・ オリジナルの厨二な遊戯王世界で生きていくスレの第二期です
・ 登場人物等の設定・行動などを安価によって決定
・ ADVゲーム形式で進行。デュエルはほぼオート。判定によって勝敗を決定
1期最初
【遊戯王】主人公「荒れ果てた世界でデュエルする」【安価・コンマ】
【遊戯王】主人公「荒れ果てた世界でデュエルする」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414331266/)
前スレ
【遊戯王】主人公「荒廃世界のデュエリスト……その7です」【安価・コンマ】
【遊戯王】主人公「荒廃世界のデュエリスト……その7です」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1422195443/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1424529542
デュエル時の勝敗決定方法
● 基本値として一律【20】、上限を常に【90%】とし、常時最低【50%】の勝率を保証。
● デュエリストごとにステータスを設け、その数値の差によって基本値から足し引きされる。
● ステータスには5つの項目を設け、デュエル前に2つを選び取ってそれらを比較する。
・全て上限値は【10】。デュエルの前にこれらの内2つを抜き出して比較する。
・主人公側が相手側のステータスを超えていた場合、数値【1】ごとに基本値に【5%】が加算される。
・相手側が主人公側のステータスを超えていた場合、数値【1】ごとに基本値から【3%】が引かれる。
● ステータスは人物の持つ【特殊能力】によって補強される。
・特殊能力を所有している場合に限り、ステータスの上限値を超えることができる。
● 最後に、主人公側の勝利要素について適切なものを書き込んでください。
(例:主人公のデッキを敵は知らないはずだから奇襲ができるはず)
その事柄が適切と思われる場合に基本値に数値を足していき、最終的に算出された数値をもとに判定を行います。
この際、判定に使用する数字は0~99までの指定された数字と
>>1が該当するレスに設定したトリップに隠した数値を合計した数値になります。
この際、100の位は切り捨てられ(指定した数字が65、トリップの数字が70だった場合135だが、この場合35として扱う)、
先に設定された数値以下の数値になった場合に勝利、という形式となります。
なお、要素について正確ならば+10、多少外れた指摘ならば+5、違うと判断された場合は±0となります。
登場人物募集時のテンプレ
********
名前:
性別:
年齢:
職業:
特徴:
デッキ:
********
イベント進行に関係の無いデュエルにおける勝利ボーナス
1.「交友関係」の好感度上昇(全体・効果小)
2.「交友関係」の好感度上昇(個人・効果中)
3.カード追加(デュエル中のカードプール増)
4.ランダム要素の成功確率上昇(ストック:現在1)
5.自由安価(「全て」など、バランスに関わる内容は不可)
など。
以上テンプレ。主人公のステータスは他が決定次第掲載します
前スレ安価結果→ 3:両親健在
では、妹についても決定しましょうか
↓2(名前) ↓4(年齢:18以下で)
「あれい」でいいのかな
年齢的に職業は中学生に固定させていただきます
デッキについて安価
↓1~3
多数決です
1.インフェルノイド
2.クリフォート
3.リチュア
↓1~5
◆ 特徴については書き込まれたものを矛盾しない程度に拾います
↓1からどうぞ
名前:神威亜鈴
性別:女
年齢:13
職業:中学生
特徴:冷静な性格。何事に対しても的確に対処する優等生だが、体は弱い。そのくせ辛いもの好き。
霊感が強いらしく、時折「カードの精霊」を知覚している様子が見える。
兄が喧嘩して帰ってくることを快く思っていないものの、家事など身の回りの事柄をほぼ兄に依存してしまう程度には遊一のことが好き。
つまり兄が「喧嘩してくる」ことが嫌い。私服に関しては色々と趣味全開。
過去、兄の遊一に教えられた「ピンチの時ほどふてぶてしく」を常々実践している。
デッキ:【リチュア】
こんな感じかな
続いてステータス安価に移ります
いい感じやな
よくまとめられたな・・・
ヤンデレ、病んデレ、クーデレって属性盛りすぎぃ!
すみません、年齢は15ですね
特殊技能は以下
「兄の教え」……【精神力】に+1補正
「精霊の知覚」……【運命力】に+1補正
さっきと同じ感じで。
トリップに数字を隠しましたので1桁の数字を書き込んでください
↓1~5
6
以下の通りになりました
#br80168ari
→8・0・1・6・8
指定数値:1・6・4・3・3
=9・6・5・9・1
【運命力】:6+1 【戦略】:6 【洞察力】:5 【精神力】:6+1 【構築】:1
構築以外TUEEEEE
この兄妹の構築どうなってんだ・・・
つーか妹のほうが兄より強いような
とりあえず明日あたり改めて始めますので適当にキャラ投げてくれると助かります
一応ですが、今まで出なかったキャラもキャラ出し安価の際はサルベージする予定です。ある程度の例外はありますが
また、路地裏的キャラ(非人間的特徴有り)も今回共存設定にしておりますのでオーケーです
では、今回はここまでということで
おつおつ
一期面白かったし二期にも期待
乙です
さて頑張ってキャラ作るぞー
あ、キャラは今日明日中にどうぞ
今回受けつけたらしばらく受け付け停止になる予定なので思いついたらお早目に
乙~。あと今回は前回の世界観と繋がりはある?
凄まじいことになりそう……
名前:曽木屋 邁往(そぎや まいおう)
性別:男
年齢:27
職業:廃品回収、修理、特価品販売
特徴:若干人との距離の取り方を測るのが苦手だが、腕は確か。バツイチ。
デッキ:【ジャンクドッペル】
ブレイド=ヴァンカッセル
年齢:23
性別:男
職業:レストラン『葵雫(あおいしずく)』店長
使用デッキ『EM』
容姿:右目に眼帯をした長髪緑髪
元々はこの店は恋人の店(それまでは副店長)だったがその恋人が行方不明になってしまいいつか恋人を見つけるまでこの場所を絶対に守ろうと決心
右目の眼帯は彼曰わく『リミッター』で本気になると外す
またレジスタンスのリーダーというもう一つの顔を持つ
ちょっと目を離してたら早すぎィ!
ところで【セフィラ】の決め手ってなんなんや工藤
wikiの関連カード見る限り決定的な打点が足らんのや
>>72
世界観は同じって程度。地理的にも離れてるし直接的には関係しないと思います
名前:森蔭 清羅(もりかげ せいら)
性別:男
年齢:20
職業:大学生
性格:生真面目で冗談が通じず、一度気になった事はトコトン調べないと気がすまない学者肌。だが友人は多い。
特徴:容姿は可も無く不可も無くと言った所。インテリメガネ。大学では植物や生物の研究をしているようだ。
デッキ:【森羅】
なんとなく聞きたいんだけど、もし【天変地異コントロール】とか言われたら捌けそう?
名前: 森 真昼
性別:女
年齢: 15
職業: 学生
特徴: 亜鈴の同級生。メガネをかけていてショートカットの真面目系クラス委員。亜鈴の身体が弱いことを気にしていつも気にかけていて、家にプリントを届けたりしている。そのため遊一とも知り合い。遊一が以前助けてくれたことから、遊一がいるとなんでも頼りがちになってしまう。しかし、いつかは恩返しをしたいとも思っている。
デッキ: 森羅
>>84
天変地異の中でもある程度デッキタイプが絞れるなら可能とだけ
基本的にwikiに記載のあるデッキならある程度は書けると思います
被ったか…譲っていただいてありがとうございます
セフィラは…うん…まぁ…うん…
名前:巾薪 友哉(はばまき ゆうや)
性別:男
年齢:18
職業:高校生
性格:どこか掴み所が無く、常に涼やかに笑っている。他人と距離を作って暮らしているようだが意図は不明。
特徴:精霊が見える系男子。因みに外見は中性的で無害な感じ。
デッキ:TG
名前:烏羽 宗次 (からすば そうじ)
性別:男
年齢:17
職業:高校生
特徴:キャスケット帽を被り肩から大きなかばんを提げている。背が小さいことを気にしている。一人称はボク
遊一の弟分。男らしくなることに憧れていて尊敬している遊一を手本にまねをしたり体を鍛える。
しかし遊一の家庭的な面もまねしてるので、男らしいという理想からは遠のいている。
デッキ:【BF】
セフィラは複数のカテゴリにまたがってるみたいだしそっちを参考かな
名前: ヴィント・クラリーマ
性別: 女
年齢: 15
職業: 学生
特徴: エルフ耳の天真爛漫の元気娘、勝つデュエルよりも楽しむデュエル、楽しませるデュエルをモットーにしており
絶体絶命のピンチでもどう切り抜けたら皆を楽しませれるかを考える生粋のエンタメデュエリスト。
亜鈴のことはどこぞのガスタの希望繋がりで名前を勘違いしてから気が付いたら仲良くなっていた。
精霊がみえており、よくガスタとリチュアで喧嘩しているのが悩みの種。お兄さんの「空を飛ぶ」」の夢は全力で応援しておりよく手伝ったりもしている。
デッキ: 【ガスタ】
よりどりみどりだね(震え声)
採用されるのはどれくらいになるやら
名前:闇藤 創遊(えんどう そうゆう)
性別:男
年齢:16
職業:学生
特徴:よくカードショップやホビーショップに入り浸っている少年。あらゆる遊びに精通しており、ゲーマー達の中では有名。
基本的に何でも楽しむ楽観的な性格。多少空気を読まない所もあるが持ち前の明るさのお陰か交遊関係は広い。
尚、「洗脳ダイス」とあだ名されるレベルのダイス運を持っている。彼がTRPGのGMをやると大惨事になる事請け負いである。
デッキ:【ゾークドーザー】(デミスドーザーをゾーク主体に変えた物)
名前:郡山 一鉄(こおりやま いってつ)
性別:男
年齢:18
職業:トリシューラ(プリン)の職人見習い
特徴:代々続いてる超高級プリンの職人見習い
まだ1日に1つしか作ることが出来ず日々修行中の身だが、トリシューラを作って行く中で育った凄まじい集中力の前にはプリンもデュエルも並の相手では勝負にならない 仲良くなると失敗作(それでも普通より美味い)プリンをくれる
デッキ:【[ピザ]リジャンクドッペル】
デ/ブリがピザになってしまった
名前: 小倉 風乃(おぐら かぜの)
性別: 女
年齢: 16
職業: 学生
特徴: 中二病である。しかし、ちょくちょく素が出ているので、周りからは可愛がられている。ちょっとボサボサで腰まで伸びている髪が特徴。呪文の代わりに「ボチヤミサンタイ」やら「サモサモキャットベルンベルン」やら言っている。
デッキ: 妖仙獣(ペンデュラム軸)
名前: 無月 裏影
性別: 男
年齢: 24
職業: 公務員
特徴: ドsであり、かなり煽り上手。仕事熱心だが何かと目立ちたがらず、人の嫌がる仕事をよくやる傾向にある。年中フードを被っており顔を見せたがらない。
デッキ: D-HERO
起きてみると恐ろしいことになっていた
処理以前に出せる数があまりに少なくなるのでこの辺でストップいただけると助かります……
恐ろしいな…
まぁデッキ被りも数人いるみたいだけど
遅れて申し訳ありません
ですがどうしても出して頂きたいキャラです
ご迷惑でしょうがよろしくお願いします!
名前:死神 (デス)
性別:女性
年齢:16
職業:辻デュエリスト(学生)
特徴:大鎌にローブ、髑髏の面という死神姿の少女。空間を切り取る鎌の能力を使い、隔離結界を形成。
逃走不可能のデスマッチを仕掛け、正体不明の力で敗者を意識不明の重体にさせる。
正体は遊一の後輩の黒川千尋。研究者である父とその家族を皆殺しにした特別なカードを使うデュエリストとその仲間を追っている。
普段は素直は性格だが無口でどこか影のある少女。だが死神時はデスと名乗る闇人格が出現しクリフォートで敵を撃滅する。
通常時は天使族を使用する。なお胸は壁。
デッキ: 殺意を隠し切れない【クリフォート】
ここまでキャラが増えるとなぁ…
特に設定過多のやつは作者にとっての裁量も少ないし、使われにくいんじゃないかね
60人超かな……(遠い目)
>>125のD-HERO被ってたか申し訳ない
できるなら【ダークモンスター軸レプティレス】でおなしゃす
そろそろやります
プロローグから
海洋都市「ガンガリティア」。
かつて戦時中に作られたメガフロート……軍用海上プラントを流用して作られた、海に浮かぶ都市。
その出自故、居住区画は他の都市と比べて少なく、戦後、急ピッチで作り上げられた生活の場としては
それなりに出来が良く頑丈である――――という程度の評価しか下されていない。
土地柄、ガンガリティアは豊富な海洋資源に恵まれ、それ以外に何も無いという極端な特徴を持つ。
また、洋上に浮かぶプラントであるため、他の都市との交流が極めて少ない。
それでも現在の世界の中で数少ない巨大な都市として扱われるのは、かつて軍事プラントとして作られたという背景があるからだろう。
海上都市たる「ガンガリティア」を構成するある一基のプラント内部では、継続的に合成食料が製造されており、食料供給に関する問題はほぼ無いに等しい。
即興で作り上げられたとはいえ、元は軍事用のヘックス型プラントだ。
拡張性も高く、人口増加に合わせた増設や、あるいはその逆に非常時の切り離しなども容易に行える。
加えて、元々はメガフロート……人工の浮島であることから、固定用のアンカーさえ引き揚げれば急な災害や人災にも対処は可能となる。
そうした優位性のためか、この都市は「海賊」に狙われることが多い。
かつて、世界を包んだ戦火から逃れ、しかし都市に合流することができず、野盗に身を窶した者たち。
彼らへの対処もまた、この街の住人にとって重要な案件でもあった――――――。
かつて、人々は自由に空を飛んでいた。
いや――――「自由に」というのは語弊があるのだろうが、確かに、過去の人間は空を行く技術を持っていた。
しかし、今となってはそれは過去の話だ。
衛星兵器の導入により戦闘機は全て破壊され、それ以外の航空機の多くも戦争幇助の道具と見做され、破壊される。
機械は分け隔てが無い。プログラムされた通りの仕事を、ただ淡々とこなしていくだけだ。
技術の発展の先の先は、、衰退と同義だった。そんな言葉が頭に浮かんだ。
少なくとも、人は持てる技術の全てを発揮することはできなくなった。
空を仰いでも、浮かぶのは雲と鳥と……微細な大気中の物質くらいのものだ。
最早空に夢など無い、と語る者もいる。確かに現実的な意見だ。
だが。
遊一「やりもしねえで人の夢を貶してんじゃねえぞ」
――――――――俺は、そんな諦めが死ぬほど嫌いだ。
◆ ガンガリティア / スクラップ置き場
不良「あ……が……」 ボロボロ
遊一「…………」 ブンッ
不良「がはっ……!!」 ガシャーン!
遊一「オラ立てや。人の領域に踏み込んで土足で踏み荒らしやがった挙句人の夢にケチ付けてんだ」
「喧嘩売ってんだろ。なぁ? でなきゃわざわざこんなことはしねぇだろ、なぁオイ」
不良「わ……悪かった……」
遊一「あ?」
不良「お、俺が悪かった……こ、これ以上は……」
遊一「『くだらねえ夢』のせいで耳が聞こえねえな」 グシャッ!
不良「ぶあッ……あがッ!?」
遊一「テメェの夢は何だ。人の夢をああまで馬鹿にできんだ、御大層なモンなんだろうな、あぁ?」
不良「ぞ、ぞんなもんねぇよお゛……」
遊一「ほーぉ、お笑いだなァ。だったら余計に……っと」 ピリリリリリリリ……
「……もしもし? ンだ亜鈴。あ? お袋がそろそろ帰れって……? ったく……」
「で何だよ。喧嘩? 関係ねェだろ。切るぞ……あん? 晩飯? 煮付けでいいだろ」
「ごちゃごちゃ言ってんじゃねえ。じゃあもう帰るから洗濯物出しとけ。親父とお袋の分も……おう。じゃあな」
唐突な煮付けに草
遊一「チッ……野暮用ができた。オラ、とっとと帰れ。俺ァ忙しいんだよ」 ベシッ
不良「うっ……ぐ……おぶっ、おぼ、えでろよ……!」
遊一「誰が覚えるか。ンな義理もねぇだろ」
不良「……ぐ、ぐぐう……」 ズリズリ…
遊一「オイ」
不良「な、なんだよ……」 ビクッ
遊一「帰ったらとっとと病院に行け。傷口にオイルでも入り込んで壊死でもされちゃかなわねえ」
不良「……い、言われなぐでもっ……この、グソ野郎がっ……!」
遊一「初めに喧嘩売ってきたのはテメェだろうが、クソ野郎」
――――――
――――
――
◆ 居住区 / 神威家
ガチャッ
亜鈴「……おかえり、兄さん」
遊一「おう」 スタスタ
亜鈴「ちょっと。そんな格好で帰ってきて他に言うこと無いの」
遊一「あ? いつものことだろ。染みになる前にテメェでなんとかするっつの」
亜鈴「そういうことじゃなくて……父さんも母さんも、いつも心配してるのに」
遊一「あっちから喧嘩売ってくんだよ、仕方ねえだろ」
遊一「……っと、オイ亜鈴、洗濯物風呂場に持って行っとけ。後で洗濯する」
亜鈴「話を露骨に逸らそうとしないで」
遊一「終わった話なんざ逸らしようもねえだろ」
亜鈴「終わってない」
遊一「いつまでもぐだぐだと言い合うだけの話ほど無益なこともねえだろ」
亜鈴「だから、兄さんが聞かないから」
遊一「あーあー聞いてる聞いてる。最終的には『喧嘩するな』って話になんだろ」
「俺にゃ無理だ。俺にも譲れねえものはある。そこに踏み込んだ奴を許しちゃおけねえ」
亜鈴「まだ空を飛ぶなんて」
遊一「いくらでも言うぞ。俺の夢だ」
亜鈴「………………」
遊一「あの空に魅入られた。俺自身が決めた。たとえそれが旧時代のアニメや映画の影響だろうが……」
「とっくにコイツは俺の柱なんだ。譲れねえ、譲っちゃいけねえ領分だ」
亜鈴「……兄さんの馬鹿」
遊一「おう、ありがとよ」
亜鈴「褒めてない!」
遊一「夢のことで『馬鹿』って言われるくらいが丁度いいんだよ」
遊一「買い物行ってくるわ。亜鈴、いるものあったら先に言っとけ」
亜鈴「アイス」
遊一「シーソルトアイスだな。あったら買っとく」 バタン
亜鈴「…………」
――――――
――――
――
◆ 夜半 / 神威家
ジャ――――――ガチャガチャ……
遊一「…………あ、オイお袋。タルト作ったから適当につまんどけ」
母「またアンタそんなの作ってたの……というか皿洗いくらい」
遊一「いいっつってんだろ。座って茶でも啜ってろ」
父「遊一」
遊一「あ? 風呂ならもう掃除したぞ」 ガチャガチャ
父「あ、いやそういうことじゃなくてだな、今日も喧嘩したと……」
遊一「いつも言ってるだろ。売られた喧嘩を買っただけだ」
父「買うんじゃあ……」
遊一「『自分の譲れないものだけは最後まで持ち続けろ』っつったのは親父だぞ」
「いいから酒でも飲んでろ。おっちゃんからスルメ貰ったから」
父「う、うむむ……」
父「なあ……母さん」
母「うん……」
父「喧嘩するのは悪いことなんだけど、何でこう……ねえ……?」
母「うん…………悪い子じゃないのよ……ねえ……?」
父「何なんだろうなぁ……」
遊一「ぶえっくし!」
亜鈴「何、兄さん。風邪?」
遊一「ンな感じはねえけどな」
亜鈴「私もタルト貰うけど」
遊一「おう、適当に食ってろ……あ、オイ、一切れだけだぞ。デブるぞ」
亜鈴「兄さんはもうちょっとデリカシーを学んだ方がいいかもね」
遊一「どうでもいいだろンなもん」
父「……何なんだろうなぁ……?」
母(息子が男らしくなっていくと同時に女子力が上昇しているんですがどうしたらいいですか、と)
◆ 翌日 / 遊一の通う学校
キーンコーンカーンコーン……
教員「……で、遅刻した言い訳を聞かせてくれるかな」
遊一「……いや、その。違うんスよ……あの、反重力装置作れないかなって……思ってて……」
教員「………………」
遊一「……スクラップ置き場の部品組み合わせてたら……ほら、時間過ぎてて……」
教員「で?」
遊一「……すんません」
教員「もうこれで何十回目と思ってるんだね……?」
遊一「……すんません」
教員「君ももう18! 三年なんだぞ! そろそろ将来を見据えてだな!」
「技術者になりたいなら知り合いの会社を紹介するし大学だって目指そうとするものだろう!」
遊一「……いや、あの俺は」
教員「ん?」 ジロッ
遊一「……すんません」
教員「ともかく、以後注意するように。早く席に着きなさい」
遊一「……うっす」
遊一(……この都市は、大らかなもんだ)
(過去のことも、他の都市のことも知らない。記録で見ただけだ)
(ただ……それと比べると、この街の人間の気質なんてのは大らかで剛毅なもんだと思う)
(多少の問題程度なら気にしない。豪放、大雑把とも言うが、街の気質としてそんなものが蔓延している)
(だが、同時に荒っぽくもある。喧嘩をふっかけてくる相手の多いこと多いこと)
(俺にも譲れないモンはある。それを踏みにじられるのは耐えられない)
(だから喧嘩する。それに伴って俺の評判も悪くなる。まあ、仕方のないことだ)
(だが……だからと言って、何も譲ってやる気は無い。これは紛れもなく俺の夢だ)
(いつか叶えるべき、俺の……だからこそ、悪評にだって耐えられる)
(勿論、言われないことを言われるのは辛いが、仕方がない。そんなもんだ)
(――――それなら、結果で見返してやりさえすりゃいい)
(誰も空を見て「あの空を飛びたい」なんざ思わねえ。誰も水平線の向こうを求めねえ)
(そんなのは欺瞞だ。誰もその「先」を見てみたいに決まってる。だから、俺は――――――)
(この空を、皆の前で飛んで見せたい。皆に夢を見せるために。俺自身のためにも……)
● 一日目
◆ 放課後
蘆田「起立、礼……」
「「ありがとうございましたー」」
教師「それでは皆さん、気を付けて帰宅してください」
「くれぐれも! 喧嘩など! しないように!」
遊一(……反省してまーす)
行動・行き先選択
1.カードショップ(現在購入は不可)
2.スクラップ置き場
3.学校
4.広場区画
5.埠頭
6.コミュ(人物も指定)
7.デュエル
8.その他(自由安価)
↓2
あ、すまぬ
現状コミュは無い状態だったの忘れてそのまま出してた
再安価
↓2
今のところ登場キャラが遊一+亜鈴のみなのですが
安価がデュエル指定なのでどうするかなーと思ってた次第です
正直デュエルとコミュは外して最安価って予定だったんですけどどうしよう
亜鈴とデュエルっていう場合ならちょっと冒頭だけ書きましたけど、再安価orそのままでどっちにしましょう
↓1~3
じゃあすみませんが再安価にします
1.カードショップ(現在購入は不可)
2.スクラップ置き場
3.学校
4.広場区画
5.埠頭
6.その他(自由安価)
↓2
2
再安価で
◆ スクラップ置き場
遊一(今朝は結局何もできなかったわけだが……)
(もうちっと漁るか? つーかそれはそれでどこから手を付けるか……)
(あー……人手が足りねえ。問題はそこだけじゃねえが……)
(俺のアタマもそれほど良くはねえが……どうしたモンかな)
1.航空機の製造について考える
2.突然の来訪者
3.自由安価
↓2
2
1
◆ 1~12で好きな数字を書き込んでください
↓1
遊一「…………ま、地道にやるか。今日はもうちと奥まで……」
??「まだそんな無駄なことをしているのか」
遊一「……あ?」
??「おっと。そんなに睨まないでくれ」
遊一「チッ……活火かよ。何しに来やがった」
活火「そう邪険にすることはないじゃないか」
遊一「アリアリだボケ。テメェ、ここに来ては難癖付けて帰っていくだけじゃねえか。邪魔だから消えろ」
活火「ふ……ふん。そ、そう思うなら勝手にするといい。だがね、神威」
遊一「あ?」
活火「いつまでも空を飛ぶ、などという夢見がちなことを言うのはやめた方がいい」
遊一「……喧嘩売ってんなら買うぞ」
活火「まあ聞け。前々から言っているだろう、この都市のエネルギー問題についてだ」
遊一「…………話してみろ」
活火「今、この都市は潮流を利用した発電を主に行っている。だが、その発電効率については推して知るべし、だ」
「原子力、火力……こうした他の多くの発電方式と比べれば弱い。このまま拡張を続ければいつかは限界が来る」
活火「そこで、だ。海底火山を利用した地熱発電――――僕はこれに目を付けた」
「それだけじゃない。海底に降る微生物の死骸である『マリンスノー』」
「既に死体でしかないこれをタンパク質の塊として扱い、エネルギーを抽出する……」
「僕の計算ではこの二つだけでも、この街のエネルギーの半分は賄えるはずなんだ!」
遊一「ふーん」 ガチャガチャ
活火「聞けよ!?」
遊一「俺にゃ関係ないな。学者センセー目指してんだろ。頑張れ」
活火「……き、君にも関係はあるんだがなあ」
遊一「あ? どこが関係あんだよ」
活火「空に希望など、無いよ」
遊一「…………」 ギロ
活火「……何度でも言う! 空に希望など無い!」
「攻撃衛星のせいで、従来の航空機の多くが撃墜されている」
「それは今後も変わらないだろう。航空力学の関係上……形は大幅には変えられない」
遊一「だから試行錯誤してんじゃねーかよボケ」
活火「なあ、これ以上無駄なことをするよりは、僕の研究を手伝った方がいいんじゃないか」
遊一「はぁ?」
活火「神威、入学以来僕はお前の技術力は評価している。たとえ無駄だとしても……」
「このスクラップ置き場で日々作り上げているものの価値は、目を見張るものがある」
遊一「そりゃありがとよ」
活火「だからこそ、それが無駄になることはこの街にとって損失だと言っているのだよ」
ただのツンデレだと思われ(男だけど)
活火「だからこの理論を実証するためにも力を貸してくれないか、と申し出ているんだ」
遊一「興味ねーな。俺には無理だ」
活火「何を言っている!」
遊一「あのな学者センセーよ。俺がここで毎日のように作ってるガラクタはな」
「人に頼まれて作ってるモンじゃない。俺が、俺の好きでやってることなんだよ」
「コイツは好きでやってるからこそできることなんだ。でなきゃこんなことしてねぇよ」
活火「ふむ……?」
遊一「俺にとっちゃここに積み上げたガラクタの一つ一つが夢に向かうための道標なんだよ」
「悪いがテメーの夢のためじゃねえ。空を飛ぶ、そのためだけにやってることなんだ」
活火「だが、空を飛ぶなど、何の利益にもならないことをいつまでも続けてはいられんぞ」
遊一「利益のためにやってんじゃねえ。俺は俺のためにやってんだ」
「テメェの話はこの街にとっちゃ素晴らしいことなんだろうな。そりゃ俺にも分かる」
「だが、俺には馬に念仏もいいとこだ。帰れ」
活火「ぐぬぬ……こ、これだけ言っても駄目と言うのか!?」
遊一「それにセンセーよ。そもそもその地熱発電……となると、それなりに大規模な設備が必要になるんじゃないのか」
活火「それはそうだな」
遊一「ケーブルか何かでそことこの街繋げる必要がありそうだし、滅多なことじゃ動けねえ」
活火「何か問題があるのか?」
遊一「いざって時に動けるようにしねえとこの街が海の底に沈むんじゃねえのかってよ」
活火「……あ、そうか。言われてみれば……!」
遊一「アンカー降ろしっぱなしじゃ、この街の『緊急時に逃げられる』って強みを活かせねえだろ」
活火「うむ……だけど、エネルギー問題のことを考えると無用に動くわけにはいかん……」
「む? しかし海底火山があるということは地殻の動きが活発ということでもあるのか……?」
「なら津波はやはり頻繁に発生することになり、その分ガンガリティアの安全が脅かされ……」
遊一「……オイ」
活火「いや、待てよ。消波装置の発展を急げば、場合によっては大丈夫なのではないか……?」
「元々軍事用であるこの街にその装置が付いていないとは限らない。拡張すればある程度は……」
遊一「おいセンセー」
活火「何だ!」
遊一「お前邪魔になるからもう帰れよ……」
活火「そうだな、悪かった! だが僕は諦めていないからな!」
遊一「お前、仮にも冷静装ってんじゃねえのかよ……」
活火「おっと……そうだった。ではな、神威。僕はそろそろ行こう」
遊一「……お前今更取り繕っても遅いと思うぞ」
活火「何を言う……僕は取り繕ってなどいない」
遊一「……そ、そうか。ならそれでもいいけどよ……」
活火「邪魔をしたな神威。では、また学校で。僕はこの理論を仕上げねば」 スタスタスタ……
遊一「…………んっとに嵐のようなヤローだなアイツ……」
◆ 活火山(いきび ざん)が「交友関係」に追加されました。
遊一「結局そこまで開発は進まず仕舞い……か」
「……しゃーねぇ。気を取り直すとすっか……」
1.カードショップ(現在購入は不可)
2.引き続きスクラップ置き場
3.学校
4.広場区画
5.埠頭
6.その他(自由安価)
↓2
少し空気は読めんが良い奴っぽいね
◆ ガンガリティア / 広場区画
遊一「…………はぁ…………」 ズズ…
遊一(……ブラックは失敗だな。クソ苦ぇ……慣れてもないモン買うもんじゃなかったか)
(一旦考えをリセットしようと思ってこっちまで来たが……どうすっかな)
(どっか行って航空力学の本でも買うか? それとももっと別に何かすっか……)
1.掲示板を見に行く
2.何者かから話しかけられる
3.知り合いについて評判を聞く(現在活火、亜鈴の二名のみ)
4.自由安価
↓2
2
◆ 1~20で好きな数字を選択してください
↓1
多いww
18
???「おい、貴様」
遊一「……あ?」 ジロッ
???「ぴっ……あ、いや、今のは貴公様の略で敵意があるわけではなくてだな」
遊一「余計な講釈垂れてんなよガキ。何か用なら先に用件言えや」
遊一(つーか何だこいつの格好……マントに眼帯……って。一昔前のテンプレな海賊か……?)
???(こいつ怖い何か漏れそう)
???「う、うむ。貴様、名前は?」
遊一「ベラベラとテメーのことをくっちゃべるのは趣味じゃねえ。それに名乗るなら自分から名乗るのが筋だろ」
ユミカ「ゆっ……ユミカだ。姓は無い」
遊一「……神威遊一だ。で、何の用だ」
ユミカ「ああ。実は私は別の街から来た者でな」
遊一「珍しいな。滅多と停泊なんざしねえはずなんだが」
ユミカ「誰かこの街を案内してくれる者はいないかと探していたんだ」
遊一「そうかよ。他を当たれ」
ユミカ「そうか! ありがたい!」
遊一「は?」
ユミカ「……えっ」
遊一「何言ってんだお前」
ユミカ「えっ……えっ? だ、ダメなのか?」
遊一「義理も何もねえだろ」
ユミカ「……ど、どうするんだ、ダメじゃないか……」 ボソボソ
遊一「つーかガキ、お前親はどうした。つい最近こっちに来たなら親とでも見て回るだろ」
ユミカ「え!? あ、そ、そうだな……ちょ、ちょっと待ってくれ」
遊一「あ?」
ユミカ「……お、おいヒータ、お前が言ったんだろ……え? 押し切れ……そ、そんな無茶な……」
遊一「……………………・」
◆ ちょっとした判定です。80以上orゾロ目で……
↓1
ん
亜鈴がいるからなんとなく察するんじゃ?
