初ssです。膝も笑っています。
シンジとアスカがほのぼのする話です。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1412348307
シンジ「38.2℃か・・・学校は厳しいかな」
シンジ「お弁当作るのはさすがにキツイな・・・」
シンジ「しょうがない。ミサトさんは帰ってきてないし、アスカには購買のパンで我慢してもらおう」
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シンジ「アスカー。起きて」
アスカ「あと、ごふん~」ムニャムニャ
シンジ「アスカ。もう時間だよ」
アスカ「うー」
シンジ「アスカってば」
アスカ「う~ん。うるさいわねー。・・・ってあれ?何であんたマスクなんてしてんのよ」
シンジ「ちょっと風邪引いたみたいで」
アスカ「ふーん。別にいいけど、私にうつさないでよね」
シンジ「わかってるよ」
アスカ「さーてと、起きますか。うーん」
シンジ「あっ、アスカ。それで、具合悪いから今日は学校休むね」
アスカ「あっそ。いいわねバカシンジ様は。人が一生懸命勉強してるってときに、一人お休みだなんて」
シンジ「しょうがないじゃないか。熱があるんだから」
アスカ「熱?どのくらいあるのよ?」
シンジ「・・・37.4℃」
アスカ「ふ~ん。微妙なところね。まあいいわ。今日はゆっくり寝てなさい。先生には私から言っとくから」
シンジ「うん。ありがとう」
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アスカ「ちょっとー。今日の朝ごはん、これしかないの?」
シンジ「ごめん。ちょっと頭痛くて。立ってるとグラグラしてくるんだ」
アスカ「別にあんたの事情なんて聞いてないわよ!・・・あんた、まさかお弁当も手ぇ抜いてるんじゃないでしょうね」
シンジ「ごめん。今日はお弁当は作ってないんだ」
アスカ「はあ?」
シンジ「だから今日のお昼は購買で我慢して」
アスカ「ふざけないでよ!パンだけであたしが満足できるわけないでしょ!」
シンジ「じゃがいもなら冷蔵庫にあるけど」
アスカ「バカ!」パシッ
シンジ「痛っ」
アスカ「ふんっ。もう知らない」
シンジ「・・・」
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アスカ「じゃあ、行ってきます!」
シンジ「あっ、待ってアスカ。これ購買のお金」ピラッ
アスカ「・・・」パシッ
シンジ「あっ・・・」
アスカ「行ってきます!」ガチャンッ
シンジ「・・・行ってらっしゃい」
シンジ「・・・」
シンジ「少し食べたら、洗い物してから横になろう」
シンジ「・・・あれっ?食器がちゃんと水につけてある。・・・アスカ」
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シンジ「モグモグ」
ガチャンッ
シンジ「!」
アスカ「バカシンジ。起きてるー?」
シンジ「アスカ・・・学校はどうしたの?」
アスカ「これから行くわよ。ただちょっと時間があったから薬を買ってきただけよ」
アスカ「ホラ。感謝しなさいよ」ポイッ
シンジ「あ、ありがとう」
アスカ「どーいたしまして」
シンジ「・・・」
アスカ「何よ。どうしたの」
シンジ「これ、頭痛に効くとは書いてあるけど。・・・生理用だよ?」
アスカ「!」
アスカ「ちょっとかしなさいよ!・・・本当だ」
シンジ「それはアスカがあの日に使うやつだよ」
アスカ「うるさいっ」バシッ
シンジ「痛っ」
アスカ「変態っ!バカ!あんたが女々しいから女用を買ってきだけよ!本当にデリカシーがないわね!信じらんない!」
シンジ「アスカ・・・」
アスカ「もう、あんたなんか知らない。さっさとそれ飲んで寝れば?!」
シンジ「うん。そうするよ。ありがとう、アスカ」
アスカ「ふんっ。じゃあ今度こそ行ってくるから」
シンジ「・・・アスカ」
アスカ「何よ?」
シンジ「食器、水につけておいてくれてありがとう」
アスカ「!」
アスカ「うるさい!知らないわよ!」ガチャンッ
シンジ「・・・」
シンジ「うぅっ・・・気持ち悪い。早く横になったほうがよさそうだな」
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シンジ「・・・」パチッ
シンジ「・・・どのくらい寝てたんだろう。時計、時計・・・」
シンジ「もう十二時になるのか。何か軽く食べないと」
シンジ「・・・?あれ?何かいい匂いがする」
スゥー
シンジ「(アスカが台所に?何で?)」
アスカ「うーん。おかゆってこんなに水っぽくていいのかしら。なかなか難しいわね」
シンジ「あ、あの・・・アスカ?」
アスカ「あっ、バカシンジ。もう起きて大丈夫なの?」
シンジ「う、うん。今朝よりはだいぶ良くなったから」
アスカ「そう。それはよかった」
シンジ「・・・アスカ」
アスカ「何?」
シンジ「その、学校はどうしたの?」
アスカ「二時間だけ受けて早退してきたわ。病人一人で放っておけないでしょ」
シンジ「アスカ・・・」
