八幡CV若本「ぶるぁぁぁあ"あ」 (298)

高校入学式前日


小町「お兄ちゃん!お父さんの本棚の上の方にあるやつが取れないんだけど、とってー」


八幡「はあ、ちょっと待ってろ……でどれだ。」


小町「脚立不安定だから、気をつけてね」


八幡「ああ、…これか?」


小町「そうそれ!」


八幡「ほらよ…うわっ!」グラッ


小町「あぶない!」


八幡「」ゴン


小町「お兄ちゃん、お兄ちゃん!」ユッサユッサ


八幡「」

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小町「どうしよう……ち、血が出てる。きゅ、救急車っ呼ばないと!」タタッ


八幡「まて」ガシッ


小町「ひっ!お、お兄ちゃん!大丈夫なの?」


八幡「私は全てを思い出した…」ドクドク


小町「へっ?(なにこれ、マジヤバい。ヤバいじゃなくて危ない)、とにかく救急車呼ぶね!」


八幡「神は我に第二の人生を与えたもうた。……輪廻とは、異教徒共の世迷言と思っていたが、神は背信者を天国へは導いて下さらなかったのか」ダラダラ


小町「もしもし……救急です、モガッ!」ツーツーツー


八幡「まてといったろう!傷なら問題はない。」


小町「あれ、血が止まってる?で、でも一応病院で診てもらう方がいいんじゃ。」


八幡「ううむ、この身体になっても再生者(リジェネータ)としての機能は失ってなぞいない様だ。……だがしかし、なるほど、信仰心の問題か、はたまた魂の有り様か、何かが枷となって今までは人並み程度に抑制されていたのだな。」


小町「お、お兄ちゃん?な、何言ってるの?怖いよ、やめて。」


八幡「ごめんねぇ、小町。女子供はもう寝る時間だ。さぁ、寝室へ行きなさい。お祈りを忘れるんじゃぁないよ。」


小町「お、お祈り?ま、いいや。おやすみ、お兄ちゃん。できれば病院行ってね。(このままじゃ病院行かないよ。隠れて様子見て、倒れたら通報しよう。)」

八幡「それにしても、神の御導きにより二度目の生を受けたのにも関わらずこの体たらく!今まで、この私、比企谷八幡として受けてきた、屈辱の数々!嘗て私が受けてきた、異教徒、プロテスタントのカスどもからの仕打ちに比ぶれば、ささやかながらも!この極東の地の信仰心の薄さは憂わざるべからず!しかし、豈に、逆徒たるこの私に宣教師が務まろうか。」


小町「」


八幡「まずは手始めに、我が高校デビューを以ってして、千葉県民の教化を始める!良き加那我が闘争!我が使命は、我らが神に仇なす、異教徒共をその最後の一片までも、教化することとみたり!」


八幡「ならば、我がなすべきことは、唯一以って、きたる入学式に備え、いち早く就寝すること!」ガチャリ


小町「ひっ!」ビクッ


八幡「むっ!どうした小町?いけない子ダァ。夜更かしは、いけませんよ。悪い子は天国へいけません。早くおやすみなさい。」


小町「はい!」

八幡「んんん!いいーい朝だ。」


八幡「おはようございます。小町。」


小町「おはよう、お兄ちゃん。」ビクビク


八幡「挨拶はきちんとしなきゃ、いけませんよ。」スチャ


八幡「天に召します、我らが神よ…」ブツブツ


小町「お兄ちゃん、怖いよぉ。」


八幡「イエ"ィメ"エェエエェン!」


小町「」

八幡「少し早いが、我が高校デビューの記念日だ。早く家を出て、学校の下見といこう。それでは、行ってきます。小町も乗っていくかい?」


小町「わ、私はイイよ!こんなに早く出る必要ないし、(お兄ちゃん怖いし)」


八幡「ならば私は歩いて行くとしよう。我が愛しの千葉の空気を感じたい。やはり、この地はどこか、バチカンに似ている。」スタスタ


由比ヶ浜(パジャマ)「(眠い)サブレ〜速いよぉ」


サブレ「キャンキャン!」テテテテ


由比ヶ浜「あっ!サブレ!!」


サブレ「ヘッヘッヘッ!」ダダダッ!


八幡「おやっ!?猫だ。何をしている危ないぞ!ええい、チクショぉ!!」


黒い高級車「キキー」


八幡「犬畜生じゃねぇか!ぶるぁぁぁあ"!!」ドゴン


雪ノ下「キャーー!」


ゴキゴキバキバキバキバキ!


黒い高級車「やっと停車」


雪ノ下「今のって…ヒト…よね?」ガクガクブルブル


運転手「わ、私にはイヌに見えましたが」サーッ


比企肉「」ベチッ


サブレ「キャンキャン!」


由比ヶ浜「い、いやああ"あ"あああ"!」


比企肉「ぶ、ぶぶ」ベチベチベチベチヌチャグチュヌチョ


挽ヶ谷「ぶるぁぁ」モトドオリ!


八幡「これぞ、我がカトリックの叡智の決勝!物質至上主義のカス共の作り出した鉄の箱如きに滅されるバイヨネットではないわ!」


由比ヶ浜「」サブレ「クーン」


八幡「娘は無事だな。」

なんかゴチャゴチャしちゃってすみません。もう寝ます。


次回予告


2年生になった比企谷(アレクサンド・アンデルセン)は厨二仲間の材木座を除き、友人のいない、所謂ボッチになっていた。


嘗ての、彼のカトリックも、彼のイスカリオテもこの世界には存在すらしていなかったのだ。彼は完全に絶望した。


そんな折、進路のプリントに「全人類の教化と異教徒の殲滅」と書いたことをキッカケに、師平塚静に、奉仕部へと連行される。


世界(ちば)を震撼させる。彼の宣教人生がここから始まる。


次回「我は己に問う 汝何ぞや!! 我は足利!足利の義輝也(なり)!」

をお送りします。


雪ノ下「に、肉塊がっ、たっ、立ったわ!!」


運転手「に、逃げましょう!!」ブロロー


雪ノ下「何を言ってるの!ダメに決まってるでしょう!?」


黒い高級車(バンパーがベコベコです)


八幡「轢き逃げとは、明白な背信行為!!それは、テメェら異教徒(ブディスト)でも同んなじじゃあ、ねえのか!ジャップがよお!」


八幡「Jesus is in a heaven! 嗚呼!神よ!迷える子羊が今御許へ向かいます。Amen!(エイメン)」スカッ


八幡「……」


八幡「(銃剣持ってなかった)命拾いしたな、異教徒の猿がッ!次は[ピーーー]!必ず[ピーーー]!」


ーTo be continued.




saga間違えた、チクショおおおおお!


Fucking 予測変換!この異教徒の予測変換(メスブタ)が!


次は殺す!必ず殺す!


Amen!

ーーーーー昼休み


戸部「飯飯!マジ腹減ったわー」


三浦「隼人となり座るよ」


ガヤガヤ


八幡「皆の者、静まれェエ!!」ドン


八幡「貴様ら、弛んでいるぞ!!テメェら極東の猿どもに!食前のお祈りをしろとまでは言わねぇ、だが!いただきますの挨拶とともに、食事を与え給うた命に対して、感謝するべきじゃあねえのかよ!!」


ウワーマタヒキガヤガファビョッタヨ


シカトシカト


葉山「まあまあ、ヒキタニ君落ち着いて!さあ、みんな!手を合わせて!いただきます!」


イタダキマース


葉山「これで満足だろう?ヒキタニ君?」


八幡「…まあいいだろう。」チッ


ガヤガヤ


戸塚「神よ、私どもを養っていただきありがとうございます。(中略)アーメン…さ、八幡!一緒に食べよう?」


八幡「あな、由由し!彩加よ。我らが美しき信徒はここに、御前だけだ。嗚呼、神よ、私にも布教のざえを与え給え!Bless Lord, this food to our use,And us to thy loving service;And make us ever mindful of the needs of others. We need you Lord to lead us on and on. For Jesus' sake. Amen.」


セイトノヨビダシヲシマス


平塚『ああ、テステス。2年、比企谷。至急、職員室へ来なさい。』

八幡のセリフがやはり長くなります。飛ばし読みしてもおそらく差し支えありません。


お祈りがいい加減になってしまいました。私は厳格な信徒ではございません。stryper の歌詞を参考に書いております。全国の信徒の皆さん、申し訳ありません。これからも、ご機嫌を損ねるかと存じます。どうか、そっとブラウザを閉じてください。


異教徒の皆さんは引き続きお楽しみください。Amen.

科学とは嘘であり、悪である。



科学をおう歌せし極東の猿達は常に自己と周囲を欺き

自らを取り巻く環境のすべてを物質至上にとらえる。



 

彼らは科学の2文字の前ならば

どんな一般的な教義も絶対普遍の真理もねじ曲げてみせる。

 



彼らにかかれば原罪も罪科も公害も戦争でさえも

科学の贄でしかないのだ。



仮に神を否定することが科学の道であるのなら

女淫する人間も殺人する人間も

また 科学の信徒でなければおかしいではないか。



しかし彼らはそれを認めないだろう。

すべては彼らの物質至上(ごつごう)主義でしかない。



結論を言おう。

神を信じぬ愚か者ども、絶滅せよ!Amen!そうあれかし。


比企谷八幡「高校生活を振り返って」



平塚「何だね、これは?」


八幡「高校生活を振り返って、と書いてあるようだが?」


平塚「だが?ではない!絶滅するのは君だ!それに敬語はどうした?ここは日本、武士道と儒教の国だぞ!私が相手だからいいものを、社会に出てからどうする!?長幼の序を弁えろ。」


八幡「そもそも、高校生活を振り返ることに何の意味があるのですか。面接の練習ですか?なるほど、それならば納得です。このプリントは有用だ。だがしかし、教諭殿たちが己の自己満足のために、生徒を実験動物を見る目で虚言を書かせるならば、豈に私どもは誠意を以って答えるに足るでしょうか。」


平塚「御託は結構だ。……君は重症、いや、末期だ。危篤だ!………仕方がない。比企谷、君(キミ)にはとっておきを処方しよう。」


八幡「先生殿のとっておき。ならば、私も誠意を以って応じなければなりません。」


平塚「君にはある部活に入ってもらう……」

ーーーーー放課後


八幡「風が気持ちいい……こんな安らかな気分になったのは久方ぶりだ。」


八幡「結局、イスカリオテとは交信できずじまいか。かのレコンキスタも、なかったことになっているらしい。インターネットとは便利な世の中になったものだ。」


八幡「それにしても、平塚(おんてき)はまだ来ないのか……まあ、待つのも一興だ。」


由比ヶ浜「あれ、あの人ってもしかして」


八幡「イスカリオテの記述はユダに関する記述しか見つからなんだ。13課の事は露見してないのだな。ただ、プロテスタント(異教徒)の狗(いぬ)インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシングは確かに、Earl (Countessの方がいいかも、伯爵のこと)に名を連ねているのを確認した。」


由比ヶ浜「あのー…話しかけづらっ!どうしよぅ」


八幡「やはり、ヘルシング機関は存在するのか、しかし、あれから、10年経っている。これはもしや、パラレルワールドというやつであろうかっ。」


八幡「孤児院の検閲のためにドラえもんを読んでいて助かったな。極東の猿どもにまた、救われたのか……。異教徒どもは唾棄すべきだと、分かっているのに、アレクサンド・アンデルセンとしての50年より、比企谷八幡としてのたかだか、十幾年の年月が勝るということか。確かに、教化が無くとも、この国は道徳に充ち満ちている。然し、心の貧しさはやはり、拠り所を求めているのではなかろうか。」


由比ヶ浜「ね、ねえっ」


平塚「悪い悪い、待たせたな!」


八幡「いいえ、丁度今、お祈りが終わったところです。」


平塚「…そ、そうか。」

平塚「こっちだ。」スタスタ


由比ヶ浜「行っちゃった………」


八幡「 I'll pray for the lord to be with you. 」スッスッ


由比ヶ浜「(十字を切った?こっちに気付いてたの?)」


平塚「それにしても、そのマントと手袋はどうにかならんのか?」


八幡「これは信徒の正装です。啓典には、服装の制限はありません。かつて、女性の服装を取り締まった時期があったことは認めますが。さらに、貴校の校則にマントの規定は無いはずです。ただ、制服着用と。」


平塚「君には、何を言っても無駄なようだな。」


平塚「ここだ。」ガラッ


雪ノ下「」ペラペラ


雪ノ下「ノックくらいして下さい。平塚先生。」スクッ


平塚「すまんすまん。」


雪ノ下「誰ですか?その、黒マント筋肉ダルマは。」


平塚「新入部員だ。」


八幡「はぁぁ"じめましてェ"。比企谷八幡、真名をアレクサンド・アンデルセン。厳格な、カトリック。バチカンの住人だ。」


雪ノ下「」


平塚「こいつの矯正を依頼しにだな、きたのだよ。ははっ。」


雪ノ下「キチ谷君?だったっけ。あなた、初対面の女性への挨拶がなってないわよ。最後に女性と話したのはいつかしら?」


つまりもう外見は神父になってるんじゃないか?

八幡「此れは此れはフェミニストのFr・ulein(お嬢さん)、信徒に対する侮蔑は身を滅ぼしますよ。最後に女性と話したのは、二時間ほど前です。極東の土人が躾がなっていないので、説法を授けました。今日も功徳を積み、私は原罪へと立ち帰るのです。」


雪ノ下「む、フェミニスト呼ばわりとは許せないのだけれど。先生、私には荷が重すぎます。自分ができないからって、こっちに転嫁しないで下さい!」


平塚「どうした、お前らしくもない。姉に追いつきたいのだろう。ここが踏ん張りどころではないのか?」


雪ノ下「くっ、分かりました……依頼、承ります。」


平塚「そうかそうか、それは良い。(今度、ラーメン奢るからな。)」


雪ノ下「仕方がありませんね。(今度の土曜、必ず)」


八幡「それで、雪ノ下、汝の名を述べよ。」


雪ノ下「雪ノ下、雪乃よ。」


八幡「ならば、雪乃よ。我が部活はなんぞや!」


雪ノ下「奉仕部よ。」


八幡「奉仕、よもや、淫行ではあるまいな!」


雪ノ下「そんなわけないじゃない!!持つものが、持たざるものに手を差し伸べるのが目的なの。」


八幡「チッ、ブルジョアジーめ。ならば、我が野望、千葉、延いては日本の教化にうってつけではないか!此れこそ、主の御導きに違いない。」


雪ノ下「(中略)私は変えたいのよ、この世界を、私の手で。」


八幡「傲慢だな。だが、それでいい。人は皆、神ではないのだから、己の視点からでしか、己の持つ尺度でしかものを測れやしない。ならば、私は独善を貫こう。此れこそが我が道だと。此れこそが神だと。」


雪ノ下「違いないわね。貴方は狂っているけれど、何処か私と似ているのね。きっと、私もエデンに帰りたいのね。」


八幡「其れが汝の救済ならば、信ずる限り、必ず与えられるであろう。そうあれかしと。」

>>57


一年間、小町が怖がるのを無視しながら鍛錬をしました。172cm75kg位に成長しています。

階段で懸垂とか、苦痛に耐える訓練と称して自傷したりとか、小町の心労はもはやヤバい領域です。聖書ワープ用に大量に聖書を並べたり、銃剣をしこたま床下に隠したりを見ているわけです。


ところで、八幡の、説法が長すぎて、材木座が出せません。次回予告()になってしまいました。


まだ、アニメ1話にも満たないとか、マジワロス。


>>59


フロイラインが文字化けしました。


彼が、わざわざドイツ語を使ってるのは、敵国の言葉(異教徒の言葉)を使うことで、雪ノ下を貶める意図からだと考えて下さい。

キチガイ書くのって楽しい。


台詞がスラスラ出てくるぜ。

平塚「どうやら、早速打ち解けたようだな!私は去るぞ。」ガラッスタコラサッサ


雪ノ下「はあ、逃げたわね。キチ谷くん、私は普段はこうして、本を読んで時間を潰しているの。あなたも好きなようにくつろぐといいわ。」パラパラ


八幡「ならば、私も我が啓典を復読するとしよう。」パラパラ





コンコン


雪ノ下「どうぞ。」


由比ヶ浜「やっはろー、奉仕部ってここでいいのかな?」ガラッ


雪ノ下「ええ。」


由比ヶ浜「あっ!」


八幡「ようこそ、奉仕部へ。救済ですか?依頼ですか?」


由比ヶ浜「あなたは、さっきの…」


雪ノ下「救済!?あなた、何をする気なの!?」


由比ヶ浜「ああ、ええっと、クッキーを贈りたい人が居るんだけど、どうしてもうまく作れなくて。」


雪ノ下「キチ谷君聞いてるの!?」


八幡「狼狽えるんじゃあ、ありませんよ。それでは、お嬢さん、我々はクッキー作りを手伝えばいいのかな?」


雪ノ下「はっ!わ、悪かったわ。私は雪ノ下雪乃。これ位で取り乱したりなどしないわ。落ち着くのよ、雪乃。この男のペースに乗せられてはならないわ。」


雪ノ下「では、調理室の許可を取ってくるから、その間、大人しくしていてちょうだい。」


八幡「了解したぁ」

文化祭で実行委員長になり、キリスト教布教メインのものにしようとしそうだなww

八幡「エロ…ェロエロエロエロエ"ゴブッ………」ビチチチチチチ


八幡「ゲフ……うぉ"………」


八幡「ゼェ……ゼェ…」

雪ノ下「由比ヶ浜さん、あなたクッキーに何を入れたの?」


由比ヶ浜「へ?確かにちょっと焦げてるし、粉っぽいけど、変なもの入れてないよ?」


雪ノ下「うそ……」パクッ


雪ノ下「うっ!」ゲホッ


雪ノ下「パクチーね…」


由比ヶ浜「パクチーなんて入れてないよ。………コライ、コル………」


雪ノ下「コリアンダーね…。」

由比ヶ浜「コリアンダー!コリアンダーだ。…なんかね、隠し味になるって本に書いてあったの。バニラエッセンスじゃ、ありきたりだと思って…」


雪ノ下「…」


雪ノ下「先ずは普通に作ってみましょう。普通にできない内から、自己流でやってたら上手くできるはずがないわ。先ずはレシピ通りに作ることを学びなさい。」


由比ヶ浜「はーい。」

八幡「」

ーーーーー
ーーー


雪ノ下「うーん………にちゃっとしてて、はっきり言って不味いわね。時間もちゃんとしてたし、粉もきちんと練れていたのに…ミステリーね」


八幡「」エクトプラズマー


由比ヶ浜「ング…ほんとだ、不味い。」


雪ノ下「………はぁ…とにかく、見本を見せるわね。」


ーーーーー
ーーー


チーン


雪ノ下「焼けたわ。」


由比ヶ浜「わーあ。おいしそう。」


八幡「水が美味え………」グビグビ


由比ヶ浜「モグモグ………おいしい!!雪ノ下さん凄い!!」


雪ノ下「これくらい、普通だと思うのだけれど。」


八幡「パクリッと……………Catch my heaAAArt!!」ベリーメロン!




由比ヶ浜「やっぱり、雪ノ下さんは凄いなぁ。なんでも出来て………あたし、才能ないから、こういうのやってもダメで………」


由比ヶ浜「私も雪ノ下さんみたいだったらよかったのに……」


雪ノ下「あなた今、才能がないって言ったわね。その認識を改めなさい。最低限の努力もしない人間には、才能がある人を羨む資格はないわ。成功できない人間は成功者が積み上げた努力を想像できないから成功できないのよ。」コピペー

由比ヶ浜「………」


雪ノ下「(はっ!)………ちょっと言い過ぎたかしら……」


八幡「…」


由比ヶ浜「…い」


八幡「ふふふっ」


由比ヶ浜「かっこいい!!」


八幡「ふはははは!面白い!!」


雪ノ下「へ?」


由比ヶ浜「普通、そんなハッキリ言えないもん!私なんか、いつも、空気読んじゃって、周りに合わせてばっかりで、雪ノ下さんみたいに自分がしっかりしてないから………」


雪ノ下「そんなことな八幡「気に入ったぁ"!ただ胸のでかい、売女(ばいた)かと思っていたが、なんと真贋を見る目のある女ではないか!!」


由比ヶ浜「むねっ……///」


雪ノ下「紅くならないでちょうだい。遠回しに馬鹿にされてるのよ。」


由比ヶ浜「むっ!そうなの!?ヒッキー!」


八幡「頭が悪いと言ったのだ。そうムキになるな。こんの私がぁ"真の手作りクッキーを見せてやろう!」


ヒッキーリョウリデキルノ?


ヒッキートハナンゾヤ!ワガマナハアレクサンド・アンデルセンノミ!


ヒッキーキモイ!

