【艦これ】??「私ハ誰ダ?」 (394)

一部安価があります。
鬱系ではありませんが安価によっては、やや暗い内容になり得ます。
遅筆なので更新はまちまちです。

以上が問題ない人はどうぞ。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1416553349



……ここはどこだ?海?何でこんな所に?私は確か……?何だ?思い出せない……私は何をしていた?……いや待て……その前に。

??「私ハ誰ダ?」

思い出せない……自分の名前も姿も、そもそも何で海に浮かんでいるんだ?……海?そうだ……少しずつ思い出してきた……私は海で戦っていた。

??「戦ウ?誰ト?……ソウダ、深海棲艦ダ……ヤツラト戦カッテイタンダ」

私は……そうだ、艦娘として奴らと戦っていたんだ、確か……思い出せないがどこかの鎮守府に所属していた……私は……。

??「私ハ……何デコンナ所ニイルンダ?帰ラナイト……皆ヤ提督ガ待ッテイルハズ」

……鎮守府はどこだろう?仕方ない見覚えのある海域か、陸地が見えるまでは歩こう……、その間に何か思い出すかもしれないし。

??「……トリアエズアッチニ向カウカ」

……鎮守府に帰る前にせめて自分の名前位は思い出したいものだ。



……やはり軽率だったか?何となくこっちな気がしたが、見覚えのある風景はまったく見つからない……そもそもろくに思い出せないのだが。

??「セメテ自分ノ名前デモ分カレバ……名前……ン?ソウダ……艦種ガ思イ出セレバ……確カ私ハ……ソウダ>>5ダッタハズダ」


1.空母
2.戦艦
3.重巡洋艦
4.軽巡洋艦
5.駆逐艦
6.潜水艦

5



??「私ハ駆逐艦ダッタハズダ、……ダメダ駆逐艦ハ確カ一番人数ガ多カッタ……型モ思イ出セナイシ、ココカラ自分ガ誰カ割リ出スノハムズカシイナ」

だがこれは重要な事だ、鏡も無いこんな海の真ん中では姿の確認は出来ないが、駆逐艦なら小さくて軽いはずだ、燃料もそれ程要らないはずだから、ムチャをしなければかなりの距離を歩けるはずだ。

??「ソレニ敵ニミツカッテモ、回避ニスグレル駆逐艦ナラ逃ゲヤスイハズダ」

もっとも空母ならば艦載機で周りを調べられたのだが、言っても仕方ない事だ。

??「……ン?ナンダ?……砲撃音?近クデ誰カ戦カッテイルノカ?」

これはチャンスかもしれない、私があんな所にいた理由は分からないが、もしかしたら戦いの最中にやられてしまったのかもしれない。
だとすればここで助けを求めるべきだろう、もしかしたら私の居た鎮守府の皆かもしれない。

??「アッチカラカ、ヨシ!」

私は音の聞こえる方向に走り出した。



……いた……まさに今戦闘の真っ最中だ……とりあえず岩陰に隠れて様子を見よう。

??「……マズイナ……」

戦っていたのは五人の艦娘達だ、通常ならば六人で艦隊を組むはずなのに一人足りない……戦力不足な鎮守府なのか、もしくは既に一人沈められてしまったのか……いずれにしてもかなり危険な状況だ。
対して敵は六体、砲撃戦の様子をみる限り双方の練度に大きな差は無さそうだ、だが艦娘達砲撃は控えめな物ばかり、恐らくここに来るまでに他の敵と戦ってきた後だろう。

??「数デ劣リ、燃料ヤ弾薬モ心許ナイ……トナレバ……」

必然的に彼女達は負ける……このままではまずい……だがここがどこか分からない以上、勝手に戦闘行為をするのはまずい……軍務規定に引っかかるおそれもある。

??「……ダガ……ナイナ……」

ここで彼女達を見殺しにするという選択肢は無い!

私は素早く岩陰から飛び出し、声を掛ける。

??「援護スル!」



私の声に両者が反応しこちらを見る……そして、両者共に奇妙な反応を示した。
艦娘達は驚き、呆然とする者や敵と私を交互に見る者、膝を落とす者も居た。
一方敵はと言えば、やはり驚いた後に、うっすら笑みでも浮かべたかの様な表情で、私から視線を外した。

……何だこれは?明らかに反応がおかしい、確かに碌に補給も受けていない駆逐艦が一人増えた所で戦況を覆すのは難しいかもしれないが、それでもこの反応はおかしい。
ましてや敵に至っては私から視線を外している、敵の増援を見たにしてはあまりにもおかしい反応だ。
……だが今は戦闘中、深く考えている暇は無い、私は素早く砲を構え敵に向かって砲撃をする。

??「余所見トハイイ度胸ダナ」

私の砲撃で完全に油断していた敵が一体吹き飛ぶ、……吹き飛ぶ?駆逐艦の砲撃で?……何だ?さっきから何かがおかしい。



私の行動に両者がまた驚く、そして理解出来ないとでもいうように、頭上に大きな?を浮かべていそうな顔をする。
……おかしい何もかもがおかしい、ふとある仮説が私の頭を過ぎる……だがそれを振り払う……今は戦闘中だ……まずは彼女達の安全を確保するのが先だ。

??「クラエッ」

補給の目処など考えない、ここで全て撃ちきるつもりで砲撃を繰り返す、敵諸共過ぎった仮説を吹き飛ばすように、明らかに駆逐艦の火力ではない砲撃を連続で撃ち続ける。

やがて敵が離脱していく、終始私を見ながら動揺したまま離脱していった。

??「……行ッタカ」

敵の離脱を確認してからゆっくりと砲身を下げる、そして彼女達の方に体を向ける。

??「動くな」

そこには戦艦と思しき艤装を背負った艦娘が、私に向けて主砲を構えていた。



何故?と思うと共に、やっぱりと思う自分がいた……だが、それを私は認めたくはなかった……認める訳にはいかなかった。
だからそれを振り払う、両手を上げ敵意が無いことを示しながら、一縷の望みに賭けて声を上げる。

??「待ッテ!私ニハ敵意ハナイ!」

??「敵意はないだと?ふざけるな!」

??「待って長門さん、落ち着いて」

長門「くっ……貴様、さっきの行動は何だ?何が目的だ?」

??「目的モナニモ、私ハ味方ヲ助ケヨウト……」

そう言ってから気付いた、今のは失敗だ……今の発言は私の望みを……私の仮説の存在を……。

長門「味方を助ける……だと?」

やめて……言わないで!その先を言わないで!お願いだから!

……だが無情にも、彼女はその言葉を紡ぐ、私に対する死刑宣告にも等しい言葉を。

長門「ならばなぜ、味方であるはずの深海棲艦を攻撃した?」

私を深海棲艦だと……。



私が深海棲艦?そんな訳がないじゃない。

なら何故彼女達は私を見たときに絶望しかけた?何故あいつ等は私を見たときに笑った?

それは私が駆逐艦で、戦力にならないと思ったから……。

なら何故彼女は私に主砲を向けている?

それは軍務規定に引っかかるような事をしたから、私がどこの所属か分からないから、ただの威嚇か何かで。

なら何故……先ほどの砲撃で、腕を構えなかった?

……。

先ほどの砲撃戦で、私は腕を上げていない……駆逐艦の持つ主砲は手で持って撃つ物だ……なのに私は腕を構えなかった……。
分かっている……頭では答えが分かっている……だが心がそれを否定する……そんな訳がないと……信じたくない……と。

??「私ハ駆逐艦……タダノ駆逐艦……私ハ……誰ダ?」

主砲を向けられていることなどお構いなしに私は手を下げ、眼前に動かした……そしてそこにあったのは……。

??「……アハ……アハハ……アハハハハ!」

人の肌とは思えない、紫がかったような白い手だった。



明らかに艦娘とは違う手……どうみても人とは違う手……。

そのまま視線を下に向ける、まず目に入ったのはマフラー、そして次に見えたのは前方が大きく開いた服、そしてそこから覗く肌はやはり手と同じ色をしている。

更に下に向けると脚が見える、やはりこれも同じ色……そして靴を履いてる訳ではないだろうに、指がなく尖った靴のような足が見えた。

ここまで見てもまだどこにも砲身は見えない、では先ほどの砲撃はどこから撃ったのか?

私は後ろを振り向く……そこには……天に向かって屹立する尻尾の様なモノがあった。

私はこれを知っている……以前一度だけ提督に見せてもらった資料に載っていた、だが何故コレがここにある?何故?

私は恐る恐る下に視線を向ける、そして私の予想通りの光景がそこにあった。

??「アハハ……アハハハハ!アハハハハハハハハハ!ソッカ!ソウナンダ!私!私ハ!」

私はただの駆逐艦だった……駆逐艦だったのだ……そして……。

??「戦艦ニナッタンダ……アハハハハ!」

戦艦レ級……それが今の私の名前だ……。

とりあえず一旦終わり。
と言うわけで駆逐艦??は戦艦レ級へと変貌を遂げました……何故?どうして?それは次回書きます。
今日はちょっと時間がなさげなので、明日の朝か昼にでも書きに来れればという感じです。
因みに他の艦種だとレ級にはなってません、駆逐艦だけのボーナス的なモノです。
ではまた。

どうも1です。
犬の散歩とか終わったんで、とりあえず今から書きます。
導入部の終わりまでは行きたい……でも眠い……夜勤明けなんで寝落ちしたらごめんない。
では続きから。



私は笑った……声を張り上げて笑った……こんな事にも気付かないなんて……我ながら情けない……そう思うと笑えてくる……。
それにもう私は笑うしかない……鎮守府に戻る……そう思っていたが、自分の状況を理解すると共に……あることを思い出した。

何故私が深海棲艦になっているのか、何故私があんな所で漂っていたのか……、その答えになるものを思い出した……思い出してしまった。

あの日……私は……私達は負けたのだ。



あの日は穏やかな1日だった、いつもと変わらない日になるはずだった……。
いつものように主力の出撃を見送り、他の練度の高い艦娘達を含んだ、遠征組も出発した後……皆いつものように過ごしていた……そんな時に奴らは来た。

『提督!敵襲です!』

『何!?いつそんなに接近してきたんだ!?』

『敵は潜水艦を中心とした艦隊です!しかも数が多いです!とても保ちません!』

『くっ出撃中の主力を呼び戻す!遠征組にも連絡を!』

『やってはみましたが、とても間に合いません!』

『くぅっ……やむをえん!総員退避!数人で組んでバラバラに逃げるんだ!各自自分達の安全の確保を最優先!』

??『ーーーーーーーーーー』

『俺は大丈夫だ!それよりも君達の方が大事だ!』

??『ーーーーーーーーーーーーーーーー』

『おい何を言っている!?俺なんかよりも』

??『ーーーーーーーーーーーーーーーーー』

『……??……お前!』

『……分かりました、提督の事は任せて下さい??さん』

『!おい○○!勝手に決めるな!指揮を執るのは俺だ!』

『ええそうです、だから提督を死なせる訳にはいきません!』

??『ーーーーーーーーーーー』

『おい!待て!??!それならせめてお前も俺と一緒に!』

??『ーーーーーーーーーーーーーー』

『馬鹿やろう!こんな時に何言ってんだ!?死亡フラグ建てるんじゃない!』

??『ーーーーーー』

『おい!待て!待てって言ってるだろ!??!』

『提督!こちらへ!』

『待てよ!俺はまだ!何も言ってないだろ!??!??ー!』



残った中で練度の高い艦娘達が提督を守りながら撤退、そして私達はその時間を稼ぐために敵を迎え撃った。

だが……元々十分な練度を持つ艦娘は少なく、まして潜水艦相手に有利な武装など、当然誰も身に付けていなかった、そんな状況では結果は分かりきっていた。

『助……け……』

『うぁっ……』

『やだ!離して!誰か!』

『この!離せ!そいつを返せ!』

何人もの艦娘達が沈められ、何人もの艦娘が攫われた……そしてその一人が。

   私だった



そこから先は思い出せない……だが何があったかは分かる、考えるまでもない……私は奴らに捕まり……そして。

この身体にされたんだ。

レ級「アハハハハ!アハハハハ!」

笑うしかない……もう笑うしか……私には何も残っていなかった、帰るべき場所も……仲間達も……提督も……。
私に残ったモノは、この深海棲艦となった身体だけ……他は何も残ってない……何も……。

レ級「アハハハハ!アハハハハ!アハハハハ!」

私はいつまでも笑い続けた……いつまでも。



どれだけ笑っていたか……笑うのをやめ、周りを見たら彼女達が私を取り囲んでいた……だが誰も構えない……先ほど主砲を向けていた長門さんも、今は主砲を下げ私を見つめていた。

レ級「……撃タナイノ?私ハレ級ダヨ?沈メタラひーろーニナレルンジャナイノ?」

長門「……そのつもりはない」

レ級「……アッソウカソウカ、ソウダヨネ……コンナちゃんすメッタニナイモノネ、ウン……ジャア早ク拘束シテヨ、研究ノさんぷるニスルンデショ?」

長門「そのつもりもない」

レ級「アハハ……オカシイヨ、目ノ前ニ深海棲艦ノえーすガイルンダヨ?何モシナイウチニサ……早ク……オ願イダカラ……」

長門「そんな事……出来る訳がないだろう……」

レ級「ナンデ!?私ハ深海棲艦ナノ!敵ダッタ深海棲艦ニナッチャッテルノ!……モウ……何モ残ッテナイノ……ダカラ……ダカラオ願イ……」

長門「……お前に何があったかは知らない、だが……そんなに悲しそうに泣いてる者を撃つなど……出来る訳がないだろう!」

レ級「……アハハ……泣イテル?私ガ?ソンナ馬鹿ナ……ダッテ……私ハ笑ッテルジャナイカ」

そうだ……私は笑っているんだ……泣いてなんかいない……だからコレは……私の手を濡らすこの雫は雨なんだ、深海棲艦の真上だけで降るなんて、とんだ異常気象だな。

??「もういいのよ……無理はしないで、思いっきり泣いていいの!」

不意に抱きしめられた……私を優しく包んで、そして……とても暖かい……駄目だこれは……今の私には……優しすぎる……。

レ級「アッアァッウアアァァァァ!」

私は彼女にすがりついて泣いた、今度は笑い声で誤魔化さずに、本気で……思う存分泣いた……全てを吐き出した……。



どれくらいそうしていたか……私の涙で彼女の服が重くなってそうな頃にようやく、私は泣き止んだ……そして、私の事を話した。
元々は艦娘で駆逐艦だった事、所属していた鎮守府が潜水艦達に急襲された事、私は捕まりこの身体にされたらしい事、目を覚ます前の記憶の殆どが思い出せない事。

長門「……加賀、どう思う?」

加賀「そうね……確か資料によれば、この数年の間に潜水艦の急襲を受けて、鎮守府が陥落したという記録はなかったはずよ」

長門「だが彼女が嘘をついてるようには見えなかったぞ?」

加賀「ええ……私もそう思うわ」

レ級「……ツマリ……私ノイタ鎮守府ハ情報ガ残ッテナイノカ?」

加賀「……いえ、恐らくそれも違うわ」

??「え?でも記録は無いんですよね?」

加賀「正確にはこの数年……よ赤城さん、それよりも前……今ほど鎮守府近海での対潜警戒を重視していない頃には、急襲を受けた鎮守府はいくつもあるわ、そして陥落したという記録も」