アスカ「何よその顔?私じゃ不満なわけ?」
シンジ「ち、違うよ!そうじゃなくて・・・。ただ、アスカが僕の看病をしてくれるなんて・・・」
アスカ「してくれるなんて?」
シンジ「・・・すごく、嬉しいんだ//」
アスカ「!//」
アスカ「もー、本当にバカね//・・・いいわ!今日は存分に甘えなさい!」
シンジ「うん//」
アスカ「さっ、お昼にしましょう」
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シンジ「モグモグ」
アスカ「・・・」ジー
シンジ「な、なに?」
アスカ「それ、水っぽすぎない?」
シンジ「ううん、大丈夫。それに水っぽいほうが消化しやすいから、ありがたいんだ」
アスカ「そうなの?それないいんだけど。・・・そうだ」
シンジ「?」
アスカ「新作のDVD借りてきたから、後で一緒に見ない?」
シンジ「うん」
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テレビ『フッ。ここから帰ったらな、娘にドレスを買うって約束したんだ』
テレビ『た、隊長・・・』
アスカ「ねえ、バカシンジ」
シンジ「何?」
アスカ「マスク、うっとしいから外しなさいよ」
シンジ「えっ、でも」
アスカ「いいから」ヒョイっ
シンジ「あっ。だめだよ、アスカ。風邪うつっちゃうよ」
アスカ「別にいいわよ風邪くらい。・・・けど」
シンジ「けど?」
アスカ「もし私が風邪ひいたら、学校休んででも私のこと看病してよね//」
シンジ「アスカ・・・//」
アスカ「・・・ちゃんと、そばで//」
シンジ「・・・うん//」
アスカ「わかったなら早く小指だして!指切りゲンマン!」
シンジ「う、うん」
アスカ・シンジ「指切りゲルマン。嘘ついたら針千本のーます。指切った!」
アスカ「シンジ・・・約束よ?」
シンジ「うん。約束」
アスカ「・・・//」
シンジ「・・・//」
アスカ「ねえ。なんかあんたの指熱くない?」
シンジ「えっ、そう?」
アスカ「うん。もしかして熱上がったんじゃないの?」
シンジ「そうかな」
アスカ「もう一回熱計ってみたほうがいいんじゃない?さっきは37.4℃だったんでしょ」
シンジ「うん。計ってみる」
アスカ「あっ、その前に・・・私の体温計使ってみてもいい?」
シンジ「いいけど、普通の体温計と何か違うの?」
アスカ「・・・」ピタッ
シンジ「あっ・・・(アスカのおでこが//)」
アスカ「・・・//」
シンジ「・・・//」
アスカ「・・・さっ、熱計りましょう//」
シンジ「う、うん//」
ピピッピピッ
アスカ「どれどれ・・・!あんた、38.4℃もあるじゃない!」
シンジ「(今朝より上がってる・・・)」
アスカ「これ、ちょっとやばいんじゃないの?」
シンジ「かもしれない・・・」
アスカ「・・・ねえ、まさかさっきの37.4℃ってウソだったの?」
シンジ「・・・うん。本当のこと言ったらアスカが心配すると思って」
アスカ「んもー!シンジの為ならいくらだって心配するわよ!」
アスカ「もう絶対しょうもないウソつかないでよね!」
シンジ「・・・うん。わかったよ。もう二度と、アスカだけには嘘はつかない!」
アスカ「・・・これも、約束よ?」
シンジ「うん。約束」
アスカ「あっ、でも私はウソついちゃうかも」
シンジ「えっ、なんで?」
アスカ「実際の体温よりも高めで教えるかも」
シンジ「何で、そんなことするの?」
アスカ「だって熱あったほうが、いっぱい心配してくれるでしょ?//」
シンジ「・・・」
アスカ「・・・//」
シンジ「・・・なんだよそれ」ボソッ
アスカ「えっ?なに?」
シンジ「さっきからいちいち可愛すぎるんだよ!アスカー!」ガバッ
アスカ「えっ、ちょっと待って!待ってってば!あんっ、バカー!」ジタバタッ
シンジ「ウォオオー!!」
アスカ「ばかしんじぃぃいいい//」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ガチャンッ
ミサト「たっだいまー」
ミサト「って、どうしたのこれ!」
アスカ「あっ、ミサト。おかえり」ゼェハァゼェハァ
ミサト「アスカッ!なんでシンちゃんが倒れてるの?!」
アスカ「朝から熱あったんだけど・・・また一気にあがっちゃったみたいで」ゼェハァゼェハァ
ミサト「なんでアスカはそんな疲れてるのよ」
アスカ「ちょっとね」
ミサト「シンちゃん大丈夫?!シンちゃん!」ユサユサ
シンジ「・・・グフッ」
ミサト「シンちゃーん!」
アスカ「(ふー・・・シンジったら、体調悪いくせに張り切っちゃって)」
アスカ「(まあこれだけ粘膜同士で触れ合ってれば、確実に菌はうつったわよね)」
アスカ「(楽しみだなー。献身的なシンジのか・ん・ご)」
アスカ「ふふっ」
~終劇~
ssはこれで以上です。
最後まで見てくださった皆様。支援していただいた皆様。
本当にありがとうございました。
バリバリの受験生ですが、ネタが浮かんだらまた書きたいと思います。
それでは。
このSSまとめへのコメント
あまああああああああああああああああああああああああああああい