【安価】青道野球部に入った。 (108)



 この物語は、ダイヤのエースにオリジナル主人公が入り込む物語です。


※注意

>>1は野球に詳しくないです。

イージーモードです。

恋愛はたぶんないです。


それでも良いって方は参加してください。





SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1395431001

沢村「なーはっはっはー! この沢村栄純! 必ずやこの青道野球部を甲子園へと――」

主人公(なんだかうるさい人だなー)

金丸「なぁ、お前、名前は? どこのポジション?」

金丸(今のうちにライバルを知っておくぜ!)

主人公「僕は……」



主人公の名前、安価↓1

主人公のポジション、安価↓2

鈴木「僕は鈴木一、希望ポジションはセンターだよ」

金丸「ぷっwww」

鈴木「?」

金丸(鈴木一でセンターって、それ狙いすぎだろwww)

金丸「まぁいいや、お前がんばれよ。ちなみに中学の時野球はしてたのか?」

鈴木「えっと」



鈴木の戦績は?

安価↓1

鈴木「未経験なんだ」アハハ

金丸「ぷっ、お前、ここがどこか分かってんのか?」

鈴木「?」

金丸「ここは名門青道だぜ? 経験者ならともかく未経験者が一般枠で入ってくるなんてwww」

鈴木「だめなのかな?」

金丸「まぁ、そこは監督が決めんじゃね?」

金丸(というより、俺だって人のことかまってる場合じゃねーンだよ!)


監督「まずは体力テストをする!」


一同「!!」

鈴木「よーし、頑張ろう!」

金丸「お前、前向きだな」

鈴木「えへへ」

体力テスト結果

※イージーモードなので、任意で決めれます。パワプロ風でお願いします。

走力:安価↓1(S~E)
打力:安価↓2(S~E)
守備力:安価↓3(S~E)

遠投:安価↓4(??メートル)


後、必要な能力があれば教えて下さい!

第一テスト

礼「まずは走力テストよ!」

金丸「よし、走りには自信あるぜ」

鈴木(落ち着け……自分の全力を出すんだ…)スーハースーハー

金丸「お前と走るのかwww」

金丸(野球した事ないやつに負けたくねー)ギンッ

鈴木「よろしく」


礼「位置について、よーい」


―――パァンッ


鈴木圧勝


金丸「」

部員「ざわざわ」

御幸「なぁ、おまえより早いんじゃね?」

倉持「ひゃっは! 負けるかよ」ダラダラ

倉持(たぶん俺よりはえー……)


礼(鈴木一? 一般枠だけど……)

監督「………」



金丸「えっ、先輩から!?」


川上「………」

一年(なんか打ちとれそうな人だし、やってやる!!)ゴォォォッ

御幸「ははっ、舐められてるな、ノリ」

川上「すぐに印象を変えてやるさ」

川上(沢村……)



打撃テスト

―――ッパァァンッ!!


東条「くっ……」ミノガシ

川上「………」フゥ

一年(あの人すげーぞ……)ザワザワ

金丸「次はお前か」

鈴木「うん」

金丸「打ったことはもちろんあるよな?」

鈴木「……えーっと、



 今日初めてバット握るんだ」ニコッ



金丸「えっ?」



鈴木「お願いします!」ペコリ


川上(こいつさっきの足早いやつ……)

一年(あいつどんな打ち方するんだ…?)

礼(楽しみね……)

