亜美「確かに」

真美「ねー」

「「あははははは！」」

ｶﾞﾁｬｯ

P「もどりましたー」

亜美「兄ちゃんだ！」

「「兄ちゃーん！！」」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

P「二人とも今日も元気だなぁ」


些細なことなど、どうでもいいものです

二日目

小鳥「今日の晩御飯どうしようかなー」ｶﾀｶﾀｶﾀ

『うわぁ！凄い量！見てください、大盛りですよ！大盛り！』

小鳥「うわぁ、大盛り海鮮丼…いいなぁ…春香ちゃん」ｶﾀｶﾀ

ｶﾁｬｯ

小鳥「あ、社長もうお時間ですか？」

社長「うむ、今日は出先からそのまま直帰するからよろしく頼むよ？」

小鳥「はい！分かりました」

社長「…ところで音無君、今の天海君の番組…見ていたかね？」

小鳥「はい、みてましたけど？」

社長「…今日の付き合いでは魚が美味しい店に行くことにするよ」

小鳥「あー！ズルイですよ！？」

社長「はっはっは！では行ってくるよー！」ｶﾞﾁｬｯ

小鳥「うぅ…私も今日はお刺身でも買って帰ろうかしら…？」ｼｸｼｸ

ｶﾞﾁｬｯ

律子「戻りましたー」

小鳥「あ、律子さん…」

律子「暗っ！？な、なにかあったんですか？」

小鳥「いえ、何でもないです…」

律子「そうですか？でも何かあったら相談してくださいね？」

小鳥「はい、そうします」ｼﾞｰｯ

律子「小鳥さんが居ないと事務仕事はまわらないんですし…」

小鳥「はい」ｼﾞｰｯ

律子「そ、それに事務所の仲間として心配なんですから…」

小鳥「はい」ｼﾞｰｯ

律子「とにかくですね！何かあｒ…」ｸﾄﾞｸﾄﾞ


小鳥「」ｼﾞｰｯ


今日は

エビフライにしよう

　　　　　　　　小鳥

三日目

響「あーかいあかーい♪」ｱﾐｱﾐ

響「あかい仮面のふんふふーん♪」ｱﾐｱﾐ

響「出来たぞー！あみぐるみ！」

P「ん？なんだ、また作ったのか？」

響「うん！事務所メンバーのあみぐるみシリーズだぞ！」

P「へー、中々上手だなぁ…これは」

響「亜美だぞ！」

P「うん、かわいく出来てるなぁ」

響「あみのあみぐるみ」

P「うん」

響「……」

P「……」

響「……」

P「……」

響「…まみぐるみもあるぞ」

P「うん」

響「…うん」

四日目

P「う～ん、眠れないなぁ」

P「羊を数えても駄目だしなぁ…」

P「そうだ、羊の代わりにウチのアイドルを数えてみるか…」

P「…真にしようかな」

P「真が一人…」

真『へへっ！これぐらいの柵なら簡単さ！』

柵『』

真『よっと！』ﾋﾟｮﾝ

P「真が二人…」

真2『よいしょ！』ﾋﾟｮｲﾝ

P「真が三人…」

真3『うりゃーっ！』ﾌﾞｫﾝ

柵『』ﾊﾞｷｨ

真3『とび蹴り一発！やーりぃ！』ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

P「真が四、五、六…」

真4『ボクが一番だぁ！』ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

真5『負けないぞ！！』ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

真6『うおりゃああああ！』ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

P「ま、真が七、八、九…」

『うぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！』






P「飛べよっ！？」ｶﾞﾊﾞｯ

ﾁｭﾝﾁｭﾝ


P「……朝か」

五日目

貴音「……」

貴音「……」

貴音「……」

貴音「……」

貴音「……」

貴音「……」

貴音「……」

貴音「……」

貴音「……」

貴音「……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

貴音「……」

貴音「……」

貴音「……」

貴音「……」

貴音「……」ﾋﾟｸｯ

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ


貴音「はいやっ！」ﾋﾟｯ

貴音「ふん！」ﾍﾞﾘｯ

貴音「！！！！！」ｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙ

貴音「もほひょふぃふぃへふ！！！」ｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙ

P「落ち着け」

六日目

ﾓﾄﾞﾘﾏｼﾀｰ

ｱｯ　ﾘﾂｺｻﾝ…

ｸﾗｯ!? ﾅ、ﾅﾆｶｱｯﾀﾝﾃﾞｽｶ?

ｲｴ、ﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾃﾞｽ

ｿｳﾃﾞｽｶ? ﾃﾞﾓﾅﾆｶｱｯﾀﾗ　ｿｳﾀﾞﾝｼﾃｸﾀﾞｻｲﾈ?

