!」

春香「ハチミツって飲み物?」

P「春香のあだ名考えちゃった。」

千早「マドモアゼルプーじゃないんですか?」

P「それともう一つ。プー子だな。」

千早「それじゃあ春香が怠け者みたいじゃないですか!(笑)」

P「我ながら見事!」

【午後03:40 プーブリッジ入口】

春香「いよいよですね!」

真「ここはなんですか春香?」

春香「ここはプーさんの散歩道です。プーさんはここを散歩してこの先にある橋で棒を投げて遊んでたんですねー。」

真「メルヘンだねー。」

千早「暇だったんでしょうねプーさん。」←適当

春香「なんだとー?」

【マドモアゼルプー怒る】

千早「雪歩だったら穴掘ってますね。」←適当

P「そうだな。」←眠たい

春香「やる気あるのかー!!」

【プー子さらに怒る】

真「まあまあ春香。2人も橋まで行ったらテンション上がるよ。」

【いざプーブリッジへ】

春香「フン〜フンフン〜。」

千早「スキップしてますよ。」

P「それよりさっきから春香が手に持ってるの何?」

真「プーコーナーで買ったプーさん風船です。」

P「さっきから春香のテンションがすごい理由ってあいつか。」

千早「彼女はあのプーさんに呪われているんです。」

真「プーさんの呪いにかかっちゃったんですね…」

春香「何してるんですか! スキップしてください!」

P「完璧に呪いかかってるな………」

【プーブリッジ到着】

春香「ここがプーさんの棒投げ橋ですよー! すごいですねーーー!」

真「意外と小さいんだね。」

春香「プーさんの大きさなら普通の大きさだね。」

【プーさん登場】

P「あれ? 春香どこ行ったんだ?」

千早「春香ーーーー。」

春香「ねえねえ。ハチミツ持ってる?」

真「春香?」

【完全装備】

真「プーさんだ!(笑)」

千早「ちゃんと帽子と服まで着てるのね。完成度高いわ。(笑)」

P「それじゃあプーさん。棒を投げて遊んでください。」

真「春香いわくプーさんは橋から棒を投げて反対側に棒が流れてくるのを待って遊んでたらしいですよ。」

P「ではどうぞ!」

春香「えい。」

チャポン

……………

真・千早・P「……………」

真「動かない。」

真・千早・P「………ブハッ。(笑)」

P「どうですかプーさん?(笑)」

春香「まだこないな〜。」

真「これがこの旅のピークになりませんよね?(笑)」

P「そうなったらこの企画放送しないほうがいいね。」

春香「つまらないな〜。」

真・千早・P「ブハハハッ。」

P「いかがでしたでしょうかヨーロッパ21カ国横断第四夜。今回はマドモアゼルプーことプー子が大活躍でしたね。次回は春香たちがプロデューサーに仕返しを企てます。果たして成功するのでしょうか。乞うご期待!」

真「ハチミツを知らないかい?」

春香「ハチミツ食べたいなぁ〜。」

亜美「んふふふ〜!」

千早「………………」

真「どなたですか?」

千早「どうも。鬼嫁です。」

【マドモアゼルプーとムッシュプーと愉快な仲間たち】

P「すまん千早。そのお面すぐに処分しとけばよかったな。」

【次回予告】

千早「前が見えません!」

真「地獄を見せてやる…ッ!」

春香「インチキするしかないね。」

P「ごめんなさい。」

【次回もお楽しみに!】

第四夜はいかがでしたか?
第五夜は明日に書く予定です。
読んでくれてありがとうございます。

夜更新します

P「皆さんこんばんは。土曜いかがですか?です。今夜はヨーロッパ21カ国横断第五夜です。前回は春香がプーさんに呪われて大変でしたね。今回はなんと逆に私が春香たちにドッキリを仕掛けられてしまいます。一体どんなドッキリなんでしょうか。乞うご期待!」

春香「犯人に告ぐ! 今すぐ人質を解放して出て来なさい!」

千早「私悲しいわ!」

春香「ほら! お母さんも悲しんでるぞ!」

真「誰だよそいつ!」

春香「え? 違うの?」

千早「え? 娘じゃないの?」

【ドジっ娘刑事 薄情派】

P「…………………」

P「次から俺が台本作るわ。」

デッデデデッデデデデ
デッデデデッデデデー

【二日目 午後04:30 ハートフィールド】

P「さあみなさん。プーさんも見れたことですし、次の国を目指そうじゃありませんか。」

春香「次はどこですか!」

真「早く早く!」

千早「プロデューサー発表しましょう。」

P「次の国はベルギーです!」

【ベルギー】

P「今から我々はベルギーのブルージュという街へ向かいます。」

千早「ブルージュは中世ヨーロッパの街並みがそのまんま残った街なんですよ。」

真「それは魅力!」

P「ではさっそく向かいましょう。」

【午後06:30 カレー到着】

貴音「午後06:30、カレーに着いた四人はとても腹を空かしていました。ホテルをブルージュで取っていたプロデューサーは車を急いで走らせるのですが、空腹のせいかここで重大なミスを犯してしまいます。」

春香「お腹が空いたよプロデューサ〜。」

真「腹が減っては仕事もできませんよ〜。」

春香「あ! ありましたよブルージュが! この先を真っ直ぐです!」

千早「え? あ、そうね。」

真「さすが春香!」

P「いざ、中世の街ブルージュへ!」

【BOULOGNE】

春香「ずいぶんと暗くなってきたねー。それでもまだ明るいけど。」

真「ブルージュでたらふく食いましょう!」

【A16(フランス高速道路)】

千早「…………………」

真「さっきから千早ずっと地図眺めてるけどどうしたの?」

千早「………これ本当にブルージュに行くのかしら………」

春香「何言ってるの千早ちゃん! 間違いなくブルージュって書いてあったよ!」

真「僕もこの目で見ましたよ! ブルージュって!」

千早「そうよね………」

プロデューサー「…………………」

プロデューサー「今思った事言うけどさ、よく2人ともブルージュって読めたよな。英語なのに。」

春香「当然だよ。ブルージュって書いてたもん。」

真「あの看板に書いてあるよ!」

千早「あ!!」

【千早気づく】

千早「あぁ………」

春香「見て真! ブルージュって書いてあるよ!」

真「ついにベルギーに入国いたしましたー!」

【ベルギー入国】

プロデューサー「早すぎないか千早? 本当に合ってるのか?」

千早「端っこに止めてもらっていいですか…?」

真「小便小僧がいますよプロデューサー! ベルギーといえば小便小僧ですもんね!」

千早「プロデューサー……看板………」

P「え? ………あ!!」

【P気づく】

春香「どうしたの2人とも?」

P「…ここはどこだと思う春香………」

春香「どこって…ブルージュですよ! 看板にも書いてあるますよ!」

【BOULOGNE】

P「バカの君たちは分からないかもしれないけど…ブルージュってこう書くんだ……」

【BRUGGE】

真「え…? じゃーあの文字は?」

千早「………ブローニュよ。」

【○ブルージュ ×ブローニュ】

P「ククククク…(笑)」

春香「誰ですかこんな間違いしたの!!!」

【映像確認】

春香「あ! ありましたよブルージュが! この先を真っ直ぐです!」

千早「え? あ、そうね。」

真「さすが春香!」

P「いざ、中世の街ブルージュへ!」

【リプレイ】

春香「あ! ありましたよブルージュが! この先を真っ直ぐです!」

【犯人発見】

P「お前だよバカやろー!!」

千早「……………ごめんなさいプロデューサー………」

P「千早は悪くないぞ。バカなくせに思い込みでブルージュだって言った奴が悪いんだよ!」

春香「こうなったらインチキするしかないね。」

真「春香………」

春香「何裏切ってんのよ真! 私たちバカ仲間でしょ!?」

P「なんでバカなくせに英語読もうとしたんだよ! バカはバカらしく絵本読んどきゃいいんだよ!」

春香「言いましたねプロデューサー! ああいいですよ! 私は幼稚園児です。絵本読んであやとりしてるバカな幼稚園児ですよ!」

春香「でも私だって頑張ったんだよ。バカなりに英語読んで協力してあげようって! でもその結果がこれだよ!」

春香「こうなったらもう荷物じゃないの私! トランクに入っとくしかこの旅続けれないよ!」

春香「絶対日本帰ったら亜美と真美にバカにされるよ! あっ、ブローニュお姉ちゃんだっていじられてねー。もう日本に帰らなくていいや私。」

真「ハハハハハハハハハハ!」

千早「春香………(笑)」

P「普段大事な所で噛むのに、なんで逆ギレすると噛まないんだよ(笑)」

【急いでカレーに戻る 午後06:50】

春香「ポカーン。」

P「急ぐぞぉー。春香のためにも急ぐぞぉー。」

千早「まもなくベルギーですよ!」

【本当にベルギー入国】

真「ベルギーーーーーーー!」

春香「ごめんなさい………」

P「もう誰も怒ってないぞ。お前はムードメーカーなんだから頑張っていけ。」

春香「プロデューサー………」ジワァ

【午後07:50 ブルージュ到着】

貴音「この時、プロデューサーは春香が涙ぐんでると思い、春香を励ました。しかし、この春香の涙はまったくのウソ。演技だったのである。」

貴音「確かに春香はブルージュを読み間違えました。だが、名将千早はそれを利用し、ある作戦を思いついたのだ。そう………全てはプロデューサーを騙すために………」

プロデューサー「それでは荷物もホテルへ預けてきたので、この街でお食事しに行きましょう!」

【聖母教会】

千早「夜の聖母教会もなかなかキレイねー。」

春香「プロデューサー、実は私、昼のお詫びにプロデューサーのための晩御飯用意したんです。」

P「本当に? 嬉しいなー!」

真「春香………まさか…!」

春香「真………決行するよ。」

真「いよいよだね春香。」

千早「上手いことやりなさいよ春香。」

真「地獄を見せてやる…ッ!」

貴音「3人は日頃のドッキリの怨みをここで発散させることにしたのだ。そして、安心してほしい。あれほどの事で春香は落ち込みません。3人による復讐が始まるのです。」

春香「はいプロデューサー!」

P「え?」

P「なにこれ?」

春香「チョコですよ?」

P「チョ、チョコか〜………」←実は甘いものが大嫌い

春香「もちろん食べてくれますよね?」

P「バカを言うな! こんなもん食えるよ!」パクッ

真「まだまだありますからどんどん食ってくださいね〜…」

P「ちょ、ちょっと待て…アングッ!」パクッ

千早「ちゃんと腹を満たさないとダメよ。」

P「オボゴッ!」パクッ

【プロデューサー生き地獄!】

春香「あ! プロデューサーが美味しそうに食べてくれてる!! 私嬉しいな!」

真「これで不味いなんて言ったら春香が泣くところでしたよー。」

千早「まだまだあるから食べてね。」

P「こ…こいつら……」パクッパクッパクッ

【プロデューサー生き地獄!】

真「それじゃー次は私のプレゼントだね!」

P「ハグッ!?」

【次のポイントへ】

真「ベルギー名物マジパンですよプロデューサ〜。エヘヘ。日頃の感謝の気持ちです!」

P「悪いな。俺のために………」←実は甘いものが大嫌い

春香「見てくださいこのマジパンの量! マジパン畑ですよ!」

千早「前が見えません!」

真「プロデューサーはこの畑を全部収穫しますもんね!」

【マジパン:アーモンドの粉と砂糖が半分半分です】

P「あ、甘いなー(泣)」バクバク

【マジパンの半分は砂糖です】

P「うう………うぅ……」

真「ど、どうしたんですかプロデューサー(笑)」

春香「それじゃー次はリンゴを収穫しましょう!」

【プロデューサー生き地獄!】

P「酸っぱいから全然いけちゃうよ!(泣)」バクバク

千早「次はそれより酸っぱいレモンを収穫ね!」

【プロデューサー生き地獄!】

P「おいお前ら!」もぐもぐ

P「ごめんなさい。」

真・千早・春香「ハハハハハハハハハハ(笑)」

P「どうでしたでしょうかヨーロッパ21カ国横断第五夜。今回は私が一杯食わされてしまいました。あの子達にはたっぷりとドッキリの仕事を入れてあげたいと思います。次回はいよいよオランダ、ドイツへと入国します! お楽しみに!」

春香「王子刑事! ここに犯人がいるんだな?」ダッ

真「あぁ、間違いないぞおとぼけ!」

千早「私、行くわ!」

春香「やめるんだ壁! はやまるんじゃない!」

真「やめて壁! 人質の命が優先だ壁!」

春香「おい壁!」

千早「どうして逃げるんですかプロデューサー…?」

【あぶないP】

春香「すずむしPの命を守れ!(笑)」

【次回予告】

真「オランダさんは怒ってるよ?」

春香「ケルンにケルンか?」

千早「このホテル頭おかしいわよ!」

P「オランダ夫人は千早の知り合いかい?」

【次回もお楽しみに!】

第五夜はここまで!
第六夜は明日です!
読んでくれてありがとうございます。

千早「どうもみなさんこんばんは。土曜日いかがですか?です。今夜はヨーロッパ21カ国横断第六夜です。前回はプロデューサーのドッキリに成功し、大満足のアイドル3人。今夜はオランダに入国するんですが、果たしてどうなることやら。それではごゆっくりお楽しみください。」

P「狼が出たぞーーーー!」

春香「キャアーーーーー!」

真「え!? ウソ!? そんなバカな!!」

北斗「ガオーーーーー!」

ガコォォォォン

真「仕留めたぞ。」

P「グハハハ。(笑)」

千早「結構きつめに今蹴り入ったわよね?(笑)」

デッデデデッデデデデ
デッデデデッデデデー

【三日目 午前08:30 オランダ国境】

P「えー…おそらく突然映像が流れているとおもいますが、我々は今、オランダにいます。(笑)」

【いつの間にかオランダ入国】

P「これには深い事情はございません。テープチェンジを探すのに手間取り、ようやく見つかった次第です。」

千早「テレビとしては考えられないわね。」

真「このグダグダが土曜日いかがですか?らしいよ。」

千早「今日の最低目標はイタリアだから早めに起きて出発しています。」

春香「千早ちゃんがまだ元気だから今の所順調に来ております。」

真「千早が車酔いすれば僕たちは終わりです!」

P「それからですね、今回、我々は時間の方もあまりありませんので、誠に残念ながらオランダは通過させていただきます。」

春香「本当ですか!?」

真「オランダさんは怒ってるよ?」

春香「なんでオレだけ通過だよ。おかしいだろ? 結構オレ有名だぜ?」

真「すみませんオランダさん。あとでお詫びの品をお持ちしますので。」

春香「鳩サブレな。東京バナナはいらんからな。」

千早「偉そうねオランダ。(笑)」

P「そしてただいまドイツの国境を渡りましたー!」

【ドイツ入国】

春香「やったーーー! これで5カ国制覇です!」

真「なんとか今日までにイタリアを制覇して8カ国にしたいね。」

【午前09:15 アーヘン(ドイツ)】

カリッ

春香「朝食です!」

カリッ

春香「とてもおいしいソーセージです。私的にはうどんパスタを抜いて1位ですね。」

千早「うどんパスタずっと防衛してたのね。(笑)」

【午前09:30 ケルンへ】

P「時間の方もありますので、今から我々はケルンの大聖堂を見に行きたいと思います。」

春香「これじゃーふつうの旅番組だね。」

真「この本によると、ケルンの大聖堂は霞ヶ関ビルよりも高い!」

【霞ヶ関ビルより高い】

真「157メートルだってさ!」

【高さ157メートル】

真「まさに魅力!」

【どうでもいい話】

春香「今からダジャレ言うから聞いてよ真。」

真「うん。いいよ。」

春香「それじゃー真は地元に帰るよって言って。」

真「わかった。」

真「地元に帰るよ。」

春香「ケルンにケルンか(帰るんか)?」

真「上手い!」

千早「見事ね春香〜。」パチパチ

春香「だからといって何も出てこないけどね。」

真「悲しい事言わないの!」

【御婦人】

春香「あれ誘ってるよね真。」

真「だって裸だもん。オランダの夫人はジッとこっちを、というかプロデューサーを見続けてますよ。」

P「さっきから目が合うんだよね彼女と。目のやり場に困るねー。」

P「オランダ夫人は千早の知り合いかい? 似てるけど。」

千早「彼女は遠い親戚なんですよ。」

P「あ、そうだったの!?(笑) やっぱりそうだと思ったんだよ〜。」

千早「早く追い抜いてください。」

真「さらばオランダ夫人!」

春香「儚い恋物語だったねー。」

千早「早く元の車線に戻ってください。」

P「怒るなよ千早〜。」

【午前11:00 ケルン市街(ドイツ)】

【まったくケルン大聖堂が見つからない】

千早「次を右曲がったらあるはずなんですが………」

真「ケルン大聖堂は照れ屋なんだね。」

春香「早く姿を見せなさいよ!」

P「あ!」

【Pが何かを発見!】

P「あれじゃね!?」

真「あっ! ぽいですよ!」

千早「あ!」

【千早が何かを発見!】

千早「HOTELって書いてますね…(笑)」

春香「こんなデカイのがホテル!? ややこしいよ〜!」

千早「このホテル頭おかしいわよ!」

真「観光者騙しのスポットなのかも………」

プロデューサー「それこそややこしいよ!」

春香「あれだ!!!!!」

P「うるさいな! ビックリするだろ?」

春香「あれですよ!」

千早「あ、そうです! あれがケルン大聖堂です!」

全員に「デケェーーーーーーー!」

【ケルン大聖堂】

真「近くで見ると迫力が違うね。」

P「でも、時間の関係上車での観覧となります。」

春香「これじゃー本当に旅番組になっちゃいますよ。なんとかしないと…」

【どうでもいい話】

春香「この前、美希が私にナノ! ハナ! ナノ! って言ってきたの。私、美希が新しいギャグを思いついたんだと思って、面白いって言ったんだ。」

春香「そしたらさ、美希が違うのって言って右手を突き出したの。そしたら美希が手に持ってたのが菜の花で、私に菜の花を紹介してただけだったんです。」

春香「でも、私思うんだ………ナノ! ハナ! ナノ! ってナハナハみたいだなって…」

P「本当にどうでもいいな。」

千早「いかがでしたか? ヨーロッパ横断第六夜。今回は特に見所はありませんでしたね。ですが、次回。まさかのハプニングにより、私が助手席から離れる事となります。果たして何があったのか。そして、誰が助手席に座るのか! 次回もお楽しみください!」

北斗「ガオーーーーー!」

ガコォォン

北斗「ぐ………ガ、ガオ……」

ガコォォン

北斗「ガ……」

ガコォォォォン

真「仕留めたぞ。」

P「北斗になんの恨みがあるんだよ(笑)」

春香「ナンマイダ〜………」

【次回予告】

真「GO GO GO!」

春香「私は悪くない。悪いのはドライバーです。」

千早「誰ですか…?」

P「行けば分かるさ。」

【次回、まさかの…!?】

第六夜はここまで!
明日に第七夜です!
読んでくれてありがとうございます。

すみません
更新が遅れそうです……
頑張って今日までには仕上げます………

真「どうもみなさん! 土曜日いかがですか?の時間です! 今夜はヨーロッパ21カ国横断第七夜! 今回なんと、あのアイドルが助手席に座ることになります! えーと…それから……まあいいか! 一体何が起こったんでしょうね! 乞うご期待!」

コロコロ…

春香「ボールとってくださーい!」

P「あ、真のバカだ!」

千早「バーカバーカ!」

春香「まっこまっこりーんのバカ!」

北斗「チャオ☆」

ブゥウウウウン

北斗「がはっ!」バタン

真「今回は可愛い僕の姿も見れますよ!」

デッデデデッデデデデ
デッデデデッデデデー

【三日目 正午過ぎ ルクセンブルクへ向け走行中】

千早「我々は今、ルクセンブルクという、国に向かっております。」

春香「聞いたことない国だね〜。」

P「まー、地味な国だからね。」

【ルクセンブルク入国】

春香「えー…テープチェンジしている間に、ルクセンブルク入国しました。」

真「何の前触れもなく入国だったもんね。」

千早「あれほど早めにテープチェンジしといてって言ったのに………」

春香「カメラの扱い慣れてないからね〜。しょうがないよ。」

真「しょうがないしょうがない!」

P「やる気のねえアイドルだな(笑)」

【午後01:00 昼食】

春香「さあ、ただいま、食事を取ってるわけですが、全て美味しいという奇跡がおこっています。」

真「肉がジューシーで食欲をそそりますよ!」

千早「上品に食べなさいよ真…」

真「で…でも……美味しいから………」

P「美味いもんは仕方ないね。」

千早「プロデューサーって真に甘い時あるわよね………」

【まもなく首都ルクセンブルク】

千早「ルクセンブルクは金融王国と言われていて、ロンドンに並ぶ、金融センターを構築しております。」

真「稼いでるんだな〜。」

【ルクセンブルクを出る】

千早「今、左手に見えるのが、銀行です。」

千早「その奥が裁判所です。」

千早「しばらく進んで右手に見えるのが、ヨーロピアンセンター。」

春香「何一つ理解できない………」

真「とにかく、金融関係がすごいって事ですね!」

【ルート説明】

千早「今から我々はオーストリア、リヒテンシュタイン、スイスへと行きます。そして、皆さんお楽しみの、イタリアへ行きたいと思います。」

春香「随分とハードだけど大丈夫?」

P「オレはまだ体力あるから大丈夫だ。さあ、行こうか。」

春香「それじゃあ私がナビするよ! 千早も疲れてるだろうし!」

真「僕と春香の2人で頑張るから休んでいいよ!」

千早「そう? じゃあお言葉に甘えるわ。頼みます。」

【イタリアへ】

【一時間後】

春香「……………寝たよね?」

真「うん………熟睡だよ…」

春香「千早は責任感強いから張り切りすぎてたんだよね………」

P「これで、邪魔者はいなくなったわけだ………」

春香「何て事言ってるんですかプロデューサー!」

真「千早を邪魔者呼ばわりなんて……」

P「えー………みなさんは、知らないと思いますが、カメラが回っていないところで私たち3人は、打ち合わせをしていました。」

春香「それバラしちゃうんですか!?」

P「大丈夫だよ。ちゃんと編集するから。」

春香「それなら安心して演技ができますね。」

P「千早は的確にナビゲートしてくれるから観光があまりできないんだよな。」

真「そうそう…」

P「実はね………我々は今マンハイムにいるんだけど、この先の6号線に乗れば千早のルートになるんだ。だけどね、656号線に行くと、古城街道なんてのがあるわけだ。」

【古城街道】

真「なんですかそれは、気になりますね。」

春香「古城街道なんてのは興味をそそられるね。」

P「でも、行っちゃうと間違いなくイタリアへはつきません。」

真「それはいけませんね。」

春香「ちゃんと私たちがナビゲートしないとね。」

P「間違えちゃダメだよ? 間違えたら古城街道に行っちゃうから。」

春香「もちろんですよプロデューサー……」

真「古城街道ってのはどんな所なんですか?」

P「行けば分かるさ。」

春香「行きませんけどね。もう一度言いますけど行きませんよ。」

真「6号線だね。プロデューサー、ちゃんと聞いててくださいよ。」

P「もちろんだよ。」

P「ただ、一つ言えるのは間違えれば間違いなく千早は鬼になるね。」

【千早は鬼になる】

真「まー、間違いませんけどね。」

P「見えてきたよぉ…」

真・春香「く………(笑)」

春香「さあ案内するぞ!」

【まっすぐ:6号線 右カーブ:656号線】

P「どちらですかナビゲーター!」

【まっすぐ:6号線 右カーブ:656号線】

春香「右だね。」

P「み、右でいいんだね?(笑)」

春香「もちろん!」

真「GO GO GO!」

【656号線】

真「千早〜、僕たちは今、あなたの言うとおり、6号線に、向かっていますよ〜。」

春香「たとえ間違ってても人はミスするから千早も許してくれるよぉ。」

P「ただいま、あなたの下僕たちは、6号線に乗りました。」

春香「見てよプロデューサー、イタリアが見えてきたよ。」

真「先に言っとくけど、裏切りはなしですよ? 怒られる時は連帯責任ですからね。」

P「分かってるさ。裏切りはなしだ。」

春香「もちろんです。私たち仲間だもんね。」

P「千早が起きた頃にはイタリアだな〜。」

【古城街道 ハイデルベルク 午後04:30】

【鬼が起床】

千早「ここどこ………?」

P「ハイデルベルクです。」

千早「誰ですか…?」

春香「………」

春香「私は悪くない。悪いのはドライバーです。」

P「テメー最低だな!(笑)」

真「僕は寝てました。気づいたらハイデルベルクにいたんです。」

P「なんだこの裏切り合戦は! チームワークのカケラもないのかよ!」

【オーストリアまで500キロ】

【赤鬼出現】

春香・真・P「…………」←すっごく怒られた

【古城】

千早「………………」

春香「まだ怒ってるのかな…?」

P「でもね…彼女の足取りは軽やかだよ(笑)」

真「一番楽しんでるんじゃないですか?(笑)」

P「では、行きましょうか。」

千早「もう少しだけ…………」

真「やっぱ楽しんでるよ(笑)」

真「どうでしたか! ヨーロッパ21カ国横断第七夜! 今回は赤鬼が現れて意気消沈でしたね! 次回は、ホテルで名物オーナーが現れます! どんな名物オーナーなのか、見てのお楽しみです! それじゃーまたね!」

北斗「チャオ☆」

ブゥウウウウン

北斗「ハッ!」シュッ

P「避けた!」

バッ

ブゥウウウウン

バチコーーーーン

北斗「グハッ!」

千早「フェイントかけられて可哀想ですよ(笑)」

P「真、倒すのが早すぎるって!(笑)」

真「次回は僕が照れてるのでお楽しみに!」

【次回予告】

千早「あの人はセクハラオヤジです。」

真「あ…あの〜………プロデューサー………近いですよ………」

P「あの人は俺がドライバーだって知ってて酒を勧めてきてるぞ(笑)」

春香「生き返りましたーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

【次回もお楽しみに!】

更新が遅れてしまい申し訳ありません。
第八夜は今日か明日に書きます。
読んでくれてありがとうございます。

おつ
東京MX昨日でヨーロッパの旅二週目の再放送終わっちゃったね
来週からアメリカ大陸シリーズが始まるから其方もよろしくね

>>102
ヨーロッパ編が終わったらアメリカ編も作ってみます
これからもよろしくお願いします

春香「皆さんこんばんはー! 土曜いかがですか?でーす! 今夜はヨーロッパ21カ国横断第八夜でーす! 今夜は私たちいかがですか?メンバーよりキャラの濃いホテルのオーナーが出てきます! 私たちは対抗するんですが、どうなることでしょう! それでは第八夜、お楽しみくださーい!」

美希「真くんは私のなの!」

あずさ「あらあら…」

雪歩「ううん! 真ちゃんは私のよ!」

あずさ「あらあら…」

真「ハハハ…」

あずさ「あらあら…」

P「おーい真ー。仕事行くぞー。」

真「プ、プロデューサー!」ダッ

美希「あ! ハニーには渡さないの!」ダッ

雪歩「プロデューサーには渡しません!」ダッ

あずさ「あらあら…私も行こうかしら…」

春香「まさに修羅場!」

デッデデデッデデデデ
デッデデデッデデデー

【三日目 午後5:30 ハイルブロン到着】

【国際電話】

千早「えー、我々は今、ハイルブロンの町に到着いたしました。これから距離を挽回するためにアウトバーンへ向かうのですが、その前に、国際電話で近状報告をしたいと思います。」

千早「春香は誰にかけるの?」

春香「番組だよ。生出演するんだ。」

チャリン

プー

ガチャ

春香「あ、もしもし? 天海春香です! はい! 今日も元気に騙されてヨーロッパを横断してます! 来週には日本に帰りますので! それじゃあバイバーイ!」

ガチャ

【時間内ちょうど】

千早「真は誰にかけるの?」

真「雪歩さ。雪歩がずっと心配して電話かけてきてたらしいから。」

チャリン

プー

プー

プー

P「どんどん時間がなくなってくるね………」

千早「あと10秒…」

ガチャ

真「あ、繋がった。もしもし雪歩? 僕だよ。元気?」

雪歩「真ちゃーーー………」

ガチャ

プー

プー

全員「プッ……(笑)」

【雪歩間に合わず】

【午後06:30 ロマンチック街道】

P「さあ、我々は今、ロマンチック街道を走っております。」

春香「この道では走る人みんながロマンチックになるらしいですよ。」

真「それじゃあ…僕が春香をロマンチックにさせてあげようか……?」

春香「まこ…と?」

千早「はいダメー! ロマンチック街道早く出ましょう!」

P「え? もう少しだけいいじゃん?」

千早「早く飛ばしなさいすずむし!」

【まもなくネルトリンゲン】

千早「ネルトリンゲンという町はですね、隕石の落下跡が見れる街で、アポロ14号と17号の飛行士はここでトレーニングをしたらしいです。」

千早「それからですね、この街には町の見張り番がいるんですよ。」

【ゲオルク教会の塔:高さ88.9m、塔の上には町の見張り番として老人が常勤している。愛称はダニエル。】

真「ダニエルくんの中には老人が見張り番でいるんだね。」

春香「時間ないけどダニエルくんに会いに行きましょう!」

P「俺たちでネルトリンゲンの町を見張ってやろう!」

千早「時間がないんだけどなー………」

【ネルトリンゲン】

【ダニエル】

春香「待ってろ! 今助けるぞダニエル!」ダダダダダ

真「抜け駆けはズルいぞ!」ダダダダダ

【登る】

春香「真……待って……」

真「見張り番は僕がやるんだ!」

【老人】

真「いた!」

【見張り番登場!】

老人「マネー。」

真「え?」

千早「OK。」

【入場料取られた。】

P「あいつテレビ見ながらピザ食ってんぞ。」

春香「見張ってんのかなあれで…」

千早「夢も希望もあったもんじゃないわ………」

【塔のてっぺん。】

真「キレイだね〜。」

千早「この町から隕石跡が見れるのよ。山の横の平らな所はクレーター跡なの。」

春香「へぇ〜。」

【真見張る。】

真「………平和ですよ。僕の出番はいらないかな。」

春香「平和で何よりだ。」

P「そりゃーピザ食ってるわな。」

【午後07:30 フュッセンへ向け走行中】

千早「時間がマズイです。ホテルを取っているとはいえ、このままでは寝る時間があまりありません。ここからは急いでください。」

P「うい。」

【二時間半経過】

春香「ぐー……zzz」

真「現在夜の10時、全員腹を空かしております。」

千早「でも、まもなくオーストリア国境よ。頑張ってプロデューサー!」

P「体力が尽きる限り頑張ります!」

【オーストリア入国】

千早「審査が色々ありましたのでカメラは回しておりませんでしたが、オーストリア入国です。目の前にはアルプス山脈が広がっております。」

真「もうちょっとでホテルだ……」

千早「リヒテンシュタインに入国までカットしましょうプロデューサー。全員体力がありませんので。」

P「うい。」

【リヒテンシュタイン入国】

千早「えーと…真が寝ちゃったので急いでカメラを回したんですが、間に合いませんでした……リヒテンシュタイン入国です。」

P「656号線がここまで響いてくるとは思いもよらなかったな。」

【ホテル・ガストホフレーヴェン到着】

【時刻午後11:47】

P「全員クタクタです………真と春香を起こしてチェックインします。」

【キャラの濃いオーナー】

オーナー「ズイブントマエニ日本ノボブスレーチームガキテタヨ。」

P「Do you know 765プロダクション?」

オーナー「Yeah!」

千早「うそでしょ(笑)」

春香「これまた独特なキャラの人が出てきましたね。」

オーナー「キラメキラリ! サイコー!」

真「本当に知ってますよこの人!?(笑)」

P「サインプレゼント!」

オーナー「リアリー? センキューーーー!」

真「………何だか僕元気が出てきましたよ。」

春香「応援してくれるファンはこんなところにもいたんですね
………」

P「世界にもついに、765プロが知れ渡り始めました。ここから765プロが世界征服ですよ。」

【遅い食事】

P「随分と遅い食事です。」

春香「支配人さっきからエロい事しか言わないよぉ……」

千早「あの人はセクハラオヤジです。」

P「あの人は俺がドライバーだって知ってて酒を勧めてきてるぞ(笑)」

真「とりあえずキャラが濃いです。」

オーナー「ハーイ、ミスターP!」

P「めっちゃテンション高いよこの人!(笑)」

【トラブル発生】

P「えー…ここでトラブルなんですが、我々がホテルに到着するのが遅れたため、部屋がですね…ダブルルームが2つしかないと…」

【ダブルルーム×2】

P「支配人がソーリー、ソーリーと謝っていましたが、悪いのは我々ですから、文句は言えないです。」

春香「逆にそのダブルルームだけ確保してくれた事に感謝しないといけませんからね。」

千早「で…どうするんですか…? 部屋割り…………」

【アイドル×3 男性×1】

P「ダブルルームにアイドル3人放り込むのもあれだろ………テレビ的にダメだしな………」

真「かといってプロデューサーと2人っきりは………ね………」

春香「あ! 良いこと思いついちゃった!」

【肝心の部屋へ】

P「俺が地べたで寝ればよかったのか〜〜〜。これは考えもつかなかったよ〜。」

真「僕とプロデューサーがこの部屋で寝ますので春香と千早は隣の部屋で寝てよ。」

春香「真! プロデューサーに何かされたらすぐに私たちを呼んでね! すぐ起きるから!」

P「そうなったら俺はクビだよ。」

千早「今日は夜も遅いですし、早く寝ましょう。明日は7時起きだし。」

春香「それじゃあお休みなさい!」

千早「お休みなさい。」

真「お休み2人とも!」

P「お休みみんな。」

ガチャ

【カメラOFF】

P「それじゃあお休み真。」

真「あ…あの〜〜〜……プ…プロデュー…サー………」

P「どうした?」

真「その〜………と、と、と、隣に………寝ても……僕は、大丈夫ですよ……」

P「ダメだって。俺と真はプロデューサーとアイドルだ。横に寝るのは禁止だ。」

真「で…ですよね〜………」

真「お、お休みなさい!」ガバッ

P「おう。お休み。」

【一時間後】

P「ムニャ………ムニャ………」

真「…………」ドキドキ

真「あ…あの〜………プロデューサー………近いですよ………」

P「スー………」

真「プロデューサーって寝相悪いんだなー………隣のベッドに入ってくるなんて………」

真「…………今夜は寝れそうにないよ………もう………」

【翌朝】

オーナー「プシューーーー。」

春香「えー…プロデューサーと真はまだ寝ていますが、今から私と千早は支配人と一緒に、私の相棒プーさんを生き返らせてきます。」

千早「随分と痩せ細ったわねプーさん。」

オーナー「カモン!」

春香「朝からテンション高いんだよなー支配人………」

【近所のおもちゃ屋に到着】

春香「ミスタープー。」

店主「ha?」

春香「プー。」

店主「Pooh。」

【ヘリウムガス注入。】

シューーーーー

春香「うわあぁああ!!!!」

【プーさん復活。】

春香「プーさんが再び舞い上がりましたよーーーーーーーー!」

春香「センキューーーーーーーー!!!」

店主「hahahaha!」

オーナー「hahahahahahaha!」

春香「千早ちゃーーーーーん! プーさんが浮いたよーーーーー!!!」

千早「良かったわね春香!」

春香「センキューオーナーーーーーーーーーー!!」

オーナー「ヤァー!」

春香「もうね、オーナーの事大好きになっちゃった。」

春香「I like you!」

オーナー「Me too!」

春香「イエーーーーーイ!」

オーナー「イエーーーーーイ!」

千早「何も言わなくてもハイタッチが出来るほど仲良くなりました。」

【その頃ホテル】

P「真起きろ! 朝だぞ!」

真「プ…プロデューサー…………近すぎますよ…………」

P「何寝言言ってんだ?」

【春香とプーさん帰還。】

【プーさんパンパン。】

春香「生き返りましたーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

真「プーーーーー!」

春香「全てはオーナーのおかげですよ! センキューオーナー!」

オーナー「ドウイタシマシテ!」

P「日本語がお上手で!」

オーナー「hahahahaha!」

全員「ハハハハハハハハハハ!」

春香「どうでしたか? あのオーナーのおかげで私たちは元気を分けてもらいました。後日、別の仕事で彼の元へ訪れたんですが、私たちのことを覚えていてくれてました。嬉しい限りです。ファンの皆様、これからも私たちは頑張っていきますので応援の方よろしくお願いいたします。」

真「次回はついにマドモアゼルプーことプー子が帰ってきます! ですが、その相棒に悲劇が!! 次回は見逃せないぞ! お楽しみに!!」ダダダダダ

雪歩「待って真ちゃーん!!!」

美希「真クーーーン!」

ドボォッ

雪歩・美希「ヒヤワー!」

あずさ「落とし穴作戦、大成功〜〜〜。」

【次回予告】

P「夢の共演だね。」

千早「彼はもう日本には連れて帰れないわ………」

真「ハイジーーーーー!」

春香「プーーーーーーーーーーーさーーーーーーーーーーーん!!!!!!!」

【次回は大事件が起こる!!】

明日に第九夜を書きます
見てくれてありがとうございます

明日に遅れます。
ごめんなさい!

