・作者は安価スレが初めてです
・時代は近未来に設定していますが普通にモンスターが出てくるなど
ファンタジー要素が入っています
・安価で決めるのは能力だけではありません
・能力者はむしろありふれています
・人に直接干渉する能力は存在しません
例:炎を出す能力は存在するが人体発火を起こす能力は存在しない。
・無効化系や能力コピー系、能力奪取系なども存在しません
・物語や作者の都合上安価を改変・ミックス・弾くなどの事をすることがあります
・このスレは作者の趣味で出来ています
──世界観──
そこは異能力やモンスターに満ちた世界。人々にとって能力とは身近なものだった。
しかし同時に問題もあった。能力犯罪である。現実と違って犯罪者の特定までは
良い。しかしそこから先が問題であった。逮捕するのに相手が強い能力だと
逮捕が困難なのだ。近代警察の悩みであった。
そこで考えられたのが犯罪者に賞金をかけることである。
賞金首を狩るプロ──賞金稼ぎ──が現れるのも時間の問題だった。
これにより治安が回復し、さらに警察側は殉職者の数を減らすことが出来る。
各国の警察はこぞって同様の制度を導入した。
だがしかし賞金首を狩るだけでは生活を維持できないことのほうが多かった
賞金稼ぎはファンタジーの冒険者のように依頼を受け何でもやるようになった。
そして賞金稼ぎギルドが出来た。これが賞金稼ぎの歴史である
三行にまとめると?
異能力やモンスターがある
賞金稼ぎ=ファンタジーの冒険者のようなもの
主人公は賞金稼ぎ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1412767318
すいません。酉を間違えました
こことしたらばで酉の表示が違うんだよ、確か
>>3
ありがとうございます。仕様が違うんですね
前スレ
【安価】???「ここは能力者の世界だよ」【テスト】 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1412587835/)
で決まったキャラシートです
「キャラの名前」善次郎
「キャラの性別」男
「キャラの年齢」22
「キャラの身長・体格」185
「キャラの能力」【重力操作】
重力を操作することが可能。ただし意識障害を起こすレベルの重力は操れない
範囲は半径1.2m、高さ6m程の円筒形
「キャラの性格」のんびり屋・しかし決める時は決める
「キャラの武器」レイピア
「キャラのステータス」
【筋力】4【スタミナ】5【敏捷】6【技術】8【知力】9【直感】10
「キャラの技能」【短剣】【バリツ】【ブーメラン】【毒物】
【サバイバル】【けん玉】【テルミン】
「備考」
桜の国(日本のような所)の田舎出身
寝ることが好き
食べることが好き
いつもマイペース気味だが決められた時間や約束はきちんと守る
──夜の市街地にて──
善次郎(以下善)「……」
ある人物を遠方から見ながらスマホをいじっている
善(あったあった。リアル・チュート32歳、男。最近新興のギャングのボスで
本人も武闘派。2mはある大剣で敵対者や賞金稼ぎをぶっ叩きる事で有名。
遺体の中には胴体が真っ二つの者もある……賞金は70万Gか。それだけ逮捕が難しい
ということだな)
──補足──
Gとはこの世界の共通通貨です。また賞金首と言っても法治国家な国が大半ですので
奇襲で殺すこということは出来ません。あくまで逮捕優先です。
善(さて……周りは夜な事もあって辺りに人気はない……ということは奇襲なんかは
工夫が必要だな。さらに僕のレイピアの長さは1.2m程。相手のリーチは少なく見ても
2mだ。さらに相手は大剣を信じられないスピードで操ることで有名。
恐らく能力絡みによるものだと思われる。結構苦しい戦いになりそうだな)
【安価】
善次郎への質問タイムです。質問をすれば善次郎が今の状況について善次郎が分かる範囲で
答えます
↓1~2(一人いくつでも良いです)
