モバP「よーし、安価で持ち物検査するぞ。」 (105)
モバP「最近俺の私物がなくなって、違う匂いがこびりついて返ってくる事態が頻発している!人の物を盗むなんて言語道断だ。」
ちひろ「このまま放置したら現金とかまで盗まれる事態に発展しかねないですからね。」
モバP「カバンの中の物とポケットの中の物を見せてもらう!」
ちひろ「最初は誰にしましょうか?」
モバP「そうですねぇ・・・」
安価、下3レス目。人名。
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モバP「拓海、まずはお前からだ。」
拓海「な、なんだよ!疑ってんのか?!」
モバP「ヤンキーだからな。非行の第一歩は窃盗だ。やましいことが無いなら見せるんだ。」
拓海「んだよ・・・ほら、見たけりゃ見ろよ!なんも入ってねえからよ!」バサバサ・・・
モバP「どれどれ・・・ん?こ、これは!!」
安価下2レス目。
入っていたもの。
拓海「アイマスクと耳栓だろ?何か問題あるのかよ?」
モバP「拓海、お前まさか・・・」
拓海「な、なんだよ!」
モバP「視覚も聴覚も奪われてから責めて欲しいのか・・・!」
拓海「ばっ・・・んなわけねぇだろ!!!あんた頭おかしくなったんじゃのねえのか!?」
モバP「たくみんは・・・ドMっと・・・よし、ドMたくみんはもう行っていいぞ。」
拓海「ドMじゃねえ!睡眠用だかんな!」
モバP「さて、次は誰にしよっかなー♪」
安価下3レス目。人名
モバP「まさかとは思うが、こずえ!」
こずえ「こずえのおにもつ・・・みるのぉー・・・?」
モバP「ああ、こずえが危なくないようにな。男の体液がついたティッシュとか入ってると困るからな。」
こずえ「うん・・・いいよぉ・・・」バサバサ・・・
モバP「可愛いリュックサックだな。着替えと、携帯と・・・こ、こいつは!!」
こずえ「・・・??」
安価下2レス目。
入っていたもの。
ちひろ「……」ニタアッ
すいません。安価ずれたんで次はちひろにします。
こずえ「しっぷと・・・おくすりだよ・・・」
モバP「でもこずえにはまだそこまでの必需品じゃないだろ?」
こずえ「ままがねぇ・・・おともだちがけがしたら・・・つかってあげなさいって・・・」
モバP「こ、こずえ・・・」
こずえ「ふわぁ・・・なぁにぃ・・?」
モバP「なんて優しい子なんだ!こずえ、大好きだああ!」ガシッ!!
ちひろ「モバPさん、犯罪になりますよ?」
モバP「うるさい!次はちひろさん、あなたの持ち物検査します!」
ちひろ「な、なんで私が持ち物検査されなきゃいけないんですか!検査料金を払ってもらいますよ!」
モバP「あなた事務員。ずっと事務所いる。俺とアイドル。外出て働く。あなた事務所で一人になる。」
ちひろ「くっ・・・いきなり片言で・・・。いいですよ、見せてやりましょう!何も出てこなかったら焼肉奢りですからね!」
モバP「いいですよ、その代わり変なものが出てきたら奢ってもらいますからね!」
ちひろ「(叙々苑のメニュー食いつくしてやる!)」バサバサ!!
モバP「化粧ポーチ、フリスク、手帳・・・はっ!これは!?」
安価下2レス目、入っていたもの。
モバP「おかしいですねぇ・・・あなたは千川ちひろさんなのに、どうして他人名義の免許証、保険証、パスポートがこんなにあるんでしょうか?」
ちひろ「そ、それは・・・無くすと困るから私に預かってくれって!!」
モバP「免許証預けたら運転できないし、保険証無かったら医療費全額だし、パスポート無かったら海外行けませんよね?人に預けるなんて普通考えられないなぁ。」
ちひろ「ちっ、バレちまったなら仕方ねぇ。忘れろ。」プシュー!!