倉持「ひゃっはっ! 三振しちまえ!」

純「ほえんなだほ!!」グイッ

御幸(不安なんだな……)ハハ…


鈴木「………」


一同「えっ!!?」

監督「!!」

礼「あ、あなた……」






礼「どこむいてるの?」

鈴木「えっ?」




 鈴木は左打席に右打席のように立った。

 それは、野球を続けてきた者たちは、野球を愛してきた者達は、馬鹿にされたような気分になり、怒り狂った。



純「こらてめぇ!! 野球舐めてんのならさっさとどけやがれぇええ!」

増子「お、落ち着け」ガシッ

亮介「だいぶムカつくね。


野球を知ってるにせよ、知らないにせよ」


結城「………」


鈴木「え……?」

礼「あなた野球をしたことはある?」

鈴木「いえ、バットを握ったのも初めてで……」

礼「!!」

監督「!!」

御幸「ぷっ、あははっ! 沢村より馬鹿がいた!!」ギャハハ

沢村「むっ!?」ギロッ

倉持「ひゃっは!! おもしれーやつ!!」

亮介「安心したんだね」ニヤリ

倉持「うっ……」



礼「か、監督……」

監督「……打たせてやれ」

一同「!!」

礼「は、はい。鈴木君。バットはこう握って、こう立つのよ」

鈴木「ありがとうございます」ザッザッ



 その瞬間、一同は再び驚いた。



一同(お、お前、その動き……)



 それは、野球の申し子イチローが打席に立つ時と同じ動きだったからだ。



礼「な、なんでその動きは知ってるの?」

鈴木「あ、なんかこの前やってた細かすぎて伝わらないものまねのやつで野球の格好してた人がやってたから」

礼「」

鈴木「お願いします」グッ



川上「………?」

川上(なんだ……隙が…ない?)

御幸「………」

御幸(案外……)

鈴木「………(まだかなー)」



御幸(ノリ、ここだ)スッ

川上「!!」

川上(インの高めって、素人に投げる球じゃねーだろ!?)

御幸(これでビビるような素人なら、いらねーんだよ)ジッ

川上「!!」ゾクッ

川上(こいつ……たまに怖い…)コクリ



鈴木「………」ゴゴゴゴ



倉持「なんか……キャプテンみたいな雰囲気感じねーか」

亮介「……打てなきゃ意味がないよ」



鈴木(なんかみんな打ててなかったらどこに打てばいいのか分からないけど、とりあえず投げる人に返せばいいのかな…)



川上「……ふっ!!」ビュンッ

鈴木「………」ブンッ

監督「!!」


―――キィンッ!!


川上「!?」

御幸(打った!?)



―――バチンッ!!



一同「!!?」

川上「………」ドキドキ



一同「おおっ!! さすがノリ!!」



御幸「………」

金丸「なんだ、まぐれかよwww」

礼「……(御幸君も気付いたみたいね)」

金丸「よし、次は俺だ。かわ――「お前、“わざとそこに打ったのか”?」


金丸「え?」


鈴木「?」

一同「なんだって? わざと?」ザワザワ

礼(素人じゃなくてもインの高めなんて打ちにくいのに、それを意識的にピッチャー返しするなんて……)



鈴木「投げる人に返すゲームじゃないんですか?」



一同「!!?!?!?!?」

沢村「あほだ! あほがいる!! 打撃テストでピッチャーに返してどうする!」←注目されて嫉妬中

倉持「沢村……本気でその感想が出たなら、お前があほだぞ……」ゴクリ

沢村「えっ……」



倉持「あいつ、三振の概念がないんだぞ。……つまり、どこのコースにどういった投球がくるか、まったく分からないで打つんだ……」

倉持(そんなの……無理だろおい…)

純「………」アゼン

亮介「………」



―――カキーン!

―――カキーン!

―――カキーン!



川上「」

御幸「いや、すまん。こいつは無理だ。リードできん」

御幸(明らかなボール球もベース踏んで打ちに来る素人さ加減。だがそんなことどうでもいいと思わせるミート力……)



礼「監督……」

監督「鈴木と言ったか」

鈴木「はい」

監督「そこからこれを投げてみろ。できるだけ遠くにだ」

鈴木「ボールを、ですか?」


一同「ざわざわ」


礼(監督は何を?)

鈴木「わかりました」ギュッ



鈴木(と、言っても、遠投なんて、動画とかで投げた後に地球が爆発するやつしか見た事ないんだよなー)




沢村(失投しろー)

降谷「………」ボーッ



鈴木「……おい……しょっ!」ビュンッ!!



 鈴木一から放たれたボールは、放物線を描くことなく直線の軌道を描いてフェンスへと突き刺さった。

 一同の感想は同じ、


(れ、レーザービーム……)



鈴木「どうですか?」

監督「………ま、まぁまぁだな」プルプル

礼(あ、監督があまりにすごい才能と出会って足が震えているわ……)



 さらに鈴木は、初めてミットを握ったにも関わらず、一度見ただけで守備の動きを把握し行動にうつした。



 テストが終わったころ、部員たちは思った。


“こいつはイチローの生まれ変わりだ”と。



アメリカ

イチロー「へっくしゅんっ」

外人選手「ヘイ! 風邪か!?」

イチロー「噂かな」

外人選手「?」



 そして、前代未聞の素人部員が青道に入部した!!



鈴木一

走力:A
パワー:C
ミート:A
守備力:A

遠投:140m


総合:A



後、体力と学力と性格を決めます。


体力:安価↓1(S~E)
学力:安価↓2(学年で何位くらいか)
性格:安価↓3

少し離れます!

ほんと野球として楽しませれなくてごめんね!

ルール間違えてたりしたら指摘して下さい。

では! 安価なら↓

結果。

主人公:鈴木一

体力:C
走力:A
パワー:C
ミート:A
守備力:A

遠投:140m

学力:中の下(文系が得意)
性格:イケメン

総合:A


礼「監督、鈴木一のことですが」

監督「うむ・・・・・・」

部長(あ、あの片岡監督が渋い顔をしている! それほど悩ませる選手なのか!!)

礼「技術やセンスの高い人間はいくらでもいます。しかし、野球選手に大切なのは……」

監督「……練習試合だ」

部長「えっ!?」

礼「はいっ! すぐに!!」タタタッ

部長(こ、この時期に練習試合!?)



礼(野球選手に大切なのは心。野球を愛し、誰にも負けないという強い心だわ!)



青道の練習試合相手。


1、黒土館
2、市大三高
3、大阪桐生
4、その他


安価↓1

いいね! キャラが違いすぎたらごめんね。


大谷高校


若林「え、あのクソゴリラ高校と練習試合?」

荒木「ああ。受けるか?」

若林(今、手の内見せるのも……いや…)

若林「やりましょう」ニヤリ

若林(めちゃくちゃな投球して、あいつらに弱いと思わせるのもありか)



青道 沢村の寮

沢村「れ、練習試合っすか!?」

倉持「ひゃっは! しかも一年の実力を試すとかで、レギュラー以外の構成らしいぜ」

増子「沢村ちゃんにも出番があるかもな」

沢村「よーし! ついにこの沢村栄純の実力を見せるときが!!」

倉持「実力?」ハテ

沢村「ぬぁ!?」

礼「悪いわね、練習前に来てもらって」

鈴木「いえ、礼さんみたいな美人に誘って頂けてうれしいです」ニコッ

礼「ば、ばか///」

鈴木「それで……」

礼「あなた、センターになりたいみたいだけど、どうして?」

鈴木「いや、細かすぎて伝わらないものまねでイチロー?さんのポジションがセンターって聞いたので。確か僕と同じ名前ですよね」

礼(あなた、国民的ヒーローをそこまで知らないのもおかしいわよ……)

礼「つまり、センター以外のポジションを知らないのね?」

鈴木「はい」コクリ

礼「そんなあなたの為にビデオを用意したわ」

鈴木「ビデオ?」

礼「野球のビデオよ」ニコッ


数時間後。


礼(結局、用意した分全部見ちゃったわね)

鈴木「………」

礼「どう? 本当にセンターで良いの?」

鈴木「僕は……」



鈴木はポジションを……


1、変わる(その場合どこを守るか)
2、そのままでいく


安価↓1

鈴木「……全部面白そうです」

礼「えっ?」

鈴木「全部を守ることはできないんですか!?」キラキラ

礼(この子、野球を覚えたばっかの子供みたいに……って野球覚えたばっかりか)アハハ…

礼「それは無理よ。野球は他のスポーツと比べてポジションごとに役割が違う。そのポジションを極めた人を職人と呼んだりするのも、そのためよ」

鈴木「職人……」

礼「あなたは強い肩を持っているし、色々なポジションがしたいならピッチャーと外野手を目指すといいわ」

鈴木「ピッチャー……って、あのボールを投げる人ですか?」

礼「ええ」

鈴木「ピッチャー……」

練習試合前日。


沢村「ぬぁっ!?」

降谷「………」


鈴木「よろしくお願いします」


沢村「お、お前っ、ぴ、ピッチャーするのか!?」

降谷「………」ゴゴゴゴゴ

礼「それは今日の投球しだいで決めるわ」

鈴木「変なところがあったら教えて下さい」ニコッ

沢村「お、おう///」

降谷(イチローみたいな顔だ……///)



鈴木「……お願いします!」

御幸「おう、気楽に投げろよ」

御幸(まぁ、こいつが使い物にならなくても、あいつらにはいい刺激になるだろwww)

鈴木(まっすぐ……)スッ


 鈴木の投げ方、球速は?