ﾊｲ、ｿｳｼﾏｽ

ｺﾄﾘｻﾝｶﾞｲﾅｲﾄ　ｼﾞﾑｼｺﾞﾄﾊﾏﾜﾗﾅｲﾝﾃﾞｽｼ…

ﾊｲ

ｿ、ｿﾚﾆｼﾞﾑｼｮﾉﾅｶﾏﾄｼﾃ　ｼﾝﾊﾟｲﾅﾝﾃﾞｽｶﾗ…

美希「のっ！」ｶﾞﾊﾞｯ





美希「……」

美希「いっぱい寝たの…」

七日目

ｶﾎﾟｰﾝ

千早「ふぅ…いいお湯ですね」

あずさ「そうねぇ…千早ちゃんと銭湯に来るのも久しぶりね」

千早「以前はよく来てましたよね」

あずさ「そうねぇ」ﾎﾞｲｰﾝ

千早「…くっ」

あずさ「そうだ千早ちゃん、潜水対決をしましょう？」

千早「な、何です突然？銭湯で潜るのはマナー違反では…」

あずさ「私達以外他に誰も居ないし、千早ちゃんの肺活量が見てみたいわ～」

千早「…一回だけですからね」

あずさ「うふふ、やった」

千早「じゃぁ、いきますよ？」

あずさ「はーい」

千早「せーのッ！」

ｻﾞﾌﾞﾝｯ


千早（遊びとはいえ、あずささんに言われた以上私の肺活量の見せ所！）

千早（歌で鍛えたこの肺活量…負けないわ！）

………
……
…

千早（そろそろ息が…あずささんもまだ潜っているのかしら？）

千早（私、水の中で目が開けられないからあずささんの状態が分からないわ…）

千早（駄目ッ…限界！）

千早「ぷぁっ！」ｻﾞﾊﾟｧ

千早「はぁ…はぁ…」

千早「あずささんは…まだ潜ってるのね…」

千早「くっ…」

千早「長い…いくらなんでも…」

千早「まさか…溺れてッ！？」




天海家

ｶﾎﾟｰﾝ

春香「うー、あったか～い」

春香「ふんふふ～ん、マーメイ♪」

ﾊﾙｶｰ　ｱﾝﾏﾘﾅｶﾞﾕｼﾁｬﾀﾞﾒﾖｰ

春香「はーい！」

春香「う～ん、名残惜しいけどそろそろあがろうかな」

ｻﾞﾊﾟｧ

あずさ「ぷはぁ！」

春香「うわっほい！？」

あずさ「あらあら？春香ちゃん？」

春香「な、な、な、なんであずささんがウチの湯船に！？」

ｶﾞﾗｯ

春香父「どうした！？大丈夫か春香！」

春香「お父さん！？」

あずさ「きゃっ！」ﾁｬﾌﾟﾝ

春香父「エンッ！」ﾌﾞｼｭｩｩｩｩｩｩｩ

春香「お父さぁぁぁぁぁん！？」

あずさ「あ、あらあらぁ？」

ｵｶｰｻｰﾝ!!　ｵﾄｳｻﾝｶﾞｰ!!

ﾅﾆ!?ﾄﾞｳｼﾀﾉ!?