長門「逆に言えば、それがあったから対潜警戒態勢を強化した訳か……?だがそれが何か関係があるのか?」

加賀「ええ……その、言いにくいのだけど……あなたは目が覚める前の事はよく覚えていないのよね?」

レ級「ソウダケド……マサカ」

加賀「ええ……恐らくだけど……あなたの鎮守府が襲われたのはその頃……一番新しい記録でも八年程前ね」

レ級「……八年……下手シタラモット……カ……」

加賀「ごめんなさい……」

レ級「別ニアナタガ悪イ訳ジャナイ……ムシロ教エテクレテアリガトウ、百年トカジャナイダケマシダヨ……」



長門「それで?これからどうするつもりだ?」

レ級「コノ身体デハソンナ自由ハ無サソウダガ」

加賀「まずは私達の鎮守府にきてもらう事になるけど、その後はなるべく自由に出来るように計らってもらう事は出来るわよ」

レ級「サスガニ限度ガアルダロウ?少ナクトモ、一人デ出歩クノハ無理ダロウシ、監視ガツクノハ間違イナイシナ」

赤城「それでもやりたい事はあるでしょう?私達も提督に直訴する位はしますから!」

レ級「ソレハサスガニ申シ訳ナイナ……ダガヤリタイ事……カ」

確かに無い訳じゃない……提督達が上手く逃げれたのか?私以外に捕まった仲間はどうなったのか?私達の鎮守府を襲い、私をこんな身体にした奴らをどうにかしたいとも思う……。
そして……元々の私は誰で、どんな艦娘だったのか……思い出した記憶でも、私自身の言葉は分からなかった。
だが……いずれも一人でやるのは無理だろう、それに今は彼女達の鎮守府に向かうのが先決だ……あまり考えすぎるのも良くないだろう。

レ級「ソウダナ……トリアエズ……」


下2から8までで一番多いのがメインルートになります。
ここで多少話の内容やノリが変わります。

1.提督達ガ上手ク逃ゲレタノカ、今ドコニイルノカガ気ニナル
2.私以外ニモ攫ワレタ仲間ガイル、彼女達ノ事ガ気ニナル
3.私ヲ攫ッタ奴ラヲドウニカシタイ
4.本当ノ私ノ事ガ気ニナル
5.今ハマダ決メラレナイ

とりあえずここまでで。
この安価で方向性が変わりますので、ちょっと考えて下さい、ではまた。

何だこの圧倒的1は?皆さんそんなに提督が気になりますか?
まぁとりあえず1をメインルートとして話を考えていきますので……ではまた。
とりあえずあっちのスレをいい加減進めないとあれなんで、考えるのも含めてこっちは少しお待ちください。

どうも1です。
向こうを書くつもりが、上手く書けない上に寝落ちしたので、こっちを書きます。
少し待ってと言いましたが、まぁ気にしないで下さい。
とりあえず1ルートの導入だけですが、ちょっとだけ書きます。



レ級「提督達ガ上手ク逃ゲレタノカ、今ドコニイルノカガ気ニナル 」

長門「それもそうか、提督達を逃がすために戦った訳だしな」

レ級「無事ニ逃ゲラタノカ、今モ生キテイルノカ、モシソウナラドコニイルノカ知リタイ」

加賀「そうね……多少時間はかかるかもしれないけど、それを調べるのはそれ程難しくはないわね……ただ……」

レ級「私ノイタ鎮守府ガドコナノカ……カ」

加賀「はっきり言って、陥落した鎮守府は少なくはないの……さすがにそれを全部調べるのは難しいわね」

レ級「イヤ分カッテハイタサ、私ノ記憶ガ戻ラナイトドウニモナラナイ事ハ」

赤城「何か手掛かりはありませんか?」

レ級「ソウダナ……確カ……提督ト一緒ニ逃ゲタノハ、練度ノ高イ六人ダッタハズダ」

加賀「一艦隊と言うわけね、顔ぶれはわかるかしら?」

レ級「……顔ハ思イ出セナイ……デモ戦艦ト空母、ソレト重巡ガ一人ズツイタノハ確カナハズダ」

長門「納得の面子だな、対潜攻撃が出来ない艦ばかりだ」

レ級「他ノ三人ハ……少ナクトモ潜水艦ハイナカッタト思ウ」

加賀「妥当ね……提督を連れる以上、潜水艦の潜んでいる可能性のある海よりは、まだ陸地を行く方が安全ですから」

……記憶では提督は私も連れていこうとしていた……練度的には本来私もそちらだったのだろうか?それとも?



??「あのー」

長門「どうした五月雨?」

五月雨「そろそろ帰投しませんか?」

加賀「それもそうね……ここで話すよりも、鎮守府で話しましょう」

赤城「お腹も空きましたしね」

長門「では帰投するか……こちら長門、ただいまより帰投する」

??『了解、こっちも準備は完了している』

長門「分かった……ではこれより第一艦隊帰投する!」

準備?だがそれよりも第一艦隊だったのか、やはり戦力不足か……それとも……。

??「ねぇもしかして、一人足りないとか考えてる?」

レ級「エッ?ソレハ……」

どうやら顔に出ていたらしい、先ほど私を抱きしめてくれた少女が声をかけてくる。

??「隠さなくてもいいわよ、足りないのは確かなんだし……まぁその理由は間違いなく勘違いだろうけどね」

レ級「勘違イ?」

??「そうそう、まぁ帰ったら分かるわよ」

レ級「?」

長門「おい、早く行くぞ五十鈴」

五十鈴「はいはい、それじゃ行きましょ?……あっそうだ、ねぇ」

レ級「何ダ?」

五十鈴「名前……なんて呼べばいいのかしら?」

レ級「ソウダナ……」

今の私を示すのは……忌々しくもあるがやはり……。

レ級「レ級……ト呼ンデクレ」

これしかないのだから。

幕間 帰投中

長門「……」

レ級「……」

長門「……」

レ級「……アノ?」

長門「どうかしたか?」

レ級「イヤ……サッキカラズット私ヲ見テルカラ」

長門「気にするな」

レ級「イヤ……ソウ言ワレテモナァ」

五十鈴「大丈夫よ、本当に気にしなくていいから」

レ級「ソウ……ナノカ?」

五十鈴「あれはそう……病気みたいなものだから」

レ級「病気?」

長門「……うん……いける!」

加賀「何もしないで下さいね」

赤城「お腹空きましたねー」

五月雨「今日はどんな晩御飯でしょうね?」

途中間が空きましたがここまでで。
ではまた。
ちなみに今レ級は意識もレ級の状態です、駆逐艦時代も提督と呼んでいたとは限らないのであしからず。

どうも1です。
現在遠征中(犬の散歩)です、帰ったらとりあえず続き書きます。
後多分ですけど、今日もう一度ルート分岐の安価を取ることになるかと思います、あくまでメインは1ルートですけどね。
ではまた後で。

帰って来ました。
ちゃんと拾った後に水かけて来ました、ルールやエチケットは大事ですね。
ではボチボチ書きます。



何だろうこれは?目の前の状況を把握するのに少々手間取っている。

レ級「……エート……」

キレイに飾り付けられた食堂、豪勢とまではいかないが、美味しそうな料理が並んでいる。

レ級「……ウン……」チラッ

そして上を見ると。

  【ようこそ鹿屋鎮守府へ!】

と書かれた垂れ幕が吊されている。

レ級「……コレハ……」

どう反応するべきか悩んでいると、ここの提督と思われる男と五月雨が、段々と不安そうな顔になってくる。

提督「おい五月雨、何か間違ったか?俺」ヒソヒソ

五月雨「そんなはずは……」ヒソヒソ

提督「あれか?ようこそじゃなくて、おいでませの方がよかったか?」ヒソヒソ

五月雨「そういう問題でもないんじゃ?もしかしたら嫌いな食べ物がとか?」ヒソヒソ

レ級「イヤソウジャナイ、チョット驚イタダケダカラ」

とりあえず2人を安心させてから、もう一度周りを見る……この状況から導ける答は……。

レ級「私ノ……歓迎会?」

五十鈴「勿論そうよ」フフッ

どうやら準備というのはこれの事らしいな、……全く……嬉しいじゃないか……。

レ級「……イイノカ?」

提督「いいも何も新しい仲間は歓迎するべきだろう?」

レ級「……私ハ、モウ艦娘デハナインダゾ?」

提督「ウチの子達を助けてくれただろ?それならもうお前は、ウチの新しい仲間だ」

レ級「……アリガトウ」

……全く……今日はつくづく変な天気だ、また私の所だけ、しかも屋内でまで雨が降るとはな。



提督「さて……それじゃあ改めて、俺がこの鹿屋鎮守府の提督だ、よろしくなレ級」

レ級「アァヨロシク」

そう言って提督が自己紹介したのを皮切りに、他の艦娘達も自己紹介を始める。

青葉「どうも初めまして!青葉型重巡洋艦1番艦、青葉です取材いいですか?」

レ級「エ?取材?ナニヲ?」

青葉「まぁそれは色々と」

五十鈴「あんたは……とりあえずそれも気にしなくていいからね?」

レ級「コレモカ?」

青葉「も?……あぁ長門さんも一緒でしたよね?」

レ級「ソレダケデ伝ワルノカ?」

一体長門が何なのだろうか?

鈴谷「鈴谷だよ、よろしくねレ級」

レ級「ヨロシク」

鈴谷「ふーん……へぇー……」

レ級「アノ?」

鈴谷「いやーレ級って初めて見たからさぁ、ほぁーなる程ー」

何やら熱心に見ているが、何か気になる所でもあるのだろうか?

鈴谷「ねえねえ、レ級って艦載機飛ばせるんだよね?どうやってるの?見せて見せて!」

レ級「艦載機?ソウイエバドウヤッテ飛バスンダ?」

鈴谷「へっ?自分の事なのに知らないの?」

レ級「元々ハ駆逐艦ダカラナ……アァナントナク……コウカ?」

何となくでやってみたら本当に艦載機が私から飛び出した、昼の砲撃といい無意識にやり方を覚えているようだ。

鈴谷「ほわぁーすごい、ありがと!参考になったかも!」

レ級「参考?」

五十鈴「あーそういう事ね、鈴谷は確か練度が上がれば航空巡洋艦になれるのよね」

鈴谷「そうそう、レ級って私達や航空戦艦の強化版みたいって聞いてたからさ、どんな感じか知りたかったのよねー」

レ級「ナル程、勉強熱心ダナ」

五十鈴「偶にだけどね」

鈴谷「ぐっ言い返せない……」

どうやら普段から真面目な訳ではないようだ。



飛鷹「商船改装空母の飛鷹よ、それとこっちが」

隼鷹「商船改装空母隼鷹でーっすひゃっはぁー!」

レ級「ヒャッ?コレハマタ随分ト……ソノ……」

飛鷹「あーいいわよ取り繕わなくても、あなたの思ってる通りだろうから」

隼鷹「なぁなぁレ級?お前酒呑めるか?」

レ級「酒?イヤ分カラナイガ、少ナクトモ飲ンダ記憶ハ無イ、元ガ駆逐艦ダシナ」

隼鷹「あーそっかぁ……うん!いけるいける!まぁとりあえず軽ーい奴からいけば大丈ー夫」

飛鷹「そんな訳ないでしょうが!まったく……」

五十鈴「ただ自分が飲みたいだけじゃないの……」

割と真面目そうな飛鷹と、飲兵衛の隼鷹か……これでここに居るのは全員みたいだな……ん?

レ級「待テ、他ノ駆逐艦ヤ軽巡ハドコダ?遠征中カ?」

提督「いや、ウチの艦娘はこれで全員だ」

レ級「コレデ全員?ツマリ……」

駆逐艦の五月雨、軽巡洋艦の五十鈴、重巡洋艦の青葉と鈴谷、戦艦の長門に正規空母の赤城と加賀、軽空母の飛鷹と隼鷹……って。

レ級「空母ノ比率高スギダロ!テイウカ駆逐艦ト軽巡ガ1人ズツシカイナイノカ!?」

五十鈴「そうなのよね、さっき言ったでしょ?人数が足りない理由を勘違いしてるって」

レ級「ン?ソウ言エバ……マサカ」

五十鈴「そう……色々あって資源不足なのよウチは、空母が出過ぎるとボーキサイトが足りない、でも燃費のいい軽巡や駆逐艦は足りないの」

レ級「……予想外ニモ程ガナイカ?トイウカ提督サン?他ノ駆逐艦トカヲ建造シナイノカ?」

提督「ふっ自慢じゃないがな、俺はここに居るメンバー以外の艤装は建造出来た事がない!いつもダブりの艤装ばかりさ!」

五月雨「威張れませんよ提督」

レ級「……色々大変ダナ」

五十鈴「もう慣れたわよ」

レ級「ソウカ……ソウダナ、大変ソウダガ楽シソウナ所ダ」

五十鈴「でしょ?」

そう言って五十鈴は笑っていた、他の皆も……本当に楽しそうな所だ。



その後は楽しく食事をしながら、私の事を説明したりした、皆よく聞いてくれて……本当にいい所だ。
ある程度騒いだ辺りでお開きになったが、提督さんと空母勢や長門はまだ酒を飲むらしい……隼鷹の周りだけやたら沢山酒瓶が転がっていたが、どれだけ飲むんだか……。

レ級「シカモ部屋ガ空イテルカラッテ、個室トハ……何ダカ落チ着カナイナ……」

……落ち着かない……?何故だ?……もしかしたら駆逐艦だった頃は、大部屋で姉妹艦達と一緒に寝ていたのかもしれないな。

レ級「……本当ノ私カ……何故……イヤ、今更ダナ……」

しかし提督さんも言っていたが、なるべく私に便宜を図ってくれるらしい……嬉しい反面申し訳なくもあるが。

レ級「……他ニモ出来ル事ガアルカナ?」

提督達の安否の確認が当然第一だが、他にもやりたい事はある……やはりここは……。


1.メインルート確定済み
2.他のさらわれた皆がどうなったか知りたい……
3.奴らを許す事は出来ない……
4.本当の私を知りたい……

下2から6までの多数決
メインルートとこの内容によってエンディングの内容が大体決まります、少し考えて選んでください。

はい了解です。
この時点で確定ですね、ルートは1-2に決まりました。
この結果で

○○ルート確定
○○○エンド不可
○○○エンド不可

が決まりました、伏せ字はまだ言えませんが、とりあえず後悔はしないで下さい。



他のさらわれた皆がどうなったか知りたい、私の事を考えれば他の皆も……だが私が艦娘としての自我を持っているなら、きっと他の皆も……。

レ級「ソウダナ……皆強イ……キット無事デイルサ……」

皆を探す……提督達とさらわれた皆、私のいた鎮守府の行く末を……。

レ級「私ハ知リタイ……」

明日から頑張ろう……きっと見つけるから……皆。

とりあえずここまで。
少し考えてきます、寝なかったらまた書きに来ますがあまり期待しないで下さい。
それでは。

どうも1です。
ルートに関してはネタバレに当たるので言えませんが、せっかくなのでエンドの方はヒントです、下側は。

○○ドエンド不可

です……さて何でしょう?
それと下側なのが、上側のヒントです。
この後家に帰ったら少し書きたい……多分書ける。

どうも1です。
ちょっと遅くなりましたが始めます。



 ーーーーー

『ん?あぁおはよう??』

??「ーーーーーーー」

『今日は仕事が多くてな』

??『ーーーー』

『まぁこのくらい、前線に出てるお前達と比べたらな』

??『ーーーーーーーーーーーーーー』

『おっと悪い悪い、それじゃあいつも通りやりますか』

??『ーーーーーーー』

 ーーーーー

レ級「ン?朝?今ノハ……艦娘ダッタ頃ノ夢カ……」

相変わらず大事な所が分からない、提督は私を何と呼んでいたのか……私はどんな事を言ったのか……。

レ級「……マァイイ、私ノ事ヨリモマズハ提督ヤ仲間達ノ事ダ」

そうだまずは提督を探して、仲間達を助けて……私の事はその後でいい……。

レ級「サテ……トリアエズ食堂ニ行ッテミルカ」

そういえば提督さん達はどうなっただろう?まぁさすがに朝まで飲んではいないだろうが……ないよな?