安価↓1投げ方

安価↓2球速

鈴木「………」スッ

礼「あの投げ方は澤村!」キランッ

沢村「えっ?」

礼「あなたじゃないわよ」

沢村「」

礼(この前見せた野球ビデオの一本にプロ野球の試合があったけど、まさかあれを見ただけでそこまで模倣できるなんて!)



―――ズバンッ!!



御幸「・・・・・・・・・」

御幸(こ、幸運にもミットに収まった……)ドキドキ

沢村「」

降谷「」

礼「150キロ近く出てたんじゃないの……」

鈴木(よかった。本気で投げてたら変なとこにとんでたなたぶん……)

御幸「も、もう一回投げてくれ!」ヒュッ

鈴木「はい」パシッ

礼(あの御幸君が動揺してる……)

鈴木(次は野球の本に書いてあった変化球を……)


鈴木の投げれる変化球は?

安価↓何個でもおっけーです。18:40締めきります。

鈴木(えっと、フォークは確か……こう。そして、握りを変えてるところはバッターに見せない)グッ

御幸(時間かかってるな……初心者だから良い位置が見つからないのか?)

鈴木「行きます!」ザッ

御幸(さっきとほぼ同じフォーム! ストレート!!)グッ


鈴木「………」ビュンッ!!


礼「速い!!」

降谷(でもその程度のスピード……な…ら)

沢村「えっ?」


御幸(よし、今度はとれ……)


―――スッ。


三人「「フォーク!!?」」

御幸「くっ!!」バッ

鈴木「………ふぅ」

鈴木(よかった、投げられた……)



沢村(あの雑誌にも載るほどのキャッチャーが……)

降谷(御幸先輩が……)

礼「前に落としたとはいえ、とりそこなった……」

御幸「は、はは……」

御幸(化け物っているんだなー)

鈴木(ジャイロ!)ビュンッ

降谷「」

鈴木(ツーシーム!!)ビュンッ

沢村「」

鈴木(シンカー!)ビュンッ

御幸「」

鈴木(スラーブ!)ビュンッ

礼「」



 この日、鈴木は才能の氷山を表した。それはほんの一角だったが、その場にいた者を黙らせるには十分だった。



監督(甲子園……いけるな…)グッ

翌日、練習試合。


荒木「名門である青道高校とやれるなんて夢の様ですよ」グッ

監督「お互いいい経験になればと思ってます」ホクホク

荒木(この人、こんなゆるんだ顔してたっけ)


若林「おいおい、メンツ一二年ばっかじゃねーかよ」

御幸「ははは、すまんな。だが、満足できる結果になるとおもうぜ」ニッ

若林(ふん、雑誌に載るほど天才御幸……か。調子に乗るなよ)

鈴木「あの……本当に僕が先発でいいんですか?」チラッ

降谷「………」ゴゴゴゴゴ

沢村「………」ゴゴゴゴゴ

御幸「良いんだよ。これは練習試合、勝つことが目的じゃないんだから」

鈴木「はぁ」

倉持「ひゃっは! お前の実力見てやるよ!」

御幸(ピッチャーならお前のポジション奪うことないもんな……)

金丸「おっしゃーー! 俺にも出番がきたーーー!」

東条「下位打線だけどな……」

金丸「いいんだよ……あいつには敵わないし…」グスン

※素人なので打順に違和感あったらごめんちゃい!


1番倉持(ショート)
2番春市(セカンド)
3番鈴木(ピッチャー)
4番前園(ファースト)
5番御幸(キャッチャー)
6番降谷(レフト)
7番白洲(ライト)
8番金丸(サード)
9番東条(センター)


控え投手
・降谷
・川上
一応沢村(まだ監督と仲直りしてない)


試合開始!