春香「………」

春香一礼。

パシャパシャ

P「えー…よろしいでしょうか?」

春香「どうぞ………」

パシャパシャ

P「いかがですか?TVのプロデューサーです。ヨーロッパ21カ国横断第九夜、今回のいかがですか?は何かが起こると聞いたんですが、それは本当ですか?」

春香「………本当です。」

パシャパシャパシャ

P「具体的にどういった内容ですか?」

春香「………死人がでます。」

パシャパシャパシャパシャ

ざわざわ…

P「誰が死んだかはさておいて、それは春香さんの責任ということでよろしいですね?」

春香「その通りでございます。」

春香「う……うう………ううう………」

春香「本当に…………申し訳ありませんでした! うう………」

やよい「うっうー!」

春香「ぷ(笑)…………うう……うう…………」

やよい「うっうー!」

P「これは大スクープだ。」

デッデデデッデデデデ
デッデデデッデデデー

【四日目 午前08:30 ホテル・ガストホフレーヴェン前】

千早「今から我々はマイエンフェルトに向かいます。さあ、ここで問題です。マイエンフェルトは何が有名でしょう。」

真「ハイジ!」

千早「その通り。メルヘン第二弾はアルプスの少女ハイジです。では、早速向かいましょう。」

【車内】

春香「プーさんが天井に頭ぶつけてます。」

P「邪魔だからトランクに入れるか?」

春香「邪魔だとー! いくらプロデューサーでも起こりますよ!」

千早「でもね、バックが見えないからトランクに入れておかないと事故る可能性があるの。お願い春香。」

春香「………プーとはしばらくのお別れだね。」

真「トランクで冬眠だね。」

春香「クマですから。」

真「それじゃあ僕たちも冬眠さしていただきます。」

春香「一時の睡眠。」

P「寝るなバカども。」

【スイス国境】

P「あれがスイスだね。」

千早「今、越えましたね。」

真「やったーーーー!」

【スイス入国】

春香「口笛はなぜー!」

千早「まだ早いわよ…」

P「もう少し行けばハイジが出てきますよ。」

【午前09:00 ハイジの泉】

P「見てください、ハイジが水を流してますよ。」

春香「ハイジと言えば、チーズフォンデュだね。あれは美味しそうだったなー。」

真「藁で寝るのも魅力だよ。」

千早「羊に触りたいわね。」

P「そういえばですね、ハイジの家には、プーさんを持ったハイジとペーター王子がいるそうですよ。」

【プーさんを持ったハイジとペーター王子】

真「そ、そうなんですか?(笑)」

春香「見てみたいね、いたら(笑)」

千早「いたら奇跡ね。」

【緑の道】

P「ここから歩いてハイジの家まで行きますよ。」

春香「プーさん行きましょう!」

P「絶対邪魔だよあれ(笑)」

千早「後で気付いても遅いのに…(笑)」

真「登りましょう。」

【30分経過】

千早「はぁ…はぁ…」

春香「プーさん………がんばるよ………」

真「まだ着かないんですかプロデューサー?」

P「お前だけ元気だなおい…」

【さらに30分経過】

春香「ありました………ハイジの家です………」

千早「周りには羊ではなく、牛と、その牛の糞だらけです………」

P「一歩間違えれば足につきます。」

【ハイジの家 午前10:15】

P「春香と真はトイレに行きました。」

千早「ここにトイレありましたっけ?」

P「さあね。」

真「……………イジ………」

P「あれ? 何か聞こえませんか?」

千早「プロデューサー! あれを!」

P「なんだ!」

真「ハイジーーーーー!」

P「ペーターだ!!」

千早「しかも王子さまの格好をしてますよ!」

真「ハイ………」べチャッ

真「あっ………」

真「…………………」

真「ハイジー………」

P「糞踏みやがったぞあいつ(笑)」

千早「て、テンションあげてペーター! めげないで!(笑)」

P「がんばれペーター!」

春香「ペーターーーーーーーーー!」

P「この声は!?」

真「ハイジーーーーーーーーーー!」ダダダダダ

春香「ペーターーーーーーーーー」ダダダダダ

P「がははははは(笑)プ、プーさんを、持ったハイジが、走って降りてきました(笑)」

千早「似合いすぎ春香(笑)あはははははは(笑)」

P「夢の共演だね。」

べチャッ

春香・真「……………」←踏んだ

P「も、もうかえろう(笑)撤収しよう(笑)」

千早「撤収ーーー!(笑)」

【アルプス山中へ】

【進むごとに標高が上がり…】

【景観が一変した…その時】

パァン

全員「!?」

【緊急事態】

春香「嫌な予感がします…」

P「実はですね、先ほど運転してる最中に後ろの方で、風船が割れたような音が聞こえたんです。」

千早「タイヤのパンクかなと思って見てみたんですけど、パンクはしていません。」

真「車には怪我一つありません。」

春香「となると、残される可能性はトランクです。」

春香「トランクの中には、私の相棒のプーさんが冬眠しています。」

【トランクにてプーさん冬眠中。】

P「標高が高くなればなるほど気圧は高くなりますので、プーさんが破裂する可能性もあります。」

真「しかも、プーさんは朝、あの支配人によって空気パンパンにされました。」

【まさか…】

P「プーさんの無事を祈りましょう。」

ガチャッ

春香「あっ。」

【!!】

春香「プーーーーーーーーーーーさーーーーーーーーーーーん!!!!!!!」

【プーさん爆死】

春香「そ…そんなーーーー!!」

真「プーさーーーーん!!!」

千早「見事に爆裂してるわね…」

P「冬眠してる最中に狩人に横っ腹開かれたんだね…」

千早「もっとメルヘンチックにしましょうよ…」

春香「プー………………」

千早「彼はもう日本には連れて帰れないわ………」

春香「プーさんに日本の土を踏ませてやりたかった………」

真「その前に飛行機の気圧で死ぬけど………」

P「その前にプーさんは宙に浮いてるから日本の土踏めねえよ。」

真・春香「そだね。」

真「何妙法蓮華経。」

千早「私の…私のプーを返して!」

春香「すみません奥さん………」

P「いかがでしたでしょうか、ヨーロッパ21カ国横断第九夜。まさか、ここでプーさんとお別れするとは思いませんでした。これから先はプーさんの無念を晴らすために春香たちは頑張ります。果たして春香は立ち直れるのか、お楽しみに!」

千早「プー! プーはどこにいるの!」

春香「すみません………うう………うう………う………」

やよい「う………」

千早「私のプーを返してー!!!」

やよい「う!?」

真「次回は助っ人登場です。」

【次回予告】

千早「メガネ屋を探しましょう。」

真「イタリアは通りました!」

春香「インチキ上等だよ!」

P「ここで助っ人です!」

【次回もお楽しみに!】

明日か明後日かきます。

>>79
訂正
春香「あ! プロデューサーが美味しそうに食べてくれてる!! 私嬉しいな!」

真「これで不味いなんて言ったら春香が泣くところでしたよー。」

千早「まだまだあるから食べてね。」

P「こ…こいつら……」パクッパクッパクッ

【プロデューサー生き地獄!】

真「それじゃー次は僕のプレゼントだね!」

P「ハグッ!?」

【次のポイントへ】

真「ベルギー名物マジパンですよプロデューサ〜。エヘヘ。日頃の感謝の気持ちです!」

P「悪いな。俺のために………」←実は甘いものが大嫌い

春香「見てくださいこのマジパンの量! マジパン畑ですよ!」

千早「前が見えません!」

真「プロデューサーはこの畑を全部収穫しますもんね!」

【マジパン:アーモンドの粉と砂糖が半分半分です】

P「あ、甘いなー(泣)」バクバク

【マジパンの半分は砂糖です】

P「うう………うぅ……」

真「ど、どうしたんですかプロデューサー(笑)」

春香「それじゃー次はリンゴを収穫しましょう!」

【プロデューサー生き地獄!】

P「酸っぱいから全然いけちゃうよ!(泣)」バクバク

千早「次はそれより酸っぱいレモンを収穫ね!」

【プロデューサー生き地獄!】

P「おいお前ら!」もぐもぐ

P「ごめんなさい。」

真・千早・春香「ハハハハハハハハハハ(笑)」

すいません!
明日に遅れます!
毎度毎度申し訳ありません!

P「こんばんわ、土曜日いかがですか?です。今夜はヨーロッパ21カ国横断第十夜です。前回はプーさんが爆死し、テンションが下がってしまったいかがですか?メンバー。今夜は意気消沈のメンバーに助っ人が現れます。一体誰なのか、乞うご期待。」

春香「うわーい! うわーい!」ダッダッ

真「こらクソ坊主! ウロチョロするな!」

春香「バーカ!」バッ

真「こら! アイドルが股を広げるな!(笑)」

春香「これでもくらえー!」

春香「春香…ハリケーン!!」ブンブン

春香は回転しながら、遠くに行った。

P「………春香は何かを失ったな………」

デッデデデッデデデデ
デッデデデッデデデー

【四日目 正午 アルプス山中へ】

春香「プーさん………」

真「プーさんはいいやつだったよ。彼も幸せそうな顔だったよ。」

P「まー、顔が変わる事はないけどね。」

千早「すぐ夢を壊すわねあなた…」

P「今日までにはイタリアに着くぞ。」

【カメラOFF】

【カメラON】

P「イタリア飛ばすか。」

千早「行ったら間違いなくフィンランド行けませんからね。」

真「しょうがないよ。行きたかったけど、しんどいもん。」

P「だけど、それじゃあ21カ国がむりなんだよなー…」

真「合成でなんとかならないんですか?」

P「あ、それだ!!」

【インチキ。】

春香「インチキ上等だよ!」

真「プロデューサーが編集で僕たちをイタリアに行った事にすればいいんですよ!」

千早「ピサの斜塔を指で支えてる写真を使えば証拠になりますね。」

P「でも、カメラ回ってもこんな会話しちゃダメだよ? 分かってるね?」

真「もちろん!」

春香「映っててもカットすればいいんですよ。」

千早「この会話絶対流しちゃダメよ。」

P「俺を誰だと思ってるんだ千早。プロデューサーだぞ。」

真「さすがプロデューサー。立場が違いますね。」

【カメラ回しっぱなし】

真「さあイタリアいくぞー!」

春香「気合入れていこう!!」

P「おいしょーーーー!!」

【イタリア入国】

【写真】←想像にお任せ

【イタリア出国】

【午後01:00 リヒテンシュタイン再入国】

真「イタリアは通りました!」

春香「ちゃんと写真も撮りましたし、完璧なアリバイ工作ですね。」

P「おいおい、その言いかたじゃあ、まるで俺たちがイタリアをー、通ってないってぇ言いかたじゃあないか。」

春香「モチロントオリマシター。」

真「タノシカッタネー。」

千早「あなたたちそんなに演技下手だったかしら………」

千早「それより今からどちらへ向かわれるんですか?」

P「オーストリアのウィーンです。」

【ウィーン(オーストリア)】

真「ウィーン少年合唱団に会いに行くの!?」

P「行きません。」

【行かない。】

春香「わかった、美術館だ。」

P「行きません。」

【行かない。】

真「それじゃあどこに行くの?」

P「ウィーン国際空港です。」

真・春香「ウィーン国際空港〜?」

【ウィーン国際空港】

真「帰れるの!?」

春香「合成で全部回ったことにするんだよね!!」

P「違います! 空港である人に会いに行くんです。」

千早「どういうこと?」

P「ここで助っ人です!」

春香「誰ですか?」

P「秘密です。」

春香・真「気になるなー…」

P「行けば分かります。」

【オーストリア入国】

【まもなくウィーン】

千早「一体誰がいるのかしら。」

春香「亜美と真美だったら大変だわ………」

真「雪歩と美希でも大変ですよ………」

千早「助っ人になってくれる人がいいわね………」

P「どうなることやら。」

【午後02:45 ウィーン国際空港】

P「さあ、まもなく、助っ人がこの空港に現れますよぉ。」

P「誰だったら嬉しいですか?」

春香「英語読める人!」

真「カメラ回せる人!」

千早「せめて地図の読める人!」

P「ほとんど誰でもできそうな内容なんだけどな………」

P「あっ! 来ましたよ!!」

【CM】

【CM明け】

P「あっ! 来ましたよ!!」

律子「まだ元気そうねみんな。」

春香「律子さん!」

真「律子!」

千早「律子!」

春香「英語が読めて!」

真「カメラ回せて!」

千早「地図も読める!」

P「しかも運転も出来る秋月律子さんがこれから助っ人として参加してくれます。」

バカトリオ「やったーーーーーー!!!」

千早「これで楽できるわ………」

春香「これで寝れます………」

真「カメラ回さなくて済む………」

律子「全部私に任せる気!?」

律子「…ところで現状は?」

P「え…えーと……モナコとイタリアまで回りました。」

バカトリオ「!?」

【モナコは回ってない。】

P「11カ国制覇です。」

【11カ国制覇(実際は9カ国)】

P「あとは10カ国です。」←大ボラ吹き

律子「そう。よく頑張ったわね四日間で。でも、これからは私もいるから安心しなさい!」

バカトリオ「モナコ……?」

律子「早速今日から私が運転するからプロデューサーは助手席で案内役して。千早は後ろでカメラ担当。わかった?」

千早「は、はい。」

律子「じゃあ、春香。意気込みをお願いね。」

春香「りょ、了解です。」

春香「えー…あと、12…10カ国……死ぬ気で、まわるぞ、おう!」

P「さーて! 帰ったら編集頑張らないとなー。」

バカトリオ(自分を追い詰めてるなー………)

律子「どうでしたか皆さん! 今回からは私が助っ人として参戦いたします! これからペースはどんどん早くなると思いきや、大ボラ吹きのプロデューサーとバカトリオのせいで思い通りには行きません! 果たして私たちは無事に帰れるのか、乞うご期待!」

春香「春香…ハリケーン!!」ブンブン

真「おいクソ坊主! 話を聞け!」

ドテッ

春香「おっと!」

バリ

かけてたメガネを落とし、割る。

春香「あ。」

真「大丈夫春香?」

春香「う…うん。」

律子「春香…………」

春香「あ。」

律子「わたしのメガネ知らない…?」

春香「………知りません。」←メガネをかけてた。

律子「………………………」

春香「………………自首します。」

千早「メガネ屋を探しましょう。」

【次回予告】

律子「この…大ボラ吹き!」

春香「思い通りに行かないのが旅の醍醐味だね。」

P「ヘイヘイ! ヘイヘイヘイ!」

千早「私たちは足し算もできなくなってしまったのね………」

真「この番組はインチキで成り立ってるんだ!!」

【次回もお楽しみに!】

また遅れてしまって申し訳ありませんでした。
次回は明後日までには仕上げますので、お待ちください。

P「こんばんは。土曜日いかがですか?です。今夜はヨーロッパ21カ国横断第十一夜です。前回は心強い助っ人律子が仲間に加わったわけですけど、今夜はその律子がキレます。説教回です。一体何があったのか。ぜひ、見てくださいね。」

