モバP「アイドルと誕生花」3月編 (55)

初投稿。
モバPがアイドル達に誕生日プレゼントと誕生花を贈るお話です。

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3月3日

今井加奈「おはようございまーす」

モバP「おはよう加奈。そして、誕生日おめでとう」

加奈「えへへっ♪ありがとうございます!プロデューサー、私の誕生日覚えててくれたんですね」

モバP「当たり前だ。プロデューサーたるもの所属アイドルの誕生日くらい覚えてないとな」

加奈「おお、さすがプロデューサー!」

モバP「てなわけで誕生日プレゼントにこんなものを用意してみた」

加奈「わぁ!美味しそうなピーチタルトですね」

モバP「3月3日の誕生花は桃の花でな。それにちなんで桃をふんだんに使ったものを用意させてもらった」

加奈「ありがとうございます!誕生花なんてものがあるんですね、知りませんでした」

モバP「その日その日に合わせた花のことを誕生花っていうんだ。今日はひな祭りであり桃の節句でもある。それに合わせて誕生花も桃の花なんだ」

加奈「へ~、そうなんですか。メモメモ」

モバP「ちなみに花言葉は『天下無敵』。並み居るアイドル達を寄せ付けないようなトップアイドル目指して頑張ってくれって意味も込めてな」

加奈「分かりました!私もその花言葉に負けないように頑張りますねっ!!」

3月6日

小関麗奈「さ~て、今日はどんなイタズラを仕掛けてやろうかしら…」

モバP「麗奈、おはよう」

麗奈「あらP。おはよう。アンタは今日が何の日だかわかってるんでしょうね?」

モバP「麗奈の誕生日だろ?ちゃんと覚えてるよ」

麗奈「フフン、きちんと覚えてたようね。そうよ、今日はレイナサマの誕生日なの。アンタはレイナサマの誕生日を祝えることを光栄に思いなさいッ!アーッハッハッ…ゲホゲホ」

モバP「そんな風に笑うからむせるんだよ。これでも飲め」

麗奈「フンッ!それより、プレゼントくらい用意してるんでしょうね?」

モバP「ほら、麗奈が好きそうなケーキとかお菓子類を見繕ってきた」

麗奈「やるじゃない。それでこそレイナサマのPね。と、そこにおいてある花は何なの?」

モバP「この花も麗奈へのプレゼントだ。今日の誕生花で君子蘭って花だ」

麗奈「誕生日プレゼントに花を贈るなんてキザったらしいことするわね」

モバP「そういうなよ。この花は、イギリスの『高貴な公爵夫人』にちなんで君子ってついてる。その上花言葉は『貴い』、ファンたちから崇められるレイナサマにはぴったりじゃないか?」