モバP「な、何を・・・うっ・・・眠くなる・・・。」ガクッ・・・・
ちひろ「世の中には知らない方がいいこともあるんですよ?」
モバP「こずえを抱きしめてからの記憶がないんですけど・・・まあいいか。次は誰にしよっかなー♪」
安価下3レス目。人名
モバP「奏、次は奏の持ち物検査するぞ。」
奏「あら、特にやましいことはないからいいんだけどね。」
モバP「奏はませてるからな。18禁の物を持ってないか確認だ。」
奏「あんまり先入観でものを言って欲しくないな、特にモバPさんには。」
モバP「念のためだ。ほら、見せてくれ。」
奏「ちょっとくらい大人っぽくてもうるさく言わないでよ?」ドサッ・・・
モバP「おぉ、グロスがこんなに・・・。あれ?奏、これは何かな?」
安価下3レス目。入っていたもの。
R18どころかR81的な物だった
奏「あ、それは・・・!」
モバP「なんだこれ?墓石の種類やら財産相続における遺言状の書き方?」
奏「あの、それは私のお爺ちゃんのために・・・」
モバP「そうだったのか。お爺ちゃん、具合悪いのか?」
奏「まだ元気なんだけど、いつ倒れるか分からないから先に決めておきたいって。それで私も一緒に・・・」
モバP「奏って意外と家族想いなんだな。見直したよ。」
奏「ふふっ、ありがとう。(本当はモバPさんと一緒に入るお墓を探してたんだけど・・・)」
モバP「奏はふれあい番組に売り込んでもいいかもな。よし、次は誰かな?」
安価下3レス目。人名。
モバP「次は巴だな。巴も不良化しつつあるので厳しく見るからな!」
巴「なんでウチが不良なんじゃ?広島じゃあ皆こんな話し方じゃ。」
モバP「変なものが出てきたら広島のお父さんに報告しちゃうからな。」
巴「親父に?まあ、変なものなんてないわ。見たらいいじゃろ?」ドサッ・・・
モバP「村上家の代紋、村上家のバッチ・・・あれ、お嬢、これはなんですか?」
安価下3レス目。入っていたもの。
モバP「これは・・・おはじきじゃあないですか?」
巴「(まずい、文太から預かったチャカ返しとらんかった!このままおはじきで押し通すしかないのぉ)そ、そうじゃ!広島の子供らは皆それをはじいて遊ぶんじゃ!」
モバP「えぇっ?!子供の頃から使ってんの?!」
巴「大人がおはじきなんてやらんじゃろ?」
モバP「そうなのか・・・俺の思い込みだったんだな。あ、じゃあ巴はこれでおはじきしたことあるんだな??」
巴「当然じゃ、5人相手でもウチには敵わんぞ?」
モバP「(早苗さんと社長に相談しよう)巴はもう行っていいぞ。」
巴「モバPも機会があればおはじきやってみたらどうじゃ?」
モバP「巴・・・守ってやれなくてごめんね。さあ、気を取り直して次いくか。」
安価下3レス目。人名
モバP「次は芳乃だな。」
芳乃「わたくしの持ち物を調べるのでしてー?」
モバP「ああ、芳乃も体が小さいから荷物に変なもの入れられたりしたら可愛そうだしな。」
芳乃「そなたー、わたくしをやや子扱いしてまして?」
モバP「俺からしたらアイドルの皆は子供と同じくらい大切だな。」
芳乃「分かったのでしてー、これがわたくしの持ち物でしてー。」バサバサ・・・
モバP「お守り、髪飾り・・・芳乃、これは何かな?」
安価下3レス目。入っていたもの。
芳乃「そなたー、それは呪いの人形でしてー。」
モバP「呪いの人形?髪の毛が埋まった藁人形だろ?五寸釘も入ってる・・・」
芳乃「憎きものを消したいとき、その者の髪の毛を藁人形に編み込み、釘を打つのでしてー。」
モバP「へぇー・・・ってことは芳乃は今誰か憎い奴がいるんだな?」
芳乃「わたくしはそなたを慕っておりましてー。そなたを苦しめる者は排するべきと思いましてー。」
モバP「誰のことかは聞かないでおくからな・・・?」
芳乃「はいー。守銭奴は果てるべきでしてー。」
モバP「あの髪の毛ってやっぱり・・・まあ次いくか。」
安価下3レス目。人名
モバP「次はあやめだな。忍者は色んな武器を隠しているんだろ?」
あやめ「武器と言うよりは・・・便利グッズでしょうか。爪切りとか・・・。」
モバP「爪切りって・・・あやめが包丁を改造したクナイとか手裏剣とか、自作した鎖鎌とか持ってないか確認だ!」
あやめ「モバP殿!あやめはそんな忍者ではありません!見てください!」ドサッ・・・!
