にこ「もういい加減はっきりさせるわよ!」 (210)

凛「うわっ…びっくりしたぁ…」

穂乃果「何で急に大声出したのにこちゃん?三人で静かに勉強してる時に…」

にこ「もう我慢ならないのよ!あんた達と一緒にされるのは!」

凛「どういうこと?」

にこ「もうこの際はっきりさせてもらうわ!この三人の中で誰が一番バカなのか!」

穂乃果「えっ…バカ!?」

凛「凛達がバカって…どういうことにこちゃん!?」

にこ「もうあんた達もうすうす気づいてはいるんでしょ…私達三人がμ'sの三馬鹿と言われてることに!」

穂乃果「えっ…三馬鹿って!?」

凛「どういうこと!?にこちゃん!」

にこ「私達三人がよっ!私と穂乃果と凛が、まわりからμ'sの三馬鹿呼ばわりされてるのよ!」

穂乃果「三馬鹿って…!?何が!?」

凛「にこちゃん…一体どういう にこ「何で分かんないのよっ!?そういうとこが既にバカなのよっ!!」

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凛「はあっ!?凛バカじゃないもんっ!」

にこ「バカよっ!私は三馬鹿の中でもあんたが一番バカだと睨んでるのよっ!」

凛「バカじゃないっ!バカって言ったほうがバカだというルールを適用し、にこちゃんを正式にバカだと認定するにゃ!」

にこ「そういうところがバカなのよ!何がルールを適用し、よっ!」

凛「だってにこちゃんバカだもんっ!」

にこ「にこの何がバカなのよっ!証拠もなしに人をバカ扱いする、それこそバカのなせるわざよ!」

凛「証拠ならあるよ!」

にこ「何よっ!?」

凛「だってにこちゃんこの前…21時って何時だっけって言ってたにゃ!」

にこ「うっ…!」

凛「21時は21時だよ!バカじゃないのっ!?バーカバーカ!」

にこ「そっ…それくらいじゃバカにはならないわよ…!」

凛「いーや完全にバカだにゃ!ねぇ穂乃果ちゃん?21時は何時だっけなんて言ってる人はバカだよね?」

穂乃果「うーん…」

にこ「バカじゃないわよ!ねぇ穂乃果!意味は分かるわよね!?普段私達は21時のことは9時って言ってるのよ!?基本的に私達は時間を8時とか9時とかって言ってるの!だから咄嗟に21時と言われても何時か感覚的にわからなかった!だから私は21時って8時とか9時とかっていう言い方をすれば何時なのかなっていうのを聞いたの!それがバカなの!?」

穂乃果「うんうん…」

凛「8時とか9時とかって言い方をするっていう言い方が既にバカっぽくないかにゃ!?凛だったら午前と午後に分けるとかそういう言い方をしたよっ!ほらやっぱりにこちゃんはバカだよね?穂乃果ちゃん!!」

にこ「これくらいじゃまだバカとは言い切れないわよね穂乃果!?」

穂乃果「うーん…バカじゃありませんっ!!」

にこ「ほらぁ!!ほらぁ!!」 凛「おかしいよ穂乃果ちゃーんっ!!」

穂乃果「まぁまぁにこちゃんも凛ちゃんも落ち着いて…ね?どっちがバカだとかそんなのは今いいでしょ?ほら勉強しないと!」

にこ「ちょっと待ちなさい…」

穂乃果「うん?」

にこ「あんたもバカなんだからね…? 穂乃果「はっ?」

にこ「何か一抜けて、ほら勉強しないととか言ってちょっとバカじゃないふうに振る舞ってるけど…穂乃果、あんたもバカのうちの一人なんだからね?」

穂乃果「はあっ!?」

凛「確かに言われてみれば…」

穂乃果「いやいやちょ…!」

にこ「なーにがバカじゃありませんっ!!よっ!!バカの癖に人をバカとバカじゃない人に振り分けようとする…それこそバカのなせるわざじゃないっ!!」

穂乃果「二人が穂乃果に判断を委ねてきたんでしょ!!穂乃果バカじゃないもんっ!」

凛「いーや…穂乃果ちゃんだってバカじゃないとは言い切れないにゃ…」

穂乃果「穂乃果のどこがバカなの!?もし本当に穂乃果がバカならそれを証明してみてよ!!」

凛「わかったよ…今から穂乃果ちゃんがバカだということを証明する…!穂乃果ちゃんこの前…凛ちゃんの誕生日って11月の何月だっけって言ってたにゃ!!」

穂乃果「うっ…」

にこ「ぷっw11月の何月って…ww」

凛「11月は11月に決まってるにゃ…w」

穂乃果「違うもん…」

にこ「何が違うのよ!これは決定的にバカね!はい穂乃果1バカよっ!」

凛「やったにゃー!これで凛とにこちゃんはバカから一歩遠のいたにゃー!」

穂乃果「穂乃果そんなこと言ってないもん!」

凛「はっ!?」

穂乃果「穂乃果そんなこと言ってませんーっ!」

凛「言ったよ!確かに聞いたもん!凛がこの耳で!」

穂乃果「そんなことで誰が納得するんですか~?凛ちゃん、夢でも見てたんじゃないの?」

凛「ぐっ…!言ったもん!!ゼッタイ言ったもんっ!!」

穂乃果「言ってないよ!!ねぇにこちゃんどう思う?大体11月って何月って…そんなことフツー言うと思う!?言うはずなくない!?」

にこ「まぁ確かに…フツー言うはずないわね…」

穂乃果「言うはずないことを言ったなんて言う凛ちゃんの言うことなんて信じられる!?」

にこ「言われてみれば信じがたいかも…」

凛「違うよにこちゃん…!騙されないで?本当に穂乃果ちゃんは言ったの!大体11月は何月だっけなんてこと作り話で考えられる?考えられないよね?」

にこ「うーん…」

凛「作り話で考えられないってことは事実だってことだよ!あっほらっ!事実は小説より奇妙って言うよ?だから凛の言ってることは事実なの!ねっにこちゃん?」

穂乃果「事実じゃないよっ!事実事実って言ってる人ほど怪しいんだよ!ねぇにこちゃん!テレビとかで事実事実って言ってる人ほど事実じゃないなんていうこと多くない!?これもそのパターンなんだよ!」

にこ「うんうん…」

凛「事実は事実って言う!誰だってそうだよ!事実は事実って言ってる人が事実じゃないってことは多いかもしれないけど…その逆だって同じくらい多いはずだよ!ねぇにこちゃん!」

穂乃果「にこちゃん…騙されないで!」 凛「にこちゃん…信じて!」

にこ「これは…キープっ!!」

穂乃果「き…キープ!?」

にこ「二人の証言が完全に平行線をたどってるわ…かたや事実と言い…かたや事実じゃないと言う…この場合ゼッタイどちらが本当のことを言ってるかなんて証明のしようがないのよ!ここは一旦…その話はキープしておくしかないってことよ…!」

凛「うん…うんうん!」

穂乃果「うん…まぁ…そうかも…!」

にこ「まったく…これでまた振り出しに戻ったっていうことね…」

穂乃果「いや…違うよにこちゃん」

にこ「えっ…?」

穂乃果「もう自分でバカだと認めて楽になったほうがいいんじゃない…?凛ちゃん!」

凛「…!?」

凛「ふふっ…何言ってるの穂乃果ちゃん…?さっきから言ってるよね?根拠もなしに人をバカ扱いする人ほど… 穂乃果「根拠ならあるよ?」

穂乃果「凛ちゃんがさっき…事実は小説より奇妙って言ってたという根拠がね!」

凛「何を言い出すかと思えば…それのどこがバカなのっ!」

穂乃果「事実は小説より奇妙なんていう言葉はない…正解は、事実は小説より奇なりだよ!間違えたね!凛ちゃん!さぁ!言い逃れられるなら言い逃れてみなよっ!どうなのっ!?凛ちゃん!!」


凛「…いやそんなのどっちでも良くないかにゃ…?」

にこ「うん…別に意味は通るし…どっちでもいいんじゃない?」

穂乃果「えっ!?はっ!?間違いは間違いでしょ!?」

凛「うん…まぁ…そうかもしれないけど…」

にこ「別に問題はなくない?」

穂乃果「えっ…ちょ…!何でここで穂乃果が孤立しなきゃいけないの!?ここは穂乃果とにこちゃんが協力して凛ちゃんの間違いを攻撃する流れじゃ…!?」

にこ「いや別に…」

にこ「大体それ、何で今言ったのよ?間違えた時にそのまま指摘すれば良くない?」

穂乃果「いやっ…あの時言ったら何かうやむやになりそうだったから…」

凛「そんな大した話じゃなくないかにゃ…?」

にこ「うん…それをドヤ顔でねぇ…」

凛「もう認めて楽になったほうがいいんじゃナイ?」クネ

にこ「ぷっw言ってたーっw何アレ!変なのっ!」

凛「あっこれあれじゃないかにゃ!?」

にこ「なになに?」

凛「策士策に溺れるっ!!」ドヤッ

にこ「あっはっはっは!まさにそれね!」 凛「にゃーっはっはっは!」

穂乃果「ぐぐっ…!」

凛「完全に穂乃果ちゃんの負けだね!」

にこ「これは穂乃果…改めて1バカね!」

穂乃果「ちょっと待って…バカではなくない?」

にこ「はっ…?」

穂乃果「別にバカではなくない?確かに穂乃果はどうでもいいことを指摘したかもしれない…したはしたかもしれないけど…それって別にバカではなくない?関係なくない?バカとは!」

にこ「うーん…まぁ…」

凛「ちょっと待って!ずるいよ!それじゃあさっきのやりとりはなんだったの!?」

穂乃果「別になんにもないよっ!」

凛「なんにもなくはないっ!」

穂乃果「なんにもないよっ!ただの会話だよ!」

凛「あるよっ!だって…だって確かに手応えがあったもん!」

穂乃果「手応え…!?何の手応え!?っていうか手応えがあったからなんなの!?関係ないよ!バカとは!ねぇにこちゃん!?」

にこ「まぁ確かに…」

凛「ちょっと待ってよ!あっ…じゃあじゃあ凛に-1バカ!」

にこ「-1バカ…?何よそれ?」

穂乃果「へーんっ!1番のバカを決める戦いなのに-1バカなんてついて意味あるのっ!?意味ないよね!?」

凛「ぐ…意味あるよ!」

穂乃果「何の意味があるの!?説明してみてよ!」

凛「えっと…あっわかった!-1バカついてる人は他の人に+1バカできるのっ!どう!?」

にこ「はぁ…?なにいってんのよあんた…?」

凛「いやっ…!」

穂乃果「凛ちゃん、バカも休み休み言ったら…?あっちょっと待って!今の凛ちゃんの発言ちょっとバカっぽくない!?これは1バカ!これは1バカ!」

にこ「あーっ!確かに今のは! 凛「ちょちょちょもうさすがに!さすがにっ!!」

にこ「何よ大声出して…?」

凛「にこちゃんはずるいんだよさっきから!有利な方の味方にばっかりついて!」

にこ「はあっ!?何で今にこが責められなきゃいけないのよ!!」

凛「だってそうじゃん!勝手にバカを決めるとか言い出して!凛と穂乃果ちゃんを戦わせて!自分は有利な方にくっついて弱い方をバカバカって攻撃するだけ…!こんなこと許されるの!?」

にこ「べっ…別にそんなつもりはないわよ… 凛「そんなつもりがあろうがなかろうがやってることは事実!災厄の火種はにこちゃんだよっ!!」

にこ「なっ!うるさいわよっ!! 凛「にこちゃん災厄っ!災っ厄だにゃ!!」

にこ「うるさいうるさいっ!! 凛「災厄にこちゃん!災厄にこちゃん!!」

穂乃果「ちょちょちょあんまりうるさくすると誰か来ちゃうから…!」


>>15「…」ガチャ

えり

絵里「ちょっとどうしたのよ騒いで?廊下まで声聞こえてるわよ?」

凛「あっ絵里ちゃん!いいところにきたにゃー!」

絵里「いいところって?」

凛「にこちゃんがね?凛のことをバカっていうの!しかもね?穂乃果ちゃんのこともバカっていうの!さらにね?にこちゃん自身のこともバカだって言ってるんだよ?これってちょっとにこちゃんがバカだと思わない?ねぇ絵里ちゃんどう思う?」

絵里「いやっ…」

にこ「ちょちょ違うわよ!私達が三馬鹿って言われてるのは事実なの!しょうがないのよ!だから私はその中で誰が一番バカなのかはっきりさせようって言ってるのよ!」

穂乃果「だから何回も言ってるけど穂乃果はバカじゃないよっ!!」

絵里「あのね…三人共落ち着いて?私のいうことを聞いて?」

にこ「何よっ…!?」

絵里「穂乃果…にこ…凛。あなた達はね、バカなんかじゃない。ちょっと勉強が苦手っていうだけでしょ?頭の良さっていうのはね、何も勉強ができるかできないか にこ「あのね…」

にこ「今そういうのいいのよっ!!」

絵里「そっ…そういうの…!?」

にこ「絵里…あんたって本当空気よめないわよね」

絵里「は…?」

穂乃果「ああー… 絵里「ああーって何よ!?」

穂乃果「言われてみれば絵里ちゃんって何か…融通きかないっていうかなんていうか… 絵里「はあっ!?」

凛「…ちょっと面倒くさいよね? 絵里「なっ…ちょ…!」

にこ「流れでちょっと言っちゃうけど…あんたっていうほど頭良いように感じないのよね」

絵里「なっ…なんなのよあなた達は三人してぇっ!!」

穂乃果「実際のとこどうなの絵里ちゃんって?頭良いの?」


絵里「…良いわよっ!!」

凛「本当に?」

穂乃果「それって証明できる?」

絵里「証明っ!?」

絵里「しょっ…証明!?」

にこ「まぁ証明と言わないまでも…何か根拠があることなの?」

絵里「いやっ…根拠って…だって私成績いいし… 穂乃果「ちょっと待って!さっき絵里ちゃん勉強ができることが頭がいいってことじゃないみたいなこと言ってたよ!」

絵里「だって私…生徒会長とかもやってるし… 凛「関係ないよっ!だったら凛だって小学校の頃学級委員長やってたもん!」

絵里「…」

にこ「うんうん…これはあれかもしれないわね…」

絵里「なっ…何よ!?」

にこ「三馬鹿の首をすげ替える時が来たってことよっ!! 絵里「はあっ!?」

絵里「わたっ…私に三馬鹿の一人になれっていうの!?」

にこ「そうよっ!!」

絵里「冗談じゃないわよっ!!私のどこがバカなのよ!?バカの要素が全然ないわよっ!!ほらっ!!ほらあっ!!」バッ

穂乃果「絵里ちゃん…地が出てきたね…」

凛「さっきまでの余裕が嘘のようだにゃ…」

にこ「こんなにムキになるってことは…ますます怪しくなってくるわね」

絵里「じゃ…じゃあわかったわよ…そんなに言うならわかったわよ…」

にこ「何がわかったのよ?」

絵里「クイズよ!私がこの前、一発で解けたクイズをあなた達に出すっ!それであなた達が一発で解けなかったら私よりは頭が良くないということよね!?これでどうっ!?」

穂乃果「うーん…」

凛「それって絵里ちゃん…本当に一発で解けたの?」

にこ「まず…一発って何よ?何を発射したのよ?」

穂乃果「その言い方からしてあんまり頭良さそうではないよね…? 絵里「もううるさいわねっ!!出すっ!!」

穂乃果「ちょ…まだ話し合いが終わってないよ! 絵里「うるさいのよっ!出すわっ!!」

凛「やめて…!まだ出さないでよ!! 絵里「だまりなさいっ!出すったら出すのよ!!」

絵里「出したいのよっ!あなた達に!今すぐ出したいのっ!!出させてよっ!! 穂乃果「やめてっ!!出さないでっ!! にこ「ちょ一回黙って!一回黙って!!」

にこ「あんた達これ誰かに聞かれてたら変な噂立つわよっ…!?」

絵里「何が立つのよっ!?」

にこ「いいから…分かったからもう出しなさいよ…」

絵里「ええ…出すわよ…あのね、たかし君がぁ、ケーキを貰ったのよ。あのー…お母さんにね?お母さんにおやつとしてケーキをもらいました」

穂乃果「…」

絵里「でー…ケーキを貰ったからぁ、それで、お買い物に言ったのよ。たかし君がね?それで…その間に、お買い物行ってる間にね。友達が来たのよ。あのー…そのたかし君の家にね?」

凛「…」

絵里「それでぇ…お友達がケーキを見つけたのよ。テーブルの上にね?それであの…あっそのお友達っていうのは4人いるのよ。4人っていうのはえっとー…さとしとー、つよしとー、やすしとー、とおる君っていうのね?」

にこ「…」

絵里「その子達があれ…あの…ケーキは実際には食べてなくて、あっちがうダメだ。これ言っちゃダメで… にこ「あああもうっ全然頭に入ってこないわっ!!」

にこ「もういいっ!!もういいわっ!!」

絵里「何がもういいのよっ!?まだクイズ出しきってないのよっ!?」

にこ「あんたが話すのが下手すぎて全然頭に入ってこないのよっ!!あんたはババァかっ!!」

絵里「なっ…!にこあなたねぇ!!言っていいことと悪いことがあるわよっ!?」

凛「あっ…!でもそうかもしれない!」

にこ「ん…?」 絵里「は…?」

凛「絵里ちゃんはバカっぽいって言うより…お婆ちゃんっぽい!」

絵里「はぇ…!?えっどういうこと!?どういうこと!?」

穂乃果「ああー… 絵里「ああーって何よっ!?」

穂乃果「なんていうか…頑固っていうかね?」

凛「うんうん!凛のお婆ちゃんもね、一回ダメって言ったらもー聞かないのっ!意地悪だったころの絵里ちゃんみたいに!」

にこ「そうよね?なんか若者特有の柔軟性がないっていうか 絵里「ちょ…何あなたたち意見一致してきてるのよっ!?」

絵里「お婆ちゃんなんてイヤよっ!!お婆ちゃんって言われるくらいならバカって言われたほうがましだわっ!!」

凛「えー…」

穂乃果「んー…それもなぁ…」

絵里「ちょ…何よそれ!?さっきまであんなに私にバカを押し付けようとしてきた癖に!今更バカを惜しむわけっ!?」

にこ「もういいわよ…話し合ってても埒あかないわ…」

絵里「じゃあどうするのよ?」

にこ「もう…アンケートとりましょ?」

絵里「アンケート…!?」

にこ「匿名でアンケートをとって、この4人の中で一番バカじゃない人を選ぶ…それでいいでしょ」

絵里「なっ…何でそんなことしなくちゃいけないのよっ!?」

にこ「あんたが入ってくるからでしょ!三馬鹿候補にっ!!三馬鹿は三人だから三馬鹿なのよっ!!この中から一人リストラするしかないの!!」

絵里「わ…わかったわよ…」

アンケート結果(バカじゃない人を選んでください)
>>29-33

にこ

穂乃果「…絵里ちゃん2票、にこちゃん3票…」

絵里「私がにこより…バカだっていうのっ!?」

にこ「ふんっ。まぁそういうことだから。それじゃあね」ガチャ

絵里「えっなんでどっか行くの!?部屋決まってるの!?ここはバカルームなのっ!?」

穂乃果「…」

凛「…」

絵里「…ちょっとどうしたのよ二人共…?暗い顔して…」

穂乃果「だって私達…一票も入ってなかった…」

凛「皆そんなふうに思ってたんだ…凛と穂乃果ちゃんがデュオを組んだ時も…きっと陰ではバカツートップがくるっとくるっととかやってるよって笑ってたんだにゃ…」

絵里「そ…そんなことないわよ… 穂乃果「上から慰めないでよっ!大体あの流れで2票も入るなんて…絵里ちゃん本当に空気よめないっ!!」

絵里「流れって何よ!?」

凛「そうだよっ!ゼッタイ絵里ちゃんだけ票が入ってないっていうふうになってたほうが良かった!誰だってあれ見てたらそう思うよ!! 絵里「そう思わなかったから2票も票が入ったんでしょうっ!!」

絵里「それで…どうするのよ!?」

穂乃果「どうするって何が…!?」

絵里「これから…にことさっきやってたように、一番誰がバカなのかを決めるの…?」

穂乃果「それはっ… 凛「やだよっ!もういやっ!凛…もう誰かにバカって言われたくないにゃっ!!」

絵里「でも…しょうがないじゃないっ!にこがいなくなった今…私達がμ'sの三馬鹿なのよっ!その中で誰が一番バカなのかを決めなきゃ…ずっと私達は自分が一番バカなんじゃないかという恐怖と戦わなきゃいけなくなる…それで良いのっ!?」

凛「やだよ…一番バカなんてやだ…大体アンケートなんて取らなきゃよかったんだよ!穂乃果ちゃんもにこちゃんも凛と同レベルの屁理屈しか言ってなかったにゃっ!」

穂乃果「でも…今このバカルームには穂乃果と凛ちゃんと絵里ちゃんの三人しかいないんだよ…?」

絵里「このままじゃ…この三人のなかで…誰が一番バカなのか決めなくちゃならないことになる…!」

凛「ああ…これから一体…どうすれば…?」

絵里「どうすればっ…?」

穂乃果「どうすればいいのっ…!?」


>>40「…」ガチャ

(・8・)チュン

ことり「こんにちはー。穂乃果ちゃん、凛ちゃん、勉強すすんでる?」

絵里「う…ことりなのね…」

凛「最高にやりづらいにゃ…」

ことり「えっ?えっ?」

穂乃果「海未ちゃんだったらまだ良かったのにね… ことり「なっ…なんのことぉ!?」

穂乃果「ことりちゃん…単刀直入に言うよ?今からことりちゃんには…ここにいる三人とバカ決定戦をやってもらいますっ!」

ことり「バカ決定戦!?なんのこと!?」

絵里「誰がμ'sの三馬鹿にふさわしいか決める戦いに決まってるでしょうっ!」

ことり「き…決まってはないと思うけど…」

凛「ダメだにゃ…ことりちゃん全然覇気がないにゃ…」

穂乃果「ね?にこちゃんだったら今頃…」

凛「いや決まってはないわよっ!!いつ決めたのよそれーっ!?…ってなってただろうね」

絵里「うん…ね?ことりもほら…頑張らないと」

ことり「は、はぁ…」

穂乃果「もう流れで言っちゃうと…ことりちゃんはことりちゃんで絵里ちゃんとはまた別の空気の読めなみたいなのを感じるんだよね…」

凛「まぁ…うん…まぁ…」

ことり「えっ…?そうかなぁ? 穂乃果「ほらそういうとこっ!!そういうとこなのっ!!」

穂乃果「穂乃果いまことりちゃんに空気読めないって言ったんだよ!?もうフツーに悪口じゃん!そしたらこう…ガーってこないと!」

ことり「ガーって…?」

穂乃果「ガーってだよ!絵里ちゃんを見習いなよ!」

絵里「えっ…?」

穂乃果「行くよ絵里ちゃん?絵里ちゃんって空気よめないよねーっ?」

絵里「えっ…あっ…そ、そんなことないわよーっ!!」

穂乃果「ぶふっww」 凛「ふっwwソンナコトナイワヨー!!ってっw」

絵里「なっ…何か雰囲気かわったわねあなた達っ!?」

凛「ソンナコトナイワヨー!!ww 絵里「やめなさいっ!!」

穂乃果「はーっもう…仕切り直そ?」

凛「仕切りなおすにゃ!」

絵里「そうね…仕切りなおすわ」

ことり「?…う、うん…」

穂乃果「言ってもことりちゃんだってねぇ?おバカっぽいエピソードが無いわけじゃないよね?」

凛「うんうん…」

絵里「まあね…枕とりに家に帰ったりとか…お鍋にチーズケーキ入れたりとか…」

ことり「うぅ…///」

穂乃果「でもなんていうかこう…パンチがないっていうか…」

凛「うん…なんか見え隠れしてるよね」

ことり「み、見え隠れ…!?何がっ…!?」

穂乃果「逆にこう…なにかないかな?ことりちゃんがまだ私達に言ってないようなおバカエピソード」

ことり「あぅ…あの…最近のことなんだけどね?」

穂乃果「うんうん」

ことり「私、家でティータイムにしようと思って…チーズケーキと紅茶を用意したの」

穂乃果「うんうん」

ことり「それでね?右手に紅茶を持って、左手にチーズケーキを持って自分の部屋に戻ったの」

穂乃果「うんうん」

ことり「そしてね…自分の部屋で…」

穂乃果「うん」

ことり「ベッドに紅茶放り投げて、チーズケーキを携帯の充電器にセットしようとしちゃったの~///」

穂乃果「うんう…はあ?」

ことり「それでもうベッドが大変なことになっちゃって~///」

穂乃果「いやいや…いやいや…」

絵里「えっと…似たような話は聞いたことがあるんだけど…携帯とカップラーメンを間違えて、カップラーメンを布団に放り投げてしまうみたいな…」

ことり「うん…そういうことそういうことっ///」

穂乃果「いやそういうことじゃないよ…」

絵里「携帯電話を一個も持ってない上に、紅茶とチーズケーキ両方を携帯だと思ってしまったってこと?」

ことり「そうみたいなの~///」

穂乃果「う、うーん…」

絵里「バカ、っていう感じでは…」

凛「これはどっちかっていうと…アホ…」

ことり「あ…アホ…!?」

凛「ご…ごめんにゃ…」

ことり「えっ…あ…そ、そんなことないわよーっ 穂乃果「いやことりちゃん、これはしょうがない」 ことり「えっ?えっ?」

絵里「いずれにせよ…やっぱりことりはバカっていう感じではないわ」

穂乃果「うん…頭の良い悪いは別として、愚かな感じではないよね 絵里「私は愚かな感じがするってこと!?」

ことり「そ…そうかなぁ///」

穂乃果「もう若干結果が見えてるけど…一応誰がバカじゃないかのアンケートとろっか?」

絵里「そうね…決定戦だものね」



穂乃果「アンケート結果…まず一票目…ことりちゃん!」

ことり「!」

穂乃果「二票目…ことりちゃん!」

絵里「あと一票でも入ればことりのバカルーム抜け決定…!!」

穂乃果「三、四、五票目…>>50-52!!」

エリチカ!



ことり「それじゃあ、勉強頑張ってね?またね~」ガチャ

絵里「行っちゃったわね…」

穂乃果「…」

凛「…」

絵里「またこの三人が…残ってしまったというわけね…」

穂乃果「絵里ちゃん…もういいよ?」

絵里「え…?」

穂乃果「だって絵里ちゃんは…さっきの投票と合わせて…もう4票も入ってる…」

凛「うん…凛と穂乃果ちゃんは…0票…もう凛…絵里ちゃんと釣り合う気がしないよ…」

絵里「穂乃果…凛…」

穂乃果「もう絵里ちゃんは…ちゃんとした普通の教室に戻って?穂乃果達はここで…三人目の誰かが来るまで二人で待ってるから…」

絵里「そう…?なら…そうさせてもらうわ」

穂乃果「ばいばい絵里ちゃん…」 凛「元気でね…」

絵里「…」ガチャ ガチャガチャ

穂乃果「え…絵里ちゃん…?」

絵里「扉が…あかないわ。押しても引いても…」

凛「いや…だってその扉は…」

絵里「扉のあけかたがわからない…なぜなら私は…今はまだバカだから」

穂乃果 凛「…!」

絵里「皆に認めてもらって…かしこいかわいいエリーチカに戻らない限り…この部屋から出られなくなってしまったみたい…!」

穂乃果「絵里…ちゃん!」

絵里「それまで短い間でしょうけど…よろしくねっ二人共!!」

凛「絵里ちゃん…絵里ちゃん絵里ちゃーんっ!!」ギュ 穂乃果「絵里ちゃーんっ!!」ギュ

絵里「もう…!二人共苦しいわっ…!ふふっ」ギュー


いつも本気…そんなのはお互い同じ…!!
μ'sの三馬鹿の結末やいかに…!? つづく

絵里「この桜餅美味しいわね」モグモグ

凛「美味しいにゃー」モグモグ

穂乃果「でしょ?こういうふうに餅米が見える桜餅を半殺しっていうの。逆に餅米が見えなくなるまで潰してあるやつを皆殺しっていうんだよ」

絵里「へー。そんなん言うのね」

凛「穂乃果ちゃん物知りだにゃー」

穂乃果「まぁ家が和菓子屋だから」モグモグ

絵里「私は半殺しのほうが好きだわ」

凛「凛はどっちの桜餅も好きだよ」

>>「…」ガチャ

ミスったにゃ

>>68

希「おつかれさん。どう?頑張っとる?」

凛「おっ!希ちゃん!」

穂乃果「希ちゃん、一緒に桜餅食べる~?」

絵里「く…空気が緩みきってるわ!」

希「あ、休憩中だったん?じゃあちょっとお邪魔しま~す」

穂乃果「うんうん」

希「それにしてもことりちゃんに聞いたで~?何か三人でバカを決める戦いとかをやってるらしいやん?ふざけてたらいかんよ?」

穂乃果「うわっ…ことりちゃん喋ってるよ~…」

凛「やっちゃってるにゃ…徐々に徐々にいこうと思ってたのに…」

絵里「ヌルイこと言ってても駄目よ!知ってるなら話は早い…希、あなたにもこの戦いに参加してもらうわっ!」

希「え?ウチ?」

希「何でウチが…?ウチはそんな頭悪いようなキャラじゃないやん…?」キョト

絵里「なっ…!ちょっと待ちなさいよ!じゃあ希の中で私は頭悪いようなキャラだってこと!?」

希「うーん…頭悪いとまでは言わないけど…なんかエリチってそういうとこあるやん? 絵里「そういうとこって何よ!?」

希「いやなんか…実際そういうとこない?自分でも思わん? 絵里「だからそういうとこって何よ!?」

希「だからそういう 絵里「そういうって何なのよ!?そこの内容を言いなさいよ!!そういうって部分の内容を言いなさいよ!!」

希「うわ何このエリチめっちゃグイグイくるやん…」

凛「ほらこうなると面倒くさいんだよ… 絵里「ほらってなによ!?面倒くさいってなによ!?」

穂乃果「ちょちょ…一回落ち着こ?絵里ちゃん?」

絵里「はぁ…はぁ…」

希「そうやで?落ち着きえりち。まぁそういうとこも含めてエリチの魅力やから…」

絵里「前からちょっと思ってたけど…何で希あなた毎回私よりちょっと上なのよ!?」

希「上…?」

絵里「上じゃないっ!上みたいな雰囲気出すじゃないっ!何かμ'sができた時とかもさぁ…!何か助けるみたいな感じで…!穂乃果と私の間を取り持つみたいな感じで…!」

希「なっ…!それはエリチ達が対立するから、ウチが取り持たんと…! 絵里「じゃあ言えばよくないっ!?素直に!!あの子達も頑張ってるんだから協力してあげてもいいじゃない、とかさぁ!!」

絵里「それを遠回しにねぇ…!?サッキノ ダレカサンニ キカセタイ セリフヤッタナァ 希「ちょ…!!やめぇやっ!!」

絵里「wwダレカサンニ 希「やめろ言うてるやろっ!! 穂乃果「ふっw」 凛「くくっww」

穂乃果「えっ…希ちゃん希ちゃん!その誰かさんって誰だったの!?ww」

凛「えっ何で誰かさんって言ったの!?何でそこぼかしたの!?ねぇ希ちゃん希ちゃーんっww」

希「なっ…ちょ…!!」

絵里「やめなさいよ二人共wwだって仕方ないじゃない?それが副会長のつとめなんだものwっw」

希「やめぇや!!ウチのこといじんなやっ!!三人してっ!!」

希「何か今のこれ…バカを決めるとかとは感じがちがない!?」

絵里「ちがないわよ!希…あなたのそういうところは立派なバカさだと思うわ!」

希「はあ?ウチのどこがバカなんよ!エリチのほうがバカやろ!」

絵里「あらあら地が出てきたわねぇ?さっきまでの余裕が嘘のようよ?そんなにムキになって否定するなんてますます怪しいわ!」

凛「絵里ちゃん…自分が言われたことそのまま希ちゃんに言ってるにゃ…w」ボソ 穂乃果「っw」

希「大体エリチあれやからな!散々μ'sの活動をボロクソ言ってた割に、自分がやろうとしてたのは学校の歴史だのなんだの言うつまらん演説やったからなっ!」

絵里「なっ…!それ今関係ないでしょ!? 希「関係あるわっ!エリチの数あるバカエピソードの一つやっ!!」

凛「えっそうだったの絵里ちゃん!?認められないワアとかやってた裏ではそんな浅はかなこと考えてたのかにゃっw」

希「しかもあれやからな!その演説を雪穂ちゃんに聞かせたら雪穂ちゃん途中で寝ちゃったらしいからな!」

穂乃果「ぶっwwなにそれww早く教えてよっww」

希「更にあれやからな! 絵里「ああーうるさいうるさいっ!!その入りムカつくのよっ!!その、あれやからな!って入り!!何なのよそれ!?」

希「何なのよもなにもそういう喋り方や!そことやかく言われる筋合いないわっ! 絵里「筋合いあるわよ!!フツーに喋りなさいよフツーに!!キャラ作らなくていいからフツーに!!」

希「ハラショーハラショー言ってるエリチに言われたないわっ!! 絵里「はあっ!?あなたっ…そんなふうに思ってたの!?」

希「ああ思ってたよ?あれキャラ作ってるやろ!?」

絵里「作ってないわよっ!!自然に出ちゃうのよっ!!」

希「自然なわけないわっ!μ'sに入った途端急に言い出したやないかっ!びっっくりしたからなウチ!横で聞いてて、ええーっ!?なってたの気づいてなかったんか!?」

絵里「いやだからあれはっ…それまではそういうことを言えるような精神状態じゃなかったというか…!!」

希「精神状態ってなんやねん!!何でハラショーが精神状態に左右されんねん!!アイドル活動に向けてキャラ意識しだしただけやろっ!!」

絵里「ちがっ…!!ちがっ…!!」

希「しかもあれやからな!発音かんっぜんにカタカナやからな! 穂乃果「あっそれは私も思った~!!」 凛「ハ、ハラショー…ww」

絵里「何なのよあなたたちはあっ!!」

穂乃果「何かこれ楽勝ムードだねっw」ヒソヒソ

凛「あの二人勝手に自爆してるにゃwwあんな醜態を晒してバカじゃない人に選ばれるわけないにゃw」ヒソヒソ

穂乃果「こりゃバカ二人はもう決まったようなもんかもねww」

凛「そうにゃそうにゃw」

穂乃果「となると残る椅子は…」

凛「え…?」

穂乃果「ねぇ絵里ちゃん希ちゃーん!!聞いて聞いて!!このまえ凛ちゃんがバカでさ~!! 凛「うわ災厄!!穂乃果ちゃん災っ厄にゃ!!」

絵里「はぁはぁ…え?」 希「凛ちゃんがどうしたって?」

穂乃果「凛ちゃん本当酷いんだよ!!あのね 凛「にゃあああーっ!!にゃあああーっ!!」

穂乃果「凛ちゃんが 凛「凛じゃない凛じゃない!!今から穂乃果ちゃんが言う凛という言葉を全て穂乃果に置換するにゃ!!」

穂乃果「はあっ!?じゃあいいよ!この前穂乃果がね~ 凛「うわっバーカにゃ!穂乃果を凛に置換するとは言ってないにゃ!!」

穂乃果「うるさいんだよっ!!大体凛ちゃんに言葉を痴漢?だのなんだのする能力はないよっ!!」

凛「別に能力じゃありません~!穂乃果ちゃん能力とかそういうの信じてるの?おっ子様にゃー!」

絵里「あらあら!穂乃果ったら本当お子様ねぇ~ 希「エリチほどじゃないけどな」

絵里「あなたいい加減にしなさいよっ!?流れ変わってるのよ!!空気読みなさいよ!!」

希「エリチにだけは空気読めとか言われたないわっ!!大体エリチあれやからな! 絵里「ああああーうるさいうるさいっ!!」

理事長「うるさいのはあなた達よっ!!!」ガチャ

穂乃果「」 凛「」 希「」 絵里「」


理事長「いい加減にしなさいよっ!!!学校は騒ぐところじゃないのっ!!!」バタンッ

穂乃果「…」 凛「…」 希「…」 絵里「…」シュン…

穂乃果「…まぁ…とりあえず…そろそろバカじゃない人アンケートをね…?」 絵里「そっ…そうね…」

凛「うんうん…話し合いで決まらない時はアンケートだよね…」 希「…」



穂乃果「アンケート結果…まず一票目…うわやったっ!穂乃果だーっ!!」 希「…」ニヤ

絵里(…今まで誰も投票をしなかった穂乃果に票が…!?そして希のあの顔…まさか希、不思議なチカラでアンケートに何かやってるっていうの…!?)

穂乃果「二票目…希ちゃん!」 希「…」キョト

絵里(え…?希が不思議なチカラで何かやってるとしたら…自分に票を入れるなんて卑怯な真似するかしら…!?そして希のあのきょとんとした顔…まさか希、別にアンケートに何もやってないっていうの…!?)

穂乃果「三票目…凛ちゃん!」 希「…」シタリ

絵里(また誰も投票してなかった凛に…!?そして希のあのしたり顔…まさか希、やっぱりなんだかんだ言ってアンケートに何かやってるって、そういうことなの…!?)

穂乃果「四票目…絵里ちゃん!」 希「…」アングリ

絵里(私に票が入った…まぁ私は今までも入ってたからね。そして希のあの…あのぽけーっと口を開けた顔…いやどっちなの!?結局何かやってるの!?やってないの!?どっちなのよ!?はっきりしなさいよイライラする…!!)

穂乃果「五票目…>>83!」

穂乃果で

穂乃果「!…ふふっ…」

凛「…!?」

穂乃果「…はっぴょーしますっ!!五票目はぁーっ!!デゲデゲデゲデゲ… 凛「…」チラ

凛「うわ穂乃果ちゃんだにゃーっ!!災っ厄だにゃーっ!! 穂乃果「ちょ凛ちゃんなに勝手に見てるのっ!?もっと引っ張ろうと思ってたのに!!」

絵里「ぐ…またしても私は…一票差で残らなきゃいけないのっ…!?」

凛「ぐぐ…あっ!ちょとまって… 穂乃果「無駄だよ凛ちゃん」

穂乃果「凛ちゃんの言いたいことは読めてる。でも…凛ちゃんはさっき言ったよね…凛と穂乃果は入れ替えるけど、穂乃果と凛は入れ替えないってね!!」

凛「…!!」

穂乃果「あそこで穂乃果と凛も入れ替えると言っておけば反論の余地もあっただろうに…自ら墓穴を掘るとはねっ!!あっ!チャンスの前髪を掴み損ねるとはねっ!!」ドヤ

凛「っ…凛の…凛の負けにゃーっ!!」

穂乃果「ふっ…それじゃあね凛ちゃん!絵里ちゃん!希ちゃん!せいぜい…せいぜいあのー…足元に気をつけるんだねっ!」ガチャ

凛「は…?足元…?何で足元…?」

希「良い捨て台詞が思いつかなかったんやろう」

絵里「それにしても希…ひとつだけ良い?」

希「…何や?エリチ」

絵里「あなたは結局…不思議なチカラでアンケートに何かやっていたの…?やっていなかったの…?」

希「…」アングリ 絵里「はっ!?何でぽけーっとするわけ!?ちゃんと答えなさいよっ!!」

希「…」アングリ 絵里「やめなさいよっ!!その顔腹立つのよっ!!何故かムショーに腹立つのよ!!」



絵里「…あ、凛。そこ間違えてるわよ?」

希「そうやね凛ちゃん。AオブBはBのAやで?中学生レベルやん」

凛「この二人普通に勉強教えてくるにゃ…バカかどうかはともかく根がマジメなんだよなぁ…」

絵里「ほら無駄口叩いてないで!」ズイ 希「そうやで!」グイ

凛「うぅ…圧迫感が凄いにゃ…にこちゃんが恋しいにゃ…」


>>88「…」ガチャ

アルパカさん

アルパカ「…」モシャモシャ

凛「あ、アルパカにゃ 絵里「はっ…!?はあーっ!?はーはははっ…はーはははっ…!!」ガタガタ

希「エリチビビリすぎやろ…」

アルパカ「…」モシャモシャ

凛「あー…あれじゃないかにゃ?ほら文化祭で…」

希「あーあれか。文化祭でやろうとしてる、あの…箱の中身はなんじゃろな的なドッキリでアルパカ使おうみたいなアイデアがあったからな。それの予行演習かなにかで逃げ出したんかな」

