ハンバーガー店 店内
やよい「うぅ…」
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P「で、でも、ここに運んでくるまでに入った可能性もあるし…」
やよい「うぅ…しっかり密閉されてました」
P「で、でも、店員さんも焦って見落としたのかもしれないし…」
やよい「うぅ…お客さんは全然並んでなかったです」
P「で、でも、作った人にも悪気があったわけじゃないし…」
やよい「待ってる時、厨房の人がこっち見ながらずっとニヤニヤしてました。私、ほんとに怖かった」
P「…」
やよい「…」
P「許せん!」ギリッ
やよい「……フフッ」ニタァー
女「イラッシャイマセー!」
P「オイ、どうなってるんだ」ドンッ
女「は、はい、どうされましたか?」
P「この店じゃ、客にこんなものが入ったハンバーガーを食わすのか?」スッ
ゴミムシ「」ピクピク
女「アワワワワ!今すぐ店長に代わりますので、少々お待ちください」タッタッタッ
P「やよい、本当に怖かったな」
やよい「はいっ。…プロデューサーって頼りになるし、お兄ちゃんみたいですね」
P「えっ///」カァー
サササッ
店長「真に申し訳ありませんでした」
P「まったくどういう衛生管理をしてるんですか。この店は!」
店長「どうかこの件は秘密にしていただけませんか。もしバレたら私どもの店は…」
P「そんなことより先に言うことがあるんじゃないんですか。やよいは……、ウチのアイドルは心に深い傷を負ったんですよ!」
店長「ハイッ!それはもう…。ですから、お代は頂かなくて結構です。それと…」
やよい「…」ジー
店長「これが全国のチェーン店で使える商品券1万円分です」サッ
やよい「…」ジー
P「…やよい。どうする?」
やよい「もう、この店の食べ物はもう食べたくないかな―って」
P「…と言ってますよ」
店長「あの、しかし、それでは…」
やよい「うーおなかが急に…アイタタタタ」
P「やよい、大丈夫か!」ガバッ
やよい「さっきのハンバーガーちょっと食べちゃったからかも…」
P「ちょっと!払うなら、さっさとしてもらえませんか。早く病院に連れて行かなきゃ」
店長「すみませんっ!すみませんでした!現金で払いますから」アセアセ
つ1万円
P「やよい。これでいいか」
やよい「うぅ…もう…早く帰りたい…」
P「そうだな。早く帰ろうな」
店長「…」ドキドキ
P「やよいが許すって言ってるんで、帰ります」サササッ ウィーン
店長「…」
女「…」
ハンバーガー店 店の外
ウィーン サッサッサッ
P「はぁー。ひどい目に遭ったな」
やよい「はいっ!」ケロッ
P「ん?やよい、お腹の方はもう大丈夫なのか?」
やよい「あ、なんか気のせいだったみたいです」
P「そうか!それは良かったな」
やよい「プロデュ…お兄ちゃんのおかげです!」
P「…よせよ。恥ずかしいじゃないか。もう絶対この店には来ないことにしような!」
やよい「うっうー♪」
P「やよいは天使だなぁ」
ハンバーガー店 店内
店長「…」
女「帰りましたね」
店長「…そうだな」
女「これで今月は5件目ですね」
店長「…そうなるな」
女「便乗犯ってやつですね」
店長「…便乗犯ってやつだな」
数日後
千早「えぇ?高槻さんの牛丼に金属片が?」
やよいは天使。
やよいは正義。
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