ーーーーー
ーーー


八幡「おー待たせしたぁ"」ドヤァ


クッキー「」シュワシュワ


雪ノ下「これが…クッキー?あなた馬鹿にしてるの?」


由比ヶ浜「うわぁ、私のコリアンダーの方がマシそう…」


八幡「わが神聖なるLord(ロード)の毒杯にあやかっている。………どぉうぞ、ご賞味あれ!」


由比ヶ浜「…」雪ノ下「…」


由比ヶ浜「雪ノ下さん…」


雪ノ下「…ゴクッ………………やっぱり、由比ヶ浜さん、貴方のために作ったのだもの。あなたがファーストペンギンになるべきよ。」


由比ヶ浜「…えい!!」パクッ


雪ノ下「…どう?変わりない?」


由比ヶ浜「…普通に不味い。」


雪ノ下「…よかった。毒は入ってないようね。」


八幡「発泡してるのはただの炭酸ガスだ。イグゾーティク(エキゾチック)であろう?」


雪ノ下「…そうね。」

八幡「つまり!俺が言いたいことは!頑張って作ったという事実が!相手を思う過程が大事なのであって!味など二の次だということだ!神はその過程を観ていて下さるのだ!」


雪ノ下「つまり、由比ヶ浜さんのクッキーはこのままでいいってこと?」


八幡「うまいクッキーを食わせたきゃぁ、デパ地下のクッキーでも包んで渡せばいい話だろう?」


雪ノ下「そうね。貴方の言うとおりね。でも、由比ヶ浜さん、少しは練習した方がいいわよ。後は、味見しなさい。味見!」


由比ヶ浜「………」


雪ノ下「由比ヶ浜さん…」

由比ヶ浜「…いい///」


雪ノ下「由比ヶ浜さん?…」


由比ヶ浜「かっこいい!!」


雪ノ下「…」


由比ヶ浜「ゆきのんもヒッキーも凄くかっこいいよ!ありがとう!何だか、がんばろうって気持ちが湧いてきたよ!あとはあたしでがんばるね!」


雪ノ下「…ふふ。これで依頼は完了かしら。飢えに苦む人間にまた、魚の取りk八幡「味見位なら何時でもしてやる。何時でも、奉仕部を訪ねて来なさい。」


由比ヶ浜「何時でも?///」


八幡「私の教え子の成長を見ていたいのですよ。」


由比ヶ浜「うん!じゃあ、毎日、ヒッキーのために作って持ってくるね!(キャーあたしなに言っちゃってるの?)」///


八幡「嬉しいことを言う。かわいい娘ができたようだよ。」


由比ヶ浜「か、かわ//」ポッ


八幡「いいーいですか?大切なのは相手を想う気持ちですよ。忘れてはなりません。」


由比ヶ浜「///」コクコクコク


雪ノ下「…」ボーゼン

アニメ1話はこの辺でしたっけ。とりあえず、文化祭までは本編に沿って、その後地獄の奉仕部イギリス慰安旅行編にしましょうか。


やっぱり、厨二病ってこれ位尖ってないと行けませんね。ちなみに私が罹患したのは、小学校低学年のときでした。両親の英才教育の賜物ですね。

翌朝


小町「…」


八幡「どおしたのです?小町。いただきますは?」


小町「いただきます。」


八幡「……ェィメン」ブツブツ


小町「モグモグ」


八幡「モグモグ」




八幡「小町、今日も自転車の後ろには乗らないのですね。お兄ちゃんは寂しいですよ。」ガチャリ


小町「うん。」


八幡「いいですか?車には気をつけるんですよ。」


小町「うん。………………行ってきます。」


八幡「返事は"はい"です。」


小町「…行ってきます。」

昼休み


ワイワイガヤガヤ


三浦「でさー………だよねー。」


海老名「Oh, I knew I knew ! I hear 'bout it once before!」


三浦「姫菜、擬態しろし。」


チョーウケルー


由比ヶ浜「あはは…」




三浦「でさー…でね………あ!そうだ。ところで結衣、飲み物買ってきて!」


由比ヶ浜「えっと、ちょっと用事があって………抜けたいかなぁって」


三浦「え?何?ちょっと付き合い悪ーい。いいじゃん、出るならついでに買ってきてよ。それとも何?言いたいことがあんなら、あーしにちゃんと言いなよ。」


八幡「?」


由比ヶ浜「えっと、えっと…そのまま、休み時間には戻ってこないかなって…」


三浦「はっ?しんじらんねーし。あーしたち友達でしょ?」


由比ヶ浜「えっと…」


葉山「ちょっと優美子、落ち着けって…」


三浦「何?聞こえないんだけど、ハッキリ言えないの!?」


八幡「ぶるぁぁぁあ"あ"あああ"!!!うるせえ!………………うるせぇよ!!こんの!売女(ばいた)がああ"あああ"ぁあ!!!」ツクエバーン


三浦「ひぃっ!」ビクッ


ヒキタニガファビョッター

今日はここまで。


このSSの八幡は、ヒキガヤだと正しく周知されています。ヒキタニ、またはキチタニがクラスでのアダ名です。


その狂信ぶりと正義感、カリスマ性から、一部に人気がありますが、女子供にも(悪と判断した時に限り)容赦がないことから、恐れられています。まだ前科はありませんが、上条さんの男女平等パンチより一歩先を行く、男女平等首刈りスキルを持っていますから、当然です。


彼のクラスでの立ち位置は、まさにクラスの中心人物と言っていいでしょう。ただ、そのクラス内の派閥分布図を描くと、見事にドーナツ化現象が起きています。その中心が彼なのです。

こいつ等神父と普通に話してるのか すげぇな

>>95


イスカリオテの消息が分からないので、これでも少しは気に病んで大人しくなってるんです。

八幡「結衣はてめぇの友達じゃあ、ねぇのかよ"うっ!?三浦さんよ"うっ!!」


三浦「だから八幡「友為(た)るは情あるが故なり!情とは愛なり!汝、神と信徒為(た)るこの私の前で!友と指す物を威を以って恣(ほしいまま)にせんとする!」


結衣「ヒッキーおちつ八幡「此れを悪と呼ばずに何とする!!」ズイッ


ヒッキーカオチカイヨ!


三浦「ひっ……ゴ、ゴメンナサイ!」ポロポロ


三浦「ヒグッ………エグッ……」ポロポロポロポロ


壁|雪ノ下「…」ボーゼン


葉山「ヒキタニ!言い過ぎだぞ!!」


八幡「あ"あ!?」


葉山「!!っ……女のコにどなるのは…よくなぃと…」ビクビク


三浦「うう"……」ポロポロポロポロ


八幡「……泣けば済むとでも思っているのですか?私に誤ってどおうするのです?」ニコニコ


三浦「……」ポロポロ


由比ヶ浜「ヒッキーもういいよ。そこまですることじゃないから。」

八幡「良いですか?ユミコさん…暴力を振るっていいのは、悪魔(バケモノ)どもと異教徒だけですよ。威を以って隷属させるのは暴力です。……結衣は貴方の同族なのでしょう?」


三浦「…ヒック……う……結衣、……ゲホ……うぐ……ゴメンね。…」ポロポロポロ


八幡「…それで良いのです。良い子ですよ、ユミコ。それで良いのです。」


八幡「…それでは」スタスタ


葉山「よしよし、大丈夫だよ。ほら、泣き止んで。」サスサス


三浦「う……うわぁぁぁあ"…ーーん」ポロポロ


ユミコカワイソー


相模「…(あいつには逆らわないようにしよう)」ガクブル

ーーーーー
廊下


ウワ"ーン


雪ノ下「…あなた、やるわね……私が出て行こうと思ったんだけど……全部あなたに言われてしまったわ。……少し言い過ぎだけれど。(あの高慢な女には丁度いいかも)」


八幡「……クソが」スタスタ


雪ノ下「…これじゃ外まで、鳴き声が聞こえるわね。……この世の終わりじゃあるまいし、そんな泣かなくてもいいんじゃないかってくらいね。」


八幡「…私は、怖くない。少し目が腐っているだけだ。…さらばだ。」スタスタ


雪ノ下「…寧ろ、ギラギラしてるけどね……人が殺せるってくらいに。」



由比ヶ浜「…おーい。ゆきのんっ!やっはろー。」トテトテ


雪ノ下「やっ………あら、由比ヶ浜さん。こんにちは。」

ーーーーー
ーーー


放課後・部室


八幡「…違いますよ、結衣。load(道路)ではなくlord(主人、イエス)です。英語が出来なくてはいけてはゆけませんよ。かつてシナ人がいっていたでしょう?敵を知り、己を知れば百戦危うからず、と。」

由比ヶ浜「えっ!アメリカ人て敵なの?」


八幡「…それはイギリス英語ですよ。唾棄すべき、プロテスタントの狗(いぬ)どもの言葉です。」


雪ノ下「…」イライラ


由比ヶ浜「へぇ…じゃあ、アメリカ語は英語じゃないの?」


八幡「よく、この学校に入れましたね。これが、日本の教育システムの弊害でしょうか。杓子定規な詰め込み教育……やはり、我らの教化が必要なようです。」

雪ノ下「ヒキガヤ君!!部室で布教するのはやめて頂戴!!無垢で可愛い由比ヶ浜さんに!変なことを吹き込まないで!!!」


由比ヶ浜「…ゆきのん、ゆきのんも、十分かわいいよ~///」


雪ノ下「くっ!」


八幡「…何か言うのも野暮ってもんだ。………だが、一言言わせて貰おう。女色は罪だが、同性愛の欲求を持っているというだけでは罪ではない……ただ、私の前でことに及んだときは………」


雪ノ下「んなっ!!私はノーマルよ!変なこと言わないでちょうだい!話を逸らさないで!!」


???「ジューダスプリースト!!」ドアバーン


八幡「!!」


雪ノ下「!」

材木座「我だ。」


八幡「剣豪将軍か。」


雪ノ下「誰よ!このピ………大きいお友達は。」


材木座「けぷこんけぷこん、我は新しい原稿を持ってきたぞ!!アンダーソン君がかの地にいると聞いて参った。」ラミパスラミパスルルルルル


雪ノ下「…」


八幡「…」


由比ヶ浜「…」


材木座「…」


材木座「…小説を書いて来たんですぅ。お願いします。読んで、感想ください!」


雪ノ下「…それは、依頼ということでいいのね!!(ようやくマトモなのきたー!!)」


雪ノ下「読むわ!今すぐ!!明日までに読んでくる!じゃあ、今日はお開きね!!さようなら、由比ヶ浜さん、キチタニくん」バイバーイ


八幡「…アンデルセンだ。………次はない。」ドアバターン


材木座「は、はひ(はい)」


由比ヶ浜「…」ジー


材木座「…」


由比ヶ浜「待ってよう、ヒッキー。」ドアバターン


材木座「…」グスッ

教化度


八幡>聖人>越えられない壁>ハインケル>由比ヶ浜>材木座>異教徒>ジャップ>小町>三浦>葉山>雪ノ下


天使枠・戸塚


身内枠・小町

>>115


追記、あくまでアンデルセン視点で、です。


教化度なので、敵視度とも少し違います。精神年齢80近いアンデルセンからみたら、皆まだまだ子供ですからね。

>>65


その通り、我らは死の天使の代行人である!これより弾劾裁判の判決を行う!被告「実行委員長」!被告「相模南」!判決は、罷免!罷免だ!罷免罷免罷免罷免罷免罷免!お前は哀れだ、だが許せぬ!実を結ばぬ烈花の様に散れ!そこを見張れ!あそこを見張れ!我らの敵を根絶やしにせよ!目標!「前方」!罷免執行!
除名だ除名だ除名だ除名だ!いいぞ、クビだ!これが我々の力だ!見てみよ!これがヴァチカンの力だ!虫けらめ!はははは!見ろ、あの哀れな女を!辞めた無能だけが良い無能だ!

投下が終わる時は言って欲しいな

>>119


もうちっとだけ続くんじゃよ。

11時くらいに、3レスほど投下します。

ーーーーー
ーーー
またまた放課後


雪ノ下「…」


材木座「…」


雪ノ下「何これ?」


材木座「…渾身の一作でございます。姐御。」


雪ノ下「文法はしっかりしているし、多少倒置法がうるさいけれど、全体としてとても読みやすいわ。」


材木座「そうであろう。そうであろう。」


雪ノ下「一文一文が韻を踏んで、美しい詩のようなのだけれど、」


材木座「…だけれど?」


雪ノ下「どうして、ヒロインを始め、まともな人は皆殺されてしまうのかしら?」


材木座「……」


雪ノ下「そうね、強いて彼らの共通点を挙げるなら、カトリックではないことかしら?」


材木座「…」

雪ノ下「それに、この主人公どう見てもヒキガヤ君よね?それに、どうしてツンデレの彼女がレイプされた挙句、刻まれなければならないの?というか、これ私よね?それに、私はツンデレではないのだけれど?私、あなたに何かしたかしら?」


材木座「…八幡〜女史がいじめるでごさるよ。」


雪ノ下「…」キッ


八幡「…何のことだ?義輝が私に神の教えを問うのならば、私は答えなければなるまい。私は何も関係ない。」


雪ノ下「…材木座!」キッ


材木座「ひいっ!!助けて!先生!!」


八幡「嗚呼、我が友よ。恐れることはない。汝が恐怖は、今、まさに取り除かれん。私と共にただ、そうあれかしと祈るのです。」

雪ノ下「…何だか気分が悪いわ。」


コンコン


雪ノ下「どうぞ」


戸塚「あのう」由比ヶ浜「やっはろー!」


八幡「彩加か。どうしました?」ニコニコ


戸塚「ええと、僕、テニス部なんだけどね、」


雪ノ下「依頼ね!(今度は可愛い女の子。ハズレなわけがないじゃない。)」


戸塚「3年生が引退しちゃうとね、総武高って、男子テニスは人気じゃないから、すごく弱くなっちゃうんだ。」


雪ノ下「それで練習を指導すればいいのね?じゃあ、急いでコートの使用許可を取ってくるわ。(死ぬまでランニングに、死ぬまで腕立て伏せアンド素振りよ!)」


雪ノ下「(今度は女子テニス、女子よ!女子女子女子女子!!)~~」タタタ

八幡「廊下は走るんじゃぁねぇ!!」


材木座「アンデルセン先生、雪ノ下女史が心なしか病んできているのではありませんか?」


八幡「それは、いけませんねぇ………amen」スッスッ


由比ヶ浜「彩ちゃん可愛いもんね?きっとゆきのんも嬉しかったんだよ。」


ーーーーー
ーーー


戸塚「やっぱり、八幡はテニスが上手だね!授業の時も壁当てのフォームが綺麗だったもん。」


八幡「テニスは紳士のスポーツですから。」


戸塚「八幡って紳士なの?」


八幡「馬鹿を言うんじゃあ、ありません。………私が英国紳士(プロテスタント)に負けることなどあってはならないからです。たとえゲームでも戦争であっても。」

戸塚「ふふっ。八幡らしいや。」ニコニコ


八幡「うふふふ。」ニタア


ーーーーー
ーーー


由比ヶ浜「えいっ!………とぉ!」パコーン


戸塚「ふっ………やっ!」パコーン


パコーンパコーン………


八幡「あらあら、そんなに大きな荷物を運んで………精が出ますね。」


アリンコ「わらわら」つイモムシ


材木座「はっちまーんっ!」


八幡「ブツブツ」


材木座「話を聞けーい!必殺"Cardiac Arrest !"(カーディアック・アレスト)」スマーーッシュ!!


アリンコ「プチッ」バコーン


八幡「!」


八幡「……」


八幡「」


材木座「…あは、あはは………悪気はないのだ、ただちょっと構ってもらいたくて…」ガクブル





材木座「…ぬわーーーーーっ!!」

遅くまでありがとうございました。本日はここまでです。


材木座は別に死んでませんよ。ちょっと八幡のマイクタイソンフックを食らっただけです。

>>108
道ってroadじゃ…

>>130


お恥ずかしいことに、now loading のロードでしたね。

戸塚「キャッ!」ステーン


八幡「大丈夫ですか彩加?」タタタタタッ


戸塚「いてて、足捻っちゃった。」


八幡「これはいけない!結衣!」


由比ヶ浜「あわわ…」アタフタ


雪ノ下「私が、氷を取ってくるわ。」


八幡「立てますね?」


戸塚「うん、大丈夫。ごめんね、せっかく練習付き合ってくれたのに。」


由比ヶ浜「彩ちゃん…」


八幡「何を言うのです。大事に至らなくてよかった。ほら、肩を貸しなさい。」

タイトルコール忘れてました。


HELLSING the Resurrection in Boso ep. 一12 八幡「ここに聖戦(テニヌ)を宣言する!!」

をお送りします。

テニヌ編はあまり面白くないので、ダイジェストで良かですか?

葉山三浦戸部海老名「ワイワイガヤガヤ」


三浦「あれ、結衣じゃん。テニスなんて…やっ…てるの………」


由比ヶ浜「あ!優美子、やっはろー!」


八幡「………」


三浦「…」ビクビク


八幡「何か……ご用ですか?」


三浦「…あの、あーしも、わたしも混ぜてもらいたいなあって…」


八幡「見てわからないのですか?この場所は、男子テテニス部の練習補助のために、我々奉仕部が、我々の名を以って借りているのです。」


三浦「そ、そうよね!ダメよね!」


戸部「でもあんたら今、使ってなくね?それに、みんなで練習したほうが盛り上がるっしょ!」


葉山「(黙ってろ!!)」ツメガリガリ


三浦「…」ゼツボウ

八幡「………あなた達に毎日の昼休み、及び放課後の幾数時間を費やす覚悟がある様には見えないのですが?」


戸部「は?何言ってるかよくわからないんだけど………」


八幡「俺らは、俺らでやるから他所者が入ってくるんじゃぁねぇよ!!」


戸部「ひっ(こえぇ)」


葉山「(ええいっ!もう、どうにでもなれ!)」


葉山「そこまでだ!」メチバシリ


八幡「…あ?」ギロ


葉山「…」


葉山「は…はい、そこまで~………はは、…このままじゃ、話が平行線のままだし、ここはひとつ。そう、勝負といこうじゃないか!」クワッ


八幡「話にならんな。」


葉山「…」


戸塚「はちまん、ケンカしちゃダメだよう。」ウルウル

八幡「…………」


葉山「悪い話じゃないだろ?」


八幡「チッ………受けてたとう。」


結衣「ヒッキー、無理しなくていいよ。」


戸塚「はちまんなら大丈夫だよ!」


葉山「(ホッ)よし、じゃあミックスダブルスで………1セットだけでいいよね?」


八幡「いいだろう。…ラケットを持て、結衣!」


由比ヶ浜「はい!」ラケットポイッ


八幡「…」ガシッ


八幡「…汝(なんじ)が鉾(ほこ、ラケット)を以って、眼前の愚者を打ち払え!!不信の罪を犯せし愚者に鉄槌を!我らと我らの神のために!!今、ここに聖戦(テニヌ)を宣言する!」Jesus is in a heaven.


由比ヶ浜「…や、ヤー!」エイエイオー


戸塚「がんばれはちまーん!」


材木座「!がんばれはちまーん!」ムクリ

ーーーーー
ーーー


八幡「ぶるぁぁぁあ"んぬ!!」ダイビングスマーーッシュ!!


材木座「あれは、空駆けし破壊者!!隕鉄滅殺(メテオストライク)!!」


戸塚「…フライが、風でそれて………」


三浦「届かない!」タタタッスカッ


葉山「優美子あぶない!!」ガシッ


三浦「うわっ…隼人///…ありがと」


八幡「ぶら"あ"ぁぁぁあ"」ゴロンゴロン


ーーーーー
勝者、奉仕部(ヴァチカン)!!
ーーー


戸塚「八幡、カッコよかったよ!」


八幡「…当然だ。」ニコニコ


雪ノ下「…私の活躍がなければ、負けていたでしょう?調子に乗らないで、カルタニ君。あなたの周りはカルトの匂いがするわ。死んでちょうだい、世の中のために。(久しぶりに活躍できたわ)」ニコニコ


八幡「………今日は、やけに饒舌だな?雪ノ下さんよう。」


雪ノ下「ええ、とっても。」


八幡「ふははは。」


雪ノ下「うふふ。」



由比ヶ浜「…ゆきのん、ヒッキーと仲良くなったね?」


材木座「……我にはそうは見えんが?(くわばらくわばら)」


由比ヶ浜「いいなぁ。」

次回は

HELLSING the Resurrection in Boso ep. 一11 大岡「ジークヒトラー!ジークライヒ!!」

をお送りします。


暫し、休憩です。




八幡「小町、カーテンも閉めていないし、何より私も兄とは言え男性です。年頃の乙女が男性の前で肌を晒すのはいけませんよ。」


小町「うん。…部屋で着替える。」


八幡「素直なのは良いことです。」


ーーーーー
小町の部屋


小町「………こんなのお兄ちゃんじゃないよ。小町的にポイント低いよ………ぐすっ…えぐっ………お兄ちゃんを返してよ…神さま………」ポロポロ


ーーーーー
玄関


八幡「今日も1人で登校か………寂しいな。昔はあんなに人懐こいかわいい妹だったのに。どうしてぐれてしまったのだ………敬虔(けいけん)なカトリックだったならば、こうはならなかったのによ!!!」


ーーーーー

希望する職業

神罰の地上代行者


希望する職場

ヴァチカン


理由を以下に示せ

故人曰く、戦、飢饉に病に飢え、この世の悪は全て不信に基づく。


ならば、神の与え給うたこの身体を以って、異教徒共に鉄槌を下す。我はイスカリオテのユダ。右手に持つは金貨なり。


我は、神の代理人、神罰の地上代行者、我が使命は我が神に逆らう愚者をその肉の最後の一辺までも絶滅することなり。Amen.


