しずか「キャーのび太さんのエ(172)
ここまで考えた
後は頼む
20xx年5月18日am2:13
真夜中の学校、そこに近づいていく数人の影。
そこはただの学校ではなく、既に廃校となっている廃墟である。
どんな思い出や、過去にたくさんの人がいた学校でも、廃校になってしまえば、もう使われないものとなる。
さらには、dqnと呼ばれる人種によって、窓を割られ、落書きされ、壁に穴をあけられ、一気にボロボロの怪しい空気をまとった建物となる。
そして、そんな建物を見た、周囲の人々によって、心霊スポット的な噂を流され、
さらに集まって来たdqnによって、荒らされていく。
今回その廃墟に入っていくのはまたdqnたちである。
dqn「へー、ここが有名な心霊スポットの○×小学校か」
ビッチ「キャーコワーイ
dqn2「中々いい雰囲気出してるじゃねーの?」
dqn3「へへっ、さっさといこうぜ」
そして彼らは校舎の中に入っていく。
dqn2「おい、dqn3がいねぇぞぉ?」
dqn「チッ、アイツビビって帰ったか?」
dqn2「後でシめようぜ?」
ビッチ「キャハハー」
dqn2はこの時dqn3が急にいなくなったことに違和感を感じていた、さっきまで確かに後ろの方に、dqn3の気配を感じていたからだ。
dqn2「(まあ、大方その辺に隠れて俺たちを脅かそうとか考えてんだろ?)」
そう自分を納得させ、前を歩くdqn1の懐中電灯の光を頼りに、暗闇を歩いていた。
しばらく歩いていると、急に前の方にあった光が消える。
dqn2「おいおい、電池切れかぁ?」
dqn1に声をかけるが返事がない、dqn3の時と同じだった。
さっきまであったdqn1とビッチの気配が消えていた。
dqn2「お、おい、おいおいおい、俺を脅かそうっていうのかよ!?」
dqn2は呼びかける、だが誰の返事もなく、静まりかえっている。
辺り一面は自分の手も見えないくらいに暗く、周りの景色が見えず、
呼びかけても何の返事も返ってこないという事実はdqn2の精神を削るのには十分だった。
dqn2「おい!!! 冗談はやめろよ!!!?」
dqn2が叫ぶと、突然dqn2に光があてられる。
dqn2「へへっ、そっちにいたのかよ、ビビらせやがって、まぶしいじゃねえか?」
dqn2は自分にあてられた光に向かって歩いていく、
・・・・・・、だがそこにいたのはdqn1ではなく・・・・・・
5月20日 am6:00
目覚ましの音で目を覚ます。
小学校の頃を思い出す、昔はこんな早くしかも目覚ましでなんか起きられなかったことを思い出し、
自分も昔とは違い少しは成長したのだな、思った。
???「おや、おはようのび太君、もう起きてたのかい?」
俺にそう声をかけてきたのは小学生のころ、
22世紀という未来からやってきた猫型ロボット「ドラえもん」である。
のび太「おはよう、別にいつもと同じ時間じゃねえか」
俺は押入れから出て来た青いからだが特徴的な彼に返事を返す。
俺の名前は野比のび太、親は無く、いまはこのドラえもんと一緒に暮らしている。
ドラえもん「さあ、さっさとご飯を食べて学校に行く準備をしなくちゃ」
ドラえもんがそういって布団を片付け始める。
言い忘れていたが、俺は今高校生だ、ここから電車に乗って20分くらいのとことにある高校に通っている。
とりあえず今日はここまで、出かけてくる
しすが「キャー!のび太さんのエターナル・フォース・ブリザード!」
…ヒュオォォ!…ピキーン!…
のび太「ぼくは死ぬ…」ピキピキ…
…パキーン!…ガラガラガラ…
先生「ティーチャーアポカリプスッ!!!!」
出木杉父「なんだと!?」
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