モバP「額当て、頭巾、網タイツ・・・あやめ、これはなんでござるか?」
安価下3レス目。入っていたもの。
あやめ「あ、それはあやめのバイブルです!」
モバP「ニンジャスレイヤー・・・?あやめはこういうのよりも忍たまとかハットリ君とかの方が似合ってるけどな・・・」
あやめ「ええー、でも血腥い方が忍者っぽくていいじゃないですか?」
モバP「あやめは可愛いくの一が似合ってるよ。」
あやめ「むむむ・・・まあモバP殿が言うなら可愛いくの一を目指します!」
モバP「重くて腰悪くするから全巻持ち歩くのはやめろよ?」
モバP「さて、次は誰にしよっかなー。」
安価下3レス目。人名。
そろそろ終わりにしようかと思います。
モバP「次は仁奈だな。変なもの入ってないか?」
仁奈「あたりめーですよ!」
モバP「染みの付いた着ぐるみなんて入ってないか?」
仁奈「最近は食べ物こぼしてねーですよ?ちゃんと毎日洗ってるからキレイでごぜーます。」
モバP「お菓子いっぱい入ってるんじゃないか?」
仁奈「そんなことはねーです!見やがれですよ!」ドサッ・・・
モバP「着ぐるみ、じゃがりこ、チョコレート・・・あれ、これは?!」
安価下3レス目。入っていたもの。
モバP「これは・・・獅子舞?!」
仁奈「明日は元旦だから獅子舞さんをかぶってお祝いするですよ。」
モバP「仁奈は着ぐるみじゃなくてもいいんだな・・・羊の着ぐるみとかは着ないのか?」
仁奈「羊さんはもう使い古されたネタでやがります。新しいネタを出さなきゃちひろおねーささんにカード作ってもらえねーですよ・・・」
モバP「仁奈も仁奈なりに考えてるんだな・・・。」
仁奈「獅子舞さんを被ったらモバPの頭を噛んでやるですよ!」
モバP「さて、最後は誰の持ち物検査をしよっかなー♪」
ラストです。
安価下3レス目。人名。
モバP「最後は幸子か。疲れるな・・・」
幸子「ボクのどこが疲れるって言うんですか?!可愛くて聞き分けよくてお上品でなんですよ!」
モバP「はいはい、じゃあ幸子は持ち物検査なんて余裕だよな?」
幸子「フフン♪勿論ですよ♪ボクの持ち物に変なものが入ってるなんてあり得ませんから!」
モバP「よし、じゃあなんか変なもの入ってたらしばく。」
幸子「ふ、フフン♪何も出てこなかったらボクの買い物に付き合ってもらいますからね!」
モバP「おう、いいよ。」
幸子「後悔しても遅いですからね!」ドサッ・・・
モバP「プリクラ、学校のノート・・・さっちゃん、これなーんだ?」
安価下3レス目。入っていたもの。
友達(清書屋)
幸子「なかなか授業に出られないボクのためにクラスの皆がノートを貸してくれるんですよ!」
モバP「おお、いいクラスメイトじゃないか。」
幸子「フフン♪ボクはクラスの皆からも人気ですからね♪当然ですよ、当然!」
モバP「あれ、メモ書きが挟まってる。」
幸子「あ、本当ですね。」
モバP「どれどれ・・・『幸子はウチらの書いたノート丸写しで評定一緒って、不平等じゃない?もうノート貸すのやめない?あいつ調子乗りすぎでしょ?』・・・幸子ェ・・・」
幸子「ふ、フフン!そ、そんなのはきっと・・・ふざけて書いただけですよ!ぐすっ・・・本当なら・・・ノートに挟んであるわけ・・・ひっく・・・ないじゃないですか!」
モバP「泣くなよ、確かに変なもの入ってなかったから買い物付き合ってやるから。」
幸子「ひっく・・・と、当然ですよ!ボクの大勝利なんですから!ふええぇーーん!」
モバP「さて、持ち物検査終わりだな。うちのアイドルは皆健全で問題なし!(白目)」
おわり。
滑り込みで今年最後のSS書けました。
お付きあい下さった方、ありがとうございました。
よいお年を、そして来年もキチガイ安価SSに参加してください。
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