レ級「……エート……ウン、五十鈴カ五月雨デモ呼ンデクルカ?」

提督「あぁ頼む……いつっ、隼鷹の奴無理やり飲ませやがって」

長門「うーん……駆逐艦が……」

飛鷹「ほらしっかりして長門さん、レ級ちゃんお水も頼んでいいかしら?」

赤城「うふふ……ご馳走が……」

加賀「不覚でした……まさか酔いつぶれるとは……」

隼鷹「ひゃっはぁー……呑め呑めー……むにゃ」

レ級「全ク……トリアエズ6人分デイイナ?」

飛鷹「ええありがとう」

レ級「待ッテテクレ、ソノ後ニ五十鈴達ヲ呼ンデクル」

朝までではなかったようだが、あれでは出撃等は難しいだろうな……さすがにどうかと思うな……。



レ級「少シハ落チ着イタカ?」

提督「ああ……すまんな来て早々に」

五月雨「今度からはお酒は控えて下さいね?」

提督「それは俺じゃなくて隼鷹に言え、くそっどこからあんなに持ってきたんだよ」

五十鈴「あれはもう手遅れじゃない」

隼鷹「どういう事だよ!っつくぅー叫んだら頭が……」

鈴谷「自業自得じゃん」

飛鷹「本格的に禁酒させようかしら?」

隼鷹「うげーそれだけは勘弁してくれよー飛鷹ー」

長門「うーん……駆逐艦……レ級……ここが楽園か……むにゃ」

レ級「何カ変ナ事聞コエタ気ガスルンダガ?」

加賀「気にしないで下さい、普通にしていれば何もしない筈ですから」

レ級「ソレ逆ニ怖イゾ?」

赤城「ご馳走……まだ半分しか食べてなかったのに」

五十鈴「夢でしょうが……」

完全にダメだな、何人か今日は使い物にならなそうだ……まぁ、これはこれで。

レ級「面白イ所ダナ」



五十鈴「さらわれた仲間ね……何人位なの?」

レ級「私ノ思イ出セタ範囲デハ4人、私ガ5人目ダッタ筈ダ」

あの後仕事にならないと言って、それぞれの部屋に大人組が戻っていった。
暇になってしまった私達は、とりあえず食堂で今後の事を話す事になったが。

五月雨「思い出せた範囲っていうのはどういう意味ですか?」

レ級「私ガサラワレタ時、マダ戦闘ハ続イテタ筈ダ……人数マデハ思イ出セナイガ少ナクトモ10人トカハイナカッタ筈ダ」

鈴谷「なる程ね……じゃあ最低でも4人、最高で10人位って訳ね?」

レ級「ソウナルナ」

五十鈴「まぁまずはその4人からね、何か思い出せない?」

レ級「フム……定カデハナイガ、艦種ハバラバラダッタ気ガスルナ」

潜水艦メインの敵だったとは言え、他の空母や戦艦も居なかった訳ではない、こちらも残っていた全員が戦っていたから殆どの艦種がいた筈だ。

レ級「少ナクトモ空母ヤ戦艦ハ1人ズツサラワレタト思ウ」

五月雨「うーん……さらわれた皆さんは……その」

レ級「オソラク私ト同ジダロウナ」

鈴谷「もしかして皆レ級に?」

五十鈴「いや……それはさすがにないでしょ……多分たけどね」

もしそうなら、今頃海はレ級だらけではないだろうか?

とりあえずこの辺で。
途中寝落ちしたり、買い物行かされたりと間が空いてすみませんでした。
この後夜勤なんで、明日帰ってきた後にでも続き書けたら書きに来ます。
それではまた。

>>79
>朝までではなかったようだが、あれでは出撃等は難しいだろうな……さすがにどうかと思うな……。

レ級ちゃんが出ればいいじゃない(イイジャナイ

どうも1です。
現在夜勤明けの遠征中です、とりあえず帰ったら書きます。
>>83指揮する提督がダウンしてるんで、ついでに言えばこのレ級は○○○○の○○○○相当です、なんで資源足りません。

群馬県民の最終兵器相当……ゴクリ

どうも1です。
色々あって遅くなりました、とりあえずぼちぼち始めます。
>>85それは強すぎですよ。



五十鈴「まぁ何はともあれ、記録を調べる事からかしらね?」

レ級「スマナイ……私ノ居タ鎮守府ガドコカ分カレバスグナノニ」

五月雨「気にしないで下さい、皆で調べればきっとすぐですよ!」

鈴谷「そうそう……ってそう言えば青葉は?」

五月雨「そう言えば、今日はまだ見かけてませんね」

五十鈴「さすがに寝てるって事は無いと思うけど」

レ級「何カシテルノカ?」

鈴谷「多分ね……今回はどっちかな?」

レ級「ドッチ?」

五月雨「えっとその……青葉さんが何かしてる時って、当たり外れと言うか……」

五十鈴「要は良いことしてる時と、問題起こす時があるって事ね」

レ級「ソレハマタ……今回ハドッチダロウカ?」

できれば当たりであってほしいが。

青葉「むむ?何やら勝手な事言ってますね?」

五十鈴「おはよう青葉、何かあったのかしら?」

青葉「皆さんヒドいですよ、青葉はちゃーんとレ級さんの鎮守府について調べていたのに」

五月雨「そうなんですか?」

鈴谷「おー今回は当たりじゃん」

青葉「何だか釈然としませんが、とりあえず関係ありそうな資料を纏めてみましたよ」

そう言って脇に抱えた箱から資料を取り出す、分かってはいたが。

レ級「結構量ガアルナ、アリガトウ青葉」

青葉「いやーそんなお礼なんて、青葉恐縮です」

五十鈴「どうせ提督達はしばらく起きないだろうし、私達で調べましょうか」

五月雨「えっと……これは……」

鈴谷「うーん……ここは違うかな?」

レ級「ムムム……ぴんトコナイナ」

そうして5人でしばらく、資料と睨めっこをしていた。



しばらくしてふと気付く。

レ級「……オ腹スイタナ」

五十鈴「そう言えばそうね、提督達の事ですっかり忘れてたけど、私達朝御飯まだだったわね」

五月雨「何か作りますか?」

鈴谷「鈴谷カレーが食べたいなー」

青葉「鈴谷さんはいつもそれですね」

鈴谷「別にいーじゃん、カレーなら皆も好きでしょ?」

レ級「マァ好キナノハ確カダガ」

五十鈴「今はすぐ作れる物にしましょ?カレーだと少し時間がかかっちゃうし」

鈴谷「う……確かにお腹減ったもんね」

青葉「確か食パンが結構あったはずですし、適当に具を用意してサンドイッチにしませんか?それなら作業しながらでも食べれますし」

五月雨「サンドイッチですか、美味しそうですね」

レ級「ジャア一旦終ワリニスルカ、……ヤハリはむト玉子ガ定番カ?」

五十鈴「ハムとレタスも美味しいわよ?」

鈴谷「ベーコンあるかな?ハムも良いけどあっちの方が鈴谷好きだな」

青葉「ベーコンがあったらBLTサンドが出来ますね」

五月雨「何があるかな?」

それぞれ食べたいサンドイッチを話しながら食堂に向かう……何を作るかな?

幕間 調理場

五十鈴「考えてみたら昨日歓迎会だったのよね……」

五月雨「いっぱい料理作ってましたよね……」

青葉「えっと……あることはありますよ?トマトとキュウリとか」

鈴谷「玉子もあるけど……」

レ級「……マア……アルモノデ……別ニ……ナ?」

五十鈴「そうね……レ級がそう言うなら」

五月雨「とりあえずトマトとキュウリ切りますね」

青葉「青葉もやります」

鈴谷「鈴谷玉子茹でてるね」

レ級「ジャア私達ハぱんノ用意ヲ」

五十鈴「えっとサンドイッチ用の包丁は……」

食材が殆どなかった……別に寂しくはないぞ?トマトとキュウリと玉子があれば……それで十分だとも。



サンドイッチを食べながら資料を見るが、加賀の言うとおりそれなりの数がある。

レ級「フーム、コレハ違ウカ?……モウ少シ詳シク知リタイガ……」

五十鈴「鎮守府の事だけじゃなくて、そこの提督さん達がどうなったかとかも書いてあればねぇ」

鈴谷「うーん、一々海軍の名簿とかと照らし合わせないといけないのがねー」

青葉「しかもその時に退役してる事もありますしね」

五月雨「えーと……この提督さんは……」

レ級「フム……何カ手ガカリデモアレバ」

五十鈴「何か他に思い出した事はないの?」

レ級「ソウダナ……確カ>>94ダッタヨウナ?」


1.鎮守府ハ夏ハ暑イ所
2.夢デハ朝ノ挨拶ヲシテイル所
3.所属シテイタ艦娘ハソレナリノ人数

3



レ級「所属シテイタ艦娘ハソレナリノ人数ダッタヨウナ?」

五月雨「それなり?」

レ級「私ノ記憶通リナラ、主力ト遠征2艦隊、ソシテ提督ヲ守ッテイタ6人、計24人以外ニ深海棲艦達ヲ迎エ撃ッタノガ20人近クイタ筈ダ」

青葉「大体40人ちょっとですね」

鈴谷「ウチの四倍以上じゃん」

五十鈴「それはウチの鎮守府が少なすぎるだけだけどね」

レ級「ソノクライカ?」

五月雨「だとしたら、そこまで大きくない鎮守府をメインに調べれば良さそうですね」

五十鈴「それじゃその辺に絞ってみましょうか?」

……うん、陥落した鎮守府って割とその位の規模の所が多いな、まぁ100人近く居るような所は、流石に簡単に落ちはしないか。

レ級「スマナイ……アマリ役ニ立タナソウダナ」

五十鈴「気にしないでよ、のんびりやりましょ?」

レ級「……アリガトウ」

のんびりか……確かに焦っても仕方ない、まずはやれる事をしていこう。

一旦この辺で。
こんな感じで偶に安価が差し込まれます、いくつかはエンディングの分岐にも関わるので……まぁルート次第ですが。
ではまた……何か質問とかありますか?

艦娘やレ級は私服なのでありますか?それと偽装は背負っていますか?
あとレ級共存ルートはありますよね?ね?

バットエンドになったら、
壁にあけていいですか?


どうも1です。
>>97 流石に艤装は外してますが、服はいつもの格好です。
あとこのレ級は尻尾がアタッチメント式で外せる設定です、元が駆逐艦ですしいいですよね?
それと共存ルートとバッドエンドですが、あるとだけ言っておきます。
この後遠征なんで、終わって時間が取れたらまた来ます。

乙です。

尻尾がアタッチメント式ってことは、艤装置場(仮)で尻尾だけがピチピチ動いてるわけか……。
想像したらちょっと萌えたwwwwww

どうも1です。
とりあえず少し書けそうです。
>>102ふむふむなるほど。

幕間 艤装保管庫

レ級「ムゥ……海外ニモ鎮守府ガアルノカ」

五十鈴「もっとも割と最近だったはずだから、レ級の鎮守府ではないでしょうけどね」

なる程、確かに私が艦娘だったのは最低でも十年近く前だ、ならばそのあたりは除外してもいいか。

などと考えていたその時。

キャアァァァァ!

レ級「悲鳴!?」

五十鈴「何!?敵襲!?」

鈴谷「あっちからだよ!」

青葉「ってあっちは工廠の方じゃないですか!?」

五月雨「たっ大変です!もし何かあったら!」

五十鈴「いくわよ!」

今の悲鳴はただ事ではないだろう、確かに工廠で何かあったら非常にマズい、建造や開発を行う工廠は、鎮守府の心臓と言っても過言ではない、ましてや艤装保管庫も工廠の一角にあるのだ。

レ級「……?デモ今ノ悲鳴ハ誰ダ?聞キ覚エガアルヨウナ……?」

そうこうしている内に工廠にたどり着く。

鈴谷「ドックは……無事だね!なら艤装保管庫!?」

青葉「誰かいますか!?」

加賀「あっあなた達」

五月雨「加賀さん!加賀さんも今の悲鳴を?」

加賀「えっ?えっええそうよ、でも誰もいなくて」

五十鈴「誰も?変ね……ここに来るまで誰ともすれ違わなかったけど」

……?何か変だな……さっきの悲鳴……ん?

レ級「私ノ艤装ガ……無イ?」

加賀「……」ビクッ

鈴谷「艤装ってあの尻尾が?大問題じゃん!加賀さん知らない!?」

加賀「……え?いえ……分からないわね」

五十鈴「ねえレ級……あれって勝手に動くの?」

レ級「ン?ソウ言エバドウダロウ?私ノ思イ通リニ動イテハイタガ、確カニ自分デ動カスヨリハ、勝手ニ動イテイタヨウナ?」

五十鈴「あのね?加賀さんの艤装を纏めてる所に……」

尻尾「……」モゾモゾピチピチ

レ級「……ナル程……誰カガこれヲ見テ驚イテ逃ゲタ……ト言ッタ所カ」

青葉「人騒がせな」

五月雨「でも何もなくて良かったですね」

加賀「そうね……じゃあ私はこれで」

レ級「アァ加賀チョット」

加賀「何かしら?」

レ級「皆ニハ黙ッテオクゾ?」ボソッ

加賀「!」

一体誰の悲鳴だったんだろうな?本当に。



一騒動あったが、とりあえず作業を再開する……あと加賀も手伝ってくれている、何故かチラチラと私を見ているが……一体何でなんだろうな?本当にな。

五月雨「うーん……これとかどうですか?」

加賀「え?そうね……条件は満たしているわね、ただ提督が脱出した際の人数が5人となっているのが気になるわね」

青葉「でも増えたならともかく、減ったのなら途中で戦闘になったという可能性もありますし」

五十鈴「候補の一つって所ね」

鈴谷「こっちも似た感じだよ」

レ級「フム……提督ハ3人ノ艦娘ニ護衛サレ離脱カ……怪シイガナントモ決メ手ニ欠ケルナ」

流石に簡単には見つからないな、もう少し絞り込みたいが……せめて艦娘達が誰か分かれば。

五月雨「そろそろ皆さん起きたかな?」

加賀「そうですね隼鷹さん以外はそろそろかと」

レ級「マァアレダケ飲ンデイレバナ」

1人だけ明らかに瓶の数が多かったからな。

鈴谷「出撃は無理かもしれないけど、コレなら手伝ってもらえないかな?」

五月雨「あっじゃあ私提督の様子見てきますね?」

青葉「五月雨さんは秘書艦ですしね、じゃあ青葉は長門さんを」

加賀「では私が空母の皆さんを見てきます」

五十鈴「お願いね」

レ級「……チョット待ッタ、今五月雨ガ秘書艦ッテ言ッタ?」

鈴谷「そうだけど?それがどうかしたの?」

レ級「イヤ……帰投連絡トカヲ長門ガシテイタカラテッキリ」

五十鈴「それね、五月雨が頼んでるのよ、自分だと声も小さいし長門さんの方がいいからって」

レ級「ナル程……ここモ駆逐艦ガ秘書艦ダッタノカ……ン?」

ココも?何だ?何故私は今『も』と言った?……何か……そう、何か大事な……確か。

>>107
1.昔鎮守府で……
2.仲間達が何か……
3.○○○○○○○  選択不可

2



仲間達が何か……違う……仲間達じゃない……何だ?……いや、思い出せないなら仕方ないな。

五十鈴「レ級?どうかしたの?急に黙っちゃって」

レ級「……何カヲ思イ出セソウナンダガ……だめダナ、掴モウトスルト逃ゲラレル様ナ感ジダ」

鈴谷「無理はしなくていーよ、ゆっくり思い出せばいいじゃん」

レ級「……ソウダナ、アリガトウ鈴谷」

五十鈴「それじゃ続きやりましょ?」

レ級「アァ……ソウダナ」

……何か分からないが、今は置いておこう……。

一旦ここまで。
途中間が空いてすみません、それと今回の安価はルートの関係で選択不可がありました、これからもこんな感じでルートの補正が偶に入りますので……主に重要な安価で。
ではまた……質問などありましたらどうぞ、多少は答えます。

ながもんがレ級を襲うシーンはありますか?

>>110ありません……あっても返り討ちです。

レ級が秘書体験したりはしないのですか?