若林(適当に投げるつもりだったが……)ギロッ

倉持「!」

倉持(こいつ、見た目の割にけっこう気迫あるじゃねーか……)

若林「………」スッ

若林(文武両道できねーゴリラは死ね!)ビュンッ

倉持「あぶなっ!」

御幸(挨拶代わりのインコース高めか……好戦的なピッチャーだな…)


倉持「………くっ!」ギンッ

沢村「つまらされた!」

若林「はい、ありがとさん!」ビュッ


<アウトー!


金丸「見かけによらず強気なピッチャーだな」

東条「ああ、だがこっちだって負けられない……」



<キィィィンンッ!!



春市進塁!

若林「ちっ、木製バットでかっこつけてる馬鹿かと思って油断した」

沢村「いいぞー! さすがだ!」

春市「//////」グッ

鈴木「………」ザッザッ

若林「はぁ? イチローのまね?」

若林(はずかしくねーの?)

青道一同(僕たちが恥ずかぴー//////)

監督「///」

礼(片岡監督が照れてる……)キュンッ///

部長(片岡監督が照れてる……)キュンッ///



鈴木「………」ゴゴゴゴゴ

若林「っ……」

若林(案外隙がねーじゃねーか……)



監督(鈴木……いくら才能があろうと、勝利をつかみ取ろうとする前向きな気持ちが見えなければ俺は使わんぞ)



<カキーーーーンッ



若林「」

鈴木「あ、当たった」



鈴木、初打席、ツーベースヒット!
春市がホームに帰り、1-0に!



御幸「は、はは……本当にイチローの生まれ変わりじゃねーの!?」ザッザッ


4-0で一回の裏。

鈴木「………」フゥ

御幸「どうした、緊張してるか?」

鈴木「いえ……やっと僕も野球ができるんだなって実感して…」

御幸「?」

鈴木「実は僕、野球をしたくなかったんじゃなくてできなかったんです」

御幸「どういうことだ?」

鈴木「実は――」


鈴木が野球をできなかった理由とは?


安価↓1

鈴木「家が貧乏で、小中と働いていたんです」

御幸「………」

鈴木「だから、テレビもなかなか見る暇なくて……」

御幸「それで野球を知らなかったと……」

御幸(うわー、なんか俺親に感謝してー気分)


鈴木「でも宝くじあたったんでもう大丈夫です」ニッコリ


御幸「あ……そう」

鈴木「リードをお願いします! 御幸先輩!」

御幸「ああ、任せとけ!!」


鈴木「………」

王谷選手(こいつイチローのまねしてたやつか…)

御幸(さぁ、まずはド真ん中に一本投げてビビらせようぜ!)

鈴木「………」コクリ

若林「ふ、ふんっ、どうせイチローの真似するような馬鹿にいいピッチングが―――」



―――ズドンッ!!



大谷選手「」ヘナヘナ

荒木「\(^o^)/」

ギャラリー「」

監督「計測は?」

礼「1……46キロです」

部長「あいつもうプロになったほうがいいような……」


 三者三振に抑えた鈴木は、御幸に尋ねた。


鈴木「ストレートだけで良いんですか?」

御幸「ああ、お前は夏の大会までストレートしか投げれない剛腕ピッチャーだと思わせておく」

鈴木「分かりました。情報戦ですね」

御幸「お前やるな」

倉持「ひゃっは! クソ生意気な新人め!!」ウリウリ



沢村「」

降谷「」

川上「」



 試合は青道の一方的な展開が進んだ。

 鈴木は驚異の全打席ツーベースヒット。

 それに触発された選手たちも次々とヒットを量産し、気付けば15-0になっていた。


若林「」カヒューカヒュー

荒木「\(^o^)/」


 しかし、突然に試練は訪れる!!



鈴木「」ドサッ


一同「鈴木!!?」

監督「大丈夫か鈴木」

鈴木「はい、すみません。大丈夫です」

礼(投球自体は7回まで投げて100球以下……問題はランナーとして走ったこと…)

監督「鈴木。お前は当分走り込みだ」

鈴木「……分かりました」




降谷「………」ビュンッ

大谷選手「あ、さっきのやつより遅い」カキーンッ

降谷「」



 降谷、まさかの打者一巡の猛攻を受ける!