速報の住人ではないから速報の雰囲気は知らないけど、
他板でも移転って言うと避けられる傾向はあるよな
面白そうなだけに続けてほしい
安価ならGの円換算と読み方
>>15
善「1g=1円ぐらいだな。後読み方はジーだ」
また一旦落ちます。
質問安価は↓1です
【お知らせ】
本来は初手を安価する予定でしたが
本編を先に進めたいと思います。
色々と不手際があり申し訳ありません
善(さて……それじゃあ顔合わせと行きますか)
そう言ってジャンプをすると高さ4m、幅8mのアーチを描き一気に跳んだ。
善(僕の能力は重力操作……だけど範囲が高さはともかく横には短い……
リーチをどう埋めるか……そういう勝負だな)
そしてある程度近づいたら善次郎は歩きで目標に接近した。能力という手の内を明かさないためだ。
接近してみるとリアル・チュートは大剣を引きずりながら歩いている。結構重そうだ。
リアル・チュート(以下リ)「ん?またノコノコと来やがったな……殺気を感じねえ所を見るに
賞金稼ぎか。今の俺の賞金はいくらだ?」
善「ちぇ、やっぱバレたか……70万Gだよ。今のあんたの賞金は」
リ「まだまだ上がるな……当面の目標は100万Gだな。お前を返り討ちにすれば10万Gぐらい増えるか?」
善「まあ、とりあえず……眠いんでさっさと終わらせるよ!」
リ「舐めた口聞くなよ!ガキが!」
リアルは善次郎の予想以上のスピードで善次郎に迫る
善(やっぱり巷で噂されているように身体強化なのか? 能力は。僕の予想したスピードよりも速い……)
そしてリアルは大剣を2m以上ある鋼の塊を動かすとは思えない速度で振り回す。
善(刀やフェンシングじゃないんだぞ!大剣をあんな速度で振り回せるのか!)
それを善次郎は避けるが避けた後、予想した位置では止まらずにその手前で止まり
急加速してまた善次郎に襲いかかる。それをまた避け相手の間合いから外れた。
恐らく大剣と戦い慣れている人のほうが動きの常識に固まって戦いづらい……そんな動きだ。
善次郎はレイピアを抜く。
善(普段は引きずって大剣を持ち運んでいたことから能力で大剣をあんな速度で扱っているのは確実
どんな能力かは興味があるところだけれども恐らく分かりそうにないな……というか弱点が
あるようなタイプじゃないだろうし。近距離で戦うなと言われていたけれども確かに近距離で
戦う相手じゃないな……まあそれでもご飯の為にやらないといけないんだけれども)
リ「オラオラ!ぼさっと考え事をしてんじゃねえよ!」
リアルは大剣を振り回しながら近づく。善次郎は相手の技術があまり高くない事や
自身の直感で何とか避けているといった感じだ。
この状態から相手の懐に潜り込まないと能力も武器のレイピアも無意味だ
善(今の状態で出来ることと言ったら精々重力を強めて相手の大剣の軌跡を下にずらすことぐらい……
足を斬られて、その後トドメを刺される未来しかないな……ん?待てよ。下?)
リ「どうした?能力を発動してこいよ。まさか無能力者か?なら今すぐ廃業することだな
そんな腕じゃ生きていけないし……」
大剣で胴体に斬りかかる
リ「ここで死ぬだけだしな!」
その時、善次郎は後ろに後退し大剣を避け腰のサバイバルナイフを相手に投げる。
そして同時に善次郎は前進した
リ(ナイフを囮に近づく気か?甘えな)
リアルは剣を地面と垂直にし剣の横でナイフごと善次郎を叩こうとする。
刃がついてないとはいえ鉄の塊で攻撃されればただではすまない。
しかし善次郎はしゃがみ込み大剣を避けレイピアでリアルの足を刺そうとする。
リ(危ねえ!)
だが、リアルはそれに反応し後ろに下がろうとする。それと同時だった。
善次郎が能力を発動したのは。
リ「な、なんじゃこりゃ!」
善次郎はリアルにかかっている重力を0つまり無重力にしたのだ。
当然後ろに移動するためには上向き方向の力もある。
そのためリアルは宙に浮かび上がる。
善(これで6m──ビル2階分の高さから落としてやる!)