ーーーーー


平塚「何だねこれは?」


八幡「職業の希望調査。」


平塚「そんなことはわかっている!!まず、ヴァチカンて、日本にそんな求人はないぞ!!それになんだ、この理由は!!独善的すぎる!!「我」がゲシュタルト崩壊するわっ!!」

平塚「お前な、絶滅するって一体何する気だ?」


八幡「何か問題が?この地でも、同様のことが言い伝えられている。"盛者必衰"と。ならば、私が、悪を滅するのも当然のこと。」


平塚「人を殺してはいけないのだぞ!」


八幡「なぜだ?」


平塚「ほ、法律にも書いてある!何より、殺されるのは痛いし、嫌だろう?」


八幡「悪法は法ではないと言ったのは、異教徒(お前ら)ではないか!話にならんな。」


八幡「帰らせてもらう。」ガララ

ーーーーー


平塚「…」


教頭「職員室で何て話をしてるのかね!」


平塚「…うわー~ん!」ボロボロ


教頭「え、あ、その、気にすることじゃない。大丈夫だ。……ワシにも手に負えんもん。」


平塚「…グスッ…グスッ…」

ーーーーー
ーーー
放課後


由比ヶ浜「やっはろー、ヒッキー。」


八幡「こんにちは、結衣」ニコニコ


由比ヶ浜「そうだ、ヒッキー、メアド交換しよ!」


八幡「いいですよ。これでいつでも、あなたの声が聞けますね?」


由比ヶ浜「///ヒッキー…」ポチポチ


八幡「おや、届いたようです。」ピロリン


八幡「…」


由比ヶ浜「ん?どうしたの?」


八幡「おかしいですね。スパムでした。」


由比ヶ浜「あれ?もういっかい送るね!」


八幡「ん?」ピロリン


八幡「…」


八幡「もう大丈夫ですよ、結衣。早速、こちらからも送ってみましょう。」ニコニコ


由比ヶ浜「きた!」ピロリン

由比ヶ浜「…何々?よろしくお願いします?…私もよろしく、ヒッキー!」


八幡「…ふふふ、元気がいいですね。」


雪ノ下「…」パラパラ


雪ノ下「…はぁ」パタン


???「すみません。」コンコン


雪ノ下「どうぞ。」


葉山「…奉仕部だよね?」


雪ノ下「…そうよ。依頼?冷やかしなら帰ってくれるかしら?」



葉山「依頼だよ。依頼。」


雪ノ下「それで、どんな依頼なの?」


葉山「まあ…見てもらう方が早いか。」


ーーーーー
To. 葉山 隼人
From. Xxxxx. Xxxxx
Title. 大岡はネオナチ


大岡「ジークライヒ!ジークハイル!ハイルヒトラー!ナチス最高!!」

ーーーーー


八幡「ふふ、これは酷い。」ヌゥッ


葉山「!!…まだあるんだ。」

ーーーーー
To. 葉山 隼人
From. Yyyyyy. Yyyyy.
Title. 戸部はロリコン

戸部「幼女拉致って食ったったwwww」
Xxx013. pdf

ーーーーー


葉山「こんなチェーンメールがクラスで出回ってるんだ。」


雪ノ下「画像が貼ってあるわ。」


葉山「見ないほうがいい。」


雪ノ下「ポチッと」


葉山「何をするんだ!僕の携帯だぞ!」


由比ヶ浜「Now Loading(今度は間違えなかった)っと、あれ?私には、チェーンメールなんて回ってきてないけど?」


葉山「(それは君がヒキタニ君の女だと思われてるからだよ)」


雪ノ下「…きた。」


葉山「…」


雪ノ下「…オェッ」ゲブ


由比ヶ浜「」


八幡「ふふふふふ、おもしろくなってきたな。」


葉山「あ、悪質なコラだな。」


雪ノ下「…ゲホッ…そうね。」

写真の中の戸部?は嬉々として生肉を屠って(ほふって)いた。それが、人かは分からなかったが、女の子の洋服だと思われるぼろ切れが肉にまとわりついていた。


戸部『yummy yummy. 』


葉山「大和の分もあるけど。」


雪ノ下「結構よ。」

今日はここまでです。それではまた後日。

ーーーーー


雪ノ下「チェーンメール。これ程、悪意のこもったいたずらって、なかなかないものよ。何としてでも犯人を突き止めてあげるわ。」


葉山「いや、犯人は大体分かっているんだ。」


ーーーーー


雪ノ下「つまり、職業体験の班割りが原因じゃないかということね。」


由比ヶ浜「私はヒッキーとがイイ!」


葉山「普段は仲が良いはずの連中なんだけど、」


八幡「ちょっと待て。…葉山、お前は、お前がいない間の戸部たちの様子を知っているのか?」


葉山「どういうことだ?」


八幡「つまり、お前のグループは、あくまでお前のグループなのだよ。」

雪ノ下「なるほど、そういうことね。今回のチェーンメール騒動は彼等の仲違いや誰かを貶めようという、悪意に基づくイタズラではなかったのね。結果的に貶めているけど。」


葉山「つまり、あいつらは僕の取り合いで揉めていたのか……はは、リーダー気取りで、正義がなんだと宣っても道化だったということか……」


八幡「ならば、簡単な方法があるではないか。」


葉山「えっ?」


八幡「問題を問題でなくしてしまえばいい。お前と組みたい人間が、いなくなれば良いのだからな。」


雪ノ下「!!、あなた、クラスメイトに何をするつもり!?」


八幡「まあ、見ているがいい!」

ーーーーー
ーーー


職業体験班割り


千葉市カトリック孤児院


比企谷 由比ヶ浜 葉山 戸塚


ーーーーー
ーーー


戸部「隼人、ヒキガヤと組むんだってよ〜。わざわざキチガイと孤児院まで行きたくないっしょ。」


大岡「そーだな!」


大和「んだんだ。」


由比ヶ浜「あたし、子ども好きなんだ〜///」スリスリ


八幡「…媚びるな…」


葉山「ヒキタニ君、ありがとう。今回ばかりは礼を言うよ。」


八幡「…回心する気になったか?」


葉山「ははは、その内、人生に挫けたらね。そのときはよろしく頼むよ。」


八幡「…ふふ」


由比ヶ浜「…ヒッキーヒッキー!見て見て、3人は仲良く、ジャスタウェイ工場だって!」

八幡「はいはい。席に着きなさい。授業が始まりますよ。」


ーーーーー
職員室


TV「本日未明、千葉市XXの山林で、女児の遺体が見つかりました。遺体は頭部を中心に食べられたような歯型が多数付いていた模様。遺体の損壊が激しく、身元の確認は難航しています。行方不明のXXちゃんとの関連も視野に、屍体遺棄容疑で捜査が続いております。」


平塚「近頃物騒だな…。子供を狙うなんて。……ウチにも子供がいたら心配になるところだったな……」


ーーーーー

次回は、


Hellsing the Resurrection in Boso ep. 一10 川崎「アンデルセン先生、あんたほどの導師はいないよ」

をお送りします。

本日はここまでです。一11話は、結構いいかげんになってしまいました。あまり、筋を逸れるわけにもいきませんでしたから。


一10話では、ようやくアンデルセン先生のカッコいいところが見れます。お楽しみに。


グロ注意!ここからは、cero判定Dでお送りします。(恋愛・セクシャル・暴力・飲酒・犯罪・言葉)


吸血鬼がいないなら犯人は人間?

大志「小町ちゃん。話があるっす。」


小町「なに?」コップカラカラ


大志「大事な話っす。」


小町「どうしたの?そんなにかしこまって。///」


大志「姉ちゃんの話っす。小町ちゃんがお兄さんのことで悩んでるのに、こんなこと話すのも悪いんだけど…どうしても聞いてもらいたいっす。」


小町「……ううん、わたしにも大志君の困ってること打ち明けてほしいな。」


大志「……姉ちゃんが夜にバイトをしているみたいっすーーーーー

ーーーーー
ーーー
居酒屋


店主「奥さん、もう帰ってくだせぇ。」


平塚「奥さん?奥さんだとぉっ!!私が!奥さんに!見えるってんのかよぉ!!」


店主「お、落ち着いてください。お姉さん!」


平塚「…ぐすっ、どうせ、どうせ、私はアラサー独身処女の売れ残りなんだ〜!!」


TV「…速報です。広域指定暴力団のXX組構成員が再び、惨殺されて発見されました。先週の事件同様、遺体はこま切れで、身元の特定は困難。所持していたバッジからXX組の構成員とみられています。また、財布から現金が抜かれていたことから、強盗殺人容疑で捜査が続いています……」


店主「…こないだの幼女殺害事件といい、千葉はどうなってるんですかねぇ。」


平塚「…zz」


店主「あれ?お客さん?……///結構、綺麗な人だな。……起こすのも野暮ってもんか、はは。」


平塚「zz…ラーメン…」with 毛布


店主「さて、明日の仕込みを始めるか。」

ーーーーー
ーーー



小町「お兄ちゃ八幡「どうかしましたか?小町。」


小町「…はぁ……あのね、川崎さんって知ってる?」


八幡「…あの、素行の悪い不良娘ですね。もちろん、知っていますよ。友達は選びなさい、小町。あなたは、もっと上品な娘(こ)とつきあいなさい。」


小町「…はぁ……そのことなんだけど……まあ、いいや。学校終わったらすぐ、その奉仕部とかいう人連れて、XXってファミレスに来て。校外の生徒でも、依頼はできるんでしょ?」


八幡「…他ならぬ小町の頼みならば、必ず行きますよ。」

今日はここまでです。


忙しくて、サキサキのところまで書けませんでした。


>>173


ご想像にお任せしますが、この事件はこれで一つのオチなのです。チェーンメールはいったい何処まで嘘なのか?といった含みを持たせてみました。

てかなにこのリアルメキシコみたいな世界
ヘルシングってよく知らないがこういうグロ系?

>>179


現代イギリスにナチの残党千人(全員吸血鬼化)が上陸して市民虐殺。

ついでに、ヴァチカン系カトリックの十字軍3000人が便乗して、プロテスタント虐殺。

イギリスプロテスタントもブチギレて、玉砕戦。ロンドンは血の海になる。

>>182
TVアニメ版は見るなよ、絶対にだ!