荒木「はーーはっは! これぞ練習試合のだいご味! 選手は成長するものなのだよ!」



降谷「」シュン

川上「……よし」ザッ

中途半端ですがいったんここまで!

甲子園の終わりまでは続ける気です!

試合終了。

青道 21-11 大谷


荒木「今日はありがとうございました」

片岡「いえ、こちらこそ急な申し出を受けていただき感謝します」

荒木「……鈴木君…でしたっけ。彼は中学時代どこの学校で……」



片岡「彼は、最近まで野球を知りませんでした。マウンドに立ったのは今日が初めてです」



荒木「はっ?」

荒木(……まじ?)



若林「次はぜってー負けん!」

沢村「こっちだって負けん!」

倉持「お前出てねーだろ」ゲシゲシ

降谷「………」ズーン

夜。


丹波「………」

純「まぁ、お前の気持ちも分かる」

結城「………(将棋強いかな)」

亮介「怖い子だね」

増子(沢村ちゃん……)



 波乱の練習試合は、各々の課題と進むべき道を指し示した。




鈴木(体力つけなきゃ……)



※イージーモードなので、鈴木の特殊能力で一つだけ原作設定を変えることができます!


1、クリス先輩のけがを治す
2、丹波先輩がけがをしない
3、亮介がけがをしない
4、原作通り

安価↓1

了解です!

合宿を経由するか、夏の大会へ行くか選んでください!


1、合宿経由
2、夏の大会


安価↓1

了解です!今日はここまでにして明日から夏の大会をします!

よかったら青道のレギュラー決めてくれてもいいですよ(小声

一応初戦の予定としては

1番倉持(ショート)
2番亮介(セカンド)
3番純(センター)
4番増子(サード)
5番結城(ファースト)
6番御幸(キャッチャー)
7番鈴木(レフト)
8番降谷(ピッチャー)
9番白洲(ライト)

控え投手

・川上
・沢村
・丹波(怪我中……)

で行こうと思っています!

もっと良いのがあればいくらでも変えます!では!

部長「な、なぜ鈴木じゃなく降谷が先発なんですか!?」

監督「それは―――」

礼「本気で甲子園を狙っているから……ですね」

部長「!?」

監督「……俺はいつでも本気だ」

礼「しかし、鈴木一本で甲子園を勝ち抜くことが難しい。違いますか?」

部長(丹波や降谷の顔を立てたわけじゃなかったのか……)

監督「とにかく、予選は降谷、川上を積極的に使っていく。丹波も治り次第使う」

礼「沢村君は?」

監督「………必要になれば…な」

礼(沢村君……挫けちゃダメよ…)

鈴木「………」ブンッブンッ

御幸「おいおい、お前ピッチャーが過度な素振りして手を壊すなよ」

鈴木「はい、ありがとうございます」ペコリ

御幸(なーんか調子狂うなこいつ。沢村みたいにちょっと捻くれた素直な奴が分かりやすくていいな……捻くれ素直?)

鈴木「一つ、聞いていいですか?」

御幸「なんだ?」

鈴木「キャッチャーとピッチャーは夫婦と比喩されるほどの関係なんですよね?」

御幸「ああ、キャッチャーのリードなくしてピッチングは成り立たねーよ」

鈴木「そうですか。……なら、



どうして僕を試すようなまねをするんですか?」ジッ



御幸「!!」

御幸(こいつ……)

御幸「すまん。認める。俺はお前の力を試したわ」

御幸(こいつ、本当に一年かよ……自信なくすわー)

鈴木「僕はあなたと対等でありたい」ジッ

御幸「………」ポッ///


沢村「あーーーーっ!! 抜け駆けしてるーーーっ!」


御幸「さ、沢村っ」アセアセ

降谷「………」ゴゴゴゴゴ

鈴木「沢村君、降谷君」

沢村「な、なんだよ……」

降谷(イチローに似てるなー)



鈴木「僕一人の力なんてしれている。一緒に頑張ろう」ジッ



沢村・降谷「………」ポッ///

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