遊一(あー……亜鈴と同じ類か、コイツは。俺に見えねえ精霊とやらと喋ってんだな、多分……)
(で、推察するに、俺に話しかけりゃ大丈夫と精霊ってヤツが言ったと……)
(……ま、ここに長く住んでりゃそうそう俺に話しかけようなんざ思わねえわな、フツーは)
遊一「……おい、ガキ」
ユミカ「ふぇ?」
遊一「気が変わった。ちっとくらいは案内してやる」
ユミカ「い、いいのか!?」
遊一「ただし、ついて来られなきゃ置いていく。それでもいいならな」
ユミカ「い、いや、それでも十分だ! ありがとう!」
遊一「…………ちっ」
ユミカ「ぴっ」
遊一「悪い。癖なんだよ」
ユミカ「そ、そうか……」 ビクビク
遊一「オラ、行くぞ。お前のペースなんざ知らねえからな、勝手について来い」
ユミカ「う、うむ!」
◆ その後
遊一「ここが病院だ。何かあったら行け。何か無くても検査受けとけ」
ユミカ「う、うむ」
***
遊一「ここが警察だ。いざって時は頼れ」
警官「アッ、遊一! お前とうとう女の子に手を出したのか!」
遊一「ばっ……チゲーよゲンさん! 最近こっちに来たっつーから案内してんだよ!」
警官「……本当にそうか? お嬢ちゃん、このバカは何もしてないかい?」
ユミカ「え? いや、何も……」
遊一「言っただろうがクソッ! ……こら、行くぞ! 次だ次!」
ユミカ「え、あ、待ってくれ!」
警官「手は出すなよー!!」
遊一「出さねえよアホッ!」
***
遊一「スーパーだ。何か買うならここにしとけ。だいたいなんでも揃う」
ユミカ「ふ、ふむ……?」
遊一「よっぽどメシに凝るなら二つ道隔てたところがいいだろうが……おい何だその顔は」
ユミカ「い、いや……なんというか……その、イメージと随分……なあヒータ……」
遊一「…………」
◆ だいたい案内が終わって
遊一「……こんなとこか。あとは暮らしてるうちになんとかなんだろ」
ユミカ「う、うむ。というか随分詳しく案内してもらって……」
遊一「あ? テメエが付いてきただけだろ」
ユミカ「え? でもなぁ……」
遊一「俺はテメェのやることやるついでに回ってただけだ。ガキが余計なこと気にすんな」
ユミカ「さ、さっきからガキガキって、ユーイチだってそんなに歳は離れていないだろう!」
遊一「ガキをガキっつって何が悪い。オラ、いいからとっとと帰れ。日が暮れんぞ」
ユミカ「あっ、そ、そういえば……」
遊一「他に何かありゃ警察にでも行け。じゃあな」
ユミカ「え、おい、ユーイチは……」
遊一「偶然会っただけの不良だろうが。信じたところで痛い目見るだけだぞ、ガキ」
「こいつでもくれてやるからとっとと帰れ」 ポイッ
ユミカ「わととっ……こ、これは?」
遊一「あ? 見りゃ分かるだろ。パンだ」
ユミカ「……え。いや、それは分かるが」
遊一「朝飯にでも食え。じゃあな」 スタスタ……
ユミカ「あっ……と、い、行ってしまった……」
ヒータ『――――ほら、やっぱりいい人だったじゃん』
ユミカ「……ま、まあそうだが」
ヒータ『だからあたしの勘もアテにならないわけじゃないでしょ? これでしばらく大丈夫そうだよ』
ユミカ「う、うーむ……まあ、そうだが……」
エリア『……住むところ、どうしたらいいんだろうね……』
ユミカ「…………そこなんだよなぁ……」
ウィン『さっきのお兄さんに言ってみるとか……?』
ユミカ「そこまで頼り切りというわけには……それに出会ったばかりだし……」
アウス『また空き家を無断で借用するの? それはちょっとどうかと……』
ユミカ「し、しかし他にどうすれば……」
ヒータ『とりあえず明日から考える?』
ユミカ「う、うむ、そうだな。そうしよう!」
***
◆ 神威家
亜鈴「兄さん、さっきからずっとやってるの」
遊一「パン作ってる」
亜鈴「パンツ食ってる?」
遊一「お前それなんて古典的な……」
亜鈴「でも何でパン?」
遊一「……色々納得いかなくてな。お前、少し食え」
亜鈴「いいけど、何が納得いかないの?」
遊一(市販のブツを渡しちまうとは……俺らしくもない。あの場から逃れることばかり考えてたからか……)
◆ 交友関係に「ユミカ」が追加されました。
◆ 一日が終了しました
今回はここまででー
2期も個性的な人ばかりになりそうな
背景描写のために地の文書いてたら大分遅くなったけどちょっとだけやりまする
人いるか分かりませんが
――――神威遊一が「空」に憧れるようになったのには、理由がある。
12年ほど前。この頃はまだ妹の亜鈴も幼く、体力の少なさと生来の体の弱さ故、入退院を繰り返していた。
この頃の遊一に「兄」の自覚があったかと言えば――――微妙なところだろう。
亜鈴が生まれて以降、遊一が自由に遊ぶことのできる頻度は激減する。
両親が亜鈴の看病のために病院に行き来し、遊一もそれに同行する。しかし、その意義が見出せない。
兄であり、家族であり……しかし、幼い遊一にはできることなど何もない。
時間の無駄、という感覚が強かった。幼さ故の自己中心的な考えで、亜鈴のことを邪魔にすら思っていた。
何故、兄というだけの理由でこの妹に束縛されねばならないのか。何故、自分も同じ年頃の子供と一緒に遊べないのか。
自分を縛る楔――――と思い込み、妹を憎む。無駄な行為を強制する両親を疎む。
遊一にとって「空」とは「自由」の象徴だった。今を生きる人間の手の届かぬ領域……
それを自由に駆ける生物もまた、遊一にとって憧憬の対象たりえた。
自分も、自由になりたい。自分も、あの空を自由に駆けてみたい――――。
――――もっとも、12年後の彼にしてみれば、当時の自身の考えは酷く癇に障るだろうが。
毎日のように妹の病室に連れられ、飽きずに空を見上げていたある日のこと。
突然、妹の容体が急変した。
それ自体は、これまでも決して無いわけではなかった――――両親がいる時ならば。
少なくとも両親のどちらかがその場にいれば、いつものように対処してくれていたことだろう。
しかし、その日は運が悪かった。父は仕事のためその場におらず、母も急な腹痛のため席を外していた。
息を荒げる妹に、遊一は怪訝そうに視線を向けていた。――――そうやって人の気を惹こうとして、と。
しかし、どうにも様子がおかしい。気まぐれに頬に触れると、妙に体温が低いことが知れた。
幼心に、遊一は今、妹が危険な状態であることを察した。
同時に黒い考えに襲われる。人を呼ばなければ、自分は自由になれるのではないか――――と。
そんな兄の心を察したのか、それとも、朦朧とした意識の中で自然に発せられたのか。
「お空が見たい」
と。遊一は、かすかな声を聞いた。
考えてもみれば、ずっと窓の前は遊一の定位置になっていた。ずっと一人で空を眺めつづけていたのだから、遊一自身が一番理解している。
幼いながらも、亜鈴は聡明な子供だった。だからこそ、遊一が亜鈴を疎んじていることを察していたのだろう。
遊一のいる側――――窓を、外を、空を見ることはできなかった。そうしてしまえば、兄の機嫌を損ねてしまうから。
話しかけられなかった。兄の自由を奪っているのが自分だと理解しているから。
だから―――――最後に、と。
――――結論から言えば、亜鈴はすぐに助かった。
病室を飛び出した遊一が、直後に看護師を捕まえることに成功したからだ。
必要な処置を、看護師が理解していたこともある。そうした点で言えば、間違いなく幸運だっただろう。
……もっとも、本当に危険な状態ならば、バイタルサインを読んだ機器が自動的に医師を呼ぶことになっているが。
それはまた別の話として、話を本筋に戻すとしよう。
遊一が空に夢を見ているのは――――ただ、己のためだ。
勿論、そこには複雑な感情が織り込まれているのだろう。だが、最終的には自分自身に帰結してしまう。
妹が喜ぶ顔が見たい、とか。過去の自分から脱却したい、とか。あの水平線と空の青が交わる先に何があるかを知りたい、とか。
どんな理由を掲げたところで、結局は自分のためなのだから。
空に魅入られたことだけは、否定してはならない。
◆ 神威家 (2日目)
遊一「オイ亜鈴、テメェ俺が昨日買ってきたチョコどこにやったコラ!」
亜鈴「……あぁ……あれ、兄さんのだったんだ。ごめんなさい、食べちゃった」
遊一「どうせお前に食わす予定ではあったがよ……俺の了解無く食ってんじゃねえぞオイ」
亜鈴「また今度買ってくるからいいじゃない」
遊一「パウンドケーキの期限が切れるだろォがコラァッ!」
亜鈴「……はい?」
遊一「だからケーキ作る気だったのに先に食われちまったらケーキ作れねえだろうがボケっつってんだよ」
亜鈴「何で今ケーキ……?」
遊一「別に今ケーキ作っちゃなんねえこともねえだろうが」
亜鈴「まあそうだけど……兄さん。普通の人は何でも無い日にケーキなんて作らないよ」
遊一「普通とか知るか。俺が作りてえだけなんだよ」
亜鈴(……機械の製作が上手くいってないストレスなのか、それとも私が昔兄さんのケーキ好きって言ったのが原因なのか……)
(どっちにしたって、別にいいけれど。今でも、嫌いじゃあないんだし)
亜鈴「また上手くいってないの?」
遊一「……お前は気にすんな。結果だけ期待してろ」
亜鈴「兄さんがそう言うなら別にいいけれど。何でそんなに空を飛びたいの」
遊一「お前が知るこたァねえ。もう覚えてもねえだろ」
亜鈴「かもね。まあ、いいけど」
遊一「どっちにしても、もう俺のためでしかねえんだ。いちいち気にすんな」
亜鈴「ふぅん」
遊一「あぁ、おい亜鈴、薬忘れんじゃねーぞ」
亜鈴「分かってる。ホント、兄さんは心配性なんだから」
遊一「お前も人のこた言えねえだろうが」
亜鈴「かもね。でも、そんなんじゃ彼女もできないんじゃないの」
遊一「お前が嫁に行くまでンなモン作る気もねーよ」
亜鈴「あ、そう。なら一生できないかもね」
遊一「それならそれで構いやしねェよ。いいから飯食え。とっとと出るぞ。今日は遅刻してらんねえんだ」
亜鈴「はいはい……」
行動・行き先選択
1.カードショップ(現在購入は不可)
2.スクラップ置き場
3.学校
4.広場区画
5.埠頭
6.その他(自由安価)
↓2
◆ 判定:コンマ70以上で……
↓1
あ、海賊判定でした
埠頭だから海賊判定したわけじゃないので一応
◆ 埠頭
ザザァ……
遊一(……いつ来てもここは静かなモンだな……)
(昔っから水平線と空の境界を見て、色々と夢想したもんだが……)
(……今も変わっちゃいねえ。この先に何があるか――――知りたい)
(……うし、気持ち入った。それはそれとして――――――)
遊一「……どうすっかな、今から」
1.海賊について知りたい
2.航空機について考えに耽る
3.繋船柱に足を載せてみる
4.自由安価
↓2
遊一(ちっと……空を飛ぶ方法について、考えてみっか……)
(場合によっちゃ、元々の考えからして間違えてるってこともあり得る)
(既存の航空力学上、空を飛べる機械……代表的なもので言や戦闘機だが……)
(人を搭乗させることのできる大きさで、ああしたものを飛ばしちまったら、その時点でお陀仏だ)
(よって、航空力学上不合理な機体を作り上げて無理矢理飛ばしたりしなきゃなんねえが……)
(今のところ考えてんのは、球体を反重力装置で飛ばすことだ)
(反重力理論ならある程度頭に入ってる……とはいえ、本で見た程度だが)
(装置を組み上げるのに足りないのはパーツであり金であり…………あぁ、ぶっちゃけ何もかも足りねえ)
(そこんとこどうするか――――ってとこか、まずは……無軌道に何かしようにも無駄だしな……)
??「悩んでいるようだな、少年」
遊一「……あ?」
遊一(黒ずくめの……ンだコイツ。こんなヤツこの街にいたか……?)
(いや、それ以前に……どっから見てやがった、こいつ)
(気配らしい気配を感じやしねえ……不気味なヤローだな……クソッ)
遊一「誰だよアンタ」
廼亜「ああ、申し遅れた。私は廼亜。廼亜琉楽――――と言う」
遊一「俺に何か用かよ」
廼亜「ふむ、用事と言えば用事であり、そうでないと言えばそうでない……と、失礼」 カチッ
「ふむ、本日も調子は良好なり。寸分の狂いも無いね」 チッ…チッ…
遊一「……懐中時計見せびらかしに来たんなら帰れ」
廼亜「いや、失礼。そういうつもりではないのだよ」
遊一「………チッ」
廼亜「いやに真剣な顔をしていると思ってね。何を考えていたんだい?」
遊一「別に……出会ったばっかりのテメエに話すようなことでもねえだろ」
廼亜「おっと、それはそうだ。ハハハ」
遊一(何だコイツ……)
廼亜「しかし……私はこれでも色々と『事情通』でね。何かしら、君の悩みに役立つアドバイスができるかもしれない!」
遊一「そうかよ。遠慮させてもらう」
廼亜「おや、そうかね?」
遊一「俺が俺の手でやり遂げるから意味があんだ。見ず知らずの誰とも知れねえ男のおかげでできましたー……」
「……ハッ。プライド以前に馬鹿みてえな話だろうが」
廼亜「それもそうだ。ハハハ……」
遊一「アンタ、人を馬鹿にしたいだけか?」
廼亜「そうではないよ。ただ、頑張っている若人を見るとね」
遊一「なら他を当たれ」
廼亜「しかしね、反重力機関などそう簡単にできるものでもないよ?」
遊一「……!」
廼亜「よっぽど頑張ればできるかもしれないけどね、エネルギーをどこから調達するかの問題もある」
「個人で製作するというのは……うん。無貌――――もとい、無謀なのではないかな」
遊一「……オイ、何で俺の考え見透かしてやがる」
廼亜「ん? あてずっぽうだよ、あてずっぽう」
遊一「ンな正確に言っておいて当て推量も何もあるかッ!」
廼亜「ハ、ハ、ハ……」
廼亜「私はただの通りすがりだよ。何も問題は無い」 チッ…チッ…
遊一「問題アリアリだろうがボケ。テメェ、一体何モンだ」
廼亜「怖いな、そんな顔をしないでくれよ。私はン・ガイな……間違えた。無害なただの男さ」
遊一「ただの男が人の悩みを一言一句間違えずに当てられるわけねえだろうが……!」
廼亜「ハ、ハ、ハ……まあ、先達からの助言とでも受け取りたまえ」
「通常、使用するようなエネルギーでは反重力装置の負荷に耐えられないことだろう」
「と、なれば……何か、手を打つ必要が出てくるね。私はそんな一般論を話してるだけさ」
遊一「………………」
廼亜「それから、既存の形状では衛星兵器は騙せない。これは困ったことだ」
「本来、空を飛ぶにはそうせねばならないはずなのに、なあ?」
「だったらどうすればいいんだろうね……うーむ。例えばどうするのかな、君?」
遊一「……球体」
廼亜「そう、例えばそれも一例。他にも箱型、長方形、星型、ああ、UFO型でもいい」
「ハハハ……展望が開けるようだろう?」
遊一「………………」
遊一「誘導されてるようで気に食わねえな」
廼亜「おや、そうかい?」 チッ…チッ…
遊一「ああ、踊らされてるみてえだ。ついつい大声を張り上げたくなる」
「気に入らねえな、その張り付いたような笑顔。それに、さっきからこの音は何だ?」
「妙に耳障りで気に入らねえ……! 何なんだ、テメェは!」
廼亜「善意の協力者、情報提供者だよ、神威遊一君」
「それに――――ほら。これは秒針の音だ。それほど、気になるのかね?」
遊一「ああ、気になるね。気取ってんのか知らねえが斜めに被った帽子、黒ずくめ!」
「どれもこれもこの街らしくねえ。クソが……何でこうも人の神経を逆撫でしてきやがる」
廼亜「ハ、ハ、ハ……遊一君。この街『らしさ』とは何かな?」
遊一「あぁ?」
廼亜「一つ、間違えればこの街も、スチームパンクめいた様相を呈していたかもしれない」
「あるいは魔術なるものが発展し、機械文明らしさなど欠片も無い世界が構築されるかも」
遊一「……かも、かも、って仮定の話なんざ聞いてねえぞ」
廼亜「ハ、ハ、ハ……そうだね。そうだろうとも。まあ、どちらでも構わないさ」
「私が話したい。君に知識を供したい。それだけなのだからね」
遊一「何言ってやがる……?」
廼亜「そろそろ私は帰ろう。潮風は辛い」 チッ…チッ…
遊一「お、オイ! まだ話は何も終わってねえぞ!」
廼亜「ハハハ……そうだな。しかしいずれまた会うことにはなる。気にしないでくれ」
「ではね、神威遊一君。いずれ――――また会おう」
スタスタ……
遊一「……な、何だったんだ、あの野郎……言うだけ言って……」
遊一(あの気配の無さといい不気味さといい……知識は認めはするが……何だあの気持ち悪さは)
(気に入らねえ……以上に気持ち悪ィ……クソッ)
(ナイア……っつったか。できれば、もう二度と会いたくはねえところだな……)
◆ 「廼亜琉楽」と知り合いました
行動・行き先選択
1.カードショップ(現在購入は不可)
2.スクラップ置き場
3.学校
4.広場区画
5.埠頭
6.その他(自由安価)
↓2
◆ スクラップ置き場
遊一(あー……クソッ! 気に入らねえ……!)
(何だったんださっきの野郎は。一体何を考えてやがる!)
(……っつって、フラストレーションが溜まるとここに来る、ってことが分かってるのかもしれねえが……)
(かと言って他に何をするってモンもねえ……ああくそっ……)
1.航空機の開発を進める
2.唐突な来訪者が!
3.「あの……」
4.自由安価
↓2
◆ 1~5の中で好きな数字をお願いします
↓1
??「………………」 じー…
遊一「…………」 カーン…カーン…
??「………………」 じ――――っ
遊一「…………」 イラッ
??「………………」 じ――――――――っ
遊一「…………」 イライラ
??「………………」 じ――――
遊一「誰だコラァッ! ジロジロ見てるだけならとっとと出てきやがれッ!」
??「ひゃあああああああっ!?」 ガッシャーン!
遊一「おう、そっちか。今行くから待ってろ――――って」
「……お前、戌井……か?」
白音「は、はいぃっ!! 戌井白音です!」
遊一「…………なァ――――にやってんだお前。危ねえぞ」
白音「あっ、いや、その……ええっと、ほら……か、神威君! こ、こんなところで何してるのかなーって!」
遊一「毎日のようにスクラップ漁りしてる変人なんつー噂が流れてるくらいにはスクラップ漁りだな。お前も知ってんだろうが」
白音「あうう…………」
遊一「いいから帰れ。積み上げたスクラップが崩れるだろうが」
白音「あ、その、えーっと……そ、そうだよね……じゃ、邪魔だよね……」 ズーン…
遊一「怪我するっつーんだよ。お前、そこらの鉄くずの下敷きになんざなりたくねーだろ」
白音「し、心配してくれてるの?」
遊一「あ?」
白音「ひいっ」
遊一「同級心配して何が悪ィんだよ……つか、その資格も無いか。不良だからな、俺ァ」
白音「そ、そんなことないよ! うん!」
遊一「世辞はいい。それよかお前何でここに来た」
白音「え? そ、それは……」
白音(入学した頃にいじめから助けてもらって、でも神威君全然覚えてなくて)
(ぼんやりモヤモヤしてたらいっつもこっちに足が向いてる……なんて……)
白音「そ、それは言えないかなー……ちょっと理由があってさー!」
遊一「そうかよ」
白音「う、うん。そうなんだよねー! あはは! 人に言うほどでもないんだけどね!」
遊一「おう」
白音「………………」
遊一「………………」 カチャカチャ…
白音(恩人がセメント対応で辛いです……)
遊一「おい戌井」
白音「ひゃいっ!?」
遊一「ここにいるならいるで構いやしねえが、せめてテメェのことはテメェでどうにかしろ。いいな」
白音「う、うんっ!? あ、こ、ここにいてもいいの!?」
遊一「あ? 帰らねえなら帰れっつっても仕方ねえだろ。邪魔しねえならどうでもいい」
白音「あ、はい」
遊一「………………」 カチャカチャ
白音「あの、それ何作ってる……」
遊一「あ?」
白音「……んですか……?」 ビクビク
遊一「機械のフレームだ」
白音「ふれーむ……?」
遊一「骨組み。これがねえと外装も作れやしねえし中身も守れねえ。一番重要な部分だ」 ガチャガチャ
白音「そ、そうなんだー!」
遊一「………………」 ガチャガチャ
白音(辛いです……)
白音「あの……」
遊一「あ?」
白音「……なんか、こう……昔、誰かをどこかで救ったーとか、そういう経験とか、無い?」
遊一「こんなところでグダグダやってる人間に救える人間がいるかよ」
白音「えーっと、そ、そんなこと、ないんじゃないかな……って」
遊一「……売られた喧嘩を買って、夢ばっかり見て……そういう馬鹿な不良が人を救うなんざおこがましいだろ」
「夢ばっかり追い続けてるロクデナシでいいんだよ、俺ァ。妹に誇ることのできる人間でさえありゃな」
白音「で、でも、夢を追いかけることのできる人って素敵だなーって! あの、ほら、スポーツ選手とか!」
遊一「おう。日の当たる道を歩いてる奴は輝いて見える。格好良い奴らだ」
白音「えーっと……」
遊一「ンだよ」
白音「何でもないです……」
遊一「……お前、どんどんキャラぶれてってねえか……?」
白音「え!? そっ……いや、そんなことないよー! 私元気元気!」
遊一「ならいいけどよ」
白音(はぁ……少し気を抜くとすぐ暗くなっちゃうのは気を付けないと……)
遊一「……おい、戌井」
白音「えっ!? あ、な、何?」
遊一「俺ァそろそろ帰るけどよ、お前どうすんだ」
白音「え? あ、えーっと……」
遊一「……あ、そうか。お前まだ用事あったんだったな。スマン」
白音「あ、え!? あ、そ、そーそーそー! そうなの! そういうことだけど!」
「て、ていうかまだだいぶ早いけど、神威君もう帰るの?」
遊一「おう。日が暮れたら危ねえし、買い物もあるしな」
白音「……か、買い物?」
遊一「晩飯と弁当だ」
白音「晩御飯……と、お弁当……? お母さんとかは?」
遊一「あ? お袋の分も作るに決まってんだろ」
白音「え?」
遊一「は?」
白音「……ど、どういうこと?」
遊一「晩飯と弁当を俺が作ってるってこったろ」
白音「ファッ!?」
遊一「な、何か驚くことでもあるかよ……」
白音(い、いつも持ってきてるお弁当って神威君自身の手作り……!?)
(え……え……? 私ですらお母さんにお弁当頼んでるのに……・?)
遊一「……おう、それじゃあそろそろ帰るわ。じゃあな戌井」
白音「う、うん。またね……」
遊一「おう」
白音「………………」
白音(……何なんだろう……この女子としての敗北感は……)
(すごく……その……釈然としない……)
◆ 「戌井白音」が交友関係に追加されました
◆ 一日が終了しました
では、今回はここまで
基本情報の上で元から遊一の知り合いってキャラが多いので
スクラップ置き場(遊一が普段いる場所)に来訪者が多くなってしまう感じで
違和感がありましたらすみません
あ、一応ですけど学校は行ってます。キャラが少な目だから描写してないだけで
今回の大目的が「夢を叶える」ことなので基本そっちに注力してる感じです
次からはもうちょっと描写していった方がいいみたいですね……
設定ガバガバなりにペイントレベルの画像作ったけどどこに上げたらいいかな?
それともAAにして書き込んだ方がいい?
あ、マップの話ね
あくまでもイメージとしてだからこの通りじゃないですけど
>ー―<
/ \
>ー―< . 居住区. >ー―<
/ \ / \
>ー―< 居住区 >ー―<. 居住区 . >ー―<
/ \ / \ / \
.>ー―< .商業区. >ー―<. 行政区 . >ー―< .商業区. >ー―<
/ \ / \ / \ / \
< . 生産区. >ー―< .居住区. >ー―< .居住区. >ー―< .生産区. >
\ / \ / \ / \ /
.>ー―< その他 >ー―< >ー―< その他 >ー―<
/ \ / \ / \
< . 生産区. >ー―< >ー―.< 生産区. .>
\ / \ /
.>ー―< >ー―<
....││←───────────埠頭─────────→││
● スクラップ置き場・広場区画等は「その他」
● 各ブロックは専用車両でそれなりに自由な行き来が可能
● 学校は行政区内
● 1ブロック辺り想定はおおよそ全長2キロ
● 元々の設定がガバガバなのでここから色々変更する可能性は高いし
この設定が活かされることはまず無いと思った方がいい
● ぶっちゃけ境ホラの武蔵と思った方が早い
● 登場人物の住居は居住区のどこかとだけ
>>118のデッキがかぶっていたので、【アームドドラゴン】に変更していただきたいのですが
>>324より前にもあったけど、ここまでの設定変更の申し出の方、書き換え完了してますので一応
どうでもいいけど這い寄っちゃう人が出てくると他にも出したくなってしまうラノベ脳
20時半ごろかそれよりはちょっと前くらいにやる予定
遊一(現状、空を飛ぶ手段は極めて限られている)
(飛行機やヘリコプターは元より、飛行船、気球、ロケットのような畑違いの分野も)
(おおよそ分け隔てなく衛星に撃墜されることになる。ああした形を真似るのはマズい)
(ならば車やバイクを飛ばすか――――とも考えたが、それは厳しいところだろう)
(現在でも宙に浮くバイクや車は存在している。が、そいつは「浮いている」だけだ)
(例えばこの街の主要な移動手段として利用されるリニアカー。こいつも宙に浮いちゃいるが……)
(磁力の力で、特定の地点に到達するまで浮かして移動させてるだけだ。コイツは論外)
(エアバイク、なんてのもある。こっちは割かし自由な移動が保証され、浮いてもいるが……)
(あくまでホバー移動であり、それ以上は求められねえ。「飛ぶ」には二歩も三歩も足りねえ……)
(……そこから反重力装置の開発に着手し始めたわけだが、そもそもがオーバーテクノロジーな代物だ)
(理論自体は移動都市の方で3年ほど前に提唱されはしたが……チッ、どこまで言っても詮無い話だな)
(フレームに関しちゃ毎日のように作ってはいるが、どれもこれも現実味はねえ)
(ある程度は自重にも耐えられねえとなんねえが、形も含めてどうしたもんか……) カキカキ
活火「先生、どう見ても授業外のことをしている男がいるのですが」
教師「神威、授業中に設計図を量産するんじゃない」
遊一「……あ……お、おう……すんませんッス……」
※ 学校 / 授業中
行動・行き先選択
1.カードショップ(現在購入は不可)
2.スクラップ置き場
3.学校
4.広場区画
5.埠頭
6.自由安価
↓2
◆ カードショップの名前を設定してください
↓2
遊一(――――さて、今日の授業は終わったが……)
(……そういや、ここんとこ一回でもショップに行ったような覚えがねえな)
(いや、まあ……元々必要なわけでもねえんだが。相手も見つからねえし……)
(テメェのやりたいことやってりゃいいんじゃねえの、とも……思ってないわけじゃねえしな)
(……亜鈴にも外に目ェ向けろなんて言われたしな……たまにゃ行ってみるとすっか……)
◆ カードショップ「ゴールデン・ハインド」前
遊一「ゴールデン・ハインド……?」
遊一(大航海時代……エルドラゴかよ。随分大仰な名前だな)
(……ま、何はともあれ……入ってみっか)
◆ 「ゴールデン・ハインド」店内
ウィーン…
遊一(……店内は普通……でもねえな。何だこりゃ?)
(モチーフはアンティークな……木製の帆船の船内、ってとこか)
(今の時代からすりゃ豪勢なこった……いや、木造に見えるのもイミテーションか?)
(……それ以外は普通だな。ま、ショップなんだから奇をてらっても仕方ねえか)
??「いらっしゃいませ」
遊一「……おう」
??「見ない顔ね。ウチは初めて?」
遊一「あぁ」
??「そ。カードでも買いに来たの?」
遊一「いや、見物だ。気まぐれで来てみただけだ」
遊一「……アンタは?」
頼亜「店長……九渧頼亜よ」
遊一「九渧……?」
遊一(聞いた名前だな。どこで聞いたかは覚えちゃいねえが……テレビだったか?)
頼亜「これでも一応プロなんだけどね。まだまだ知名度が足りないのかしら」
遊一「いや、俺が世間知らずなだけで……申し訳ないッス」
頼亜「そう? まあいいけれど。君は?」
遊一「……神威、遊一……ッス」
頼亜「そ。よろしくね、神威君。今後とも当店をよろしく」
遊一「…………あぁ、まあ」
頼亜「まあ……品揃えも客層も知らない状態でよろしく、なんて言っても白々しいわよね」
遊一「いや……俺、元々こんな感じなんス。悪いように言うつもりは無いんで……」
頼亜「そう? まあ、言っちゃいけないけど不器用そうではあるわね」
遊一「…………恐縮ッス」
頼亜「それじゃあ、カードのご用命、対戦相手の都合、デュエルフィールドの構築……何かあれば言ってちょうだい」
「お望みなら、私自身も相手になるから」
遊一「…………うっす」
◆ 「九渧頼亜」が交友関係に追加されました
遊一(さて……んじゃ、どうしてみっかな)
(できることが……ま、無いわけじゃねえが……)
(今はそんなに金はねえ。カード買うにゃ足んねえだろうが)
(……都合つきゃそれも選択肢の一つではあるか。どうするよ?)