>>186


インコグニート「インコグニート兄貴をdisんなや。」


ヤン「黙ってろや、ハゲ!あ"〜〜まじ、Xンコ萎えるわ。」


ルーク「はぁ、もっと上品にできないのか、全く。…あ〜もしもし、少佐。>>1より伝令です。本日11時より、1000文字程度投下する予定だそうです。」


少佐「なんだい?君は…今、私はアーベンデセン(ディナー)の途中なのだよ…知らないのか、デブは一食抜いただけで餓死するんだ。」クッチャクッチャ

ーーーーー
ーーー
ファミレス


戸塚「…えと、一番安いの。……アメリカン?じゃ、それお願いします。」


由比ヶ浜「ヒッキー!この恋人パフェっての美味しそう!」


材木座「義輝参上!八幡殿の妹君はまだか!?」


八幡「…みなさん、静かになさい。ここは公共の場ですよ。」


雪ノ下「四面楚歌、いや、四面聖歌ってとこね。(……姉さん、助けてください。)」


小町「お待たせしました、雪ノ下さん。」


大志「こんにちは、川崎大志っす。」


八幡「川崎、なるほどそういうことか……」


小町「こちらが、奉仕部部長の雪ノ下さん。で、これが兄の八幡。と、その舎弟の人たち。」

大志「よろしくっす。」


八幡「要件を言え。」ギロッ


大志「えっ…あの……(どうしよう、怖い人だ。小町ちゃんを貰うときにって、高坂さん家のお父さんくらいを想定してシミュレーションしてたけど、お義父さん以前に、お兄さん怖すぎっす。)」


小町「遠慮しなくていいよ。ほら、」トンッ


大志「(いやいやいや、遠慮とかじゃ)あ、あ」


雪ノ下「蛇に睨まれたカエルね。ヒキガヤ君、あまり依頼人を威圧しないでちょうだい。……ほら、大丈夫よ。」ニコ


大志「あ、ありがとうございますっす。」


雪ノ下「今日はお姉さんの件で来たのでしょう。私も幾らか、と言ってもちょっとした素行調査なのだけれど、調べてみたけれど、何も言わずに分かってあげられるほど優秀ではないのよ。」

大志「はい。…えと、姉の沙希なんですけれど、夜遅くに帰ってくるっす。夜といっても、深夜っす。いつも、タモリ倶楽部とかガキ使とかを見て、夜食のピッツァを食べ終わったくらいに帰ってくるんで、2時前後っていうところっす。」


雪ノ下「うーん、塾に通ってるのは調べが付いているけれど、それにしても遅すぎるわね。千葉の学習塾はどこも10時半には完全にしまっているから。」


大志「詳しいっすね、へへっ」


雪ノ下「(イラッ)…続けて。」


大志「えっと、一回姉の留守中に電話がかかってきたっす。姉は留守だって言ったんですけど、シフトがどうとか言ってたんで、たぶんバイトをしてるっす。」

雪ノ下「で、店の名前は?」


大志「えっと……なんでしたっけ、聞いたような…」ウーン


雪ノ下「普通最初に名乗るでしょう?」


大志「あっ!!エンジェル何とかって、言ってたっす。確かっす!」


雪ノ下「エンジェル……」


材木座「もしかしてふうz」ゴン


戸塚「静かになったよ!八幡!」ゴリゴリ


材木座「ウググ」


八幡「本人に確認するしかあるまい。私が鎌をかけてみよう。」


雪ノ下「あなたにできるとは到底思えないのだけれど?」

ーーーーーーーーーー
ーーーーー
朝 校門付近 8時位


平塚「に、にゃー」シャガミ


ネコ「なー」スリスリ


平塚「かわいいやつめ、ほれほれ」ナデナデ


ネコ「フシャー!」バリッ


平塚「ぎゃー」ブシャー…ボトボト


川崎「何やってんだか…」スタスタ


八幡「…」スタスタ


川崎「…さっきからなんだい?」


八幡「川崎…沙希だな?」


川崎「だったらなんなのさ?」


八幡「…夜中にバイトをしてるだろう?訳を話せ。」


川崎「は?なんのこと?難癖つけるのやめてくんない?」


八幡「…チッ、仕方がない。」ガシッ


川崎「!!」


雪ノ下「バカ!」バチーン


八幡「ぬうっ!」


雪ノ下「何をしようとしてるのかしら、キチタニ君?」


川崎「な、何だか分からんけど、ほっといてよ。じゃあね。私は忙しいんだ。」


平塚「腕が、リスカしたみたいに……処女なのに…傷物になってしまったのだな、わたしは…はは」チガダラー


葉山「先生、保健室へ行きましょう。(今度こそ、僕の出番か、不良女とイケメン。…映えるな!)」

>>188
お前が知らないだけだ

ーーーーーーーー
イケメソの出番はカット
ーーーーーーーー
奉仕部


戸塚「千葉市内で、エンジェル、またはエンゼルと名のつく、なおかつ深夜に営業している店は2件で、一つはメイド喫茶、もう一つは、ホテルのバーだよ。あと、ほかにも…」


材木座「エンジェルとグレーテルって風呂屋とラブエンジェルってキャバレーと、エンジェルガーデンって明らか非合法な召喚があるぞ!ここの椿ちゃんがすっご」タコス!戸塚「はいはい、シャットアップ〜」ハイキック


雪ノ下「とにかく、メイド喫茶に行きましょうか。」


由比ヶ浜「ヒッキーってメイドすき?(あたしが奉仕するのはヒッキーだけだよ!)」ゴニョゴニョ


八幡「…」

>>194


きっとなかったことにしたいのでしょうね。


民放版は確かにできが酷かったから仕方がないです。


ナチアレルギー、ここに極まれりといったところでしょうか。

ーーーーー
ーーー
エンジェルモート


ツノ女「エンジェルモート千葉支店へようこそなのです。あうあう〜。5名様ご案内なのです!あれ?り〜か〜、休憩は終わりなのですよ〜。」


材木座「いつもの…けぷこんけぷこん、げふんげふん、奥の席で頼む。」


ツノ女「あ、剣豪将軍さん!いつもありがとうなのです。いつもの、席へご案内なのです。」


材木座「あ、あが、…ええい、そんな目で見るな!」


雪ノ下「…不潔ね?」戸塚「…そんなことないよ、剣豪さんは立派な反面教師だよ!反面紳士だよ!」


材木座「…うっ、しどい」


雪ノ下「それにしても、客入りが悪いわね……。大丈夫なのかしら。」

ツノ女「まだ深夜パートは開店したばかりなのですよ。これからがピークなのです。」


愛想のいい女「メイド体験もしているのです。…あら、初めましてなのです、お嬢様。一見(いちげん)さんは珍しいのですよ。にぱ〜。(この男、物の怪の類いね。くわばらくわばら。)」


ーーーーー
ちょっとした思いつきだったので、彼女たちには鬼ヶ淵村に帰ってもらいました。
ーーーーー


戸塚(執事服)「ご主人様!」ニコッ


材木座「ふひ」


由比ヶ浜(メイド服)「ヒッキーヒッキーみて〜」


雪ノ下「ごくり」


八幡「ふう、そろそろ時間だな。バーに行けなくなる。…出るぞ。」

本日はこれにて終了です。お疲れ様でした。

単発オマケ


TV「押すなよ。絶対に押すなよ!ぐわっあちちちっ…わはは。」


大志「小町ちゃん、お、お兄さんいない時にお邪魔してへいきなんすか?」


小町「平気平気、お兄ちゃんにとやかく言われるきはないもん。」


大志「……大丈夫かな。」


小町「お姉ちゃんが心配なの?」


大志「…」


小町「…いいな、大志君は。私もお兄ちゃんが本当は好きなのに……もう、分からないよ。」


大志「小町ちゃん、いや、小町さん、お、俺…」


TV「速報です。イギリスのサーの称号を持つヘルシング家が、バレンタイン兄弟と名乗る謎の武装勢力に襲撃されました。武装勢力はヘルシング家私兵部隊に殲滅された模様です。ヘルシング家では特務部隊142人が死亡。ーーヘルシング家は英国プロテスタント教会の唯一の兵力として認められた私兵部隊で、英国国軍の所属となっています。今回のテロ工作で、ヘルシング機関は全勢力の97%を損失したことになり、また……」


小町「!っお兄ちゃんの高校、修学旅行ロンドンだったよね?どうなるのかな?」


大志「えっあ……姉ちゃんもそうだけど、別になるんじゃないっすかね…」

世界にアンデルセン神父が2人居ることになるのか

>>207


神父が来たのは、パラレルワールドです。つまり、一巡目のアンデルセンと二巡目のアンデルセンが共存しています。時間遡行者ではないので、タイムパラドックス等の話はしません。二人のアンデルセンは似ているだけで、別物です。


アシカ作戦が、20年くらいズレています。


2014年(?)現在でも、ラストバタリオンが活動しています。戦争はこれからです。

後ほど2000文字ほど投下します。

雪ノ下「この手のホテルのバーっていうのは、ちょっとした社交場なの。だかららそれなりの服装が必要なのだけれど、生憎、男物の服は一つしかないの、厨二はリコールだとして、戸塚さんどうする?」


