男子A「」
男子B「」
男子C「」
茜「ん?どうしたの?かわいい茜ちゃんの魅力について語るんでしょ?早く早く!茜ちゃん、忙しいアイドルだから時間がないんだよ?」
男子ABC(うぜぇ……)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417536552
――男子トイレにて
男子A「ということで、さっきの話の続きをしよう」
男子B「流石に野々原もここまでは来れまい」
男子C「というか来たら来たで問題だけどな」
男子A「野々原ってかわいいよな」
男子B「かわいいか?ただウザいだけじゃないか?」
男子C「はぁ、分かってないなお前は」
男子B「えっ?」
支援だよ
男子C「お前野々原の外見はどう思うよ」
男子B「外見?まぁ…ぶっちゃけかわいいし好みだけどさ」
男子C「かわいいだろ?そんなかわいい子が『私かわいい♡』なんて言ったらどうだ?」
男子B「ただただウザい」
男子AC「「そこがいいんだよ」」
男子B「急に声を合わせるなよ」
男子A「いきなりだけど野々原って小さいだろ?」
男子B「確かにそうだな。クラスでも背の順にしたら結構前のほうだろ?」
男子C「150cmだな」
男子B「え、そんな小さいの!?」
男子A「そんな小さい子がさ、『ほらほら見て!私見て!かわいいでしょ!』とか必死にアピールしてるのいいと思わないか?確かにウザいけどついつい見ちゃわないか?」
男子B「なるほど、目立ちたがり屋なのは身長が低いからなのか…」
男子AC「「そんなことはない」」
男子B「違うのかよ!」
男子C「実のところは本当に『かわいいから見て!』って思ってるんだろうな。キャラ作ってる感じしないし」
男子B「あれが素なのか…」
男子A「まあ実際茜ちゃんかわいいからちかたないね」
男子B「うーん、小さいのは確かにかわいいと思うけど…それだけじゃね?」
男子C「まだ野々原の魅力が分からないか。それじゃあこの動画を見てもらおう」
男子B「どれどれ?」
茜『はいいらっしゃっせー!お水お持ちしましたー!ご注文は茜ちゃんオムライスでいいですね!』
伊織『ちょっと茜!教室でスケートするのやめなさいよ、危ないじゃない!』
茜『大丈夫だよいおりん!茜ちゃんのテクニックならクラッシュなんて絶対ないから安心して!』
エレナ『アカネは本当にスケートが上手だネ。ワタシも一緒にやりたくなってきたヨー♪』
男子B「なんかちょこまかしててかわいい…はっ!」
男子C「体が小さいことを活かしてこういう速い動きができたり、逆に大きな動きが目立ったりして見てて面白いんだよ野々原は」
男子B「なるほどね。見てて面白いってのは伝わった」
男子B「ただなんだこの衣装。水着にエプロン?」
男子C「それは俺にも分からん」
>>9
水瀬伊織(15) Vo
http://i.imgur.com/tSdyoAQ.jpg
http://i.imgur.com/sBEBsfc.jpg
島原エレナ(17) Da
http://i.imgur.com/W2cu1X7.jpg
http://i.imgur.com/OHihSpB.jpg
男子A「野々原見てると元気が出ると言うか、悩んでても見てるとなんかどうでもよくなるんだよな」
男子B「元気が出る、か。確かに暗い気持ちには絶対ならないな」
男子C「全国の茜ちゃんファンは茜ちゃんのおかげでいつも元気です」
男子A「あと野々原の畳み掛けるような話し方は癖になってる」
男子B「ああ、あれすごいよな。よくあんなウザいことを速く言えるよな」
男子C「やはり天才…」
眠いのでここまで。続きは昼くらいに書けたらいいですね
男子A「しかも野々原は絶対他のアイドルを貶すことないんだぜ」
男子B「え、自分が一番かわいいって言ってるのに?」
男子C「いや、野々原は自分がかわいいと思ってるぞ。ただ、他のアイドルも全員かわいいけど、中でも自分がかわいいって言ってるだけで」
男子B「うわー…それはそれですごい自信家だな」
男子A「実際俺は茜ちゃんが一番可愛いと思ってるからね、仕方ないね」
男子C「あとはそうだな…猫っぽいのがかわいい」
男子B「猫?」
男子A「あー、分かる。気分とノリで全部決めてそう」
男子C「茜ちゃんを元にしたマスコットキャラクター通称『あかねこ』は茜ちゃんファンだけじゃなく幅広い世代に大人気だぞ」
男子B「へー、どんなやつなんだ?」
男子A「これ。俺がスマホつけてるストラップ」
男子B「……めっちゃ楽しそうな顔してるな」
男子B「そういえば野々原の曲聴いたことないんだけど、どんな感じなんだ?」
男子C「……(無言で音楽プレイヤーを取り出す)」
男子B「あ、聴けってことですね」
男子B「二曲とも随分と明るい曲だな。ってか笑っちまうわ」
男子A「歌詞も面白いだろ?」
男子B「ウザいって歌詞がある曲ってどうなんだよ…」
男子C「そこはほら…茜ちゃんだし」
男子A「そろそろ教室に戻るか。女子は外で体育だしもう更衣室行ってるだろ」
男子C「そうだな」
――教室
男子B「そういえばさっき身長の話あったけどさ。あれはどうなのさ」
男子A「あれって?」
男子B「スリーサイズだよスリーサイズ」
男子A「うわー…引くわー…」
男子C「上から80、58、79だな。そこまで大きくない」
男子B「なんだ、大きくないのか…」
男子C「まあ、外見れば分かるだろ」
男子A「…あれって茜ちゃんか?体育始まるのまだ先だよな」
男子B「張り切ってんなー。確か女子はソフトボールだっけか。グローブとボール用意して一人で壁に向けて投げてるよ」
男子A「…揺れないな」
男子B「全然揺れないな」
男子C「でも楽しそうだな」
男子A「ああ、すごいはしゃいでるな」
男子B「でも揺れないな」
男子A「お前なぁ…」
男子C「考えてみろ。あんなちょこまか動くアイドルに胸があったりしたら…」
男子B「……いてぇ…」
男子C「そう、茜ちゃんに胸なんていらないんだ。茜ちゃんは今でも完璧だし72も必要ない」
男子A「まあスレンダーって考えればいいんだよ」
男子B「スレンダーか。確かにすらっとしてるよな茜ちゃん」
男子C「また茜ちゃんの魅力を見つけてしまったか…」
男子A「あ、茜ちゃんがこっち気付いた」
男子B「飛び跳ねながら手振ってるな」
男子C「あ、足元にボールが」
男子B「あ、踏んで転んだ」
男子A「すぐ起き上がってまた飛び跳ね始めた」
男子B「…面白いな。しかもなんかかわいく見えてきた。これがウザかわか」
男子A「よし、君も茜ちゃんファンになろう」
男子B「興味はあるけどまだファンになるかは分からないな。全然茜ちゃんについて知らないし」
男子C「なるほど、なら俺の家で茜ちゃんが出てる円盤全部あるからそれ見せて引き込むか」
男子A「え、お前茜ちゃんが出てる円盤って、それほとんど765シアター関連全部じゃん」
男子B「…あまりのウザさに洗脳されそうだな…まぁ、見るけど」
おわり
読んでいただきありがとうございました。茜ちゃんについて考えすぎて頭痛くなったから無理やり切り上げたわけじゃないです、多分。
あと今日何の日ですかね。なんか超ウザかわいいアイドルの誕生日らしいですが、とりあえずおめでとう!
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