麗奈「へぇ、レイナサマに相応しい花じゃない。気に入ったわ」

モバP「そりゃよかった。それと高貴なレイナサマにもう一つプレゼントとして、今日1日、俺は麗奈のイタズラをお咎めしないってのを追加だ」

麗奈「!そんなこと言って後から泣きを見ても知らないわよ?見てなさい!今から全力で仕掛けまくってやるわ!アーッハッハッ…ゲホゲホ」

モバP「だからむせるんだからその笑い方をやめなさい、ほれ飲み物」

麗奈「ふ、フンッ!まあ、一応プレゼントお礼は言っとくわ、あ、ありがとう」

モバP「どういたしまして、ほれ、行って来い。俺がお咎めしないのは今日の間だけだぞ?」

麗奈「そ、そうね。時間がもったいないからもう行くわッ!じゃあねP」

モバP「まさか、麗奈からありがとうの言葉をもらえるとは。まあ、俺が咎めなくても、早苗さんあたりが注意するんだよなぁ…」

コメントありがとうございます。
つたない文章になるとは思いますが頑張ります。
一応書き溜めてる分を投下していきますね。

3月6日

有浦柑奈「おはようP。今日もラブ&ピースを歌っていきましょう!」

モバP「おはよう柑奈。その前に今日は柑奈の誕生日だろ?誕生日おめでとう」

柑奈「お、そういえばそうでしたね。ありがとうございます!」

モバP「柑奈への誕生日プレゼントにギターの弦とピックを幾つか用意してみた」

柑奈「こういった消耗品は何かと助かりますね。いざというときに替えがなかったりすると大変ですからね。ありがとうございます!」

モバP「それとは別に手作り料理も作ってきた。これだ」

柑奈「あ、つくしのかき揚げじゃないですか。地元にいたときには爺っちゃんがとってきてよく作ってくれましたよ!」

モバP「このつくしが今日の誕生花なんだよ。田舎を思い出せるように簡単な料理にしてみたんだ。食べてみてくれ」

柑奈「では、いただきます!」

柑奈「う~ん、このほろ苦い感じがいいですね。懐かしい味です。それにしてもP、よくつくしなんて用意できましたね」

モバP「俺の地元も田舎だからな。実家の親に頼んで送ってもらったんだ。ほかにも山菜や野草も送ってもらったから、あとで天ぷらとかにして食べるとしよう」

柑奈「まさかこっちで地元の味が楽しめるなんて、ありがとうございますP」

モバP「俺も久しぶりに食べたかったからな。それとつくしの花言葉は『向上心』今日からさらに上を目指して頑張ろうな!」

柑奈「はい!今まで以上に全力でラブ&ピースを歌っていきますよ!!」

3月7日

片桐早苗「おはようP君。この間は大変だったんだからね」

モバP「おはようございます早苗さん。この間というと、麗奈の件ですか」

早苗「あの日の麗奈ちゃん随分と上機嫌で、いたるところでイタズラかましてたからね。止めるのも骨が折れたわ」

モバP「お疲れ様でした。お詫びにマッサージでもしましょうか?」

早苗「あら?そんなこと言って変な所でも触るつもりかしら?」

モバP「冗談です。それはそれとして、早苗さん、お誕生日おめでとうございます」

早苗「覚えててくれたんだ。ありがとう」

早苗「って、言ってもこの年になってくると若い子たちみたいに素直には喜べなくなってきたわねぇ」

モバP「早苗さんは十分お若いと思いますけどね。学生組と並んでても違和感ないですし」

早苗「そう言ってくれると嬉しいわ」

モバP「そんな早苗さんへまずはこの花を見てもらいたいんですが」

早苗「ん~?何かしらこの花、タンポポの綿毛みたいだけど」

モバP「今日の誕生花で翁草(オキナグサ)って花です。最近は自生している個体数が減っていて絶滅危惧種指定されてるくらいの花です。友人から借りてきました」

早苗「へぇ、そんな貴重な花じゃプレゼントの品なんかにはできないわね」

モバP「あ、そのプレゼントの話なんですけど、この花の花言葉『何も求めない』なんですよねぇ」

早苗「もしかして、その花言葉にちなんでプレゼントはなしとかってこと?」

モバP「警官時代は、正義として悪人を捕え、市民に平和を与える。今はアイドルとしてファンに夢や希望を与える。どちらも見返りを求めるわけじゃない行為」

早苗「ええ、まあその通りだけど、少しくらいは何かあったって…」

モバP「しかし、『何も求めない』からって『何も与えられない』ってことにはなりませんよね」

早苗「え?」

モバP「と、いうわけで。早苗さんへのプレゼントとして、早苗さんの地元、新潟県産の名酒、『越乃寒梅』と『緑川』を用意してきました」

早苗「ちょっとP君!ほんとに何もないのかと焦っちゃったじゃない!」

モバP「あはは、ちょっと慌てる早苗さんが見てみたかったもので。良ければ今日の仕事終わりに晩酌も付き合いますよ」

早苗「当たり前よ!とことん付き合ってもらうからね!」

3月9日

工藤忍「おはようプロデューサーさん」

モバP「忍か、おはよう。そして誕生日おめでとう」

モバP「忍への誕生日プレゼントはこれだ」

忍「ショートケーキにタルトにプリン、ほかにもいっぱいあるけど、全部イチゴが入ってるね?」

モバP「今日の誕生花にストロベリーキャンドルっていうイチゴによく似た花があってな。開花時期が4月くらいからだから花は用意できなかったが、プレゼントのほうをイチゴで固めてみたんだ」

忍「へ~、どれもおいしそう。へへっ、ありがとうプロデューサーさん」

モバP「どういたしまして。やっぱり忍は笑顔が可愛いな」

忍「ど、どうしたのプロデューサーさん?いきなりそんなこと言って」

モバP「ストロベリーキャンドルの花言葉は『素朴な可愛らしさ』。忍の可愛さをもっとアピールできるように頑張って仕事を取ってこないとな」

忍「もう、恥ずかしいこと言わないでよ。でも、アタシだってプロデューサーさんの期待に応えられるように頑張るから見ててよねっ!」

3月10日

ルーキートレーナー「それじゃあみなさん、お疲れ様でした」

モバP「お、ちょうどレッスンが終わった感じですか」

ルキトレ「Pさん、お疲れ様です。ええ、今日も問題なく進みました」

モバP「それはよかった。ところで、ルキトレさん、今日が誕生日でしたよね、おめでとうございます」

ルキトレ「あ、ありがとうございます。まさか、私の誕生日を覚えてもらっているなんて」

モバP「アイドルだけじゃなくてお世話になってるトレーナーさん達の誕生日も把握してますよ」

モバP「プレゼントにまずはケーキを数点買ってきてますのでこちらを」

ルキトレ「わざわざプレゼントまで!?なんてお礼を言ったらいいか」

モバP「普段からお世話になってますし、これくらいは。それと、今日の誕生花でもあるこちらの花束もどうぞ」

ルキトレ「うわぁ!たしかこの花はアネモネですよね?」

モバP「ええ、よく御存じで。アネモネは綺麗なんですけど、花言葉が『はかない恋』とか、マイナスな印象を受けるものが多かったので、白いアネモネを多めにしてもらいました」

ルキトレ「色によって花言葉が違うんですか?」

モバP「白いアネモネの花言葉は『期待』『希望』といった良いイメージがあるんです。ルキトレさんは自分のことを未熟だっていいますけど、それは将来に期待や希望を持てるってことですから、アイドル同様頑張ってくださいね」

ルキトレ「はい!Pさんにそういっていただけると嬉しいです。ありがとうございます!これからも精進しますね」

3月13日

堀裕子「プロデューサー!おっはようございますっ!」

モバP「裕子、おはよう。今日も元気だな」

裕子「ええ、今日は私の誕生日ですからね。私のサイキックパワーにもますます磨きがかかるはずですよ!」

モバP「サイキックパワーが向上するかどうかは知らんが、誕生日おめでとう。まず、この花束を贈らせてもらうな」

裕子「わっ!ありがとうございます!お花屋さんとかで見たことある気がしますけど、なんて花なんですか?」

モバP「今日の誕生花で、フリージアっていうアヤメ科の花だ。別名浅黄水仙だったか。裕子に似合う花言葉の奴をまとめて花束にしてもらった。というか、どの色の花言葉も裕子っぽくてな」

