モバP「プラグマタイザー!!」 (81)
・山なし意味なしオチなしです
・書き溜めあります
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モバP「と、いうわけで。どこからともなくこんなトンデモ装置を手に入れてしまったんだが……」
晶葉「ちょっと待て。なんだその得体のしれない装置は」
モバP「いや、俺にもよくわからん。なんでも空想具現化装置(プラグマタイザー)というらしい。メイド・イン・ボルドーという刻印がある」
晶葉「空想具現化装置ぃ? ものすごーく胡散臭いぞ。どこの詐欺師につかまされたんだ? というかそんなもの事務所に持ってくるな!」
モバP「だから、俺にもよくわからん。朝起きたら家に置いてあったんだ。この大量の赤い石とともに」ドサッ
晶葉「それはなんに使うものなんだ」
モバP「燃料らしい。一個につき三分間有効だとか」
晶葉「で?」
モバP「ん?」
晶葉「それで、この装置をどうするんだ」
モバP「そりゃこんな面白そうなもん、とりあえず使うに決まってるだろ」ポチー
晶葉「うわっ、いきなり!! ……って、何にも起こらんぞ?」
モバP「燃料は……ちゃんと入ってるな。じゃあやっぱり嘘なのか?」
晶葉「全く! いきなり動かすなんて、不用心にもほどがあるぞ! もし変な装置だったらどうするつもりだったんだ!」
モバP「変な装置って、例えばどんな?」
晶葉「例えばって……うーん、そうだな……」
モバP「晶葉の服が突然バニーに変わるマシーンとか?」
晶葉「そんな装置あってたまる……か…………?」ボワンッ
モバP「…………oh」
晶葉「なっ!? は、白衣が、服がない!? それにこれ、いつぞやのイベントでした恰好じゃないか!?」
モバP「ほ、本物だー!! 俺の空想が具現化したー!!」
晶葉「そんな馬鹿な!! こんなの科学じゃなくて、魔法じゃないか!!」
モバP「もう科学でも魔法でもなんでもいいよ!! スゲー!! これがあれば俺もウル○ラマンや仮面ラ○ダーになれるんだー!!」ボワンッ
晶葉「ずいぶんと子供じみた夢……って、うわぁ!!」
モバP「ジュワッ!? ジュワワワッ!!」
晶葉「な、な、なんということだ……モバPが……モバPがウル○ラマンに……!!」
<ガチャリ
光「おはようございまーぁああウル○ラマンだぁぁぁぁ!!」ダダダッ
晶葉「よりにもよって今一番めんどくさいのが来てしまった!!」
モバP「ヘアッ!!」
光「どうしてウル○ラマンがここに!? しかも等身大ってことは……まさかダ○が人間標本を集めに来ているのか!?」
モバP「ジュワッチ!!」
晶葉「いいか光、落ち着いて聞くんだ。実はそこに居るのは本物ではなく、なにやら怪しい装置の力で変身したモバ\ボワン/ってちょっと待て!! 誰だそこの白黒のお前!!」
ダ○「ダ・ダ……」
光「やっぱりそうだったのか!! ま、まさか、本当に地球が宇宙からの侵略の危機にさらされていたなんて……!!」
晶葉「落ち着け、落ち着くんだ私。そうか……装置の影響で、光の想像した怪獣まで具現化されているのか!」
モバP「ヘアァッ!!」ガシッ
光「頑張れウル○ラマン!」
ダ○「ダ・ダ……!!」グググッ
光「くっ……アタシにも力があれば……!! ヒーローに変身する能力があれば、一緒に戦えるのに……っ!?」ボワンッ
晶葉「今度はなんだ!」
光「こ、これは……変身ベルト!! しかも、ダブル○イフーン……V3じゃないか!!」
晶葉「ああもうどうしてそうナチュラルに混沌を招くんだ! ていうかいくらなんでも私一人ではツッコミ不足だ!!」
光「やったー、これでアタシも世界を守れるぞー!! 変身ッ! ぶいっすりゃぁあッ!!」ピカーッ
晶葉「……ん? ちょっと待てよ。起動したモバPだけではなく、光の想像まで具現化されたということは……私も状況に介入することが可能ということか!」
光「助けに来たぞウル○ラマン! てやぁーっ!!」ドカッ
ダ○「ダぁっ!?」ズサー
モバP「ジュワッチ! ヘアァッ!!」バキッ
晶葉「むむむ……この状況を治めることが出来そうなイメージを私がすれば……!!」ボワンッ
晶葉「おお! 本当に出た! ドクター・オ○トパスの触手!! てーい!!」
モバP「ジュワッ!?」ガシッ
光「なにっ!?」ガシッ
ダ○「ダ・ダ!?」ガシッ
光「な、何をするんだ晶葉!!」
晶葉「スマンが、あとちょっと待ってくれ……3、2、1!」
光「あ!?」ポンッ
モバP「おお!?」ポンッ
ダ○「ダ・ダぁ……」ポンッ
晶葉「三分ジャストで本当に元に戻ったな……」
光「ウル○ラマンの正体はモバPだったのか!! あんな力を隠していたなんて……どうして教えてくれなかったんだ!」
モバP「ああー、楽しかったー……。スゲーよ晶葉! マジの本物だよ! マジホンだよ!!」
晶葉「これは私も認めざるを得ないな……」
光「どういうことなんだ!? 説明してくれ!」
晶葉「実はかくかくしかじかで、こんな有様に」
光「空想具現化装置!?」
モバP「ああ。朝起きたら部屋にあったんだ」
光「そうか。それでさっき、アタシがダ○をイメージしたから本当に出てきてしまったんだな」
モバP「そのようだ。俺と光が変身できたのもその影響ってわけだ」
晶葉「さも当然のように話を進めているがな。とんでもないことだぞ、これは」
モバP「次は何がいいかなぁ。アメコミもいいよな。ヴィランだけどヴェ○ムにするか……いや、ここはやはりロー○シャッハになってマスクの動きを楽しむかな!」
光「アタシはBLA○Kがいいな! でも待てよ、ギ○ガも捨てがたいし、グリッ○マンもいいな……うーん、迷う!」
晶葉「話を聞け! こんな得体のしれない手に余るもの、そんな好き勝手に使って大変なことになったらどうするんだ!」
モバP「あ、晶葉……」
光「ごめん……自分勝手なことばかり言っていたな」
晶葉「わかってくれたか。それならいいんだ」
モバP「晶葉の言う通りだ。俺たちだけで独占して楽しんだら駄目だよな」
晶葉「……ん?」
光「そうだ! もうアタシたちは楽しんだんだから、次は事務所のみんなが使う番だよ!」
晶葉「いやそういう話では」
モバP「幸い、これだけ燃料があればみんなで満喫できるだろう」ジャラッ
光「みんなの夢を叶える。これもヒーローの努めだな!」
モバP「ああそうだぞ光!」
晶葉「使わないとか研究するという選択肢がだな」
モバP「こうなりゃいても立ってもいられねえ! 行くぞ相棒!!」ダダダッ
光「ああ! アタシたちでみんなに夢を届けるんだ!!」ダダダッ
晶葉「……話を聞けえ!」ダダッ
モバP「ふーむ、最初は誰の願いを叶えようか」
光「あ、ちひろさん!」
ちひろ「あら、光ちゃん。おはようございます。……ところで、二人とも何を持っているんですか?」
晶葉「ふ、二人とも、勝手に先に行くな……」ゼエゼエ
ちひろ「どうしたの晶葉ちゃん。って、晶葉ちゃんが居るってことは、また何か発明したの?」
モバP「それが違うんですよ。聞いて驚いてください。かくかくしかじかで、これはなんと空想具現化装置(プラグマタイザー)なんです」
光「にわかには信じがたいと思う。だけど、正真正銘の本物なんだ!」
ちひろ「……えっと、晶葉ちゃん」
晶葉「とんでもない話なんだがな。さっき実際に動かして、この目で確認したところだ」
ちひろ「モバPさんも光ちゃんも人を騙すような嘘をつくタイプではありませんし、晶葉ちゃんが本当だって言うなら見間違いでもないんでしょうね……」
モバP「案ずるよりなんとやら! レッツスタート!」ポチー
晶葉「相変わらずいきなりだな!」
光「まずは証拠を見せよう! ……よし、今度はOO○にしよう!」ボワンッ
モバP「光! 伏せ字の意味ないそれ!」
ちひろ「い、いきなりどこからともなくベルトが!?」
ア○ク「おいエイジ!!」ヒュンッ
晶葉「いきなり誰だお前!!」
ちひろ「不良みたいな変な腕の人まで!?」
光「変身! タカ・トラ・バッタ!!」
<タ・ト・バ! タトバ タ・ト・バ!
