ちひろ「プロデューサーは忙しい」 (29)

【モバマスSS】です

短いです

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 プロデューサーは忙しい。

モバP「……」

ちひろ「……」

モバP「……」

ちひろ「ふぅ、なんとか一息つけそうですね」

モバP「すいません。こっちはまだまだかかりそうです」

ちひろ「お手伝いしましょうか?」

モバP「いやあ、ありがたいですけれど、これ自分じゃないとわからない内容なんで」


ちひろ「……あー、スケジュールや他との折衝関係ですか。確かに」
ちひろ「お手伝いしても、プロデューサーの確認がいりますから二度手間になるだけですね」

モバP「そういうわけですが、気持ちだけでも嬉しいですよ」

ちひろ「じゃあせめて、お茶でも煎れましょうか。珈琲の方がいいですか?」

モバP「ミルクと砂糖ありありで」

ちひろ「この前、菜々さんが持ってきてくれた珍しい珈琲がありますから」

モバP「ウサミン星名産の珈琲か……」

ちひろ「はい、どうぞ」

モバP「ありがとうございます」


ちひろ「……」

モバP「……」

ちひろ「……」

モバP「……あ……」

ちひろ「?」

モバP「しまった……忘れてた……」

ちひろ「どうしたんですか?」

モバP「あ、いや、家賃の振込を忘れてて、今日までなんですよ」


ちひろ「自動引き落としにしてなかったんですか?」

モバP「引き落とし用の口座を今月から替えてたのを忘れてて」

ちひろ「振込だけなら、代わりに行ってきましょうか?」

モバP「それはありがたいですけれど、いいんですか?」

ちひろ「ええ、私のほうの仕事は一段落付いてますから」

モバP「すいません、お願いします」

ちひろ「それじゃあ、行ってきますね」

モバP「ほんと、すいません」

 プロデューサーは忙しい。


 プロデューサーは忙しい。

ちひろ「……」

モバP「……」

ちひろ「……」

モバP「……あ……」

ちひろ「?」

モバP「……忘れてた……」

ちひろ「どうしたんですか?」

モバP「あ、いや、コインランドリーに行くつもりで洗濯物紙袋に詰めてきたんですけれど、忘れてて」


ちひろ「家に洗濯機ないんですか?」

モバP「夜遅くの洗濯は近所迷惑じゃないですか」

ちひろ「あのー、代わりに今、行ってきましょうか?」

モバP「それはありがたいですけれど、いいんですか?」

ちひろ「ええ、私のほうの仕事は一段落付いてますから」

モバP「すいません、お願いします」

ちひろ「それじゃあ、行ってきますね」

モバP「ほんと、すいません」

 プロデューサーは忙しい。


 プロデューサーは忙しい。

ちひろ「……」

モバP「……」

ちひろ「……」

モバP「……あーーー……」

ちひろ「?」

モバP「……腹減った……」

ちひろ「どうしたんですか?」

モバP「昼飯食べ損ねちゃって……」


ちひろ「食べてないんですか?」

モバP「電話連絡とかしてたらつい」

ちひろ「おにぎりくらいで良かったら、ささっと握ってきましょうか?」

モバP「それはありがたいですけれど、いいんですか?」

ちひろ「ええ、私のほうの仕事は一段落付いてますから」

モバP「すいません、お願いします」

ちひろ「それじゃあ、行ってきますね」

モバP「ほんと、すいません」

 プロデューサーは忙しい。



 プロデューサーは忙しい。

ちひろ「……」

モバP「……」

ちひろ「……」

モバP「……あーーー……」

ちひろ「?」

モバP「……うーーー……」

ちひろ「どうしたんですか?」

モバP「あ、いや、ちょっと……」

ちひろ「もしかして、トイレ我慢してます?」


モバP「今、手が離せなくて」

ちひろ「代わりに行ってきましょうか?」

モバP「それはありがたいですけれど、いいんですか?」

ちひろ「ええ、私のほうの仕事は一段落付いてますから」

モバP「すいません、お願いします」

ちひろ「それじゃあ、行ってきますね」

モバP「ほんと、すいません」

モバP「……」

モバP「……。あれ?」

 プロデューサーは忙しい。



 プロデューサーは忙しい。

ちひろ「……」

モバP「……」

ちひろ「……」

モバP「……あーーー……」

ちひろ「?」

モバP「……腹減った……」

ちひろ「どうしたんですか?」

モバP「昼飯食べられないなって……」

ちひろ「食べられないんですか?」


モバP「電話連絡待ちなんですよ。いつかかってくるかわからなくて」

ちひろ「代わりに食べてきましょうか?」

モバP「それはありがたいですけれど、いいんですか?」

ちひろ「ええ、私のほうの仕事は一段落付いてますから」

モバP「すいません、お願いします」

ちひろ「それじゃあ、行ってきますね」

モバP「ほんと、すいません」

モバP「……」

モバP「……。あれ?」

 プロデューサーは忙しい。


 プロデューサーは忙しい。

ちひろ「……」

モバP「……」

ちひろ「……」

モバP「……」

凛「ただいま」

モバP「おう、おかえり」

凛「あ、あのさ」

モバP「すまん、凛。今ちょっと手が離せなくて」


凛「あ、う、うん。仕方ないよね」

ちひろ「……」

凛「あの、私、着替えてくるから」

モバP「……」

ちひろ「……」

モバP「……うーーー……」

ちひろ「どうしたんですか?」

モバP「あ、いや、ちょっと……」


ちひろ「凛ちゃんが可哀想ですか?」

モバP「可哀想というか申し訳ないというか……」

ちひろ「代わりに慰めておきますよ」

モバP「それはありがたいですけれど、いいんですか?」

ちひろ「ええ、私のほうの仕事は一段落付いてますから」

モバP「すいません、お願いします」

ちひろ「それじゃあ、行ってきますね」

モバP「ほんと、すいません」

 プロデューサーは忙しい。




 プロデューサーは忙しい。

ちひろ「……」

モバP「……」

ちひろ「……」

まゆ「Pさん、ただいま戻りましたぁ」

モバP「おう、あ、すまん。今ちょっと忙しくて」

まゆ「はぁい、向こうで待ってますねぇ」

モバP「……」


ちひろ「……」

モバP「……あー、こりゃかなり待たせるな」

ちひろ「代わりにまゆちゃんのお相手しましょうか?」

モバP「それはありがたいですけれど、いいんですか?」

ちひろ「ええ、私のほうの仕事は一段落付いてますから」

モバP「すいません、お願いします」

ちひろ「それじゃあ、行ってきますね」

モバP「ほんと、すいません」

 プロデューサーは忙しい。

  

   



   

 
    



モバP「……あー、やっと終わった」
モバP「最近ずっとあいつらの相手もしてないなぁ」
モバP「ちひろさんに任せっぱなしで……」
モバP「よし、今日はきちんと話を」
モバP「お、ちょうど来たか」
モバP「おーい、まゆ、凛」

凛「ちひろお姉さま……」

まゆ「ちひろお姉さまぁ……」

ちひろ「はいはい、ちょっと待っててくださいねぇ」

モバP「……」

モバP「……。あれ?」

 プロデューサーは忙しい。

以上お粗末様でした


前からコピペSSの真似をしてみたかったけれど、自分ではこれが限界だった

後悔はしていない

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