馬鹿「なぜなのか」
僕「あなたはいつもそうだ、すぐ笑う、ウザいくらいに…」
馬鹿「フッ…そうかもな……さて、そろそろ時間だ」
僕「待てよ…僕は……何も出来ないのか？してやれないのか…」
僕「僕は…足手纏いになるためにあんたについてきたんじゃない！」
馬鹿「……隼人、お前はまだ若い…何もこんな戦いについてこなくてもいいんだ」
隼人「でも………でもよ！………俺は……………」
馬鹿「お前は昔から…勇敢だったな……許せ隼人」
隼人「グッ！？………意識……が………...…………さ……………」

【……荒れ果てた荒野に二つの影があった、空は荒れ狂い、雷雲が呻いている…
　　　しかし、彼等は動じない、彼等は今…然るべき宿命と対峙しているのだから……】

馬鹿「地獄の底から帰ったぞ……！あの時、断ち切れなかった因縁を絶ちにッ！」
黒い衣を纏った男「フハハハッならばまた落としてやろう、地獄の淵へ…さぁ滅びるのはどちらだろうな？」

？？「どうしたら…この結果を招かずに済んだのだろうか？……」
？？「…いや、きっと答えなぞ無いのだろう…人はいずれ死ぬように…この結果も必然だったのだ…」

後は任した