1.話し相手を探す
2.対戦相手を探す
3.「やあ、また会ったね」
4.自由安価
↓2
◆ 1~20(既に登場したキャラ含む)の中で数字を選択してください
↓1
???「おい」
遊一「あ?」
???「何でこのデュエルバンドが『ガール・ザボルグ』なんだ? 全員男だろう。『ボーイ・ザボルグ』にすればスッキリするのに」
遊一「……いや、知らねえよ。というか誰だよオッサン」
アドン「俺か? 俺はジョン……いや、アドン・サムソン。元海上防衛隊だ」
遊一「……海賊を何人も殴り殺してそうなツラだな」
アドン「俺たちはレスキュー部隊だ。殺し屋じゃあない」
遊一「そりゃ悪ィな」
アドン「そう言うお前はいったい何だ?」
遊一「……どこにでもいる不良だよ」
アドン「名前を消去でもされたのか?」
遊一「どこをどう解釈すりゃそうなるんだよ……!?」
アドン「いや、すまない。元職場の癖でな」
遊一(な、なんだこの筋肉ダルマの変人は……話が通じてるのか通じてないのか分かりゃしねえ……)
アドン「しかし不良を自称するとはな、面白い奴だ」
遊一「……それ以外に名乗れるような立場も無いんでな」
アドン「学生でいいだろう」
遊一「ロクに学校も行ってねえようなバカが学生気取りか。呆れた話だ」
アドン「そう自分を卑下するな。お前、名前は?」
遊一「……神威、遊一だ」
アドン「いい名前だ。ゴールデン・ハインドへようこそ」
遊一「アンタの店じゃねえだろ……」
アドン「それもそうだな。灰皿はあるか?」
遊一「カード扱うような場所で喫煙してんなよ、オッサン」
アドン「だからここから離れられん。お前も吸うか?」
遊一「遠慮させてもらう。妹が嫌な顔するんでな」
アドン「そうか、賢明だ」 シュボッ…
遊一「……オッサンは何してんだ」
アドン「診療所が休みでな、ちょいと遊びに来たわけだ」
遊一「……診療所? ってことは医者かよ」
アドン「あぁ医者だ。ちょいと前歴は多いがな」
遊一「医者が喫煙か。呆れるね」
アドン「電子タバコだ。と言って信じてはくれんだろうが」
遊一「電子タバコに火を入れんのかよ」
アドン「まったくだな。ところでユーイチ。デュエルは好きか」
遊一「嫌いじゃあねえ」
アドン「そうか。充分に励めよ」
遊一「……まあ、励むけどよ。何でだ?」
アドン「今の闘争の主流はデュエルだ。鍛えておいて損は無い。だろう?」
遊一「……俺の夢に少しでも関わってくるなら、考えるさ」
アドン「今何かしようと考えりゃすぐにデュエルデュエルだ、関わりたくなくても関わるようになる」
遊一「かもな」
アドン「お前はどちらかと言えば腕っぷしの方に自信があるみたいだな」
遊一「……ま、デュエルよりはな」
アドン「試してみるか?」 ニカッ
遊一「……いや、いい。負けるビジョンしか浮かばねえ」
アドン「よく言われるよ」
アドン「おっと、電話だ……すまない、ちょっと」 ピリリリ…
遊一「あぁ」
アドン「もしもし。あぁディロンか! お前生きてたのか、ハッハッハ! 何? 予約?」
「あぁ勿論、午後一番に来いよ。小銭も忘れるなよ。いいな」 ピッ
遊一「………………」
アドン「予約が入った。それじゃあ、また会おうユーイチ」
遊一「……お、おう……」
アドン「さて……と」 ピ、ポ、パ
「あぁ俺だ。カービー医師を。何、死ぬほど疲れてる? なら仕方がないな」
「ああ、ちょいとした診療だ。予約が入ったんでな……」 スタスタスタ…
遊一(………………濃っゆ……)
◆ 医師(?) 「アドン・サムソン」が交友関係に追加されました
行動・行き先選択
1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.広場区画
5.埠頭
6.自由安価
↓2
◆ 学校前
遊一(――――さて、ちっと戻っては来たが……)
(俺が学校まで戻ってきた理由は――――――)
1.図書館へ(ステータス向上訓練)
2.忘れ物をしちまった
3.「果たし状」
4.自由安価
※ ステータスは学校での訓練コマンド及びデュエルでの勝利or敗北によって成長ポイントを入手できます
↓2
遊一(――――果たし状、なる怪文書が俺の下駄箱に入っていたからだ)
(意味が分からん。が、心当たりが無いわけではない)
(喧嘩してきた相手は無駄に多いし、どこぞの誰かに恨みを買っていないとは限らねえ)
(喧嘩のことで噂になっちまったって可能性も勿論ある。が……)
(時代遅れも甚だしいぞ、こりゃ)
◆ 数字、1~3でどれか一人
↓1
◆ 学校 / 屋上
ヒュウウウウウウウ……
遊一「…………チッ……オイ、誰だ、こんなとこに呼び出しやがったのは!」
??「――――俺ッス、お義兄さんッ!!」
遊一「……あ?」 ジロッ
??「…………フッ」 ヒュウウウウ……
遊一「何フェンスを背にカッコ付けてんだ中坊」
藍野「ちょ、まだ中坊って……俺には藍野直人っていうちゃんとした名前があるんッスから!」
遊一「人の時間を奪うようなマヌケは中坊で十分だ。で、何の真似だコイツは」
藍野「モチ、果たし状ッス!!」
遊一「………………お前、俺とケンカしたいのか?」
藍野「ンな滅相も無い!」
遊一「じゃあ何だよコレは」
藍野「『果たし状』ッス!!」
遊一「帰るか」
藍野「い、いや、帰ってもらっちゃ困るッスよ!?」
遊一「……じゃあ何のための果たし状なのか言ってみろや」
遊一(藍野直人……亜鈴と同級の中学生。コイツのことは、知らないわけじゃねえ)
(が、その理由は――――コイツが、亜鈴の好みというものを俺に訊きにくるため、だ)
(あくまでこいつは又聞きした話だが……どうにも、コイツは亜鈴に気があるらしい)
(手を変え品を変え、日々亜鈴に告白を続けているらしいが芳しい様子は見られず)
(時には情熱的に、あるいはアクロバティックに告白する様子から、亜鈴専用アトラクション、などとも言われているとか)
(……俺から見りゃ悪い虫ってとこか)
遊一「――――――なあ、おい。中坊。答えてみろや」
藍野「い、妹さんにお聞きしたんスけどッ! 妹さんはお義兄さん以上の人じゃないと興味は無いと!」
遊一「ほう。で?」
藍野「そこで果たし状ッス! ご無礼は承知の上、是非ともここで俺とデュエルしてください!」
遊一「断る」
藍野「……ファッ!?」
遊一「いやだから断るっつってんだろ、面倒くせぇ。そろそろ日も暮れんぞ」
藍野「ま、まあ……そ、そりゃそうッスけど」
遊一「当のテメェの好いてる妹に食わす晩飯買いに行かなきゃなんねえんだよ。とっとと帰らせろ」
藍野「……そ、そこを何とか!」
遊一「………………」
藍野「頼んます、お義兄さん!」
遊一「中坊、一つ聞かせろ」
藍野「な……何スか?」
遊一「亜鈴のどこが好きなのか言ってみろ」
藍野「一目ぼれッした!! それ以外に言えません! けどこの気持ちに嘘は無いッス!」
遊一「そうか」
藍野「ハイッ!!」
遊一「諦めろ。一目惚れとか俺の大ッ嫌いな案件だ」
藍野「な、何でなんスかァ――――――ッ!?」
遊一「オイ、中坊。テメェ、今後、絶対に、何があろうとも、亜鈴を好きじゃなくならないって保証はあるか?」
藍野「……え?」
遊一「あるか、って聞いてんだよコラ。答えろ」
藍野「……分かんないッス」
遊一「ほう」
藍野「未来のことは分からない、けど、妹さんのことを好きになった気持ちに嘘偽りは無いッス!」
「長続き、できるかどうかじゃない、させてみせますッ! 入学以来今までまだずっと好きだってことが証拠ッス!」
遊一「そうかそうか――――――」
遊一「やっぱ帰れお前」
藍野「えぇ―――――ッ!?」
遊一「『分からない』なんて抜かすヤツに渡す妹はいねェ」 ビキビキ
藍野「で、でも、好きなもんは好きで」
遊一「熱に浮かされてんじゃねえぞガキ。お前、その気持ちがただ恋に恋してるだけじゃないって言いきれんのかオイ」
「劇的な出会いだったから、偶然可愛い女子がいたからって話なら俺がテメェを蹴り殺す」
藍野「おっ……お義兄さんこそッ! その、気持ちというものを、理解しておいで、でしょうか!」
遊一「………………」
藍野「いつも女の子を泣かせてるとお聞きしておりますッ!」
遊一「誰だそんな根も葉もねェ噂を流したのは!!」
藍野「ちゅ、中等部では有名な話なんスけど……神威遊一は女を容赦なく泣かす、と」
遊一「そりゃ『女だろうが容赦なく泣かす』の間違いじゃあねえのか、オイ」
藍野「でもプレイボーイみたいで憧れないスか!?」
遊一「憧れねえよンな軽薄なクズ」
藍野「そ、そうッスかね……?」
遊一「あ゛――――――……気が変わった。オイ中坊、構えろ」
藍野「え!?」
遊一「テメェの誘いに乗ってやる。デュエルだ」
藍野「い、いいんスか!?」
遊一「ただし、俺が勝った場合――――――」
藍野「に……二度と、妹さんに近づくな、とか……」
遊一「言わねえよ。人の自由意思だろ、ンなモン。そっちじゃねえ」
「俺が勝ったらその噂、訂正してもらう。俺が否定したってどうせ誰も聞きゃしねえしな」
藍野「な、なるほど……」
遊一「いいな。行くぞ、オイ」 ガシャッ
藍野「あっ、ハイ! 行きますッ!」 ガシャ
「「デュエル!!」」
フィィィィ――――――ン……
◆ 藍野直人とのデュエルが行われます。
藍野のステータスは以下の通りとなります。
●名前:藍野直人(あいのなおと)
性別:男
年齢:15
職業:中学生
特徴:中学の入学式からずっと亜鈴が好きだと告白しては連敗記録を伸ばし続けてる・愛に生きる男
様々な方法で告白してはフラれる様は中学で色んな意味で有名
遊一にも亜鈴の好み等をよく聞きにくるため今は怖がる事はない
デッキ:【水フルモン】
【運命力】:4 【戦略】:3 【洞察力】:2 【精神力】:5+1 【構築】:3
特殊技能
「百戦連敗」……精神力に+1補正
ほいで人はおるじゃろか
判定というかまずはその前段階からだけど
で、現在の遊一のステータスがこうです
【セフィラ】
ステータス
【運命力】:4+1 【戦略】:3 【洞察力】:6 【精神力】:2+1 【構築】:3
特殊技能
「シスコン」……【精神力】に+1補正
「空への夢」……【運命力】に+1補正
問題はwikiに【セフィラ】が無いってことかナー(白目)
とりあえず、その前に比較からやっておきましょうか
【運命力】→d
【戦略】→s
【洞察力】→i
【精神力】→m
【構築】→b
でそれぞれの要素をトリップに隠しました。
左から順番に1~5と数えることとします。番号を二つ入力してください
↓2
#10id4mb3s332
→idmbs
選択:2、4
【運命力】と【構築】が選択されました
遊一 → 【運命力】:4+1 【構築】:3
藍野 → 【運命力】:4 【構築】:3
◆ 優位が1のみ、よって今回の基本値は【25】となります。
ちょっと分かりにくかったですかね。すみません
セフィラについては……ホントどうしましょう
ある程度他の端末カテゴリとまぜこぜにするもアリですけど、それだと単体が出しづらくなりますし
でも端末カテゴリの方にも特に何も書いてないんですよね
幅が広すぎるのも問題ですね……
ではちょい多数決
1.純セフィラにする
2.軸を決める
3.全部投入する
↓1~ 2票先取した案
◆ 遊一の【セフィラ】デッキ、軸は何のカテゴリ?
候補 ↓ 1~3
竜星+シャドールにしていいかな
今のところ候補に挙がってるのがそんな感じになってるし
でも構築3だろ?2つも混ぜれんのか?それとも2つも混ぜた結果中途半端になってる感じか?
それではすみません、明日がちょっと早いので今日はここまでにさせてください
今後遊一のデッキは【セフィラ】(シャドール+竜星)となります
で、要素取りですが、明後日の午後までPCに触れない可能性が高いので
このレスから明日の19時までに書き込まれたもので判定を取るという形式でお願いします。
>>423
中途半端になってる感じでお願いします。「回れば強いのかもしれないが回るイメージが湧かない」くらいで
なんとか日が回らないうちに帰宅できました
本日19時までの意見で判定します
【竜星を軸とするのならビシキは入りやすく、相手は水フルモンであるためチョウホウをシンクロされるとサレるしかない】
→ビシキを素材としたチョウホウの効果はフィールド上のみならず、あらゆる場所での発動を封じるため、
水属性モンスター以外にカードを投入していない水属性フルモンスターでは本当に対抗不可能になる(+10)
【フルモンはモンスター効果を軸として展開するしかないので、シェキナーガでも死にやすい。
また、ミドラーシュもムーラングレイスなどの大型を出されなければ刺さる】
【水フルモンは強力な耐性を持つモンスターや特殊召喚メタ効果を持ったモンスターなどに
立たれると突破が難しく、シャドールを無理なく入れられるセフィラは有利に立てる】
→一応「召喚された」モンスターでならシェキナーガに対抗できるが、絶対数は相当少ない。
大型モンスターも入っていてムーラングレイスくらいのため、有利になる可能性は相当高い(+10)
【ライフ4000制であり、またフルモンは必然的にバックが薄くなるため接触からのワンキルが通りやすい】
→セフィラモンスター同士の融合ならその後P召喚すれば使いまわしも可能。ワンキルが失敗しても有用(+10)
【セフィラの神託で安定したサーチが可能であるため、フルモンと比べ事故を起こしづらい】
→一応、神託はフィールド魔法であり「発動時」にのみサーチが可能になるが、それでもフルモンスターと比べれば相当な安定感。
バウンスや、ダブりからの次ターン発動で効果の再使用も可能(+10)
同一意見が一つだが、他意見も(特に一つ目に関して)有力な意見なので5%を追加
10+10+10+10+5=45
基本値【25】
今回の勝率は70%です
◆ 勝率は70%となります。判定において【70以下】が出た場合に勝利です。
トリップに数字を隠しました。0~99の好きな数値を選択してください。
↓1
想定外の速度で既に書き込まれてた……
デュエルの流れができれば明日あたりやります
セフィラ自体もだけどステの方も低めなのでこんなもんだと思ってください
ではそろそろデュエルの方やります
遊一「……俺のターンか。カードは欲しかったが……チッ」
「モンスターをセット。カードをセットし、ターンエンドだ」 手札:3
藍野「相手はお義兄さん……油断はできない。俺のターンっス!」 手札:5→6
「俺は《鬼ガエル》の効果を発動! 手札のモンスターを墓地に送って特殊召喚!」
《鬼ガエル/Swap Frog》
効果モンスター
星2/水属性/水族/攻1000/守 500
このカードは手札からこのカード以外の水属性モンスター1体を捨てて、手札から特殊召喚できる。
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、自分のデッキ・フィールド上から
水族・水属性・レベル2以下のモンスター1体を選んで墓地へ送る事ができる。
また、1ターンに1度、自分フィールド上のモンスター1体を手札に戻す事で、
このターン通常召喚に加えて1度だけ、自分は「鬼ガエル」以外の「ガエル」と名のついたモンスター1体を召喚できる。
藍野:手札→墓地
《フィッシュボーグ-プランター》
藍野「そして鬼ガエルの効果で、《黄泉ガエル》を墓地に送る!」
藍野:デッキ→墓地
《黄泉ガエル》
藍野「よぉし、墓地に送った《フィッシュボーグ-プランター》の効果!」
遊一「何……?」
《フィッシュボーグ-プランター/Fishborg Planter》
効果モンスター
星2/水属性/魚族/攻 200/守 200
このカードが墓地に存在する限り1度だけ発動できる。自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。
墓地へ送ったカードが水属性モンスターだった場合、さらにこのカードを墓地から特殊召喚する。
「フィッシュボーグ-プランター」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
藍野「プランターはデッキトップを墓地に送り、それが水属性なら自己再生ができるんス」
遊一「ほォ」
藍野「というわけで、デッキトップを墓地へ!」
藍野:デッキ→墓地
《鰤っ子姫》
藍野「墓地に送られたのは、水属性の《鰤っ子姫》。よってプランターを特殊召喚!」
藍野:墓地→場
《フィッシュボーグ-プランター》
遊一(ステータス自体は大したことのねえモンスター……だが、出すだけでも価値はある)
(狙いは展開か、エクシーズか、あるいは……)
藍野「まだ召喚権は残ってる。俺は《フィッシュボーグ-アーチャー》を召喚!」
《フィッシュボーグ-アーチャー/Fishborg Archer》
チューナー(効果モンスター)
星3/水属性/魚族/攻 300/守 300
このカードが墓地に存在し、自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
手札の水属性モンスター1体を捨てて発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。
さらに、この効果で特殊召喚したターンのバトルフェイズ開始時に
水属性以外の自分フィールド上のモンスターを全て破壊する。
「フィッシュボーグ-アーチャー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
遊一「チューナーか」
藍野「レベル2のプランターと鬼ガエルに、レベル3のアーチャーをチューニング!」
「現れろ、《氷結界の龍 グングニール》!」
《氷結界の龍 グングニール/Gungnir, Dragon of the Ice Barrier》
シンクロ・効果モンスター
星7/水属性/ドラゴン族/攻2500/守1700
チューナー+チューナー以外の水属性モンスター1体以上
1ターンに1度、手札を2枚まで墓地へ捨て、
捨てた数だけ相手フィールド上のカードを選択して発動できる。選択したカードを破壊する。
藍野(お義兄さんのデッキについては詳しいことは知らない……)
(というか、デュエルしてるような姿を見てるのはこれが初めてだ。中等部でも噂にすらなってないし)
(そもそも、結構話してるはずなんだけどデュエルについての話すらしてないような気もするな……俺)
(いや、でも、ここまでやればまず攻撃は通せる!)
藍野「グングニールの効果! 手札を二枚墓地に送り、二枚のセットカードを破壊ッス!」
遊一「そうかよ」
藍野:手札→墓地
《フラッピィ》
《イマイルカ》
遊一:場→墓地
《風竜星-ホロウ》
《影依の原核》
藍野「な……!?」
遊一「《風竜星-ホロウ》の効果だ」
《風竜星-ホロウ/Pulao, Wind of the Yang Zing》
効果モンスター
星1/風属性/幻竜族/攻 0/守1800
「風竜星-ホロウ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「風竜星-ホロウ」以外の「竜星」モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、魔法カードの効果を受けない。
藍野「竜星……い、いや、でもそっちの罠はシャドール……!? このデッキは……」
遊一「デュエル中に語る義理はねえだろ。《炎竜星-シュンゲイ》を特殊召喚だ」
《炎竜星-シュンゲイ/Suanni, Fire of the Yang Zing》
効果モンスター
星4/炎属性/幻竜族/攻1900/守 0
「炎竜星-シュンゲイ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「炎竜星-シュンゲイ」以外の「竜星」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、攻撃力・守備力が500アップする。
藍野「ええい、でも見破れなかったのは俺のミス! グングニールでシュンゲイに攻撃ッス!」
パッキイイイイイイイイン……
遊一「チッ……だが、シュンゲイの効果は発動させてもらう」 LP:4000→3400
「《光竜星-リフン》を特殊召喚だ」
《光竜星-リフン/Chiwen, Light of the Yang Zing》
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/幻竜族/攻 0/守 0
「光竜星-リフン」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「光竜星-リフン」以外の「竜星」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドの「竜星」モンスターが
戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合除外される。
藍野(リフンを特殊召喚ってことは、シンクロ狙い……だと思うんだけど)
(やっぱりあのカードが頭にチラつく……もしかして、混成デッキなのか……?)
(豊富な属性を活かしたシンクロと融合の混合……狙い?)
遊一「………………」
藍野(お義兄さんの表情からは何も読み取れない……ってか動じなさすぎる!)
(修羅場を何度も潜り抜けてきてるみたいに……いや、実際潜り抜けてきてるんだろうけど)
(普通に話せるようにはなってきてる……と思うけど、それでもあの表情はやっぱ怖いッス、お義兄さん!)
遊一「オイ、中坊。どうすんだ」
藍野「あ、はい、すみません! 俺はこれでターンエンドっス!」
遊一「……俺のターン」 手札:3→4
「フィールド魔法を発動する。《セフィラの神託》!」
藍野「セフィラ……!? そうか、あのちぐはぐさはセフィラデッキの!」
《セフィラの神託》
フィールド魔法
「セフィラの神託」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時にデッキから「セフィラ」モンスター1体を手札に加える。
(2):以下のモンスターを、「セフィラ」モンスターを使用して儀式召喚、または「セフィラ」モンスターを
素材として特殊召喚した時、自分はそれぞれの効果を1ターンに1度ずつ発動できる。
●儀式:フィールドのモンスター1体をデッキに戻す。
●融合:手札のモンスター1体を特殊召喚する。
●S:デッキのモンスター1体をデッキの一番上に置く。
●X:デッキから1枚ドローし、その後手札を1枚捨てる。
遊一「『セフィラ』モンスターをサーチだ」
遊一:デッキ→手札
《秘竜星-セフィラシウゴ》
遊一「行くぞ。俺はスケール1の《剣聖の影霊衣-セフィラセイバー》と……」
「スケール7の《影霊獣使い-セフィラウェンディ》でペンデュラムスケールをセッティング!」
《剣聖の影霊衣-セフィラセイバー》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/水属性/魔法使い族/攻1500/守 800
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「影霊衣」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「剣聖の影霊衣-セフィラセイバー」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドのこのカードをリリースして発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、
自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から「影霊衣」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
《影霊獣使(えいれいじゅうつか)い-セフィラウェンディ》
ペンデュラム・効果モンスター
星3/風属性/サイキック族/攻1500/守1000
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「霊獣」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
自分は「影霊獣使い-セフィラウェンディ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚・P召喚に成功した時に発動できる。
自分のエクストラデッキから「影霊獣使い-セフィラウェンディ」以外の
表側表示の「セフィラ」モンスター1体を手札に加える。
キュイイイイイイイイイ……ン
遊一「ペンデュラム召喚! 来い、《秘竜星-セフィラシウゴ》!」
《秘竜星-セフィラシウゴ》
ペンデュラム・効果モンスター
星6/地属性/幻竜族/攻 0/守2600
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「竜星」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「秘竜星-セフィラシウゴ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚に成功した時、または自分のモンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された時に発動できる。
デッキから「竜星」魔法・罠カードまたは「セフィラ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
遊一「セフィラシウゴの効果発動。俺は《セフィラの神撃》を手札に加える」
遊一:デッキ→手札
《セフィラの神撃》
手札:1→2
藍野「神撃! ……って、どういう効果ッスか……?」
遊一「テメェで確認しろ。レベル6のセフィラシウゴにレベル1のリフンをチューニング」
「シンクロ召喚! 現れろ、《邪竜星-ガイザー》!」
《邪竜星-ガイザー/Yazi, Evil of the Yang Zing》
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/幻竜族/攻2600/守2100
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「邪竜星-ガイザー」の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは相手の効果の対象にならない。
(2):自分フィールドの「竜星」モンスター1体と
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(3):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから幻竜族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
遊一:場→EX
《秘竜星-セフィラシウゴ》
藍野「くっ……ガイザーッスか……!」
遊一「神託の効果発動。デッキトップに《オルシャドール-セフィラルーツ》を置く」
藍野「あっ! そんな効果が……!」
遊一「確認しとけよ。バトルだ。ガイザーでグングニールに攻撃!」
ブアアアアアアアアアアアッ!
藍野「うおっ! くそっ、グングニールが……!」 LP:4000→3900
遊一(コイツのデッキは水属性モンスターで固めてある……はずだ)
(伏せカードも無く、魔法を使ってもいない。プランターの効果発動を躊躇わなかった)
(1ターンに一度という制約があるとはいえ、フィールドを経由しちまったら再度の発動も可能)
(悪くねえ……いや、俺が批評するまでもねえか。俺のデュエルの実力を考えりゃ)
遊一「カードを2枚セットし、ターンエンド。テメェのターンだ」
藍野「……よし、俺のターン! ドロー!」 手札:1→2
「このスタンバイフェイズ、《黄泉ガエル》の効果を発動。コイツを蘇生します!」
《黄泉ガエル/Treeborn Frog》
効果モンスター
星1/水属性/水族/攻 100/守 100
自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在し、
自分フィールド上に魔法・罠カードが存在しない場合、
このカードを自分フィールド上に特殊召喚する事ができる。
この効果は自分フィールド上に「黄泉ガエル」が表側表示で存在する場合は発動できない。
藍野「そしてプランターの効果は一度場を経由したんで再度の発動が可能ッス! この効果を発動――――」
遊一「させねぇよ。《セフィラの神撃》発動!」
藍野「――――ッ」
《セフィラの神撃》
カウンター罠
(1):モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、自分のエクストラデッキから表側表示の
「セフィラ」モンスター1体を除外して発動できる。その発動を無効にし破壊する。
遊一「セフィラシウゴを除外し、ソイツの効果を無効化する」
藍野「くッ……一応聞いとくんスけど、何でプランターの効果を無効に……?」
遊一「場を経由しちまったらソイツはもう一度効果を発動できる。が、そうでなきゃ話は別だ」
「効果の失敗、及び効果無効によって、もう一度墓地以外を経由しない限りは効果が発動できねえ」
「……と見た。具体的なルールを知らねえ以上は推測に過ぎねえがな」
藍野「その通りッス。でも、そうでなきゃ! 俺はモンスターをセットしてターンエンドッス!」 手札:1
遊一「……俺のターン!」 手札:0→1
「行くぞ。俺は《オルシャドール-セフィラルーツ》をペンデュラム召喚!」
《オルシャドール-セフィラルーツ》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/岩石族/攻 450/守1950
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「シャドール」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「オルシャドール-セフィラルーツ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚に成功した場合、またはこのカードが墓地へ送られた場合、
「オルシャドール-セフィラルーツ」以外の自分のPゾーンの「セフィラ」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを特殊召喚する。
遊一「セフィラルーツの効果発動。ペンデュラムゾーンのセフィラセイバーを特殊召喚!」
遊一:P→場
《剣聖の影霊衣-セフィラセイバー》
藍野「やべっ……」
遊一「バトルだ。セフィラルーツで黄泉ガエルを攻撃」
ズゴオッ!!
藍野:場→墓地
《黄泉ガエル》
遊一(低く見積もりさえすりゃ、ガイザーの攻撃を通してそのままゲームエンドまで持っていくことは可能)
(だが、セフィラセイバーの攻撃力は所詮1500……それ以上の守備力の持ち主なら攻撃しただけ損だ)
(そうじゃなくても、1500のダメージを与えりゃ2400のダメージで沈められる)
遊一「ガイザーで裏守備モンスターを攻撃」
藍野「……、よしッ!」
遊一「……あ?」
《氷弾使いレイス/Reese the Ice Mistress》
チューナー(効果モンスター)
星2/水属性/海竜族/攻 800/守 800
このカードはレベル4以上のモンスターとの戦闘では破壊されない。
藍野「レイスはレベル4以上のモンスターとの戦闘じゃ破壊されねえッス!」
「お義兄さんの主力は多分シンクロと融合……エクシーズに関しちゃ専門外と見ました!」
遊一「……察し自体は悪くねえ」
藍野「ヘヘ……恐縮ッス」
遊一「なら俺はこいつでターンエンドだ」
藍野「俺のターン!」 手札:1→2
「よし! 俺は黄泉ガエルを蘇生します!」
藍野:墓地→場
《黄泉ガエル》
藍野「そして手札から《真海皇 トライドン》を召喚!」
《真海皇 トライドン/Legendary Atlantean Tridon》
効果モンスター
星3/水属性/海竜族/攻1600/守 800
このカードと自分フィールド上の海竜族モンスター1体をリリースして発動できる。
手札・デッキから「海皇龍 ポセイドラ」1体を特殊召喚する。
その後、相手フィールド上の全てのモンスターの攻撃力は300ポイントダウンする。
藍野「海竜族のレイスとトライドンを共にリリース! 現れろ、《海皇龍 ポセイドラ》!」
《海皇龍 ポセイドラ/Poseidra, the Atlantean Dragon》
効果モンスター
星7/水属性/海竜族/攻2800/守1600
自分フィールド上のレベル3以下の水属性モンスター3体をリリースして発動できる。
このカードを手札または墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功した時、フィールド上の魔法・罠カードを全て持ち主の手札に戻す。
この効果でカードを3枚以上手札に戻した場合、相手フィールド上の全てのモンスターの攻撃力は
手札に戻したカードの数×300ポイントダウンする。
ズオオオオオオオオ……
藍野「この効果での特殊召喚に成功したとき、相手のモンスターの攻撃力を300ダウン!」
遊一「チッ……」
《邪竜星-ガイザー》
攻撃力:2600→2300
《オルシャドール-セフィラルーツ》
攻撃力:450→150
《剣聖の影霊衣-セフィラセイバー》
攻撃力:1500→1200
藍野「更に! フィールドの水属性モンスター、黄泉ガエルをリリース!」
「《シャークラーケン》を特殊召喚!」
《シャークラーケン/Sharkraken》
効果モンスター
星6/水属性/魚族/攻2400/守2100
このカードは自分フィールド上の水属性モンスター1体をリリースし、
手札から特殊召喚できる。
遊一(合計攻撃力は5200……対して俺のライフは残り3400)
(セフィラセイバーとセフィラルーツの攻撃力を足しても……チッ、足りねえか)
藍野「行きますッ! ポセイドラでセフィラルーツに攻撃!」
遊一「待ちな。リバースカードだ。《神の写し身との接触》!」
《神の写し身との接触(エルシャドール・フュージョン)/El Shaddoll Fusion》
速攻魔法
「神の写し身との接触」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから、「シャドール」融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
藍野「しまった……!?」
遊一「俺が選択するのは『シャドール』であるセフィラルーツ。そして水属性のセフィラセイバーだ」
「融合召喚――――来やがれ、《エルシャドール・アノマリリス》!」
《エルシャドール・アノマリリス》
融合・効果モンスター
星9/水属性/悪魔族/攻2700/守2000
「シャドール」モンスター+水属性モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いに魔法・罠カードの効果で手札・墓地からモンスターを特殊召喚できない。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
遊一:場→EX
《オルシャドール-セフィラルーツ》
《剣聖の影霊衣-セフィラセイバー》
藍野「これじゃあ削り切れない……!」
遊一「いや……一瞬ヒヤッとしたぜ。流石にお前の方が場数は積んでやがる」
藍野「あ、いや……きょ、恐縮ッス! それじゃあ……」
「対象をアノマリリスに! ポセイドラで攻撃!」
ドギャアアアアアアアアアッ!!
遊一「……っ……俺はアノマリリスの効果を発動する!」 LP:3400→3300
「『シャドール』魔法・罠をサルベージだ。俺が選択するのは《神の写し身との接触》!」
藍野「うっ……」
藍野「でも……まだ! シャークラーケンでガイザーに攻撃!」
遊一「チッ……だが、ガイザーの効果は発動させてもらう! そして、墓地のリフンの効果も発動!」
「リフンを蘇生。そしてガイザーの効果により、《ドラゴンダウザー》を特殊召喚!」
遊一:墓地→場
《光竜星-リフン》
《ドラゴンダウザー/Dragon Dowser》
効果モンスター
星4/地属性/幻竜族/攻1500/守1500
「ドラゴンダウザー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドのこのカードが戦闘または相手の効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから地属性Pモンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
藍野「竜星じゃない……!?」
遊一「ガイザーのデッキからの特殊召喚効果は、『竜星』を指定しちゃいねえ。アレは『幻竜族』だ」
藍野「な、なるほど……? ともあれ、俺はこれでターンエンドッス」
遊一「……俺のターン!」 手札:1→2
「俺は《テラ・フォーミング》を発動。コイツで二枚目の神託を手札に加える」
《テラ・フォーミング/Terraforming》
通常魔法
デッキからフィールド魔法カード1枚を手札に加える。
遊一:デッキ→手札
《セフィラの神託》
遊一「そして……既にフィールド魔法が存在している場合においても発動は可能だ」
藍野「まさか!」
遊一「セフィラの神託を発動。神託の効果により、『セフィラ』モンスターを手札に」
遊一:デッキ→手札
《宝竜星-セフィラフウシ》
遊一「既にセットされているセフィラウェンディと、スケール1の《宝竜星-セフィラフウシ》で再度セッティング!」
《宝竜星(ほうりゅうせい)-セフィラフウシ》
ペンデュラム・効果モンスター
星3/地属性/幻竜族/攻1500/守 0
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「竜星」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「宝竜星-セフィラフウシ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚またはデッキからの特殊召喚に成功した場合、
「宝竜星-セフィラフウシ」以外の自分フィールドの、「竜星」モンスターまたは「セフィラ」モンスター1体を
対象として発動できる。このターン、その表側表示モンスターをチューナーとして扱う。
この効果を発動したこのカードは、フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。
藍野「――――――!」
遊一「これでレベル2から6までのモンスターが同時に召喚可能。エクストラに移動したペンデュラムも含め、だ」
「ペンデュラム召喚! 来いよ、セフィラルーツ、セフィラセイバー!」
遊一:EX→場
《オルシャドール-セフィラルーツ》
《剣聖の影霊衣-セフィラセイバー》
遊一「更にセフィラルーツの効果でセフィラフウシを特殊召喚!」
遊一:P→場
《宝竜星-セフィラフウシ》
遊一「そして、レベル3のセフィラフウシとレベル4のドラゴンダウザーに、レベル1のリフンをチューニング!」
「――――――飛べ! 《輝竜星-ショウフク》ッ!」
《輝竜星-ショウフク/Baxia, Brightness of the Yang Zing》
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/幻竜族/攻2300/守2600
チューナー+チューナー以外の幻竜族モンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時、このカードのS素材とした幻竜族モンスターの
元々の属性の種類の数まで、フィールドのカードを対象として発動できる。そのカードを持ち主のデッキに戻す。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのカード1枚と
自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのフィールドのカードを破壊し、その墓地のモンスターを特殊召喚する。
遊一「コイツの素材としたモンスターの属性は光・地属性の二種類」
「よって二枚のカードをデッキに戻すことができる! テメェの場の二体、デッキに戻してもらおうか!」
藍野「しまった……!」
藍野:場→デッキ
《海皇龍 ポセイドラ》
《シャークラーケン》
遊一「――――合計攻撃力は4250。コイツで終わりだ!」
「ショウフク、セフィラセイバー、セフィラルーツでダイレクトアタック!」
ズオオオオオオオオオオオオオッ!!
藍野「お……う、うおわああああぁぁぁっ!!」 LP:3900→1600→100→0 ピ――――――ッ
勝率:70
トリップ→#lo99vekill
指定数値→3
99+3=102(実数値2)
◆ デュエルに勝利しました
◆ デュエルに勝利しましたので経験値を【2】取得しました。
なお、経験値は、デュエルに敗北した場合に【3】取得できます。
経験値は【4】累積するとステータスの内一つを【1】上昇させることができます。
※ 現在の経験値:2
◆ デュエルに勝利しましたのでボーナスを選択してください。
1.「交友関係」の好感度上昇(全体・効果小)
2.「交友関係」の好感度上昇(個人・効果中)
3.カード追加(デュエル中のカードプール増)
4.ランダム要素の成功確率上昇(ストック:現在1)
5.成長ポイントの取得(数値はランダムで2~5)
6.自由安価(「全て」など、バランスに関わる内容は不可)
↓2
(最低値を間違えたけど初回だしいいか)
◆ 1~5の数値を指定してください
トリップに隠した数値と合算して計算します。
この際、6以上は再度1から計算をし直すこととします
トリップ→#st2luckp
経験値を【5】獲得しました(現在:7)
ステータスを【1】上昇できます。
どのステータスを上昇させますか?