材木座「は、はちまーん、ゆきめ殿が虐めるぅー。」グスッ


戸塚「へぇ、ドレスかぁ。雪ノ下さん、どんなのもってるの?胸があまりあいてないのならいいけど、」

雪ノ下「…普通のよ。」


ーーーーー
ーーー


由比ヶ浜(赤ドレス)「お待たせ〜」ボインボイン


八幡(白スーツ)「…」


戸塚(スパンコールドレス)「…やっぱり、変じゃないかな?」

材木座「やばっ!」カガミコミ


戸塚「わあ!八幡、かっこいい!!桐生ちゃん(龍が如く参照)みたい」


雪ノ下(黒ドレス)「…もう、どうするのよ!日付変わっちゃったじゃない!」


ヤンヤヤンヤ


八幡「…」スタスタ


由比ヶ浜「待ってよヒッキー!」


ーーーーー
ホテル


雪ノ下「いないですって!」


バーテン「川島さん(偽名)なら1時で僕と交代だから、入れ違いですねぇ。」


雪ノ下「どうしましょうか。」


八幡「私が追おう、あなたたちはもう帰りなさい。表にタクシーを待たせている。」


由比ヶ浜「それじゃ、ヒッキーが危ないよ。最近はすごく物騒だし。ね、一緒に帰ろう?」


雪ノ下「(このあからさまにヤバい男にちょっかいだす人間はいないでしょうに。)」

戸塚「結衣。八幡を困らせちゃダメだよ。心配するべきのは、八幡の身の危険じゃなくて、八幡の志が折られることだよ。結衣も、八幡に救われたのなら分かるよね?」


由比ヶ浜「エグ…やだよ。なんであたしは、いつも待たなきゃいけないの?あたしは弱者じゃないよヒッキー、だから一緒に帰ろうよ…」


雪ノ下「もう遅いわよ。彼なら行ってしまったから。」


戸塚「結衣、もう帰ろう?待機時間もメーター回るから。」


雪ノ下「(この子も、ずいぶんと、あっけらかんとしてるのね)」


由比ヶ浜「グスッ…うん、分かった、もう帰るよ。 ……あっ!!どうしよ、厨二待たせてたの忘れてた…」


ーーーーー

巡邏(じゅんら)「君ね、こんな時間にホテルの前で誰を待つと言うのかね?」


材木座「わ、我はその、友人を…」


巡邏「友人?君、未成年だよね?今何時だと思う?」


材木座「は、ぐ、グリニッジ標準時で16時です。」


巡邏「僕はね。そういう冗談は嫌いなんだ。とりあえず署まで来てもらおうか?」


材木座「あの、に、任意同行ってやつですよね?なら、僕、待ち合わせあるんで拒否します。」


巡邏「僕もね〜、本当は見逃してあげたいんだ。」


材木座「ならば!」


巡邏「でもね、通報があったの。変なカッコしてるし。杓子定規なのはわかるけど、これも仕事だから、署まで来てもらうよ、もちろん任意でだけどね。」

材木座「なんとか、なんとかご慈悲を!!」


巡邏「ほら、うるさいよね?迷惑防止条例違反で現行犯ね?」


材木座「任意で行きます。」キリッ


ーーーーー


川崎「…」スタスタ


八幡「…」スタスタ


川崎「…!」スタスタスタスタ


アジア人a「…ふひひ」


アジア人b「hevjcjeok」


アジア人cd「…is uvricijjははは」スタスタ


川崎「…くっ」タタタ


川崎「…袋小路」


八幡「我、信徒にして信徒に非ず、逆徒にして逆徒に非ず。我が右手にあるは、神の右たるイエスを売ったその金貨なり。」ジャキン


アジア人a「…キみ、かわイいね。ふひ、」

アジア人acd「…うひひgtdbj」


川崎「…くそ」


アジア人a「もうスぐ、くるまガくるから、おとナしくしてイロ。」ガシ


川崎「くそっ、離せよ!」


アジア人a「だまレ。」チチモミ


川崎「ぷっ」ペッ


アジア人a「…」ビチャ


川崎「…あははは、バーカ」


アジア人a「…クソガ」バキッドゴ


川崎「う、おえっ」ビチチチチチチ


アジア人bcd「アハハ、ジャップ gxfbjj! 」


アジア人e「…gsgvhi !」ブロロロロ


川崎「…う……うう」


アジア人a「車がキた、のれびっチが!」


ア/ジ/ア/人/e「かはっ!」ズガガガガガガ!


アジア人abcd「!!」


川崎「!」

八幡「我は神の代理人。神罰の地上代行者。我が使命は我が神に逆らう愚者を、その最後の一片までも絶滅すること。Amen! (エ"ィイ"メェエエェ"ン!)」ギギギギジャキン

注意


このSSでは、特定の宗派、民族を侮辱する表現が出てきます。どの組織にも、膿があります。その膿だけを切り取って並べたのがこのSSです。しかし、筆者は別段、日本人含めて、特定の団体に肩入れするつもりはございません。我々の中にも畜生がいるし。彼らにも、どこにでもいます。

当SSは非常に偏った視点ではあるものの、世の中にこういう考えも存在するのだという可能性を、ただ、SSという媒体を介して発信するだけのものであります。

このSSは間違っています。ただ、世の中で確かだと、普遍だとされているもの、新聞なり、テレビなり、ネットなりの与える真理がいかに脆弱かを。彼らの正気も。私の正気も。誰にも保証できないことを。一つ、頭の片隅に置いてください。

アジア人abcd「ぐわぁあ"あああ"!!」ズガガガガガガ


ア/ジ/ア/人/a/b/c/d「」グチャ、ボトボトボトボト


川崎「ひ、ひっ!!」ガクガクブルブル


八幡「我は、イスカリオテのユダなり。我が再び、仮初めの仮面を借りて現れたのは、この世の悪を正すため。この腐った世界に蠢くウジ虫を、掃除するため。そうだ、此れは神罰だ。我もまた、神の遣わす駒に過ぎない。ならば、此れは神の御意思に相違ない。……少々自己紹介が長くなりましたね。」


川崎「あ、あんた……ヒキガヤ……なの?」ガクガク


八幡「今はこう名乗るべきか……我が名は神父アレクサンド・アンデルセン。ヴァチカンの狗。特務機関13課、イスカリオテのユダ。……つまり、アンデルセン神父と、ただ、そう呼んでください。」テヲサシダス

川崎「……(ゴクッ)」ガシ


八幡「立てますね?……服を着なさい。話はそれからです。」クルリ


川崎「…あっ!///」


八幡「…そうでした。貴方のために特別な席を用意したのです。」


川崎「…特別な?///」イソイソ


八幡「夕飯はまだでしょう?」ミグルミハガシハガシ


川崎「…最近は…食べてないよ。…忙しいから。///」


八幡「…それはいけない。」サイフヌキトリ


川崎「…もうこっち見て良いよ。」


川崎「…あんまり、ジロジロ見ないでよ///」


八幡「…それでは行きましょう。ほら、手を握って」スッ


川崎「…え、あっ……はい///」グッ


聖書ワープ!!


ーーーーー
ビルの屋上


八幡「…もう大丈夫ですよ。」


川崎「…わぁ…綺麗//(夜景が)」


川崎「ふふ、何だかアメコミのヒロインになったみたいね。」

八幡「…む、開かない。」ドアノブバキッ


八幡「…どうぞ、こちらです。」


ーーーーー
レストラン


八幡「…どうぞ、召し上がれ。」


川崎「…凄い、高そう。」


八幡「…気にせず食べなさい。」


川崎「…まるでシンデレラね。もう、12時過ぎてるけど。いったい、いつ目が醒めるんだろうね?ま、いいわ、いただきます。」モグモグ


八幡「…」


川崎「あんたは食べないの?」


八幡「…私は良いのです。ここより、小町の食事の方が口に合う。それに、フレンチは口に合わないのですよ。何より、貴方は今にも死にそうな顔をしている。食べなさい。お腹が一杯になれば幸せになれます。この食事も、さっきのことも、皆、夢だったのですから。」

川崎「ふうん。」モグモグ


川崎「そう思うことにするよ。それにしても、ここの金はどうしたんだい?食っちまってから聞くことじゃないけど、」


八幡「お布施…いや……ふふ、スカラシップで浮いた金とでもいいましょうか。」


川崎「スカラシップ?」モグモグ


八幡「おや、知らないのですか?」

ーーーーー
ーーー
川崎宅


バサササ(聖書ワープ!)


川崎「ただいま」ガラッ


大志「あ、姉ちゃん。ホットケーキ食べる?夜食に」


川崎「は?あんた…太るよ。何時だと思ってるの?」


大志「んー。レタス食べてるし…体にいいもの食べてるよ。」


川崎「は?あんたバカじゃないの?いつも私がいないからって、ジャンクフードばっか食べてたでしょ!?」


大志「ま、まだ、デブじゃないよ!!姉ちゃんが!夜中に彷徨く(うろつく)から心配で!心配で!…だから、俺、俺…」


川崎「!!…分かったよ、私の敗けだよ。ごめんね。もう心配かけないから。だから、自暴自棄にならないで。」ダキッ


大志「姉ちゃん!」川崎「大志!」


ーーーーー

材木座「あのう…帰してくんないんですか?」


警邏「はあ、君、嘘の番号じゃないだろな?両親とも連絡がつかないのだけど?」


材木座「んな!……そういえば、今朝、母上は卓上に携帯を忘れてたよーな、」


警邏「父親が繋がらないのは?」


材木座「さあ、また着拒にされたのかも…」


警邏「なるほどな、君は父親から見てもウザいのか!はは!」


材木座「父上の職務中にロリポルノを送ったのがまずかったのかも……普段は我との猥談にノリノリなのに!これだから、大人はクソなのだ!!」


警邏「君、やるね!お兄さん、夜勤なのに楽しくなっちゃったよ。あははは!」


警邏「ま、パトカーで送ってってやるから、ガキは帰ってクソして寝な!ははっ。」


ーーーーー

本日はこれにて終了です。おやすみなさい。


吸血鬼は結構数がいるのか
そしてそれを見てすぐに食事が出来る川崎は一般人?

次回


Hellsing the Resurrection in Boso ep. 一9 葉山「千葉にはウジ虫が巣食う穴がある」


をお送りします。この辺オリジナルストーリーが入ります。胸糞です。


だんだん過激になります。ただ、グロ注意と。そう言うしかありません。


後書き。)どんな、過激な集団も、最初はささやかな理想を求めていて、それがいつの間にかテロ組織とかになるのでしょうか。いつから、開祖の志を忘れるのでしょうね。彼らはきっと、我々、物質至上主義の資本主義者に滅ぼされるでしょう。それでもやはり、盛者必衰の理は、私たちにも当てはまるのでしょうか。これからも、SSなんかを書きながら、バカなことをバカな頭で考えながら、幸せに暮らしたいです。(あー、イスラム国怖い)

>>231


ルーク「本当に怖いのは、怪物(バケモノ)ではなく、異教徒(違う考えを持った民族、他者)です。歩み寄ることは可能ですが、それでも、話が通じない人間はいるものです。


彼らは悲しいことに、ただの人間のクズです。吸血鬼はおろか、グールですらありませんでした。


しばらくは、八幡・アンデルセンの敵は人間になるでしょう。立ちはだかる者に、バケモノもニンゲンもありません。立ちはだかる「意志」が同じならば、速やかにブチ殺してやるのがせめてもの礼儀。Do or die. それが戦場の理です。繰り返す。見敵必殺(サーチアンドデストロイ)見敵必殺(サーチアンドデストロイ)だ。」

自分で書いてて、キチガイ過ぎてワロタ。


深夜のテンションで書くものではありませんね。


少し、自重します。


次回の投稿は金曜になります。

テステス


ルーター変えたのでちょっと試運転。

テステス


ルーター変えたのでちょっと試運転。

ぶるァああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!
乙ぅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!

やっぱSSLってクソだわ

>>242


恥を忍んでお聞きしますが、ssl とは何のことでしょうか?