>>112 ルート次第ではそれもありですが、フーム……試しに安価とりますか、誰も居なさそうですが。
>>115 秘書艦をしてみるかどうか。

してみる

分かりました、ただ今日はこっち書けるか分からないので、多分ですけど明日以降になると思います。
それでは。

どうも1です。
安価で秘書艦をする事に決まりましたが、ここで1つ救済措置をつけたいと思います。
具体的な説明は後でしますが、上手くいけば良いことがあります。
では始めます。



再び資料を見ること十数分、控え目なノックと共に五月雨が帰ってきた。

五月雨「呼んで来ましたよー」

提督「おう悪いな、お前たちだけにやらせて」

五十鈴「そう思うなら次からは控えてよね?」

提督「あぁ……いや……うん」

レ級「ヤメロトハ言ワナイノカ?」

鈴谷「絶対に無理、隼鷹程じゃないけど提督もお酒大好きだしね」

レ級「ナル程」

提督「そっそれよりも!調子はどうだ?何かわかったか?」

五十鈴「特には……あっでも、レ級が少し気になる事があるみたいよ?」

五月雨「気になることですか?」

レ級「マァ大シタ事ジャナインダガ、五月雨ガ秘書艦ト聞イテ少シナ……」

五月雨「私が?」

鈴谷「五月雨ちゃんというか、秘書艦がっぽいけど、でも上手く思い出せないんだってさ」

提督「ふーん……なら試しにやってみるか?秘書艦」

レ級「私ガカ?」

提督「今日はそこまで急ぎの物や、重要な物はあまりないからな、どうだ?レ級」

レ級「……ソウダナ、ナラ頼ンデモイイカ?」

提督「よし!じゃあちょっくら執務室に行くか」

五十鈴「私達はもう少し調べてみるわ」

鈴谷「それっぽいのが有ったら見せるねー」

五月雨「秘書艦頑張って下さいね」

レ級「アァ……アリガトナ皆」

提督「そんじゃこっちな」

提督について歩いていく、秘書艦か……何か引っかかる……それが何かは分からないが。

レ級「思イ出セルトイイガ……」



レ級「フム……」

執務室で書類に目を通し、処理していく……何だろう?何か……。

提督「結構手際がいいな、艦娘だった頃は秘書艦だったのか?」

レ級「カモシレナイ……秘書艦……」

何か思い出せそうな気がする……掴もうとすると逃げられる、でも確かにそこにある何か……あれは……。

>>122-125で一番コンマ以下が高いレス

80以下 ダメだ……また逃げられた
81以上 今朝の夢で……

ぞろ目があったら成功とします。

ぽい



……そうだ……今朝の夢で……、私は提督と挨拶をしていた……そして仕事も……そうだ!

レ級「秘書艦……私ノイタ鎮守府ノ秘書艦ハ、私ダッタ……ソウダ思イ出シタ、私ハイツモ提督ト一緒ニ仕事ヲシテイタンダ」

提督「そうか……よかったな思い出せて」

レ級「アア……アリガトウ提督サン」

提督「別に大した事はしてないよ、それよりもさっさと終わらせよう」

レ級「ソウダナ」

1つ前に進めた気がする……。

ものの見事に取りましたね、これにより以前のルートなどに変則的ですが変更が加わります。

1-2ルートから1-2-4ルートへと変更されました。

○○ルート確定 解除
ベストエンド不可 解除
○○ドエンド不可

へと変更になりました。

一旦ここまで。
一応やった救済措置、見事でしたね、これからは本来なかったはずのルートとなりますので、少し考えて来ます。

>>1の他の作品が知りたい

>>130色々書いてますが、艦これは割と最近です。
別酉含めいくつか書いてるので、目にしてる物もあるかと思いますが、一応そちらはここでは書きません。
まぁ艦これに関して言えば、安価以外は大体メインのメンバーが同じですので、そこである程度分かるかと。
あと投下や書き込み開始時にほぼ必ず、どうも1です。と言ってますのであまり当てにならないですが。

青葉「司令官、……青葉、見られちゃいました……」【偶に安価】
青葉「司令官、……青葉、見られちゃいました……」【偶に安価】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414818156/)

提督「重巡洋艦青葉、執務室まで出頭しなさい」【安価あり】
提督「重巡洋艦青葉、執務室まで出頭しなさい」【安価あり】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1415347765/)

どうも1です。
速報!瑞鶴来たる!
思わず嬉しさの余り、無駄に報告してしまいます……もう少し来なかったら本気で瑞鶴スレ立てるところでした。
現在流れを考えていますので、しばしお待ちを。
何かいってくだされば、尻尾や秘書艦のように書く事もありますのでどうぞ、何せ予定外もいいとこなルートなので。

レ級が海岸で遊ぶ

なんでどうかな?もちろん偽装は無しで

違うとは思うが常時マジキチスマイルじゃあるまい

他の鎮守府とのからみ

レ級秘書官で建造してみる(オール30)

>>136
それ「くちくいきゅう」が来るフラグじゃね?

どうも1です。
>>134精神的な物はほぼ駆逐艦??なので、割としかめっ面といいますか、真面目な顔してます、散歩……ふむ。
>>135そのあたりはその内……。
>>136>>137なんならイ級さんでも呼びますか?

なるほど……色々出来ますね感謝です。
とりあえずその辺も含め考えてみます。

どうも1です。
夜勤前に1・2レスくらいですがかけるかな?
建造……ふむふむ。



提督「ん?秘書艦だったって事は、建造とか開発の手伝いしたことがあるんだよな?」

レ級「確カニアッタトハ思ウガ、ソレガドウカシタカ?」

提督「昨日も言ったが、俺が建造するといつも同じメンツなんだ、だからレ級にやってもらえればもしかしたら……」

レ級「他ノ艦娘ガ建造デキルカモシレナイナ」

提督「よし!そうと決まれば早速工廠いくぞ!」

レ級「カマワナイガ……仕事ハイイノカ?」

提督「そんなの後々!ほら!」

レ級「ハァ……全ク」

そんな思いつきでいいのだろうか?

提督「と言うわけで!早速建造したいが……資源の関係で一回だけ……」

レ級「シカモおーる30カ……マァヤッテミルカ」

資源を投入して……。

レ級「トコロデ……何デ皆イルンダ?」

五月雨「私も秘書艦ですから」

五十鈴「レ級が提督に引っ張られてるのが見えたから」

青葉「何やら面白そうなスクープの気配がしたもので」

鈴谷「かわいい子が来るかもしれないし」

長門「駆逐艦の気配がした」

レ級「オイ待テソコノ戦艦」

提督「まぁとりあえずやってみてくれ」

レ級「全ク、ヨット」

ドック『00:29:50』

提督「お!おお!これは!駆逐艦だけど五月雨じゃないぞ!」

五月雨「30分って事は、もしかして島風さんですか?」

提督「やったぞ!レ級!」

レ級「?おーる30で、島風ッテ出ルンダッタカ?」



提督「妖精さん!高速建造材を!」

妖精「はーい」

何だろう?何だか嫌な予感が……。

妖精「できたよー」

提督「よし!開けるぞ!」

提督が言うが早いか、ドックのドアを開ける……。

??「あら?こんなに集まってもらって、何だか申し訳ないですね」

レ級「……エット……?」

提督「……」

五月雨「……」

五十鈴「……あーうん」

青葉「スクープ!」

鈴谷「そっちかぁー」

長門「……くっぐぬぬぅ……いけ……る?」

??「あの?」

レ級「スマナイ……チョット驚イテナ……自己紹介頼メルカ?」

??「はい……初めまして皆さん、駆逐艦イ級と申します」

提督「……えー……」

レ級「スマナイ提督サン、マサカ深海棲艦ガ出テクルトハ……マァ私モ深海棲艦デハアルガ」

イ級「レ級……よね?何だか雰囲気とかがあの子とは大分違うけど」

レ級「アノ子?」

イ級「こっちの話よ、改めてよろしくねレ級」

何だろうこれは?……まぁ1つ言えるのは。

レ級「元艦娘ノ私ヨリモ、喋リ方ガ普通ナノハ何故ダ?」

提督「うーん……イ級……イ級?……レ級……」

五月雨「提督!しっかりしてください!気を確かに!」

五十鈴「まぁそうよね……そうなるわよね」

レ級「上手クイカナイモノダナ」

本当に……。

ここまでで。
そんなわけでメンバーが増えたよ!駆逐艦イ級ことイ級さんです。

とりあえず風呂入ってから夜勤なんで、続きはまた今度で。
ではまた。

どうも1です。
イ級のキャラや口調につっこまれなくて良かった。
今日も何もなければのんびり書きます。
あと先に言いますが、今日書く予定のとこは大事……かもしれません。
……当初の予定を色々とぶっちぎった流れは、書いてて楽しいですね……書きにくい事だけ目を瞑れば。
では始めようと思ったら買い物行くことになりましたよこんこんちきが!……合間とか使って書きます。



提督「コホン……取り乱してすまない、俺がこの鹿屋鎮守府の提督だ」

イ級「はい、これからよろしくお願いします提督さん」

提督「えーと……確認しておくけど、俺たちの味方でいいんだよな?」

イ級「ええもちろんです、ただ私争いごとがあまり好きではないんです!しかも戦ってもあまり戦力にならないかもしれませんが」

提督「いや!ウチは駆逐艦が足りないから遠征に行ってもらうだけでも」

五月雨「これでようやく遠征にも行けますね!」

提督「長かった!資源不足が長かった!でもそれも今日までだ!」

イ級「えっと……その……」

提督と五月雨はとても喜んでいる、長門も笑顔だが……根本的な問題があるな……イ級も困っている。
五十鈴、青葉、鈴谷とアイコンタクト……五十鈴が頷いてくれた……頼む。

五十鈴「あのーちょっといいかしら?」

提督「どうした五十鈴?」

五十鈴「根本的な事なんだけど……イ級さんを連れたまま遠征行って大丈夫かしら?」

提・五・長「「「……あっ」」」

イ級「その……すみません、何だか迷惑をおかけしてますね」

青葉「いやイ級さんが悪い訳じゃないですよ」

鈴谷「こればっかりは仕方ないって」

レ級「ムシロ建造シタ私ノ責任ダロウ」

イ級「そんな事ないですよ、建造してくれてありがとうレ級」

ふむ……同じ深海棲艦だからか?私に対してだけ、普通の口調だな……他のレ級の事を知ってるみたいだったからそれでか?

提督「いや……大丈夫だ、レ級と違って喋り方や発音普通だし、敵を騙す為の変装って事にすれば」

五月雨「……サイズ的には睦月型や暁型なら何とか?」

いや……無理だと思うぞ……、ん?気のせいか?今何か……。



提督「まぁとりあえずイ級の事は何とかするとして、青葉と長門はいつ来たんだ?」

青葉「長門さんを起こしに行った帰りですよ、やけに嬉しそうな司令官と引っ張られるレ級さんを見て、これはスクープが!と思いまして」

長門「駆逐艦の気配がした!」

レ級「ダカラ待テソコノ戦艦、言ッテルコトオカシイカラナ?」

五十鈴「いいのよ、言ったでしょ?病気みたいな……ん?」

レ級「ドウシタ?私ノ顔ニ何カツイテルカ?」

五十鈴「ちょっとよく見せて!……やっぱり!気のせいじゃない!」

レ級「五十鈴?」

五月雨「どうしたんですか?」

五十鈴「目よ!レ級の目!」

青葉「レ級さんの目が何か?」

五十鈴「色が変わってるの」

色?私の目の色?



レ級「自分デハヨク分カラナイガ」

五十鈴「さっきまでは薄紫っぽい色だったけど今は」

鈴谷「んー?あっ本当だ、うっすらと緑っぽくなってる」

五月雨「何かあったんですか?」

提督「んーまぁあったと言えばあったが」

レ級「1ツ思イ出シタ事ガアル」

五十鈴「思い出した事?」

レ級「私ハ艦娘ダッタ頃、秘書艦ヲシテイタンダ、ソレヲサッキ思イ出シテナ」

青葉「でもそれで何で目の色が?」

加賀「もしかしたらですが、所謂呪いの類かもしれませんね」

鈴谷「あれ?加賀さん?いつの間に?」

五月雨「呪い?」

加賀「レ級さんの姿をそういったモノで変え、深海棲艦に仕立て上げているのかもしれません、記憶を取り戻した事でそれが緩んだのかも……」

レ級「無イ話ジャナイナ、ソモソモ捕マッタ後ノ事ハ全ク覚エテイナイカラナ」

記憶を取り戻せば見た目も変わるのだろうか?



五十鈴「じゃあレ級の目は、元々は緑色だったのね?」

加賀「おそらくですが、ところで皆さんは工廠で何を?」

提督「レ級に頼んで建造してたんだ、そしてその結果」

イ級「どうも初めまして、駆逐艦イ級と申します、これからよろしくお願いします」

加賀「……なるほど、ええよろしくイ級さん」

鈴谷「すましてるけど、一瞬顔が強ばったよね?」ヒソヒソ

青葉「ほんの少しでしたけどね」ヒソヒソ

聞こえてるぞ2人とも、多分加賀にも。

五十鈴「他の空母は?起こしにいったんでしょ?」

加賀「飛鷹さんは問題ないのですが、赤城さんと隼鷹さんがまだ、ですので飛鷹さんに2人を任せてきました」

五月雨「そうなんですか」

隼鷹はともかく赤城も?

レ級「赤城ハ何デダ?」

加賀「何でも夢が夢だった事にショックを受けたらしく」

あーうん……。

レ級「触レナイデオク」

加賀「ええありがとう」



加賀「それと、もう一つ気になったのですが、レ級さんは秘書艦をしていたんですよね?」

レ級「ン?アアソウダ」

加賀「……だとすると、少しおかしくないですか?主力は出払っていて練度も高い艦娘は少なかったと、レ級さんは言ってましたよね?」

提督「言われてみれば、普通秘書艦ならそれなりに練度も上がってるもんだよな?」

五月雨「秘書艦に専念して、出撃はあまりしてなかったんでしょうか?」

レ級「……アノ時、提督ト最後ニ会話ヲシタ時ニ、提督ハ私モ連レテイコウトシテイタ……本来練度的ニハソッチダッタノカモシレナイ」

鈴谷「あれかな?敵が潜水艦中心だったからかな?」

青葉「潜水艦相手なら、駆逐艦か軽巡が主力ですからね、練度が高くて鎮守府に残ってたなら納得できますよね」

五月雨「なるほど」

あの時……提督は何のつもりだったのだろう?
私は何と言ったのだろう?……知りたい……私の事を……本当の私を知りたい。

一旦この辺で。
なかなか進まない、おかしいな?
まぁ何はともあれぼちぼち進んでいきますので、ぼちぼちとです。
ではまた後で。




イ級の見た目がイメージできない

>>155 見た目は普通のイ級でお願いします、多少丸っこい気がする位で至って普通のイ級です。
変装云々は要は着ぐるみって事、睦月型や暁型は単に体のサイズの話です。

イ級って、浮いてるのか・・・

酔った隼鷹がヒヤッハーって言いながら

上に載ってそう・・・

>>156
歩けなくね?