【運命力】:4+1 【戦略】:3 【洞察力】:6 【精神力】:2+1 【構築】:3
↓2
◆ 遊一の【精神力】が成長しました。(2→3)
――――――
――――
――
藍野「うおー……いてて……」
遊一「………………」
藍野「っ……くぅ―――――参りましたッ! 今回は俺の負けッス!」
遊一「……あぁ。立てるか」
藍野「ええ、勿論ッスよ。お義兄さんの前でみっともない格好は見せられねえッスから」
遊一「なら手は貸さねえぞ」
藍野「うっす! ……でも――――負けたぁー!! くっそぉぉぉぉ!」
「勝てたら亜鈴ちゃんに告白するつもりだったのになぁ……まだ力不足か……!」
遊一「オイ、中坊」
藍野「あ……はい、何スか?」
遊一「勝てたら、なんて言ってんじゃねえ。攻めるなら攻めろ。テメェにそのつもりがあるならよ」
藍野「へ……? あの、『俺に敗けたら告白すんな』ってんじゃ……」
遊一「俺ァそんなこと一言も言っちゃいねえぞ。お前に提示したのは『俺の妙な噂をどうにかしろ』だ」
「亜鈴は俺の妹だが、俺の女ってヤツじゃねえ。告白も何も好きにしろ」
藍野「でも、俺お義兄さんに負けて……」
遊一「お前、亜鈴のことが好きなんだろ」
藍野「ま……まあ、そうッスけど。改めて面と向かって言われると恥ずかしいッスね……」
遊一「――――そんなに好きか」
藍野「はい。嘘は無いッス!!」
遊一「………………」
藍野「………………」
遊一「だったらその意志、貫き通せや。俺を言い訳にして『今回はやめた』はナシだ」
藍野「え……?」
遊一「デュエルの強さとか腕っぷしの強さとか、そんなのは関係ねえ」
「俺に一つでも勝てる部分があるなら、なんて言い訳で意志を濁すな」
「本当に想ってんなら、石に噛り付いてでもテメェを貫き続けろ。でなきゃ――――」
「俺ァテメェが亜鈴に近づくことを許さねえ。いいな」
藍野「―――――――――――――――――あ」
遊一「返事はどうしたァッ!」
藍野「あ……は、ハイッ!! 俺、頑張ります!」
「亜鈴ちゃんに少しでも振り向いてもらえるよう、ちょっとでもお義兄さんに認めてもらえるよう……努力しますッ!」
遊一「……フン」
遊一「それでも俺に認められなきゃっつーんならいつでも挑めや」
「障害になる気はねえ。が、『超えるべき壁』っつーやつにくらいならなってやる」
藍野「ハイッ!」
遊一「――――ま、最終的には亜鈴の気持ち一つだ」
「本当に振り向かせたいなら、努力だけはしとけ」
「俺程度の障害は踏み越えていけるようにな」
藍野「……頑張ります!」
遊一「……ふん。じゃあな、中坊。言っとくが、今日はもう家にまで押しかけては来るんじゃねえぞ」
藍野「あ、はい! そこは……ど、努力します!」
遊一「…………努力じゃなく確約しやがれ」 スタスタ…
藍野「す、すみませんッス!」
――――――
――――
――
◆ 神威家
ガチャッ
亜鈴「おかえり、兄さん。遅いよ」
遊一「おう」
亜鈴「それで、今日は何。喧嘩?」
遊一「ケンカじゃねえ。やることがあっただけだ」
亜鈴「『果たし状』なんてものが届いてたって聞いたんだけど」
遊一「ただのデュエルだ。気にすんじゃねえ」
亜鈴「ふぅん……それならいいけど」
遊一「おう。ところで亜鈴」
亜鈴「何?」
遊一「玄関でいつまでも仁王立ちしてんじゃねえ。つーかお前いつからそうしてた」
亜鈴「別にいつからだっていいじゃない」
遊一「良くはねェよ」
◆ 一日が終了しました
◆ 学校 / 遊一たちのクラス
活火「やあ。おはよう、神威」
遊一「おう」
活火「ところで聞いたんだが、中等部の方でまたお前の妹さんが告白されたとか……」
遊一「あぁ、だろうな」
活火「気にならないのか?」
遊一「知るかよ。亜鈴の問題だろ。非常識な輩じゃねえなら俺が構うことでもねえ」
活火「ふむ。まあ、それもそうだな。とはいえ今回も告白の文言が終わるより先に断られたそうだが」
遊一「そうかよ」
活火「彼はこれで何連敗なのだろうな……」
遊一「…………そうか」
活火「ところで神威! 例のエネルギー問題の件だがな!」
遊一「テメェもうちょっとテンションの上げ幅どうにかなんねえのかよ」
行動・行き先選択
1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.広場区画
5.埠頭
6.自由安価
↓2
◆ 学校
遊一(さて、授業はこれで終わったが……どうすっかね)
(図書館なんかに行ってデュエルの勉強とかでもいい)
(あとは……やることなんざ探しゃ色々あんだろうが)
(他には……ま、やっぱり機械について調べることだろうな。どうすっか)
1.知り合いと話す
2.何者かから話しかけられる
3.航空機について調べる
4.図書館でデュエルの勉強(経験値取得)
5.自由安価
↓2
◆ 1~15で好きなくじを引いてください
↓1
??「……神威、でいいんだよな?」
遊一「あぁ?」 ギロ
??(やだこの人怖い)
遊一「……ンだお前。ヤハタだったか」
八幡「……ぅ、おう。八幡誉……だ」
遊一「何か用かよ」
八幡「いや……いや、用事はあるんだが。そういう否定じゃない」
遊一「…………チッ」
八幡(今舌打ちされたよなうわー怖いめっちゃ怖いコイツいや、本人の目の前でコイツとか言ったらマズいが)
(神威遊一……っつって有名だよなー……不良として。あぁ、何でこんなことになっちまったんだ……)
八幡「あー……えぇっと実は忙しいとかだったりする……のか?」
遊一「別に。すぐすぐやらなきゃっつーことはねえ。何だ」
八幡「……今度の球技大会の希望について聞けって」
遊一「……あ?」
八幡「ヒエッ」
遊一「……あぁ……そういえば、そんな時期だったか」
八幡「お、おう」
遊一「悪いな。お前の担当だったか」
八幡「まあ……担当と、言えなくもない、というか。押し付けられたというか」
遊一「……そうかよ。提出期限はいつだ」
八幡「いや……まあ、遠……くはないというか、じゃなきゃわざわざ聞かないな」
遊一「至近か。チッ……マズったな……悪い」
八幡「あ、いや……別に責めてるわけじゃないんだが……」
遊一「いや、責めとけ。それだけの権利はあんだろ、お前」
八幡「え……っと、そういうのは得意じゃないんだが」
遊一「用紙に記入すりゃいいのか。それとも口頭でいいのか」
八幡「口頭でもいいとは聞いてる」
遊一「じゃあ用紙の方が良いだろうな。悪ィが持ってきてくれ。すぐに片付ける」
八幡「あ、あぁ。分かった」
八幡(な、なんだ……見た目は完璧な不りょ……いや、俺のようなボッチには恐ろしい見た目だが)
(意外に話の分かるヤツじゃないか……。リア充っぽいのに!)
八幡「えーっと。これだ」 ペラッ
遊一「おう。種目についちゃ聞いてるか」
八幡「口頭でなら、言うように言われてる」
遊一「なら用紙に書いてあんだな。分かった」 ペラペラ…
八幡(……一応、こいつで用紙を回収するのは最後だな。何で俺があんな役目を押し付けられるんだ……)
(まるでボッチだけを殺すような役職じゃないか。青春真っ只中の大多数は別にいいだろうが)
(俺みたいに集団の輪から抜け出してしまったようなリアルボッチに受け持たせる役目じゃあないだろう……)
(とはいえこの……こいつ。喧嘩と遅刻でしょっちゅう職員室に呼び出される男、神威遊一)
(こいつがそれなりに話の早いやつで助かったと言えば助かったな……何だかんだで学校には来てるみたいだし)
遊一「……おう、終わったぞ」
八幡「思ったよりその……早いな」
遊一「俺の落ち度で遅らせちまったわけだから急ぐだろ、そんなもん」
八幡「そうか? 俺なんて、落ち度だらけでももっと甘やかしてくれなんて思うが」
遊一「……ピンチの時なら、もっとふてぶてしく行くがな」
八幡「はぁ」
遊一「人に泣きつくのは最後の最後だ」
八幡「俺には無理だな、それ」
遊一「人に強制しやしねえよ」
八幡「それじゃあ俺はこれで」
遊一「おい」
八幡「……ファッ!?」
八幡(俺、何かしたっけ? 不良様を怒らせるようなことなんてしてない気もするけど……)
(最後の最後で機嫌を損ねてしまったのか!? あ、ありうる。どんな言葉が逆鱗に触れるか分からない……)
(もしかして俺は死ぬのか? コンクリ詰めにでもされるのか……?)
遊一「この用紙回収、他に終わってねえヤツはいねえのか」
八幡「ふぉっ!? あ、いや、いない……と思うが」
遊一「そうか。ありゃ手伝おうと思ったが、邪魔したな」
八幡「……手伝う?」
遊一「言ったろ、俺の落ち度で遅らせたモンだ。尻拭いくらいさせろ」
八幡「………………」
八幡(神威は学内では基本一人だ。滅多に誰かと話そうとしない。話してあの秀才の活火か。ミスマッチにも程があるが)
(見たところ、神威の場合は人付き合いが苦手なわけでもないだろう。こんな感じだし。不器用ではあるかもしれない)
(……あ、いや、もしかすると親しく付き合っているように見せておいて後々処分する方法を検討しているとかか?)
八幡「騙されないぞ、バリアン世界の悪者め」
遊一「お前何言ってんだ?」
八幡「悪い、一度言ってみたかったんだ」
遊一「……だが、もう終わってんなら仕方ねえな。悪い」
八幡「いや、気にしないでいい」
八幡(俺も多分今後君と話すことは無いと思うし……住んでる世界が違うっぽいし……)
(アレだよ。俺がラブコメのモブだとしたらこの男はラオウとかそんな感じ)
(住んでる世界が違うっていうかなんかもう絵のタッチから違うだろ)
(だからあっちから近寄って来てるってのがまず訳がわからん。トチ狂ってお友達にでもなりに来たのか)
遊一「俺もそこまで達者な人間じゃねえが、今度何かあったら言え」
八幡「……え?」
遊一「今回の件は俺の落ち度だろ。テメェに迷惑かけちまってるわけだ」
「今回俺にできることはねえ。だからいずれ借りは返させろ。そんだけだ」
八幡「……そう言って後ろから刺すつもりは無いよな?」
遊一「ねえよお前何言ってんだ」
八幡「ぼっちってのはな、人を信じられないのがデフォルトなんだよ」
遊一「……そ、そりゃ悪かった」
八幡「というかお前そんなに俺に踏み込んでくるなよ。友達かと思っちゃうだろ」
遊一「そういう言葉が嫌いなら使わねえよ。貸し借りの関係だけで十分だ」
八幡「何、君古の任侠映画の登場人物?」
遊一「何でそうなっちまうんだ」
遊一「一つ借りだ。それでいい。いずれ返す」
八幡「なんか……噂されてるほど悪い人間って感じじゃないな……」
遊一「いや、そう考えるなら噂通りの認識で構わねえよ」
八幡「……それでいいのか?」
遊一「口さがない噂なんざ知らねえよ。俺は俺だ。誰かに迎合するためにテメェを作る気もねえ」
「よっぽど悪く……まあ、昨日のアレは勘弁してほしいモンだが」
八幡「お前……」
遊一「……ンだよ」
八幡「一流のぼっちであったか……」
遊一「そっちの認識も勘弁してくれねえか」
八幡「というか昨日のアレって何?」
遊一「俺が女を泣かしてるって噂だ」
八幡「うわぁ……そんなことしてたんですね幻滅しましたファンやめます」
遊一「お前何言ってんの?」
八幡「いや、でも、流石にそれは嫌なのか」
遊一「妹が嫌な顔するんでな」
八幡「どえれぇシスコンがいる」
遊一「………………」
八幡「お願い、何か否定してくれ」
遊一「……可能性を否定できねえものを、否定するつもりはねえ」
八幡「無駄な所で男らしさ発揮するのはどうなのかなって」
八幡「……まあ、そういうことなら、適当なところで返してもらう」
遊一「十分だ。じゃあな」
八幡「おう。別に返さなくてもいいけど」
遊一「それじゃあ俺の気が済まないんだよ」 スタスタスタ…
八幡「……言うほど悪いヤツじゃないみたいだな」
八幡(少なくともシスコンで義理堅いっぽいことだけは、分かった)
(まあ、なんというか……付き合いを切り捨てるほどじゃあ、ないかもな)
◆ 「八幡誉」が交友関係に追加されました
遊一(ちなみに、球技大会は……サッカーにしておいた)
(威圧感放ってるだけでも、役に立たねえわけじゃないだろうしな)
(ラフプレーをしてくるとでも錯覚させりゃ充分だろ)
行動・行き先選択
1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.広場区画
5.埠頭
6.コミュ(人物も指定)
7.デュエル(人物も指定)
8.自由安価
↓2
4
そういや生徒名簿なんかあるのかな(17と18で混在してそう)
デュエルはちょっと今日中は判定取るまで厳しそうですし、導入含めて明日やる方向でお願いします
そんな訳で今回はここまででー
>>518
同級生が活火、白音、八幡でその内白音のみ17
ある程度はこっちの裁量で2年と3年振り分けるつもりではありますが
同級生など書いてあったらそっち優先な感じ
本日は早めに18時ごろ予定
◆ 校門前
遊一(……さて、やるこたやったしそろそろいつも通りに……)
\ 待っていたぞ神威ッ! /
* *
* ( \/ /_∧ <./| /| + /\___
+ ..ヽ/ /Д`/⌒ヽ / .| / / / //
。 / /\/ ,ヘ i  ̄ > \_/ * /____//
し' \_/活火i />  ̄ ̄ ̄ ̄
+ i⌒ヽ ./  ̄>__ + 。 ..|| |::
/⌒ヽ i i \( .|/ / /\ + .|| |::
* ..i | /ヽ ヽ *∠__/  ̄ + *..|| |:: パリーン
ヽ ヽ| |、 \_ノ > <> * || |::
。 \| )  ̄ ./V * 。 .|| |::
____ .ノ ./⌒)∧ / ..+_________||___
。 / し'.ヽ ( .∨ /\________|__|
遊一「うおっ!? 何だテメェ何してやがる!?」
活火「見ての通り……窓を割って飛び出してみた」
遊一「意味が分からねえ」
活火「どうすればお前のような素っ気ない人間に気付いてもらえるかと思ってな……」
「結果、『インパクトのある登場をすればいくらなんでも気付くだろう』と結論付けた」
遊一「……お、おう……」
活火「ドン引きだな。なぜだ」
遊一「……いくらなんでも、お前。これ破片どうすんだよお前……修理費いくらかかんだよお前……」
活火「安心しろ、ソリッドビジョンだ!」
遊一「無駄な所に労力つぎ込むくらいなら普通に話しかけやがれ」
活火「そうか……《アーマーブレイク》の活用法と思ったのだが」
遊一「普通にデュエルで使ってやれや」
遊一「……それで、何の用だよ」
活火「うむ。デュエルを挑みに来た!」
遊一「そうか。他に回せ」
活火「何故だ」
遊一「俺にメリットがねえ」
活火「うむ……まあまずは聞くんだ、神威。僕は何もただ遊ぶためにこうしているわけじゃない」
遊一「人一倍ハシャいでるヤツの言うことか」
活火「それはそれ、これはこれだ。今回こんな申し出をしに来たのは他でもない」
「まず、僕は『このデュエルに勝ったら海底探査船の開発に協力をしてくれ』、と申し出にきたわけだ」
遊一「……で。俺にメリットは?」
活火「だから今、頭をフルに回転させている」
遊一「オイ」
活火「じゃあ、こういうのはどうだ。君が勝利したら、航空機のエネルギーについてどうにか融通する、と」
遊一「……ほう?」
活火「無論、あくまで『現在僕が提供しうるもの』だけだ。余程……高い科学力が必要なものはどうしようもない」
遊一「……なるほどな」
遊一「なら、条件をちっと変えろ。俺が勝ったら、知識を貸せ」
活火「ふむ?」
遊一「今ンとこ色々と考えていることはある。だがソイツが実現できるかどうかは不明瞭だ」
「テメェの専門はエネルギー分野だったな」
活火「拡大解釈すれば、そうだ。もっと言えば海底探査が目的となる」
「研究に対して融資してもらうに、はそれに足るだけの有益さが必要になるからね。お題目と言えばその通りだが」
遊一「十分だ。俺のアタマの出来よりテメェの方がよっぽど良い」
活火「ほう、ではデュエルを受けてくれるのか?」
遊一「ああ。テメェが確約すんならな」
活火「願ってもない話だ! 断られるのを覚悟で来たからな!」
遊一「…………捕らぬ狸の皮算用、って言葉知ってっか」
活火「些細なことだ!」
遊一「……テメェ、もうちっと物事を考えてから行動に移しやがれ」
活火「何を言う、僕はいつでも先を見て行動している」
遊一「テメェのソレは先を見てじゃねえ、『こうなればいいな』って希望的観測っつーんだよ!」 ガシャッ
活火「そうか、なら改めよう!」 ガシャン
「「――――デュエル!」」
◆ 「活火 山」とのデュエルが行われます。
◆ それぞれのデータは以下のものを使用します。
● 神威遊一
デッキ:【セフィラ】
ステータス
【運命力】:4+1 【戦略】:3 【洞察力】:6 【精神力】:3+1 【構築】:3
現在経験値:3
特殊技能
「シスコン」……【精神力】に+1補正
「空への夢」……【運命力】に+1補正
● 活火 山 (いきび ざん)
デッキ:【フロフレラヴァル】
ステータス
【運命力】:3 【戦略】:5 【洞察力】:3-1 【精神力】:5+2 【構築】:4
特殊技能
「理想への爆走」……【洞察力】から-1補正されるが【精神力】に+2補正
【運命力】→d
【戦略】→s
【洞察力】→i
【精神力】→m
【構築】→b
トリップに上記の文字列を隠しました
左から順に1、2、3、4、5と設定します
1~5の数字を二つ選択してください
↓1
トリップ:#9158sbmdi81
→sbmdi→b、m
今回使用する能力値は【構築】及び【精神力】です。
優位は無し、不利がそれぞれ3と1のため、基本値【20】から【12】が引かれます
よって今回の基本値は【8】となります。
◆ 基本値を【8】と設定、保証される最低値は【50】です。
【22時】まで、遊一が活火に勝利する要素を書き込んでください。
なお、活火のデッキは以下
【フロフレラヴァル】
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%DA%A5%E9%A5%F4%A5%A1%A5%EB%A1%DB#m03eddc9
遊一のデッキは
【竜星】及び【シャドール】、または「セフィラ」カードのページを参照してください
【フロフレ入りとはいえラヴァルの爆発的展開力の要である「真炎の爆発」と恐らく入っているであろう
リチュアの儀式魔法等が完全に封じられる「エルシャドール・アノマリリス」が竜聖やセフィラも入っていることもあり簡単に出てきてしまう】
→魔法・罠に依存するデッキの脅威。特に真炎の爆発への依存度が高い以上、出てきた時点で致命的。(+10)
【大量展開の天敵代表の「エルシャドール・ミドラーシュ」をフロフレでも戦闘を介さないと突破出来ず、
竜聖やセフィラ、シャドールモンスター全般にただの破壊は効果があまり期待出来ない】
→1ターンに1度のみ特殊召喚はできるが、こういうタイプのデッキならシンクロやエクシーズを行うには特殊召喚が前提となる。
真炎の爆発に関してもこれを発動した後でエクシーズなりシンクロなりにつなぐことが基本のため、効果的(+10)
【ペンデュラム、竜星、シャドールの全てがじょがいを苦手としてるため、
除外対策のカードを積んでいてもおかしくなく、それがあればフロフレや炎塵爆発などを防ぐことができる】
→確かに除外には弱いが、《氷炎の双竜》にせよ《炎塵爆発》にせよ効果は破壊に留まる。
除外対策が有効に働くとは言えない。(±0)
【フロフレラヴァルの要になるフロフレの効果で破壊出来るのはモンスターだけなので、
重要な魔法罠を破壊される可能性は低く、モンスターを破壊された場合でも、竜星、シャドールなら
アドをとる事が出来、セフィラならエクストラデッキに行くので、有利に戦える。】
→ペンデュラムモンスターは戦闘破壊されてもエクストラデッキに移動するため、
戦闘破壊を介さねばならないヘルドッグやハイドロゲドンなどのアド取り用のモンスターの効果を発揮できない。
破壊された場合のアフターフォローとしても、他の構成カードが優秀(+10)
【ラヴァルは墓地依存の効果が多く初動が遅い。一方セフィラはシャドール効果でヘッジホッグや愚かな埋葬も含め
モンスターサーチ手段が豊富なため、一気に大型モンスターを呼び込める。1900打点が越えられないラヴァルなら
除去手段が少ないうちにかたをつけることが可能。】
→2100の攻撃力を持つラヴァル・ランスロッドを擁するラヴァルデッキが一概に1900打点を超えられないとは言えないが、
初動が遅く、初手から攻め切られればそのまま総崩れになることは確か。(+5)
【特殊召喚されたモンスターならシャドールの融合モンスターの効果が刺さる。
また効果によって破壊しようとしても神撃、聖選士で防げる】
【炎爆に依存しているラヴァルに神撃は刺さる。】
→《真炎の爆発》《炎塵爆発》のいずれにしても発動を阻害されれば間違いなく優位に立てる。
後者に関しては発動時点でコストとして全ての墓地リソースを取り除かねばならないため、効果は高い(+10)
【フロフレ自体要求しているコストが決して軽くなく、除去能力は優秀なものの打点は比較的低いため
あっさり壊れるので上ラヴァルにもリチュアにもシナジーが薄い。さらにリチュアにとって除外してしまう二枚は決して軽くない】
→ラヴァル・キャノンの効果では炎属性しか帰還できない上、水属性よりも炎属性が主体。
回収しようとも再度の召喚には手間がかかり、コストも重い。墓地リソースを重んじるラヴァルデッキには痛いはず(+10)
【ラヴァルは爆発力こそ高いが初動が遅い。《影牢の呪縛》の魔石カウンターを貯めるのも楽ではあるだろう】
→問題は《影牢の呪縛》が入るか否か。二種類のフィールド魔法を投入するデッキは存在してはいるものの、
そうしたデッキであっても片一方に絞るのが一般的。神託というセフィラの万能サーチを廃してでも、かと言えば微妙なところ(±0)
【《メタファイズ・ホルス・ドラゴン》は状況に応じてラヴァルの起動を阻害したりフロフレを奪える。幻竜族という種族もあり使いやすい】
→それ自体を経由してシュンゲイに繋ぐなどでき、汎用性は高い。
居座り続けているモンスターへの対処としても利用価値がある(+10)
【王宮の鉄壁はセフィラの動きを邪魔する要素は薄い。】
→炎塵爆発の効果を阻害できる。ただし、ミドラージュがフィールドに存在している場合、
真炎の爆発の効果で特殊召喚していたモンスターの除外を阻害するという弱点も含んでいる。
鉄壁それ自体は動きを阻害しはしないものの、ゾンビキャリアやボルト・ヘッジホッグのような
除外されるモンスターを墓地に留める、などコンボの要になることも無く、あまり効果は期待できない(±0)
10+10+0+10+5+10+10+0+10+0=65
基本値【8】
今回の勝率は73%です
◆ 勝率は73%となります。判定において【73以下】が出た場合に勝利です。
トリップに数字を隠しました。0~99の好きな数値を選択してください。
↓1
デュエルの流れ、今のところ半ばできてきてるので可能なら今日中に投下します
というか今日中にデュエルは終わらせてしまいたい
とりあえず完成
即興になるけど投下していきます
遊一「俺のターン……か。チッ……またドローできねえ……」
活火「うむ、神威のデッキは手札の枚数が肝要だからな」
遊一「……ケッ。補足ありがとよ。そんじゃ……………………」
活火「ん? 神威、どうした?」
遊一「……何でもねえよ。俺は《英霊獣使い-セフィラムピリカ》と《竜星因士-セフィラツバーン》をセッティング!」
《竜星因士(イーサテラナイト)-セフィラツバーン》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻 0/守2100
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「テラナイト」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「竜星因士-セフィラツバーン」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・P召喚に成功した場合、このカード以外の自分のモンスターゾーン・Pゾーンの、
「テラナイト」カードまたは「セフィラ」カード1枚と、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
《英霊獣使い-セフィラムピリカ》
ペンデュラム・効果モンスター
星3/風属性/サイキック族/攻1000/守1500
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「霊獣」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
自分は「英霊獣使い-セフィラムピリカ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚・P召喚に成功した時、「英霊獣使い-セフィラムピリカ」以外の自分の墓地の、
「霊獣」モンスターまたは「セフィラ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
活火「……た、互いにスケール1のモンスター……だと……? まさか神威……」
遊一「うるせェ! モンスターとカードをセットし、ターンエンドだ!」 手札:1
活火「事故、か……いや、いい。そういう時もあるだろう。では、僕のターンだ」 手札:5→6
「僕はまず、《炎熱伝導場》を発動!」
遊一「……チッ……!」
《炎熱伝導場/Molten Conduction Field》
通常魔法
デッキから「ラヴァル」と名のついたモンスター2体を墓地へ送る。
活火「この効果で2枚の『ラヴァル』モンスターを墓地へ送る」
活火:デッキ→墓地
《ラヴァル炎火山の侍女》
《ラヴァル・ランスロッド》
活火「そして、《ラヴァル炎火山の侍女》の効果を発動!」
遊一「常套手段じゃねえか、クソッ……」
《ラヴァル炎火山の侍女/Laval Volcano Handmaiden》
チューナー(効果モンスター)
星1/炎属性/炎族/攻 100/守 200
自分の墓地に「ラヴァル炎火山の侍女」以外の「ラヴァル」と名のついたモンスターが存在し、
このカードが墓地へ送られた時、デッキから「ラヴァル」と名のついたモンスター1体を墓地へ送る事ができる。
活火「このデッキには肝要な動きだからね。僕は二枚目の侍女を墓地へ」
活火:デッキ→墓地
《ラヴァル炎火山の侍女》
活火「そして二枚目の侍女の効果で三枚目の侍女を。三枚目の侍女の効果で《ラヴァル炎樹海の妖女》を墓地へ」
活火:デッキ→墓地
《ラヴァル炎火山の侍女》
《ラヴァル炎樹海の妖女》
遊一「御得意の5枚墓地送りか……」
活火「何せこれができるとできないでは違うからな。それじゃあ動かせてもらおう!」
「僕は《ブリキンギョ》を召喚!」
《ブリキンギョ/Tin Goldfish》
効果モンスター
星4/水属性/機械族/攻 800/守2000
このカードが召喚に成功した時、手札からレベル4モンスター1体を特殊召喚できる。
遊一「何……ッ!?」
活火「ブリキンギョの効果で手札から《フレムベル・ヘルドッグ》を特殊召喚!」
《フレムベル・ヘルドッグ/Flamvell Firedog》
効果モンスター
星4/炎属性/獣族/攻1900/守 200
このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、
デッキから「フレムベル・ヘルドッグ」以外の守備力200以下の炎属性モンスター1体を特殊召喚できる。
遊一「ブリキンギョだと……? テメェ、どう考えてもレベル4モンスターの方が少ねえはずだろ」
活火「僕がコイツをデッキに入れているのはこのためだ。ブリキンギョとヘルドッグでオーバーレイ!」
「現れろ、《ラヴァルバル・チェイン》!」
《ラヴァルバル・チェイン/Lavalval Chain》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/炎属性/海竜族/攻1800/守1000
レベル4モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキからカード1枚を選んで墓地へ送る。
●デッキからモンスター1体を選んでデッキの一番上に置く。
遊一「チェイン……確かに墓地送りは得意だろうが……」
活火「珍奇な構築と言うのなら、君には言われたくなかったかな」
遊一「ケッ……」
活火「チェインの効果を発動しよう。ORUを一つ使用し、デッキからカードを墓地へ送る!」
活火:ORU→墓地
《ブリキンギョ》
デッキ→墓地
《リチュア・ビースト》
活火「これで素材は揃った!」
遊一「なっ……おい、テメェまさか……!」
活火「そのまさかさ! 僕は墓地の二体の水属性、及び一体の炎属性モンスターを除外!」
活火:墓地→除外
《ブリキンギョ》
《リチュア・ビースト》
《ラヴァル・ランスロッド》
活火「現れろ、《氷炎の双竜》ッ!」
《氷炎の双竜(フロストアンドフレイム・ツインドラゴン)/Frost and Flame Dragon》
効果モンスター
星6/水属性/ドラゴン族/攻2300/守2000
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の水属性モンスター2体と炎属性モンスター1体を
ゲームから除外した場合のみ特殊召喚できる。
1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。フィールド上のモンスター1体を選択して破壊する。
遊一「マジかよ、コイツ……1ターンでここまで特殊召喚して来やがった……」
活火「1ターン目ではどうにもならないと思っていたか、それが甘いと言うんだ神威!」
「そう、『空』にかけた君の夢のようにな!」
遊一「一言多いんだよおいコラ。デュエルで決着付けなくてもいいんだぞオイ、えぇ?」
活火「確かに一言多かった、謝ろう! それはともかくとして……」
「神威、君のデッキの殆どのモンスターはペンデュラムたる『セフィラ』!」
「ヘルドッグのように戦闘破壊を介するモンスターは効果を上手く発揮できない」
「しかし君のデッキは複数種の混合デッキ! 故にそのカードは囮! と見るべきだろう!」
「すなわち、ペンデュラムと思わせ、効果破壊を誘発するための壁……『竜星』モンスター!」
「効果で破壊したとて次々と湧いてくる。ならば今は手札を温存する! 氷炎の双竜で攻撃!」
ブオオオオオオオオオッ!!
遊一「……いや、セフィラセイバーなんだが」
《剣聖の影霊衣(ネクロス)-セフィラセイバー》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/水属性/魔法使い族/攻1500/守 800
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「影霊衣」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「剣聖の影霊衣-セフィラセイバー」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・フィールドのこのカードをリリースして発動できる。レベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように、
自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から「影霊衣」儀式モンスター1体を儀式召喚する。
遊一:場→EX
《剣聖の影霊衣-セフィラセイバー》
活火「なっ……!?」
活火「何故だ……普通そうなっていておかしくないはず……」
遊一「事故って診断したのはテメェだろ。勝手に勘違いして勝手にドツボにハマってんなよアホ」
活火「くっ……む、だ、だがこうなってしまえば攻撃は通る。チェインでダイレクトアタック!」
ズアアアアアアアアアッ!
遊一「チッ……」 LP:4000→2200
活火「よし、ダメ―ジは通った……! 僕はカードを1枚セットし、ターンエンド……」
遊一「待ちな。《連成する振動》を発動させてもらう」
《連成する振動/Echo Oscillation》
永続罠
「連成する振動」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のPゾーンのカード1枚を対象としてこの効果を発動できる。
そのカードを破壊し、その後、自分はデッキから1枚ドローする。
遊一「ペンデュラムゾーンのセフィラツバーンを破壊、カードを1枚ドローだ」 手札:1→2
活火「なるほど、ペンデュラムゾーンにわざわざ置いておくのはそれしか無いか。今度こそ本当にターンエンドだ」 手札:1
遊一「……俺のターン!」 手札:2→3
遊一「遅ェんだよ。俺は設置済みのスケール1の《英霊獣使い-セフィラムピリカ》と、」
「スケール7の《炎獣の影霊衣-セフィラエグザ》でペンデュラムスケールをセッティング!」
《炎獣の影霊衣(ネクロス)-セフィラエグザ》
ペンデュラム・効果モンスター
星5/炎属性/ドラゴン族/攻2000/守1000
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「影霊衣」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「炎獣の影霊衣-セフィラエグザ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、「炎獣の影霊衣-セフィラエグザ」以外の自分のモンスターゾーン・Pゾーンの、
「影霊衣」カードまたは「セフィラ」カードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
遊一「こいつでレベル2から6のモンスターが同時に召喚可能となる」
活火「流石に引いていたか……!」
遊一「ペンデュラム召喚……! 来やがれ、セフィラツバーン! セフィラセイバー! セフィラフウシ!」
遊一:EX→場
《竜星因士-セフィラツバーン》
《剣聖の影霊衣-セフィラセイバー》
手札→場
《宝竜星-セフィラフウシ》
《宝竜星-セフィラフウシ》
ペンデュラム・効果モンスター
星3/地属性/幻竜族/攻1500/守 0
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「竜星」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「宝竜星-セフィラフウシ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚またはデッキからの特殊召喚に成功した場合、「宝竜星-セフィラフウシ」以外の
自分フィールドの、「竜星」モンスターまたは「セフィラ」モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その表側表示モンスターをチューナーとして扱う。
この効果を発動したこのカードは、フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。
遊一「まずはセフィラツバーンの効果だ。俺の場の『セフィラ』1体を破壊する」
「選択するのはセフィラセイバー。そして、これで氷炎の双竜も破壊だ!」
活火「くっ……」
遊一:場→EX
《剣聖の影霊衣-セフィラセイバー》
活火:場→墓地
《氷炎の双竜》
活火「こうも容易く処理するか……!」
遊一「まだだ。セフィラフウシの効果でセフィラツバーンをチューナーとして扱うぜ」
「レベル3のセフィラフウシに、レベル4のセフィラツバーンをチューニング……!」
「来やがれ、《邪竜星-ガイザー》ッ!」
《邪竜星-ガイザー/Yazi, Evil of the Yang Zing》
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/幻竜族/攻2600/守2100
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「邪竜星-ガイザー」の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは相手の効果の対象にならない。
(2):自分フィールドの「竜星」モンスター1体と
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
(3):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから幻竜族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
場→デッキ
《宝竜星-セフィラフウシ》
場→EX
《竜星因士-セフィラツバーン》
遊一「セフィラフウシは自身の効果によりデッキの一番下に戻る」
活火「つまり再使用は余程のことが無ければ不可能、か」
遊一「フン……ガイザーの効果でも他の『竜星』の効果でも特殊召喚は簡単だろうが」
「行くぞ。バトルだ! ガイザーでチェインを攻撃!」
ギャオオオオオオオオオッ!!
活火「うっ……くそっ!」 LP:4000→3200
遊一「カードをセットし、ターンエンド……テメェのターンだ」 手札:0
活火(だが……神威の手札はゼロ。無論、殆どのモンスターがエクストラに戻ったが……)
(シャドールモンスターがいない今の内でなければ、僕が勝ちうるチャンスは……少ない!)
活火「僕のターン。ドローッ!」 手札:1→2
「……よしッ! 僕は《ラヴァル・キャノン》を召喚!」
《ラヴァル・キャノン/Laval Cannon》
効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1600/守 900
このカードが召喚・反転召喚に成功した時、
ゲームから除外されている自分の「ラヴァル」と名のついた
モンスター1体を選択して特殊召喚できる。
活火「キャノンは召喚時、除外されたモンスターを特殊召喚できる」
「僕が帰還させるのは……ランスロッド!」
《ラヴァル・ランスロッド/Laval Lancelord》
効果モンスター
星6/炎属性/戦士族/攻2100/守 200
このカードはリリースなしで召喚できる。この方法で召喚したこのカードは、エンドフェイズ時に墓地へ送られる。
フィールド上のこのカードが破壊され墓地へ送られた時、ゲームから除外されている
自分の炎属性モンスター1体を選択して手札に加える事ができる。
遊一「ランスロッドだぁ?」
活火「一見意味が無いようにも見えるだろう。だが僕にとってはこれ以外に手は考えられない!」
「発動せよ、《真炎の爆発》!」
《真炎の爆発/Rekindling》
通常魔法
自分の墓地から守備力200の炎属性モンスターを可能な限り特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズ時にゲームから除外される。
遊一「ソイツは……!」
活火「アノマリリスやミドラージュが存在していては発動できないからな……ここしかない!」
「出でよ、《ラヴァル炎火山の侍女》! 《ラヴァル炎樹海の妖女》!」
活火:墓地→場
《ラヴァル炎火山の侍女》×2
《ラヴァル炎樹海の妖女》
《ラヴァル炎樹海の妖女/Laval Forest Sprite》
チューナー(効果モンスター)
星2/炎属性/炎族/攻 300/守 200
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
自分フィールド上の全ての「ラヴァル」と名のついたモンスターの攻撃力はエンドフェイズ時まで、
自分の墓地の「ラヴァル」と名のついたモンスターの数×200ポイントアップする。
遊一(侍女の1体は攻撃表示……妖女の効果はバンプアップ……)
(ガイザーの効果で特殊召喚できんのは、《メタファイズ・アームド・ドラゴン》が最高だ)
(ソイツらも超えて、直接的にダメージを与えて来る……っつーこったろうな)
活火「よし、僕はレベル6のランスロッドにレベル1の侍女をチューニング!」
「現れろ、《ラヴァル・ステライド》!」
《ラヴァル・ステライド/Laval Stennon》
シンクロ・効果モンスター
星7/炎属性/炎族/攻2700/守1800
チューナー+チューナー以外の炎属性モンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、自分は手札を1枚墓地へ送る。
このカードがカードの効果の対象になった時、自分の墓地の「ラヴァル」と名のついた
モンスター1体をゲームから除外する事で、その発動を無効にし破壊する。
活火「次だ、レベル4のキャノンにレベル2の妖女をチューニング!」
「続いて現れろ、《ラヴァルバル・ドラグーン》!」
《ラヴァルバル・ドラグーン/Lavalval Dragun》
シンクロ・効果モンスター
星6/炎属性/ドラゴン族/攻2500/守1200
チューナー+チューナー以外の炎属性モンスター1体以上
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
デッキから「ラヴァル」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
その後、手札から「ラヴァル」と名のついたモンスター1体を墓地へ送る。
遊一「ッ……連続シンクロかよ……!」
活火「そして墓地に送られた妖女の効果を発動! 僕の墓地の『ラヴァル』は6体!」
「よって全ての『ラヴァル』モンスターの攻撃力は1200アップする!」
《ラヴァルバル・ドラグーン》
攻撃力:2500→3700
《ラヴァル・ステライド》
攻撃力:2700→3900
《ラヴァル炎火山の侍女》
攻撃力:100→1300
活火「バトルだ! ラヴァル・ステライドでガイザーに攻撃!」
遊一「……チッ!」
ブオオオオオオオオオオオオオッ!!
遊一「ぐっ……ガイザーの効果発動だッ!」 LP:2200→1900
「デッキから幻竜族モンスターを特殊召喚する! 来い、《秘竜星-セフィラシウゴ》!」
《秘竜星-セフィラシウゴ》
ペンデュラム・効果モンスター
星6/地属性/幻竜族/攻 0/守2600
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「竜星」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「秘竜星-セフィラシウゴ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚に成功した時、または自分のモンスターゾーンのこのカードが戦闘・効果で破壊された時に発動できる。
デッキから「竜星」魔法・罠カードまたは「セフィラ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
活火「そうだ、少なくともそうする以外にやることは考えられない!」
「ドラグーンの方が攻撃力は上! そして侍女の攻撃が通ればゲームエンドだ!」
「行くぞ、神威! ドラグーンでセフィラシウゴに攻撃!」
遊一「――――――手が無い、なんつったか、俺ァ」
活火「何……!?」
場→EX
《秘竜星-セフィラシウゴ》
活火「……? ……!? 普通に破壊したぞ!?」
遊一「こっからだろうが。セフィラフウシの効果で《セフィラの神託》を手札に!」
遊一:デッキ→手札
《セフィラの神託》
遊一「更に、《竜魂の幻泉》を発動!」
《竜魂の幻泉/Oasis Of Dragon Souls》
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
特殊召喚したそのモンスターの種族は幻竜族になる。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターがフィールドから離れた時にこのカードは破壊される。
遊一「墓地にはガイザーがいる。ペンデュラムじゃねえからな。コイツを特殊召喚させてもらう!」
遊一:墓地→場
《邪竜星-ガイザー》
活火「くっ……防ぎ切ったか……!」
遊一「……チッ」
活火「僕はこれでターンエンドだ。そしてターン終了時、侍女が除外され、攻撃力も元に戻る」
活火:場→除外
《ラヴァル炎火山の侍女》
活火「さあ、君のターンだ!」 手札:0
遊一「……俺のターン!」 手札:1→2
「《セフィラの神託》を発動だ」
《セフィラの神託》
フィールド魔法
「セフィラの神託」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時にデッキから「セフィラ」モンスター1体を手札に加える。
(2):以下のモンスターを、「セフィラ」モンスターを使用して儀式召喚、
または「セフィラ」モンスターを素材として特殊召喚した時、
自分はそれぞれの効果を1ターンに1度ずつ発動できる。
●儀式:フィールドのモンスター1体をデッキに戻す。
●融合:手札のモンスター1体を特殊召喚する。
●S:デッキのモンスター1体をデッキの一番上に置く。
●X:デッキから1枚ドローし、その後手札を1枚捨てる。
遊一「コイツで『セフィラ』を1体手札に加える」
遊一:デッキ→手札
《オルシャドール-セフィラルーツ》
遊一「次だ。4体のモンスターをペンデュラム召喚!」
遊一:手札→場
《オルシャドール-セフィラルーツ》
EX→場
《竜星因士-セフィラツバーン》
《秘竜星-セフィラシウゴ》
《剣聖の影霊衣-セフィラセイバー》
《オルシャドール-セフィラルーツ》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/岩石族/攻 450/守1950
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「シャドール」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「オルシャドール-セフィラルーツ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚に成功した場合、またはこのカードが墓地へ送られた場合、
「オルシャドール-セフィラルーツ」以外の自分のPゾーンの
「セフィラ」カード1枚を対象として発動できる。そのカードを特殊召喚する。
遊一「モンスターゾーンが埋まっちまった関係上、セフィラルーツの効果は使えねえ。が、十分だ」
「まずはセフィラシウゴの効果発動。俺は《セフィラの神撃》を手札に加える」
遊一:デッキ→手札
《セフィラの神撃》
遊一「次だ! セフィラツバーンの効果発動! セフィラエグザとドラグーンを破壊する!」
活火「くっ……」
活火(ステライドに対して効果を使用すれば無効にされるからか……なるほど、仕方ない!)
遊一:場→EX
《炎獣の影霊衣-セフィラエグザ》
活火:場→墓地
《ラヴァルバル・ドラグーン》
遊一「そして――――コイツを発動させてもらう。《影依融合》!」
活火「!」
《影依融合(シャドール・フュージョン)/Shaddoll Fusion》
通常魔法
「影依融合」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから「シャドール」融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合、
自分のデッキのモンスターも融合素材とする事ができる。
遊一「俺が選択するのはセフィラルーツ、そして、デッキの水属性モンスター、《水竜星-ビシキ》!」
「現れろ、《エルシャドール・アノマリリス》!」
《エルシャドール・アノマリリス》
融合・効果モンスター
星9/水属性/悪魔族/攻2700/守2000
「シャドール」モンスター+水属性モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いに魔法・罠カードの効果で手札・墓地からモンスターを特殊召喚できない。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「シャドール」
魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
遊一「相討ちだろうがなんだろうが関係ねぇ! ガイザーで削り切ることは十分可能!」
「ガイザーを攻撃表示に変更し、バトル! アノマリリスで――――」
活火「ここだッ!」
遊一「あ?」
活火「僕は《炎塵爆発》を発動! 全ての『ラヴァル』を除外し――――――」
活火:墓地→除外
《ラヴァルバル・チェイン》
《ラヴァルバル・ドラグーン》
《ラヴァル炎火山の侍女》×2
《ラヴァル炎樹海の妖女》
《ラヴァル・ランスロッド》
《ラヴァル・キャノン》
活火「君の場の全てのカードを破壊させてもらう!」
遊一「なっ……く、チェーンして《連成する振動》の効果だ! セフィラムピリカを破壊し、カードを1枚ドロー!」
遊一:P→EX
《英霊獣使い-セフィラムピリカ》
手札:1→2
活火「だが、それ以外は全て破壊させてもらうぞ!」
遊一:場→EX
《剣聖の影霊衣-セフィラセイバー》
《竜星因士-セフィラツバーン》
《秘竜星-セフィラシウゴ》
場→墓地
《エルシャドール・アノマリリス》
《邪竜星-ガイザー》
《連成する振動》
遊一「だが……ッガイザー、アノマリリスの効果発動!」
「ガイザーの効果! デッキから《光竜星-リフン》を守備表示で特殊召喚!」
《光竜星-リフン/Chiwen, Light of the Yang Zing》
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/幻竜族/攻 0/守 0
「光竜星-リフン」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「光竜星-リフン」以外の「竜星」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドの「竜星」モンスターが
戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合除外される。
遊一「更に、アノマリリスの効果で《影依融合》を手札に戻す……!」
遊一:墓地→手札
《影依融合》
活火「流石に……リカバリ能力は目を見張るものがある、か……!」
遊一「……こっちの場をボロクソにしといてそりゃ無ェだろ」
活火「これでも評価しているんだよ、僕は」
遊一「ソイツはありがとよ、クソッ……! カードを2枚セットし、ターンエンド!」
活火「僕のターン!」 手札:0→1
活火(十中八九、あの伏せカードには《セフィラの神撃》がある。迂闊に効果は発動できない!)
(だが……発動できないなら、できないなりに……できることはある!)
活火「僕は《ラヴァルのマグマ砲兵》を召喚!」
《ラヴァルのマグマ砲兵/Laval Magma Cannoneer》
効果モンスター
星4/炎属性/炎族/攻1700/守 200
手札から炎属性モンスター1体を墓地へ送って発動する。
相手ライフに500ポイントダメージを与える。この効果は1ターンに2度まで使用できる。
活火「ペンデュラムカードがもう手札には無い以上、それ以上の展開はできない!」
「そして竜星モンスター……キミのデッキにどれだけ残っている?」
遊一「チッ……!」
活火「リフン以外のモンスターは特殊召喚時の表示形式を強制される。ホロウやビシキさえ出ればそれでいい!」
「マグマ砲兵で攻撃だ!」
遊一「チッ……リフンの効果だ。《炎竜星-シュンゲイ》を守備表示で特殊召喚!」
《炎竜星-シュンゲイ/Suanni, Fire of the Yang Zing》
効果モンスター
星4/炎属性/幻竜族/攻1900/守 0
「炎竜星-シュンゲイ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「炎竜星-シュンゲイ」以外の「竜星」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、攻撃力・守備力が500アップする。
活火「そのシュンゲイも、破壊させてもらう!」
遊一「だったら次は《地竜星-ヘイカン》を守備表示だ!」
《地竜星-ヘイカン/Bi'an, Earth of the Yang Zing》
効果モンスター
星3/地属性/幻竜族/攻1600/守 0
「地竜星-ヘイカン」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「地竜星-ヘイカン」以外の「竜星」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、戦闘では破壊されない。
活火「ふ……流石に、息切れしてきたようだぞ」
遊一「どうだかな……ッ」
活火「いや、神威。君のデッキの特性上、入っていて精々が2枚……恐らく、ほぼ1枚だけだろう、竜星は」
遊一「………………」
活火「このターンは……どうしようもない。だが、次で……なんとか勝つ! ターンエンドだ!」 手札:0
遊一「……そいつは……どうかな。俺のターン!」 手札:1→2
「《影依融合》を発動ォ! デッキの《イェシャドール-セフィラナーガ》、《覚星輝士-セフィラビュート》を素材に!」
活火「二体ともデッキから!」
遊一「本当ならこういう使い方が主流なんだよ、俺ァペンデュラムが勿体ないっつって場から一体拝借してるだけだ!」
「来いよ、《エルシャドール・ネフィリム》ッ!」
《エルシャドール・ネフィリム/El Shaddoll Construct》
融合・効果モンスター(制限カード)
星8/光属性/天使族/攻2800/守2500
「シャドール」モンスター+光属性モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。
(2):このカードが特殊召喚されたモンスターと戦闘を行う
ダメージステップ開始時に発動する。そのモンスターを破壊する。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の
「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
遊一「ネフィリムの効果だ。《シャドール・ヘッジホッグ》を墓地へ」
「そしてヘッジホッグの効果発動。二枚目、《オルシャドール-セフィラルーツ》を手札に」
《シャドール・ヘッジホッグ/Shaddoll Hedgehog》
リバース・効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻 800/守 200
「シャドール・ヘッジホッグ」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合に発動できる。デッキから「シャドール」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「シャドール・ヘッジホッグ」以外の「シャドール」モンスター1体を手札に加える。
遊一:デッキ→手札
《オルシャドール-セフィラルーツ》
遊一「このターン、俺は召喚権を使ってねえ。《闇竜星-ジョクト》を召喚!」
《闇竜星-ジョクト/Jiaotu, Darkness of the Yang Zing》
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/幻竜族/攻 0/守2000
「闇竜星-ジョクト」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「闇竜星-ジョクト」以外の「竜星」モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する。
(2):自分フィールドにこのカード以外のモンスターが存在しない場合、
手札の「竜星」カード2枚を墓地へ送って発動できる。
デッキから攻撃力0と守備力0の「竜星」モンスターを1体ずつ特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに除外される。
遊一「レベル3のヘイカンに、レベル2のジョクトをチューニング! 来い、《幻層の守護者アルマデス》!」
《幻層の守護者アルマデス/Armades, Keeper of Boundaries》
シンクロ・効果モンスター
星5/光属性/悪魔族/攻2300/守1500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで
魔法・罠・効果モンスターの効果を発動できない。
活火「くっ……!? だが、この布陣では……一手、足りないぞ!」
遊一「だろうな。テメェのライフは3200。アルマデスの攻撃力は2300……」
「残るライフは2700。ちと、足りねえ」
活火「そうだ。このターンを凌ぎ切れば、僕にもチャンスは……ある!」
遊一「……さあ、ソイツはどうだろうな。バトルだ! ネフィリムでステライドに攻撃!」
「ネフィリムの効果により、ステライドは破壊させてもらう!」
活火:場→墓地
《ラヴァル・ステライド》
遊一「次だ、アルマデスでマグマ砲兵に攻撃!」
活火「ぐうううっ……!」 LP:3200→2700
遊一「どうだよ、これでモンスター全滅だ」
活火「だが……ライフは、残った!」
遊一「いや、俺は『どうだろうな』っつったぞ。リバースカード発動ォ!」
「《リビングデッドの呼び声》! コイツで……アノマリリスを蘇生する!」
活火「なッ……!?」
《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》
永続罠
(1):自分の墓地のモンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。
活火「アノマリリスは特殊召喚……」
遊一「できるんだよ、それがな。コイツが制限を持ってんのはエクストラデッキからの特殊召喚だけだ」
「フィールドに存在する限り魔法・罠の特殊召喚を封殺しはするが、コイツ自身はそうでもねえ」
活火「……なんて理不尽なモンスターだ……!」
遊一「……ああ、押し付けがましいモンだな。だが……」
「今はコイツが決め手、ってヤツだ。悪いな」
活火「……不服であることは間違いない。だが!」
「敗北したという事実もまた、間違いない。それには従おう!」
遊一「あぁ――――お前、やっぱ……何だ。頭いいクセに部分部分でバカだわ」
活火「それは褒め言葉なのか?」
遊一「貶しちゃ、いねえよ。男として尊敬するっつーだけのこった!」
「トドメだ! アノマリリスでダイレクトアタック!」
ズオオオオオオオオオオオオッ……
活火「くっ……・う、うおおおおおっ!!」 LP:2700→0 ピ――――――ッ
勝率:73
トリップ→#deep75rvl
指定数値→59
59+75=134(実数値:34)
◆ デュエルに勝利しました
そんでは今日はここまで
ボーナスやら成長やらは明日でー
20時過ぎごろからやります
基本値8は強敵でしたね……
活火「僕の負けだな……」
遊一「あぁ。俺の勝ちだ」
活火「……こうなってしまっては仕方がない。さあ、煮るなり焼くなり好きにしたまえ!」
遊一「なァ、おい、お前さぁ。このデュエルの趣旨忘れてねえか。なぁ」
活火「お……っと、そうだったな。危うく『ホモ同人みたいに!』とか言いかけたぞ」
遊一「お前もうなんなんだよ」
活火「そうだな、元々そういう条件でデュエルしていたんだ。約束は守ろう」
遊一「……あ? あぁ……それだが」
活火「ん?」
遊一「本意でもなんでもねえだろ、お前。元々、空を飛ぶっつーのは……俺の好きでやってることだ」
「こっちの事情に首突っ込んでテメェの夢が御破算、なんてことが無いとは言えねえ」
「だから俺ァいい。今までも一人でやってたんだ」
活火「何を言ってるのかよく分からんのだが」
遊一「………………」
遊一「…………俺の夢に首突っ込んで、テメェ自身の夢をおろそかにするなよっつー話だ」
活火「ん? ……んん?」
遊一「……テメェ、言ってる意味が分からねえほど耄碌するようなトシでもねえだろうが」
活火「いや、そうではなくな……神威、お前はそうまで僕を低く見積もっているのか?」
遊一「……あ?」
活火「気を遣っているつもりなら、それこそ僕に対する侮辱だ」
遊一「気なんざ使ってねえよ。こいつは俺のプライドの問題だ」
「誰かを巻き込むのは構わねえ。だがそのために、巻き込んだ『誰か』の夢を御破算にしてみろ」
「俺は俺自身を、何があっても許しちゃおけねえ。だから、俺の夢に首突っ込むくらいならテメェのことをやれっつってんだ」
活火「神威」
遊一「ンだよ」
活火「馬鹿だ馬鹿だと思ってはいたが、こうまで馬鹿とは」
遊一「…………あァ?」
活火「君はあの広い空に憧れを抱いている割には、視野狭窄だなと言っているんだ」
遊一「俺のこったろうが。最初から一人でやってンだ。テメェには何の関係もねえ」
「第一、俺の夢を軽んじてたのはテメェだろうが……今更すり寄って来てんじゃねえぞ!」
活火「変わらないさ。今でも僕は君の夢など取るに足らないことと考えている」
「空になど、何も無い。あの衛星兵器がある以上は……いや、そうでなくとも」
「浮かんでいるのは雲と微細なチリくらいのものだ。軽んじていて何が悪い」
遊一「…………」 ゴギッ
活火「だが――――だが、だ!」
遊一「……あ?」
活火「だからこそ、『そんなものに構っている時間が無い』などとは口が裂けても言えまい」
「低く見積もっている。そうだ、その通りだ。なら勉強の片手間にでもできなければおかしい」
「僕を侮るなよ、神威。志望の大学にも行く。航空機づくりを手伝う――――」
「今まで散々馬鹿にしてきた以上は、『両方』できなければ、笑いものもいいところだ。違うか!」
遊一「…………俺に絡んで、良いようには言われねえぞ」 ガリガリ
活火「元々、僕が良い風に言われていたことがあったか? 僕の評価だって『変人』だ」
遊一「あぁ……だったな、そういや」
活火「変人という評が不動のものになろうが知ったことではない」
「それ以上に、約束を違えたという方が余程悪辣だ!」
遊一「………………ケッ」
活火「神威、僕はそれほど大層なことを言うつもりは無い」
「気に入らなければ排斥すればいい、だが」
遊一「……いらねえよ、アホ。俺の方が頭下げる立場なんだ」
「だが……何だ。時間を取っちまうことは確かなんだ。なんつーか……その辺は否定できねえ」
活火「さっきも言っただろう、それでダメになるような夢ならその程度だと」
遊一「現実を見やがれ。機械製作にどんだけ手間かかると思ってやがる」
活火「…………」
遊一「だから、対価だ」
活火「対価……?」
遊一「航空機を作るよりも先に、海底探査船を作る」
活火「何……?」
遊一「その代り、テメェは俺の航空機作りを手伝え」
活火「………………」
活火「それこそ君自身の夢の障害なのではないか?」
遊一「テメェの言葉を借りるなら、『この程度でダメになる夢ならその程度』だ」
「テメェこそ侮るなよ。俺は――――――何があろうと、折れやしねえ」
活火「……らしいな、まったく」
遊一「そういう訳だ、とっとと取り掛かるぞ。時間が惜しい」
活火「あ、いや。今日は遠慮させてもらおう」
遊一「あ?」
活火「妹さんが怒るのではないか?」
遊一「あー……もうンな時間か。仕方ねえな」
活火「まだ時間はある。お互い焦ることも無いだろう」
遊一「……あぁ。そうだな」
活火「僕も、一旦帰ってプランを練り直す」
遊一「……あぁ。分かった。じゃあな――――活火」
活火「ああ、また明日だ」
◆ 活火 山の好感度が上昇しました
コンマ1の位で判定
1,2,3 : 9
4,5,6 : 10
7,8,9 : 11
0, : 13
↓1
◆ 以下のように変動しました
活火山:0→9
◆ デュエル勝利分のボーナスについて処理します
1.「交友関係」の好感度上昇(全体・効果小)
2.「交友関係」の好感度上昇(個人・効果中)
3.カード追加(デュエル中のカードプール増)
4.ランダム要素の成功確率上昇(ストック:現在1)
5.成長ポイントの取得(数値はランダムで1~5)
6.自由安価(「全て」など、バランスに関わる内容は不可)
↓2
◆ 確率上昇のストックが【2】となりました。
◆ 経験値を【2】取得しました。合計が【5】となりましたのでステータスを成長できます。
どのステータスを成長させるか選択してください
【運命力】:4+1 【戦略】:3 【洞察力】:6 【精神力】:3+1 【構築】:3
↓2
◆ 以下のように変動しました
ステータス
【運命力】:4+1 【戦略】:3 【洞察力】:7 【精神力】:3+1 【構築】:3
現在経験値:1
特殊技能
「シスコン」……【精神力】に+1補正
「空への夢」……【運命力】に+1補正
◆ 一日が終了しました。続けて翌日の行動安価を取ります
◆ 5日目 学校
ガヤガヤ……
遊一「……帰りてェ」
活火「そう言うな、もう週末になるぞ」
遊一「週末だからこそだろォが」
活火「お前……卒業が」
遊一「言うな。だから渋々来てんじゃねえか」
活火「そうか……というか渋々だったのか」
遊一「好き好んで学校に行くようなヤツはよっぽどの勉強好きかオトモダチの多いヤツくらいだろ」
活火「偏見の塊だな……」
遊一「ケッ」
行動・行き先選択
1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.広場区画
5.埠頭
6.コミュ(人物も指定)
7.自由安価
↓2
◆ 昼休み / 広場区画
遊一(かったりィ……あーくそっ、何でこう時間が経つのは遅ェんだ)
(確かに俺ァ日がな一日中空を見上げて過ごすこともできるっちゃできるが)
(ンなことしてたら午後の授業サボることになっちまう……それはいただけねえ)
(エアバイク使えば午後の授業には間に合うからっつってこっちまで来てみたが)
(相変わらず時間が経つのは遅ぇんだよなぁ……)
1.知り合いとコミュ
2.見知らぬ人が話しかけてくる
3.掲示板を見る
4.海賊について
5.自由安価
↓2
◆ 広場区画 / 掲示板前
遊一(……どうにも、ここんとここういう掲示板見るのが面倒だったフシはあるな)
(久々だがちっと見とくか……つーか、ここってどういう情報があるんだったか……)
(……確か、あー……何だ。誰かが困ってること書き込んだり……)
(今後のイベントやら行事予定、それから……まあ、チラシが張ってあんだったな)
(ま、元々そんなに見ちゃいなかったが、この機に見てみっか……)
※ ちょっと作ってくるので少しお待ちを
とりあえずはRPGのお使いと、今後のイベントの指針のようなものと思ってください
め、メガテンとかだけじゃないし……wiz系にもこういうの無くは無いし……
あ、一応ですけどイベント案あったら募集します
思い付き次第でも適当に書き込んでいただければ
というか掲示板安価が取られたら↓○までスレ民が依頼を作ってそれをそのレスごと貼り付けるとかどうだろ
前に自分が出した安価キャラからの依頼でもいいの?
>>637
それもアリですね
こちらで作った分のイベントなどを提示した上で、下○形式でやる方向で考えてみようかと
>>641
OKです。場合によっては他の場面で出しにくいキャラもいるかもしれませんし
【海賊の襲来にご注意!】
近年は襲来がめっきり減少していますが、それでも海賊という集団は脅威となります。
発見次第警察及び海上警備隊への通報を。
【家庭科講師の募集】
先日、初等部の家庭科教師が産休に入ることになりましたが、代替の人材が見つかりません。
補充要員の来校まで一時、講師を担当できる方を募集しております。教員免許の有無問わず。
【不審者に注意】
時折黒ずくめの不審者が出没するそうです。特徴は以下
・常時懐中時計を所持
・意味不明な言動
・高笑い
また、この人物とは別に黒いマスクの不審者が確認されました。
市民の皆様は注意をお願いします
【アルバイト募集】
刺し身にツマを載せたりタンポポを載せたりするアルバイトを募集中です。
単純作業のため、これに耐えうる精神をお持ちの方、是非ともご相談ください。
遊一(……一部変なのがあるが、これは……おう……)
(下にも続きがあるな。どれ……?)
適当に依頼案:↓4くらい
ちょいごめん、できればキャラ名かキャラの書いてある当該レスのアンカーいただけると有り難い
あ、キャラクターからの依頼ならってことね
そうじゃなかったら大丈夫です。多分
【生態系調査】
現在の海洋生物についての生態系を調査しています。
重量のある機材等を運搬するため、アルバイトを募集中です。
【肉求ム】
・動物の肉が欲しい。魚類のたんぱく質はもう飽きました
狩れる情報を届けてくれるだけでも可、狩りに付き合うという話でも何でも構いません。
なお、最近海獣が街の近隣に現れるという話を聞きました。
これを捕まえるまで手伝っていただける方も同時に募集中です。
◆ 望月刹那
【考古学博物館清掃のアルバイト】
・簡単な清掃の仕事です。基本的には通路や壁面など、目につく部分を清掃していただければ構いません。
給料と日時については応相談。管轄については採用時にお話しします。
◆ 迷宮有子
【私のカードが……】
・アンティールールデュエルで負けてしまい大事なカードを奪われてしまいました。
どなたか、取り戻していただける方はいませんでしょうか? 少しならお礼も出せます。
◆ 縫井九留美
遊一(……明らかに一部おかしなものがあるんだが、こんなモンか。基本はバイト募集だな)
(さて……と。相談に行くくらいなら時間もあるが。どうしてみるか……)
(金がある程度貰えんなら、それなりに開発の役にも立ちそうだしな……)
1.試しに依頼を請けてみる
2.今回は見送る
3.自由安価
※ 複数受注あり。なお、【基本的に】期限は無し
↓2
◆ ガンガリティア / 博物館
遊一「……ここか」
遊一(つーかこの街に博物館なんてあったんだな……ああ、いや、学校以外で行政区に出入りしねえし)
(俺の活動範囲が商業区以南だから、仕方ねえと言えば仕方ねえが……まあいい) ポチッ
リーンゴーン……
??『営業時間外であるが』
遊一「……掲示板のバイト募集ッス」
??『あぁ、あの……そうか、ならば入るといい』
ウィーン……
??『開錠はした。入りたまえ』
遊一「……うっす」
カッ……コッ…………
遊一(……ここの博物館は、どうも海底に沈んじまった過去の遺物を引き揚げて展示しているらしい)
(例えば旧大陸の仏閣であるとか、仏像、黄金の仮面、なんて代物もある……)
(いい趣味してやがるってモンだ。既に政府も何も無い関係上盗掘もクソも無いが)
(ま、歴史的な資料として考えりゃ、相当価値もあるんだろうがな……)
??「君か」
遊一「……あん?」
遊一(……小学生か? いや、しかし俺を見て『君か』なんつってるのは……)
(……ガキ、じゃあなさそうだな。そういう雰囲気でもねえ。何より、こんな場所にいる理由がねえ)
遊一「……博物館の清掃……について、掲示板、見て来た……神威遊一……ッス」
有子「ほう。この風体を見ると大抵の人間は子供だと勘違いするのだが……いや、いい」
「当博物館館長の迷宮有子だ。これでも……そうだな、それなりに歳は食っている」
遊一「……ッスか」
有子「ふむ。会話は苦手か?」
遊一「……敬語はちと苦手っすね」
有子「なら使い慣れないような敬語はいい。さて……」
有子「君に頼みたいのは、この博物館の掃除だ。基本的には指定した区画で掃除してもらうこととする」
遊一「……指定した区画、っつーのは?」
有子「あちらに掲示があるだろう? いくつかのブロックに分かれているが……その内の一つだな」
遊一(……ちっと見て回りはしたが、一つの区画あたり……かなり広いな)
(成程、バイトでも雇わなきゃやってらんねえか)
有子「業者を呼ぶのが筋なのだろうが……公営というのも考え物でな」
遊一「と言うと?」
有子「特定の時期にしか業者が入れられん。何せ金の使途を報告したり、使途不明金などあれば大問題になり……」
「床を掃くようなことはできるがそれにしても大規模な掃除は数か月に一度しかできん」
「そういう訳で、業者が入らない間は、汚れが目に着いたら私のポケットマネーでアルバイトを雇っているというわけなのだよ」
遊一「……ッスか」
有子「ま、内情を語るのはこのくらいにしておこう。希望の時間帯などあるかな?」
遊一「したら……こっからこのくらいで。短期っつーことは、全体的に綺麗になったらいいんスよね」
有子「そうだな。次の1か月まで持つくらいにはやってくれたまえ」
遊一「了解っす」
有子「まあ、見れば分かる通り広い博物館だ。君が掃除していない時間帯は別の者が担当している」
「気負うことなくやってくれたまえ。もっとも、手抜きは勘弁してほしいがね」
遊一「……了解っす。こっちも対価貰う以上は……まあ、真剣にやりますんで」
有子「結構。冷やかしでなくて助かったよ」
遊一「……ま、金貰う立場なので……マジメとは、言えねえっすけど」
有子「いや、業務に勤しんでくれるだけで十分だよ」
遊一「じゃ、俺はこれで……失礼します」
有子「うむ。では、よろしく頼む。ああ、一応だが――――――」
「要望があれば、対価はカードで支払うということも考えよう」
遊一「……検討しときます」
有子「うむ。それではな」
◆ 「迷宮有子」が交友関係に追加されました
◆ 「アルバイト」の選択肢が追加されました。現在は「博物館で清掃」が選択できます。
◆ 学校
遊一(……で、次は学校、か。まあ……丁度いい時間ではあるな)
(依頼者は2年の望月刹那っつー女生徒だ。しかし……)
(…………肉か。分かりやすい、が……同時にワケ分かんねえ……)
(掲示板に書き込むようなモンかよ……)
コン、コン…
女生徒「はい……ッ!?」
遊一「……邪魔するぞ」
女生徒「は、はい……な、何でしょう、三年生が……その」
遊一「望月っつーヤツがいるはずだ。顔貸すように伝えろ」
女生徒「は、はい! も、望月さん! 三年の……あの、あー……か、神威先輩が……その」
刹那「んにゅ?」 もっきゅもっきゅ
女生徒「は、早く行かないと! ゆ、有名な人だから」
刹那「んーちょっとこのカツサンド食べてから」
遊一「………………」 チッ
女生徒「ひいっ……」
遊一「一階の広間で待ってるっつっとけ」
女生徒「は、はひぃ……」
遊一(……俺、そんな怖ェのか?)