裕子「私っぽい…つまり、サイキックパワーUPとかですね!」

モバP「そんな花言葉あってたまるか。まず、今日の誕生花は白のフリージアで、花言葉は『あどけなさ』だ。裕子は見てると割と幼い感じがするしな」

裕子「そんなことないですよ!お姉さんしてますって!」

モバP「こないだのオーストラリアじゃ最年長なのに、一番手がかかった印象なんだが…」

モバP「まあいい。他の色は赤色が『純粋』、黄色が『無邪気』でどっちも裕子っぽい。そして、紫が『感受性』でこれはまあ超能力っぽくはあるか」

裕子「何にしてもありがとうございます!」

モバP「おっと、プレゼントは花だけじゃないぞ?超能力UP効果のあるパワーストーンで作ったお守りも用意したんだ」

裕子「おお!なんだかこのお守りからはサイキックパワーを感じます!」

モバP「まあ、裕子のためにそういった教室に行って自作したからな。多少は効果があればうれしいんだが」

裕子「私のためにわざわざそこまで!プロデューサー!今ならテレキネシスで物を浮かせられる気がします!このコップを浮かせて見せますよ、見ててください、むんっ!」

モバP「(さすがにそんなすぐに効果がでるわけ…!?)」

裕子「むむむ~…」

モバP「(っ!?裕子の後ろでデスクの椅子が浮いてる!)」

モバP「お、おい!裕子!」

裕子「なんですかプロデューサー?しゃべりかけられると集中が途切れるじゃないですか」

モバP「(あ、椅子がもとに戻った)」

裕子「う~ん、やっぱり一朝一夕にはいきませんね。これからもサイキックトレーニングを続けなくちゃですね!」

モバP「あ、ああ、そうだな」

裕子「プロデューサー、お守りありがとうございますっ!これからもサイキックアイドル、エスパーユッコの力をみんなに知らしめて行きましょうね!」

3月16日

柳瀬美由紀「プロデューサーさん、おはようございます」

モバP「おはよう、美由紀。確か今日が誕生日だよな、おめでとう」

美由紀「ありがとうございますっ!!えへへ!」

モバP「今日は美由紀のためにプレゼントを用意してきたぞ」

美由紀「ほんとですか!?やったぁ♪」

モバP「美由紀の趣味はぬいぐるみ集めだっただろ?テーマパークのときはクマのぬいぐるみだったから今回はウサギのぬいぐるみをプレゼントだ」

美由紀「わっ!すっごく可愛い!プロデューサーさん、ありがとう!大切にするね!」

モバP「喜んでくれたなら嬉しいよ」

美由紀「えへへ、クマさんのぬいぐるみと一緒に飾ってあげよっと!」

美由紀「ねぇねぇ、プロデューサーさん。このウサギさんの持ってるお花はなに?」

モバP「お、気づいてくれたか。その花は今日の誕生花で、菜の花だ」

モバP「花言葉は『快活』。美由紀にはいつまでも元気にアイドルしてほしいって意味も込めてのプレゼントだ」

美由紀「えへへ!みゆき、プロデューサーさんと一緒ならいつだって元気だもん!だからいつまでも一緒にいてねっ!」

3月18日

衛藤美紗希「プロデューサー、おはよぉー」

モバP「おう美紗希、おはよう。そんで、誕生日おめでとう」

美紗希「あたしの誕生日覚えてるなんて、さっすがプロデューサー♪」

モバP「美紗希へのプレゼントは何にするか悩んだんだが、これにしてみた」

美紗希「なになに~?わお♪綺麗なブローチじゃないですかぁ。ありがと~、ちょーうれしぃ~♪」

モバP「3月の誕生石であるアクアマリンのブローチだ。実際ならこれとは別に誕生花もプレゼントしたかったんだが、今日の誕生花の連翹(れんぎょう)は落葉樹で持ち運びできなかったからな」

美紗希「別にあたしはこれだけで十分うれしぃよぉ?」

モバP「ははは、ありがとう。けど、それとは別に手料理も用意させてもらった」

モバP「焼きアスパラガスとホワイトアスパラガスのスープだ」

モバP「作っておいてなんだが、美紗希ってアスパラガス大丈夫か?」

美紗希「食べれるよぉ?焼きアスパラなら実家でお母ちゃんが作ってくれたこともあるしぃ。スープは初めてだけど」

美紗希「でもなんでアスパラ?」

モバP「誕生花ってのは一つだけってわけじゃないからな。花っぽくはないがアスパラガスも今日の誕生花の一つなんだ。花言葉は『我が勝利』や『無敵』、イベントやフェスでで勝ち抜けるようにゲン担ぎも込めて作ってみた」

美紗希「へぇ~。アスパラって普通に食べてたけど、そんな意味あるんだぁ。それ聞くとなんかかっこいいね」

美紗希「うん、おいしぃ。プロデューサーって料理もできるんだねぇ。そいえばアスパラの花言葉でそれなら、さっき言ってたれんぎょう?の花言葉は?」

モバP「連翹の花言葉は『希望』『希望の実現』って、こっちも明るい未来の意味がある」

美紗希「ふぅん。じゃあじゃあ今度はあたしも上位目指して頑張ってみちゃうねぇ。ちゃんと導いてよぉ?」

今日のところはここらで筆休めします。
続きはまた近いうちに投稿します。

近いうちに投稿とか言いながら二週間以上も空いてしまった
続編書くかは微妙ですがとりあえず三月編は終わらせるまで頑張ります

3月19日

長富蓮実「おはようございます」

モバP「おはよう蓮実。それと誕生日おめでとう」

蓮実「え?あ、ありがとうございます」

モバP「蓮実のボウリング趣味に合わせて、サポーターやテーピングテープ、クリーナーなんかの消耗品を一通りセットでプレゼントだ」

蓮実「こ、こんなに!?プロデューサーさん、わざわざありがとうございます」

蓮実「最近はあまり買いに行く機会もなかったので助かります」

モバP「昔に比べて仕事も多くなってきたからな。けど、俺もボウリングとかで体を動かしたいから今度オフの合う奴らを連れて行こうか」

蓮実「みんなでボウリング、いいですね。楽しそうです!」

モバP「それと、もう一つ、この花もプレゼントさせてくれ」

蓮実「この花は確か…胡蝶草(こちょうそう)?」

モバP「よく別名のほうを知ってたな。通称シザンサス、その別名のほうは小さな蝶が舞っているように見えるから胡蝶草っていうそうだ」

蓮実「どうしてこの花を?」

モバP「今日の誕生花でな。花言葉は『よきパートナー』。花言葉の通り、蓮実とこれからもよきパートナーでいられるようにってな」

蓮実「あ、ありがとうございます。嬉しいです!」

蓮実「私のほうこそプロデューサーさんの期待に応えられるように頑張りますから。これからもよろしくお願いします!」

3月20日

大西由里子「プロデューサー、おはようだじぇ」

モバP「おはよう由里子。誕生日おめでとう」

由里子「ありがとーっ!プレゼントには新刊をご所望するじぇー!」

モバP「そのつもりだったんだが、由里子の趣味は俺には分からん世界過ぎるからな。自分好みの奴を買えたほうがいいと思ってプレゼントは図書券にしたよ」

由里子「おおっ!プロデューサーの気の利きっぷりに感激だよ。あたしのこと分かってるーっ!」

由里子「ウヘヘ…あっと、よだれが出てきた…ありがとープロデューサー!」

モバP「おう。それと、誕生花もプレゼントだ。今日の誕生花は紫のチューリップだな」

由里子「お花のプレゼントは初めてだじぇ」

モバP「花言葉は『永遠の愛情』や『不滅の愛』なんだが」

由里子「つまりBLは永遠に不滅だってことだね。『禁断の愛』とかなら完璧だったのに」

モバP「由里子ならそういうと思ったよ」

3月21日

松尾千鶴「おはようございます」

モバP「千鶴か、おはよう。調子はどうだ?」

千鶴「普段通りですけど、何か?」

モバP「誕生日なんだからもう少し浮かれててもいいんじゃないかと思ってな」

千鶴「誕生日だからと言って何かが変わるわけでもないですし」

モバP「まあいいや。とりあえず誕生日おめでとう。プレゼントに筆を用意させてもらったよ」

モバP「俺は習字とか小学校の時以来やったことなかったし、選ぶのに苦労したよ」

千鶴「わざわざそんなことする暇があったら、ほかにやるべきことがあったでしょうに」

千鶴「で、でもプレゼントというのは嬉しいですね…あ、ありがとうございます…」

モバP「ははっ、どういたしまして」

千鶴「わ、笑わないでください!」

モバP「それと誕生花であるこれも受け取ってくれ」

千鶴「小さくて可愛らしい花ですね」

モバP「カランコエって言ってな、その感想通り小さいながらも可愛く美しい花だ。花言葉は『あなたを守る』。見た目の割に頑張ってる感じがする健気な花だ」

千鶴「ふぅん。プロデューサーが私を守ってくれるってこと?」

モバP「ああ、その花言葉は俺の意思の表れだ。それとカランコエのもう一つの花言葉が『おおらかな心』。たまには千鶴に、否定から入らずに素直な気持ちを表してほしいなってね」

モバP「千鶴は素直なほうが可愛いと思うしな」

千鶴「へ、変なことを言わないでくださいっ!」

千鶴「で、でも、いつもプロデューサーには感謝してます!だから、これからも私のプロデュースお願いしますね!!」

3月23日

モバP「オッス!おはよう有香。今日も変わらず元気だな」

中野有香「押忍!…じゃなかった!おはようございますっ!」

モバP「ははっ!まだ、押忍って言うのが治らないのか」

有香「い、今のはプロデューサーさんが押忍って言ったからつい…」

モバP「まあつられると思ってわざと言ったからな」

有香「もう!」

モバP「まあまあ、そういえば今日は有香の誕生日だろう?誕生日おめでとう」

有香「押、あ、ありがとうございます」

モバP「有香への誕生日プレゼントなんだが、最初は空手に関連したものを探してみたんだけど女の子へのプレゼントにしてはどうかと思ってな」

モバP「そんで、有香は普段髪の毛を二つ結びにしてるから日頃から使えるようにと、可愛らしい髪留めやリボンを幾つか見繕ってきたんだ」

有香「わぁ!可愛い!それに、こんなにたくさん!」

有香「お祝いしてもらった上にプレゼントまで…プロデューサーさん本当にありがとうございます!」

モバP「それと別にまだあるんだが。これが今日の誕生花だ」

有香「ピンクの小さい花が集まってて可愛いですね」

モバP「ヒマラヤユキノシタって言ってな。ヒマラヤなんてついてるが普通に庭先に生えてる家もある花だ」

有香「そういわれると見たことあるような気もします」

モバP「この花なんだが有香に似ててな。花言葉は『順応』」

有香「『順応』ですか?」

モバP「この花は花言葉の通りどこでも順応できる花なんだ。とても丈夫なやつで、日向日陰、寒さ暑さも大丈夫なうえ土質も選ばないとくる」

モバP「有香はいつでも礼儀正しく元気よく、その上素直で溌剌としてるから受けがいい。どんな現場でも順応できるところがそっくりだ」

有香「そ、そんなに持ち上げないでくださいよ!で、でもプロデューサーさんにそういってもらえると嬉しいです、ふふ♪」

モバP「喜んでもらえたならよかった。それと、この花のピンク色には対人運UPの効果もある。有香にいい出会いがあるようにって願いも込めてあるからな」

有香「(いい出会いならもうすでに…)」

モバP「ん?黙り込んでどうした?」

有香「な、なんでもないです!プロデューサーさん!私頑張りますから、これからもプロデュースお願いします!!」

モバP「おう、任せろ!」

眠いので続きはまた後日
残りはのあ、さくら、小梅、くるみです

3月25日

モバP「やあ、のあさん。おはようございます」

高峯のあ「…おはよう。今日も元気なようね」

モバP「プロデューサー業は体調管理が重要ですからね。それはそうと、今日はのあさんの誕生日でしょう?おめでとうございます」

のあ「誕生日…そうだったわね。…でも産まれた日そのものに意味はないわ」

のあ「でも貴方がが祝福してくれることで誕生日というものに価値が得られる。つまり、貴方によって私の誕生日に意味が与えられたのよ」

モバP「そういう風に言われるとなんだか光栄な気持ちになりますね…」

モバP「っと、忘れるところでした。誕生日プレゼントにこちらをどうぞ」

のあ「…これは、チケット?」

モバP「プラネタリウムの観賞チケットです。のあさんって天体観測が好きだと言ってたのでオフの日にでもどうかなと思いまして」

のあ「…そう」

モバP「あ、もしかして実際に見るのが好きなだけで、プラネタリウムはお好みじゃなかったですか…?」

のあ「…そういうわけではないわ。ただ、貴方は私を一人で行かせる気なのかしら」

モバP「…?もしかして、のあさん。プラネタリウムを見に行ったことないんですか?」

のあ「……」

モバP「でしたら、お邪魔じゃなければ俺が一緒に行って案内しますよ」

のあ「…そうしなさい。貴方は私を導くために動くの」

モバP「了解しました。それと、のあさんの誕生花のこの花もどうぞ」

のあ「…これはケシね」

モバP「ええ、そうです。ヒナゲシなんかが有名ですね。これはアイスランド・ポピーって種類のやつです」

モバP「花言葉は…」

のあ「『気高い精神』」

モバP「流石のあさん。意味も知ってたんですね」

のあ「…つまり、常に高貴な振る舞いを忘れるなということかしら?」

モバP「そこまで深い意味はないですよ。のあさんは普段から十分高貴なイメージがついてますから似てるなと思っただけです」

のあ「…そう。感謝しておくわ」

モバP「それじゃ、俺ちょっと出かけてきますんでまた後で。帰ってきたらプラネタリウムの日付決めましょう」

のあ「…ええ、分かったわ」

のあ「(…このチケット、気づかなかったけど二枚重なってたのね)」

のあ「(…それと、ケシの花言葉には『恋の予感』なんてのもあったわね)」

のあ「…面白いじゃない。貴方は私にどんな輝きを見せてくれるのかしら」

3月27日

村松さくら「おはようございまぁす♪」

モバP「おはようさくら」

さくら「プロデューサーさん。聞いてくださいよぉ」

さくら「今日ってわたしの誕生日なんです♪それで、アコちゃんとイズミンにプレゼントもらっちゃいましたぁ♪」

モバP「ピンクのアクセサリーか、可愛いじゃないか。良かったな」

さくら「えっへへー♪」

モバP「俺からのプレゼントはさくらのピンク好きにちなんで、桃のケーキやタルト、ゼリーやクッキーを持ってきた」

さくら「やったぁ♪プロデューサーさぁん、ありがとうございまぁす♪」

モバP「多めに用意したから後で亜子や泉と一緒に食べるといい」

さくら「そうしまぁす♪どれもおいしそぉ♪」

モバP「それとこれもプレゼントさせてくれ」

さくら「ピンクの可愛いお花ですねぇ。なんてお花ですかぁ?」

モバP「今日の誕生花で猩々袴(ショウジョウバカマ)って花だ」

さくら「しょうじょうばかま?」

モバP「この花のピンクは淡紅色だから大雑把にいうと赤色だな。その赤色が伝説上の動物の猩々に似ていること。それと根の部分の葉の重なりが袴のようになっていることから猩々袴っていうそうだ」