善次郎はリアルが自分の能力の範囲ギリギリまで上空に行ったのを確認して
今度は重力を強めた。
リ「く、糞があああああ」
そしてリアルは地面に叩きつけられた。
善「ふぅ……これでお仕事終わりっと。後は警察にお任せして……!」
その時だった。善次郎のレイピアが折れた。
リ「ちっ……避けやがったか……お前が初めてだよ……俺をここまで
コケにした奴は!」
善次郎はギリギリ避けたが大剣が迫っていたのだ。
リアルは怒り心頭といった所だ。
善「これはひょっとしてピンチって奴?」
リ「おらああああ」
リアルは大剣を振り回し襲ってきた。
善「逃っげろ~」
それに対し善次郎は逃げた
リ「はぁはぁ……どこへ行った……まだ近くにいるはずだ」
リ(とっさの所で運動エネルギーを減少させたから何とか耐えれたが……
この俺を地につかせるなんて腹が立つ!)
リ「出てこい!賞金稼ぎいい!」
リアルは大剣を振り回し地面のコンクリートや壁を砕く。
善(どうしよう……僕の武器は……ブーメランは狩猟用だから置いてきたし
レイピアは折れちゃったしナイフはどっか行っちゃったし……
それにしても困ったなあ……いやこのまま逃げちゃってもいいんだけれど
それやると僕の名誉が落ちて依頼が来なくなるし……
それにしてもまあ壁とか壊してくれちゃって……またマスコミに騒がれるじゃない……
待てよ……壁?)
リ「どこ行った……!まさか逃げ帰ったんじゃねえだろうな……!」
善「そうしたいのは山々だったんだけれどね……それやっちゃうと依頼が断られちゃうのよ」
リ「ほう……逃げなかった勇気だけは褒めてやる。死ぬだけだがな!」
リアルは大剣を振り回しながら善次郎の胴体を真っ二つにせんと迫る。
それに対し善次郎は……
リ「逃げんな!」
善「素手対武器で素手が勝てるわけ無いでしょ!」
リ「ゼエハア……追い詰めたぞ」
善「ゼエゼエ……追い詰められました」
今善次郎は三方を壁で囲まれ、一方にはリアルがいる。
リ「お前の今考えていることを当ててやろうか?」
善「いや当てなくていいです」
リ「壁に大剣をめり込ませて一か八か懐に潜り込む……そう考えているんだろ」
善「だから言わなくていいです」
リ「だが残念だったな。俺の技術でも壁にかすらせる程度で済ませることが出来る。
武器を持たないお前に勝ち目はない」
善「話聞いてくれないんですね」
リ「というわけで死ね!」
リアルは胴体を真っ二つにしようと大剣を横に薙いだ。
それに対し善次郎は自身の重力を弱め高くジャンプする事によって避ける。
そしてジャンプし、壁を蹴って相手の頭上へ向かっていった。
リ(逃げるつもりか?)
だがリアルの予想に反して善次郎は逃げるつもりはなかった。
むしろここで終わらせるつもりだった。
善次郎はリアルの頭上に来た時点でありったけの力を込めて
重力を強くした。
リ「しまっ」
そしてリアルは善次郎の数倍になった全体重+距離があったことで出来た速度
による攻撃を肩に受けた。
リ「グワアアアアアア」
肩周りはもちろん恐らく背骨にも怪我をしたのだろう。リアルはのたうち回る事もできず
倒れた。
善「やり過ぎちゃったかなこれ」
一方善次郎の方も無事ではなく足首に痛みを感じる。恐らく捻挫したのだろう。
──リアル・チュート逮捕。しかし周囲の被害甚大。批判集まる──
善「全く好き勝手言ってくれるよ……こっちは命がけだったっていうのに」
一ヶ月後バイクに跨ぎスマホでニュースを見る善次郎がいた。
善「中度の捻挫とレイピアが折れたぐらいで済んだけれど下手したらこっちは胴体真っ二つだったのに……
まあ、70万G手に入ったからいいか」
足首をさすり
善「完治しているはずだけれどなんか違和感を感じるなあ……資金は集まったし
ここは湯治に行くか」
バイクのエンジンをかけ、そのまま発進した。
善「そうと決まれば……次の目的地は火の国の湯の街だな」
──チュートリアル 完──
お読み下さり有り難うございます。
ちなみに時代は近未来なので背骨が折れて神経が傷ついても治ります
投下します【安価がありますが悪意ある安価は弾きます】
──湯の街のある露天温泉風呂──
善「あ~気持ちいいな」
善次郎が露天風呂に浸かっている
善「これで寝たらさぞかし気持ちが良いんだろうけれど永遠の眠りになりそうだから
やめておこうか……しかし平和な街だからレイピアとか持ち込めないんだよね。
まあ折れちゃって鉄の国に修理に出しているから関係ないけれど……
まあサバイバルナイフと模擬剣はOKらしいから平和なここではこれで十分でしょ……」
スマホをいじる
善「小遣い稼ぎに依頼を受けてみるか……ん? これは……」
──温泉卵泥棒の調査並びに捕縛──
最近温泉卵が盗まれて困っている。調査と調査の結果によっては
泥棒の捕縛を依頼したい
依頼主:湯の街観光協会
報酬:基本5万g条件により10万g。なお必要経費は3万Gまで支給
善「依頼元はしっかりした所だし報酬も悪くない。ただ条件によりって
なんだろう。後、普通は調査なんて文言に入れずに捕縛だけ入れると
思うんだけれども……これは直接聞いてみるかな」
スマホで湯の街観光協会に電話をかける
受付「はい、こちら湯の街観光協会でございます」
若い女性らしき声が聞こえる
善「あの~善次郎と申しますが温泉卵泥棒の依頼を見てお尋ねしたいことが
あるのですけれども」
受付「少々お待ちください。担当の者に変わります」
担当「はい、お電話変わりました。担当の者です」
今度は男の声が聞こえた
善「温泉卵泥棒の依頼になんで調査が入っているんですか?普通は捕縛だけだと
思うんですが……後報酬が上がる条件をお聞かせ下さい」
担当「ああ、それですか。実は人間が盗んでいるかどうかは一応まだ未確定なんです。
それで調査という文が入っています。報酬が上がる条件は犯人が人間だった場合
捕縛した時ですね」
善「そうですか……詳しい依頼内容を聞かせて頂いてもよろしいでしょうか?」
担当「はい、この湯の街では温泉卵が名物で店売りはもちろん、お客様にも
温泉に卵を入れて頂いて作るというサービスも行っています。
そんな温泉卵が盗まれる被害が相次いでいるんです」
善「それで人間がやったのかどうか分からないというのは?」
担当「湯につけている温泉卵が盗まれるんですが実行犯は分かっているんです」
善「それなら賞金稼ぎの僕が言うのもなんですが警察に届け出れば解決なんじゃ……」
担当「それがカラスなんです」
善「へ?」
担当「目撃者もいますし羽毛も落ちていました。盗まれるようになって設置した
カメラにも写ってました」
善「鳥害は業者に任せたほうがいいのでは……」
担当「すでに任せました。でも仕掛けた物が最初から効かなかったんです。
いくら賢いカラスでもこれはおかしいと業者は言っていました。
きっとこれはカラスを操っている人間がいるに違いない……そう私達は
考えたのです」
善「なるほど……警察は証拠がないと動いてくれない。行っても鳥害としてしか
見てくれないと」
担当「話が早くて助かります」
安価↓1~2 担当の人に質問があれば善次郎が質問をしてくれます。
ただし悪意のある安価は弾きます
最安価↓1 担当の人に質問があれば善次郎が質問をしてくれます。
ただし悪意のある安価は弾きます
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません