スーパー

モバP「スーパーについたぞ！」

杏「なんで杏も買い出しに来なきゃいけないのさ…」

モバP「飴買ってやるから頑張れ」

杏「じゃあこれとこれね」ﾎﾟｲﾎﾟｲｯ

モバP「あっ、一袋だけだぞ！」

杏「ちぇー…わかったよ」

モバP「まったく…。こずえは何か欲しいものあるか？」

こずえ「こずえは…あれほしいー…」

モバP「これは…ドラ○もんチップス？」

ちひろ「ああ、今一部の地域で話題になってますよね」

モバP「よし、買ってこうか」

こずえ「やったー…」

野菜コーナー

モバP「えのきにしめじに…後はしらたきも忘れないように…」

ちひろ「ネギもありましたよ」

モバP「ありがとうございます、次は…」

こずえ「みかんー…」

杏「みかん…」

モバP「……どれがいいんだ」

杏「一番高いのでいいよ」

モバP「やめてください」

杏「じゃ、こずえはどれがいい？」

こずえ「これぇー…」

杏「これかぁ、値段は……うん、じゃあこれで」

モバP「なんで値段言わないんだ…」

杏「良い物が分かるんだよ、うちのこずえは」

モバP「くっ…給料が」

精肉コーナー

ちひろ「すき焼きといえば牛肉ですよね！」

モバP「でも安い牛肉買うぐらいなら豚肉の方がおいしいんですよね」

ちひろ「確かに安いのはゴムみたいで…」

杏「見てみなこずえ、これがこのスーパーで最高級の牛肉だってさ」

こずえ「わぁー…きらきらしてるー…」

杏「そうだね、食べたいよね、ね？」

モバP「誘導すんのはやめろ！」

レジ

モバP「はぁ、杏達のおねだりをくぐり抜けてようやくレジについた…」

店員「134円が一点、108円が一点」

モバP「でもちひろさんは何か欲しがったりしなかったな、さすがは大人だ」

店員「3240円が一点」

モバP「へっ？」

店員「合計９４１６円です」

モバP「ちひろォ！」

ちひろ「気をきかせてお肉コーナーで高いの選んでおきました！」ｸﾞｯ

事務所

モバP「くそう…くそう…ちひろめ…」

ちひろ「いいじゃないですか、どうせガチャ三回分でしょう？」

モバP「そうだけど…そうだけど…」

杏「さっさと作ろうよーもうお腹ペコペコだー」

こずえ「こうきゅうおにくきらきらー…」

モバP「ちくしょう、ちくしょう……あれ、カセットコンロってどこでしたっけ」

ちひろ「棚の上から二段目ですよー」

モバP「えーっと…おっ、あったあった」

モバP「よし、野菜を切らないとな」

こずえ「おてつだいするー…」

モバP「お、偉いなこずえは」

こずえ「えへへー…」

モバP「じゃあ白菜を切ってみようか、まずしっかり右手で包丁を握るんだ」

こずえ「ぎゅーっ…」

モバP「そしたら左手は猫の手にして白菜をおさえる」

こずえ「ねこー…まえかわー…」

モバP「今度からはみくにゃんって呼んであげような」

こずえ「うんー…」

杏「ふふふ、こずえも料理を覚えて杏のニート生活の尖兵となるのだー」

ちひろ「あら、前に仁奈ちゃんや紗南ちゃんに熱心に料理を教えてたのはそういう事だったの？」

杏「そうそう、あの二人なら料理作ったら真っ先に杏にわけてくれそうだし」

ちひろ「なるほど…」

ちひろ「……」

杏「あ、ちひろさん今、Pで似たような事考えたでしょ？」

ちひろ「貰った給料をすぐさま嬉しそうに私の所まで持ってくるPさんを考えてました」

杏「現実にならない事を祈るよ」

モバP「全部切れたぞ」ﾄﾞｯｻﾘ

杏「おーやっとかー」

モバP「ちひろさん、コンロに火をつけてください」

ちひろ「わかりました」ｶﾁｯ　ﾎﾞｯ

モバP「じゃあまずは牛脂を溶かして肉を軽く焼いて…」

こずえ「いいにおいー…」

モバP「焼肉のタレを入れて野菜等を入れて」

杏「後はフタだね」ｶﾎﾟｯ

モバP「お、気が利くな杏」

杏「フタをしめたら最後に仕事したって感じになるからね」

ちひろ「それはさすがに無理があるんじゃないかしら」

１０分後

モバP「そろそろいいか」

杏「そうだね、しんなりしてきたし」

こずえ「たまご…まぜまぜー…」

ちひろ「こぼさないように気を付けてね」

こずえ「うんー…」

モバP「よし、開けるぞー」ﾊﾟｶｯ

杏「おおーっ」

こずえ「おいしそー…」

ちひろ「それじゃあ、みんなで手を合わせて…」

全員「いただきまーす！」

おわり

山もオチも無いですが見てくれた方ありがとうございます
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すき焼きで…焼肉のタレ…？
ん？焼肉だったのか？すき…え？