エレン「覚せい剤だって?」(21)

アルミン「うん、最近訓練所の周りでそういう密売が多いらしいんだ」

エレン「でも、そんなの憲兵団に任せておけばいいんじゃないのか?」

アルミン「そうなんだけどね。 憲兵団にちゃんと捜査する気があるのかなあって」

エレン「いくら、ぐうたらな連中でもやる時はやるだろ」

アルミン「そうかなあ・・・・」

エレン「そうだって・・・ほら、訓練始まるぞ」

訓練終了後


オイ、キイタカヨ

アア、アイツガテヲダスナンテナ

エレン「おい、なんの話だ?」

トーマス「なんだ、エレンか・・・」

サムエル「エレンなら、安心だな」

エレン「なんだよ、話せよ」

トーマス「最近、覚せい剤が流行ってるのは知ってるか?」

エレン「ああ。アルミンから聞いた」

トーマス「誰にも言うなよ。 最近よ、ミリウスの姿みかけねえよな?」

エレン「そうだな。訓練にも全然来ていないな」

サムエル「あいつ、覚せい剤に手を出したらしいんだよ」

エレン「あいつが!? なんで」

サムエル「俺たちもよくわかんねえよ」

トーマス「でも、あいつ最近訓練の成績伸び悩んでいたからな」

サムエル「うまいこと丸め込まれて手を出したってことか・・・」

エレン「今、ミリウスは?」

サムエル「わかんねえ。 教官に聞いても何も答えてくれねえし。」

トーマス「おそらく、開拓地に戻されたんだろうって、考えてたんだ」

サムエル「とにかく、だ  エレンも気を付けろよ?」

エレン「あ、ああ。 俺がそんなもん手を出すかよ」

 部屋

エレン{薬なんかに手を出すなんてな・・・悩んでたなら相談に乗ってやればよかったな}

アルミン「エレン。遅かったね」

エレン「アルミンか。 水飲みに行ってたんだよ」

アルミン「そうかい、明日も早い。 今日はもう寝よう」

エレン「そうだな・・・・・」

翌日

エレン「あーねむて」

ドタバタ

エレン「おいおい何騒いでんだよ」


コニー「来るなあああああああああああ!!!殺す! ぶっ殺す!!」ブンブン

ライナー「落ち着けコニー!! まず、そのナイフを下ろせ・・・な?」

コニー「そそっそそ そう言ってお前もすべて奪うんだろおおおおおおお!!」

コニー「ばっ 馬鹿にしやがってええええええ」

エレン「ライナーあぶねえ!!」

ジャン「チッ!!!・・・」ガスッ

コニー「」

ライナー「すまねえ、ジャン」

ジャン「ああ・・・こいつを早く教官のところへ連れていこう」

ジャン「アルミン。マルコを医務室に連れていってやってくれ」

アルミン「うん!わかった!」

ジャン「死に急ぎ野郎。お前もコニー運ぶの手伝えよ」

エレン「あ、ああ!」

ジャン「ライナーは、ベルトルトが来たら説明してやってくれ。同室のやつは知っといたほうがいい」

ライナー「ああ・・・・」

廊下

エレン「コニーどうしたんだよ」

ジャン「急に叫び声が聞こえて、飛び起きたらマルコが斬られてたんだよ」

ジャン「こいつ、なんかやったんじゃねえか?」

エレン「さ、さあな」

ジャン「おら、着いたぜ」

キース「どうした、イェーガー訓練兵にキルシュタイン訓練兵」

ジャン「コニーが、急にナイフを持って暴れだしたしました」

キース「なに? ・・・・もしかして」

キース「このことを知ってるのはお前らだけか?」

ジャン「いえ、俺と同じ部屋の奴はみんな知っています」

キース「そうか、このことは他言するな。 いいな!」

ジャン&エレン「ハッ!!」

エレン「他言するなってことは、そういうことなのか」

ジャン「ああ? そういうことってなんだよ」

エレン「今。覚せい剤が流行ってるんだろ?コニーもそれに手を出したんじゃねえのかなって思って」

ジャン「あいつに限ってそんなことはねえだろ」

エレン「それを信じたいがな」

IDがPCの都合上変わってるかもしれません。

トリつけときます

ライナー「おう・・・コニーはどうだった」

ジャン「教官がこの件は他言するなと・・・コニーはどうなるのかわからねえ」

ライナー「・・・・そうか。」

ライナー「だそうだ。ベルトルト。お前は騒ぎの時はいなかったが、他言するなよ?」

ベルトルト「口は堅いから大丈夫だよ」

食堂

オイ、ツギハコニーモカヨ

アイツハセイセキジョウイナノニナ

ジャン「おいおい、もう周りにはばれてんじゃねえか!?」

ジャン「お前ら!その話・・・誰に聞いたんだ?」

トーマス「聞いたってわけじゃねえけどさ、見ろよ」つ手紙

ジャン「あ?・・・なんだこりゃ」

  セイセキジョウイノ  コニースプリンガーガ

  カクセイザイヲシヨウシタシ  


ジャン「なんだよ・・・これ!!!」

トーマス「俺たちもわからねえ・・・食堂の机に一枚ずつ、この紙がおいてあった」

ジャン{誰だ!?・・・・}

サシャ「私はなにも知らない・・・・」ブツブツ

エレン「サシャ、お前何か知ってんのか?」

サシャ「・・・・誰にも言わないでくださいね」

エレン「あ、ああ」

サシャ「私が食糧庫に盗みをしにいったときのことなんです・・・」

エレン「お前また盗みかよ・・・・」

サシャ「コニー!! コニーもパアン!ですか」

コニー「ち、ちげえよ!・・・・」

サシャ「こんな、夜中にじゃあどうしたんですか?」

コニー「な、なんもねえって・・・ヘヘ・・・じゃあな」

サシャ「変なコニーですね・・・・」


サシャ「っていうわけです・・・・」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom