戦え、殺せ、生き残れ【安価あり】 (10)
???「もしなんでも一つ自分の願いが叶うとしたら、お前は何を望む?
力か、金か、それとも別の何かか?」
???「もしその願いを叶えるために何かを失うとしたら、お前はどうする?」
???「……いや、そんなことは聞いても無駄か
……もうこのシステムは完成済みだ
………そして答えはすべてが終わった時にわかる………
………お前が戦えば自ずと答えは出るだろう」
???「戦え……戦わなければ、死ぬだけだ」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1414512477
友「おい、男
起きろ、起きろ」トントン
男「………ん」
友「今授業中だぞ
あの先生が起こったらめんどいのわかってんだろ
起きろ」
男「ん〜………」ムク
男「あれ、俺寝てた……?」
友「寝てた、バリバリ寝てたよお前
でも良かったな、お前寝てんのバレてたら確実に放課後呼び出されてたぞ、俺に感謝しろよ」
男「おう、すまんな
………でも俺いつから寝てた?」
友「何言ってんだ、お前授業始まってから速攻で寝てたぞ」
男「マジかよ………完全に記憶飛んでるわ」
友「昨日なんか疲れることでもしたのか?」
男「いや、別にそういう訳じゃ………」
教師「コラそこ、授業中に私語は慎め!」
男「は、はい!」
友「す、すみません!」
鈴木太郎
神木翔太
鈴木「ふぅ〜やっと授業終わったな」
神木「よし、やっと地獄の1週間が終わった
明日から連休だしテンションあがりまくりだわ」
鈴木「つってもどうせダラダラ過ごすだけだろお前は」
神木「失礼だな、俺はギャルゲで忙しいんだよ!」
鈴木「そっすか……ま、とりあえず帰ろうぜ」
神木「そうだな、いつまでもこんなところいてもしょうがねーしなによりギャルゲがあるのに無駄な時間を過ごしてる暇はねーからな」
鈴木「いやそんなことは知らんけどさ………」ガラガラ
【未来………知れ……未来……変え…それ………お前…力………】
鈴木「……ん?なんか言ったか翔太?」
神木「え?いや別になんもいってねーけど
どうかしたん?」
鈴木「いや、ごめん
なんか声が聞こえた気がしたからさ……気のせいだったみたいだな」
神木「やっぱお前今日なんか疲れてるんじゃね?
早く帰って寝たほうがいいかも知んねーぞ」
神木「はは、そうしとく」
鈴木「ただいまー……って今日は母さん帰らないんだったな」
鈴木「さて、じゃあ翔太に言われたとおり部屋で睡眠でも取ろうかな」ガチャ
鈴木「………ん?なんだこの箱?」
鈴木「鈴木太郎様って書いてんな………俺宛の郵便物か
母さんが家出る時おいてったのかな?」
鈴木「にしても変わった箱だな、全身が真っ黒な上に俺の名前が彫り込まれてるなんて
郵便物にしては凝りすぎじゃねーか?」
鈴木「………とりあえず、開けてみるか」
鈴木「グッ………結構硬いな」
鈴木「よし、そろそろ開きそうだ………」ググッ
鈴木「よし、空いたっ、」パカッ
鈴木「さーて中身は………ん、なんだこれ?
指輪、か?」
鈴木「なんでこんなものが入ってんだ?これ本当に俺宛か?人違いじゃないのか?」
鈴木「ん?下の方にもなんか入ってんな
………ゲームルール……?なんだよコレ?」
鈴木「とりあえず、読んでみるか………えーっとなになに………」
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません