P「レッスンお疲れ様、雪歩」

P「初めてオーディションに受かったな！ おめでとう雪歩！！」

P「今日は失敗して残念だったな、雪歩」

P「お弁当作ってきてくれたって！？ ……ははは、ありがたくいただきます、雪歩」

P「ごちそうさま、雪歩。お茶も美味しかったよ」

P「誕生日おめでとう！ 雪歩！！」

P「え！？ お返しにクリスマスのプレゼントだって！？ ありがとう雪歩！！」

P「……じゃあ俺はもう一つプレゼントするよ」

P「雪歩！！ 俺と付き合ってください！！」

P「……え！？ いいのか！？ ありがとう雪歩！！」

P「IA大賞受賞おめでとう雪歩！！」

P「……結婚しようか、雪歩」

P「え、ええと……俺も初めてだからよろしくお願いします///」

P「今までアイドルご苦労様、雪歩」

P「……ありがとう。辛いのによく頑張ったな、雪歩」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

P「じゃあ仕事行ってきます！ 雪歩、pのことは頼んだぞ？」

P「せーの」

Pp「「お誕生日おめでとう！！ ママ！！」」

P「そういえば今日は結婚してから2年目か……これからもよろしくな、ママ」

P「俺とpがママ呼びから母さん呼びになって寂しい？ ……でも俺だけママ呼びするのもアレだしなぁ……ごめんな、母さん」

P「母さん、pはもう大人になって……今では俺の立派な後輩だよ」

P「ここまで来れたのも母さんのおかげだ。ありがとう」

P「その……お義父さんが亡くなってしまったのは残念だったな……母さん」

P「……俺を慰めてくれるのか？ ……ありがとう、母さん」

P「俺もそろそろ還暦だからな。親ぐらいすぐ死んでしまうものさ」

P「高木社長は、俺が少しの間社長をやった後、pに跡を継いでもらうみたいだ。……ははは、褒めてくれてありがとう、母さん」

P「よし、これで俺も765プロから卒業だな…………涙、拭いてくれてありがとう、母さん」

P「ん？ 風邪でも引いたのかって？ いやいや大丈夫だよ。ありがとう、母さん」

P「母さん……俺、ガンだって……ごめん」

P「……余命もあと僅からしい。……本当にごめんな、母さん」

P「……pはきっと上手くやっていけるさ。だって俺たちの子供だから。……はは、やっと笑ってくれたな。ありがとう」

P「……今までありがとう。なかなか名前で呼んであげられなくてごめんな、母さん。pも母さんも、俺が死んでも笑っていてくれよ？」

P「……さよなら。そしてありがとう、雪歩」

P「……ごめん母さん、悪いけど今は泣いてる場合じゃないよ」

P「え？ なんで泣かないで居られるんだって？」

P「……"父さん"が笑っていろって言ったから、僕は泣かないよ。だから一緒に笑おう？ 母さん」

P「……母さん、なんで僕に余命あと僅かってことを言わなかったのさ」

P「さよならなんて言わないでよ……でも、笑ってくれてありがとう、母さん」

P「……死んでもお墓の上で二人で手を繋ぎながら笑ってるように見えてなんだか僕も嬉しいよ、母さん」

P「……今までありがとう、僕の父さんと母さん」

P「それから……これからもよろしくね、p」

p「あはは、僕もおじいちゃんみたいな立派な人になるよ」

P「……じいさん、ばあさん、遂に俺も765プロの社長になったよ」

P「……ありがとう」

〜fin〜