ﾄﾞｳﾓｰ、ｵｼﾞｬﾏｼﾃﾏｽｰ

ｴ!?ｱ､ﾄﾞｳﾓ、ﾊﾙｶﾉﾊﾊﾃﾞｽ…


天海家は今日も平和であった


千早「プロデューサー！あずささんが湯船で素潜りが長くて行方不明なんです！？」

P『よし、落ち着け』

八日目

P「やっぱり一日の疲れは風呂で癒すのが一番だよなぁ」ｼｬｶｼｬｶｼｬｶ

ｻﾞｧｧｧｧ

P「さてさて、次は体だ」ｺﾞｼｺﾞｼｺﾞｼ

ｻﾞｧｧｧｧｧ

P「ふぅ、スッキリした」

P「後は湯船に浸かるだけ…」

P「……」





P「…頭洗ったっけ？」

P「頭は濡れてるけどいつも最初に濡らすからなぁ」

P「まぁ、念のため洗っとくかな」ｼｬｶｼｬｶ

P「あー」ｼｬｶｼｬｶ

P「さっきも洗ったわ、なんか思い出したわ」ｼｬｶｼｬｶ

ｱｽﾉﾃﾝｷﾃﾞｽ

P「……」ｼﾔｺｼｬｺｼｬｺ

ｶﾝﾄｳﾁﾎｳﾊ　ｷｮｳﾖﾘﾓｷｵﾝｶﾞﾋｸｸ

P「……」ｼｬｺｼｬｺ

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

P「ぷぇぃっ」ペッ

P「う～ん、床につく前にもうひと頑張りしようかな？」

P「ファイト俺！」

P「アイドルのためならエンヤコラ～♪」ｶﾀｶﾀ

数時間後

P「ふぁぁ‥っと、いつの間にかこんな時間か」

P「そろそろ寝ようかな…」

P「歯ぁ磨いて寝よう」ﾃｸﾃｸ

P「ん…？俺歯ぁ磨いたっけ？」

ﾆｭﾙｰ

P「磨いたような気もするんだよなぁ」

ﾊﾟｸｯ

P「あ、ひふぁいたわ」(あ、磨いたわ）



体は覚えてるって、胸を張って言えるのです

九日目

あずさ「おはようございます～」

P「おはようございます、あずささん」

あずさ「プロデューサさん、これ実家からプロデューサーさんにって送られてきたんですけど」

P「わっ！これかなりいい焼酎じゃないですか！」

あずさ「是非貰っちゃってください、日頃のお礼も兼ねてってことで」

P「本当ですか？じゃあ遠慮無く頂いちゃいますね、嬉しいなぁ」

あずさ「うふふ、喜んでもらえて嬉しいです、ところで社長さんはいらっしゃいますか？」

P「えぇ、社長室に居ますよ」

あずさ「実は社長さん用にも預かってるんです、ちょっと渡してきますね」ｽﾀｽﾀ

P「えぇ、きっと社長も喜びますよ」

P「……」ｶﾀｶﾀ

社長「あ、君」

P「社長？どうかされました？」

社長「いや、今日は双海君達は来ていたかな？」

P「いえ、今日はオフの予定ですが…」

社長「ん、そうだったか…」

P「何か用事でも？」

社長「いや、さっき社長室の扉が開いたんだが誰も居なくてね、てっきり双海君達のイタズラかと思ったんだが...」

P「……社長、今日あずささんに会いましたか？」

社長「三浦くん？いや、今日は会っていないが…」

ｶﾞﾁｬ

小鳥「おはようございまーす」

P「あ、音無さんおはようござ」

小鳥「下であずささんと一緒になったんですよ」

あずさ「あ、社長さん、ここにいらしたんですね～」

P「！？」

科学で説明できないことだって、まだまだ沢山あるんです

十日目

ウグイス嬢「本日始球式を努めますのは、菊地真さんです」

ﾜｧｧｧｧｧ

アナ「さぁ、場内からは歓声が上がっています」

解説「そりゃそうでしょうねぇ…」

アナ「本日の始球式を担当するのは大人気アイドルの菊地真さんです」

ｷｬｧｧｧ　ﾏｺﾘｰﾝ

アナ「いやぁ、すごい歓声ですねぇ」

解説「そりゃ大人気アイドルですからね、僕も大ファンですもん」

アナ「ハハハ、解説さんも虜になっているようです」

解説「真ちゃんは運動神経いいですからねぇ、ノーバウンドで投げるかもしれませんよ」

アナ「さぁ、今投球に入ります！」

ﾋﾞｼｭｯ

ｸｸｯ

ｽﾞﾊﾞｧｧﾝ

アナ「」

解説「」


シュート135km/h



アナ「」

解説「」



二物じゃなくて、三物ぐらいは欲しいのだ

十一日目

亜実「千早おねーちゃーん、ピザって十回言って！」

千早「え？急に一体…」

亜実「いーじゃん、いーじゃん！」

千早「えっと、ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」

亜実「じゃあココは？」

千早「ピジ」

亜実「あははははははは！！ピジだって！ピジ！」ｹﾞﾗｹﾞﾗｹﾞﾗｹﾞﾗ

千早「くっ…」


ｱﾊﾊﾊﾊﾊﾊ


P(妙なことやってんな…)ｶﾀｶﾀ

真美「兄ちゃーん」ﾄﾃﾃﾃ

P「ん、どうした？」

真美「あのね、ピザって…」

P(やっぱり姉妹だな、考えることが同じだ)ﾌﾌﾌ







真美「100回言って！」

P「ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザp

十二日目

にひひっ！にひひっ！

小鳥「あっ！それこの間言っていた伊織ちゃんのボイスストラップですか？」

P「えぇ、さっきサンプルが届いたんで試していました」

小鳥「わぁ、私にも押させてくださいよ！」

にひひっ！にひひっ！

小鳥「いいなぁ、私も欲しいかも」

にひひっ！にひひっ！

P「ちょっ、小鳥さん押しすぎ...」


にひひっ！にひひひひひひひひひひひひひひひひひ



小鳥・P「「うわああああああああああああああああああ！！！」」

十三日目

P「う～ん、眠れないなぁ」

P「羊を数えても駄目だしなぁ…」

P「そうだ、羊の代わりにウチのアイドルを数えてみるか…」

P「…美希にしようかな」

P「美希が一人…」

美希「……」zzz

美希「……」zzz

美希「……」zzz

美希「……」zzz

美希「……」zzz

美希「……もう食べられないの」zzzz

ﾁｭﾝﾁｭﾝ

P「……」

P「……」




P「！」ｶﾞﾊﾞｯ

P「やべぇ遅刻だ！！」

十四日目

ｶﾗﾝｶﾗﾝ

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ


響「ふぅー、お賽銭箱の辺りは凄い人混みだったぞ…」

P「まぁ、まだ正月だからなぁ」

響「初参りだと凄い人だぞ…ま、自分は春香たちと一度行ってるんだけどね」

P「なんだか、付き合わせちゃって悪かったな」

響「うん？別にいーぞ？どうせ暇だったしなー」

P「ところで響は何をお祈りしたんだ？」

響「えっ？」

響(今年もみんなと楽しく過ごせるようにってお祈りしたけど、なんだかからかわれそうだぞ…)

響「そ、そういうプロデューサーは何をお祈りしたんだ？」

P「今年も響達が健康で楽しくアイドルを出来るようにってお願いしたよ」

響「あ…」




なんだかちょっとだけ、あたたかくなった



終