絵里「箱の中身はなんじゃろなって…あのなんか…中身を見えないようにして手を入れて生きてる生きてるーみたいにやるやつ…!?」

希「手を入れたりして生きてる生きてるーみたいにやるやつや」

絵里「でかすぎるわよっ!!あるのっ…!?アルパカ入る箱…あるのっ!?」

希「知らんよ…ウチが言い出したことやないし…」

凛「あれ言い出したの誰だっけ?」

希「たしか…>>91ちゃんやったかなぁ…」

海未

絵里「海未…!?あの子一見マジメそうな顔して…一体何考えてるの…!?呼びなさいっ!!」

凛「えっ…?」

絵里「今ここに海未を呼びなさいっ!!今すぐっ!!早く!!」

凛「うぅ…人使い荒いにゃ…でも今はなんだか凛も海未ちゃんに会いたい…」プルル…



海未「失礼します」ガチャ 絵里「あなたはバカなのっ!?」

海未「えっ…絵里!?何ですか藪から棒に!?」

絵里「見なさいよアレをっ!!」

アルパカ「…」ムシャムシャ

海未「これは…アルパカ、ですか?」

絵里「アルパカ、ですか?じゃないのよっ!!あなたが学校内にアルパカを連れてきたんでしょう!?おふざけも大概にしなさいよっ!!」

海未「ちょっと待って下さい!そんなことをした覚えはありませんっ!」

絵里「えっ…!?ちょっと希…した覚えはないって言ってるわよ…!?」

希「まちーやエリチ…海未ちゃんはアイデアを出しただけで、実際に実行しようとしたのは関係ない別の人やで?」

絵里「あっ…そうなの?」

海未「そうですよ!また絵里の早とちりですか…全く」

絵里「ごめんなさい…いやっ待って!ごめんなさいじゃないわよっ!そんなアイデアを出す時点でおかしいって言ってるのよ!!」

海未「そんなこと言われても…あの時は全然誰もアイデアを出せてなくて、とにかく何でもいいから案が欲しいという状況だったんです!」

絵里「だからってねぇ…!大体なんでそれ私が知らされてないのよ…!?凛も希も知ってたのに…!?」

海未「うっ…それは…」 凛「あー…」 希「はぁ…」

絵里「えっ…あっ!えっ!?私にやらせるつもりだったの!?私にそのドッキリやらせるつもりだったの!?そういうことでしょう!?」

海未「うーん…」

絵里「いやもうそうじゃないっ!!うわっ怖いわ…!ホント怖い…!あなた達のその無謀なところがホント怖い…!!」

凛「無謀な賭けー? 絵里「勝ちにいこうー♪じゃないのよっ!!勝ちに行けないわよこんなの!!騒ぎになるわよっ!!」

希「エリチ…ノリノリやな…」

絵里「なに引いてんのよあなたはっ!」ピシッ

海未「分かりました…絵里、すみませんでした。アルパカの件はナシとします…」

絵里「当たり前よっ…!」

海未「それでは… 凛「待って海未ちゃん!」ガシ

海未「えっ?」

凛「ここを生きて出られるのは…バカじゃない人だけだにゃ…!」

海未「はっ!?どういうことですか…!?意味が分かりません!!」

絵里「誰がμ'sの三馬鹿にふさわしいか…ここで決めるっていうことに決まってるでしょうっ!」

海未「いや決まってはないですよっ!!いつ決めたんですかそれっ!?」


凛「…やっぱ海未ちゃん良いにゃ~」

絵里「まぁね…しっくりくるのよね 海未「何の話をしてるんですか一体…!?」

希「でも海未ちゃん…この戦い、中々危ないかもしれんで~?」

海未「危ない…!?」

凛「意外とバカっていうのがしっくりくる人の一人だにゃ」

海未「は…?」

絵里「そうよね…海だーっていう言葉に対して私ですがって…あのやりとり一生のうちに何回やってるのよ?」

海未「いやっ…あの…」

希「作詞に来てること忘れたりなww」

海未「…」

凛「あと、二年生の中でことりちゃんが一番まともだってさりげなく真姫ちゃんにディスられてるところもポイントだにゃww」

海未「…」

絵里「あとあれよねーww穂乃果から聞いたんだけど 海未「ちょちょちょ待ってくださいっ!!なんなんですかこの時間はっ!?何で私が急にこんなに責められなきゃいけないんですかっ!?」

絵里「なんなんですかも何もないわよ!!三馬鹿を決める時間よっ!!」

海未「いやだからって…!なぜ私だけがこうして矢面に立たなくてはならないのですっ!!」

凛「海未ちゃんが弱いからにゃっ!!」

海未「はっ…?」

希「あのな海未ちゃん…皆三馬鹿にはなりたくないんよ?そうなったら当然、立場の弱い海未ちゃんを攻撃し、優位にたとうとする…当たり前のことやと思わん?」

海未「…あなた達はっ…!」

絵里「なによ!?最低とでも言うつもり!?そうやってまた叩くの!?叩きたいなら叩きなさいよっ!!」

凛「三馬鹿になるくらいなら前歯の一本くらいくれてやるにゃ!ほら叩くにゃ!!」


海未「叩きません」

絵里 凛「…えっ?」

海未「私はあなた達を…バカだと思ったことはありません。だからあなた達にバカだと言うつもりもないし…私に対して言いたことがあるなら甘んじて受けましょう。もちろん反撃などしません」

絵里「えっ…」

凛「うっ…海未ちゃんのバーカ!ばーかばーか!」

海未「…」

絵里「くっ…ねぇねぇ海未ー?あなたもっと牛乳を飲んだほうがいいんじゃない?良いバストアップの体操教えてあげましょうか~?」

海未「…」

希「エリチ…それあんまりバカと関係ないで…」

絵里「ぐっ…」

海未「…」

凛「うわっ…凛、生まれてはじめて見たにゃ…!」

絵里「わ…私もよ…!」

凛 絵里「ノーガード戦法を実際に使う人…!」

絵里「実際に使う人いるのね…!?」 凛「ねぇ!?しかも結構効果ありそうだしっ!!」

海未「…」ニッ…


希「ていうかウチあれやけどな…」

絵里「何よ…こんな時に!?」

希「ウチ…小学校の頃とかテストで百点ばっかりとってたけどな?」

絵里「はっ…!?何で今それ言ったのよ!?」

凛「ちょっと待って!それを言うなら凛だって一年生のころは百点とか結構とってたよ!」

絵里「待ちなさいよ!私だって算数とかほっとんど百点だったわよ!?」

希「いやいや算数なんて一番百点とりやすいやろwwウチあれやからな?国語でも結構とってたからな?」

凛「凛だってとってた!大体凛は読書感想文でクラスの代表だったことあるもん!」

絵里「別に算数だけじゃないから。それに私自由研究とかも凄かったからね?みーんな紙粘土で貯金箱とか作ってる中、私電気つかってたからねぇ!」

希「いやそんなん別に大したことないやろ。ウチあれやからな 海未「わわわ私だって百点いっぱいとってましたぁーっ!!!」ガタッ

海未「はぁ…はぁ…!」

凛「…」

希「…」

絵里「え…ちょっと何?今話してるんだけど… 海未「あっ…あ、あなた達がそんな低レベルなことで自慢しあってるからでしょう!!そんなこと言うなら私だって書道とかでも…!!」

絵里「関係ないでしょうよっ!!海未には関係ないでしょうよっ!!」

凛「そうにゃっ!入ってこないでよ!」

海未「だっ…!大体あなた達は幼稚なんですよっ!そんな小学生の時のことを自慢して何になるんですかっ!?」

希「別に自慢してないけどな?フツーに話してただけやん? 海未「自慢してたでしょう!!百点ばっかりとってたとか言って!!」

海未「そうやって自慢することで相対的に私をバカだということにしようと…そういうことでしょう!!そんな手には乗りませんよ!!私だって百点いっぱいとってたんです!!」

希「まぁまぁ…そんな必死にならんで…」

海未「はあっ!?必死になんてなってないですよ!!本当のことを言ってるだけですよ!!じゃあ聞いてみてくださいよ!!穂乃果やことりに!!私が小学生の頃から成績が一番良かったって、ちゃんと言ってくれますからっ!!」

絵里「別にいいわよ聞かなくて…」

海未「何でですか!?聞いたらいいじゃないですかっ!!」

絵里「そんなに興味ないし…」

海未「あっ…そうですか…怖いんですね?」

絵里「は…?」

海未「私が成績が良かったということが証明されるのが怖いんでしょう…?だから聞けないんでしょう!!」

絵里「…そんな挑発には乗らないわ」キリッ

海未「ぐっ…!!い…いちじゅうひゃくせんまんおくちょうけいがいじょじょうこうかんせいさいごくごうがしゃあそうぎなゆたふかしぎむりょうたいすうっ!!」

絵里「はあ…?何よ…?」

海未「大きい数字ですよっ…!どうなんですか!?あたた達はどれくらい大きい数字が数えられるんですか!?どうせ私より数えられないんで 凛「うわいたにゃーっw」

凛「それあれだよね?算数の教科書の後ろとかに書いてあるやつだよね?それ必死に覚えてずっと言ってる男子とかいたにゃーっww」

絵里「いたわねーwwなんだったのかしらねアレww?何か役に立つのかしらww」 凛「わかんないww変なのw」

海未「ぐぐっ…!!」

希「そろそろ諦めたほうがいいんやない?海未ちゃん」

海未「何をですかっ…!私は諦めなきゃいけないことなど何もありませんっ…!」

希「じゃあ仕方ないなぁ…今回もやるしかないんやね、アンケートを!」

海未「アンケート…!?」

絵里「匿名でアンケートをとって…この中で誰が一番バカじゃないかを決めるのよっ!」

凛「ま…今の感じだと海未ちゃんに票が入るとは思えないけど…ww」

海未「そうですか…分かりましたよ…!アンケートでも何でも自由に取ればいいじゃないですかっ!!」

絵里「言われなくても取るわよ!凛!準備して!」

凛「了解にゃ!」

海未「その前に…これを使わせてもらいますけどね…!」ピラ

凛「…それは…!!」

凛「凛が海未ちゃんの大切な弓をへし折っちゃった時にお詫びにあげた…何でも一回言うことを聞く券…!」

海未「ふっ…これを大切に持ってて良かったですよ!!あなた達と一緒にμ'sの三馬鹿などと呼ばれずに済むわけですからねぇ!!」

絵里「海未…!その券をどう使うつもりなの…!」

海未「決まってるでしょう!凛が得た票を全て私の票だったということに変えるんですよ!!」

絵里「駄目よっ!! 海未「絵里!あなたに駄目だと言われる筋合いはありませんっ!!」

絵里「その券に書いてある内容をよく見たの…?一回よ!一回だけ!だから凛の票をあなたのものに出来るとしても…それは一票だけよ!!」

海未「なっ…!? 凛「そうにゃそうにゃ!一票だけにゃ!」

希「海未ちゃん、それは仕方ないよ?だってアンケートの一票一票も、誰かからの大切なメッセージ。一票変えて、一回分や!」

海未「わっ…分かりましたよ!それでも私の有利は揺らぎませんからっ!!」

アンケート結果(凛の票一票分は自動的に海未の票となる)
>>106-110

海未

海未「ふぅ…なんですかなんですか…箱を開けてみれば…文字通り箱を開けてみれば、最初からこんなもの使う必要もなかったということですね?」ピラ

絵里「いやいやおかしいでしょ!認められないわよこんなの!!」 希「ゼッタイ何かズルしてるやろ!!この流れで何で海未ちゃんに三票も入るねん!?」

凛「もう…もう帰りたいにゃあ…」

海未「今更ガタガタ騒がれても仕方ないことなので…それでは、色々と忙しいので失礼します」ガチャ

絵里「待ちなさいよぉーっ!!アルパカ連れていきなさいよぉーっ!!」

アルパカ「…」ムシャムシャ



凛「…」

希「凛ちゃん…あんまり落ち込まんと…」

凛「もう…もうやにゃ…凛だけ…凛だけ始まってから実質一票も入ってないにゃ…」

希「そんなことないよ?前回一票入ったやん…? 凛「あんなの入った内に入らないにゃ…!」

凛「もう無理だよ…!あと残ってるのはかよちんと真姫ちゃん…二人共…凛が勝てるような相手じゃないにゃ!」

絵里「…諦められるの?」

凛「え…絵里ちゃん?」

絵里「あなたは…いいえ、私達は…戦う前から無理だと言って勝負を投げるようなやり方をしてきたの…?」

凛「!…ううん…違う!凛は…凛達は…無理だと思いながらステージに立ったことなんて一度もない…!」

絵里「そうよ…!ライブもバカ決定戦も同じ…!無理だなんて考えてるような暇は私達にはないのよ!精一杯、今を走るしかないのっ…!!」

凛「絵里ちゃん…!」

希「無謀な賭け…勝ちに行こうや?凛ちゃん!」

凛「希ちゃん…!」

絵里「夢が大きくなるほど私達のバカさは試される…!でもそんな時こそ!胸の熱さで乗り切ればいいのよっ…!」

凛「絵里ちゃん…!」

希「そうやで…!頭カラッポのほうが夢詰め込める 凛「頭カラッポって言うにゃあああーっ!!!」ガタッ


熱いから…熱すぎて…止まらない!胸がパチパチするほど…!!
次回…三馬鹿決着…!? つづく

キーンコンーンカーンコーン…

希「ふあーあ…もうすぐ下校時間やなぁ…」

凛「なーんか時間あくとテンション下がっちゃうよね?」

希「そうやねぇ」

絵里「…」

希「エリチだけはずっと目ぇギラギラさせてるけどな…」

凛「眉間のシワとかもずっと寄ってるもんね」

絵里「…」

希「思い出すわぁ…話しかけづらかった頃のエリチ」

凛「どういう感じだったの?」

希「ミナさん、ハジめまして。アヤセエリと言います。ヨロシ 絵里「うるさいのよっ!無駄口ばっかり叩くんじゃないわよっ!!」

希「別にイーやろ」

>>168「…」ガチャ

ミスったにゃ
>>139

亜里沙

亜里沙「こんにちはー」

凛「あっ亜里沙ちゃん!」

希「こんにちは亜里沙ちゃん。どうしたん?」

亜里沙「こんにちは凛さんと希さん。あっお姉ちゃん!どうしたの電話も出ないで?今日は早めに帰ってくるって言ってたのに…」

絵里「亜里沙…別に大したことじゃないわ。ちょっと凛に勉強を教えていたの。そんな時に電話が鳴ったら凛の集中力が途切れちゃうでしょ?」

凛「…!絵里ちゃんが何か雰囲気変わったにゃ!」

亜里沙「そっか…遅くなりそうなの?」

絵里「ううん…もう終わるところよ」キリ

希「この目は間違いない…ちょっと前の賢かった頃のエリチや!」

亜里沙「じゃあ亜里沙もここで待ってる!」

絵里「仕方ないわね…静かにしてなさいよ?」キリ

凛「くっ…!亜里沙ちゃんの前で格好良い所を見せようとして…!」 希「こうなったエリチは手強いで…?」

>>142「…」ガチャ

真姫

真姫「入るわよ。どう?凛、勉強は…!はっ…!?きゃああーっ!!!」

凛「…?どうしたにゃ真姫ちゃん…入ってくるなり奇声あげて…」

真姫「いやっ…何であなた達そんなにフツーなのよっ!?どうして部屋にアルパカがいるのよっ!?」

アルパカ「…」ムシャムシャ

希「ああー… 真姫「ああーじゃないでしょー!?どういう状況なのよ!?」

凛「いや…ずっといるからね。今更言われても…」

真姫「今更言われても…!?」

凛「今更言われてもにゃ」

真姫「いやっ…」

絵里「真姫。落ち着きなさい。見苦しいわよ?」キリ

真姫「わっ…私がおかしいのっ…!?」

絵里「とにかく座りなさい。あなたもこの部屋に入ってきた以上、戦いに参加してもらわなきゃならないのよ」

真姫「戦い…?あ、もしかしてμ'sの三馬鹿を決めるとかってやつ?」

凛「知ってるなら話は早いにゃ」

真姫「にこちゃんから聞いたけど、それまだやってたのー!?信じられない!授業も出ないで何やってんのよ!?」

凛「授業出てもバカなままなら授業に出ないでバカを脱却したほうが全然いいにゃ! 真姫「何の意味あんのよそれ!?勉強しなさいよべんきょー!!」

希「勉強勉強って…そんなことばっかり言うてたら頭でっかちな人になってまうよ?」

絵里「勉強だけが全てじゃないのよ!勉強ができてもバカ扱いされてる人だっているのっ!!」

真姫「意味分かんない!私は別に頭でっかちでもないし、バカ扱いもされてないわよ!!」

凛「それはどうかにゃー?真姫ちゃんってなんだかんだ言って結構…精神年齢幼い感じするにゃ」

真姫「あんたにだけは言われたくないわよ!」

凛「だって真姫ちゃんいっつも格好つけてるじゃんっ! 真姫「はあっ!?」

真姫「私がいつ格好つけたのよー!?」

凛「だって真姫ちゃんってさぁ!休み時間に一人で音楽室でピアノひいて歌ってたりさぁ!」

真姫「それはいいでしょーっ!!」

凛「みんなで海に来てる時一人で本読んでたりさぁ!」

真姫「私の勝手じゃないっ!!」

凛「プールの時間プールサイドで一人で本読んでたりさぁ!」」

真姫「うっ… 希「えっwwプールでもあれやってるんww?」

凛「やってるよ!凛最初の頃なんだあの人って思ってたもん!」

真姫「いやあれはっ…」

凛「あとテストの時とかわざとらしく大きい音でペン置いたりとかさぁ!」

真姫「なっ… 凛「数学の時間でわざとまだ教えられてない解き方で問題解いたりとかさぁ!」

真姫「ちょ… 凛「社会の時間でわざとノートとらないで全部知ってますアピールしたりとかさぁ 真姫「ちょちょちょもううるさーっ!!!」

真姫「べっ…別に私はフツーにしてるだけで…! 希「そうそうwwそうやって素直になれないんよねっw 真姫「うっ…うるさいーっ!!」

絵里「そういう希はどうなのよっ!!」クワッ 希「はっ!?」

絵里「希だって格好つけてるじゃないっ!! 希「ここでウチに仕掛けてくるかフツーっ!?」

真姫「そうそう!格好つけてるわよっ!!」

絵里「ねぇ!?他人に言う割には全然素直に言わないのよねぇなんか!!」

真姫「そうよそうよ!周りくどいのよ毎回!!」

絵里「ナルホドネーとか言ってさぁ!!」

真姫「ホウットケナイノヨとか言ってねっ!! 絵里「ああそれやるーっ!!」

絵里「標準語になるのはいいけど声色変えるのよねなんか!?」

真姫「そうなのよ!!雰囲気出そうとするのよ!!」

絵里「あれやる前によーく聞いてみて?息すってんのよちょっと!今から言いますよーみたいに!!今から標準語なりますよーみたいに!」

希「なんなんっ…!?なんなん急に…!?」

凛「絵里ちゃん…完全にとりに来てるにゃ…」

亜里沙「…」ヒキ

真姫「だっ!それはどうなのよ凛っ!!」

凛「えっ…?」

真姫「その、にゃ!とか言うやつよ!!」

凛「…」

真姫「それは何なの…?実際なんなのよそれ!?」

凛「…」

真姫「何を思って言ってるわけ!?」

凛「…」

真姫「ねぇ!ねぇ!どうして黙るのよ!?ねぇったら!!」

凛「…」

真姫「馬鹿にしてるとかじゃなくて純粋に聞いてるだけ!!答えなさいよ!!早くしなさいよっ!!」

希「これは…今までの中でも最悪や…凛ちゃんは責めすぎたんや…」

亜里沙「μ'sが…」

凛「はー…もう一回仕切りなおすにゃ! 真姫「あんたが言うんじゃないわよっ!答えなさいよ!」

凛「あのね真姫ちゃん…この、にゃ!に関してのことだけど…一切答えるつもりはないにゃ!」

真姫「なんでよ!?話にならないわよ!!」

凛「はぁ…じゃあ真姫ちゃんにこれ言っちゃっていいのかなぁ…」

真姫「はっ…何よ?」

凛「これ言っちゃったら可哀想だけどにゃ~…」

真姫「だから何なのよ!?」

凛「真姫ちゃんってさ…」

真姫「何よ…?」

凛「いややっぱりこれはさすがに言っちゃったら 真姫「早く言いなさいよ!!ぶっ飛ばすわよあんたっ!!」

凛「じゃあ言うけどさ…真姫ちゃんって…15-17もできないバッカバカにゃーっ!!だって年齢15歳なのに彼氏いない歴17年とか言って!!ばっかにゃー!!にゃーっはっはっはっは!! 真姫「いや私そんなこと言ってないわよ」