>>157>>158
移動時に擬音が付いてたらピョンピョンです、跳ねてます。
イ級は知りませんが、イ級さんはそれでいきます。

>>159
艦娘が海上を「滑る」のとは逆に、イ級とかは地上を「(若干浮いた状態で)滑る」のを想像してたわ。
跳ねてるのか……擬音だと「ピョンピョン」だけど、サイズとか考えたら「ドスンドスン」だよなぁ……。

どうも1です。
夜に来れたら書きます。
ちなみにAとBはどっちがいいですか?
それほど重要なものではないので、>>167さん気分で選んで下さい。

無難にAだ

遠征ルートですね、了解です。

どうも1です。
さすがに重要な安価はちゃんとやりますよ、ちなみにBだった場合は演習(鎮守府内)ルートでした。
それと今のところ二週目やセーブの実装予定はありません、救済措置で見事に勝ち取った訳ですから。
皆さんの安価で、ベストエンドを目指して下さい……自分は腹を括りました、どんな内容でもエンディングでも書く覚悟です。
ではぼちぼちと……邪魔が入らなければですが。



提督「さて……とりあえず行くか、いつまでも工廠に居ても仕方ないしな」

五月雨「この後はどうしますか?」

レ級「マダ私ガ秘書艦ヲヤルノカ?」

提督「んーそれなんだがな……この後は……そうだな、見た目はともかくイ級は駆逐艦だろ?なら五十鈴と一緒に遠征に出掛けてもらいたい訳だ」

五十鈴「五十鈴は構わないんだけどね、資源がないわけだし」

レ級「資源カ……ソウ言エバ、私ノ消費資源量ハドノクライダ?昨日ハヨク見テナカッタガ」

駆逐艦の時は燃費が良かったが、さすがにそのままではないだろうな。

長門「少なくとも駆逐艦の時よりは増えてるだろうがな、昨日は使わなかったが艦載機を出せばボーキも必要になる」

鈴谷「何でも出来る分だけ、いっぱい必要だね」

加賀「今度模擬戦でもしてみましょうか?一回の出撃でどれぐらいの資源を消費するか調べられますよ」

青葉「レ級さんの実力も気になりますしね」

レ級「フム、ソレモイイカモナ」

昨日の様子を考えると、私は少なくとも皆よりは練度が高そうだが……。

>>169
目が緑色の駆逐艦

弥生・長月・夕立(改二で赤)・凉風・朝潮・浦風(エメラルドグリーン)・秋雲(黄緑色)・夕雲

目の色だけじゃまだわからん。



五月雨「イ級さんの見た目……うーん……」

五十鈴「まぁ何とかなりそうなサイズだけど」

イ級「とりあえず被り物ということで、何とかなるかしら?」

青葉「うーん……いける……かな?」

鈴谷「難しい所だね、護衛とかは避けた方がいいかも?」

長門「……駆逐艦……駆逐艦……ムムム」

加賀「長門さん?本当に何もしないで下さいね」

レ級「私ヨリハドウニカナリソウダガ、トリアエズ一度試シテミルカ?」

提督「最悪バレた時の事も考えとくか、何故かイ級が建造出来たの一点張りで」

レ級「ソレハソレデ、正直ニ言ウノモドウナンダ?」

五十鈴「少なくともレ級の事も話さないとダメそうよね」

提督「うーむあまり話を広めたくはないんだがな、レ級も色々やりにくくなるだろうし」

レ級「私トシテハ現状ガ既ニ夢ノヨウナ話ダガナ」

……この鎮守府の皆に会えて、本当に……な。



提督「うーんどうするか……まぁ今日の所は止めておくか?」

レ級「一応準備シテカラノ方ガヨサソウダシナ」

五十鈴「うーん……妖精さんに頼んで、手足でも付けてもらう?それだけで大分印象変わりそうだけど」

レ級「手足……ソレモドウダロウ?」

イ級「すみません私の為に」

五月雨「イ級さんが謝る事じゃないですよ!」

提督「そうそう、お前は深海棲艦ではあるが、ウチの艦娘なんだからな、面倒事を引き受けるのは提督である俺の役目だ」

鈴谷「おー提督かっくいー!惚れちゃいそう!」

提督「ただし問題児は除く!」

青葉「何ですかそれ!……ちなみに誰ですか?」

提督「聞くのか?」

青葉「青葉はやめときます」

鈴谷「鈴谷もいーや」

加賀「隼鷹さんが入ってるかどうか、微妙ね……」

長門「あれも酒が入らなければな」

レ級「逆ニ言エバ、酒ガ絡ムトだめナンダナ」

五十鈴「否定出来る人はいないわね」

散々だな隼鷹……。

>>173そんなにいたのか!何人かはいると思ってたけど、あとその中に居ます??が、それはもう言っておきます。
ところで1つ聞きますが、演習ルートって見たいですか?

ちょっと所用で外行ってました、とりあえず今日はここまでで。
何か質問ありましたらどうぞ。
ではまた。

どうも1です。
本来お蔵入りの予定でしたが、せっかくなんで演習もやりますね。



加賀「提督、では今日は遠征は見送るわけですね?」

提督「そうなるな」

加賀「では演習で模擬戦をしませんか?レ級さんの実力や消費資源を調べるのにも必要ですし」

提督「ふむ、それもいいな、レ級もいいか?」

レ級「私ハ構ワナイガ、相手ハ誰ダ?」

長門「では私が相手をしよう、同じ戦艦として手合わせしておきたい」

提督「んー……レ級の練度にもよるだろうが、長門一人ではさすがにきついだろ、レ級?何人までならいける?」

何人?……そうだな……ここはやはり。

レ級「六人デイイゾ、私トシテモ全力ヲ一度試シテオキタイ」

五十鈴「ちょっと大丈夫?」

レ級「ナニ、演習ナンダ怪我ハシナイサ」

長門「むぅ……いいのか?レ級」

レ級「セッカクヤルナラ、全力デヤル方ガイイダロウ?」

提督「うーん……よし、五月雨旗艦以下五十鈴長門加賀鈴谷青葉、これで演習をする」

鈴谷「おやおや?いいのかな?さすがに負けないよ?」

青葉「でもレ級さんの練度は一体……?」

五月雨「何だか嫌な予感が……」

レ級「……ナンナライ級ハ私ト出ルカ?練度ヲ上ゲタイダロ?」

イ級「あらいいんですか?ではせっかくですし」

提督「では十分後に演習開始とする」

演習とは言え自分がレ級として戦う初めての戦いだ、上手く艦載機を飛ばせるかが問題だな。



提督『それではこれより演習を開始する!』

五月雨「よーしがんばるぞー」

加賀「まずは航空戦ですね、さすがに私だけでは制空権は取れないでしょうが」バシュン

長門「……来た!総員回避!」

鈴谷「了解!ってひゃあっ!?」ドカッ

青葉「わわわっ」バスッ

加賀「私の艦載機が全部落とされて!?くっ」ドンッ

五月雨「被害は!?」

鈴谷「ごめん、判定沈んだ」ゴウチン

青葉「右に同じく」ゴウチン

加賀「沈んではいないけど、艦載機は飛ばせないわね」タイハ

長門「開幕航空戦で三人か……予想以上だな……だが砲撃戦なら」

五十鈴「待って!何か来る!きゃっ!?」チュドン

五月雨「五十鈴さん!」

五十鈴「いたた……轟沈判定みたい」ゴウチン

長門「先制雷撃だと!?くっ砲撃開始だ!」ズドン

五月雨「はい!ってひゃあっ!?」

長門「くっさせん!ぬっ」ズムン

五月雨「長門さん!」

長門「大丈夫……と言いたいが、厳しいな」タイハ

加賀「まだ砲撃戦の途中なのに……これは予想以上だわ」

五月雨「えいっ」パン

長門「ん?あれはイ級の砲撃か?よっと」

五月雨「あっ来る!きゃあ!」ボムン

長門「五月雨!」

五月雨「すみません」タイハ

五十鈴「まさかここまでなんて……」

提督『旗艦五月雨大破、よってここまでとする』



提督「まさかあそこまでとは……」

長門「完敗だな」

鈴谷「レ級強すぎだって」

レ級「私トシテモアソコマデトハ思ッテナカッタ」

イ級「私何もしてませんでしたね」

青葉「それを言うなら、青葉達は砲撃も出来ませんでしたよ?」

五十鈴「レ級って強いとは聞いてたけどねぇ」

加賀「……レ級さん、あなたの練度は分かりますか?」

レ級「練度?……スマナイ、皆ヨリモ上ナノハ確カダトハ思ウガ……」

加賀「資料によれば、レ級が先制雷撃を行うのはエリートとされています」

提督「そうか、つまりレ級はエリートなのか……マジか……」

五月雨「強い訳ですね」

五十鈴「こっちで改になってるの、私と五月雨ちゃんだけだものね」

レ級「ウーン……駆逐艦ノ頃トハ全ク違ウナ」

イ級「エリート……でもさっきのは……むぅ」

まさかここまで強くなっているとは……正直自分が一番驚いているだろうな。

一旦ここまで。
用事が出来たので出掛けて来ます、とりあえず演習はこんな感じですね……レ級強すぎか?まぁ妥当な強さではあるんですが。
ではまた。
質問や意見、見たい物あったらどうぞ、ネタは使えそうなモノなら拾いますので。

どうも1です。
色々やってたらこんな時間ですよちくしょう……まぁぼちぼちと書きます。
それと一つリクエストの消化と、少しずつ進めないとね……。



提督「まぁとりあえず皆補給してきてくれ、その位の資源はあるから」

五月雨「レ級さんの補給ってどの位ですかね?」

五十鈴「長門と加賀さんを合わせた位とか?」

鈴谷「さすがにそれはないってば」

青葉「むしろ多かったりして?」

レ級「何トモ言エンナ、私ノ性能ヲ考エルト」

加賀「まぁとりあえず補給に行きましょう」

長門「こっちだイ級、付いて来てくれ」

イ級「ありがとうございます」

提督「終わったら消費資源量の目安持ってきてくれ」

レ級「了解」

さて……少し怖くもあるが……どの位だろうか?

 ーーーーー

提督「で?どうだった?」

加賀「結論から言えば異常です」

提督「異常?やっぱりめちゃくちゃ多いのか?」

加賀「とりあえずコレを」

提督「どれどれ?……いや待てレ級の性能でこの程度?重巡と戦艦の間、ボーキも食うから軽空母と正規空母の間ってのが近いか?」

五月雨「あれだけ出来てその位なんて、驚きですね」

五十鈴「でもいくらなんでも少なすぎるわよね?」

レ級「……オソラクダガ、私ガ元々駆逐艦ダッタカラジャナイカ?最初カラレ級トシテ建造サレタ訳デハナイカラ」

提督「あり得る話だな、今までレ級の目撃情報はかなり少ない、深海棲艦としてもレ級を大量に投入するのはキツいのかもしれない」

長門「……もしそうなら、レ級の戦力で燃費向上が出来るなら、深海棲艦達も色々と試している可能性はあるな」

五十鈴「ちょっと長門!」

レ級「イインダ、ソノ可能性ハ最初カラアッタカラナ……私ガイタ鎮守府ガ襲ワレタ理由……」

提督「……戦力増強及びその為の実験体の入手……か」

レ級「……現状カラシタラ、ソレガ最モアリ得ル理由ダ……」

……悔しいが……な。



レ級「……スマナイ、少シ外ニ出テモイイカ?人気ノナイ海岸辺リヲ歩キタインダガ」

提督「あぁ、構わないぞ」

レ級「スマナイ、行ッテクル」

……やはり多少はキツイ感じだな、少し気分転換がしたい。

五十鈴「レ級……私も一緒に行っていい?」

レ級「五十鈴……アァ構ワナイガ」

五十鈴「そう、じゃあ行きましょう」

レ級「アリガトウ五十鈴」

五十鈴「ふふっ、お礼なんていいわよ」

とりあえず鎮守府の近くの海岸なら、あまり人もいないはずだ……気をつけていれば出くわす事もないだろう。



レ級「……コウシテ見テイル分ニハ、穏ヤカナンダガナ」

五十鈴「そうね……でも少し沖に行けば、深海棲艦達が現れるのよね」

レ級「……早ク平和ニナレバイイガ」

五十鈴「そのためにも、私達が頑張らないとね」

レ級「アァ……ン?」

五十鈴「どうしたの?」

レ級「アソコ……アノ岩ノ陰……何カ……イヤ誰カ倒レテル!」

五十鈴「!大丈夫!?」

レ級「シッカリシロ!ッテコイツハ」

??「……ウッ」

五十鈴「これって……ヲ級じゃない!何でこんな所に!?」

レ級「シカモカナリぼろぼろダナ、ドコカノ艦隊トヤリアッタ後カ?」

五十鈴「でもマズいわね……私達艤装置いてきちゃったし」

レ級「ダガ取ッテクル間ニイナクナル可能性モアルナ」

五十鈴「どうすれば」

ヲ級「ウッココハ……艦娘?良カッ!?深海棲艦!?」

五十鈴「?なんか反応が……」

レ級「……モシカシテ」

ヲ級「離レテ!艤装モナシニソンナ近クニイタラ危ナイ!」

これは……うん、まず間違いない。

レ級「オ前モ私ト同ジカ」

ヲ級「?同ジ……マサカ」

レ級「私モ元艦娘ダ」

ヲ級「アナタモ!?」

私と同じ境遇……もしかしたら、あの時さらわれた一人かもしれない……。

一旦ここまで。
さて……このヲ級は何者でしょうかね?
ではまた……寝付けなかったらまた来るかもですが……多分寝ます。

RJさんじゃフラットすぎるし、隼鷹さんクラスだと有りすぎるし…

>>195敢えて聞こうか、何がですか?
それと今日はちょっと書きに来れないかもなんで。
あれ?艦載機がどこかへ飛んでいく。

どうも1です。
現在遠征中、本当は今日はコレは書かない予定でしたが、今朝のデイリー建造でついに!とうとう!通常建造空母のラスト一人!(のはず)
瑞鳳が来てくれました!
なので帰ったら少し書きます。
これでデイリーで延々空母レシピやる日々から解放だ!
次は資材を貯めて大型だ!……うんやる前から心折れそうなんですが。
ではとりあえずまた後で……予定通りいけば、今回はまた少しだけ重要な所になる……かもしれません。
所でこのヲ級は誰だと思いますか?

どうも1です。
ではぼちぼち書きますね。



さて、まずは何から聞くか……やはりこれか?

レ級「大体想像ハツクガ、何故コンナ所ニ倒レテイタンダ?」

ヲ級「ソウネ……私ハツイ最近気ガツイタノ、気ガツイタ時ニハ海ヲ漂ッテイタワ」

レ級「私ト同ジダナ」

ヲ級「トリアエズ鎮守府ニ帰ルタメニ歩キ出シタンダケド、方角トカガサッパリデ」

五十鈴「それで?」

ヲ級「偶然艦娘達トデクワシタワ……デモ……」

レ級「攻撃……サレタノカ?」

ヲ級「エエ……」

やはりか……、この傷はその時に……。

ヲ級「トリアエズ艦載機デ牽制シテカラ離脱シタワ、攻撃スル訳ニハイカナイシ、ソコデ飛バシタ艦載機ヲ見テ……」

レ級「自分ガ深海棲艦ダト気ヅイタノカ……」

ヲ級「……エエ」

五十鈴「辛かったわね……もう大丈夫よ」

そう思うと私はずいぶん運が良かったみたいだな。



ヲ級「ソレデ燃料モ艦載機モ底ヲ尽キソウニナッテ、ナントカココニ上ガッテ……」

レ級「ソコデ寝テシマッタ訳カ」

ヲ級「エエ、デモ私以外ニモイタナンテ」

そうだ……そこを聞く必要がある……。

レ級「艦娘ダッタ時ノ事ハ覚エテイルカ?」

ヲ級「……ゴメンナサイ、私ガ空母ダッタ事ト、鎮守府ガ襲ワレテ私ガサラワレタ事位シカ」

レ級「サラワレタ……オ前モカ、敵ハ?」

ヲ級「潜水艦中心ノ艦隊ダッタケド、モシカシテアナタモ?」

レ級「アァ……私モ潜水艦中心ノ艦隊ニ鎮守府ガ襲ワレテ、私ト仲間ガ少ナクトモ四人サラワレタノガ最後ダ、ソノ前後ハ上手ク思イダセナイ」

ヲ級「ソレジャア」

レ級「私達ハ同ジ鎮守府ニイタ可能性ガアル訳ダナ」

もしそうなら一人目だ……そして……。



ヲ級「……アナタレ級ヨネ?ナラ元ハ戦艦?」

レ級「イヤ……元ハ駆逐艦ダ」

ヲ級「エッ?」

レ級「アァマァソンナ反応ニモナルダロウナ」

ヲ級「駆逐艦……駆逐艦……?」

レ級「ソレト私ハ秘書艦ヲシテイタミタイナンダガ」

ヲ級「秘書艦……!ソウヨ!ウチノ鎮守府ノ!……ダメ、秘書艦ガ駆逐艦ノ誰カダッタノハ思イダセタケド、ソレガ誰カマデハ……」

レ級「……モシカシテ本当ニ?」

五十鈴「一人目の仲間、見つかったみたいねレ級」

レ級「……アァ」

ヲ級「デモヨカッタワ、アナタニ会エテ……」

レ級「私モダ……シカシドウシタモノカ」

五十鈴「大丈夫よレ級」

レ級「……ソウダナ」

皆なら大丈夫だ。

ヲ級「?何ガ?」

レ級「ソレジャアイコウカ……私達ノ今ノ居場所ニ」



レ級「ソレデツレテキタ」

提督「そんな犬みたいに……まぁいいけど」

五月雨「ヲ級さんよろしくお願いしますね」

鈴谷「今度はヲ級かぁ~次は何だろ?」

青葉「むむむ!スクープの気配!」

イ級「あらヲ級姉さ……んじゃないのよね?ゴメンナサイね」

ヲ級「エッ?エッ?コンナ反応デイイノ?」

提督「別に変じゃないよな?」

五十鈴「普通よね?」

ヲ級「絶対普通ジャナイ……ソレトソノイ級ハ?」

レ級「サッキ建造シタラデテキタ」

ヲ級「深海棲艦ガ!?イイノ?ソレ?」

レ級「アマリ気ニスルナ、加賀ト長門ハ?」

ヲ級「……?」

鈴谷「長門さんは訓練だってさ、加賀さんはすぐ帰って来ると思うよ」

加賀「ただいま戻りました、あらレ級さんと五十鈴さん……と……」

ヲ級「……」

……ん?



加賀「……」

ヲ級「……」

提督「おーいどうした二人とも?」

加賀「えっ?ええ……」

ヲ級「アッ……レ級ト同ジ鎮守府ニイタ、元空母ノヲ級ヨ……」

加賀「そう……私は正規空母……一航戦、の加賀よよろしくね」

ヲ級「エエ……ヨロシク」

何だ?何か違和感が……。

加賀「えっと提督?とりあえず先程仰っていた資料です」

提督「ん?あ……あぁ」

五十鈴「何だか変ね加賀さん、あんな風に一航戦を強調するのは、初めてみたわ」

レ級「私デモワカルゾ、イツモノ加賀ラシクナイナ」

それにヲ級も何だか変だな。

ヲ級「……」

レ級「ドウカシタノカ?」

ヲ級「ドウモシナ……クハナイワネ、アノ加賀サンヲ見タラ、何故カコウ……対抗心ミタイノガ……何デカシラ?」

ふむ……。

レ級「モシカシタラ、艦娘ダッタ頃ニ何カ因縁ミタイナモノデモアッタノカモシレナイナ」

ヲ級「ウン……デモソウダッタラ、チョットオ互イニヤリヅライト言ウカ、居心地ガ悪イト言ウカ……」

五十鈴「そうね……どうしようかしら?」

レ級「モシソウダトシテモ、今ハ違ウダロ……望ンダ訳デハナイガ今ノオ前ハ空母ヲ級ダ、艦娘ダッタ頃ノ事ニ囚ワレル必要ハナイサ……マタ新シイ関係ヲ築ケバイイ」

ヲ級「……フフッソウネ、ソノ通リダワ……デモ深海棲艦ニナッテモ変ワラナイワネアナタハ」

レ級「ン?変ワラナイ?」

ヲ級「アレ?何デダロ?デモ何故カソウ思ッタノヨネ」

レ級「ソウカ」

五十鈴「……もしかしたら記憶はなくても、心のどこかに覚えているのかもしれないわね」

レ級「……ソウカモナ」

心……か……。

とりあえずここまで。
さて!このヲ級は一体誰かな?分かるかな?分かんないだろうなー。
という訳で次回はまだ未定ですが、年内はこれが最後です、今日は夜勤なので夜も来れませんので。
ではまた。

>>218
レ級だって尻尾の先に口があるのに、艤装置場でピチピチ動いてるんだぜ?
ヲ級の頭のアレが鼻提灯でフワフワ浮かんでても不思議じゃないだろ。

>>222その手があったか!
まぁそれはともかく、変更される事はありませんので、皆さんレ級やヲ級そして○級や●級そして?級の元が誰かご自由に推理してください。
とりあえず現在夜勤中、帰って遠征を終えたら少し書けるかもです。

どうも1です。
そろそろ書き始めようと思いますが、その前に一つ安価を取ります。
>>226
SとJのどっちがいいですか?
まぁそこまで大事な安価ではありますから、気楽に答えて下さい。

Sで

ふむふむなる程、では最後の一枠は、重巡を見送り戦艦を採用しますね、了解です。
ではぼちぼち書きます。



提督「ふむふむなる程」

五十鈴「所で提督、その資料は何?」

提督「ん?これか?簡単に言えば、通常とは違う行動を取る深海棲艦の報告をまとめた物だ」

ヲ級「通常トハ違ウ行動?」

提督「そうそう例えば、普通深海棲艦と出会えば、すぐに戦闘に移行するけどそうならない時とかな」

加賀「何かの輸送をしていたのか、何かを守るようにしながらすぐに戦闘海域を離脱していった物等がありますね」

五十鈴「ふーん、でも何で今それを見てるの?」

レ級「ツマリコウイウ事カ?通常トハ違イ、コチラヲ攻撃シテコナイ深海棲艦ノ情報ヲ探シテイルト」

提督「その通り!一応やるだけやっておこうと思ってたが、ヲ級を見て考えが変わった」

ヲ級「私ヲ見テ?」

提督「レ級だけならまだ偶然かも分からないが、二人となれば違ってくる、他のさらわれた艦娘も深海棲艦になっているなら、艦娘としての自我を持っている可能性がある」

レ級「ソシテソウダッタ場合ハ、コチラニ攻撃ヲシテコナイ可能性ガ高イ」

提督「そういう事だな」

五十鈴「なる程ね、提督ったら意外と冴えてるじゃない」

提督「意外とは余計だ」

艦娘としての自我……確かにそれが手掛かりになる可能性は高いな。



ヲ級「ソレデ?ドンナ報告ガアルノ?」

提督「そうだな……最近の物を中心に探して、大きく分けて四種類だな」

五月雨「四種類ですか?」

提督「その内一つは空母ヲ級の報告だ」

ヲ級「……多分私ノ事ネ」

提督「恐らくな、それで他の三種類だが順に、潜水カ級、軽巡ツ級、戦艦ル級となっている」

レ級「カ級トツ級トル級カ、順当ニ考エタラ潜水艦ト軽巡ト戦艦ガサラワレテイタト見ルベキカ」

鈴谷「レ級の事を考えたら違うかもだけどね」

青葉「うーん……でもこれって調べるのはちょっと大変ですね、どれもここから比較的近いですが、場所がバラバラですね」

提督「今回の場合は、あまり時間とかをかけるのは得策ではないな、なんとか早めに彼女たちと接触しておきたいが」

加賀「やはり目撃情報のある海域を中心に捜索するのが確実でしょうか?」

イ級「でも場合によっては話す前に逃げられてしまう可能性もありませんか?」

レ級「……フム確カニナ」

艦娘達に攻撃されていたとしたら、こちらを見つけ次第逃走する可能性は高いか……さて、どうするか?



レ級「……>>235

1.捜索ニ同行サセテモラエナイカ?
2.ココハ任セタ方ガイイカ……

1

すみません、用事が出来たのでここまでで。
ではまた。

しばらく見てなかったけど良かった進んでない

頑張ってくださいね、色々と

>>238 自分が言うのも何ですが、それは良かったんでしょうか?
この後遠征行って、それが終わったら時間取れるといいな。

どうも1です。
何とか少し時間取れそうですのでぼちぼち書きたい……何も言われませんように。
それと誰かいると助かりますね、ちょっと安価出すことになるかもなんで、それではいきます。



レ級「捜索ニ同行サセテモラエナイカ?」

五月雨「レ級さんをですか?」

加賀「あまり他の鎮守府にバレたくはありませんが」

提督「だがレ級が一緒なら、それも捕虜ではなく普通にしていれば、向こうも安心してくれる可能性はあるな」

青葉「あまり他の鎮守府の方に近づかなければ、遠回りにはなりますがそれぞれの海域を迂回出来ますね」

レ級「モシソノ三人モ、私達ト同ジナラ私ガ迎エニイッタ方ガイイトハ思ウンダガ」

五十鈴「私は賛成よ、レ級を連れて行くべきだと思うわ」

提督「俺もだな」

加賀「……確かに危険もありますが、それ以上に得るものがありそうですね、ではレ級さん話はお願いしますね」

レ級「アア任セロ」

ヲ級「私ハ今回ハ待機シテルワネ、マダコノ鎮守府ノ中スラ分カラナイシ」

提督「そうだな、同じ空母の……」チラッ

加賀「何か?」

提督「……飛鷹にでも案内させよう……後で飛鷹達の所まで案内するから」

ヲ級「エエ分カッタワ」

五月雨「それじゃあレ級さんは行くとして」

提督「秘書艦である五月雨にも行ってもらうか」

五十鈴「レ級が行くなら私も行くわよ」

鈴谷「鈴谷も行く!楽しそうだもん!」

青葉「青葉もです!スクープの予感がしますから!」

加賀「では最後の一人は私が行きましょう」

提督「決まりだな、五月雨以下レ級五十鈴鈴谷青葉加賀、以上六名で捜索に当たれ」

五月雨「了解です!」

五十鈴「となると、後はどこにいくかね」

鈴谷「カ級はここから南西方向だね」

青葉「ツ級はほぼ南ですね」

加賀「ル級はおおよそ南東ですか」

提督「それなりに距離があるから全部いっぺんには無理だな、どれか一つずつ行こう」

ヲ級「セッカクダシレ級ガ選ンダラ?」

イ級「レ級がメインのような物ですものね」

レ級「ソウカ?ソウダナ……」

まずどこから行くか……。



潜水カ級……今この鎮守府にはいない潜水艦。

軽巡ツ級……軽巡も今は五十鈴しかいないな。

戦艦ル級……今の私と同じ戦艦か……ふむ。

レ級「ソウダナ、>>246

1.カ級カラ捜ソウ、うちニハ潜水艦ガイナイシナ
2.ツ級カラ捜ソウ、軽巡ヲ増ヤシタ方ガヨサソウダ
3.ル級カラ捜ソウ、一番燃費ガ悪イダロウカラ、早メニ保護シタ方ガイイカモシレナイ

3



レ級「ソウダナ、ル級カラ捜ソウ、一番燃費ガ悪イダロウカラ、早メニ保護シタ方ガイイカモシレナイ」

五十鈴「あー確かにそうね、じゃあ今回は南西方向に向かうのね」

レ級「アァ……ソレジャ皆ヨロシク頼ム」

五月雨「勿論ですよ!」

鈴谷「鈴谷にお任せ!」

青葉「青葉取材!じゃなかった頑張りますよ!」

加賀「さぁ行きましょう」

五十鈴「ほらレ級、号令かけて」

レ級「私ガカ?……ソレデハ第一艦隊出撃スル!」

五・五・鈴・青・加「「「「「了解!」」」」」

ヲ級「行ッテラッシャーイ」

イ級「皆気をつけてね」

目指すは南東方向、戦艦ル級の目撃情報のあった海域、きっと見つけてみせるぞ……。

もう少ししたら仕事に行くんで一旦ここまでで。
戦艦ル級ですね……うん、てっきりカ級かツ級と思ってた、まぁ考えてきますね。
それではまた。

どうも1です。
続きを書きたいのですが……どうしても決まらないモノがありまして。

>>253 FかK 好きな方を選んで下さい。

人にもよりますが、そこそこ大事かもしれません。

個人的に好みなので
Fで

了解です個人的にFの方がよかったので助かりました。
……ただ1つ言いますが、これはル級の元になった戦艦のイニシャルではありません。
あと今見返したら、>>247で五十鈴が南西方向と言ってますが、南東方向の間違いです、すみません。
では細かい所を少々詰めてから書こうと思います。

酉こうだよな?
どうも昨日スマフォを落として、車に踏まれて使えなくなった1です。
一昨日はうっかり寝落ちして、昨日書こうと思ったらこんな事に、今代替機で書いてますが慣れないので使いにくい!
とりあえず交換のがさっき届いたと連絡来たので取りに行ってから、酉やレ級とかを単語登録して書きに来ますね。
それでは。

そんな漫画みたいな壊れ方ありえるのか・・・?

どうも1です。
遅くなってすみません、今から夜勤前までぼちぼち書きたいと思います。
>>257正確には、買い物に行くときに落として、買い物が終わってから無いことに気付いて、探しながら帰ったら……という事です。
それと上手くル級が出て来たらそれが誰か当ててみて下さい……ムズカシイカモシレナイケド上手く当てれば良いことがあります……多分。



レ級「資料ニヨルトコノ辺ラシイガ」

五十鈴「まぁそう簡単には見つからないわよね」

五月雨「あそこの岩場とか見に行ってみますか?」

鈴谷「そんな分かりやすい所にいるかな?」

青葉「まぁいなくて当然、いたらラッキーみたいな感じですかね?」

加賀「そうですね……少なくとも、空から見える所にはいないようですし」

レ級「デハ見ニ行ッテミルカ」

まぁいないだろうが……。

五十鈴「そっとよ?静かに……」

そう言われ音をなるべくたてずに覗き込むと……。

ル級「……」

……。

ル級「……」

……いや普通にいるし……これはどうしたら……。

ル級「オ腹スイタ……」

しかもこっちに気付いてない……さて……。



レ級「イルゾアソコニ」

鈴谷「マジで?」

レ級「シカモコチラニ気付イテナイ……タダ……」

五月雨「ただ?」

レ級「少シ妙ダ」

加賀「妙?一体何がですか?」

レ級「アノナ?普通ノル級ト比ベテ、少シ艤装ガ大キイ」

青葉「それって……普通のル級じゃないってことですか?」

加賀「そういえば資料にも、通常とは見た目が少し違うと報告があった……と書いてありましたね確か」

五十鈴「じゃあやっぱり」

レ級「タダ……飛行甲板ノヨウナモノモ付イテルンダガ」

五・五・鈴・青・加「「「「「飛行甲板?」」」」」

レ級「アアソウダ」

ここまで来ると、明らかにあれは元艦娘だろうが……何だろう?何かを思い出しそうなんだが……。



レ級「トリアエズソット近付イテミル」

五十鈴「大丈夫だろうけど、一応気をつけてね?」

レ級「アァ……」

ゆっくりと近付いてみると……やはり艤装が大きい……しかし後ろからとはいえ、こんなに近付けていいのだろうか?もう5メートルほどだが。

ル級「肉マン食ベタイ……アァデモ私ダケ食ベルノモ……」

さて……まさか真後ろに立っても気づかないとは……何だろう?やっぱり何かを思い出しそうだ……。

レ級「オイ」

ル級「誰!?ナッレ級!?」

レ級「聞キタイ事ガアル」

ル級「アァ……深海棲艦ニ見ツカルナンテ……不幸ダワ……」

別に私は深海棲艦側ではないのだがな。



レ級「オ前……自分ガ誰カ分カルカ?」

ル級「……艦娘ヨ……名前ハ思イ出セナイケド……」

レ級「フム……今ハドウダ?」

ル級「?艦娘ヨ?」

レ級「……」

……そういえば確か鈴谷が鏡を持っていたな、ここに来るまでに髪を直しているのを見た……コイツは多分……。

レ級「オーイ皆!当タリダ!」

ル級「皆?」

五十鈴「やっぱり元艦娘だったのね?」

鈴谷「ちぃーす!」

青葉「取材よろしいですか!?」

五月雨「青葉さんたら」

加賀「ですが事情を聞くのは大事でしょう」

ル級「エッ?何デレ級ト艦娘ガ?エッ?エッ?」

まだ混乱しているな。

レ級「鈴谷、確カ鏡ヲ持ッテタロウ?貸シテクレ」

鈴谷「え?これ?」

レ級「アリガトウ、オイこれヲ覗イテミロ」

ル級「エ?何ガアル……アラ?……エ?……エェェェェ!?」

まぁそりゃ驚くだろうな。

ル級「……深海棲艦ニナッテル……不幸ダワ……姉様……私ハ……ル級ニナッテシマイマシタ」

何だろう……もう少しで……。

さて誰でしょうか?

ムズカシイデショ?……ネ?
↓3当てたら良いことがあります。



確か……そうだ!こいつは!

レ級「思イ出シタゾ、オ前ハうちノ鎮守府ニイタ……くそっ名前ガ出テコナイ……」

顔や名前が出てこない……何か強い封印でもかけてあるのだろうか?だが今は十分か。

レ級「名前ハ出テコナイガ、オ前ノ事ハ覚エテルゾ」

ル級「エ?」

五十鈴「どんな艦娘だったの?」

レ級「ソウダナ……一言デ言ウナラ、不幸ナしすこんダナ」

ル級「……アッテルケド……アッテルケド……」

五月雨「えっと……その……」

レ級「確カイツモ姉妹艦ノ姉ト一緒ニイテ……ヨク怪我ヲシタリ物ガ壊レタリ、ソシテ」

鈴谷「そして?」

レ級「……魚雷ヲまともニ受ケテ、一番最初ニサラワレタ奴ガイタンダヨ……」

ル級「不幸ダワ……マサカソンナ事ヲ覚エテイタナンテ」

青葉「むむむ……不幸艦ですか?……だとすると……」

レ級「ダガ頼リニナル奴ダッタ、マァどっくニイル時間が」



確か……そうだ!こいつは!

レ級「思イ出シタゾ、オ前ハうちノ鎮守府ニイタ……くそっ名前ガ出テコナイ……」

顔や名前が出てこない……何か強い封印でもかけてあるのだろうか?だが今は十分か。

レ級「名前ハ出テコナイガ、オ前ノ事ハ覚エテルゾ」

ル級「エ?」

五十鈴「どんな艦娘だったの?」

レ級「ソウダナ……一言デ言ウナラ、不幸ナしすこんダナ」

ル級「……アッテルケド……アッテルケド……」

五月雨「えっと……その……」

レ級「確カイツモ姉妹艦ノ姉ト一緒ニイテ……ヨク怪我ヲシタリ物ガ壊レタリ、ソシテ」

鈴谷「そして?」

レ級「……魚雷ヲまともニ受ケテ、一番最初ニサラワレタ奴ガイタンダヨ……」

ル級「不幸ダワ……マサカソンナ事ヲ覚エテイタナンテ」

青葉「むむむ……不幸艦ですか?……だとすると……」

レ級「ダガ頼リニナル奴ダッタ、マァどっくニイル時間ガ長クテ、錬度ハソコマデ高クナカッタガ」

ル級「アァ不幸ダワ……」

加賀「ふむ……不幸な戦艦……」

とりあえずここまで。
ちょっと中途半端ですが、そろそろ夜勤の準備しないとなんで。
ではまた…

どうも1です。
現在遠征中、終わったら少し書きに来ます。 
所でFとKで、Kの方知りたいですか?

早い!思ったよりも早い!
まぁいいか、とりあえずぼちぼち書きます。
それとKだった場合は、こんな風に某高速戦艦の二番艦がなってました。

気合イ!入レテ!行キマス!



ル級「……トコロデ、あなたハレ級ヨネ?ナラ元ハ私ト同ジ戦艦ナノ?」

レ級「イヤ、私ハ元駆逐艦ダ」

ル級「……駆逐艦カラレ級、私ハ戦艦カラル級……アァ不幸ダワ」

加賀「ル級とは言っても、飛行甲板を持ってますから、普通ではありませんが」

鈴谷「て言うか、それって元々あったの?それともル級になってからなの?」

ル級「……元々ダト思ウワ」

鈴谷「それってつまり、元航空戦艦ってことだよね?」

五月雨「あっそうですね!」

確かに言われてみれば。

五十鈴「航空戦艦ってそんなにいないわよね?」

青葉「確か、伊勢型と扶桑型だったかと」

加賀「しかも姉様と言うことは、二番艦以降ですね」

レ級「……」

二番艦……航空戦艦……何か……確か……。

>>285

1.伊勢型の……
2.扶桑型の……

1



伊勢型の……違うな、ダメだ。

レ級「思イ出センナ、スマンル級」

ル級「イイノヨ別ニ、不幸ナノワ何時モノ事ダカラ」

五月雨「あの……落ち込まないで下さいね、私達もお手伝いしますから」

ル級「私達?ソウイエバドウシテレ級ガ一緒ニイルノカシラ?」

五十鈴「そうね、まぁウチに来れば分かるわよ」

レ級「トリアエズ一緒ニ来イ、今ノ私達ノ居場所ニ連レテッテヤル」

ル級「……ソウネ、思イ出セナイケド、あなたノ言葉ハ安心出来ル気ガスル」

鈴谷「じゃあ決まりだね!」

青葉「では長居は無用ということで」

レ級「第一艦隊、コレヨリ帰投スル!」

ル級「……何カ大事ナ事がガ思イ出セソウナノニ……だめネ、不幸ダワ」



提督「なる程、元航空戦艦のル級か……俺がこの鹿屋鎮守府の提督だ」

ル級「……エット、ヨロシク……」

ヲ級「……何カシラ?何カ思イ出セソウ……デモ出テコナイ……」

ル級「ヤッパリソウナノネ、不幸ダワ」

ヲ級「アッソレ!ソレガ口癖ノ戦艦ガイタノハ思イ出セタワ」

レ級「ヲ級モ無理カ……些カ歯ガユイナ」

五十鈴「焦らなくてもいいんじゃない?すぐには無理でもゆっくり思い出せば」

レ級「……ソウダナ、マダ後二人イルシナ」

ル級「二人?」

ヲ級「私達ト同ジ境遇ノ深海棲艦ガ、ソレラシイノガトリアエズ後二人イルノヨ」

ル級「ソウナノ……同ジナライイワネ……アッデモコンナ不幸ヲ何人モッテ……不幸ダワ」

鈴谷「何かずっと不幸って言ってそう」

青葉「ですね」

加賀「それで提督、この後は如何なさいますか?」

提督「あーそれなんだけどな、さっきので資源がほぼ尽きてな、行けるのは明日以降だ」

レ級「ソウカ……ナラ仕方ナイナ今日ノ所ハ大人シクシテイヨウ」

五月雨「皆さんにも紹介しないといけませんしね」

ヲ級「私ハ大丈夫ヨ、サッキ飛鷹ニ案内シテモラッタ時ニ、挨拶モシタカラ」

ル級「ナラ次ハ私ネ……大丈夫カシラ?」

レ級「心配スルナ、ココノ皆ハ大丈夫ダ、私ガ保証シテヤル」

ル級「ソウ……あなたガソウ言ウナラ」

提督「それじゃあ挨拶してきてくれ、あと五月雨はこっちで仕事手伝って」

五月雨「分かりました」

レ級「ジャア行クカ」

鈴谷「まずは同じ戦艦の長門さんかな?」

青葉「まだトレーニングですかね?」

……これで私を入れて三人か……少なくとも後二人……上手く見つかるといいが。

とりあえずここまで。
えー……ちょっと予想外の事態でビックリしてます……安価にしなきゃよかったかな?
それと分かってはいると思いますし、隠す意味余り無いので言いますが。

ベストエンド遠のきました。

まぁこれも安価の結果ですね……ちょっと練り直して来ますので。
ではまた。

簡単に言いますと、山城を当てたのでレ級が思い出す安価が出た、という流れです。

遠ざかっただと!?

それではレ級を襲うながもんが見れないではないか!

>>295 でもながもんだと、

艤装あり
レ級>>>>>長門

艤装なし
レ級>>>>>>>>>>>>ながもん

ですけど、このスレだと。

>>303
バルジガン積みで何やってるんだRJ?

おーい>>304、そっちに物凄い勢いで艦載機が飛んでったぞ?

>>305
大丈夫!
艦載機発艦直後の隙をついて、すでにRJの背後をついた。
あとは余計なバルジを剥いて、ポッチを思う存分弄り倒すだけだ!

RJ「いつからウチの背後をついたと錯覚しとった?」


         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれは龍驤の背後に回り込んで乳を弄んでいたと
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        思ったらいつのまにか正面から背中を擽っていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をしているのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    催眠術だとか超スピードだとか

   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいまな板の片鱗を味わったぜ…

じゃあ長月か五十鈴メインのSSを書いて下さいとか言うだけ言ってみる。
とりあえず生存報告。

おうでっち、はよ遠征いってこいや

生存報告、来週くらいに何とか再開します、ダメで落ちたら立て直します。

どうも1です。
安価無いかもなのでひっそりと行きます、酉大丈夫だよな?単語登録忘れてた……。



レ級「トリアエズ演習場ニ来テミタガ」

青葉「長門さんいませんね」

鈴谷「もう部屋かな?」

イ級「あら皆さんお帰りになってたんですね」

レ級「アアイ級カ、演習場デ何シテルンダ?」

イ級「ドラム缶をひく練習をしようと思って」

五十鈴「ドラム缶?」

イ級「皆さんの力にあまりなれないですから、せめて遠征のお手伝いくらいなんとかと」

ル級「アノ……」

レ級「ン?」

ル級「コノ人?モ私達ト同ジ?」

イ級「あら姉さ……じゃないのよね、初めまして建造で造られたイ級です」

ル級「建造デ?」

レ級「私ガヤッタラ彼女ガ出テキタ」

ル級「ソウナノ?不思議ネ」

鈴谷「まぁレ級がスイッチ押したんだから、ある意味当たり前なのかな?」

レ級「ナントモ言エンナ」

イ級「ふふっこれからよろしくお願いしますねル級さん」

ル級「エエヨロシク」

青葉「所で長門さん知りませんか?」

イ級「長門さんでしたら、しばらくそっちで私を眺めてから、よし!とか言って戻って行きましたけど?」

五十鈴「あーうんありがとう、イ級もなのねそう言えば」

レ・イ・ル「「「?」」」



レ級「ソレデコッチガ戦艦寮ダ、今ハ私ト長門シカ居ナイガナ」

ル級「戦艦寮……?……ン?」

青葉「どうかしましたか?」

ル級「イエ……何ダカ寮ニ来ルト……変ナ感ジガシテ」

五十鈴「……そう言えばドックにいる方が多いとか言ってたけど」

レ級「モシカシタラソレデ落チ着カナイノカモシレンナ」

ル級「不幸ダワ……」

鈴谷「まぁまぁ気にしない気にしない」

ル級「姉様モ居ナイシ、深海棲艦ニナッテルシ、不幸ダワ……今マデデ一番不幸ダワ」

レ級「……ナラココカラハ上ガルダケダナ」

ル級「……エ?」

レ級「今ガ不幸ノドン底ナラココカラハ上ガルダケダロ?モウ下ハナインダ、深海棲艦ニナッタノハ確カニ不幸ダロウガ、ダカラコソ新シイ自分トイウノヲ見ツケテミタラドウダ?」

ル級「……新シイ私……ソウ……ネ、確カニモウコレヨリモ不幸ナ事ナンテ無イワヨネ、アリガトウレ級、イツモ励マシテクレテ」

レ級「別ニ……イツモ?」

ル級「アラ?ソウイエバ……具体的ニハ思イ出セナイケド、ソンナ気ガスルノダケド」

五十鈴「ヲ級もそうだったわね、やっぱり心のどこかにしっかり残ってるのよ」

レ級「ソウカ……ソウダナ」

ル級「……デモオ礼ヲ言ウトイツモ照レテゴマカシテイタ様ナ?」

鈴谷「ほぉーぅそうなんだぁ」ニヤニヤ

青葉「やりましたねレ級さん、新しい情報ですよ?」ニヤニヤ

レ級「ウッウルサイ!ホラ!イクゾ!オイ長門!」スタスタ

五十鈴「照れ屋ね……今も同じみたいね」クスッ

オオレキュウッテワタシノデバンコレダケカ!

ル級「……新シイ私……見ツカルカシラ?」



レ級「ソレデ挨拶モ終ワッテソロソロ晩飯カト思ッタガ」

食堂に来たはいいが……うんまぁ全く予想していなかった訳ではないが……、とりあえず上を見れば。

   【おいでませ鹿屋鎮守府】
   【ヲ級イ級ル級歓迎会】

垂れ幕が増えてるぞ……しかも一枚目も書き直してあるし、しかも昨日程ではないが食事まで、食材殆ど無くなっていたはずなのに。

赤城「ご馳走」キラキラ

隼鷹「お酒」キラキラ

加賀「赤城さん?コレはイ級さんとル級さんと……ヲ級……さんの歓迎会なんですからね?程々にしてくださいよ?」

飛鷹「隼鷹?一応言っておくけど、今日も飲みつぶれたら当分禁酒よ?」

隼鷹「いぃっ?マジで!?」

赤城「分かってますよ加賀さん」キラキラ

いや分かってないだろ赤城、当のヲ級達の反応は?

ヲ級「歓迎会カ、イイワネコウイウノ」

イ級「私は建造されただけなんですけど、何だか申し訳ないですね」

ル級「歓迎会……アァ姉様、コンナニ幸セナノ初メテデス」

ふむ……まぁ喜んでるようだし、これはこれで問題ないか。

提督「では改めて三人とも、鹿屋鎮守府へようこそ!」

五月雨「改めてよろしくお願いしますね」

こうして2日連続の歓迎会が始まった……隼鷹は飛鷹が目を光らせているから問題なさそうだな、赤城は……まぁそうだな。

赤城「美味しいです」ズギュォォォ

レ級「待テ!今ノ音ナンダ!?何食ベタラソンナ音ガスルンダ!?」

ヲ級「ヨロシクネ加賀サン」

加賀「……えぇそうね、あなたなりに頑張りなさい」

ヲ級「ッ……我慢我慢……レ級モ言ッテタシ、新シイ関係ヲ作ルノヨ私、エエ頑張ルワ」

加賀「……」ツイッ

ヲ級「クゥー!!我慢我慢……」ピクピク

あそこは……うん大丈夫だろう多分、と言うか周りがとやかく言っても仕方ないな。

久々ですがここまでで。
来週どころか二ヶ月も経ってスミマセン、次回は安価出す予定なので普通にやります、ではまた次回に。

少し落ち着け、な?ミスは誰にでもあるさ。

どうも1です。
メンバーにこだわって攻略していたら5-3で詰まってます……だって瑞鶴外せんもんよ……。
恐らく誰も想像してなかった連日です……安価あるので誰か居ますように。



ひとしきり騒いだ後でお開きになったが、提督さん達は大丈夫だろうか?飛鷹が釘を刺していたから昨日と同じにはならないだろうが……。

レ級「……不安ダ……ソコハカトナク不安ダ」

明日も皆を探しに行くのだが、まぁ最悪私達だけでも何とかなるか?というかどちらから探すかも問題か。

レ級「……ツ級トカ級……軽巡ト潜水艦……ドチラカラ行クベキカ」

明日改めて話し合う事になるかもしれんが、一応今の内に決めておくか……そうだな。

>>358

1.ツ級から探そうか、潜水艦よりも見つけやすいだろう。
2.カ級から探そうか、見つけにくいだろうから先に行こう。

1



ツ級から探そうか、潜水艦よりも見つけやすいだろう。

レ級「デキレバ明日デ二人共見ツケタイナ……オヤスミ皆……」

 ーーーーー

??「ーーーーーーー」

『おはよう??今日もいい天気だな』

??「ーーーー」

『こういい天気だとピクニックでもしたくなるな』

??「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

『分かってるって??、そんじゃ今日も頑張ろうな』

??「ーー」

『そういや今日はお前の姉妹が来るぞ、さっき建造で○○分が出たから』

??「ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

 ーーーーー

レ級「……朝?マタ夢カ……建造デ姉妹……ダガ駆逐艦ナラソレホド珍シクモナイカ」

……これも何かの手掛かりになるのか?提督の行方、さらわれた仲間、そして……。

レ級「本当ノ私……取リ戻ス……キット」

そのためにも今日はツ級とカ級を見つけないとな。

レ級「……ソノ前ニ飲ミ潰レテナイダロウナ?」

とりあえず食堂から覗くか。



レ級「デ?何カ言ウ事ハ?」

提督「すみませんでした」

隼鷹「うぅ禁酒されたぁ」

飛鷹「まったく、部屋に戻った後でこっそり飲みに戻るなんて、当分禁酒ね」

レ級「私ニ謝ッテモ仕方ナイダロ?ソレヨリモ」

五月雨「提督?」

五十鈴「深酒しない約束よね?」

鈴谷「どうする?何でお仕置きする?」

青葉「これは司令官の秘密の一つでも公開しちゃいましょうか?」

提督「勘弁してくださいお願いです、てか青葉お前どんなネタだ?」

青葉「それは言えませんねぇ」

五十鈴「まったく、今日はツ級とカ級の捜索もしないといけないのに、何やってるのよ」

提督「面目ない、喉が渇いて飲みに来たらつい……な」

レ級「隼鷹ニ誘ワレテソノママ飲ミ明カシタ訳カ、五十鈴ノ言ウ通リダナ、コレハ直リソウニナイ」

五十鈴「でしょ?」

鈴谷「まっ提督は置いといて、今日はどうするの?」

レ級「アァマズツ級カラ探ソウト思ウ」

青葉「ツ級からですね?確か南方向でしたね、一体どんな方でしょうか?」

五十鈴「それは会ってみてのお楽しみね」

五月雨「誰が行きますか?私は提督がこんなですから、秘書艦やらないとダメそうですけど」

五十鈴「そうね、レ級と私とあと鈴谷と青葉はどうせ来るでしょ?」

鈴谷「もち!」

青葉「スクープは逃せませんね」

レ級「ナラ後二人カ」

ヲ級「私モ行ッテイイ?」

飛鷹「じゃあ最後は私が行くわ、捜索だし艦載機飛ばせる人員は多い方がいいでしょ?」

レ級「アリガトウ飛鷹」

提督「ではさっそく!あ痛た、レ級以下五十鈴鈴谷青葉飛鷹ヲ級以上六名でツ級の捜索に当たれ」

レ・五・鈴・青・飛・ヲ「「「「「「了解!」」」」」」

提督「うおっ響く……」

五月雨「提督……」ハァ

幕間 深海棲艦の艤装


レ級「トリアエズ艤装ヲ取リニ行クカ」

ヲ級「ソウネ」

五十鈴「そう言えばレ級の艤装は勝手に動いてたけど、ヲ級の艤装はどうなのかしら?」

ヲ級「勝手ニ?」

レ級「アァ、私ノ艤装ガ勝手ニ動イテ加賀ノ艤装ニ紛レテタンダ」

ヲ級「何デ加賀サン?」

鈴谷「暖かいからとか?」

ヲ級「アァ焼キ鳥ノ……アレ?何デソレスグニ出テキタノカナ?」

青葉「やっぱり何かあるんでしょうね、でも本人の前では絶対言っちゃダメですよ?」

ヲ級「分カッテルワヨサスガニ……ッテアレ?私ノ艤装ハ?」

五十鈴「まさかまた加賀さんの艤装に?」

レ級「イヤ私ノ艤装ダケダナ」

鈴谷「レ級のはあったんだ、でもヲ級のはどこに?」

飛鷹「ねぇ、あのドックの上にあるのって」

ヲ級「アッ私ノ艤装!何デアンナ所ニ?」

レ級「誰ガ置イタンダ?」

青葉「ん?んん?あの……何か動いてませんか?」

ヲ級「勝手ニアソコニ行ッタノ?何デ?」

飛鷹「いや何でじゃなさそうね、ほら見て」

ヲ級帽子「……」フヨフヨ

ヲ級「鼻提灯出シテルー!?シカモ浮イテルー!」

レ級「……自分達ノ事デハアルガ、謎ダナ深海棲艦ノ艤装ハ」

ヲ級帽子「……」フヨフヨ

犬の散歩なんで一旦外します。
面白いので拾いました、何かありましたらネタはご自由にお書き下さい、こうして拾います、ではまた後程。

どうも1です。
犬の散歩から帰ってきました、嘘ですスミマセンでも今散歩から帰ってきたのは本当です、少しやります、人がいるといいんですが。



レ級「目撃情報ニヨレバモウ少シ先カ?」

飛鷹「今のところそれらしいのは見えないけど、もう少し索敵の範囲を広げてみる?」

ヲ級「ドコニイルノヨ?」

青葉「やはり隠れているんでしょうか?」

五十鈴「可能性は高いわね、そう言えばこのあたりに島があったわよね?」

鈴谷「え?そうだっけ?」

レ級「島カ、隠レテイルトシタラソコガ怪シイナ」

飛鷹「そうね……海には見当たらないし、見えてきたわよその島が」

五十鈴「調べるならそこかしら?」

ヲ級「ソウネ……辺リニハツ級モ敵影モナイワネ」

青葉「では上陸してみましょうか」

レ級「ソウダナ」

あの島に次の仲間が……いるよな?上手く見つかればいいが。



五十鈴「そんなに大きい島じゃないし、見つけられると思うけど」

レ級「マズ本当ニココニイルノカガ問題カ」

飛鷹「一応周囲の警戒も兼ねて偵察機飛ばしておくわよ?」

ヲ級「アッ私モ」

鈴谷「どこから探す?あっちの山?そっちの森?こっちの小屋とかの方?」

レ級「ソウダナ……」

ツ級がいるとしたらどこだろう?そもそもこちらに気付いているなら逃げ出す可能性もあるな……やはり時間はかけられない……見落とす可能性もあるが、二手に別れるのも手だな……。

レ級「……ヨシ>>380


1.皆デ一緒ニ探ソウ ○○率アップ
2.ココハ二手ニ別レヨウ ○○回数減少

間違えた>>371

1



レ級「……ヨシ皆デ一緒ニ探ソウ」

五十鈴「そうね、じゃあどこから探す?」

青葉「私はあの山の方かと、海から一番遠い場所ですし」

鈴谷「私は森だと思うな、一番隠れる所多そうだし」

飛鷹「私は小屋の方かな?海に近い所にあえてって可能性高いと思うの」

ヲ級「ウーン、ドウスル?レ級」

レ級「ウーム……ドコカラ探スカ」

青葉の言うとおり山は海から遠い、そこまで行けば深海棲艦や艦娘から隠れる事もしやすいかもしれん。
鈴谷の言うとおり森は隠れる所は多そうだ、ここからでは分からんが洞窟なんかもあるかもしれない。
飛鷹の言うとおりあえて海の近くかもしれん、小屋なら隠れる場所も道具なんかもあるだろうしな。

レ級「……>>374


選択安価及びコンマ判定コンマ以下が21以上で……

1.山カラ探ソウ
2.森カラ探ソウ
3.小屋カラ探ソウ



レ級「……山カラ探ソウ」

青葉「ですよね!さぁ張り切っていくぞー!」

 ーーーーー

レ級「……フム」

五十鈴「いた?」

青葉「いませんね……」

鈴谷「もう少し探してみる?」

レ級「イヤ、コノ人数デ探シテイルンダ、見落トシハナイト思ウガ」

ヲ級「他ヲ探ス?」

飛鷹「その方がいいかもしれないわね」

レ級「……>>377


選択安価及びコンマ判定、コンマ以下が41以上で……

1.モウ少シココヲ探ソウ
2.森ニ行ッテミヨウ
3.小屋ニ行ッテミヨウ



レ級「……モウ少シココヲ探ソウ」

五十鈴「そう?」

 ーーーーー

レ級「……イナイナ……」

五十鈴「ここじゃなさそうねもう」

鈴谷「他にいく?」

レ級「ソウダナ……>>380


選択安価及びコンマ判定、コンマ以下が61以上だと見つかる

1.森ニ行ッテミヨウ
2.小屋ニ行ッテミヨウ



レ級「ソウダナ……小屋ニ行ッテミヨウ」

飛鷹「いるといいんだけど」

 ーーーーー

レ級「ソロソロ見ツカラナイトマズイガ」

五十鈴「そうね……あら?今何かあそこで動いたような?」

??「なっなにもんだお前ら!何で艦娘と深海棲艦が一緒にいるんだ!」バッ

鈴谷「人!?何でこんな所に?」

飛鷹「安心して!この子達は私達の味方よ」

??「深海棲艦が?本当か?」

レ級「アア本当ダ」

??「……そうか、なら助けてくれ、深海棲艦に船が襲われて、命からがらここに逃げ延びたんだ」

青葉「船が?ってことはおじさんは漁師さん?」

漁師「そうだ」

ヲ級「他ニモイルノ?」

漁師「いや、俺だけだ、他には誰もいない」チラッ

ん?今何か……後ろを気にした?いや目配せ?

レ級「……何カ隠シテナイカ?」

漁師「えっ?何も隠してなんかっ」

五十鈴「……おじさん?本当に他に誰もいないの?」

漁師「いっいねえ!俺だけだ」

レ級「……オイ!イルンダロウ!ツ級!」

漁師「なっ何を言って!」

レ級「イルナラ出テキテクレ!私達ハオ前ノ味方ダ!」

漁師「くっ逃げろ!嬢ちゃん!」ガシッ

レ級「ナッ待テ!」グィッ

漁師「どうせ嬢ちゃんを捕まえにきたんだろう!騙されねえぞ!」ドサッ

レ級「違ウ!本当ニ彼女ヲ助ケニ来タンダ!ツ級!頼ム!私達ヲ……私を信じろ!」

漁師「嘘だ!そうやって騙すんだ!あの嬢ちゃんをまた!また!」

??「オジサン!モウイイデスヨ」

漁師「じょっ嬢ちゃん!何で」

レ級「ツ級……」

ツ級「……何デデショウネ?自分デモ分カラナイデスケド、コノ人達ハ……コノレ級サンハ信ジテイイ気ガスルンデス」

漁師「……嬢ちゃん……嬢ちゃんがそう言うなら……すまねぇ手荒な真似して」

レ級「イヤ大丈夫ダ……ツ級……元ノ所属ハ言エルカ?」

ツ級「!……アナタモ?」

レ級「ソウダ、コノヲ級モナ」

ツ級「……ヨカッタ……私ダケジャナクテ」グスッ

レ級「コレデ三人目カ」

良かった、見つかって本当に良かった



ツ級「私ハ少シ前ニ意識ヲ取リ戻シテ、ソノ後ハ艦娘ニ攻撃サレタリシテ、何トカコノ島ニ逃ゲタンデス」

漁師「俺が流れ着いた時には嬢ちゃんもボロボロでな、なのに海まで出てきて俺を助けてくれてよ、聞けば元々は艦娘だっていうじゃねえか」

ツ級「ソレカラハオジサント一緒ニココデ隠レテタンデス、幸イソレナリノ食料トカハアリマシタカラ」

漁師「この島は元々漁師が漁の拠点や休憩所にしたり、嵐が来たときなんかの避難場所にしてたんだよ、今ではあまり使われてねぇが習慣でな、非常食だの何だのをここに置いておいたんだよ」

レ級「ソレガ功ヲソウシタノカ」

ツ級「アナタ達ガ来タノハ気付イテタケド、マタ私ヲ攻撃シタリスルンジャナイカッテ」

漁師「それで隠れてたんだがこっちに来たもんだから」

五十鈴「おじさんが様子見も兼ねて出て来てたのね」

青葉「それで見つかってさっきみたいに」

漁師「ああ、何せ艦娘と深海棲艦が一緒にいるなんて想像してなかったしな、とりあえず嬢ちゃんから引き離そうと思ってよ」

飛鷹「なるほどね、でも良かったわ見つかって」

ヲ級「一応確認スルケド、鎮守府ガ襲ワレテ?」

ツ級「ハイ、潜水艦めいんノ艦隊ニ奇襲サレテ」

レ級「ヤハリ私達ト同ジダナ、ダガ軽巡カ……」

ヲ級「軽巡……ダメネ、サッパリ分カラナイ」

五十鈴「まぁ軽巡も数が多いものね、何か自分の事で思い出せる事はあるかしら?」

ツ級「私ノ?……ウーン」

漁師「そういやぁ嬢ちゃん手先が器用だよな?そんなデカい手なのによ」

レ級「手先ガ器用?」

ツ級「ソウイエバ……何カガ自慢ダッタ気ガ?」

ヲ級「何カガ自慢……ン?」

漁師「あとまぁこんな手がデカいせいだろうけど、足とか遅いよな嬢ちゃん」

レ級「足ガ……」

ヲ級「遅イ……」

レ級「……>>386


>>386 コンマ判定
35以下 ダメダモウ少シデ
36以上 ソウダ!オ前ハ

犬の散歩なので一旦切ります、踏んでたら下で。
なおこのスレでは当人達は分からないけど読者からしたら正体がよく分かるという、分かりやすい展開を心がけております。

ちょいと再開します。



レ級「……ソウダ!オ前ハ」

ヲ級「思イ出シタワ!」

レ・ヲ「「夕張!」」

ツ級「夕……張?……アッ……アアッ」

レ級「ドウダ?」

ツ級「思イ……出シタ……アリガトウ……アリガトウ」ポロポロ

ヲ級「モウ……ソンナニ泣イチャッテ」クス

ツ級「ダッテ……ダッテ……モウ思イ出セナイカモッテ、モウ戻レナイッテ思ッテ」グスッ

レ級「……ヨカッタナ」

ツ級「ウン!」グズ

漁師「ちいっ泣かせるじゃねぇかよ、よかったなぁ嬢ちゃん!」グシ

五十鈴「ふふっこれでもう大丈夫かしら?」

飛鷹「そうね」

鈴谷「うんうん一件落着!」

青葉「ツ級さんは夕張さんだったと」カリカリ



レ級「サテ、落チ着イタカ?」

ツ級「エエ」

ヲ級「トリアエズアナタニモ今私達ガイル鎮守府ニ来テモラウ事ニナルワネ」

ツ級「ソウイエバドウイウ経緯デ艦娘ト一緒ニ?」

レ級「……簡単ニ言エバ、コイツラガイイ奴ダカラダ」

ツ級「エ?」

五十鈴「ふふっそうね、そのあたりは鎮守府二帰ってからゆっくり話してあげるわ」

レ級「五十鈴」ムゥ

五十鈴「いいじゃない話しても」クスクス

レ級「ン……」

飛鷹「それじゃあ帰りましょうか、このおじさんも連れて行かないと」

レ級「オイ漁師ノオジサン、コノ事ハ」

漁師「はっわかってらぁ、嬢ちゃん達の事は誰にも言わねぇよ、たまたま近くに来た艦娘に助けられた、それでいいんだろ?」

五十鈴「ありがとうおじさん」

漁師「嬢ちゃんは命の恩人だぞ?恩を仇で返すような真似出来るかっての」

ツ級「アリガトウオジサン」

漁師「へっ」

鈴谷「おやおや照れてる照れてる」

青葉「是非とも一枚」

飛鷹「やめときなさいよ、それじゃあとりあえず帰りましょう」

五十鈴「そうね、ところで……あなたは何て呼べばいいかしら?やっぱり夕張?」

ツ級「エ?……ウウン、コンナ見タ目ダシ、名前以外マダ思イ出セナイ事ノ方ガ多イカラ、ソレマデハツ級ッテ呼ンデ」

レ級「ソウカ、ヨロシクナツ級」

ツ級「エエヨロシク」



五十鈴「でも良かったわツ級が自分から出てきてくれて」

飛鷹「そう言えばどうして出てきたの?」


ツ級「エット……上手ク言エナインデスケド、レ級ノ声ヲ……最後ノ私ヲ信ジロッテ言葉ガ何カスゴク安心デキタッテイウカ」

五十鈴「そう言えばヲ級もレ級が深海棲艦になっても変わってないって言ってたわね、やっぱり秘書艦だったから色々あったのかしら?」

ツ級「秘書艦……エ?秘書艦?レ級ッテ戦艦ジャ?ウチノ秘書艦ハ駆逐艦ダッタヨウナ……」

レ級「ソウダゾ、私ハ元駆逐艦ダ」

ツ級「エッ?……チョット羨マシイ」

ヲ級「マァ分カラナクモナイワネ」

ツ級「ソッカ秘書艦……秘書艦……」

レ級「ドウシタ?」

ツ級「何カココマデ出テキテル……ソウダワ確カ、白イ何カヲ着ケテタ様ナ?」

レ級「白イ何カ?」

ツ級「何ダッタカハ思イ出セナイケド、何カ白イモノヲ身ニ着ケテタハズヨ」

五十鈴「白い何か?」

レ級「フム……アリガトウツ級、自分ノ正体ニ少シ近付ケタカモシレン」

ツ級「ソウ?」

ヲ級「私ノ事ハ?正規空母ダッタンダケド」

ツ級「……ソノ……ゴメンナサイ」

ヲ級「アァウン、イイヨ別ニ、何カコッチコソゴメン」

青葉「白い何か?」

鈴谷「何かって事は小物かな?」

飛鷹「身に着けるだから服の一部とかかもしれないわね」

漁師「……話に入れないな……」

はい今日はここまで。
とりあえずツ級が夕張と判明しました、カ級は誰かな?そしてレ級の正体はこんな風に徐々にヒントが出ます、分かってる人もいそうですけど、ちなみにル級の正体判明していたらその時も一つヒントが出てました。
ではとりあえずこれで、また次回に。

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