響「ねえねえプロデューサー。自分の出番は?」

P「そうだな…ちゃんと考えてるから安心しろ。」

響「ありがとうプロデューサー!」ダッダッ

千早「本当に考えてるんですか…?」

P「もちろん。あいつはジャングル要員だ。」

千早「ジャングル…?」

P「あいつには刑を与えないとな…その内容は別の企画で。」

デッデデデッデデデデ
デッデデデッデデデー

【四日目 午後4:40 フランクフルト(ドイツ)】

律子「この…大ボラ吹き!」

P「はい…」

律子「絶対にやっちゃダメでしょこれは。」

P「重々承知です。」

律子「じゃあなんで今ドイツにいるの!?」

P「私の責任では………」

春香「裏切るなよー。」

真「主犯は変わりないですから。」

千早「最低ね。」

P「きさまら………」

律子「あなたたちもわかってるの!?」

バカトリオ「はい!!」

P「我々は! 自らの、罪を、認めます!」

貴音「この4人がなぜ謝罪しているのか。それは午後03:00で遡ります。」

【午後03:00 スロバキアへ】

P「律子が運転だと俺も体力回復が出来るよ。」

律子「ほんと、何も考えないで旅に出たのね……」

千早「頼りになる人でよかったわ………」

春香「これで後ろは気が楽だよ。」

律子「その代わり、一生懸命喋ってよ?」

真「了解です!」

律子「ここから私たちはスロバキアへ行くんだけど、そこまでの道のりは案内標識がほとんどないからプロデューサー、あなたがしっかりと教えてね。」

P「ミスターパーフェクトにお任せあれ!」

【午後03:30 サービスエリア】

P「今、律子はトイレに行ってます。」

春香「堂々とウソついたよねプロデューサー。」

P「こうなったらできるだけ楽しようよぉ。俺はもうヤダよー、運転するの。」

真「まあ…イタリアとモナコ行ってたらギリギリの旅になってましたからね。」

千早「インチキにも目を瞑らないと……ね………」

P「……………………」

P「もしもだよ………?」

バカトリオ「?」

P「もしも………このままスロバキアへ行ったらだ、スロベニア、ハンガリー、チェコ、クロアチア、ポーランドを、回らないと行けないんだ。」

千早「………大変ですね。」

P「その後にデンマークへ行くんだけど、とてもじゃないけど精神が持たないと思うんだ。」

春香「………確かに。」

P「そこでだ………あくまでももしもだけど………」

P「スロバキア行った後に………チェコへ行き、ドイツに行くとぉ、随分とぉ、楽になるんだよ。」

【スロバキア→チェコ→スロバキア】

真「………その作戦だと、4カ国無視する事になりますね。」

【4カ国(スロベニア、ハンガリー、ポーランド、クロアチア)】

P「………みんなに質問するよ。」

P「21カ国と、15カ国………そんなに大差あるかい?」

【21カ国:15カ国】

千早「あるでしょ!」

真「………ないね。」

千早「え!?」

春香「………ニアイコールだね。」

千早「………それじゃあ15+6と15は一緒だと思う?」

真「……………」

春香「……………」

春香・真「ニアイコールだね。」

【15 6:15】

千早「私たちは足し算もできなくなってしまったのね………」

P「千早は、どう思うんだぁ?」

千早「え?」

P「天国の15カ国と、地獄の21カ国。どちらがいいんだ。」

【天国or地獄】

千早「………………いいんですよね?」

千早「もちろんカットしますよね?」

P「もちろん。」

千早「………………」

千早「ニアイコールです。」

【最後の砦陥落。】

P「今から作戦を説明する!」

P「俺は今から律子をドイツのフランクフルトへ誘導する。スロバキア、チェコのルートを通ってだ。もちろん律子に気付かれたら一巻の終わりだ。だから君たちには律子の気をひくために、できるだけ話を続けて欲しい。」

P「この任務を遂行した後、俺たちは間違いなく怒られるだろう。だが、その先には天国が待っている。いいね諸君!」

バカトリオ「はい!」

P「裏切らないな!」

バカトリオ「はい!」

P「よし、作戦開始だ。」

【作戦開始。】

【スロバキア入国】

律子「これで12カ国目ね。次はどっちに行くの?」

P「そうですね………」

【右:ハンガリー 左:チェコ】

P「左だよ。」

【いざ、チェコへ。】

律子「わかった。」

春香「天国への階段のぼるよー。」

律子「どうしたの春香?」

春香「な、何でもないよ!」

【まもなくチェコ国境】

律子「次はハンガリーね。」

バカトリオ&大ボラ吹き「…………………」

律子「ハンガリーに………」

真「ねえ律子!!」

律子「うわ! ど、どうしたの?」

真「それは僕が言うよ!」

春香「真に言わしてあげてよ律子さん!」

律子「い、いいけど………」

真「ハンガリー入国しましたー!!!」

P「ヘイヘイ! ヘイヘイヘイ!」

【チェコ入国】

千早「次行くわよ次!」

律子「みんな元気ね。」

真「も、もちろんですよ! あははは………」

【まもなくドイツ国境】

律子「もうちょっとで国境よ。」

大ボラ吹き「………………」

バカトリオ「…………………」

律子「さあ! ドイツ入国!!」

【ドイツ再入国】

律子「………ドイツ?」

P「ありゃー、道間違えちゃったなー。」

春香「思い通りに行かないのが旅の醍醐味だね。」

真「あははは! あははははは!」

千早「律子、しょうがないわよ。」

律子「………騙したわね?」

【現在に至る】

真「この番組はインチキで成り立ってるんだ!!」

春香「インチキがなかったらこの番組終わってるんだよ!!」

千早「暗黙の了解ね。」

律子「楽したかったら帰ればいいじゃない?」

P「………もうすでにインチキはしてたんですよ……」

律子「え?」

春香「あ、あれを言うんですかプロデューサー…?」

P「実は………」

P「イタリアと……モナコは行ってません……………」

律子「…………………」

律子「今すぐイタリア人に謝りなさい。」

P「え?」

バカトリオ「え?」

律子「今すぐ!」

P・バカトリオ「イ、イタリアの皆様申し訳ありませんでした。」

律子「もっと大きな声で!」

P・バカトリオ「イタリアの皆様申し訳ありませんでした!!」

律子「もっと!!」

P「こりゃ天国じゃなくて地獄だ………」

律子「どうでしたか? 今回は私の説教回になってしまいました。お見苦しいところをお見せして申し訳ありませんでした。次回はついにメルヘン第3、4弾です。何が起こるんでしょうかお楽しみに!」

響「プロデューサー! 自分、動物には詳しいから動物を見に行くって企画はどうだ?」

P「ほぉ…俺もちょうどそれを考えてたんだ………」

響「本当に! それじゃあ楽しみに待ってるゾ!」ダッダッ

P「見れるといいな………動物たちに………」

千早「その企画は放送できるの……?」

【次回予告】

春香「おばあさんの胸が平らに見えるのはどうして?」

千早「それはね、赤ずきん、おまえの知った事じゃないんだよ。」

真「姫!」

律子「眠ったらまたあの王子が現れるよ。」

P「それは一種のご褒美じゃないのか?」

【次回もお楽しみに!】

次回は出来たら明日に!