ア○ク「歌は気にするな!」
光「やったー! 今度はオー○になれたー!」
ちひろ「ひ、光ちゃんがヒーローみたいになっちゃった……」
モバP「どうです? これで信じてくれましたか?」
ちひろ「何がなんだかわからない、というのが本音です……。混乱しちゃって……」
晶葉「そうだろうなぁ。私だって未だに不思議で仕方ない」
モバP「ということで。ちひろさんも、存分に願い叶えちゃってください!」
ちひろ「ええ? いきなり言われても、そんな急には思いつきませんよ!」
光「ちひろさん! 欲望だ! 自分の欲するものを思い浮かべるんだ!」
モバP「どうせ三分たてば何事もなかったように消えるんです。だからあまり深く考えなくても大丈夫!」
晶葉「君たちにはもう少しこの事態を深刻に考えてほしいものだが」
ちひろ「うーん、それじゃあ……わっ!?」ボワンッ
モバP「おお! それは……織姫の恰好、ですか?」
ちひろ「ほ、本当に一瞬で変わっちゃった……。魔法みたい……」
光「ちひろさんは織姫様に憧れてたっていうこと?」
ちひろ「いや、別にそういうわけではないんですけどね。アイドルのみんなみたいに、色んな恰好をしてみたいなぁって思って。に、似合いますか?」
モバP「可愛い!」
光「可愛い!」
ちひろ「真正面から褒められると恥ずかしいですね……。でも、ちょっと楽しいです!」
晶葉「あまり欲がないんだな。それくらいのことなら、普段からできるだろうに。もっとできないことを試してみればいいんじゃないか?」
ちひろ「んー。だけどこんな風に服が変わっちゃうなんて、子供の頃に見た魔女っ娘アニメみたいで、夢みたいですよ? それに……」
晶葉「それに?」
ちひろ「本当に叶えたい夢が三分で消えちゃうのも空しいですから。だから、いつか叶う日までとっておきたいんです」
モバP「立派だ……」
光「ちひろさんの叶えたい夢って?」
ちひろ「それは…………ううん、やっぱり秘密です」
<……シーンデレラー♪
<ワァァァ……
晶葉(ん? 一瞬、大きな歓声とアイドルたちの歌声が聞こえた気が……?)
ちひろ「あっ」ポンッ
光「あっという間に三分経っちゃったな」ポンッ
晶葉「さっきの変な髪型の男もいつの間にか居なくなってるな」
ちひろ「あらら。元に戻っちゃいましたね」
モバP「どうです? 少しは楽しんでもらえましたか?」
ちひろ「ええ。夢も魔法も、知らないだけで本当にあるんだってわかって、嬉しかったです」
光「そうか。少しでも楽しんでもらえたなら、成功だと言えるかな!」
モバP「よし相棒! 俺たちを必要とする子がまだいるはずだ! 行くぞ!」ダダッ
光「ああ!」ダダッ
晶葉「どうして君たちはそう落ち着きがないんだ!」
ちひろ「二人とも慌ただしいですね……。さ、晶葉ちゃんもブレーキ役として、あの二人に着いていってあげてね」
晶葉「不本意だが、私としてもあの装置は気になるしな。それじゃあ、また!」ダダダッ
ちひろ「晶葉ちゃんも大変ね。……でも、ちょっとだけ楽しかったな」
モバP「さてと、次は誰かなー」
光「お、ちょうど何人か集まってるみたいだな!」
まゆ「あ、モバPさん、どこ行ってたんですかぁ?」
珠美「お疲れ様です。おや、その手にしている機械はなんですか?」
礼「モバP君に光ちゃんの二人でいるってことは、またヒーローの話でもしてたのかしら」
晶葉「だ、だから待てと言っとろーに……」ゼェゼェゼェ
モバP「それにしても、珍しい取り合わせの三人だなぁ」
まゆ「丁度三人とも、次のお仕事までお時間があったんです」
珠美「ええ。話す機会があまりない方々とお話が出来るのは、勉強になります!」
礼「私にとっても新鮮で楽しいわ。あまり仕事をしていても接点がないものね、二人とも」
モバP「そうかそうか。ところでみんな! 叶えたい夢はあるか!?」
珠美「夢……ですか?」
まゆ「……うふふふふ」
礼「夢ねぇ。それはアイドルとして、かしら? それとも個人的なこと?」
光「夢ならなんでもいいんだ! できれば、現実的じゃないほうがいいかな!」
まゆ「あら、残念ですねぇ。まゆの夢は必ず叶うから、その条件には合いませんねぇ」
晶葉(お、おいモバP!)
モバP「ん、なんだ?」
晶葉(その、こう言ってはなんだが、まゆの妄想を具現化するのは危なくないか?)
モバP(……まあ、晶葉が危惧する理由もわかるよ。なぁに、いざとなったら俺には切り札があるからな!)
晶葉(その自信がどこからくるのかわからんが……信じていいんだろうな)
まゆ「ねぇ、モバPさぁん。どうして二人でこそこそお話してるんですかぁ……?」
モバP「悪い悪い! 実は、何を隠そうこの装置は空想具現化装置なのだぁ!」
光「かくかくしかじかなんだけど、百聞は一見にしかず! 実際に体験するのが一番早い!」ポチー
晶葉「本当に君たちは躊躇を知らないな!」
珠美「うーむ……ほ、本当なのですか?」
モバP「マジだって。試しになんかイメージしてご覧なさいな」
珠美「イメージですか。……いやいや、でもこれはさすがに……」ボワンッ
珠美「…………んん!?」ボイーン
モバP「ああっ! 珠美が爆乳で足がグンバツなスーパーモデルみたいに!」
礼「ええ!? ……ど、ドッキリか何かかしら」
まゆ「で、でも、あのお顔とアホ毛は、間違いなく珠美ちゃんですよねぇ」
珠美「こ、これは!! まさしく珠美が憧れた大人なセクシーレディ!! この視界の高さたるや!! 胸の重さたるや!!!」ボインボイーン
モバP「と、いうわけで。この装置は紛れもなく本物なんだよ!」
まゆ「……つまり、イメージした願いが叶うってことですよねぇ……うふ、うふふふふふふ」
礼「まゆちゃん? だ、大丈夫?」
晶葉(ほら、やっぱりヤバい雰囲気だぞ! どうするんだ!?)
モバP(ふぅむ。まゆには可哀想だが、早速切り札を使うっきゃないか。俺も我が身は可愛いしな!)
モバP「おぉーっとぉ。こんなところに、ブレ○ンデッドのDVDがあるぞーぉ? おや、悪魔のは○わたもあるじゃないかー」
小梅「え、えへへ……も、モバPさん、呼んだ……?」ガチャ
晶葉「スプラッター映画で召喚するな! そして小梅はどうやって勘付いたんだ!」
光「な、なぁ、そんなことより二人とも。まゆさんの周囲がなんかヤバそうな雰囲気なんだが……」
まゆ「うふふふふふ……モバPさんと……モバPさんを……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
モバP「大丈夫大丈夫。ところで小梅さんや。この不思議な装置はこれこれこういう装置でな」
小梅「ほ、ホントなの……? じ、じゃあ、こんなのとか……」ボワン
ゾンビ「あーうー」
晶葉「ひぃっ!?」
モバP「そうだ、その意気だ!」
小梅「わ、わあっ……! ほ、本物の、ゾンビ……!えへへ……す、すごい!」ボワン ボワン ボワン
幽霊「…………」ユラァ
クリーチャー「…………」ズルリズルリ
ゾンビB「あー」
ゾンビF「うー」
ゾンビINW「アバー」
モバP「恨めしそうな幽霊に、なんか頭のぐちゃっとしたナースに、ゾンビにゾンビにズンビーかー。小梅らしいなぁ」
光「ち、ちょっと、これでどうするつもりなんだ!?」
モバP「うん。それじゃあまゆの方を見てみようか」
まゆ「きゃあぁぁぁぁっ!!」ガクガクブルブル
晶葉「おお! 珍しく本気で怖がっているみたいだ!」
モバP「さすがに青少年の教育に悪い展開は避けたいからな。まゆには気の毒だが致し方あるまい」
晶葉「これはこれで全く教育によろしくないのだが」
光「それよりも、珠美ちゃんたちが……」
モバP「ん?」
珠美「」チーン
礼「嘘うそウソこれは夢か何かなんだから現実じゃないわそうよ絶対そう」ガタガタガタガタ
晶葉「あー……」
モバP「そういやこの三人、こういうのからっきしだったね。あはははは」
光「笑ってる場合じゃないと思うんだが……」
モバP「まあもうそろそろだし。3……2……1……」
\ボワン/
小梅「あ、あれ……? ゾンビたち、居なくなっちゃった……」ションボリ
モバP「時間制限ありだからな。それより小梅、楽しかったか?」
小梅「え、えへへ……すごく、楽しかった……!」
モバP「そうかそうか。なら良かった!」
晶葉「小梅以外はちっともよくないぞ」
光「あの三人、どうしよう」
モバP「もうヤバいものも居ないし、ほっといて大丈夫だろう」
光「悪は去った!」
晶葉「この場での悪は間違いなく君たちだな」
モバP「どこかで誰かが待っている! 行くぞ!」ダダッ
光「そうだな!」ダダッ
晶葉「ちょ、だから私を置いて行くなぁ!」ダダッ
モバP「光隊員! あそこにアイドルを発見したぞ!」
光「本当ですかキャップ!」
晶葉「ひーっ、ひーっ……も、もっとレッスンの量を増やさないと、体力が持たない……」
千佳「あれー? モバPくんたち、そんなに慌ててどうしたの?」
奈緒「なんだそれ? ひょっとしてまた晶葉が変なマシンでも作ったのか」
菜々「そういえば今日は事務所が騒がしい気がしますけど……」
モバP「どーいう組み合わせだろう、この三人」
光「魔法少女だな! 多分」
モバP「あー、なるほど納得。……千佳の好きな魔法少女は?」
千佳「千佳はねー、プ○キュアが好きなんだー! 特にハー○キャッチが大好きー!」
モバP「そうかそうか。それじゃ奈緒は?」
奈緒「あたし? あたしは世代的にはおジャ○女だし全部見てるけど……プ○キュアも最初から見てて好きだしなぁ」
モバP「ふむ、なるほど。では菜々は?」
菜々「な、ナナですか!? ナナも、そ、そうです! おジャ○女世代ですから!!」
モバP「ピーリカピリララ」
菜々「へ?」
奈緒「ポポリナペペルト!」
モバP「ノートの端っこつまんで破いて」
奈緒「秘密のお手紙回しちゃお!」
菜々「???」
モバP「月に代わって」
菜々「お仕置きよ! ……ハッ!」
千佳「ねーねー、さっきからなんの話してるのー?」
モバP「愛と正義の星!」
菜々「月を守護にもつ神秘の戦士!」
モバP・菜々「セー○ームーン参上!」
菜々「って、ああっ!!」
奈緒「あー、それもセー○ームーンなのか」
千佳「あ、そうなんだ! 千佳も名前と歌は聞いたことあるー!」
菜々「これは、その、ほら、そう、あれですよ! ウサミン星と共通点のあるウサギについての調査ということで知っているのであって、決して全く世代だったというわけでは」
モバP「……乙女盛りに命をかけて」
菜々「風に逆らう三姉妹!」
光「花と散ろうか咲かせよか」
モバP「有言実行三姉妹」
モバP・菜々・光「シュシュ○リアン!」
奈緒「さすがにわかんないな……何それ?」
菜々「あぁーっ!? な、懐かしさのあまり、つい……じゃなくて!! そう! ウサミン星では地球の衛星放送の電波をなんでも受信できて、タイムラグがある所為か古い番組もやっていて」
モバP「何か必死に弁解しているウサミン星人はさておき。君たち! 憧れの魔法少女のように変身してみたくはないかね!?」
奈緒「……いきなり何言ってんだモバPさん。暑さで頭やられたのか?」
千佳「変身したーい!」
モバP「奈緒は駄目だな。すっかりリアルに毒されてやがる。少しはピュアな千佳を見習った方がいいよ?」
光「そうだぞ、奈緒さん! 魔法も奇跡もこの世にはちゃんと存在するんだ!」
奈緒「いやいやいやいや。あたしがおかしい扱い受ける方が絶対おかしいだろ」
モバP「第一、そこに本物の宇宙人だっているわけだし! な!」
菜々「ふへっ!? そ、そそそそーですよぉ! ウサミン星に居た時には、色んな不思議なパワーを持ってる異星人たちとお会いしたんですから!」
千佳「えー、すごーい! ねーねー、その話聞かせてー!」
菜々「ぅえぇっ!? そ、そ、それより今はモバPさんのお話を聞くのが先ですよ!」
奈緒「そーだな。で? さっきっからわけわかんないこと言ってるのって、その機械となんか関係あるの?」
菜々「また晶葉ちゃんの発明ですか?」
モバP「いい加減このやりとりも飽きてきたな……掻い摘んで説明すると斯々然々なのだ!」
千佳「すごいすごーい!」
奈緒「待て! 絶対おかしいだろそんなの!」
菜々「幻覚を見せるガスが出てる可能性は……」
光「習うより慣れろ! お代は見てのお帰りだ!」ポチー
晶葉「もう好きにしてくれ……」
千佳「……何も起きないね」
モバP「いや、もう始まってる。考えるだけでいいんだ。するとな……」バギンガヂガヂガヂ
菜々「きゃぁーっ!! モバPさんの背中からなんか黒いバキバキした触手が!! あと異様な音が!!」
モバP「はっはっは大丈夫大丈夫。ほら、変身しただろ?」バギン
千佳「ほ、ほんとにモバPくん……なんだよね? こ、こ、怖いよぉ……」
奈緒「……黒奇○子!?」
モバP「うっひょー! やっぱりかっくいーなー! でも白○居子は洒落にならないから勘弁な!」
光「とまあこんな風に。思うだけで自在になんでもできるんだ! というわけで、アタシも変身!」ボワン
奈緒「こ、今度は光が! 青いカブトムシみたいなヒーローに!」
菜々「ブ○ービートル!」
モバP「なんで知ってるのか、聞いた方がいい?」
菜々「い、今のは空耳ですよっ!? ナナ、何も言ってませんから!」
光「どうだ? みんな信じてくれたか?」
晶葉「まあ、そういうことなんだ。せいぜい楽しむといい。私は原理の解明をしなくては……」
奈緒「ほ、本当に、本当なんだな……」
千佳「すっごーい!! じゃあじゃあ、千佳はねー……\ボワン/……うわぁっ! 本当に変身できたー!!」
奈緒「千佳まで……」
千佳「陽の光浴びる一輪の花、キュ○サン○ャイン!」キャピーン
菜々「なにがなんだか……こ、こんなことって」
奈緒「ああもう、こうなったらあたしも付き合うよ! べ、別に楽しそうだと思ったわけじゃないからな!! むむむ……」ボワン
千佳「わぁっ! 奈緒ちゃん、キュア○ワイトになっちゃった!!」
奈緒「う、うわぁ……うわぁー! うわぁい!! マジで! マジで変身した!! す、すごいよモバPさん!!」
モバP「はっはっは。そうだろうそうだろう」
菜々「……な、ナナも変身したい!\ボワン/ってキャー!!」
モバP「どうした菜々……おお、懐かしのセー○ームーン!」
菜々「わあっ……こ、子供の頃に憧れたセー○ームーンになれるなんて……か、感動ですっ!!」
光「今気が付いたけど、みんな髪の毛もちゃんと伸びてるんだな」
晶葉「何でもアリだな……しかし毛髪の急成長などありえるのか? いや、だが先ほど珠美は体格まで急変してたのだし、髪の毛くらい大した問題ではないか」
千佳「シャイニー○ンバリン! サンフ○ワーイージス!」ブォン
奈緒「体が軽い! アニメの動きがそのままできる! うりゃー!」シュババババ
菜々「ううっ……みんなみたいに技とかも使いたいけど……感動でそれどころじゃありません!! うわーん!!」ドバー
モバP「年取ると涙腺ゆるくなるって本当なんだな」
菜々「月に代わってお仕置きよ!」バシッ
モバP「殴るな蹴るな!」
光「あ、でもそろそろ時間だな」
モバP「うむ。3……2……1……」ポンッ
千佳「あーん、もう終わっちゃったぁ……」
奈緒「はぁー……た、楽しかったぁ」
菜々「あ! 結局変身しただけで、大して何もしてない! ガーン!」
モバP「三人にはこういう仕事もいいかもしれないな」
光「やっぱりヒーローはみんなの心の中に居るんだな!」
晶葉「感覚的に捉えられる変化はなしか……計測器具がないのがもどかしいな」
千佳「ねえねえ、約束だからね! 今度お仕事で魔法少女やらせてね!」
モバP「うむ。頑張って用意しよう」
奈緒「なぁ、あたしも……や、やってもいいよ。中学生役くらいなら、まだできると思うし!」
モバP「無理に中学じゃなくても、高校生魔法少女でもいいかもな。月○ゆりさんも居るんだし」
菜々「ナナも! ナナもやりたいです! この際恥も何もかもかなぐり捨てて挑みますから!」
モバP「奥様は魔○少女は27歳だったし、パン○ャーヌもあったから……なんとかなるだろ! うん!」
菜々「だからナナはJKデスヨ!?」
晶葉「みんなの意欲につながったなら、まあ、いいか……」
光「よし、モバPさん! 時間も有限だから、次へ急ごう!」ダダッ
モバP「合点承知の助!」ダダッ
晶葉「……そろそろ泣くぞ馬鹿ぁ!」ダダッ
作者富樫病のため終了いたします
書いてる本人にも何がなんだか…
続きは激しく未定ですけどキャラの要望とかあったら参考にしますです
ちなみにプラグマタイザーの元ネタは混淆世界ボルドーです
復刊もされてるのでみんな買いましょう(ダイマ)
一本書きまみた
光「おっ。丁度いいところに、新たな面々を発見!」
モバP「うむ! おはよう諸君!」
晶葉「ど……どこで、これだけの、体力差が……」ゼェゼェゼェ
卯月「おはようございます!」
美嘉「おはよ。なんか今日は事務所が騒がしい気がするけど、プロデューサーたちの所為?」
周子「あ、何々? なんか面白そーなことでもやってんのー?」
モバP「その通り! 実はこいつは、何を隠そうプラグマタイザー! かくかくしかじかなのである!」
光「実際見るまで疑われるのがオチ! そして池袋博士製のものでもなし! 早速だけれどショータイムだ!」ポチー
晶葉「説明が段々と雑になってるな」
卯月「何が何だかわからないけれど、頑張ります!」
美嘉「いや、そこはちゃんと聞こうよ……」
周子「で、つまるところ何が起きるっての?」
モバP「空想具現化とは! こういうことさぁ!」ボワン
卯月「きゃあ! い、いきなり……それ、指輪ですか?」
光「お! だったらアタシも!」ボワン
美嘉「光にも指輪!? 何がどうなってんの、これ!?」
モバP「み○みー!」
光「ほ○とー!」
周子「チャオ?」
モバP・光「ウルトラたーっち!!」ピカーッ
卯月「きゃー! ……あ、あれ!? だ、だ、誰ですかあなた!」
エー○「ジュワッチ!」
晶葉「二人が一人になることも可能か……。本当に、理解の範疇を遥かに逸脱しているな」
美嘉「晶葉ちゃん、これ一体どういう状況なの……?」
晶葉「三分間だけ空想が具現化する……らしい。それがどんなに馬鹿馬鹿しくありえないことでも、あの通りだ」
周子「ははーん。それで今日はなんだか賑やかだったのねー。納得」
晶葉「まあ、君たちも好きなように楽しむがいいさ。……本来であれば手綱を握るべき当人が、あの有様なのだからな」
エー○「ヘアッ! ジュワワッ!」
卯月「空想って、夢でもいいんですよね。夢かぁ\ボワン/ってうわぁ!」
美嘉「卯月!? ……って、それって、ウエディングドレス!?」
周子「へー。可愛い可愛い」
卯月「す、凄ーい! 凄いです! 本当に思った通りに変身しちゃった!」
晶葉「君の夢はドレスを着ることなのか?」
卯月「やっぱり、素敵な花嫁さんになるのって憧れなんです! わぁ!」クルクル
美嘉「ふ、ふぅん。……お嫁さん、かぁ」ボワン
美嘉「って、やだ! アタシまで!? う、嘘ぉ……」
卯月「わぁー! 美嘉ちゃん素敵! 本物の花嫁さんみたい!」
周子「でも意外とシンプルっていうか、オーソドックスなのいくんだね。もっと派手なの選ぶと思ってたら」
美嘉「だ、だって、一生に一度だし……。旦那様になる人の隣に立つなら、やっぱり純白で清楚なのが……じゃなくて! た、たまたま雑誌で見たばっかりだから! ほ、本当はもっと」
<ボワン おわー!
晶葉「む。何事だ?」
光「あ、あれ? いきなり変身が解けちゃった!」
モバP「そして俺はなぜタキシードを……?」
美嘉「ぎゃー!! ウソ! 違う! アタシがイメージしたわけじゃないから!」
周子「美嘉ちゃん、菜々さんみたいな自爆してる」
卯月「まるでプロデューサーさん、花婿さんみたいですね!」
美嘉「そそそそう言われればそうも見えなくもないねー。言われるまで1ミリも思いつかなかったわアタシあははははは★」
周子「そういうことなら、あたしも乗っかっちゃおうかなー」ボワン
晶葉「周子も花嫁か。さすがに三人も居ると壮観だな」
周子「どう? お嫁シューコは? ときめいちゃった?」ヒラリ
モバP「おお! 白い肌に白いドレスは映えるな! 次のブライダルモデルは三人で決まりだな!」
周子「ま、ホントは白無垢がいいんだけどね。それは本番の時までお預けってことで」
モバP「白無垢もいいなぁ」
美嘉「ぷ、プロデューサーはどっちが好き? べべ別に何の意味もない世間話だからね!」
モバP「んー……ドレスは披露宴でも見れるだろうし白無垢が……いや、でもやっぱり教会で結婚式っていうのも素敵よなぁ」
美嘉「は、はっきりしてよ!」
光「世間話じゃなかったの?」
周子「光ちゃん。そこ突っ込まれると美嘉ちゃん困っちゃうからそっとしといてあげて」
周子「そういえばさー、モバPさんがタキシード姿になったってことは、あたしがイメージしても影響与えられるってこと?」
晶葉「現状観測されている限り、そのようだな」
周子「ほっほーん。それはいいこと聞いちゃったなー。ということは……とうっ」
光「うわっ!?」ボワン
晶葉「ひゃあ!?」ボワン
周子「おおー。ホントにちっちゃな花嫁二人追加できちゃった」
卯月「二人とも、すっごく可愛い!」
光「な、何するんだ! ヒラヒラして落ち着かない……」
晶葉「こ、こら! 悪用するんじゃない!」
周子「えー。でも二人とも似合ってるんだし、いいよいいよー」
光「よくない!」
モバP「光も晶葉もいいじゃないか! お前たちも、たまにはそういう仕事もいいかもな!」
晶葉「む、むぅ……。ま、まあいい。どのみちあと2……1……」
卯月「あっ! 元に戻っちゃった」
美嘉「……し、写真撮っておけばよかったぁ」
周子「ありゃりゃ。短い花嫁ライフだったわー」
光「ふぅ。制服以外でスカート履くなんて、子供の時以来だったなぁ」
晶葉「結局、何もわからないまま翻弄されて終わってしまった……」
モバP「自分がタキシード着る羽目になったのは想定外だったが、みんなの仕事の可能性が見られたのでよし!」
光「みんな、どうだった!」
卯月「すっごく楽しかったです! いつか本当に素敵なお嫁さんになれるよう、頑張ります!」
美嘉「ま、まぁ、ちょっとは面白かったかなー。……白無垢かぁ」ボソッ
周子「アイドルやってるとこんなぶっ飛んだ体験できるんだねー。いやー凄いわー」
晶葉「アイドル関係ないだろう」
モバP「それじゃあ俺たちはネクストステージへ向かわねばならない! さらばだ!」ダダッ
光「また会おう!」ダダッ
晶葉「こ、今度こそ置いてかれんぞ!」ダダッ
とりあえずここまで
周子リクくれたひとありがたし
もしネタが浮かべば続く!
浮かばなかった場合はなにがしかのオチを付ける予定
乙した
こずえと芳乃のスーパー天界対戦はまだですか!
黒川さんは出ますか
いささか長くなったが一本
千秋ちゃんメインじゃないけど勘弁な!
モバP「おっ、早速次なるアイドルを発見」
光「すぐ隣の部屋だな! なんて都合がいいんだ!」
晶葉「よ、よかった。今回は無駄に走らされずに済んだぞ」
雪美「……モバP……。……どこ……行ってたの……?」
千秋「モバPさん、さっきは隣が賑やかだったけれど、何かあったのかしら」
モバP「まあちょっとな。千秋と雪美はわかるけど、拓海が居るのは珍しいな」
拓海「ったく、こいつらがビックリして逃げ出したらどうするんだよ」
光「あ、猫!」
雪美「……この子……ペロと……仲良し……。……一緒に……遊ぶ……」
千秋「佐城さんと話をしていたら、通りがかった向井さんも猫を連れてきていて。私も一緒に猫同士がじゃれ合うのを眺めてたのよ」
拓海「へへっ。こいつもたまには友達と遊ばせてやらねえと可哀想だしな」
晶葉「猫か。動物と接する機会はあまりないが、こうして見ると可愛いものだな」ナデナデ
雪美「ペロ……いい子……。この子も……いい子……」ナデナデ
モバP「それはさておき、かくかくしかじか! 実は隣の騒ぎの原因は、何を隠そうこのプラグマタイザーだったのだ!」
光「原理は不明だが効果はバッチリ! 大事なのは、想像! 妄想! イマジネーション!」ポチー
晶葉「さて、君たちはどんな空想をするのかな」
千秋「……あの、ごめんなさい。私、あなた達が何を言っているのか理解が出来ないのだけれど。向井さんはわかった?」
拓海「千秋さんでもわからないこと、アタシにわかるわけないだろ……」
雪美「空想……なんでも……?」
モバP「ああ。なんでもだ!」
雪美「……じゃあ……」ボワン
雪美「……にゃあ」
千秋「さ、佐城さんが消えた!?」
拓海「しかもペロが……二匹に増えてやがる!?」
晶葉「いや、良く見てみるんだ。一匹は雪美だぞ。理解はできないだろうが、本当なんだ」
雪美「にゃあ……にゃあ……んぎゃあ」ボワン
雪美「……戻った……。……本当に……私……猫になれた……!」キラキラ
千秋「……一体、何がなんなのよ……」
拓海「お、オイ! モバP! どういうことだよ!」
モバP「どういうことも何も、こういうことなんだよ。なんでもありだ!」
雪美「じゃあ……じゃあ……みんなも……!」
モバP・光・晶葉・千明・拓海「え?」ボワン
モバP「んにゃぁ!?(うわぁ!?)」
光「にゃにゃにゃ!(視界が低い!)」
晶葉「んななぁご!?(いきなりみんな猫になった!?)」
千秋「みゃうん!?(なんなの!?)」
拓海「にゃがぁっ!!(マジでどういうことだよっ!!)」
雪美「わ……! みんな……猫になった……! 私も……」ボワン
雪美「にゃあ……んぎゃあ……(これで……お揃い……)」
モバP「んにゃにゃにゃあ。にゃはは(猫になってもみんな案外わかるもんだなあ。わはは)」
晶葉「なぁんなう、うなな……うなう(ドレスだけならまだしも、猫にされるとは……ううむ)」
光「にゃにゃにゃんにゃん!(世界がいきなり大きくなったみたいだ!)」
千秋「……みゃあうみゃう(……頭が痛くなってきた)」
拓海「ぎにゃあぐにゃん、ぎゃあ!(それより今のアタシら裸じゃねーか、おい!)」
モバP「にゃあにゃうんにゃん、にゃにゃあんにゃ(まあ猫なんだし、気にするな)」
拓海「ぎゃあにゃあぐにゃあ……?(それでいいのかよアンタ……?)」
光「にゃにゃんにゃんにゃんにゃ!(なった以上は楽しむしかないな!)」
晶葉「なぁなんなうな。……なぁうん?(それもそうだな。……千秋は大丈夫か?)」
千秋「みゃんみゃぁうみゃぁ、んみゃあうんみゃぁ……(なんだか順応できていない私の方が、おかしいような気になってきたわ……)」
ペロ「んぎゃあ、んぎゃあ、んぎゃうん(雪美ちゃん、みなさん、こんにちわ)」
雪美「にゃー……んぎゃあ……!(ペロ……喋ってる……!)」
晶葉「んなななぁ、ななんうなんなぁ!(猫になったことで、言葉がわかるようになったのか!)」
子猫「みゃあ、みゃあ(拓海ちゃん、猫になっちゃたの?)」
拓海「がぁ!? ぎにゃあぎゃう!(うわぁ!? お前まで!)」
千秋「みゃみゃんみゃ、みゃぁうん……(まるでおとぎの国に、迷い込んだみたいね……)」
光「にゃにゃんにゃ!(魔法の力はすごいな!)」
ペロ「んぎゃあぎゃあにゃあ。にゃあんぎゃあぎゃう(いつもモバPさんのお話は聞いています。こうして話が出来て嬉しいです)」
モバP「にゃんにゃあにゃうん。にゃうにゃんにゃん(これはこれはご丁寧に。こちらこそ嬉しいよ)」
ペロ「んぎゃあうんぎゃあ、にゃぎゃうんぎゃあにゃあ(千秋さんのことも、お姉さんが出来たみたいで嬉しいと聞いています)」
千秋「み、みゃあ。……みゃあんうみゃあ、うみゃあんうみゃうみゃあ(そ、そうなの。……私も雪美ちゃんのことは、妹のように可愛いと思っているのよ)」
雪美「にゃん……んぎゃあ……(千秋……お姉ちゃん……)」
子猫「みゃあん、みゃあみゃあん(モバPさん、ねえねえ)」
モバP「んにゃあ?(なんだ?)」
子猫「みゃあみゃあ、みゃんみゃあみゃう(拓海ちゃんね、いつもモバPさんのお話してるの)」
拓海「ぎゃっ!? ぎゃあぐにゃぁんがぁ!(ばっ!? 勝手にばらすんじゃねえ!)」
晶葉「んなぁなぁ(否定はしないのだな)」
ペロ「んぎゃあ。んぎゃぎゃあにゃあん、にゃにゃんぎゃあうんぎゃあにゃあ(そうそう。いい機会ですからモバPさん、雪美ちゃんの食べ物の好き嫌いを注意してくださいよ)」
雪美「にゃあ……んぎゃあ……んにゃあ……んぎゃあ……!(ペロ……ダメ……それは……ナイショ……!)」
ペロ「んぎゃあんぎゃあ、ぎゃあにゃうん。んぎゃあにゃあ、にゃうんぎゃうん(でもこんなことでもなくちゃ、注意する機会もないですもの。好き嫌いしていては、立派なレディーになれませんよ)」
千秋「みゃあん。みゃうんみゃみゃあ(ふふふ。ペロは私よりもよっぽどしっかりとしているわね)」
子猫「みゃあうみゃん。みゃんみゃんみゃあみゃあう(拓海ちゃん照れ屋さんなの。本当は可愛い衣装も好きなの)」
モバP「にゃあにゃあ。にゃにゃんがにゃん(ほうほう。いい情報をありがとう)」
拓海「ぎにゃあ! ぎゃんぎゃいぎにゃうん!(おいてめえ! それ以上バラすと飯抜きにすんぞ!)」
光「にゃにゃんにゃんにゃんにゃ!(猫の口にも戸は立てられないんだな!)」
<ガチャ
晶葉「なぅ? なんなぅん(ん? 誰か来たようだ)」
留美「こ……これは! なんということなの!」
モバP「にゃっ(げっ)」
留美「可愛い猫ちゃんがひいふうみい……八匹も!!」
拓海「ぎにゃうん……にゃ、ぐぎゃうぎゃうぎゃぁ……?(和久井の姐御……だけど、妙に表情が緩んでる気が……?)」
留美「はぁぁぁん♪ 可愛いぃ!」ガバッ
雪美「にゃー……(きゃー……)」
ペロ「んぎゃあ(うわあ)」
留美「あぁぁん、二匹とも可愛いにゃん♪ 黒い毛並が綺麗……姉妹かしら? ……はくしゅん! あぁん♪ こっちの子たちも可愛い!」ナデナデナデナデ
拓海「ぎゃあっ!(うわぁっ!)」
子猫「にゃっ(きゃっ)」
留美「はーっ、はくしゅん! はぁ、にゃんにゃん可愛い! こっちはまだ子猫ね。あなたはやんちゃな感じねぇ」ズルズルナデナデ
拓海「ぎ、ぎにゃあ! ぐぎゃあん!(あ、姐御ぉ! くすぐったい!)」
留美「あーん♪ っくしゅん! あら、こっちも黒猫ね! さっきの二匹のお姉さんかしら。つやつやの毛並ねぇ……はっくしゅん!」ズズズナデナデ
千秋「んみゃぁ! みゃ、ん、んみゃあ!(和久井さん! ひゃ、や、やめてぇ!)」
留美「くしゅんっ! ぶはっくしゅん! あー……。ま、負けないわ! 次は君たちよ!」ヒョイッ
晶葉「んなぁ! なぁんなぁ!(うわぁ! こっちに来た!)」
光「んにゃにゃ、うにゃんにゃ!(うわわ、凄い高い!)」
留美「んもう、君たちどうしてそんなに可愛いのよ! ……ぶえっくしゅん! 真面目そうな子に、君は元気な感じねぇ。はぁぁん♪」ズルズルスリスリ
拓海「んぎゃあ、ぎゃんぎゃあ!(姐御、キャラ変わり過ぎだろ!)」
千秋「みゃんみゃうんみゃぁ……(意外すぎる一面を見てしまったわ……)」
留美「はぁーっ、はぁーっ、はぁーっくしょん! うう。さて、最後は君よ!」ズルズル
モバP「にゃんにゃにゃー(ですよねー)」
留美「あら、君……。どことなくモバP君に似ている気がするわ。うふふふ♪」スリスリナデナデ
モバP「にゃんにゃんにゃがにゃん!(当人なんだけどなぁ!)」
晶葉「なう、なんなぁ……なん……なぅ……な……(あ、時間が……3……2……1……)」
一同「わぁっ!」ボワン
留美「きゃあぁっ!?」ドシーン
モバP「うおぉ!?」ドターン
留美「痛たたた……っくしゅん! な、なに……って……モバ……Pくん……?」
モバP「どうも留美さん。モバPくんです。さすがに押し倒してる状況はまずいので即座にどきますよっこいしょ」
留美「きゃあっ!? そ、それに……え!? 雪美ちゃんに向井さんに黒川さん!? 晶葉ちゃんと光ちゃんまで!!」
晶葉「……なんと説明していいやら」
光「とりあえず!」
千秋「先ほどからの一部始終を」
拓海「見ちまったんだよ……」
雪美「……ばっちり……にゃー……」
留美「……ねぇ、モバPくん?」
モバP「はい、なんでしょう」
留美「このビルの高さなら……楽に逝けるかしら」フラリ
モバP「早まらないでー!」
留美「いやぁー! 離してー! そして行かせてー!!」ジタバタ
千秋「誰にでも秘密や隠したいことくらいありますから! だから落ち着いて!」
拓海「姐御! アタシだって猫可愛がる時はあんなもんだよ!」
留美「嘘よー! そんな慰めなんて欲しくないわー!」バタバタ
雪美「……留美……ペロが……好きだって……言ってる」
留美「ゆ、雪美ちゃん……」
拓海「そ、そうだ。こいつも姐御に可愛がってもらえて喜んでたよ!」
留美「拓海ちゃん……」
千秋「私も可愛いものは好きです。だから、和久井さんの気持ちはよくわかります」