◆ 学校 / 一階の広間
ざわ……ざわ……
刹那「お待たせしましたー」
遊一「おう」
刹那「それで、用事って一体なんでしょー?」
遊一「掲示板の件だ」
刹那「……あっ! なるほど! その件ですかー!」
遊一「……目に見えてテンションが上がったな。で、肉……っつったか」
刹那「はい! もうわたしお肉に目が無くって!」
遊一「合成肉じゃダメなのか」
刹那「ハッ」
遊一(鼻で笑いやがった、コイツ……)
刹那「センパイは食に対して熱心じゃないようですねー」
遊一「……あ?」
刹那「合成肉など言語道断。所詮はそれっぽく作っただけの偽物じゃないですか」
遊一「……テメェ……」
遊一「話が分かるじゃねえか」
刹那「!?」
遊一「その通りだ。所詮合成肉は偽モンだ……本来の味に足るものじゃねえ」
刹那「……そ、そう仰るということは……?」
遊一「……肉に限ったことじゃねえ。野菜やデザート、あらゆる食い物について似たようなことが言える……」
「特定の野菜は潮風にゃ弱い。そのためにガンガリティアじゃ作ることができねえモンがある」
「水耕栽培に関しても同じだ……どうしても限界はある。土も悪くなりやすい……」
刹那「センパイ……あなた何者ですか……!?」
遊一「通りすがりの、ただの不良だ。それで十分だ」
刹那「……ふ、フフ……その方向性は違いますがー……」
遊一「現在の食について憂える気持ちは同じか……」
他生徒(何なんだあの異様な雰囲気……近寄らんとこ……)
刹那「改めて、望月刹那ですー。好きなものはお肉、お肉、お肉、あと白米」
遊一「神威遊一だ。特定の好物はねえが嫌いなものも特にはねえ」
刹那「ふ、ふふ……千人の味方を得たような気分ですねー……」
遊一「だが、そもそもそういう……天然の肉を手に入れるような手段は少ねえぞ」
刹那「ですねー……わたしも色々調べてるんですが」
遊一「輸入、飼育……っつーとこか。どちらもコストは高い」
「輸入品に関しちゃ寄港しなけりゃ無理だ。こっちは現状じゃ厳しいモンがある」
「飼育に関してだが……こっちも微妙なモンだろうな。手を付けてる農家がどれだけあるか」
刹那「飼料が少ないですからねー……」
遊一「かかるコストの割にリターンが少ねえ」
刹那「最近は仕方なく合成肉も食べてるんですけど、それじゃあ物足りずー……」
遊一「色々と思うとこはあるが……選択肢としちゃいくつかある」
刹那「おおっ!?」
遊一「一つは野生の動物だ。今のガンガリティアは適当な場所に停泊してんだよな」
「数キロ離れたところにゃ島がある。ここに向かって捕獲する」
刹那「なるほどー……」 キラキラ
遊一「だが、そもそも武器はねえ」
刹那「あっ」
遊一「その上、どんな動物がいるかも分からねえ。もしかすると無駄足と言うこともあるわけだ」
「いるにはいるかもしれねえが……爬虫類だとか、場合によっちゃ海賊の根城っつー可能性もある」
刹那「それは……難しいですねー……」
遊一「それに加えて……だ。お前、愛玩動物とか食えるか?」
刹那「場合によってはー」
遊一「……お、おう」
刹那「でも、可哀想ですねー。ウサギならまだ考えるんですがー」
遊一「何より密猟だ。罰せられちまう可能性はある」
刹那「……えぇー……」
遊一「次に、ガンガリティア周辺にいる海鳥」
刹那「急に現実的になりましたねー」
遊一「……が、そもそもレシピの絶対数が少ねえ。代表的なのは……」
刹那「なのは?」
遊一「キビヤックだ」 ※ 画像検索時グロ注意
刹那「はあ」
遊一「……が、アザラシがいない以上は語るべきことじゃねえ。土もねえしな」
刹那「アザラシ? 何が関係するんですかー?」
遊一「知らないなら気にすんな」
刹那「?」
遊一「で……だ。そもそも海鳥っつーヤツは可食部が少ねえ。そもそも食えるかも試したことはねえ」
刹那「ですかー……」
遊一「……残るは……カラス、か」
刹那「か、カラスですかー……?」
遊一「食肉に利用していた地域があった、らしい。詳しくは知らねえが……」
「フランス料理に使用していた、なんて記述もあるくらいだ。何でも鯨肉に近いらしいな」
刹那「…………」 ジュル
遊一「だがそもそもカラスがガンガリティアにいるかが分からねえ」
刹那「あら」
遊一「……となると、一番やりやすいのは……」
刹那「南極圏まで行ってホッキョクグマやアザラシでも狩ってきましょうかー」
遊一「…………は?」
刹那「オセアニアはまだ沈んでないですよねー。ならカンガルーもいいかもですねー」
遊一「」
刹那「センパイ? どうしたんですかー?」
遊一「……いや……」
遊一「……方策を考えるとしよう。それまで狩りに出ようとか考えんなよ」
刹那「あはは、さすがにそれは無理ですよー」
遊一「……まぁ、そういう見た目でもねぇが」
遊一(肉が好きっつってる割には細っこいし小せえし、喧嘩が得意そうにも見えねえ)
(勝手に動くようなことはしねえと思うが、な……)
刹那「あ、それで、なんですけど。最近この近郊で海獣が発見されたらしいんですよー」
遊一「海獣……書いてあったな、そういや」
刹那「と言う訳で、そっちを捕獲する方向でも考えていただけるとありがたいです」
遊一「……お、おう……」
遊一(アシカ、クジラ、オットセイ……ラッコにホッキョグマ、ってとこ、か……)
(……マトモな人間のかなう相手じゃあねえよな……)
刹那「それじゃあ、今日はありがとうございました。また今度、よろしくですー」
遊一「おう……」
遊一(……どうしたモンだか、な……)
◆ 「望月刹那」が交友関係に追加されました。
◆ 「アルバイト」に「肉の調達」「海獣の捕獲」が追加されました
0時回ったので、すみませんが今回はここまでということで
次回は3度くらい行動できる……といいなぁ
乙ですー
質問なんですが、今回の掲示板に採用されてない場合は、次回以降に同じキャラで今回と内容が異なる依頼を出しても大丈夫でしょうか?
>>704
面白いと思ったら前回の依頼分サルベージして使用することもありますけど、
そういう場合は事前に提示しますので、そちらに掲示されてなければどうぞ
内容の変更したいなーと思ったら事前に仰っていただければ対応します
>>705
了解です。森蔭清羅の依頼なんですが、少々適当に考えすぎたのと今日の更新で都市の生態環境が一部垣間見えたのとで考え直したいと思っております。
>>706
では次回掲示板閲覧時に表示はせずにおきますので
一応ですけど、以来達成時は博物館の件のように「カードで支給してもらう」ことも可能です
この場合、ある程度カードの種類は絞られますのでご注意ください
一時間後くらい予定
◆ 学校
遊一(この世の中、くだらねえことに必要なのはいつでも金、金、金だ)
(当然――――何か作るにしても何かやるにしても金は必要になってくる)
(俺自身が頓着してようがしてなかろうが関係ねえ……。その辺りは憂慮すべきと思っていたが)
(……ま、早めにやるに越したこたねえよな……)
行動・行き先選択
1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.広場区画
5.埠頭
6.アルバイト
7.コミュ(人物も指定)
8.デュエル
9.自由安価
↓2
◆ ガンガリティア / スクラップ置き場
遊一(さて、と。こっちもある程度取り掛かるとすっか)
(案件としては、当然だが「航空機」。それから……「海底探査船」)
(どっちもまあ、一筋縄でいくモンじゃねえんだが、ともかくやることが増えたことには違いねえ)
(……並行作業ってのも厳しいだろうな)
1.作業を進める
2.作業について考える
3.何か落ちていないか探しに行く
4.来訪者
5.自由安価
↓2
遊一(スクラップ置き場……なんて言っちゃいるが、実際のトコ、この場所はゴミ捨て場っつー趣の方が強い)
(投棄されてるブツの中には金属のみならず、たまにCPUが入ってたり……)
(状態の良いコンピュータがそのまま落ちてることもあったりなかったり。もっとも、その時々で色々変わるが)
(面白い時はカードが落ちてたりってこともある。もっとも、こっちは副産物だが)
(拾得物横領……っつー話もあるが、場所柄、こんな所の物品持って行こうとする輩はそういねえ)
(もし誰かの大事なものなら、それはそれで確保しておくのも……当人にとっちゃ助かることだろ)
(わざわざこの場所にやってくる奴なんて、フツーはワケ有りなんだからな……)
◆ コンマ判定を行います。
1の位の数によって得られる物が変化します
1, 機械類(海底探査船関係)
2, 無し
3, 機械類(航空機関係)
4, カード
5, 機械類(ランダム)
6, 無し
7, 謎の本
8, カード
9, 羊皮紙に包まれた箱
0, 金属製の箱
↓1
◆ 「カード」を取得します。
なお、確率変動のストックを使用することで数値を一つズラすことができます。
使用しますか?
↓1~3
ストックを使用せず、カードを取得します。
あとすみません、ちょっと夕食食べてきます。
処理はそれからで
航空機っていうけど空飛ぶだけなら凧や熱気球とかもあるけどそれも武器と見られてアウトなの?
再開します
>>734
動力付きはおおよそ不可、滑空する類ならギリ可
熱気球はいわゆる「風船爆弾」の手法を取る可能性があるため不可
凧はNINJAがいるのでイヤーッ! される(嘘)
◆ 以下のうちから一つ、カテゴリを選択してください
なお、こちらで選択したものは【カードショップのラインナップに並ばず、拾うことでのみ使用可能】となります
1.スクラップ
2.幻獣機
3.ジャンク
4.ブンボーグ
5.SDロボ
↓2
◆ コンマ判定を取ります。コンマの合計が【150】に達した段階でデッキ【幻獣機】を取得します。
なお、今回のみのでは、パーツのみでデッキそのものは取得できません。
↓1
◆ 進行度が「63」になりました。残り「87」で取得できます。
遊一「……あん?」
遊一(こりゃ……カードか? 幻獣機……メガラプター……)
(ステータス見る限り、どうにもカテゴリの主力っぽいが……何でこんな所に)
遊一「…………」 キョロキョロ
遊一(他に落ちてるカードは……見当たらないわけじゃあねえ。こっちのカードはトークンを生み出すカード……)
(あっちにもあんな。召喚されるとトークンを特殊召喚……トークンをリリース……)
(トークンを主軸……っつーのか分かんねえが、ともかく、どうにもトリッキーなカードだな)
(…………どいつもこいつも……航空機の姿かたちをしてやがる)
遊一(……もしかしたら、このカード。何か……航空機作りのヒントになるものがあるんじゃねえか?)
(一部、どう見てもペンギンにしか見えねえモンもあるが、これはこれで……参考に……)
遊一「……できる……のか……?」
遊一(いや、そういう外見にすることで欺く効果があるかもしれねえ)
(……元々、ここにゃ捨てるつもりで来たんだろう。見た感じ、あちこちに散らばってやがる)
(空を飛ぶ。飛べる……そんな形で産まれてきたっつーのに、お前らも災難なこった)
(……このまま、回収しにくる輩が現れるかどうかも、分からねえしな……)
(誰かが取りにきたら……何だ。返すことができるように、集めとくのも……悪くは、ねえだろ)
◆ 「幻獣機」カードを回収しました。
◆ 一日が終了しました
◆ 神威家 / 亜鈴の部屋
ゴチャゴチャッ…
亜鈴「…………変ね。散らかすつもりは無いんだけど」
遊一「……なァ、亜鈴。お前、才能ねえんじゃねえか」
亜鈴「女の子に向かって『家事の才能が無い』なんて、デリカシーに欠けると思わない?」
遊一「事実だろォが。オラ、片付けっからどけ」 グイッ
亜鈴「やん。強引」
遊一「変な声出してんじゃねえぞアホ」
亜鈴「兄さん、ところで私の生理用品」
遊一「なぁ、そりゃ俺が知ってると色々変な目で見られるって分かってっか? なあ?」
亜鈴「でも、大抵知ってるじゃない」
遊一「知らなきゃテメェがどこにやったかと見当違いの場所探すハメになるからだろうがこのアホ」
亜鈴「で、どこ?」
遊一「………………トイレの洗面台の下の棚」
亜鈴「ん。結局そっちだったんだ」
遊一「お前なァ……」
行動・行き先選択
1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.広場区画
5.埠頭
6.アルバイト
7.コミュ(人物も指定)
8.デュエル
9.自由安価
↓2
遊一(……今日は、バイト片付けるとすっか)
(今のところ受けてるのは二つ。片一方はもうちっと派生するが……)
(どっちから片付けるとするか……)
1.「博物館の清掃」
2.「肉の調達」「海獣の捕獲」
↓2
◆ ガンガリティア / 商業区
刹那「あ、センパーイ。こっちですー!」
遊一「……あんまりでけェ声で呼ぶんじゃねえ」
刹那「あ、それはすみません。それで、なんですけどー」
遊一「あぁ……まあ、考えてないわけじゃあねえが」
刹那「あっ、そういえば、その前に報酬の話をしておこうと思いましてー」
遊一「……そうだな。掲示板を通した依頼っつーテイであるなら、そうなるか」
刹那「ええとー……お肉払いでは」
遊一「確かに食に関しちゃ一家言あるがナメとんのかテメェ」
刹那「ですよねー……なら、とりあえずお金とー」
遊一「おう」
刹那「こっちの……回復系カードの類ですかねー……」
遊一「……おう、一気にテンションが下がったな」
刹那「どれもこれもおいしそうでー……」
遊一「手放すのがもったいねえ、と。ならいらねえよ。金だけでいい」
刹那「あ、そうですかー! ならそれはそれとしてー」 パァッ
遊一「……おう」
刹那「どうしましょー……やっぱり牧場に伺って直接拝借」
遊一「犯罪だドアホ」
刹那「で、でもでも、センパイが他の所だと現実味が無いって」
遊一「そうだな。リスクに対するリターンが噛みあわねえ」
「船を出してもらうことはできるだろうが……」
刹那「センパイはそういう経験あるんですかー?」
遊一「ケンカくらいだ。期待はすんな」
刹那「んー、でも、もしかしたらすっごい人間離れしてたりしてなかったりー」
遊一「どうだかな……」
◆ 遊一のデュエルマッスル指数判定
元々満足レベルで99に近いほど人間離れが加速
↓1
\ カカカッ /
【超人】 カムイユウイチ が 1体 現れた
遊一「……多少のことなら死にゃしねえ自信はあるけどよ」
刹那「多少のこととはー……?」
遊一「あぁ……まあ、ダイナマイトで鉱山から吹っ飛ばされた程度ならその場で復帰できるんじゃねえか」
刹那「ふぁっ!?」
遊一「その程度だ。期待すんなっつったろ」
刹那「期待させてくれませんかー……?」
遊一「殴る以外に脳のねえヤカラに期待なんかしてんじゃねえよ」
刹那「というかー、一度行ってみませんかー?」
遊一「どこにだよ……」
刹那「漁師の人に聞いたら、ある程度はそういう島を見つけられますよねー」
遊一「……まあ、安全な島なら分かるんじゃねえか。少なくとも海賊の根城ってこたあねえだろ」
刹那「そういうわけですので、私のお勧めは一度島に行ってみることですー」
遊一「……手近なとこで、ガンガリティア内に潜り込んだ海獣ってのを捕まえに行こうかとも思ったが」
刹那「そこはお任せしますー。何せ私、か弱い女生徒ですのでー」
遊一「肉食系(物理)だがな……」
1.漁師に頼んで島に連れて行ってもらう
2.ガンガリティア内の海獣を捕獲しに行く
3.自由安価
↓2
遊一「そうだな。じゃあお前の案でまずは行ってみるとすっか」
刹那「あ、はい。分かりましたー」
遊一「とはいえ、何度も言うが期待はするんじゃねえぞ。守り切れるとは限らねえ」
刹那「あ、守ることは前提なんですねー」
遊一「たりめーだろ。何言ってんだお前」
刹那「あ、いえ。こういう場合って、自分のことは自分でーと言われることが多いのでー」
遊一「頼まれた以上やらなきゃ意味ねえだろ」
刹那「まあ、それもそうですねー」
遊一「……ついでだ、ちと取りに行くモンがあるから待ってろ。それから漁協に行って掛け合ってくる」
刹那「あ、はい、お願いしますー」
――――――
――――
――
◆ 漁協
ガヤガヤ……
遊一「……つーわけなんすけど、頼めないっすか」
漁師「とは言われてもねぇ……うーん……どうだかなあ……」
漁師「てか遊ちゃん、お前そんなことしてていいのかい」
遊一「……まあ、依頼っつーか。掲示板の件なんで……」
漁師「それならまあ、いいけどなぁ……ううむ……」
遊一「こっちは最低限言うことには従うんで……範囲も守るんで」
漁師「……遊ちゃん、地図見られるくらいの知識あるん?」
遊一「どうっすかね……最低限、目印示してくれりゃ大丈夫っすけど……」
漁師「うーん、それなら……大丈夫かな、どうだろう……ううむ」
遊一「……女の子の頼みなんで、どうにか……できないっすか?」
漁師「遊ちゃん、その子、ちゃんと守れるかい?」
遊一「……そりゃまあ、目の届く範囲なら」
漁師「なら……うん、行っても2時間くらいだぞ、いいな?」
遊一「……ッス。ありがとうございます」
◆ 埠頭
遊一「おう、大丈夫だってよ」
刹那「本当ですかー!?」
遊一「あぁ……まあ、一応」
漁師「おい遊ちゃん、はよ乗れよー! 置いてくぞー!」
遊一「すんません! ……おい、行くぞ」
刹那「あっ、はいー!」
――――――
――――
――
◆ 近郊の島
遊一「……よっ……と」
刹那「おじさん、どうもありがとうございますー」
漁師「おーう。いいな、遊ちゃん。2時間だけだぞ!」
遊一「……うっす」
刹那「……それで、ここからどうしますー?」
遊一「あぁ……とりあえず……今のトコ、この島で分かってんのは……」
1.森林の生い茂る島
2.過去の遺跡が現存する島
3.リゾート地のような趣のある島
↓2
遊一「規模の小せえ島だが、中央付近に古代の遺跡がある」
刹那「あんまりおいしそうなもの無さそうですねー……」
遊一「歴史的には価値があんだよ。別に自然破壊の影響があるってわけでもねえ」
「石造りの道はちゃんとあるし、所々に獣道もある。戻ってくるのは楽だ」
刹那「戻ってくるのはですかー?」
遊一「あぁ。奥に入り込むのは難しいかもしれねえ。もっとも、危険性が高いのは確かだしな」
刹那「危険……ですかねー?」
遊一「あぁ。クマが出るようなこともあり得る。詳しく調べたヤツがいるわけじゃあねえが」
刹那「クマですかー……鍋にするって話もありますよねー」
遊一「流石にクマは無理があんだろ。猟銃があって初めて狩れるような相手だ」
刹那「難しいですかー……」
遊一「つーか流石に俺もああいうのは無理だ」
刹那「センパイくらいになると額に一発かましてKOとかしそうですけどねー」
遊一「できねえよ。俺何だと思ってんだお前」
刹那「不良ってそういう種類の生物ではー?」
遊一「人間だっつーの」
遊一「……ま、固有の生態系があるっつーことはありうる、かもしれねえ」
刹那「固有の生態系、ですかー……」
遊一「つっても大したことは無さそうだがな。いても、イノシシやウサギってところか……」
刹那「……どちらも食用可、ですねー」
遊一「………………あ、あぁ」
遊一(……正直、ウサギを、っつーのはちと罪悪感が湧くんだが……)
(亜鈴もあんまりいい顔しやしねえし……)
刹那「とりあえず、目当てをそのあたりに絞って探してみるとしますかー」
遊一「あぁ。まあ……多少の相手ならどうにでもなるがな……」
◆ 判定を行います。肉を獲れた数によって報酬が変動します(1/4)
1, 何も無かった
2, クマと遭遇(時間が余計に1/4分進む)
3, ウサギと遭遇
4, ウサギと遭遇
5, 遺跡に到着
6, 何も無かった
7, イノシシと遭遇
8, 水源を発見
9, 何も無かった
0, 古代の遺物を発見した
↓1
◆ 時間が1/4進みました
遊一「……何もいねェな」
刹那「ですねー」
遊一「足跡も無ェ。この辺りにゃ棲息してねえのかもな」
刹那「とは限りませんよー。もしかするともっと奥に行けば……」
遊一「死にたくなきゃこの辺りだけにしろ」
◆ 判定(2/4)
1, 古代の遺物を発見した
2, ウサギと遭遇
3, 何も無かった
4, ウサギと遭遇
5, クマと遭遇(時間が余計に1/4分進む)
6, 何も無かった
7, イノシシと遭遇
8, 遺跡に到着
9, 水源を発見
0, クマと遭遇(時間が余計に1/4分進む)
↓1
◆ ――――――熊と遭遇しました。
遊一「……あぁ、しかし本当に何もいねえ……」
刹那「でしょうか? でも、あのあたり人影にも似たものが……」
遊一「あ? ンなところに人がいるわけねえだろうが」
刹那「んー、まあ私たち以外にいるのって、あの漁師さんくらいですよねー」
遊一「あァ。おっちゃんがこっちに来るとは思わねえしな。とすると、他に何があるか……」
刹那「お肉ですよ、多分ー……うふふふのふ」
遊一「ンとかよ……まあいい、ちっと近づいてみるか……」
熊『グル?』
遊一「………………」
刹那「………………」
刹那「いやああああああああああっ!?」
遊一「うおわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」 ズゴォッ!! E:鉄パイプ
熊『ゴブッ!!』 ドグッシャァ!
熊『オブ…』 フラフラ
遊一「テメェクソッ、この野郎ォ死ねッ! 死ねッ! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!」 ゴキメシャボゴボゴドグッシャァァ
熊『グブッ! ゲッ! ゴボッ!』
遊一「ぬおおおおおおおおおおおおああああァァァァッ!!」 E:素手 ゴッ! ゴッ! メキッ! グシャッ!
刹那「ヒエッ」
遊一「このッ! クソがッ!! 俺ッ! はッ! 死んでッ! こんなところでッ!! づああああァァァァッ!!」
メキョドコバコッ、メキゴキボキ……ゴキッ……
熊『』 ピクピク…
遊一「フゥ――――――フゥ――――――ッ……・!!」
刹那「せ、センパイッ、だ、大丈夫……ですねこれ」
遊一「ハァッ……ハァッ…………っ……」
刹那「……熊、倒してないですかー……?」
遊一「……倒しちまったな……」
刹那「えーっと……」
遊一「………………」 フイッ
刹那「お肉GETですー」
遊一「お前それでいいのかオイお前」
◆ ゾロ目ボーナス!
熊の質量分の肉を取得しました。
なお、時間は通常通り経過します。(3/4)
◆ 判定(2/4)
1, 古代の遺物を発見した
2, ウサギと遭遇
3, 何も無かった
4, ウサギと遭遇
5, 古代の遺物を発見した
6, 何も無かった
7, イノシシと遭遇
8, 遺跡に到着
9, 水源を発見
0, 遺跡に到着
↓1
遊一「…………なァ」
刹那「何ですかー?」
遊一「もう帰った方が良くねェか……?」
刹那「えぇー? もっとお肉手に入れましょうよー」
遊一「無茶言わないでくれ……もう流石に無理だ……・」
刹那「ですかー?」
遊一「コレ持っていくのにどれだけ骨が折れることか……まずおっちゃん呼ばなきゃなんねえし」
刹那「はー……」
遊一「血の臭いを嗅ぎつけて野生の獣が来ないとも限らねえ」
刹那「ですかー……一網打尽ですねー」
遊一「オイ」
刹那「ダメですかー?」
遊一「無理だっつーの、いくらなんでも。今ので指の一本くらい折れたかもしれねえ」
「とっととおっちゃん呼んで来い。俺は今……動けねえから」
刹那「あ、はいー、了解ですー」
◆ 探索が終了しました。
「熊の肉」分の肉を入手しました。
漁師「……なあ、遊ちゃん」
遊一「………………」
漁師「一応聞くけど、どうやったん?」
遊一「…………いや、もう無我夢中で……」
漁師「……まあ、持って帰るけどなぁ」
遊一「すんませんっす」
漁師「遊ちゃん……帰ったら病院行けよ」
遊一「……まあ……善処します」
漁師「……亜鈴ちゃんには黙っとけよ」
遊一「……心配させちまいますんで、そこは、もう」
刹那「でもホクホクですー」
遊一「お前ホントマイペースだなオイ」
刹那「あ、センパイもありがとうございますー。こんな大量のお肉手に入れられて嬉しいですー」
遊一「お、おう……喜んでくれんなら良かったが……」
刹那「あ、ところで報酬の話なんですけどー」
遊一「……お、おう。こんな状況でか」
漁師「手ェ血でベトベトだもんなァ」
刹那「ええとですねー、とりあえずお見積りはこんなところでー」
遊一「……おい、結構な値段だぞ」
刹那「それはもう、あれだけの量ですからー」
遊一「……偶然の副産物っつー感じだけどな……」
刹那「それでも十分にありがたいですよー。ということで、こんな感じですー」
遊一(この前のデュエルでの二回の勝ちと併せりゃ十分にデッキくらいは買えるな……)
(エンジンの材料になるようなモンを購入するにも足るだろうしな。充分だ)
刹那「というかですねー、天然のお肉ですから、それなりにしますよー」
遊一「あぁ……まあ、そのくらいは分かるが」
刹那「あ、半分……いや三分の一……四分の一……ええとー……」
「………………左腕部分くらいはー」
遊一「……お、おう。いや、おう……そのくらいで構わねえよ……」
刹那「そういうことで、今回はありがとうございましたー。また今度は海獣の方、お任せしますねー」
◆ デッキなどを購入する分のDPが貯まりました
◆ 「望月刹那」の好感度が上昇しました
コンマ1の位で判定
1,2,3 : 10
4,5,6 : 11
7,8,9 : 12
0, : 14
↓1
◆ 以下のように変動しました
望月刹那:0→11
遊一(……病院に行ったところ、曰く、左手首捻挫と右手薬指にヒビ、とのこと)
(今までケンカでもそこまで怪我してたこた無かったが……そうか。熊を殴れば怪我をするのか)
(いや、覚えたからって何になるんだっつー話なんだがな……)
(ちなみに、熊の肉はおっちゃんに捌いてもらった。流石に俺らにゃ無理だ)
(望月は熱心に解体の様子を見てたが……あいつ、もしやいずれ自分の手で捌く気か……?)
行動・行き先選択
1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.広場区画
5.埠頭
6.アルバイト
7.コミュ(人物も指定)
8.デュエル
9.自由安価
↓2
◆ 学校
遊一(一応、今日のところは学校は休みだが、それでも学校に来る奴らはいる)
(例えば、暇してる奴ら。学校で何してんのか分からねえが……友達に会いに行ってんのかね)
(あるいは、部活動してる奴ら……こっちはまあ、自然なことだな。別に不思議はねえ)
(他は図書館で勉強しに来た奴らとかかな。まあ、色々と……あるだろう)
1.図書館で調べもの
2.知り合いとコミュを取る
3.知らない相手から話しかけられる
4.ある人物から接触を受ける
5.自由安価
↓2
◆ 1~14の中で好きな数字を選んでください
↓1
遊一「………………」 ズズ…
遊一(……コーヒーでもなんでも、やっぱ飲みやすい方がいいわな……)
(苦すぎるのはやっぱ、俺にゃ合わねえな。つーか……やっぱ右手痛ェな)
(結局、左腕の方は包帯ぐるぐる巻きだしよ……ったく、やってらんねえ……)
(……ま、でも学校の自販機の方が飲み物安くて助かっ……)
??「……――――――――!」
遊一「?」
遊一(……何だアイツ。俺の方……左手? 見てンな。何だ?)