さくら「へぇ~。…あ、そういえばお花には花言葉ってありますよね?このお花にもあるんですかぁ?」

モバP「ああ、あるぞ。猩々袴の花言葉は『希望』」

モバP「どんな時でも諦めたりせず希望を持って頑張ってほしいってな」

さくら「大丈夫です!アコちゃんにイズミン。それにプロデューサーさんだっているんですから希望をなくしたりなんてしませんよぉ♪」

モバP「ああ、俺も大丈夫だって信じてるよ。これからも一緒に頑張ろうな」

さくら「はい♪これからもよろしくお願いしますね、プロデューサーさぁん♪」

本編とは関係ないお話

モバP「なあ、さくらってピンクのものを集めるのが好きなんだよな」

さくら「そうですよぉ?」

モバP「じゃあさ、『桃桜のはなびら』って持ってるか?」

さくら「持ってますよぉ」

モバP「それじゃ『桃色象の牙』は?」

さくら「それも持ってまぁす」

モバP「まさかとは思うが『ピンクエメラルド』は…」

さくら「あ、それはこの間手に入れましたぁ」

モバP「まさかプロピンキストがこんな身近にいたとは…」

3月28日

モバP「やぁ小梅、おはよう」

白坂小梅「ぷ、プロデューサーさん…お、おはよう」

モバP「今日は小梅の誕生日だよな。ほら、プレゼントだ」

小梅「…これ、DVD?」

モバP「俺のおススメのホラー映画十選だ。メジャーな奴はもう見てると思って隠れた名作みたいなやつを揃えてみた」

小梅「ほ、ほんとだ…。見たことないのばかり…」

モバP「内容も小梅好みなやつだと思うから期待してくれ」

小梅「あ、ありがとう…すごく、うれしい…です」

小梅「ぷ、プロデューサーさん…よかったら…一緒に見てくれる…?」

モバP「ん?ああ、この後はちょうど空いてるし事務所のテレビで見るか」

小梅「うん…わくわくしてきた…」

モバP「本当に小梅はホラーが好きだな。その前にこれもプレゼントだ」

小梅「…こ、これって…桜の花びらの形の…ネックレス…?」

モバP「今日の誕生花が桜の『ソメイヨシノ』なんだけど、枝ごと持ってくるわけにもいかなかったからな。桜の花びらモチーフのシルバーネックレスを用意した」

小梅「か、可愛い…ほ、ほんとに貰ってもいいの…?」

モバP「ああ、その為に用意したんだからな」

小梅「え、えへへ…。すごく、うれしい…あ、ありがとう…」

モバP「ちなみにソメイヨシノの花言葉は『優れた美人』。小梅は将来きっと美人になるだろうからな。ピッタリだろ」

小梅「…そ、そんな風に言われると…は、恥ずかしい…。な、なんだか…ドキドキしてきた…爆発しそう…」

モバP「まあまだ小梅は美人というよりは可愛いだな」

3月30日

モバP「おはよう、くるみ」

大沼くるみ「ぷろでゅーしゃー、おはよぅ」

モバP「今日はくるみの誕生日だろ?おめでとう」

くるみ「ぷろでゅーしゃー、くるみの誕生日お祝いしてくれるの?」

モバP「当たり前だろ?まずはケーキだな」

くるみ「ぐずっ…えへ、豆乳ケーキだぁ」

モバP「それとくるみはお風呂に入るのが好きだったよな?」

モバP「だから色んな香りの入浴剤なんかを用意してみた。使ってみてくれ」

くるみ「あ、ありがとぅ…こんなにプレゼントもらえるなんて…ぐすっ、今日は嬉しくて泣きそう…」

モバP「はは、そういう涙なら大歓迎だ。俺も喜んでもらえて嬉しい気持ちになるからな」

モバP「それと、くるみ、あーん」

くるみ「ふぇぇ?あ、あーん?…ん、甘い」

くるみ「うーんと、ぷろでゅーしゃー、これってサクランボ?」

モバP「お、正解だ。サクランボは今日の誕生花なんだ。花言葉は『上品』だ」

くるみ「上品…?くるみはドジでバカだから似合わないね…」

モバP「くるみ、それは違うぞ?今似合わなくてもこれから似合うようになればいいだろ」

モバP「努力していけばくるみだって上品で大人なレディーになれるさ」

くるみ「ぐすっ、ほ、ほんとに…?」

くるみ「くるみもがんばれば上品って言葉が似合うようになれる…?」

モバP「ああ、くるみにその意思があるんなら俺が全力で応援するし協力するからな」

くるみ「ぷろでゅーしゃーがいっぱい応援してくれるなら、がんばるから…」

くるみ「だから、いっぱい応援してね?ぜったいだよ…?」

モバP「ああ、約束だ」

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
最初の投稿から日付は空いたけど何とか3月編完結。
SS初投稿でしたがやっぱり難しいですね。
ほかの月編を書くかは今のところ未定ですが、書いたらよろしくお願いします。

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