留美「千秋ちゃんまで……。……そうね、ごめんなさい。恥ずかしいところを見られて、取り乱したわ」
モバP「はぁー。なんか色々と申し訳ないです」
留美「結局何が何だか全く理解できていないのだけれど、気にしたら負けのような気がしてきたわ」
晶葉「懸命というか投げやりというか。とりあえず、今日のことは秘密にしておこう」
モバP「とりあえず丸く収まったところで、俺たちはまだ見ぬ夢を追い求めて行きます!」ダダッ
光「明日に向かってだーっしゅ!」ダダッ
晶葉「本当に唐突過ぎるぞ君たち! ……それじゃあ!」ダダッ
今回はここまで
次があったらまた今度
浮かばなくても何かしらのオチだけはやる予定ですのでー
一本できましたー
こずえと芳乃、あと志希が出る話です
モバP「む……何やらこっちに居る気配がする!」
光「はっけーん! 池袋博士! こっちだ!」
晶葉「い、一応、待つように、なってくれたのだな」ゼエゼエ
こずえ「ふわぁー……ぷろでゅーさー……」
芳乃「そなたー。何やら昂っておりましてー?」
モバP「またなんとも不思議系な組み合わせだな」
志希「あたしもいるよ~♪」
晶葉「……これまたややこしくなりそうな」
志希「ご挨拶だねぇ晶葉ちゃーん。えいっ! 分子結合!」ガバッ
晶葉「だ、抱き着くな!」バタバタ
芳乃「そなたの振る舞いは奔放でしてー」
光「既にこんがらがってきたな」
モバP「だが俺はそんなことは気にしない! 更なるケイオス要素を! 投! 入!」ドン
志希「んにゃ? その装置は何?」
こずえ「おもちゃー……?」
モバP「ある意味そうかもしれないな!」
光「この装置は凄いんだ! かくかくしかじかプラグマタイザーなんだ!」
こずえ「ふわぁー……」
芳乃「なるほどー」
志希「ほっほーん。それは興味深いね~♪ てことでポチッと!」ポチー
晶葉「君が押すのか!」
光「初めてのパターンだな!」
モバP「何も変化はないように見えるが、既に始まってるぞ!」
光「さあ! 想像するんだ!」
晶葉「このメンバー……嫌な予感しかしないんだが……」
志希「さーて。何がどこまででっきるっかなー」ボワン
晶葉「……や、焼きそば?」
志希「おお! ホントのホントにイメージが実体化しちゃってる! しかもちゃんと安っぽい美味しさ!」ズゾゾー
こずえ「こずえも……たべたいー……」ボワン
芳乃「小腹が空いたのでしてー」ボワン
モバP「人が食べてるものってどうしてこう食べたくなるんだろうな」ボワン
光「アタシも食べたい!」ボワン
モバP・光・志希・こずえ・芳乃「ズゾゾゾゾー」
晶葉「なんだこれ」ズゾゾー
志希「それにしても不思議だねー。正確な思考の感知だけでも十分ビックリなのに、加えて実体化。表面的な部分だけ取り繕ったレプリカじゃなくて、ちゃんと五感で感じ取れる本物かー」クンクン
晶葉「正に魔法だ。認めたくないがな、現状ではそう表現することしかできん」
こずえ「ふわぁー……つぎはねー……こずえのー……うちゅうのー……」ゴゴゴゴゴ
モバP「何やら広大でスペーシーな空間が突如出現!」
芳乃「どこからか怪奇な気が集まっているようでしてー」ドドドドド
光「こっちはやたらと神々しいオーラと壮大な景色が!」
志希「お! なんだか盛り上がってまいりましちゃったりしてる? 志希ちゃんも混ぜて混ざってコンタミネーション♪」バチバチバチバチ
晶葉「変な対抗意識を燃やすな! そして得体の知れない実験道具や薬品を構築するな!」
光「おお……三つの世界観がせめぎ合って、互いに押しつ押されつの状況に!」
モバP「ここは俺も陰界から九龍城を呼び出して対抗するか、はたまた鬼踊りをしてこのカオス全てを鳥居の向こうの冥界へ送り飛ばすか……!」
晶葉「君も変な気を起こそうとするな! それよりこの状況をどうにかしろ!」
モバP「どうにかったってなぁ」
こずえ「ものりす……ふんぐるいー……あにますぴりちあ……ぐれーとぶらぼーぼっくす……」ゴゴゴゴゴ
芳乃「うーちゅーてんちー。なむだいじー。おんまにはつめいうーん。くだりてくれるやー」ドドドドド
志希「何か呟いて唱えるのがトレンドっぽい? カナビース! ガーンジャ! ハッシーシ!」バチバチバチバチ
晶葉「さらっと危険な名前を口走るな!!」
光「部屋が……もう部屋というか異空間になってる!」
モバP「おお……遥か深淵なる宇宙……タンホイザーゲートのオーロラ……冒涜的な古の神々……。あちらに広がるは、まほろば……葦原中国……。あっちの……志希のは……なんかよくわからん……実験室……?」
光「モバPがなんか魅せられてる!? こ、ここはアタシも光の国から助けを呼ぶしか……!!」
晶葉「君たちもこれ以上状況を混乱させることをしないでくれ! って言っても聞かないんだろう。ふん。いーんだいーんだ」イジケー
光「あ、博士がいじけた」
モバP「さすがに胸が痛む……。ごめんよ晶葉ー。よしよし」
晶葉「私だって意地悪で言ってるんじゃないんだぞ。危険だからと思って忠告してたんだ。ぐすん。……などといじけているうちに、3……2……1……」
こずえ「ふわぁー……?」ボワン
芳乃「雲散霧消しましてー?」ボワン
志希「およー? タイムアップかー。ちぇー」ボワン
晶葉「ふぅ。何とか事なきを得たな……」
モバP「いやはや、特にカオスだった気がするが、三人同時だったお蔭でかえって均衡が取れてたみたいだったな」
光「結果オーライだ!」
志希「面白かったし興味深いねー。けどそういうメカ系は畑違いかなー。化学物質が作用してるなら出番アリだけど」
晶葉「わからん。もっと未知の力が働いている気がするな。……どの道、志希に触れさせるのは危険な匂いしかしないが」
志希「聞き捨てならーんね! キケンな匂いだとか言う子のことは、全力でハスハスしちゃうぞー!」ハスハスハスハス
晶葉「やめろー! 生暖かいー!」ジタバタ
こずえ「まほう……もう……つかえないのー……?」
芳乃「平穏が何よりですのでー」
志希「はぁ。騒いだらなんかお腹すいちゃった。よーしっ、キミたち! おねーさんとどっか食べに行こう!」
こずえ「やきそばー?」
志希「焼きそば以外!」
芳乃「そういえばー空腹でしてー。ぐー」
志希「それじゃレッツゴー! では諸君さらばだー!」ガチャッ
晶葉「行ってしまったな。切り替えが早いというか」
モバP「飽きっぽいだけかもな。三分しか持たないとか前に言ってたし」
光「アタシたちも次に進むとしようか! 二人とも、行こう!」ダダッ
モバP「オーケーベイビー! ていうか晶葉は俺が抱えて運べばNO問題だと今気が付いた!」ガシッ ダダッ
晶葉「うわーっ!! た、確かにこれなら置いて行かれないが、これはこれで怖い! 恥ずかしい!」ヒョイッ
今回はここまで
続くとしたら続きます!
