京太郎「なんて人前では言えないよな ･・･」

この世界では百合が中心なのだ

京太郎「そろそろ部活行くか」

京太郎「 なんだまだ誰も来てないのか」

京太郎「むしろいいくらいか 」

京太郎「来たそばからあの百合空間は耐えきれない」

京太郎「準備や掃除でもしてるか」

京太郎「これで準備完了っと」
キィ
咲「京ちゃん先に来て準備してくれていたんだ」

京太郎「まぁ 先に来ていたからな」

和「 雑用しか出来ないんですから当然ですよ」

咲「 の 、和ちゃん」

和「咲さんもこれくらいのことでお礼言わなくていいですよ」

咲「 でも和ちゃん」

京太郎「いいんだ咲」

咲「京ちゃん･・･」

京太郎「和が正しい」

和「気安く名前で呼ばないでください」

京太郎「･・･」
カチャ
久「 さぁ今日も部活を始めるわよ」

まこ「みんなきとったんかい」

優希「タコス食べてたら遅れだじぇ」

久「ん、どうかしたの？」

京太郎「いえ何でも無いです」

久「 そお、それじゃはじめましょう」

京太郎（ 和はいつも俺に喧嘩ごしだ）

京太郎（ 咲の事が好きな和は咲と幼馴染みの俺が気にくわないだ）

京太郎（ しかも、俺は男だ）

京太郎（ 和は男嫌いだし、ただでさえこの世界は男は冷遇されるからだ）

京太郎（ とことん貶してくる）

京太郎（ 最初のころは反発したが最近はさっきみたいな事を言ってる）

京太郎（ 百合女と争うのが面倒になって来たからだ）

京太郎（ 部長に言っても無駄だろう）

京太郎（ あの人は女好きだし俺を奴隷かなんかだと思っている）

京太郎（ まこ先輩は部長信者なので無理）

京太郎（ 優希がタコスが食えればいいと思ってるし）

京太郎（ 咲は和が好きだ 和に注意してくれるだけありがとう）

京太郎（ 咲と和は相思相愛なのだ 俺に声が似ているメガネかけた奴なら喜びそうだ ）


京太郎（俺は百合大嫌いだけどな）

一旦ここで寝ます｡見てくれた方ありがとうございます

京太郎（そんなことを考えていたら夕方になっていた ）

久「 そろそろ時間ね終わりましょう」

咲「今日もいっぱい打ったね」

和「そうですね」

優希「帰りにタコス屋寄って行くじぇ～」

まこ「 まだ食うんかい」

久「須賀くん後片付けよれしくね」

京太郎「 わかりました」

京太郎（ 大方他校の彼女デートでも行くんだろう）

京太郎（ まこ先輩とも付き合ってるというのにモテる人は違いますな）

咲「 京ちゃん一人で大丈夫？」

京太郎「大丈夫だよ心配すんな」

和「 咲さんこんな人ほっといて行きましょう」

咲「う、うん京ちゃんじゃあね」

京太郎「あぁ」

京太郎（ 片付けるか）

京太郎「片付けおわりそろそろ帰るか」

京太郎（ 今頃咲と和はイチャイチャしながら帰ってるだろう）

この世界は本当男に冷たい

男の役割であるのはせいぜい当て馬だ

誰だってカワイソーマになれるのだのだ

京太郎の部屋

京太郎「 今日も雑用ばかりだったな」

京太郎「 それは俺が麻雀が下手だからしかたない」

京太郎「ネトマでもするか」

京太郎「 俺ってネトマでも一番弱いんだな」

京太郎「 ん、部長からメール？」

久『 須賀君いつも通りに学校来てくれない？』

京太郎（ またか）

京太郎『わかりました』

久「 須賀君こっちよ」

京太郎「 ･･・何の用ですか？」

久「 なにって知ってる癖に」

久「 私の恋人を家まで送って貰いたいのよいつもの様に」

久「 美穂子をね」