??「その封印――――まさか貴様も《究極神》をその腕に宿す聖痕の志士――――――」
遊一「」 ブッ
遊一「……は?」
??「フッ……だが未だ己の出自も何も知らぬと見える……ククク……実に愚か」
「むっ…奴からの連絡か。実に賑々しいことだ……この吾(われ)に連絡とは」 ピッ
「何の用だ? ふん、そんな些末事に関わっていられるものか。わた……われにも用がある」
「今はそちらのことだけ考えているがいい。ああ……ギガスギガスグスタフマックス……ククク……」
遊一「……………………」
遊一(――――――俺は、何も見なかった)
(あぁ――――――今日も空は青いな。悩みも全部抜けていくようだな……)
(奇人変人の類はよく知ってるし俺も変人の自覚はあるが、そうそうそんな輩にカラまれる訳が)
??「貴様、聖邪竜の導きによってこの場に招きよせられたか……?」
遊一「……………………」
??「…………」 シャッ、シャシャシャッ、シャキーン
「どうなのだ?」
遊一(すまん、誰か助けてくれ)
遊一「……俺っすか」
??「貴様以外に誰がいる? この場にな……ッ」
遊一「………………」
??「………………」
遊一「え?」
??「え?」
遊一「……いや……何、これ」
??「………………」 ピッ
「わた……われ……めんどい! ああ私だ! かの者は未だ覚醒には至らず――――」
「ええと……究極の魔法《氷魔界の紅蓮花(ニヴルヘイム・ゼロ)》が発動している……どういうことだ……!」
遊一「………………」
??「くっ……現状維持、か……今私にできることは……何も……無いというのか……」
「…………モンケッソクカゲキカゲムシャ」
遊一(………………鳥はいいなァ。自由に空が飛べてよ)
遊一「――――――」 スクッ
??「ん……?」
遊一「……オイ」 ゴゴゴゴゴゴ……
??「ひっ……?」 ビクッ
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨・・・・・・
遊一「――――何か、用事なら、はっきりと言えや」 ┣¨┣¨┣¨┣¨
「なあ――――――オイ。まず……話を、成立させてはくれねえか」
??「………………あ……新手のッ」
遊一「あァ?」
??「……ナンデモナイデス……」
遊一「……ンだオイ、コラ。だから何の用だって聞いてんだよ俺ァ」
??「……ええと……その、左腕の……包帯……ですね……」
遊一「あぁ」
??「カッコいいなぁー……って、思って……そのー……同じこと、考えてるのかなーって……」
遊一「同じことォ?」
??「」 シャキンッ
遊一「分かった、もういい」
遊一(だいたい……ああ、だいたい、分かった)
(よく見りゃ両目の色が違う。よく見なきゃ分からんが。そして俺の所見ではカラコンだ、ありゃ)
(部分部分に髪に色が入ってるが……何だ、エクステってヤツだろう。染めてる形跡がない)
(そして、無駄にゴテゴテとしたパンクな装飾品……実用性の欠片もねえ以上、まあ、完全にアクセサリーだ)
(その中でもひときわ目立ってるのが……俺と同じく、左手にした包帯)
(ただし、コイツのそれは経年劣化したみてぇにボロボロで、包帯の意味を為してないようにも見える)
(つまり――――――――――――)
遊一「いわゆる厨二病っつーヤツか……」
??「し、失敬な! 私は真実この腕に邪聖天竜の力を」
遊一「さっきと言ってること違ェんだよ馬鹿」
??「あぅぅ」
遊一「あのな、俺のコレは正真正銘ただのケガだ。動かしちゃマズいから固定してんだよ」
??「そ、そうか……」
遊一「コーヒー飲んでるのはカッコ付けてんじゃなく、眠気覚ましだ。色々あって疲れてんだよ」
??「……そう……か……」 ウルッ
遊一「……あー……そういう訳だから、な? まずよく考えてから判断しろ。な?」
??「……うん」 グスッ
遊一「名前は何だ?」
風乃「小倉風乃……」
遊一「今いくつだ?」
風乃「16で1年……」
遊一「……一年坊かよ。いや、そもそも中学生ですらねえのかよ」
風乃「な、何か問題があるのかぁ!」
遊一「……いや、な。突き抜けなきゃなんねえときも、世の中にはあると思うんだ。おう」
風乃「そ、そんな優しい目でこっちを見るな! キャラと違う!」
遊一「お前、俺が傷つく言葉意図的に吐いてねえ?」
風乃「何でそんなことしなきゃならないんだよぉ……」
遊一「ンな判断力もねえか。ったく……おい小倉よ」
風乃「な、な、何だ」
遊一「ジュースおごってやるから、今日の所は帰れ……な?」
風乃「厄介払いしてるようにしか見えないぃ――――!!」
遊一「実際厄介払いだっつーのテメェ面倒臭ェなこの馬鹿!」
遊一「とりあえず今日の所は帰って頭ァ冷やせ。話すなら、それからの方がいい」
風乃「殺されそうにしか感じられぬ……」
遊一「なぁ、俺そんなに怖いの? そろそろ態度改めた方が良いの?」
風乃「いや、子細無い……闇の力が漏れ出しているだけだ」
遊一「活火といいお前といいそうやって一気にテンション変えるのやめてくんねえ?」
風乃「く……くくく……不甲斐ない姿を見せたものだ……今日の所は退却しよう……」
遊一「まだそれ続けンのかよ……」
風乃「だがしかし、いずれ貴様も知るであろう、邪神の脅威がこの世に迫っていることに!」
遊一「………………」
風乃「あのちょっとその生暖かい目は止めて」
遊一「ちょっとだけ人に優しくなれるような気がすんだよな、今」
風乃「う、うぅ……ち、ちくしょぉぉぉ――――――!!」 ダダダダダ……
遊一「………………」
遊一「俺の周りはこんなんばっかか……」
◆ 「小倉風乃」が交友関係に追加されました
◆ 一日が終了しました
今回はこんなところでー
遊一の場合、自分から誰かに、という必要が無いためこんな感じになっちゃってます
変人が集まりまくるのもやむなしな面もあったりなかったり
あんまり関係は無いけど、外見から推測するにギラグさんが伏せてターンエンドしてたのはヒグマ
色々逸話があるけど人類が素手でどうにかできる域は完全に超えてるしやっぱりバリアンって人外
20時過ぎ予定ー
◆ 7日目 / 神威家
遊一「……………………」 ジー
亜鈴「……さっきから何、兄さん? 何かついてる?」
遊一「いや…………いや。何でもねェ」
亜鈴「……は……?」
遊一「……お前……服装のセンス……だなァ……」
亜鈴「文句があるならはっきり言ってくれない?」
遊一「いや、文句があるんじゃねえ。思う所があるっつーだけのことだ……」
亜鈴「それが『言いたいことがある』って言うんじゃないの」
遊一「……そういうことにしといた方がいいのかもなァ」
亜鈴「どういうこと?」
遊一「……お前、唐突に前世の云々かんぬんとか言い出さねえよな」
亜鈴「何それ?」
遊一「……お前の年頃なら、そういうことがあってもおかしくないんじゃねえか、ってよ……」
亜鈴「そういうことになる人とならない人がいると思うんだけど」
遊一「お前、そういうことに興味ねえの?」
亜鈴「無い。逆に聞くけど、兄さんはあったの?」
遊一「さァな。今でもそうかもしれねえ」
亜鈴「そういうのって、基本的に『特別感』に浸ってる人がやってるんじゃないの」
遊一「どうだかな……それだけでもねえ気もするが」
亜鈴「基本的にはそういう方向性じゃあないの?」
遊一「……基本的には、な。だが……ちと、考え方が変わって来てるような感じもあんだよ」
亜鈴「例えば?」
遊一「特別である……っていう以上に、カッコいいかどうか、って部分だな」
亜鈴「その『カッコいいもの』が同時に『特別なもの』だからこそ、それと同一視することで……って話じゃないの」
遊一「……あぁ……言われてみりゃその通りか」
亜鈴「何でいきなりこんな話を?」
遊一「昨日会ったヤツがな……」
亜鈴「ふぅん……」
行動・行き先選択
1.カードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.広場区画
5.埠頭
6.アルバイト
7.コミュ(人物も指定)
8.デュエル
9.自由安価
↓2
◆ カードショップ「ゴールデン・ハインド」
ウィーン
頼亜「いらっしゃいませ」
遊一「うっす」
頼亜「あら、また来たの」
遊一「まあ……たまには、ッス。行きつけの店、ってのも……無かったんで」
頼亜「そう。それで、どうするの?」
1.カードを購入する
2.知り合いと話す
3.交流の無い相手と話す
4.デュエルの相手を探す
5.自由安価
↓2
◆ 現在の交友関係に記されている人物は以下となります
・神威亜鈴
・活火山
・ユミカ:
・廼亜琉楽
・戌井白音
・九渧頼亜
・アドン・マルクス
・藍野直人
・八幡誉
・望月刹那
・迷宮有子
・小倉風乃
コミュを取る人物を選択してください
↓2
アドン「おい」
遊一「……えっ」
遊一(……また出会っちまった……筋肉モリモリマッチョメンの変なオッサン……)
(つーか出オチキャラじゃなかったのかよ……)
アドン「アイシャルリターン」
遊一「あ……はい……」
アドン「数日ぶりだな、ユーイチ」
遊一「……ええ、あの……どもっす」
アドン「しばらく見なかったが」
遊一「……あー……いや、カード買う用事が無くて」
アドン「そうか。俺も仕事があるからそれほど来店はしていないのだが」
遊一(じゃあ何で聞いたんだ……)
遊一「……こないだは世話になった」
アドン「あぁ、気にしなくていい。仕事だからな」
遊一「……それなら、それで構わねえが」
アドン「まだ痛むようなら今日のところは動かすな」
遊一「……まあ……医者の見立てなら、従うがよ」
アドン「喧嘩でもしたのか?」
遊一「……まあ、そんなところだ」
アドン「大した『喧嘩』だ」
遊一「……色々、あってな」
アドン「異様に雑菌が繁殖していた。野犬とでも喧嘩したのか?」
遊一「最近の医療っつーのはそんなところまで見るのかよ」
アドン「俺は見る。原因を確かにしたいからな」
遊一「………………」
アドン「それで、何をしていた」
遊一「熊と喧嘩した」
アドン「…………ほう」
アドン「面白い冗談だな」
遊一「ハッ……そうだな。一晩眠れず考えたくらいだ」
「オッサンこそ、素手で熊くらい屠れそうな見た目してんだがな」
アドン「異星人なら打倒したな」
遊一「……面白い冗談だな」
アドン「イノシシか何かかと思ったがな……醜い顔だった」
遊一「……そうかよ」
アドン「それで、実際はどうだ?」
遊一「想像に任せるさ」
アドン「そうか。もし事実なら……恐ろしい話だ」
遊一「アンタにも怖いものがあるんだな」
アドン「人間、恐れを忘れちゃ生きてもいけんよ」
遊一「俺からすればアンタの言ってることが事実ならその方が怖ェよ」
アドン「フッ……想像に任せるさ」
遊一「……アンタ、今までどんな経験して来たんだ」
アドン「色々だ」
遊一「……まあ……色々、っつーのは分かるが」
アドン「ユーイチはどうだ?」
遊一「……俺?」
アドン「今までの経験を聞かせてくれ。若いヤツらの話を聞きたい」
遊一「俺の話なんざ、ロクなもんでもねーぞ」
アドン「本当にそうかな?」
遊一「……主観的にも客観的にも、ロクなモンじゃねえさ」
アドン「人間、そこまで悪いことばかりでもないだろう」
遊一「……喧嘩、喧嘩の繰り返し。俺の主張を通すために殴って殴って、そんだけだ」
「こないだはまた別な理由で殴って殴ってっつーことになったが」
アドン「それに足るだけの主張が、理由があるだろう」
遊一「……別に、ねえさ。もう、理解してもらおうとも思わねえ」
アドン「そうか」
遊一「幼稚で、短絡的で、身勝手な理由だ」
アドン「それでも拳を振るうのか」
遊一「あぁ――――でなきゃ、俺が俺じゃなくなっちまう」
アドン「アイデンティティに関わる、と」
遊一「ちっぽけなもんだがな」
アドン「そうか」
遊一「………………」
アドン「だが、譲れないのだろう?」
遊一「当たり前だ。そのためなら死んだって構わねえ」
アドン「言ったものだな」
遊一「言わなきゃ示すこともできねえ」
アドン「馬鹿にしているわけじゃあないさ。何が何でも譲れないものが一つや二つ、あるものだ」
遊一「…………ふん」
アドン「俺にも娘が一人いる。可愛いものさ」
遊一「……そうか」
アドン「勿論、危険になんて近づけさせたくはない。お前もそういう相手がいるんじゃあないか?」
遊一「……あぁ……そうだな」
アドン「まあ、深くは詮索しないでおこう」
遊一「まあ……その方がいいかもな」
アドン「個人的には聞きたいところだが」
遊一「聞かなくても、今後の人生にゃ関わりねえさ」
アドン「そうやって卑下するものでもあるまい」
遊一「……所詮不良の人生だ」 スクッ
アドン「もう行くのか」
遊一「あぁ。じゃあな」
アドン「また会おう、ユーイチ」
遊一「次会うのがいつになるか分かりゃしねえがな」
◆ アドン・マルクスの好感度が上昇しました
コンマ1の位で判定
1,2,3 : 7
4,5,6 : 8
7,8,9 : 9
0, : 11
↓1
◆ 以下のように変動しました
アドン・マルクス:0→8
遊一(…………よくよく考えてみりゃ、俺ァ何であんな話してたんだろうな)
(カードゲームショップなんだがな……何でこうシリアスな話してんだか)
(もうちょっとマイルドな話にした方が良かったかもしれねえか)
行動・行き先選択
1.引き続きカードショップ「ゴールデン・ハインド」
2.スクラップ置き場
3.学校
4.広場区画
5.埠頭
6.アルバイト
7.コミュ(人物も指定)
8.デュエル
9.自由安価
↓2
◆ 「ゴールデン・ハインド」
遊一(…………そろそろ帰……あん?)
刹那「センパイじゃないですかー。何でカードショップに?」
遊一「……いや、お前……俺だってショップにくらい来るだろ」
刹那「いや、あのー……熊殺しの印象が強くてー」
遊一「……いや、そりゃまあ、そういう印象が強くなっちまうのは仕方ねえが」
刹那「グラッップラーとかじゃないんですかー?」
遊一「どっちかっつーとエンジニアかな……」
刹那「デュエリストでもなくですかー?」
遊一「……そっちも兼任だ」
刹那「ですかー」
刹那「そういうことならデュエルしませんかー?」
遊一「…………は?」
刹那「そういうことならデュエルしませんかー?」
遊一「いや、二度も聞かなくていい」
刹那「無理ですかー?」
遊一「……そういうことじゃねえ。いや、デュエルっつってもなぁ……」
「お前、デュエルすんの……?」
刹那「しますよー! 私を何だと思ってるんですかー!」
遊一「……食いしん坊万歳」
刹那「間違ってはないですけどー……」
遊一「肉の印象が強すぎてデュエルのイメージに結びつかねえんだよ」
刹那「では、それを結びつけるためにデュエルしましょー」
遊一「…………まあ……拒否するようなモンでもねえか」
刹那「じゃあ、よろしくお願いしますー」
遊一「ああ」
「「デュエル!」」
◆ 望月刹那とのデュエルが行われます。
刹那のステータスは以下のものとなります。
●名前:望月 刹那
デッキ:【儀式】 アイドルカードとしてハングリーバーガーを投入
【運命力】:6 【戦略】:2 【洞察力】:3 【精神力】:7+1 【構築】:3
特殊技能
「一極集中(肉)」……【精神力】に+1補正
◆基本値を設定します
【運命力】→d
【戦略】→s
【洞察力】→i
【精神力】→m
【構築】→b
トリップに上記の文字列を隠しました
左から順に1、2、3、4、5と設定します
1~5の数字を二つ選択してください
↓1
#2660mbsid61
→mbsid
選択:3,5
よって【戦略】及び【運命力】を使用します
遊一:【運命力】:4+1 【戦略】:3 【洞察力】:7 【精神力】:3+1 【構築】:3
刹那:【運命力】:6 【戦略】:2 【洞察力】:3 【精神力】:7+1 【構築】:3
優位合計は0のため基本値【20】をそのまま適用します。
◆ 基本値を【20】と設定、保証される最低値は【50】です。
【0時30分】まで、遊一が刹那に勝利する要素を書き込んでください。
雑談や相談等はご自由にどうぞ
刹那のデッキは以下
【儀式召喚】
ttp://yugioh-wiki.net/index.php?%A1%DA%B5%B7%BC%B0%BE%A4%B4%AD%A1%DB
遊一のデッキは
【竜星】及び【シャドール】、または「セフィラ」カードのページを参照してください
あ、やべ
バイト追加して7がコミュになったの忘れてた
どうしましょ。コミュに変更でも大丈夫ですけど
私の落ち度なのでデュエル終了後に少しコミュも含める方向で……
うっかり多くてすみません
そういうことですのですみません、デュエル行います
要素出しに関しても【1時】まで延ばします
【儀式召喚に対してアノマリリスがトチ狂ったレベルでブッ刺さる、シェキナーガもかなり刺さる 採用してるならエグリスタも刺さる】
【問答無用でシェキナーガやアノマリリス等のエルシャドールがブッ刺さる。儀式召喚にとってはアノマリリス程怖いカードも無いだろう】
→本来ネクロス対策として作られたのだろうアノマリリスの本領発揮。儀式は死ぬ(+10)
少々致命的過ぎるため数値を×2
【竜星のショウフクで毎ターン虹光蘇生の流れが出来るとかなり儀式には強い】
→虹光の効果自体は強力であり、墓地利用を封じることができる点でも強力。
レベル4であり、ショウフクから蘇生できることを考えてもこの流れができれば強いだろうが、
いかんせん虹光自体のステータスが低く汎用性もそれほど高くない。
全種類の「シャドール」融合モンスターを入れていればエクストラデッキの圧迫も厳しく、入っている可能性は低い(+5)
【儀式モンスターやそのサポートモンスターはステータス的にも中途半端なモンスターが多いので《竜星の極み》を出されると辛いかも…?】
→守備表示にすれば効果を抜けることはできる。が、やはり攻撃せねば勝てない。
《奈落との契約》で同様に儀式召喚可能な高攻撃力のカードで抜けることも可能で、
この一枚だけで戦況が変化するとは言いづらい(+5)
【儀式魔法を多用しない場合《封魔の呪印》で積むことも。シャドール魔法を一旦墓地へキープしておく事も出来る。】
→儀式魔法として使用されるのは実質のところ数種程度。特に、ファン的な要素として
《ハングリーバーガー》が投入されているなら、闇属性対応の《奈落との契約》がある可能性は高い。
そのために《封魔の呪印》で儀式召喚を封じることは十分にできるが、特定デッキのメタをメインに投入する可能性は低い(+5)
【儀式召喚はアドバンテージを稼ぎにくく、出すのが大変な割には見返りが少ない。
セフィラは専用サーチやシャドールフュージョンなどの存在からアドバンテージで優位に建てる】
→アドバンテージ差は取れれば取れるだけ勝率は上がる。(+10)
有力かつ相手にとって致命的な要素を二倍相当として扱います。
また、要素が一つ重複しているため全体に+5の補正を行います。
(10×2)+5+5+5+10+5=50
基本値【20】
今回の勝率は70%です
では遅くなりましたが今回はここまで
続きはすみませんが、明日用事があるので明後日になるかと
今回に関しては本来遊一側が完全に有利ですけど、
30%分に関しては融合系カードを引けないであるとかの状況を考えていただければ
結局長くなる&ナンザーンで間に合いませんでした
非力な私を許してくれ
明日、早めに始めます……
だいぶ長くなりましたがそろそろやります
950前後で次スレ立てる予定
刹那「あ、私先攻ですねー……ドローしたかったですけどー」
遊一(……俺もそうだが、つーことはコイツのデッキ、それ相応に手札使いの荒いデッキか)
(融合、ペンデュラム……手札コストを多用するカードが多かったり、コンボデッキの可能性も否定はできねえ)
(いずれにせよ、できることをやるだけだな)
刹那「じゃあ……《マスマティシャン》召喚ですー」
《マスマティシャン/Mathematician》
効果モンスター
星3/地属性/魔法使い族/攻1500/守 500
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキからレベル4以下のモンスター1体を墓地へ送る。
(2):このカードが戦闘で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。
刹那「これでデッキからレベル4以下のモンスターを墓地に送りますねー」
刹那:デッキ→墓地
《儀式魔人デモリッシャー》
遊一(――――儀式魔人。つーことは儀式デッキか!)
(【影霊衣】か? それとも【リチュア】――――後者は亜鈴とのデュエルで慣れちゃいるが)
(タイプが違えばその分傾向も違う。特に亜鈴の場合、デッキについては参考にもなりゃしねえ……)
刹那「それじゃあ、カード2枚セットしてターンエンドですー」 手札:2
遊一「……俺のターン」 手札:5→6
遊一(マスマティシャンの効果は墓地送りだけじゃねえ。戦闘破壊時のドローもそうだ)
(儀式魔人を墓地に送りつつ、儀式召喚のディスアドバンテージを軽減する……つもりなんだろうが)
(……だったら、ワンショットキルを狙うのが一番楽ではあるか)
遊一「俺はスケール1の《イェシャドール-セフィラナーガ》と――――」
「スケール7の《炎獣の影霊衣-セフィラエグザ》でペンデュラムスケールをセッティング」
《イェシャドール-セフィラナーガ》
ペンデュラム・効果モンスター
星2/闇属性/魔法使い族/攻 900/守 100
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「シャドール」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「イェシャドール-セフィラナーガ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚に成功した場合、またはこのカードが墓地へ送られた場合、
自分または相手のPゾーンのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。
この効果は自分のPゾーンに「セフィラ」カードが存在する場合に発動と処理ができる。
《炎獣の影霊衣-セフィラエグザ》
ペンデュラム・効果モンスター
星5/炎属性/ドラゴン族/攻2000/守1000
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「影霊衣」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「炎獣の影霊衣-セフィラエグザ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、「炎獣の影霊衣-セフィラエグザ」以外の
自分のモンスターゾーン・Pゾーンの、「影霊衣」カードまたは「セフィラ」カードが
戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
刹那「ネクロスですかー……」
遊一「……あ?」
刹那「いえ、あのー……ネクロスには制限改定で煮え湯を飲まされてましてー」
遊一「……あぁ」
遊一(《儀式の準備》と《マンジュ・ゴッド》と《センジュ・ゴッド》か……)
刹那「私の食事を邪魔する者と並んで絶対に許しません。絶対にだ」
遊一「口調まで変わるほどかよ」
刹那「それはもうー」
遊一「……お、おう……ともかく、これでレベル2から6の『セフィラ』が同時に召喚可能となる」
「ペンデュラム召喚だ。来い、《覚星輝士-セフィラビュート》!」
《覚星輝士(アステラナイト)-セフィラビュート》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/光属性/悪魔族/攻1900/守 0
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「テラナイト」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「覚星輝士-セフィラビュート」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・P召喚に成功した場合、このカード以外の自分のモンスターゾーン・Pゾーンの、
「テラナイト」カードまたは「セフィラ」カード1枚と、相手フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
遊一「セフィラビュートの効果発動。Pゾーンのセフィラエグザとそのセットカードを選択し、破壊する」
刹那「あー……じゃあ《スケープ・ゴート》チェーン発動でー」
《スケープ・ゴート/Scapegoat》
速攻魔法
このカードを発動するターン、自分は召喚・反転召喚・特殊召喚できない。
自分フィールド上に「羊トークン」(獣族・地・星1・攻/守0)4体を守備表示で特殊召喚する。
このトークンはアドバンス召喚のためにはリリースできない。
刹那:場
「羊トークン」×4
遊一:Pゾーン→EX
《炎獣の影霊衣-セフィラエグザ》
遊一(スケープ・ゴート……ただの防御札じゃあねえだろうな)
(レベル1のモンスターが必要……か。となると、狙いは恐らく《サクリファイス》)
(リリーサーは墓地にねえ。なら、猶予はあるな。シンクロや融合は、吸収のリスクを考えるとまだ使えねえ)
(それに加えて、手札に呼び込まれることを考えると……ダメージ狙いでマスマティシャンを倒すのも……か)
遊一「バトルだ。セフィラビュートで羊トークンに攻撃」
パキィィン……
刹那:場→消滅
「羊トークン」
遊一「カードをセットし、ターンエンドだ」 手札:2
刹那「じゃあ、ドローですー」 手札:2→3
「《奈落との契約》発動しますねー」
《奈落との契約/Contract with the Abyss》
儀式魔法
闇属性の儀式モンスターの降臨に使用する事ができる。
フィールドか手札から、儀式召喚する闇属性モンスターと同じレベルになるように
生け贄を捧げなければならない。
遊一(奈落との契約……来るか!)
刹那「羊トークン3体をリリースして墓地のデモリッシャーを除外してー」
遊一「レベル6だと!?」
刹那「《ハングリーバーガー》降臨ですー」
《ハングリーバーガー/Hungry Burger》
儀式モンスター
星6/闇属性/戦士族/攻2000/守1850
「ハンバーガーのレシピ」により降臨。
フィールドか手札から、レベル6以上になるようカードを生け贄に捧げなければならない。
遊一「……………………」
刹那「あれー?」
遊一「『あれー?』じゃねえよ」
刹那「でも対象に取れませんよー」
遊一「問題はそこじゃねえよ」
刹那「おいしそうじゃないですかー?」
遊一「だから問題はそこじゃねえっつってんだろ」
刹那「センパイのモンスターは骨ばってて食べられるところ少なそうですけどねー」
遊一「もう何も言わねェ」
刹那「じゃあバトルでー。ハングリーバーガーでセフィラビュートに攻撃しますー」
遊一「チッ……だが、ペンデュラムモンスターのセフィラビュートはエクストラデッキに行く」 LP:4000→3900
刹那「それじゃあ、今度はマスマティシャンでダイレクトアタックですー」
遊一「…………」 LP:3900→2400
刹那「あれ。動じてませんねー……」
遊一「ライフがゼロにならなきゃ同じだ」
刹那「ですかー。じゃあカードを1枚セットで、ターンエンドでー」 手札:0
遊一「俺のターン」 手札:2→3
「フィールド魔法を発動する。《セフィラの神託》!」
《セフィラの神託》
フィールド魔法
「セフィラの神託」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時にデッキから「セフィラ」モンスター1体を手札に加える。
(2):以下のモンスターを、「セフィラ」モンスターを使用して儀式召喚、または「セフィラ」モンスターを
素材として特殊召喚した時、自分はそれぞれの効果を1ターンに1度ずつ発動できる。
●儀式:フィールドのモンスター1体をデッキに戻す。
●融合:手札のモンスター1体を特殊召喚する。
●S:デッキのモンスター1体をデッキの一番上に置く。
●X:デッキから1枚ドローし、その後手札を1枚捨てる。
遊一「この効果で『セフィラ』モンスターを手札へ」
遊一:デッキ→手札
《オルシャドール-セフィラルーツ》
遊一「セット済みのセフィラナーガと、《オルシャドール-セフィラルーツ》でペンデュラムスケールをセッティング!」
《オルシャドール-セフィラルーツ》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/岩石族/攻 450/守1950
【Pスケール:青7/赤7】
(1):自分は「シャドール」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「オルシャドール-セフィラルーツ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚に成功した場合、またはこのカードが墓地へ送られた場合、
「オルシャドール-セフィラルーツ」以外の自分のPゾーンの「セフィラ」カード1枚を
対象として発動できる。そのカードを特殊召喚する。
遊一「これでレベル2から6の『セフィラ』、そして『シャドール』モンスターを同時に召喚可能だ」
刹那「あれ? セフィラだけじゃー」
遊一「ペンデュラム効果の制約が重複してなけりゃそうだがな、今は2体とも制約は『セフィラ』と『シャドール』だ」
遊一「ペンデュラム召喚だ。来い、《シャドール・ビースト》! セフィラビュート、セフィラエグザ――――」
刹那「あっ、《神の宣告》でー」 LP:4000→2000
遊一「な――――――」
《神の宣告/Solemn Judgment》
カウンター罠(制限カード)
(1):LPを半分払って以下の効果を発動できる。
●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
遊一:P召喚無効
《シャドール・ビースト》
《覚星輝士-セフィラビュート》
《炎獣の影霊衣-セフィラエグザ》
遊一「チッ……だが、シャドール・ビーストの効果は発動する!」
《シャドール・ビースト/Shaddoll Beast》
リバース・効果モンスター
星5/闇属性/魔法使い族/攻2200/守1700
「シャドール・ビースト」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合に発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。その後、手札を1枚捨てる。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。
刹那「あれ?」
遊一「『フィールドから墓地へ』送られることが条件になっているモンスターなら効果は発動できねえ」
「だが、基本的に『シャドール』モンスターの効果は『効果によって墓地へ送られた』ことが条件だ」
「《スクラップ・ドラゴン》のようなカードも、特殊召喚を無効にされても効果は発動できる」
刹那「はー……よくわかりません」
遊一「……………………」
遊一「ともかく、ペンデュラム召喚に失敗しちまった以上、全てのモンスターは墓地へ送られた」
「俺はモンスターをセットし、ターンエンドする」 手札:1
刹那「じゃあ、ドローですー」 手札:0→1
遊一(……互いに手札は1枚。ペンデュラムモンスターのリカバリ能力の関係上……)
(多少墓地送りにされても、《ペンデュラム・バック》のようなカードで復帰させさえすれば俺が優位に立てる)
(いや、儀式召喚自体がディスアドバンテージを負いやすいから、とも言えるか)
(多少、程度なら手札を稼がれたところで問題は無い……)
刹那「んー……じゃあバトルでー。ハングリーバーガーで裏守備モンスターを攻撃しますー」
ガブッ!
遊一「《シャドール・ファルコン》の効果発動だ」
《シャドール・ファルコン/Shaddoll Falco》
リバース・チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/魔法使い族/攻 600/守1400
「シャドール・ファルコン」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合、「シャドール・ファルコン」以外の自分の墓地の「シャドール」モンスター1体を
対象として発動できる。そのモンスターを裏側守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを墓地から裏側守備表示で特殊召喚する。
遊一「墓地の『シャドール』をセット状態で特殊召喚する!」
遊一:墓地→場
《シャドール・ビースト》
刹那「から揚げ……」
遊一「………………」
シャドール・ファルコン<ビクッ
刹那「あっ、シャドール・ビーストの守備力って1700ですねー……攻撃の意味ないですねー」
遊一「……あァ」
刹那「じゃあモンスターセットで、ターンエンドですー」 手札:0
遊一「……俺のターン!」 手札:1→2
「まずはシャドール・ビーストを反転召喚する」
遊一:裏守備表示→表側攻撃表示
《シャドール・ビースト》
遊一「ビーストの効果発動だ。カードを2枚ドローし、1枚を捨てる」
遊一:手札→墓地
《竜星因士-セフィラツバーン》
手札:2→4→3
遊一「次だ。《英霊獣使い-セフィラムピリカ》を召喚!」
《英霊獣使い-セフィラムピリカ》
ペンデュラム・効果モンスター
星3/風属性/サイキック族/攻1000/守1500
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「霊獣」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
自分は「英霊獣使い-セフィラムピリカ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚・P召喚に成功した時、「英霊獣使い-セフィラムピリカ」以外の自分の墓地の、
「霊獣」モンスターまたは「セフィラ」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
刹那「ペンギンも……から揚げですかねー……」
ラムペンタ<ビクッ
遊一「可食部少ねェぞ」
遊一「セフィラムピリカの効果発動だ。墓地のセフィラエグザを特殊召喚する!」
遊一:墓地→場
《炎獣の影霊衣-セフィラエグザ》
遊一「更に、《炎竜星-シュンゲイ》を召喚!」
《炎竜星-シュンゲイ/Suanni, Fire of the Yang Zing》
効果モンスター
星4/炎属性/幻竜族/攻1900/守 0
「炎竜星-シュンゲイ」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキから「炎竜星-シュンゲイ」以外の「竜星」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに発動できる。
自分フィールドの「竜星」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(3):このカードをS素材としたSモンスターは、攻撃力・守備力が500アップする。
遊一(セフィラエグザはこのターンの終了時に破壊される……だからと相討ちにする気はねえ)
(次のターンでペンデュラム召喚をすれば結果は同じだ!)
遊一「バトル! シャドール・ビーストでハングリーバーガーに攻撃!」
刹那「あーっ……」 LP:2000→1800
遊一(裏守備モンスター……先に潰すか)
刹那「おいしかったですかねー……ハングリーバーガー」
遊一「知るか。セフィラエグザで裏守備モンスターを攻撃する!」
刹那「あ……じゃあ《メタモルポット》の効果発動ですー」
遊一「……あ」
《メタモルポット/Morphing Jar》
効果モンスター(制限カード)
星2/地属性/岩石族/攻 700/守 600
リバース:お互いの手札を全て捨てる。
その後、お互いはそれぞれ自分のデッキからカードを5枚ドローする。
遊一(しまった……そりゃ入れてて間違いがあるわけじゃあねえ)
(儀式のディスアドバンテージを考えりゃむしろ自然だ。だが、そういうの以上に――――)
遊一:手札→墓地
《影依融合》
遊一(《影依融合》が墓地に送られたのが一番痛ェ……)
刹那「じゃあ、互いに5枚ずつドローしましょー」 手札:0→5
遊一「…………」 手札:0→5
遊一(まあ、いい。素材は潤沢っつーほどでもなかったんだしな……)
(本音を言やセフィラエグザと融合させてエグリスタにしときたかったが……)
(……どうにもしようがねえか)
遊一「仕切り直しで次だ。シュンゲイでマスマティシャンに攻撃!」
刹那「あー……ぅ。じゃあ1枚ドローですー……」 LP:1800→1400 手札:5→6
遊一「続いて、セフィラムピリカでダイレクトアタック!」
刹那「うあー」 LP:1400→400
遊一「チッ……まあ、俺の手札も増えたんだ。カードを2枚セットしてターンエンド」 手札:3
遊一:場→EX
《炎獣の影霊衣-セフィラエグザ》
刹那「じゃあドローですー」 手札:6→7
「まずは《儀式の準備》でー」
《儀式の準備/Preparation of Rites》
通常魔法(制限カード)
(1):デッキからレベル7以下の儀式モンスター1体を手札に加える。
その後、自分の墓地の儀式魔法カード1枚を選んで手札に加える事ができる。
遊一(ネクロスの犠牲者が……いや、問題はそこじゃなくだ)
刹那「《サクリファイス》を手札に、それから《奈落との契約》を墓地からサルベージですー」
刹那:デッキ→手札
《サクリファイス》
墓地→手札
《奈落との契約》
刹那「じゃあ……《ガガガマジシャン》召喚ですー」
《ガガガマジシャン/Gagaga Magician》
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1500/守1000
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に
1から8までの任意のレベルを宣言して発動できる。
エンドフェイズ時まで、このカードのレベルは宣言したレベルになる。
「ガガガマジシャン」は自分フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
このカードはシンクロ素材にできない。
遊一「あ……?」
刹那「ガガガマジシャンの効果で自身のレベルを1にしてー……」
「レベル変化したガガガマジシャンを《奈落との契約》でリリース。《サクリファイス》、降臨ですー」
《サクリファイス/Relinquished》
儀式・効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 0/守 0
「イリュージョンの儀式」により降臨。
1ターンに1度、相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択し、
装備カード扱いとしてこのカードに1体のみ装備する事ができる。
このカードの攻撃力・守備力は、このカードの効果で装備したモンスターのそれぞれの数値になる。
この効果でモンスターを装備している場合、自分が受けた戦闘ダメージと同じダメージを相手ライフに与える。
また、このカードが戦闘によって破壊される場合、代わりにこのカードの効果で装備したモンスターを破壊する。
遊一「来やがったか……」
刹那「じゃあ、サクリファイスの効果でシャドール・ビーストをもぐもぐでー」
遊一「チッ……」
遊一:場→《サクリファイス》:装備
《シャドール・ビースト》
《サクリファイス》
攻 0/守 0→攻2200/守1700
刹那「じゃあ次に《死者蘇生》発動ですー」
《死者蘇生/Monster Reborn》
通常魔法(制限カード)
(1):自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
遊一「ッ……」
刹那「蘇生するカードは《ハングリーバーガー》でー」
刹那:墓地→場
《ハングリーバーガー》
遊一(パワーカードで能力値の低さを補っていく、っつーとこか……)
(だが、死者蘇生で蘇生させるにゃいささか無駄な気もするが……)
刹那「じゃあ……バトル入りますねー。サクリファイスでセフィラムピリカに攻撃でー」
遊一「この宣言時、俺は《堕ち影の蠢き》を発動する!」
《堕ち影の蠢き/Sinister Shadow Games》
通常罠(制限カード)
(1):デッキから「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。
その後、自分フィールドの裏側守備表示の
「シャドール」モンスターを任意の数だけ選んで表側守備表示にできる。
遊一「墓地に送るのは《シャドール・ドラゴン》!」
《シャドール・ドラゴン/Shaddoll Dragon》
リバース・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1900/守 0
「シャドール・ドラゴン」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合、相手フィールドのカード1枚を
対象として発動できる。そのカードを持ち主の手札に戻す。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合、フィールドの
魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
遊一「装備カード扱いとなっているシャドール・ビーストを破壊する!」
刹那「じゃあその前に《神秘の中華なべ》を発動しますー」
遊一「……!」
《神秘の中華なべ/Mystik Wok》
速攻魔法
自分フィールド上のモンスター1体を生け贄に捧げる。
生け贄に捧げたモンスターの攻撃力か守備力を選択し、
その数値だけ自分のライフポイントを回復する。
刹那「サクリファイスをリリースしますー。これでライフ回復ですねー」
刹那:場→墓地
《サクリファイス》
LP:400→2600
遊一(そうか、中華なべの効果はフィールドに存在している時点での攻守を参照できる)
(その上、ビーストが破壊されたのはモンスターがフィールドから離れたことによる……ルール)
(これに関しちゃ効果じゃねえ。よって、俺はドローできねえ、か)
刹那「じゃあ、次にー……ハングリーバーガーでセフィラムピリカに攻撃ですー」
遊一「チッ……だったら俺は《竜星の具象化》を発動する!」
《竜星の具象化/Yang Zing Creation》
永続罠
(1):1ターンに1度、自分フィールドのモンスターが
戦闘・効果で破壊された場合にこの効果を発動できる。
デッキから「竜星」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分はSモンスター以外のモンスターをエクストラデッキから特殊召喚できない。
遊一「ッ……この戦闘でセフィラムピリカは破壊されるが!」 LP:2400→1400
遊一:場→EX
《英霊獣使い-セフィラムピリカ》
遊一「具象化の効果により、俺はデッキから《宝竜星-セフィラフウシ》を特殊召喚する!」
《宝竜星-セフィラフウシ》
ペンデュラム・効果モンスター
星3/地属性/幻竜族/攻1500/守 0
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「竜星」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「宝竜星-セフィラフウシ」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがP召喚またはデッキからの特殊召喚に成功した場合、「宝竜星-セフィラフウシ」以外の
自分フィールドの、「竜星」モンスターまたは「セフィラ」モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その表側表示モンスターをチューナーとして扱う。
この効果を発動したこのカードは、フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。
遊一「セフィラフウシがデッキから特殊召喚されたことにより、俺は場のシュンゲイをチューナーとする」
刹那「おー……じゃあ、これでバトル終了でー……カードを3枚セットしてターンエンドですー」 手札:0
遊一「……俺のターン」 手札:3→4
「俺は《シャドール・リザード》を召喚する」
《シャドール・リザード/Shaddoll Squamata》
リバース・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1800/守1000
「シャドール・リザード」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを破壊する。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「シャドール・リザード」以外の「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。
遊一「レベル4のシャドール・リザードにレベル4のシュンゲイをチューニング!」
「来い、《スクラップ・ドラゴン》!」
《スクラップ・ドラゴン/Scrap Dragon》
シンクロ・効果モンスター
星8/地属性/ドラゴン族/攻2800/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分及び相手フィールド上に存在するカードを
1枚ずつ選択して発動する事ができる。選択したカードを破壊する。
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
シンクロモンスター以外の自分の墓地に存在する
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。
遊一「シュンゲイの効果により、スクラップ・ドラゴンの攻守は500ポイントアップする」
《スクラップ・ドラゴン/Scrap Dragon》
攻2800/守2000→攻3300/守2500
遊一「スクラップ・ドラゴンの効果発動! 具象化と、お前の伏せカードを選択し、破壊する!」
刹那「あ、じゃあチェーン発動ですー。《ゴブリンのやりくり上手》でー」
《ゴブリンのやりくり上手/Good Goblin Housekeeping》
通常罠
自分の墓地に存在する「ゴブリンのやりくり上手」の枚数+1枚を
自分のデッキからドローし、自分の手札を1枚選択してデッキの一番下に戻す。
遊一(だがあのカード単体ならディスアドバンテージでしかない――――)
刹那「更にチェーンでやりくり上手2枚目、3枚目ー」
遊一「……は?」
刹那「最後に《非常食》で全部墓地送りですー」
《非常食/Emergency Provisions》
速攻魔法
このカード以外の自分フィールド上に存在する
魔法・罠カードを任意の枚数墓地へ送って発動する。
墓地へ送ったカード1枚につき、自分は1000ライフポイント回復する。
刹那:場→墓地
《ゴブリンのやりくり上手》×3
LP:2600→5600
遊一「……なん……だと……」
刹那「1枚目の効果で4枚ドローして1枚戻して、2枚目の効果で同じく、3枚目の効果でも同じくー」
「3枚ずつで合計9枚ドローですねー」 手札:0→9
遊一「……………………」
刹那「もうちょっとこうお肉の味がすれば良かったんですけどねー……」
遊一「技術が追い付かねえよ」
遊一「次だ、ペンデュラム召喚! 来い、セフィラムピリカ! セフィラエグザ!」
遊一:EX→場
《英霊獣使い-セフィラムピリカ》
《炎獣の影霊衣-セフィラエグザ》
遊一「更に、セフィラムピリカの効果で墓地のセフィラビュートを蘇生する!」
遊一:墓地→場
《覚星輝士-セフィラビュート》
刹那「おぉー……」
遊一(ハングリーバーガーの攻撃力は2000、スクラップ・ドラゴンの攻撃力は3300……)
(他の4体の攻撃力の合計は1000+2000+1900+1500で6400。アイツのライフは残り5600――――)
(行けるか、この状況なら!)