凛「はっ…!?でも本に書いて…!!」

真姫「あれは取材に来た人が勝手に考えて書いただけ」

凛「いやそれはっ…!!それはさすがに!!それはさすがに卑怯!!そんな言い逃れが通用するんだったらもうなんでもアリじゃん!!ねぇ希ちゃん!?」

希「うーん…でもウチも…絶対イッちゃうとかベビちゃんが欲しいとか、全く言った覚えのないフレーズを書かれたりしてるから…あれはそういうもんなんやと思うよ?」

凛「なっ…そんなっ…!!」

真姫「だいたい勇気凛々あなたの凛ですに言われたくないわよ」

凛「くっ…!」

真姫「ていうかもういいでしょこの話ー!?もう私帰りたいんだけど!!」

凛「まだにゃ!」

真姫「何よ!?」

凛「今回まだ絵里ちゃんが何も言われてないにゃ!」

絵里「はっ?」

希「たしかになぁ…って言ってもなぁ?エリチ、まだなんかある?」

絵里「いやっ…ないならないでいいでしょう!?」

凛「もう出尽くした感あるにゃ…亜里沙ちゃんなにかない?絵里ちゃんのバカなアレ」

絵里「ちょ…!やめなさいよ!!亜里沙を巻き込むんじゃないわよ!!何よバカなアレって!?」

亜里沙「そうですねぇ…あんまりわからないけど…」

絵里「わからないならいいじゃない!!もういいでしょう!!」

亜里沙「あっ!お姉ちゃんが小さい時…チョコレートの匂いがする消しゴム食べて吐いちゃったことがあって…」

希「ああー…」

凛「うーん…何か聞いたことあるような話だけど…」

希「まぁもうそれでいいんやない?」

凛「それでいっか?」

絵里「それって何よ!?雑にしないでくれない!?」

希「それにしてもあれやなぁ」

凛「なになに?」

希「エリチのツッコミって何か…テンプレート的な感じあるよなぁ?」

絵里「なっ…」

凛「あるあるww何よバカなアレって!?ww」

希「雑にしないでくれない!?ww 絵里「ちょもういいでしょう…!!」

真姫「ちょっとー!もう私帰っていいわよねーっ!?」

凛「うるさいにゃー真姫ちゃんは…じゃもうアンケートやろっか?」

希「やろうやろう。ウチももうちゃっちゃと決めたくなってきたわ」

凛「あっ!ちょっと待って!」

真姫「何よ…?」

凛「凛知ってるよ…!真姫ちゃんの病院には、真姫ちゃんのためだったら何でもするような病的真姫ちゃんファンが何百人もいるっていう話…!」

真姫「それがなんなのよ?」

凛「真姫ちゃん…そのファン達を使ってアンケート結果を真姫ちゃんで埋め尽くすつもりじゃないのっ!?」

真姫「しないわよそんなこと」

凛「なんだ…しないのか…」ホッ

真姫「でも…ファンの人達が勝手にやることに関してはどうもできないわね」

凛「えっ…!?」

アンケート結果(コンマ以下30未満の場合強制的にまきちゃん)
>>158-162

まきちゃん



真姫「はぁ。くだらない時間を過ごしたわ。じゃあもう行くから」ガチャ

希「」ブルッ

絵里「どうしたのよ希…?」

希「いや…今なにかに囲まれた感じがして…」



凛「あーあ…とうとう抜け出すことはできなかったにゃ…」

絵里「ちょっと凛…諦めちゃ駄目だってさっきから…」

凛「いや、もういいにゃ。凛…かよちんをバカ扱いしてまでここを抜けだそうとは思わないにゃ…」

希「たしかになぁ。ウチも花陽ちゃんにガーって言う気にはなれんわ」

絵里「希まで…」

花陽「…」ガチャ

絵里「あっ…花陽」

花陽「凛ちゃん、絵里ちゃん、希ちゃん!遅くまでお勉強お疲れ様。差し入れにおにぎり握ってきたんだ!」

希「おっ!ありがとなぁ花陽ちゃん。丁度お腹がすいてたんよ」

花陽「あっ…アルパカ…ここにいたんだ。小屋にいなかったから心配だったよ…」ナデナデ

アルパカ「…」ムシャムシャ

凛「かよちんは優しいにゃー…」

花陽「それじゃあ…お勉強頑張ってね!私はアルパカを小屋に…」

絵里「花陽…ちょっと待って?」

花陽「え…?」

絵里「ここに座って?ちょっとだけ話をしましょう」

花陽「うっ…うん」

絵里「花陽…悪いんだけど…」

花陽「うん…どうしたの絵里ちゃん?」

凛「絵里ちゃん、この期に及んでまだバカ決定戦続けるつもりかにゃー?」モグモグ

希「エリチ、いい加減空気読まんといかんよ?」モグモグ


絵里「私は…このおにぎりをいただく訳にはいかないわっ!」

花陽「えっ…?」

絵里「私達はね…勉強なんてしていたわけじゃない。ただ口汚く…くだらない言い争いをしていただけよっ…!」

花陽「そっ…そうなの?」

絵里「つまらないことでムキになって…何も悪くないメンバーのことを罵って…傷つけて!そんなことをしていただけの私に…このおにぎりを食べる権利なんてないわっ…!!」

花陽「絵里ちゃん…」

凛「」 希「」

亜里沙はまだ見てるのだろうか

花陽「どっ…どうして言い争いになっちゃったの…?何か問題でも…」

絵里「それは… 凛「凛が悪いのっ!!」

凛「にこちゃんがちょっとふざけてからかってきただけなのに凛がムキになって…それで喧嘩みたいになっちゃったの…!絵里ちゃんは巻き込まれただけで…悪くないのっ!」

絵里「凛…!そんなことないわっ!私だって悪かった!みんなを攻撃することしか考えてなかった…!!」

凛「ううん!絵里ちゃんは何も悪くないっ!凛が悪いの!全部凛が…!」

絵里「そんなことないわっ!凛だけの責任じゃないっ!私だって同じよ!」

凛「そんなことないよ!絵里ちゃんは悪くない!凛が悪いの!」

絵里「そんなことあるわ!凛は悪くない!私が悪かったのよ!」

凛「そんなことないよ!」

絵里「そんなことあるわ!」

凛「…」チラ 絵里「…」チラ

希「えっ!?何でウチのほう見るん!?」

絵里「いや…」

希「なによ…!?」

凛「別に…」

希「まだかなーと思ったんか!?アイツ参加してくるの遅いなーと思ったんか!? 花陽「あのっ希ちゃん…」

希「だっ…おかしない!?いやそりゃいいと思うよ!?自分の非を認めてああやって謝るのはいいことだと思うよ!?でも何でそれをウチにも押し付けようとしてくるん!?」

絵里「別に押し付けてはないわよ…」 凛「うん…押し付けてないよ?」

希「押し付けてるやん!早く参加してきなさいよみたいな感じでウチのこと見たやん!!」

絵里「そんなことないわよねぇ?」

凛「ねぇ?変なの」

希「変なのじゃないわっ!あのなぁっ!!ウチは毎回フツーに話してただけやからな!!それを何か同罪みたいな扱いで 花陽「ちょちょちょ熱くならないでーっ!!!」

希「はぁ…はぁ…」

花陽「一体どうしちゃったのぉ!?どうして皆で言い争いをしなくちゃいけないのぉ!?」

凛「いや…結局、災厄の火種はにこちゃんなんだにゃ」

希「ほれ見ぃ!!全部自分が悪いなんて全然思ってないやん!!咄嗟の思いつきで謝って許されようとしてる場合ちゃうで!! 絵里「落ち着きなさい落ち着きなさい…」

花陽「凛ちゃん、どういうことなの…?」

凛「いやにこちゃんが…μ'sの三馬鹿のうちで誰が一番バカなのか決めようとか言い出して…」

花陽「うんうん…」

凛「それで絵里ちゃんが急に入ってきて…三馬鹿に入りたいとか言い出して… 絵里「ちょ…!誤解を招く言い方をしないでくれない!?」

凛「それでアンケートでバカじゃない人を勝ち抜けにしていく感じでやってったら…こうなっちゃったんだにゃ…」

花陽「そんなことが…」

凛「でももうこんなこと…こんなバカ決定戦なんてもう終わりにするにゃ!凛と…絵里ちゃんと希ちゃんがμ'sの三馬鹿でいいにゃ! 花陽「待って!」

凛「え…?」

花陽「そんなの駄目だよ…!」

凛「どっ…どうして!?」

花陽「花陽も…花陽もμ'sのメンバーの一人だからっ…!!」

凛「!」

花陽「μ'sの皆がやってきたことなら…私もやる!私もバカ決定戦に参加するっ!!」

凛「そんな…!かよちんは参加しちゃ駄目!かよちんはバカなんかじゃないもん!」

花陽「ううん…!私怖くないよ…!μ'sに入って…私は変わったの!もう花陽は…怖くてなわとびに入れなかった時の花陽じゃないっ!!」

凛「かよちーん!!」 花陽「凛ちゃーん!!」ギュー

希「そうは言ってもなぁエリチ?」ヒソヒソ

絵里「やりづらいわよね?花陽となんて…」ヒソヒソ

凛「じゃあバカ決定戦最終戦…いっくにゃーっ!!」

希「うーん…花陽ちゃんかぁ…何かあるかな?」

絵里「まぁ…ご飯をいっぱい食べちゃうところとか…」

花陽「えへへ…///」

凛「ちょっと絵里ちゃん!ご飯をいっぱい食べることの何がバカなの?関係ないにゃ!」

絵里「いやまぁね?でもあれじゃない花陽?あんまり必要以上に食べるのはよくないことじゃない?」

花陽「そっ…そうだね…」

凛「何で必要以上とか絵里ちゃんが決めるの!?かよちんはいっぱい食べなきゃ駄目なの!!そこをとやかく言う権利は絵里ちゃんにはないよ!!」

絵里「そっそんなことわかってるわよ!でもねぇ花陽!食べ過ぎは良くないってのは医学的にも証明されてることなのっ!!満腹な状態っていうのは内臓にも負担がかかるし…!!」

花陽「うっ…うんうん…」

凛「ほーらまたでた絵里ちゃんの知ったか!!かよちん気にすることないからね?全部絵里ちゃんのデタラメだから!!」

絵里「はあっ!?ふざけんじゃないわよ花陽!!本当のことよ!!そうやって食べ過ぎるから前みたいに太ったりするのよ!!自分の体調管理もできない人にアイドルが務まるの!?」

花陽「うぅ…」

凛「うーわ絵里ちゃん災っ厄だにゃ!!前はいっぱい食べるかよちんのこともファンは好きだとか何だとか言ってたくせに!!こういう時になって太るとか言い出すなんてっ!!」

絵里「それとこれとは話が別よ!!極端なことばっかり言って!!いい加減にしなさいよ花陽っ!!」

花陽「…」

凛「いい加減にするのは 希「ちょ凛ちゃんやめときやめとき…」

凛「止めないでよ!!絵里ちゃんが酷いことばっかりかよちんに言うから凛が…!!」

希「気持ちは分かる…気持ちはわかるけど…」

花陽「…」

凛「ほら…かよちんすっかり元気なくしちゃって…!」

希「いや…半ば凛ちゃんのせいやと思うけど…」

花陽「ううん…希ちゃん、いいんだよ。凛ちゃんが悪いんじゃないから…」

凛「そうだよねかよちん!!」

希「いやあのな凛ちゃん…凛ちゃんがエリチに反論することによって花陽ちゃんへの攻撃が強くなっていってるんよ…」

花陽「それは違うよ希ちゃん…!凛ちゃんは私のことを思って言ってくれてたの!凛ちゃんが悪いんじゃない!」

凛「うんうん!」

希「いやだからその気持は分かるよ?でもな凛ちゃん。そういうのも時と場合を考えなきゃいけないって、それを言ってるんよ。現に今は凛ちゃんのせいで花陽ちゃんが…」

花陽「ううん…凛ちゃんは悪くないっ!凛ちゃんは優しいから…私のことを守ってくれようとしただけ!」

凛「うんうん…!」

希「いやだからそれは分かる言ってるやろっ!!下手なんよ凛ちゃんは!!黙っとけばいいんよ下手なんやから!!それなのに出しゃばるから話がこじれてくんねん!!黙っときや最初から!!」

花陽「違うよ希ちゃん…!凛ちゃんは誰かが苦しんでる時…それを黙って見てるなんてできないの!!」

希「だから実力に見合った行動とれっつってんねん!!そうやって今凛ちゃんにしゃしゃり出てこられても喧嘩が酷くなるだけやねん!!そこ理解しろやっ!!もううんざりなんやこうやって争うのはっ!!いい加減にせぇよ!!」

凛「…」

絵里「ちょ…一回仕切りなおしましょう…なんだか場が混乱してきてる気がするわ…」

希「そうやな…」

凛「し…仕切りなおすにゃ…」

絵里「とにかく…もう私達三人は大概出尽くしてるのよ…ずっといるから。ここは花陽に何かひとつ出してもらってさっさとアンケートにいきましょう」

花陽「う…うーん…出すって言われても…」

絵里「まぁ…じゃあこっちから言っちゃうけど…花陽って結構、すぐ調子乗っちゃうタイプではあるわよね…?」

花陽「え、そうかなぁ…? 凛「どういうこと絵里ちゃん!?」

絵里「だってほら…あの、穂乃果がダイエットしなくちゃいけないって話になった時…こんな美味しい新米を食べられないのは可哀想とか…本人の前で…」

凛「あれは穂乃果ちゃんが悪いんだよ!自業自得でしょ!」

絵里「だからそれで結局花陽も太ってたんでしょ!?花陽だって悪いじゃない!! 希「ちょちょもういいわこの流れっ!!」

希「もうそれでいいわっ!!花陽ちゃんは調子に乗りやすい!!これでひとつっ!!それでいいやろ!!」

絵里「えっ…ちょっと待ってもうひとつくらい… 希「ほれ見ぃ!!結局エリチだってバカ決定戦やる気まんまんやんっ!!さっきの茶番なんだったねん!!」

絵里「なっ…!それはもういいでしょう!しょうがないでしょう!始まっちゃったものはしょうがないじゃないっ!」

希「あーもうわかったわ!!ほら花陽ちゃん!!もうひとつ出しーや!!一個くらい出せるやろ!!エリチなんて始まってからずっと丸出しやぞ!!ちょっとは見習いーや!!」

凛「希ちゃん荒れ狂ってるにゃ…」 絵里「あんまり人に色々言われたりするタイプじゃないから…今日のでこたえてるんでしょう…」

花陽「ひとつか…なんだろ…?」

凛「かよちん!頑張って!」

花陽「うーん…」

希「…」 絵里「…」

花陽「…今はμ'sの皆はスクールアイドルだけど…きっと私達なら本当の…日本中の人達が注目する、本当のアイドルになれる日がくるって思ってる…!花陽はそう…本気で信じてるのっ!皆はバカみたいって思うかもしれないけど…!」

凛「かよちん…!」

希「…」

絵里「…」

希「いまそういうのちょっとなぁ…」

花陽「え…?」

絵里「うんうん…」

花陽「えっ…?えっ…?」

希「いや普段だったらなぁ?」 絵里「普段だったらねぇ?」

希「ぜんっぜんいいけどなぁ?」 絵里「むしろ嬉しいけどねぇ?」

希「今言われるとちょっとなぁー…」 絵里「今聞きたくなかったわ…」

希「今言われるとなぁ?」 絵里「今言われるとねぇ?」

希「ちょっと悪いけど…」 絵里「こんなこと言いたくないけど…」

希 絵里「鼻につく」

花陽「ええええーっ!?」

凛「ちょ…二人共なに言ってるの…!?かよちんが何か悪いこと言った…!? 絵里「いや全然いいのっ!!全然いいのよ!?」

希「いやホントこれはウチらが悪いわっ!!」

絵里「本当私達の問題なのっ!!」

希「でもなぁ?」 絵里「でもねぇ?」

希 絵里「今じゃ、ない」

凛「それやめなよっ!!何で急に息あってきてるの!?」

希「じゃ…まぁ…ということでね…花陽ちゃんのふたつ目は…」

絵里「鼻につく、ということで…」

花陽「うぅ…」

凛「災っ厄にゃ…!この二人災っ厄にゃ…!」

絵里「もうーアンケートいきましょ?」

希「アンケート行こう!もう終わらせようや!」

凛「大丈夫!絶対かよちんが一番バカじゃない人だから!」

花陽「そっ…そうかな?」

花陽(はっ…!なにか忘れてる気がする…!)

凛「じゃあアンケート…いっくにゃー!」

花陽(家の炊飯器に…今日スイッチ入れてきたっけ…!?もしスイッチを入れ忘れてたら…急いで入れなおさないと夕飯にご飯が間に合わなくなっちゃう…!!)

アンケート結果(コンマ以下00か99がある場合、炊飯器のスイッチ入れ忘れに気付き花陽強行脱却)
>>188-192

絵里



凛「…」

絵里「…」

希「…」

凛「全て…終わったにゃ…」

絵里「終わったわね…」

希「終わったな…」

凛「凛の…凛の信じてた通りの結果にゃ…」

絵里「私もどこかで…こうなる気がしてたわ…」

希「逆にウチが選ばれなくて良かったわ…変な空気になっても困るし…」

絵里「ふふっ…私も同じことを考えてたわ…」

凛「酷い一日だったにゃ…もう凛…喋りすぎて喉ガラガラにゃ…」

希「本当…もうクタクタや…」

絵里「でも…今日みたいなことがあって良かったのかもしれない…」

凛「えっ…?」

絵里「私達の間にあった最後の壁…合宿をしようが…先輩禁止をしようが破れなかった…最後の壁が、今日とっぱらわれた気がするの…!」

凛「絵里ちゃん…」

希「ふふ…格好いいこと言いよって…聞いとった?亜里沙ちゃん」

亜里沙「…」スースー

凛「亜里沙ちゃん…寝ちゃってるにゃ!」

希「せっかく格好良かったのになーエリチ?」

絵里「いいのよ別に…私の格好いいところなら、μ'sの皆よりよっぽど見てきた亜里沙だもの!」

希「それでどうするん…?この中で誰が一番バカか…今から決めるん?」

凛「いや…凛はもういいにゃ!この三人はきっと、みんなおんなじくらいバカだもんっ!」

絵里「ふふっ…凛も言うようになったわね」

希「はーあ…これで晴れて、ウチとエリチもμ'sの三馬鹿の仲間入りかー」

絵里「そうねぇ…こうなっちゃうとやっぱり思われちゃうのかしらねぇ…」

希「何を?」

絵里「巨乳はバカだって… 凛「じゃあ凛はなんなのっ!?」


新ユニット、のぞりんえりによるニューシングル『凸凹凸なキモチ』リリース決定…!!

おわり

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年11月03日 (月) 19:45:15   ID: YCvJO-TR

面白かった 乙

2 :  SS好きの774さん   2014年11月05日 (水) 17:36:11   ID: PsLrG-w1

完成度の高いSSを、ありがとう。

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