キャラの提案くれた人ありがとでしたー
保証はないけどキャラのリクエストがあれば書くかもです
出来たので投下ー
一応荒木先生ネタっス
モバP「ヌンヌンヌンヌン……むむっ! あっちにアイドルの気配!」
光「わかるのか、モバPさん!」
モバP「俺くらいのプロデューサーになるとアイドルセンサーが使えるようになるのさ!」
晶葉「降ろせー! 後ろから見えてしまうー!」ジタバタ
モバP「大丈夫! 俺は見ないし後ろには誰も居ないし、そして間もなく部屋に到着だ! お邪魔しマウス!」バーン
比奈「ひゃあっ!? ……って、プロデューサーじゃないっスか。びっくりさせないでくださいよ」
乃々「うぅ……怖がらせるなんていぢめですか……」
晶葉「ふむ、君たち二人だけ……いや、違うか」
由里子「おぉ……ふぉお…………はふぅーん! いやぁ、今回の新刊も大当たりでしたなー! ユリユリEYEは超優秀! ……ありゃ? チミたち、いつの間に?」
光「漫画に夢中で気が付かなかったのか」
モバP「俺もたまにあるなぁ」
比奈「それで三人組は何の用で?」
光「掻い摘んで説明すると、かくかくしかじかなんだ!」
由里子「……モバPさん、漫画脳になっちゃたんだ……。悲しいけれど、ちょっとうらやましいじぇ!」
モバP「ふふふ、散々そういう反応されて、もう慣れたわ!」
乃々「プロデューサーさんがおかしくなった……じゃあアイドル辞めてもいいですね……」
晶葉「まあこのメンバーなら、さっきより酷いことにはならんだろう」
光「というわけで、青春スイッチ、おーん!」ポチー
モバP「そしてさっそく変身! 今回は漫画ネタで!」ボワン
比奈「うわーっ! ……って、ええ!? その仰々しい鎧姿、まさか修○道・梅夜!? なんて微妙なチョイス!」
由里子「モバPさんが消失!? 代わりにヤバげなコスの人が! しかもやたらとハイクオリティ!」
乃々「こ、怖い人が……もりくぼは机の下から一生出れません……」
晶葉「とまあこの調子だな。……私もたまには自分からやってみるか」ボワン
光「アタシも変身!」ボワン
モバP「おお。晶葉は……イ○コか! 電○コイルの!」
晶葉「お、思ったより恥ずかしいものだな」
モバP「いやいや、似合ってるよ! 可愛い可愛い。光は、っておおおお! 強○外骨格・零!!」
光「ああ! 覚○のカッコよさは憧れるからな!」
モバP「だったら俺は霞……ではなく、敢えての雷○だぁっ!!」ピカーッ
比奈「……これはトリックとかじゃなくて、ホントのホントに現実なんスよね?」
モバP「そうだぞ。さあ、君たちもレッツ変身!」
乃々「もりくぼは何も見てません……だから早くおうちに帰してください……」
比奈「ま、マジなんスね。だったら……」ボワン
比奈「……す、すごい!! J○NGだ!! 王ド○ボウだ!!」
モバP「しかも猫の仮面つけてるってことは、マスコリーダか。なら俺はこうだぁっ!!」ボワン
比奈「うわ、ジェッ○27!! チョイス微妙すぎる! でも最高っスよね、恋愛税!! ラ・ヴィアン・ローズっスよ!!」
晶葉「なんだか勝手に盛り上がってるな。まるでついて行けん……」
由里子「ふっ……オタ同士ってのは、そういうもんなんだじぇ……。ちゅーわけで、ユリユリも参! 戦!」ボワン
モバP「ん? って、おお! ロー○ンメイデン第二ドール、金○雀じゃないか!」
由里子「やっぱりフリッフリなゴスロリもいいね! 本当は蒼い子とかもいいけれど、自分のキャラとの兼ね合いを考えてこっちにしました! 的な!」
モバP「それじゃあ俺はこうしてみるかな!」ボワン
由里子「おっ、ラ○ラスの魔! でもせっかくなら白崎の方がユリユリ好みだじぇ! 眼鏡だしー」
光「なんだ、レ○ンボーライン総裁じゃないのか……」
晶葉「乃々も隠れてないで、一緒に楽しんだらどうだ? 開き直って楽しんでしまえば、意外と前向きになれるかもしれんぞ?」
乃々「で、でも、注目集めるのは嫌ですし……」
晶葉「……よっぽどの恰好でなければ、あそこの連中以上のことになるとは思えないのだが」
モバP「うひゃっほーう! トリッ○・オブ・デスだぁ!! 三本目の腕だぁ!」ジャキーン
比奈「三本腕っスか! だったら私は刺青化幻掌!」ドォーン
モバP「刺青の女とか超懐かしー! でもその見た目、アイドル的にはアウトー!」
由里子「二人とも見て見てー! このユニフォーム、誰でしょー?」ジャーン
モバP「そのオレンジと黒って、ハ○キューだよな。えーっと2番って確か……」
比奈「ふっ。即答できないようじゃ甘いっスよプロデューサー。ス○さんっスよ」
由里子「ピンポンピンポーン! というわけでモバPさんは大○さんやってコス合わせしようじぇ!」
光「全然わかんない」ポカーン
晶葉「な?」
乃々「……確かにそうですけど」
乃々「じ、じゃあ、折角ですし……きゃあっ!」ボワン
モバP「どうした乃々……おわーっ! その制服! 君○届けの爽○じゃないかー!」
由里子「君○いいよねー。ユリユリは龍×風推し!」
比奈「いいじゃないっスかー。乃々ちゃんの雰囲気に似合ってるっスよー」
乃々「あうぅ……や、やっぱり恥ずかしい……」カァーッ
比奈「しっかし楽しいもんっスねぇ。コスプレ趣味に目覚めそうっスよ」
由里子「オタ的に一度は通る道なのだ! ところでモバPさん、何かリクある? 聞いてあげてもいいんだじぇ!」
モバP「マジで」ピクリ
由里子「お、おぅ。な、なんか目がマジ?」
モバP「ミ○キィローズ。お前に頼むなら、絶対にミ○キィローズ」
由里子「い、イエッサー」ボワン
モバP「ポーズはこれで……手の角度、もうちょい外側。表情はこう……もっと目つきをキリッと、口はもっと小さく開く。はい、ストップ。で、視線はもうちょい落として……そう、そこだ」パシャパシャッ
比奈「ガチだ……」
晶葉「いつの間にカメラを……」
由里子「……も、もういいでしょーか」プルプル
モバP「……はい、OK。よし、良く撮れてるぞ」
由里子「どっはぁー……緊張したぁ。こんなにマジなモバPさん見たのは初めてだじぇ……」
光「鬼気迫るものを感じたな!」
モバP「次は比奈、頼めるか」ガシッ
比奈「ひゃぁっ! な、なんでスか」
モバP「マ○キンの葉で。あれ男子だけど。でも葉で。学生服の方の、前はだけのワイシャツ姿で頼む。さすがにインナー着ていいから」
比奈「は、はいぃっス」ボワン
モバP「乃々。お前にはR○D GA○DENのロー○を。晶葉は京○戯画のショー○博士を。光はハ○プリのえ○か、文化祭の時の和服ウエイトレス姿で」
乃々「め、目が怖いんですけど……」ボワン
晶葉「さ、逆らえない……」ボワン
光「う、有無を言わせない迫力……」ボワン
<パシャパシャッ パシャパシャパシャパシャッ
モバP「……よぉし、全員OK! ありがとうござっしたぁーっ!! と、同時にタイムアップか」
比奈・乃々・由里子・晶葉・光「…………」グッタリ
モバP「終わると全て痕跡がなくなってしまうだけにちゃんと写真として残せるのか不安だったが、バッチリ撮れてるな。やったぜ!」
由里子「ガチオタ相手に安請け合いは超危険……ユリユリ、また一つ賢くなったじぇ……」
比奈「あー……徹夜明けのよーな疲労感……。普段のレッスンよりキツイっス……」
乃々「や……やっぱり……アイドル辞めたいんですけど……」
晶葉「な、何が彼を、ここまで突き動かすんだ……」
光「そ、それは作品やキャラクターへの愛だよ、博士……!」
モバP「マジでみんなありがとうな! 機会があったらコスプレ系の仕事も取って来るよ!」
比奈・由里子・乃々「勘弁してください(っス)」
モバP「それじゃあ俺たちはまた次のエリアへ! 行くぞ二人とも! To Be Continued...→」ダダッ
晶葉「ぎゃーっ! でも今は正直、楽で助かる……」ヒョイッ
光「うわーっ、あ、アタシもか!」ヒョイッ
今回はここまでですー
なるだけリクエスト消化目指して頑張りますです
モバP「……あっ!!」キキーッ
晶葉「うわわっ」
光「ど、どうしたんだ!?」
モバP「やべぇ……この後予定があるの、すっかり忘れてた!」
晶葉「君は一体何をしてるんだ……」
モバP「くそぅ、もっとみんなにこの装置を使ってやりたいが……続きは明日だ! スマン、二人とも!」ダダッ
光「行っちゃった」
晶葉「何から何まで急だな」
光「でも仕事なら仕方ない。晶葉はこの後どうする?」
晶葉「ふむ。……折角だから、この装置を少し調べてみたい。一度持ち帰って調べてみることにしよう」
光「そうか。もし何かわかったら教えてくれ!」
晶葉「ああ。ではまた明日」
光「またね!」
唐突な感じですがひとまずこれでおしまいです
時間に余裕ができて書き溜め等できましたら、いずれ似たようなタイトルで再開したいと思っております
リク消化できなかった人申し訳ない
このSSまとめへのコメント
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