春香「ヨーロッパ21カ国横断! 今夜はその第十二夜だよ! 今回はメルヘン企画が2連発だ! 果たしてどんなメルヘンが飛び出すのか乞うご期待!」

P「この前枠、後枠を考えるのが一番手間かかってます。」

千早「それ言ったらこの番組手抜きみたいに思われますよ。」

真「実際そうだからしょうがないしょうがない。」

P「後枠考えなきゃ………」ザッザッ

デッデデデッデデデデ
デッデデデッデデデー

【四日目 午後05:00 フランクフルト(ドイツ)】

律子「行きますよ! 急いで行きます!」

P「もうインチキはしませんからご安心を。」

律子「当たり前でしょ!」

P「今から我々はアルスフェルトという町へ向かいます。そこで、ついにメルヘン第3弾が行われます。」

千早「久々ね。」

春香「楽しみだねー。」

【午後5:30 アルスフェルト】

律子「この町は赤ずきんちゃんの故郷です。」

P「ていうことは赤ずきんちゃんはいるのかなー。」

春香「いるといいですね。」

真「きっと、森の中にいるんじゃないかな?」

P「行ってみようか。」

【森へ】

P「ここがおそらく赤ずきんちゃんの舞台となった森です。」

千早「きっと出るわね。」

真「あ! あれ見てください!」

カサッ

律子「何か物体が木から木へ移動したわ!」

カサッ

P「なかなか素早いな。」

カサッ

千早「Gみたいにカサカサ動いてるわね。」

真「赤い頭巾のようなものが見えました!」

カサカサカサ

律子「もう完全に姿を見せたわ!(笑)」

春香「おばあさん。」

P「あ、これは赤ずきんちゃんの、一節。」

春香「おばあさんの耳が大きいのはどうして?」

真「僕が言いたいです!」

P「じゃ、まずは真に譲ろう。」

真「ではでは…それは、可愛い赤ずきんの声をよぉく聞くためだよ。」

春香「おばあさん。」

P「おやおや(笑)」

春香「おばあさんの目がそんなに大きいのはどうして?」

P「次は律子だね。」

律子「ごほん…それはね、可愛い赤ずきんをよおく見るためだよ。」

春香「おばあさん。」

P「次は千早だよ。」

千早「いよいよ…」

春香「おばあさんの胸がそんなに平らに見えるのはどうして?」

P「ぶっ……(笑)」

律子「この赤ずきんゲスい……(笑)」

千早「………………」

千早「それはね、赤ずきん、おまえの知った事じゃないんだよ。」

春香「ギャーーーー!!」ダダダダダダ

P「まだ狼出てきてないぞー!!(笑)」

ステーン

律子「こ、転んだ!(笑)」

真「赤ずきんちゃん次行くよー!」

P「これにてメルヘン第3弾おしまい!」

【次のメルヘンへ】

P「次に向かうのはいばら姫の舞台となった場所です。」

律子「いばら姫は眠れる森の王女の事です。」

真「王子のキスで姫が目を覚ますんだよね! メルヘンだなー…」

春香「でも、これ2人必要だね。」

律子「まー王子はね…1人しかいないから。」

ジィー

真「何でみんな僕を見るの?」

【100キロ走った】

春香「眠気がピークだよ。」

千早「まだよ!まだ寝ちゃダメ!」

P「見えました! あの城が姫が眠ってた城ですよ!」

春香「行くんですか?」

P「いきません。」

春香「ですよね。」

【いばら姫】

春香「もう寝よう…みんな城見に行っちゃったし………おやすみ………」

………

バタバタ

ガチャ

真「姫!」

春香「ぶっ……(笑)」

真「こんなところに!」

真「頼むから目覚めておくれ…」

ブチュー

照れる姫

春香「あな…あなたは?」

真「王子です。」

春香「王子様………」

P「カット! 普通に惚れてどうするんだよ!!」

律子「照れちゃダメよ春香!」

春香「こんなに王子がかっこよかったら無茶だよ!」

千早「真が似合いすぎてるのがね………(笑)」

【出発】

律子「みんな分かってる?」

律子「眠ったらまたあの王子が現れるよ。」

P「それは一種のご褒美じゃないのか?」

真「プロデューサーだけですよ………僕を乙女として見てくれてるのは………」

春香「そこはセクハラって突っ込むところだよ真!」

【和気あいあいとしている車内…】

【だが、この後…】

【事態は急変する………】

春香「今夜はメルヘンたっぷりだったね! 次回はなんとプーさん爆死事件以来の大事件が起こっちまうんだ。一体何が起こったのか乞うご期待!」

P「後枠真剣に考えたんだけどネタ切れだわ…」

千早「でも、そうだとしたら次回からどうするんですか?」

P「そう言われてもなー………」

真「どうせなら765プロのみんなに週替わりで考えてもらうってのはどうです?」

P「それだ!!」

千早「ついに他人任せ!!」

【次回予告】

千早「カギは…?」

真「窓開いてるんだからね!?」

律子「王子様が震えてます(笑)」

春香「私どもが悪かったです!」

P「ここを!」

【次回は再び大事件が!?】

春香「ヨーロッパ21カ国横断、第十三夜。今夜は一晩の出来事で30分お届けします。今夜は1キロも動きません。乞うご期待!」

千早「マッチはいかがですか?」

真「マッチか………一本だけもらおうかな。」

千早「ありがとうございます! マッチ一本入りましたー!!」

社長「出番かい?」ザッザッ

千早「はい。」

真「え? マッチは?」

社長「こんばんわーーーーーー!!! マッチデェーーーーース!!!」

千早「はい、千円いただきます。」

真「いや、それより社長に何させてんの春香?」←台本春香

デッデデデッデデデデ
デッデデデッデデデー

【四日目 午後9:30】

P「ディナータイムです。」

律子「なんで私たちはここで食事をとっているのか。それはここにいるバカ2人のせいです。」

貴音「前回、いばら姫の撮影を終えたメンバーは宿を取るために車を走らせていたが、春香と真が飯を食いたいと駄々をこねたため、先に食事をする事になったのだ。」

P「時間かかりすぎなんだよここ!」

律子「かれこれ2時間近くいるわよ!」

千早「まだホテル決まってないのに…地図を見てたけど、ホテルがこの辺にないんですよ。」

律子「田舎だもんね。」

春香「なんとかなるよ。大丈夫大丈夫。」

律子「最悪は車中泊覚悟だからね。」

【車中泊】

春香「それだけは勘弁してもらいたいなー…」

P「言っちゃっていいかな律子?」

律子「言っちゃいなさい。」

【言っちゃう?】

P「実はね………」

P「俺と律子はテント持ってきてるんだ。」

【テント!】

真「ドイツで野宿ですか!?」

P「したくなかったら死ぬ気でホテル探しなさい! 生きる道はそれしかないんだ!」

春香「まさか宿より飯を優先した結果が野宿とは………大変だよ真!」

真「ホテル探すよ!」

律子「3人のテントはないから頑張ってね。」

P「衣装はたくさんあるからそれで車の中で我慢することだね。」

P「真は王子の格好したら何とかなるんじゃないか?」

真「なりません!」

P「まあ12時までに宿を見つければいいだけだよ。大丈夫大丈夫。」

【そして…】

P「えー…現在の時刻は……午後10:50です。(笑)」

律子「どうしましょう?(笑)」

真「ウソだろー(笑)」

千早「飯だけで時間かかりすぎだわ(笑)」

春香「まだ諦めちゃダメだよ! 意地を見せるの! 意地を!」

【5人は一生懸命ホテルを探すため、車を走らせた…】

【そして時刻は…】

【午後11:50】

P「この車の魔法は12時になったら切れるからね。わかってるね?」

春香「マズイなー…(笑)」

P「この寒い場所で野宿は嫌だな………テントだからましだけど……」

千早「プロデューサーたちはテントだから良いですよね。私たちは車ですよ? 死にますよ私たち?」

真「翌日車内で日本のアイドルが3人亡くなりましたって報道されませんよね? プロデューサー2人はテントで寝てたなんて報道された日には765プロはお終いですよ?」

春香「アイドルより自分を優先するプロデューサーなんてこの人たちぐらいだよ。」

プロデューサー「元はと言えばお前たちが飯食いたいって言ったからこうなったんだぞ!」

真「なにをー!」

春香「それでもアイドルを優先するのがプロデューサーでしょ!」

律子「でも、悪いのはそこの2人よね?」

春香・真「はい、そうです。」

律子「千早は連帯責任で車内なのよ? それを理解してね。」

春香「私どもが悪かったです!」

千早「忘られがちだけどね……」

春香「諦めはしないぞー………」

【12:00】

P「よーし!」

P「そこのバカ2人よく聞いておけ!」

P「ここを!」

P「キャンプ地と。」

P「する。」

全員「ハハハハハハ(笑)」

【野宿決定】

春香「み、道端じゃないですかここ(笑)」

P「もう車の魔法は切れたんだ。ここで野宿をする。」

全員「ハハハハ(笑)」

真「遭難じゃないですかこれじゃ(笑)」

千早「これびっくりしますよね? 対向車の人、私たち死んでると思いますよ(笑)」

律子「最悪よこんなの(笑)」

春香「は、腹が……(笑)」

P「今から、765プロが誇る、3人のアイドルは、このドイツの道端で、野宿をします!(笑)」

【防寒対策】

P「車内には王子と姫、そして赤ずきんが乗っております。」

律子「真王子、千早姫、赤ずきん春香です。」

P「生きて、朝を迎えような(笑)」

真「生きて会いましょうプロデューサー…」

千早「お休みなさいプロデューサー…」

春香「明日見る朝は晴れてるかな………」

【翌朝】

P「あいつら生きてるかな………」

律子「大丈夫よ…彼女たちは強いわ。」

P「あれ…?(笑)」

律子「ハハハハ(笑)」

P「真王子目開いてねえか?(笑)」

律子「王子様が震えてます(笑)」

P「あ!」

【プロデューサー気付く。】

P「窓開いてるじゃん!(笑)」

律子「何してんのよ(笑)」

P「俺が…鍵を持って行っちゃったからだろうね(笑)」

律子「これは怒られるわよ(笑)」

P「早く喋らないと3人とも死んじゃうからね。」

ガチャ

P「生きてるか?(笑)」

真「………………」

P「王子?(笑)」

真「姫………言ってあげて。」

千早「カギは…?」

P・律子「ハハハハハハ(笑)」

真「しかもさ………」

真「窓開いてるんだからね!?」

P「ご、ごめんね(笑)」

律子「それは私たちが悪かったわ(笑)」

真「春香を見てくださいよ!」

真「ハムスターのように丸まって寝てるんですよ?」

P・律子「ブハハハハハ(笑)」

真「僕たちは耐えましたよ………この処罰に耐えましたよ………」

P「どうですか?」

P「メルヘン街道の朝。」

全員「ハハハハハハハハ(笑)」

春香「いやー、まさか車で一泊するとは思わなかったねー。次からは飯より宿を忘れないようにしよう! 次回からはいよいよデンマーク入国です! 乞うご期待!」

千早「マッチいりませんか?」

真「マッチか………一本だけもらおうかな。」

千早「ありがとうございます!」

千早「マッチ一本入りましたー!!」

社長「ま、またかい…?」ザッザッ

千早「はい。またです。」

社長「マ、マッチデェーーーーース!!!」

真「社長、減棒するなら今回の台本を書いた春香にしてください。」

社長「そ、それはダメだよ。春香くんはがんばってるんだから。」

春香「社長、マッチ一本だけください。」

社長「プロデューサーくんはアイドルたちに何の教育をしてるんだい!?」

【次回予告】

律子「プロデューサー寝たわよ?」

春香「ハンバーグ!」

真「さっすがプロデューサー! カッコいいです!」

P「マッチなんかいらねえから俺に体力を分けてくれ。」

千早「マッチいかがですか?」

【次回もお楽しみに!】

今回はここまで!
明後日までには続き書きます!

明日更新

千早「皆さんこんばんわ。土曜日いかがですか?です。今夜はヨーロッパ21カ国横断第十四夜です。今夜はあのマッチ売りの少女が登場します。お楽しみに!」

春香「まこちんまこちん。」

真「はい?」

春香「今日のまこちんはおかしいよ〜?」

真「どうしたの春香?」

春香「もう〜。気分がおかしくなっちゃったじゃん!」

真「……………」

春香「………………」

春香「千早……やっぱり私にあの双子の真似は無理だよ。」

真「亜美と真美だったの今の!?」

デッデデデッデデデデ
デッデデデッデデデー

【五日目 午前08:00 高速道路】

P「Zzzz…」

律子「プロデューサー寝たわよ?」

真「で、出番ですか…?」

千早「テレビ的に大丈夫なの?」

真「お、お、お、おでこなら、だ、だ、だ、大丈夫ですよ!」

春香「いっちゃえ真!」

P「楽しみに待ってるぞ。」

真「で、では………」

真「って起きてるじゃないですかプロデューサー!!」

P「目覚めのキスは?」

真「起きてたら目覚めも何もないです!」

P「もう少しでキスだったのに…」

真「もう!プロデューサーやりすぎですよ!」

P「ごめんごめん!」

律子「そこ!カップルじゃないんだからイチャイチャしないの!」

真・P「はーい。」

【ハンブルグへ】

律子「今からハンブルグ方面へ向かうわよ。」

春香「ハンバーグだね!」

律子「ハンブルグ!」

春香「ハンバーグ!」

律子「もうハンバーグでいいわよ……」

春香「ハンバーグ142キロだよ。」

千早「違う意味に聞こえるわよ。」

春香「いっぱい食べれるよ!」

【午前10:30 ハンブルグ】

春香「ハンバーグ通過!」

律子「他の人にはハンバーグって言っちゃダメよ!」

春香「ハンバーグ!」

千早「返事みたいに使わないの!」

【千早先生の歌】

千早「あの娘をペットにしたくって。」

千早「ニッサンするのはパッカード。」

千早「ほーねの髄までシボレーで。」

千早「あーとで肘鉄クラウンさ〜あ〜。」

千早「ジャガジャガ飲むのもフォドフォドに。」

千早「ここらで止めても、いいコロナ〜。」

全員「いよぉーーー!」

P「次のカバー曲はこれで決まりだね。」

律子「選曲が古いけどね。」

【まもなく入国】

律子「パスポート用意しといて。」

【デンマーク国境】

男「パスポートプリーズ。」

P「シュアー。」パッ

男「センキュー。」

真「さっすがプロデューサー!カッコいいです!」

P「男は英語喋れてなんぼだよ。」

春香「あの2人できてるんじゃないの?」

千早「あとで美希と雪歩に報告ね。」

【デンマーク入国】

律子「この国ではメルヘン第5弾を行います。ここはアンデルセンの生まれ故郷なんですよ。」

春香「わたしでも知ってます!」

真「僕でも!」

律子「醜いアヒルの子、人魚姫、マッチ売りの少女なんかが有名ですね。オーデンセがアンデルセンの故郷なので、そこでマッチ擦りましょう!」

P「ルートとしてはフュン島に渡ってオーデンセ、そこからまた島を渡ってコペンハーゲン、そしてスカンジナビア半島へと上陸します。」

【橋】

【午後01:00 オーデンセ】

P「みなさん、ここがアンデルセンが生まれたお家です。」

真「ちっちゃいなー。」

律子「アンデルセンいわく、そこで遊んだクリスマスイブの楽しさはもうそれからどこの宮殿でも味わえなかった。と言ってたらしいです。」

春香「気持ちは分かるな。大きなイベントより小さなイベントのほうが記憶に残ってるもんね。」

真「お客さんともちゃんと接したりできるからね。」

千早「ファンは大切にしないとね。」

【マッチ】

千早「マッチいかがですか?」

真「マッチ売りの少女だ!プロデューサー!買ってあげましょうよ!」

P「マッチなんかいらねえから俺に体力を分けてくれ。」

律子「すぐメルヘン壊すわねあなた!」

千早「マッチ…うえーん!」

真「ほら!プロデューサーが泣かした!」

P「ご、ごめんね。マッチ買ってあげるから。」

千早「毎度あり。」

P「現金なやつだな。」

千早「今回後枠は手短にいきます。マッチ売りの少女が可愛かったですね。次回は新たな仲間が増えます。乞うご期待。」

春香「どうも亜美です!よろしくねお兄ちゃん!」

P「………春香病院に行くか?」

【次回予告】

春香「イィィィィヤァァァァ。」

P「ムンクさんは結婚してるの?」

真「ふぅぅぅぅぅぅ。」

律子「いらっさい。」

千早「ムンクさんとは双子ではありません。」

【次回をお楽しみに!】

律子「こんばんは。土曜日いかがですか?です。今夜はヨーロッパ21カ国横断十五夜です。今夜はプーさんに代わる新たな仲間が加わります。一体どんな仲間なのか。乞うご期待。」

真「ピッピッ。ピッピッ。ピッピッ。ピーーーー。ピッピッ。」

春香「…………」

真「ピー。」

バッ

【真バク宙成功。】

真「ピーーーー。」

真「ピッピッ。」クイッ

春香「…」コクッ

バッ

ゴテッ

【春香バク宙失敗。】

【頭強打。】

真「ピッ(笑)」

真「ピーーーー、ピッ。」

律子「無茶でしょ(笑)」

デッデデデッデデデデ
デッデデデッデデデー

【五日目 午後02:00 オーデンセ】

律子「いよいよ今日はスウェーデンに行きます。」

P「とりあえずコペンハーゲンでこのレンタカーを返さないといけないから、早速行きましょうか。」

【バカトリオが静か】

P「すごい橋だねー。これは瀬戸大橋よりでかいんじゃあないかー。」

春香「そうだねー。」

真「なんだろうねー。やる気が起きないよねー。」

千早「もう橋ごときではテンション上がりません。」

律子「まいってるのねあなたたち………」

【レンタカー返却】

【午後3:30 客船でスカンジナビア半島へ】

春香「船だよーーー!!おぅい!!!」

真「気持ち良いねえーーーー!!」

千早「風が涼しい……」

P「こんなもんだよ若い子ってのは。」

【スウェーデン入国】

P「えー…我々はレンタカーを借りてヨーテボリの街へ向かいます。」

春香「露天掘り?」

P「ヨーテボリな。」

【午後6:30 ヨーテボリまで60キロ地点】

律子「頑張って今日はなるべくノルウェー国境の近くに行くわよ。」

真「スウェーデンは何かメルヘンはないの?」

P「スウェーデンはメルヘンなんて柄じゃないんだ。許してやってくれ。」

千早「スウェーデン国民が抗議するわよ…」

春香「風車だ!!」

【おとぼけ春香の!たいくつリポート!】

春香「どうもバカです。私たち3人は暇なのでいつも3人でいちゃついてます。」

春香「最近は真の膝の上でゴロゴロ寝転がるのが日課です。」

春香「意外と心地よいです。」

ゴロゴロ

真「………………」

春香「以上、たいくつリポートでした。」

律子「中身がない…」

【午後08:30 スウェーデン ウッデパルラ到着】

律子「ホテルはすでに電話でとりました。」

P「今回はダブルを2部屋とシングル1部屋なので、ご安心ください。」

律子「今日は疲れているので早めに寝ましょう。」

バカトリオ「おやすみなさいプロデューサー。」

P「おやすみー。」

【就寝】

【起床】

【午前07:00 出発】

春香「zzz…」

真「ふぁ〜………」

千早「……………」

律子「あなたたち段々とエンジンかけていきなさいよ。」

バカトリオ「ふぁーい……」

P「寝起きはしょうがないな。」

【まもなくノルウェー国境】

バカトリオ「…………」

【ノルウェー入国】

P「喋ろよ!?(笑)」

律子「死にかけてるじゃない(笑)」

春香「少ししたらエンジンかかります。」

律子「それじゃあオスロの街でムンク美術館ってのがあるけど行く?」

春香「行く!!」

【ムンク美術館】

春香「…………」

真「ムンクさん叫んでるね………何で帰してくれないのって………」

律子「それあなたたちだから(笑)」

バカトリオでムンクの叫び写真

【出発】

【ムンクさん】

P「おや?どちらさんですか?(笑)」

春香「この方ですか?ムンクさんです。」

律子「ム、ムンクさん?(笑)」

千早「一人で旅してるらしいわ。」

P「ムンクさんは結婚してるの?」

真「してるよ。けどね、夫婦仲は悪いらしいよー。」

律子「大変なのねムンクさんも。」

【カバー曲】

P「BGMで流してるのはバカトリオが歌うダンシングクイーンです。」

律子「是非お買い求めください。」

真「ふぅぅぅぅぅぅ。」

律子「真、うるさい(笑)」

P「どうですかムンクさん?」

春香「イィィィィヤァァァァ。」

【ムンクさん小ネタ】

千早「いらっさい。」

律子「ムンクさんと動きがピッタシね(笑)」

P「双子かな?」

千早「ムンクさんとは双子ではありません。」

千早「いらっさい。」

春香「やめてよ千早(笑)ムンクさんの手がわたしの頭に直撃するの!(笑)」

千早「いらっさい。」

P「やめろって(笑)」

千早「こうするしか暇つぶしできないのよ。」

全員「ハハハハハハハハハハ!(笑)」

律子「いかがでしたか?新たな仲間ムンクさんは。千早も双子のように可愛がってます。また、ムンクさんも前枠、後枠に出ると思います。次回も乞うご期待!」

真「ピッピッ。ピッピッ。ピッピッ。ピーーーー。ピッピッ。」

律子「わ、私も!?」

春香「ふぅ………」

真「ピー。」

バッ

【前宙返り成功。】

真「ピーーーー。」

律子「いやすごいけど(笑)」

真「ピッピッ。」クイッ

律子「もう………」

くるっ

【前回り成功。】

真「ピーーーー。」パチパチ

真「ピッピッ。」クイッ

春香「…」コクッ

バッ

春香大股広げ

【前回り成功?】

真「ピッ!?(笑)」

律子「アイドルっていうの忘れちゃダメよ!(笑)」

【次回予告】

春香「イーーーーヤァーーー!すごいわーーーーーー!!」

P「なんでもかんでもムンクさんのせいにするなよ!」

千早「邪魔しちゃダメよムンクさん。」

律子「アカデミー狙うのよ!」

真「劇団ムンク。開演です。」

【次回もお楽しみに!】

真「こんばんはー!土曜日いかがですか?だよー?今日はー、私ことまこりんがー、アカデミー賞を狙いにいくよー?応援してね!それじゃあみんな一緒に!せえーの!まっこまっこりーん!!」

P「あいつに台本書かせたのは間違いだったよ!」

デッデデデッデデデデ
デッデデデッデデデー

【六日目 正午 トランハイムへ向かう車内】

春香「イーーーーヤァーーー!すごいわーーーーーー!!」

千早「すごい顔が震えてますよムンクさん!(笑)」

P「運転中に笑かすなよ(笑)」

律子「サイドミラーに映ってる光景ホラー映画ですよこれは(笑)」

春香「助けて伊織ーーーーー!!」

【彼女らは、美しい国々の退屈という恐ろしさに少しずつ気付き始めていた】

【彼女らには、まもなくその恐ろしさが分かることだろう】

千早「…………車酔いしちゃった……」

【バカトリオのブレイン車酔い】

春香「ムンクさんのせいかな?」

真「そだね。」

律子「私たちがここにいるのもムンクさん?」

真「そだね。」

千早「プロデューサーがバカなのも?」

真「そだね。ムンクさんだね。」

P「なんでもかんでもムンクさんのせいにするなよ!」

【午後03:00 トロンハイム】

千早「通過!」

【ナルビックまで…】

律子「ナルビックまであと何キロかしら?」

千早「………900キロです。」

春香・真「900キロぉ!?」

【900キロ】

春香「こりゃ誰かのたれ死ぬね。」

【ムンクさんの空気入れ】

春香「ふぅー!」

ぽこん

千早「ん?」

春香「こらムンクさん!千早ちゃんの邪魔しちゃダメでしょ!」

千早「邪魔しちゃダメよムンクさん。」

春香「ふぅー!」

ぽこん

春香「こら!ダメでしょ!ムンクさん!」

春香「……900キロは無理じゃない?」

春香「こらムンクさん!そんなこと言わないの!みんな頑張ってるでしょ!」

春香「あらごめんなさい。邪魔しちゃった!」

春香「邪魔しちゃったじゃないでしょムンクさん!」

P「おい!その一人芝居やめさせろ!(笑)」

【ムンクさん歌う】

春香「………アーユーレディーアーユー……」

P「歌へたくそだなムンクさん!?(笑)」

春香「ぶっ(笑)」

真「アイドルがへたくそってこれは大問題ですよ!」

春香「ごほんごほん……」

春香「キラメキラリ……」

真「自分の持ち歌は頑なに歌わないんだねムンクさん。」

春香「ぬ……(笑)」

律子「それ以上責めちゃダメ真!アイドル生命が終わりを告げちゃうから!」

【ちょいと息抜き】

真「劇団ムンク。開演です。」

【連続テレビ小説】

【フィヨルドの愛人】

【出演:不倫夫・菊地真、悲しき愛人・ムンク(cv.天海春香)、寝取られ妻・如月千早】

【ナレーション:秋月律子】

【第1話 出会い】

真「ふぅ……」←タバコ吸ったフリ

千早「あなた……そろそろ行きましょ。」

真「あぁ………」

ムンク「はぁー…旦那にはもう愛想を尽かしたわ………もっと……もっとちゃんとした恋がしたいわ!」

真「!」

千早「あなた?行くわよ?」

真「あ、あぁ…」

ムンク「あらあの人………あの人みたいなかっこいい王子様が私の夫だったらな………」

律子「この時、2人の既婚者は運命の出会いを果たした………」

【つづく…】

P「これ春香の意味あるかい?(笑)」

真「地味に重要です。」

千早「劇団長が言うんなら重要です。」

真「さーて。次の公演場所に行こう!」

【フィヨルドの愛人】

【第2話 運命】

千早「私、トイレ行ってくるわ。」ザッザッ

真「あぁ………」

真「………あの人…また会えないかな………」

ムンク「ここらへんは景色が綺麗だわー。」

真「!」

真「あの人はさっきの!」

ムンク「あ!」カッ

ザバァァァ

律子「この時、ムンクさんは足を滑らせ、川へ…」

ムンク「だ、誰かーー!」プカプカ

真「今助けます!!!」

ザバァァァ

P「お、おい!真何してんだよ(笑)」

真「人口呼吸だ!!」

ブチュー

P「ま、真ダメだって!(笑)がははははは(笑)」

ムンク「は!私は一体何を!」

真「良かった。息を取り戻しましたね!」

ムンク「は!そうよ!私は川で溺れたんだわ!あなたが私を?」

真「ええ!そうです!」

ムンク「ありがとうございます。」

真「いえいえとんでもない。あ…服が濡れてますね……どうですか?私の車に乗りませんか?」

ムンク「え?いいの?」

真「もちろんですとも。」

律子「真は自分の体を張ってムンクさんを助けた。これがのちに、泥沼へとなる事とは知らずに…」

【つづく…】

P「これ何を目指してるの?(笑)」

律子「アカデミー狙うのよ!」

P「まじで?(笑)」

真「……服がびしょ濡れです………」

P「………とりあえず体張りすぎだ真。」

プロデューサーはタオルを渡した。

真「ありがとうございますプロデューサー。」ゴシゴシ

P「風邪は引くなよ。自分の体を大切にしろ。」

真「もう〜。心配しすぎですよ〜。」

P「これがプロデューサーの仕事だ。」

真「プロデューサー………」

律子「この2人は次の連続ドラマの主役?(笑)」

千早「宝塚ですかね?(笑)」

真「どうだったかなー?ん?まこりんがかっこよかった?それはきっと虚の姿だねー。本当の姿はこっちだぞー!次回はー、劇団ムンク閉幕でーす。それじゃあ次回もー…まっこまっこりーんしちゃうぞ!」

P「あいつこれレギュラー化させる気だぞ(笑)」

律子「何考えてるのよ(笑)」

【次回予告】

P「オレには手が負えん!(笑)」

真「好きなんです。あなたの事が…」

律子「誰か彼女を正気に戻してー!」

千早「ロバ。」

春香「わたしはバカでーーーーーーーーーーす!!!」

【次回は誰かが壊れる!】

P「大変長らくお待たせしました。土曜日いかがですか?です。私事ですが、入院をしてしまいまして編集する事ができず、番組も休止させていただいておりましたが、無事!再開です!ファンの皆様!たいへん申し訳ありませんでした!」

春香「プロデューサーさんのせいです!」

真「プロデューサーがバカだ!」

千早「後枠は何かやってもらいます。」

律子「立場逆転ね。」

デッデデデッデデデデ
デッデデデッデデデー

【六日目 午後17:10 まもなく北極圏】

真「今日は順調ですねー。」

P「ナルヴィクは遠いですなー…」

千早「あくまでもナルヴィクは目標ですから大丈夫ですよ。」

律子「今日は余裕を持って宿泊しましょう。」

【ヒュッテに宿泊】

春香「ひろーーい!」

P「シェフ。今日の晩御飯はよろしくお願いします。」

千早「任せなさい。」

【シェフ千早】

千早「今日のメニューはコンソメスープとサーモンのソテーです。」

律子「サ、サーモンをソテーするの?(笑)大丈夫?」

春香「シェフに任せましょう律子さん。」

【開演】

ジュウウウウウ

律子「プロデューサー。現在シェフ千早はサーモンをソテーしております。」

P「順調なペースですか?」

律子「情報によると、バターを買うのを忘れていたため、マーガリンでソテーしているとのことです。」

春香「それはソテーなの?(笑)」

真「違う料理が完成しそうです…」

律子「コンソメスープの方は…見たことない色ですね………」

【完成】

千早「サーモンのソテーとコンソメスープです。」

P「ではでは…いただきます。」パクッ

モグモグ

千早「どうですか?」

P「……油そのまま入れてのか?(笑)油の味しかしねーぞ(笑)」

律子「サーモンを油の中にチャプンと入れた味です。」

真「コンソメスープの方は塩胡椒入れるのを忘れていますね…」

春香「0点!」

千早「こ…こんなはずでは………」

【大失敗】

真「明日にはクランクアップしたいですね。」

P「まだ続いてたんだあれ。」

【七日目】

【連続テレビ小説】

【フィヨルドの愛人】

【第3話 ドロ沼】

真「体を拭いてムンクさん。」

ムンク「優しいのね…あなたのお名前は?」

真「真です。ここへは妻との旅行できました。」

ムンク「そ、そうなの…私はムンク。私も結婚しているの。」

真「そうなんですか。奇遇ですね。」

ムンク「………………」

真「どうしたんですかムンクさん。黙り込んで。」

ムンク「真さん…ちょっと近くないですか?」

真「………気のせいですよ。」

ガバッ

真はムンクを押し倒す。

ムンク「真さん!?」

真「………もう…我慢できません……」

ムンク「真さん………」

ムンクは目を閉じる。

律子「2人は共に惚れていた。既婚者であるにも関わらず……」

ガチャ

千早「あなた…車の中でどうしたの………」

真「は!!」

千早「何してるのあなた!!?」

真「ち、違うんだ!!これは………」

ムンク「………私たちは愛し合ってるの。邪魔はしないで!」

真「ムンクさん!?」

律子「ついに3人が出会ってしまった。3人は深い深いドロ沼にはまってしまったのだ………」

【つづく…】

P「ムンクさんが我が道を進むねぇ(笑)」

律子「ドラマの方は置いといて、今日はフィンランドの方へ向かいます。」

P「ロヴァニエミって町が最低限だな。この町はサンタさんが年中いるらしいですよ。」

春香「サンタさん!?会いたい会いたい!」

真「行きましょう!」

千早「プレゼント!」

【午前09:00 ロヴァニエミへ向け出発】

【正午 ナルヴィクに到着】

P「春香…?」

春香「ぽけぇ………」

貴音「この時点でプロデューサーたちは春香の異変に気が付いていた。ロヴァニエミまで600キロ。ずっと車内にいる春香たちは退屈の時間を何時間も味わっていた。そしてついに…その時が突然訪れた………」

春香「今から紡ぐ物語…愛という名のハンバーガー………」

P「どうしたんだ春香?」

【どうした?】

P「春香!?」

春香「どうしたんでしょう私は!」

【春香さん壊れる】

春香「大好き好きよハンバーガー!大好きよハンバーガー!大好き好きハンバーガー!」パンパンパンパンパンパンパンパン

【大声で歌いながら膝を叩いている】

律子「やめて春香!アイドルよ!!お願いだから膝を叩かないで!!!!(笑)」

P「オレには手が負えん!(笑)」

真「好きなんです。あなたの事が…」

P「真…?」

真「プロデューサー!」ガバッ

P「ま、真!!?」

真「もう離しませんよプロデューサー!!」

律子「真は酔っ払いになったの!?」

千早「ロバ!」

P「は?(笑)」

千早「ロバ!」

P「ロバかい?(笑)」

千早「うん!ロバ!」

春香「大好き好きよハンバーガー!大好きよハンバーガー!大好き好きハンバーガー!」パンパンパンパンパンパンパンパン

真「プロデューサー!!」ギュウウ

P「長い時間を過ごしすぎたんだ!(笑)もうこの子たちのアイドル活動はもう終わりだ(笑)」

律子「誰か彼女を正気に戻してー!」

【春香さん叫ぶ】

春香「冷てぇーーーー!」

春香「雨だぁ!」

春香「皆さぁーん!私は今北極圏にいまぁす!」

春香「北極圏は今日も雨でぇす!」

P「落ち着いたかい?みんな?(笑)」

バカトリオ「うん…」

律子「でも、まだ400キロあるからね。」

真「プロデューサー!」ギュウウ

千早「バター。」

春香「私はバカでーーーーーーーーーーーー!!!」

P「オレも壊れよっかな!」

律子「今夜はここまでです。いかがでしたか?次回はサンタさんとの遭遇です。果たしてプレゼントはもらえるのか。お楽しみに。」

ハルカーマスク「こい!」

マコトニオ猪木「おっしゃー!」

P「まちなさーい!」

Pトロイヤー「とりゃあーー!」

春香・真「グハー!」

Pトロイヤー「ダァー!」

千早「プロデューサーお帰りなさい。」

【次回予告】

春香「ハンバーグ!」

真「好きだぁーーーーーー!!!」

千早「あなた!!!」

律子「新たな仲間?」

P「次の撮影は?」

【次回もお楽しみに!】

P「こんばんは!土曜日いかがですか?です!ついに長かったヨーロッパシリーズもあと二夜です。短いような長いような。みなさんはどうお思いになったでしょうか。今夜は皆さんに少し早いクリスマスプレゼントを贈りますよ。」

春香「メリークリスマース!」

真・千早「サンタさーん!」

ダダダダダ

ドボォッ

【春香落とし穴】

真・千早「サンタさーん!?(笑)」

律子「メリークリスマス。皆さん。」

デッデデデッデデデデ
デッデデデッデデデー

【七日目 午後05:00 もう間もなくフィンランド国境】

P「皆さん落ち着きましたね?」

バカトリオ「はい…」

律子「今!フィンランドに入りましたー!

【フィンランド入国】

春香「キレイダナー。」

真「たいして景色は変わってないのが現実!」

千早「監督。そろそろ…」

春香「撮るか…」

【連続テレビ小説】

【フィヨルドの愛人】

【最終回 本当の愛】

千早「どういうことか説明してよ!!」

真「こ…これは……」

ムンク「どっちを愛してるのか決めてよ!」

千早「あなた!!!」

真「…………………ぼ、僕は……」

真「千早を……愛してる……」

千早「……もちろんよね。さぁ。行きましょう。」

真「あぁ。」ザッザッ

真「……すまない。」ザッザッ

ムンク「……これでいいのよ。わたしはあくまでも既婚者……あの人も既婚者……プリン……不倫なんて良くないもの……」

真(……!! まさか……わざと僕が振らせるようにしたのか!)

バッ

千早「あなた…?」

律子「真は走り出した…ムンクさんの元へ……」

ムンク「さようなら……わたしの青春。」

真「ムンクさん!!!」

ムンク「真さん!?」

真「最後に!!気持ちだけ伝えさせてくれ!!」

真「…………………ぼ、僕は……」

真「千早を……愛してる……」

千早「……もちろんよね。さぁ。行きましょう。」

真「あぁ。」ザッザッ

真「……すまない。」ザッザッ

ムンク「……これでいいのよ。わたしはあくまでも既婚者……あの人も既婚者……プリン……不倫なんて良くないもの……」

真(……!! まさか……わざと僕が振らせるようにしたのか!)

バッ

千早「あなた…?」

律子「真は走り出した…ムンクさんの元へ……」

ムンク「さようなら……わたしの青春。」

真「ムンクさん!!!」

ムンク「真さん!?」

真「最後に!!気持ちだけ伝えさせてくれ!!」

ムンク「……はい!」

真「すぅ……」

真「好きだぁーーーーーー!!!」

ムンク「ありがとう……これで未練はないわ……」

真「…………さようなら。ムンクさん。」ザッザッ

ムンク「もう叫ばない………悲しまないわ。」

ムンク「明日に向かって…生きるの。」

ムンク「いらっしゃーい!」

【おわり】

P「素晴らしかったよ!」

律子「途中噛んだよね春香?(笑)」

P「プリンってなんだい?(笑)」

春香「頭でね、プリンが離れないんだよねー。」

P「次の撮影は?」

千早「未定!」

【車内】

春香「帰りたいよぉ〜。」

真「もういやだぁ…頼むから少女漫画を見さしてくれ……ガラスの仮面でいいから……」

P「このままだと真が白目になっちゃうねぇ。」

千早「もう無理だぁ……精神がおかしくなりそうだぁ……」

律子「この場にいる人にしかわからない気持ちだね。」

【午後07:00 サンタクロース村】

P「ついにサンタに会えますよぉ。」

律子「みんなは何をお願いするのかな。」

春香「頼むから帰してくれ。」

真「僕たち3人でいいから。」

千早「日本に帰してくれ。」

P「それはサンタさんでも無理だよぉ〜。」

春香「さあて!願うゾォ!」

【ついにサンタさんと対面】

【サンタ発見!】

春香「サンタさんだぁ!」

【サンタさん喋る】

サンタ「コンニチハ。」

千早「喋りましたよ!」

サンタ「元気ですか?」

律子「日本人と気付いてるね!」

春香「元気ですよ!」

サンタ「サンタさんベリベリ元気。」

真「ナウいですよサンタさん!(笑)」

律子「サンタさんデカくね!?」

真「2mはありますよ(笑)」

サンタ「何しにきた?」

春香「願いにきた!」

サンタ「何を?」

P「叶うかな?(笑)」

春香「うーん…」

春香「ハンバーグ!」

サンタ・P「は?」

春香「ハンバーグ!」

サンタ「OK!」

サンタ「あなたたちは?」

真・千早「ハンバーグ!」

バカトリオ「センキュー!」

サンタ「バーイ!」

【楽しかった】

【新たな仲間】

謎の木「ジングルベールジングルベール。」

謎の木「ハッピーニューイヤー!」

律子「新たな仲間?」

P「そだね。」

謎の木「ハッピーニューイヤー!」

バカトリオ「ハッピーニューイヤー!」

謎の木「ハッピーニューイヤー!」

ポチッ

真「うるさい。(笑)」

全員が頷く。

P「どうでしたか?サンタさんにはハンバーグしかねがっていません。果たしてハンバーグは届くのでしょうか。次回はついに最終夜です。感動のフィナーレになるのか!お楽しみに!」

謎の木「ハッピーニューイヤー!」

ムンク「イーーーーーーヤーーーーーー!」

春香「やっぱりムンクさんだね。(笑)」

【次回予告】

真「ムーミンだ!」

千早「ムーミン気持ち悪いですよぉ…」

春香「うるさいなー。パパ呼ぶぞぉ!」

P「ばかやろぉ。」

律子「ママもいるんだよね?」

【最終夜はムーミン祭り】

P「こんばんは!土曜日いかがですか?です!いよいよ今夜は最終夜!感動のフィナーレです!」

千早「おいクソ坊主!フィナーレの意味を答えてみやがれ!」

真「終わり!」

千早「普通に答えてどうすんだ!!」

春香「フィナーレってなにぃ?」

デッデデデッデデデデ
デッデデデッデデデー

【七日目 午後10:00 ホテル】

P「さあ皆さん!明日はいよいよ最後です!ゴールしましょう!」

律子「いよいよ終わりですねぇ。」

春香「そんな事より寝さてください!」

真「お願いします!」

千早「もう限界です!」

P「明日が最終日で良かったなおまえら…」

【就寝】

【起床】

バカトリオ「がんばるぞぉー!!!」

P「元気になってくれてよかったよ…」

律子「それじゃあゴールまで突っ走りましょう!」

【最後のメルヘン】

P「突然ですが、フィンランドには有名なメルヘンがございます。」

律子「ムーミンです。」

真「もしかしたら見れるかもね!」

千早「多分見れるわよ。1人いないから。」

P「それじゃあ呼んでみようか!いくよ!せーの…」

全員「ムーミーーーン。」

【登場】

真「ムーミンだ!」

P「なんか気持ち悪いぞ!!(笑)」

千早「ムーミン気持ち悪いですよぉ…」

ムーミン「…………」

律子「あら?ムーミンが背中を向けてるわよ?」

真「歌を歌ってみようよ!」

P「それじゃあいくぞ!」

全員「ねえムーミン、こっち向いて。」

ムーミン「はい!」

P「ムーミンしゃべるなよ!(笑)」

ムーミン「うるさいなー。パパ呼ぶぞぉ!」

P「だから喋るなって!(笑)」

律子「ママもいるんだよね?」

ムーミン「ママ?そんなのアニメ見たらいくらでも見れるよ。平成版のムーミン見てたらいいでしょ!」

P「ばかやろぉ。」

【ムーミン不貞腐れる】

P「その格好で車に乗るなよぉ!バックミラー見れないだろ?(笑)」

ムーミン「早くゴールしましょう。もう限界です。」

律子「朝一で何言ってるの(笑)」

ムーミン「真と千早ちゃんもやりなさいよ!この恥を味わってよ!」

【なってみた】

ムーミンパパ「プハー。」

ムーミンママ「あらいやだ。」

ムーミン「どうだ。ムーミン一家大集合。」

【集結】

P「誰が誰だよ!(笑)」

律子「もちろんスナフキンもいるわよね?」

ムーミン「出るわけないでしょ。そんなのアニメ見たらいくらでも見れるって言ってるでしょ?高山さんバージョンTSUTAYAで借りたらいいんだ!」

P「こんなムーミンダメだ!(笑)」

【まもなくヘルシンキ】

P「ついにゴールが近づいてきました…」

春香「思い返せばよく耐えたよ……」

千早「もう無理ね……」

真「帰ろう……日本に。」

【パリをスタートして8日目】

【ようやく旅は終わろうとしている】

【最終日 正午 ヘルシンキ ヴァンター空港】

P「皆さん!ゴールです!いかがでしたか?」

春香「辛かったね……思い返すのも嫌だよ。ムーミンが最後に精神的ダメージを与えてきたんで……」

千早「とりあえずもう二度と海外は嫌ですね…この旅でわたしは耐えることを覚えましたよ。」

真「もう日本に帰ることしか頭にないです!二度と野宿はしたくないです!」

真「だけど…この旅で1番疲れてるのはプロデューサーですよね。運転をほとんどしてくれたんですから。」

P「真は本当に良い子だな!」

真「えへへ…」

春香「絶対できてるよ……」

律子「じゃあそろそろ帰りましょう!」

バカトリオ「日本へ!!」

エンディングテーマ
1/6の夢旅人2002
秋月律子

貴音「この後…日本へ帰った春香たちはゆっくりと休日を過ごした……しかし…彼女たちは知らなかった……」

【まもなく受験シーズンだということに……】

【次回予告】

真「クレーター?文句言う人?」

千早「なんでわたしの胸で計算しようとするの?」

春香「大学入試の100!!」

律子「それでは大学入試からの問題です!」

P「誰も軽井沢なんて行きたくねえんだよ!」

【また会える日まで】

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