グーグル先生に聞いたところ、「secure socket layer 」もしくは、某乙女ゲームの「sweet school life 」のことかと存じます。

よもや、SSW(short story writer)のことではありませんね。

侮辱するつもりは毛頭ございません。わたくしも当SS内にて、load とroad を間違える失態を犯しました。何卒、無知なわたくしめに、御高説下さい。

なるほど>>241のことですね。把握しました。


失礼しました。

なるほど、サーバに負荷がかかるのですね。その割にセキュリティ効果はむしろマイナスになることもあると。

問題にしているのは高負荷なところでしょうか。

TV「昨日未明、パレスチナ郊外でバチカン法王庁3課、ロベルト・パウロセン神父がイスラム過激派組織に拘束されました。パレスチナ問題の解決が期待されるキリスト、ユダヤ、イスラムによる会談を控える中の……」


八幡「……南米のテロ事件で、私はバチカンを空けているはず。……この時間軸の私に干渉せず、イスカリオテの動向を探る良い機会…か。」


小町「何、ブツブツ言ってるの?小町、モコズキッチン見たいんだけど……」


八幡「小町!」


小町「ひっ!」


八幡「私のパスポートはまだ有効のはずですね?」


小町「え…うん、たぶん」


八幡「今から、トルコへ行って来ます。後のことは頼みましたよ。」スクッ


小町「ちょまっ」


バタン!


小町「行っちゃった……いったい何なの……もう…いや」

雪ノ下「それで、どうして私が他クラスの社会科見学を引率する必要があるのですか?」


平塚「だから比企谷がな、今朝になって急にいけないって」


雪ノ下「……葉山君がいるでしょう?」


平塚「コレは奉仕部としての正式な依頼だ。あいつがいない以上、このメンツの統率がとれる人間はお前をおいて他にいないだろう?」


雪ノ下「随分と私を買っているのですね?」


平塚「それにお前もツマラン工場でベルトコンベヤーを眺めるより、こっちの方が楽しいだろう。」


雪ノ下「……そうですね、ジャスタウェイ工場に不満があったのも確かです。分かりました。引き受けます。」


平塚「悪いなぁ。またラーメンおごるから、な?」

すみません。今日はこれで終了です。

・雪ノ下、葉山、由比ヶ浜、戸塚、川崎の5人は孤児院(児童養護施設)にほど近い駅に集合していた。


雪ノ下「お願いだから騒ぎは起こさないで」


葉山「僕たち引率者が2人もいるんだ。問題はないだろう?」


雪ノ下「あの3人が言うことを聞くと思って?」


由比ヶ浜「彩ちゃーん、ハンカチカワイイね!」

葉山「良識はあるんだから大丈夫だろ。」


雪ノ下「そうだといいんだけど。」


_程なくして施設に着いた。


戸塚「わぁ、結構綺麗なところだね。」


由比ヶ浜「もっと汚いかと思っ雪ノ下「しっ」

職員女「あら、総武高の


葉山「はい。3日間お世話になります。」


職員女「じゃあ、取り敢えず。職員室で挨拶しましょう。あ、そっちでスリッパに履き替えてくださいね。」


_昼休み、掃除洗濯といった日中業務にも慣れてきたころ…

由比ヶ浜「ぷはぁっ、つーかーれーたー!」

川崎「こんなのただの家事じゃない。世の中の専業主婦はおろか、子供でもやってることでしょ。」


由比ヶ浜「…わぁ」


戸塚「早くおべんと食べようよ。」


由比ヶ浜「サキサキってカッコいいね!あたし、こういうのあまり得意じゃないんだ。」


川崎「///か、っごほん。こ雪ノ下「こういうのは慣れよ。由比ヶ浜さん、誰でも、但し余程の馬鹿で無ければ誰でも経験すれば効率化されていくものよ。」

川崎「チッ


葉山「はは、家事はできた方がいいぞ。もしかしたら比企谷君も思わずグッとくるかもしれ由比ヶ浜「!ほんと!?」


_ランチタイムの会話が弾むなか、職員室の受付に来客が来た。


男「あの、先日養子縁組の件で伺った坂木というものです。」


職員女「あぁ、多恵ちゃんの件ですね。んじゃ、お茶でも出すんで、奥で話しましょか。」

_やや疲れた様子のスーツ姿の男が応接室へ通された。


雪ノ下「…」


由比ヶ浜「養子縁組かぁ。」


葉山「いいことじゃないか。実際家庭で育てた方が税金もかからないし、健全だろう?」


雪ノ下「私は、私はそうは思わないわ。今まで一人だったのに急に親ができました、なんて到底受け入れられないもの」

川崎「私達には関係ないだろ。」


戸塚「……」


雪ノ下「……それもそうだけれど、」


葉山「すみません、養子にでる子ってどんな子ですか?」


男性職員「14の女の子だよ。そうだな、ちょうどそこのロングヘアの娘に似た感じでカワイイ娘だよ。」

葉山「どういった経緯なんですか。」


男性職員「これって話していいのかなぁ、ま、いいか。」


男性職員「坂木さんって言ってたろ。よくある話だけど、奥さん亡くなったらしいんだよ。お産でね。で、まあ、子供が欲しかったんじゃないかな。」


葉山「はあ、有りがちですね。」


男性職員「さっきのおばちゃんが担当だから、僕あんま分からんのだけどね。」

休憩入ります。


また明日会いましょう。

_4時頃になると、ちらほらと学生組が帰ってきた。


_職業体験は15:30終了し、雪ノ下達は各自解散になった。


雪ノ下「さよなら、由比ヶ浜さん。私はちょっと用事があるの。」


由比ヶ浜「ん?じゃ、先帰るね。バイバイゆきのん!」


雪ノ下「(養子縁組する予定の子に一度会って話をしておきたいわね。いったいどんな気持ちなのかしら……)」


_雪ノ下は門の前で待った。


_15分ほどだった頃、葉山と職員の話に出ていた通りの女の子が帰ってきた。


雪ノ下「ちょっといいかしら。鴨川さんね。」


多恵「はい、…どなた……ですか?」


_彼女の手の学生カバンには、やや大きいクマのぬいぐるみがぶら下がっている。

雪ノ下「私は雪ノ下雪乃。総武高の2年よ。」


多恵「あ、職業体験の人ですね。で、ご用は…?」


雪ノ下「……ちょっとお時間頂けるかしら?そこのファミレスで話しましょう?」


多恵「………いですよ。」


_少女は少し警戒した様子でうなずいた。

_ファミレス


雪ノ下「これは私個人の興味なんだけれど、担当直入に聞くわね。……あなた、養子にでるの?」


多恵「はい。……なんか父方の親戚の人らしいです。」


雪ノ下「そう……施設に入っていたってことは、あなたが一人になったときに助けてくれなかった人なんでしょう?」


多恵「っ、初対面なのに失礼ですね?」

雪ノ下「ごめんなさい、つい癖で。でも、言葉なんかで取り繕っても何にもならないでしょう?」


_少女から一通りの事情を聞いた。質問攻めにされたせいか些か不機嫌だ。


多恵「…結局なにが言いたかったんですか?」


雪ノ下「何が?……私はただ、今までほっておいた中学生の子をわざわざ引き取るなんておかしいんじゃないかと思ったのよ。勘、かしら。」


_少女は露骨に嫌な顔をしている。


多恵「……はあ、……もう十分でしょう。お開きにしましょう。」


雪ノ下「………そうね。帰るわ。ごめんなさい。お話ありがとう。その…………変に勘ぐって悪かったわ。」


_紅茶2杯を精算して帰路についた。

_マンションの個室ではTV中継で空港が映っていた。


TV「本日午前9時頃、覆面姿の男が、トルコ行きの小型旅客機をハイジャックしました。乗員乗客32名を乗せた旅客機はトルコ国内で撃墜された模様。ーーテロリストには屈しないという姿勢はわかるんですけれど、自国民を殺されて如何なものかというーー犯人の遺体はまだ確認されていませんが、撃墜直後に何かが飛び出すのを目撃したとの情報もありーー」


雪ノ下「……あの男(里親予定の人)のことを調べてみましょう。どこかで見たことがある人だったわ……どこかしら…」

Hellsing The Resurrection in Boso ep. ー8 八幡「Rising up for Jerusalem. 」


暫くザッピング進行します。

八幡「やはり、比企谷八幡の名で飛行機に乗るべきではないな。」


_銃剣を召喚し、自らの顔を引き裂いた。


八幡「ぐぶ、……」


_そのまま不完全に再生させ、変装は完了だ。グーニーズのスロースを想像してほしい。今の八幡の顔はそんな感じだ。


八幡「ジャックしよう。」

_空港のロビーを黒いコートを纏った男が通ると、すれ違うひとは思わず顔をしかめる。男の顔が崩れているからだ。


_そして、アタトゥルク行きの搭乗口へと向かう。


係員「お客様、チケットは」バキッ


_女係員の顔を容赦なく殴った。一撃でノックアウトだ。


八幡「通してもらう。」ジャキン


_両手に刃渡60㎝ほどの短刀、もとい銃剣が現れる。この日、成田は阿鼻叫喚の地獄へと変わった。

_直ぐに警備員が走ってくるが、そこにはもう男の姿はない。


八幡「離陸させろ。トルコへだ。」


機長「は、はい。」


_防犯用の鋼鉄の扉も切れ味の鈍い銃剣で強引に切り裂かれている。彼の銃剣はきっとオリハルコン製だ。


ガキ「ママ。こわいよ。」


母親「大丈夫よ、怖い犯人は警察屋さんがやっつけてくれるから……


_抵抗した自称元軍人が一瞬で粛清されたせいで、乗客達は完全に萎縮している。別に逃げるなと言われたわけではないが……化け物に睨まれて動ける人間は少ない。動けたとしたら、それはもう一般人ではないだろう。飛行機が飛び立つと彼らは必然的に人質となる。たとえ、拘束されていなくても。

今日はここまで。

ちょっと質が落ちてきたので、暫く書きだめます。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年09月30日 (火) 04:56:01   ID: JiF57yo7

†Amen†

2 :  SS好きの774さん   2014年10月13日 (月) 22:22:19   ID: Eit3yI_P

我らは神の代理人

3 :  SS好きの774さん   2014年10月14日 (火) 02:22:01   ID: c_GeAbw7

神罰の地上代行者

4 :  SS好きの774さん   2014年11月21日 (金) 04:29:13   ID: EXkApHbf

我らが使命は

5 :  SS好きの774さん   2015年01月29日 (木) 23:24:31   ID: TjLAOy7g

おう あくしろよ

もうまてねえな~?

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