遊一「バトル! スクラップ・ドラゴンでハングリーバーガーに攻撃!」
刹那「うー……」 LP:5600→4300
遊一「終わりだ。セフィラムピリカでダイレクトアタック――――」
刹那「じゃあ《バトルフェーダー》の効果発動ですー」
《バトルフェーダー/Battle Fader》
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、その後バトルフェイズを終了する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
遊一「何ッ……」
刹那「これでバトルフェイズ終了ですねー」
遊一「……カードを1枚セットし、ターンエンド」 手札:2
刹那「じゃあドローしますー」 手札:8→9
「《魔界発現世行きデスガイド》召喚しますねー」
《魔界発現世行きデスガイド/Tour Guide From the Underworld》
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1000/守 600
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
手札・デッキから悪魔族・レベル3モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは効果が無効化され、S素材にできない。
刹那「効果で《儀式魔人リリーサー》を特殊召喚ですー」
《儀式魔人リリーサー/Djinn Releaser of Rituals》
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻1200/守2000
(1):儀式召喚を行う場合、その儀式召喚に必要なレベル分のモンスター1体として、
墓地のこのカードを除外できる。
(2):このカードを使用して儀式召喚したプレイヤーから見て相手は、
儀式召喚したそのモンスターがモンスターゾーンに表側表示で存在する限り、モンスターを特殊召喚できない。
遊一「チッ……」
刹那「じゃあ1枚目、《奈落との契約》を発動で、リリーサーとデスガイドリリースしますー」
「《ハングリーバーガー》、再度降臨ですー」
刹那:手札→場
《ハングリーバーガー》
刹那「次に《イリュージョンの儀式》ですー」
遊一「……!」
刹那「バトルフェーダーをリリースで《サクリファイス》を特殊召喚ですー」
刹那:手札→場
《サクリファイス》
遊一(これで、俺は特殊召喚できねえ、か)
刹那「じゃあついでに《リチュアル・ウェポン》発動ですー」
《リチュアル・ウェポン/Ritual Weapon》
装備魔法
レベル6以下の儀式モンスターのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力と守備力は1500ポイントアップする。
刹那「これでハングリーバーガーの攻守が1500アップですー」
《ハングリーバーガー》
攻2000/守1850→攻3500/守3350
刹那「それじゃあサクリファイスでスクラップ・ドラゴンをもぐもぐですー」
遊一「チッ……!」
遊一:場→《サクリファイス》:装備
《スクラップ・ドラゴン》
《サクリファイス》
攻 0/守 0→攻 2800/守 2000
刹那「バトルですー。ハングリーバーガーでセフィラムピリカに攻撃しますー」
遊一(特殊召喚はできねえ。俺の残りライフは1400――――)
(まあ、どちらでも……大丈夫、と言いたいところなんだがな。ライフがゼロになるっつー意味で)
刹那「これで勝ちですねー」
遊一「そう簡単にはやらせねえよ。《カオス・バースト》!」
《カオス・バースト/Chaos Burst》
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
自分フィールド上のモンスター1体を生け贄に捧げる事で、
その攻撃モンスター1体を破壊する。
その後、相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
刹那「うぇ?」
遊一「セフィラムピリカをリリースすることで、ハングリーバーガーを破壊!」
刹那:場→墓地
《ハングリーバーガー》
《リチュアル・ウェポン》
LP:4300→3300
遊一:場→EX
《英霊獣使い-セフィラムピリカ》
遊一「これで攻撃対象は存在しねえ」
刹那「おぉー……じゃあ、サクリファイスでセフィラフウシに攻撃しますねー」
遊一「ぐっ……!」 LP:1400→100
刹那「んー……じゃあ、1枚セットで、ターンエンドですー」 手札:1
遊一「俺のターン!」 手札:2→3
「リバースカードオープン、《ペンデュラム・バック》!」
《ペンデュラム・バック/Pendulum Back》
通常罠
(1):自分のPゾーンにカードが2枚存在する場合、
そのPスケールでP召喚可能なレベルを持つ、自分の墓地のモンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
遊一「ペンデュラムスケールは1と7。俺はレベル2から6のモンスターを手札に加える!」
「選択するのは《竜星因士-セフィラツバーン》、《シャドール・ビースト》!」
刹那「んー……」
遊一「セフィラツバーンを召喚する!」
《竜星因士(イーサテラナイト)-セフィラツバーン》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻 0/守2100
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「テラナイト」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
「竜星因士-セフィラツバーン」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・反転召喚・P召喚に成功した場合、
このカード以外の自分のモンスターゾーン・Pゾーンの、
「テラナイト」カードまたは「セフィラ」カード1枚と、
相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
遊一「セフィラツバーンの効果発動! フィールドのセフィラビュートとサクリファイスを選択し、破壊する!」
刹那「うー……」
遊一:場→EX
《覚星輝士-セフィラビュート》
場→墓地
《スクラップ・ドラゴン》
刹那:場→墓地
《サクリファイス》
遊一「――――ペンデュラム召喚! 来い、ビースト! セフィラムピリカ! セフィラビュート!」
遊一:手札→場
《シャドール・ファルコン》
EX→場
《英霊獣使い-セフィラムピリカ》
《覚星輝士-セフィラビュート》
刹那「う、ううん……それはさせられないですねー。《激流葬》!」
遊一「!」
遊一:場→EX
《竜星因士-セフィラツバーン》
《炎獣の影霊衣-セフィラエグザ》
《英霊獣使い-セフィラムピリカ》
《覚星輝士-セフィラビュート》
場→墓地
《シャドール・ビースト》
遊一「………………」
刹那「これなら流石に、ですかねー」
遊一「……いや、まだだ。シャドール・ビーストの効果を発動する」
「効果によって墓地に送られた場合、カードを1枚ドロー」 手札:3→4
遊一「……残る手札は、4枚か」
刹那「はぁ……ですかー」
遊一「……充分だ」
刹那「え?」
遊一「俺は《影依融合》を発動する!」
《影依融合(シャドール・フュージョン)/Shaddoll Fusion》
通常魔法
「影依融合」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在する場合、
自分のデッキのモンスターも融合素材とする事ができる。
刹那「二枚目ですかー……!」
遊一「手札の二枚のモンスター……《シャドール・ヘッジホッグ》と《光竜星-リフン》を融合!」
「来い、《エルシャドール・ネフィリム》!」
《エルシャドール・ネフィリム/El Shaddoll Construct》
融合・効果モンスター(制限カード)
星8/光属性/天使族/攻2800/守2500
「シャドール」モンスター+光属性モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「シャドール」カード1枚を墓地へ送る。
(2):このカードが特殊召喚されたモンスターと
戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。そのモンスターを破壊する。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
遊一「墓地へ送られたヘッジホッグの効果発動!」
《シャドール・ヘッジホッグ/Shaddoll Hedgehog》
リバース・効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻 800/守 200
「シャドール・ヘッジホッグ」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードがリバースした場合に発動できる。
デッキから「シャドール」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが効果で墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「シャドール・ヘッジホッグ」以外の「シャドール」モンスター1体を手札に加える。
遊一「デッキから『シャドール』モンスター1枚を手札に加える。《オルシャドール-セフィラルーツ》を手札に!」
遊一:デッキ→手札
《オルシャドール-セフィラルーツ》
遊一「――――バトル! ネフィリムでダイレクトアタック!」
刹那「うっ……とと、ま、まだ……」 LP:3300→2800
遊一「ああ、まだだ。《神の写し身との接触》発動ォ!」
刹那「え、えぇー!?」
《神の写し身との接触(エルシャドール・フュージョン)/El Shaddoll Fusion》
速攻魔法
「神の写し身との接触」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の手札・フィールドから、
「シャドール」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
遊一「セフィラルーツとネフィリムで融合! 来い、《エルシャドール・ミドラーシュ》!」
《エルシャドール・ミドラーシュ/El Shaddoll Winda》
融合・効果モンスター(制限カード)
星5/闇属性/魔法使い族/攻2200/守 800
「シャドール」モンスター+闇属性モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードは相手の効果では破壊されない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
その間はお互いに1ターンに1度しかモンスターを特殊召喚できない。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を
対象として発動できる。そのカードを手札に加える。
遊一「とどめだッ! ミドラージュでダイレクトアタック!」
刹那「せ……せめて食べ物でぇぇぇぇ――――――っ」 LP:500→0 ピ―――――――ッ
遊一「……無茶言うんじゃねえ」
勝率:70
トリップ→#meat78bad
指定数値→33
78+33=111(実数値:11)
◆ デュエルに勝利しました
◆ 経験値を「2」取得しました(現在:3)
◆ デュエルに勝利しましたのでボーナスが得られます。
以下のうちから一つを選択してください。
1.「交友関係」の好感度上昇(全体・効果小)
2.「交友関係」の好感度上昇(個人・効果中)
3.カード追加(デュエル中のカードプール増)
4.ランダム要素の成功確率上昇(ストック:現在2)
5.成長ポイントの取得(数値はランダムで1~5)
6.自由安価(「全て」など、バランスに関わる内容は不可)
↓2
◆ 全員の好感度を一律で上昇させます。
コンマ1の位で判定
1,2,3 : 3
4,5,6 : 4
7,8,9 : 5
0, : 7
↓1
◆ 以下のように変動しました
神威亜鈴:5
活火山:14
ユミカ:5
廼亜琉楽:5
戌井白音:5
九渧頼亜:5
アドン・マルクス:13
藍野直人:5
八幡誉:5
望月刹那:16
迷宮有子:5
小倉風乃:5
次スレ立ててきます
立てました
【遊戯王】主人公「海上都市の夢追い人」【安価・コンマ】
【遊戯王】主人公「海上都市の夢追い人」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425560484/)
こっちは埋めネタで使うつもりー
◆ 神威家 / AM 5:50
遊一「………………」 タンタンタンタン…
「……チッ、薄ィな」 ジャカジャカジャカジャカッ
「……醤油足すか……」 ジュウ……
母「お父さん、何で私じゃなくて息子が朝ごはんやお弁当作ってるのかしら」
父「慣れよう母さん。ぼかぁもう慣れたことにした」
遊一「…………あ、お袋。いい時間になったら亜鈴起こして来てくれ」
母「あ、はいはい」
父「……母さん?」
母「やることが無いのが悪いのよ」
遊一「………………」 ジャー……
◆ 神威家 / AM 7:45 / 亜鈴の部屋
バタン!
遊一「オイ亜鈴、テメェとっとと起きろ!」
亜鈴「………………ぅん」 モゾ
遊一「いっつもテメェ生返事で遅れちまそうになってんだろ、早く出ろ!」
亜鈴「…………」 ムクリ
遊一「朝飯置いてあっから適当にチンして食っとけ。先行くぞ」
亜鈴「待って」
遊一「あ?」
亜鈴「兄さん、普段こんな時間になんて行かないじゃない」
遊一「……オイ。何でお前時間分かってんだ」
亜鈴「そんなの些細なことでしょ。で、何で」
遊一「何でもクソもスクラップ置き場寄ってから行こうと思ってるだけだ」
亜鈴「いつも朝は行かないじゃない」
遊一「最近、短めのバイトやらなんやらで時間取れてねえんだよ。早く起きとけ」
亜鈴「ん。でも兄さん」
遊一「ンだよ」
亜鈴「お弁当箱が多いような気がするんだけれど」
遊一「くだらねえこと気にしてんなよ。先行くぞ」
亜鈴「あ」
バタン……
亜鈴「…………………………」
亜鈴(普段兄さんが持ち歩いてるお弁当箱は一つだけ。当然だけど)
(でも、今日は明らかに両手に一つずつ持ってた。はず)
(確かに色々と理由は思い浮かぶけど、普段あのお弁当の量で兄さんは満足してるらしいし)
(つまり、他の人に作ってあげてる? ……誰に?)
(確認してみる必要が――――――ある)
亜鈴「……………………」 バサッ
◆ 神威家 / リビング
亜鈴「今日学校休むから」
母「どう見ても体調悪い感じじゃないでしょ」
亜鈴「ちっ」
父「母さん今亜鈴が『ちっ』って」
◆ 亜鈴たちの中学校 / 屋上 / 昼休み
亜鈴「………………」 モヤモヤ
亜鈴(気になる気になると言い続けて結局お昼になってしまった)
(わざわざ高等部の方に言ってまで聞くわけにもいかないし)
(お父さんもお母さんも兄さんから話は聞いてないって言うし)
(…………やっぱり、彼女というアレ? いやでも、まさか兄さんが……)
??「あ、亜鈴ちゃーん……よ、良かった、ここにいた……」
亜鈴「……あ。真昼とヴィント」(※>>85及び>>109)
真昼「ひ、昼休みになったと思ったらもう出て行っちゃって……」
ヴィント「酷いなー亜鈴、あたしたち待ってたのに」
亜鈴「私は待ってない」
ヴィント「酷っ」
真昼「ま、まあまあ……亜鈴ちゃんも本気で言ってるわけじゃないと思うし……」
ヴィント「『思う』って」
真昼「だって本気なら口もきいてないと思うし……」
ヴィント「あ、まあそうだよねー。亜鈴ってお兄さんに似て口悪いし」
亜鈴「………………」
亜鈴「ナナは?」
真昼「佐々木さんは、お弁当忘れちゃったって……」
亜鈴「……帰ったわけね」
ヴィント「昼休み中に戻れるといいけどねー」
亜鈴「そう。まあ、いいけれど」
真昼「ところで、亜鈴ちゃん。お昼……一緒に食べて、いい?」
亜鈴「別に。構わないけれど」
ヴィント「やっぱその口調お兄さんっぽいよねー」
亜鈴「………………」
真昼「さっきから亜鈴ちゃん、遊一さんの話題が出ると黙るけど……」
ヴィント「普段ならもうちょっと喋るよね? どしたの?」
亜鈴「………………ちょっとね」
亜鈴(相談……してみる? 時期尚早かも……?)
(いや、思ったことはすぐに言っておくべきかな……有益な意見が出るか分からないし)
亜鈴「……兄さんがお弁当二つ持ってたの」
真昼「……?」
ヴィント「え、それが?」
亜鈴「多分、自分以外の誰かにあげるためにお弁当持ってたの。それが気になって」
真昼「お友達が持ってこられないとかじゃ……?」
亜鈴「兄さんに友達がいると思う?」
ヴィント「この妹酷い」
亜鈴「はっきり言って兄さんに友達がいるとは思えないわけ。あの性格だから、舎弟はいるかもしれないけれど」
真昼「ゆ、遊一さんもお友達、いると思うけど……前に見たし……」
亜鈴「幻覚よ」
真昼「そんな馬鹿な」
亜鈴「ともかく、兄さんにそんなまともな友達がいるわけがないの」
ヴィント「まあ、まともな……ううん、まとも……お兄さんに……うん……」
真昼「でも、頼まれたら持って行っちゃうんじゃないかな。遊一さん、面倒見が良さそうだから……」
亜鈴「問題はそこ」
真昼「え?」
亜鈴「じゃあ、誰に頼まれたの?」
真昼「え? ん、んん……」
ヴィント「エア友達?」
真昼「そ、そそそそそそんな、遊一さんに限ってまさかそんなあはははは」
亜鈴「そんなもの創ってる暇があるならまずスクラップ置き場に行くに決まってるじゃない」
ヴィント「それもそっか」
真昼「納得される遊一さんって……」
亜鈴「だから誰に頼まれたのかが問題になるわけ」
ヴィント「でもお兄さんのプライバシーの問題だと思うしさー……」
亜鈴「は? 兄さんにそんなものないに決まってるじゃない」
真昼「何で!?」
亜鈴「兄妹だからよ」
ヴィント「亜鈴って時々こういうこと言い出すから怖いんだけど」
亜鈴「何よ。問題あることでも言った?」
真昼「問題だよー……すっごい問題だよー……」
亜鈴「どの辺が」
真昼「禁断の道に踏み出しそうで怖い……」
亜鈴「禁断? 何ソレ」
ヴィント「てことは亜鈴。お兄さんが女の人にお弁当頼まれてー」
真昼「そ、その人が、遊一さんの彼女さん、だとか……?」
亜鈴「可能性があるってだけ。もしかすると、ね」
ヴィント「ありうるの? 友達いないって言ってたのに」
亜鈴「兄さんならありうる」
真昼「そ、それってどういうこと?」
亜鈴「さっきも言ってたでしょ。面倒見がいいって。そのくせしてぶっきらぼうで口が悪いの」
「その上いっつもスクラップ置き場にいる変人だし喧嘩で生傷も絶えない」
真昼「……う、うん」
亜鈴「でも困ってるような人を見たら、面倒見がいいからツンデレ的に助けちゃう」
ヴィント「あぁ……」
亜鈴「その後は普通に日常に戻っちゃうから、どうやっても良い人にはならないし『不良』のレッテル貼られたまま」
ヴィント「それだと誰も好かないんじゃ?」
亜鈴「ところがそうはいかない。他の殆ど全員から見たら兄さんはただの『不良』で、『変人』でしかないわけ」
「けれど、助けられた側からすれば……『実はこういう人』だっていうことを知っちゃうの」
真昼「ええっと……つまり……」
ヴィント「『私だけはこの人の良いところを知ってる』っていうこと?」
亜鈴「だから友達はいなくても兄さんのことを好くような人はいるわけ」
亜鈴「私が知らないだけで獅子身中の虫がどれだけいることか」
ヴィント「その表現はどうなのかなー……」
亜鈴「分かりやすい人も、中にはいるけどね」
真昼「だ、だ、誰だろうねー」
ヴィント(あっ)
亜鈴「獅子身中の虫でしょ」
真昼「でも、それならそれで何で遊一さんがお弁当を作って?」
亜鈴「そこが分からない」
ヴィント「だから、それこそ友達から頼まれたとかー」
亜鈴「兄さんに友達はいない」
真昼「何でそんなに頑ななの……」
ヴィント「でもさ、もしかしたらそもそも友達っていうより同類なら」
亜鈴「……同族嫌悪激しそうだけど」
ヴィント「でも変人っていう人たちって、基本邪険に扱われるのって特に気にしない気が……」
亜鈴「……………………」
◆ その後 / 神威家
亜鈴「兄さん、あのお弁当何」
遊一「後輩に頼まれただけだ。気にすんな」
亜鈴「そう。変な人?」
遊一「あ? あぁ……まあ、そういうことになるな」
亜鈴(……まだ兄さんが彼女を作るようなことは無さそうね)
とりあえず終わり
◆ 秘密結社
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
遊一「………………」
亜鈴「………………」
遊一「………………」
亜鈴「…………兄さん」
遊一「……聞くな」
亜鈴「……でも」
遊一「……頼むから、俺に訊くんじゃねェ……」
風乃「ボチライロヨンシュサバキコウカサバキサバキ……ククク……」 ゴゴゴゴゴゴ……
ローブ1「ダンホネダンホネダンホネ……」 ブツブツ
ローブ2「スタンマキモドシマイクライイッスカ……」 ブツブツ…
遊一(――――――何なんだ、この奇怪な集まりは……)
亜鈴(旧時代の魔術結社とかそういうの……?)
風乃「フ……フフ……フハハハハッ、よく来たな『竜聖痕』に導かれし者よ!」
遊一「…………」 フッ
風乃「その温かい目やめて」
遊一「……テメェ、妹まで呼びだして何の要件だ。これだけならとっとと帰るぞ」
風乃「フッ……そう言うな。私も自己紹介がまだだったと思ってな……」
亜鈴「この人兄さんの後輩じゃないの」
遊一「不本意ながらな」
風乃「……えっ」
亜鈴(あ、ちょっとショック受けてる)
風乃「……く、ククク! 口では如何様にも言えようがな……ククク……」
「改めて名乗るとしよう! 我が名は『契約者』ヴァニッシャー!」
遊一「小倉風乃っつって聞いたが」
風乃「……そ、それはアレ……えっと……仮名……じゃなくて。世を忍ぶ仮の名前!」
遊一「…………」
亜鈴「兄さん、この人私より年上のはずよね」
風乃「うぐっ」
遊一「世の中にはな、病気が完治しねェ奴もいんだよ」
亜鈴「そう……」
風乃「うぐぅ……」 グスッ
ローブ1「ほ、ほら、人間には個性がありますからねー! これも別に悪いことじゃないですよー!」
ローブ2「そうそう、どこかでストレスを発散させないとね!」
遊一(……こっちは割合マトモなのか)
風乃「……ふ、フハハハハー! ともかく、つ、次だ!」
遊一「まだあんのか」
亜鈴「よく立ち直ったね」
風乃「フッ……むしろ本題はここから! 我が結社の新入りを紹介しよう!」
遊一「いンのかよ、新入りが」
ユミカ「私だ」
遊一「」 ズゴッ
風乃「紹介しよう、精霊を司りし者ポゼッショナーだ」
ユミカ「ということらしい」
遊一「お前……しばらく見ねェと思ったら何してんだこんな所で……」
ユミカ「拾われたというか何というか」
亜鈴「また兄さん見ず知らずの変人に好んで関わって行って」
遊一「人聞きの悪いこと言ってんじゃねえ」
風乃「ふむ、旧知か?」
遊一「……迷子のコイツを警察に届けただけだ。テメェはどういう繋がりだ」
風乃「我が血族に罪と罰とを司る者がいるのだ」
ユミカ「カゼノの父親が警察だったんだ。それでな」
遊一「成程な」
風乃「もうちょっと話合わせてよぉー!」 ブンブン
亜鈴「……?」
ユミカ「……ふむ?」
遊一「おい、どうした」
亜鈴「ううん。ちょっとね」
ユミカ「ちょっと、だ」
遊一「……そういうことか」
風乃「……置いてけぼりはひどくな……こ、酷薄ではないか?」
遊一「諦めろ。俺らは蚊帳の外だ」
風乃「うぇぇぇぇぇぇぇぇん!!」
ローブ1「先輩。風乃ちゃんは孤独と人に構われないことに弱いので……」
遊一「お、おう……お前も後輩かよ……」
ローブ1「恐縮です……この件は内密に」
亜鈴「やっぱり兄さんって変な人を引き寄せる引力でも無い?」
ユミカ「否定はできんな」
風乃「変な人ってゆーなぁぁぁ!」 ビエエェェェ
遊一「お前もうボロ出し過ぎで何が何だかワケ分かんねえことになってんじゃねえか……」
ユミカ「ともかくユーイチ、そういう訳でしばらくカゼノの家に世話になっている」
遊一「……そうかよ」
亜鈴「大変そうね」
ユミカ「おかげさまでな」
風乃「……く、ククク……わ、我が傘下に属する幹部もこれで層が厚くなったということだ……」
遊一「お、おう……」
亜鈴「ところであなたのそれ、悪の組織なの? 正義の組織なの?」
風乃「……えっ」
遊一「オイ馬鹿お前」
風乃「こ……混沌を手に行動する秘密の結社……だ……」
亜鈴「最終目的は何なの? というか混沌って具体的に何?」
風乃「さ、最終目的は……うむ……ほら……混沌っていうのはカオスだ……うむ……」
亜鈴「自分で設定詰めるところまで至ってないってそれ致命的じゃない?」
風乃「うわああああああああああん!!」
遊一「………………」
ユミカ「あーあ……」
遊一「……悪ィ、名前知らんが……頼んだわ……」
ローブ1「あ、はーい」
遊一(無駄に手際が良いのはこんな風なことがしょっちゅうあるからっつーことかね……おう……)
とりあえず終わり
あと20かー
とりあえず現在の晴明だけ書いて終わりにしますか
◆ ピタゴラス / アポリア学園
ざわざわ……
晴明「……ふぅ」
晴明(……時間というものは早いもので、気付けばあの事件から2年が経過していた)
(遊聖さんは卒業して大学へ。英華さんや竜胆さんはそのまま就職。私たちも3年になった)
(ガブリエルの件に関しての混乱はそれほど大きくは波及していない)
(私たちが日常に戻るのにさしたる障害が無かったのが、その一番の証左だと思う)
晴明「………………」
ナクア「何たそがれてるのよ」
晴明「……あ、ナクアさん。どうしたんですか?」
ナクア「……宿題見せなさい」
晴明「……えー」
ナクア「えーじゃなくて」
晴明「……その。自分でやらないと」
ナクア「やる時間が無かったから言ってるのよ……! 昨日学会だったの知ってるでしょ!?」
晴明「……ですけども」
晴明「……まあ、ナクアさんにはあんまり意味ないみたい、ですけどね」
ナクア「そういうことよ、だから免除くらいしてくれって言ってるのにあの不良教師は……!」
晴明「……お、奥谷先生も何か考えがあるんですよ……」
ナクア「また何か適当にはぐらかすに決まってるでしょ」
晴明「……例外を作っちゃマズいってことで……」
ナクア「奏と北条昴は免除されたでしょ」
晴明「……あー……今日、公演でした、ね……」
ナクア「だのに私は昨日学会だったのに免除無し」
晴明「……と、当日と前日の違い……とか」
ナクア「…………」 じー
晴明「……わ、分かりましたから、そんな恨めし気な目で見るのは……ちょっと」
ナクア「事情を慮らないからじゃない」
只野「あ、二人とも」
晴明「……あ、只野君」
ナクア「何しに来たのよ。別のクラスの只野一人」
只野「い、一年の頃のこと引き摺られてもなあ……」
晴明「……結局、3年で男女で別れましたからね」
只野「それ自体は大したこと無いんだけどさ……あ、そうだ。二人とも、進路届は提出した?」
ナクア「何で違うクラスのあなたがそれ聞いてるのよ」
只野「奥谷先生から、『友達なら楽に聞けるだろ』って」
晴明「……聞かれれば、答えますけど……」
ナクア「どうせいつもの職務怠慢でしょ」
晴明「……あ、あはは……」
晴明(否定はできない……)
ナクア「大学進学よ。前から変わらないわ」
晴明「……私もそうですね。色々……やりたいことも、ありますから」
只野「ってことは、皆大学進学か……」
晴明「……只野君は、何を?」
只野「俺は高校出たら働こうかなって。でも、やっぱり厳しいかな……」
晴明「……何をしたいか、にもよりますけどね」
ナクア「デスクワーク志望なら大学出ておきなさいよ」
只野「だよね……やっぱり」
晴明「……何か、問題が?」
只野「うーん……皆、どこに進学予定なんだろうって」
晴明「……奏ちゃんは、音大らしいですよ」
ナクア「順当ね。北条昴は普通の公立大。私たちの行く場所と同じね」
只野「『たち』って……安倍さんとナクラさんも?」
晴明「……あ、はい。ですね。先輩……遊聖さんもいますから」
只野「うーん……じゃあ、狙ってみる……かなぁ……」
ナクア「友達が行くから、なんて理由で決めるなんて浅薄ね」
只野「いや、理由は……あるにはあるんだけどさ」
ナクア「……晴明?」 ボソッ
只野「…………ええっと」
晴明「……?」
ナクア「ライバルは多いわよ」
只野「……それ、どのくらい?」
ナクア「男女含めて両手の指で数えられるかどうか、かしら」
只野「そっか……男……男女!?」
ナクア「馬鹿、声が大きい!」
晴明「……あの……?」
只野「ご、ごめん。……どういうこと?」
ナクア「ま、色々あるのよ」
只野「そ、そっか……」
ナクア「それに、1年の後半から急に垢抜けたから」
只野「言われてみればそうだね……」
ナクア「でも、あなたがそれって……私、初耳なのだけれど」
只野「うん、まあ……言ったこと無いからね」
ナクア「いつからよ」
只野「分からないよ。ただ、2年以上もこう……一緒にいるとさ。自然と……って」
ナクア「……ふぅん。ま、いいけれど……」
只野「ええと、できれば黙ってくれると……」
ナクア「学食三日」
只野「……うぐっ……し、仕方がない」
ガラッ
朝比奈「そろそろ席についてー」
ナクア「ほら、ライバルが来た」
只野「……えっ」
ナクア「……ま、頑張んなさい。もっとも、どちらも邪魔してあげるけど」
只野「そんな殺生な……」
ナクア「私、晴明の親友だもの。よく外から見てあげなきゃ。でしょ」
只野「……臆面も無くそんなこと言うようになって俺はビックリだよ」
ナクア「本人の前で言えるわけないじゃない」
只野「仰る通りで」
晴明「……あの、二人とも?」
只野「あ、ご、ごめん! そろそろ俺、教室戻るよ!」
ナクア「ホラとっとと帰りなさいな」
晴明「……あ、ど、どうも……です。それじゃあ、また昼休みにでも」
只野「あ……ひ、昼休みに!」
ナクア「……問題は、晴明がそういう気持ちがあるかってところでしょうね」
晴明「はい?」
ナクア「何でもないわ」
晴明「はあ……」
ナクア「ねえ晴明」
晴明「……はい?」
ナクア「あなた、恋心とかあるの?」
晴明「……ありますよ?」
ナクア「……ファッ!?」
晴明「……あの、そういう気持ちが無いってことはそうそう無いと思うんですけど……」
ナクア「ああ、いや……ええ、まあ……そうね。それもそうなのだけれどね」
晴明「……?」
ナクア「……ああ、でも、あの時の事件で」
晴明「……うぅん、それとこれとはちょっと違うと思うんですけど」
ナクア「……でしょうね」
晴明「……愛とか、恋とか。そういうものを学んだっていう意味では、まあ……」
「……それまでもそういう気持ちが無いわけじゃなかったんですけど、そういう気持ちなのかー、って」
ナクア「ふぅん……それで、現在進行形で誰か好き、なような人とかいたりいなかったり」
晴明「……あの、言葉ちょっとおかしくなってますよ」
ナクア「コホン。……今、誰か好きな人とかいたりするの?」
晴明「……どうでしょうね」
ナクア「言うと思ったわ」
晴明「……でも、あえて一人挙げるとすれば……」
ナクア「!」
晴明「……ええと――――――――」
◆ 今のピタゴラス / 終わり
と、こんなところで埋めネタ終わり
残りはどうしましょうか。>>1000までキャラ募集とかしても大丈夫ですかね
ストックは結構に余ってるんですが、今後のストーリーで必要になりそうな邪神的な部分が不足してるので
名前:アイオーン
性別:男
年齢:不明
職業:鍵師
特徴:顔をすっぽりとローブで覆い隠しており、表情を窺い知る事はできない
デッキ:エクゾディア
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