千早「>>3にしか興味ありませんから」 (365)
千早「だから、遊んでいる暇はありません」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1411642323
P「そっか。千早って世界平和にしか興味ないのか」
春香「はい。いつも聖書持ち歩いてるんですよ」
P「人として素晴らしい心がけかもしれないけど、本業の方が疎かになるのはな…。あいつ全然事務所来ないし…」
春香「仕方ないですよ。千早ちゃんて凄くストイックですから」
P「でもなぁ……」
P「…というか何で世界平和に興味持ち始めたんだ?」
春香「>>10って言ってました」
戦争の映画を見た
P「戦争の映画か…」
春香「千早ちゃん、ああ見えて感受性豊かなところありますから」
P「確かに影響受けやすいとこはあるな」
P「…でもこのまま放っておくわけにはいかないよなぁ」
春香「>>17と>>19も千早ちゃんの影響で世界平和に興味が出てきたみたいですよ」
P「えっ!?」
亜美
あずさ
P「まじか…亜美とあずささんも…」
伊織「そうよ!」
P「伊織!?」
伊織「あの二人がおかしくなってから竜宮はボロボロよ!」グスッ
P「い、伊織、落ち着け。おかしくなったって…具体的にはどういう…?」
ガチャ
春香「あ、おはよう亜美」
亜美「>>23」
おっぱっぴー
亜美「おっぱっぴー」
春香「え?」
亜美「ウィヒヒwwwwwでもそんなの関係ねぇwwwwでもそんなの関係ねぇwwwww」
春香「あ、亜美…?」
亜美「wwwwwwwwwwwwwww」ゲラゲラゲラゲラ
P「ヤベェ。予想より遥かにヤベェ」
伊織「あんたプロデューサーでしょ!? 何とかしなさいよ!」
P「お、おお…つーか律子は?」
春香「病院です」
P「俺がやるしかないのか……」
亜美「フォーーーーーwwwwwwww」
P(しかし律子の手に負えなかったのなら俺に何が出来るんだ…)
P(…とりあえず>>27か)
絵本読み聞かせ
P(亜美もまだまだ子供だし、リラックス出来る絵本の読み聞かせでもしてやれば我に帰るかも…)
P(……よし)ゴソゴソ
P「亜美」
亜美「フォ?wwwwwwwwww」
P「……」コホン
P「『腹ペコお姫ちん』」
P「あるところに とてもおなかをすかせたおひめちんがおりました」
P「おひめちんはいいました」
P「『やさいましましにんにくからめあぶらとりぷる』」
P「するとどこからともなくらあめんがあらわれました」
P「『美味ッ……美味ッ……!』」
P「おひめちんはらあめんをこころゆくまであじわいつくしました」
P「終わり……と」パタン
P(ど、どうだ? 頼む…戻ってくれ亜美…!)チラッ
亜美の様子>>32
↑+元通りに
亜美「うぅ…」
P「あ、亜美…?」
亜美「もー、そんな本読まれたらお腹減っちゃうよ兄ちゃ→ん」グゥゥ…
「「「!!!」」」
春香「あ、亜美…戻ったの?」
亜美「へ? 何言ってんのはるるん。亜美は亜美っしょ→」
伊織「…」ギュッ
亜美「わっ!? いおりん!?」
伊織「良かった…本当に…」ポロポロ
亜美「い、いおりーん…そんなにぎゅってされると恥ずかしいんだけど…///」
P(よっぽど追い込まれてたんだな伊織…)
――説明中
亜美「うええぇぇぇ!? 全然覚えないよ…」
P「ま、大事に至らなくて良かった良かった。あとはあずささんと千早か…」
春香「伊織、あずささんはどんな感じなの?」
伊織「どうって…」
ガチャ
亜美「あ、あずさお姉ちゃん」
あずさ「>>37」
死こそ救済なり
あずさ「死こそ救済なり」
春香「え」
あずさ「その鳥は自らの命を絶ち自由を手にした」
P「……」
P「おい、誰かさっきの通訳してくれ」ヒソヒソ
春香「死こそ救済なりって挨拶なんですかね?」ヒソヒソ
亜美「うわぁ…亜美もあんなんだったの?」ヒソヒソ
伊織「似たようなもんよ。あんなのとずっと一緒にいた私の身にもなりなさいよ」ヒソヒソ
P「ふむ…とりあえず話しかけてみるか」
P「あの…あずささん?」
あずさ「>>41」
救いをお求めですか?
あずさ「救いをお求めですか?」
P「えっ!? いや、その…」
あずさ「求める者には救済が訪れる。与えましょう、永遠の安らぎを…」スッ
P「失礼しました!!」ダッ
P「や、ヤベェよ…命の危険を感じたよ…」ガクガク
亜美「目が笑ってなかったYO…あずさお姉ちゃん…」
春香「うーん…これはまず動きを止めないと危ないかもですね」
伊織「そうね。じゃあ>>49あたりに頼みましょう」
雪歩
春香「……というわけでよろしくね雪歩!」ガシッ
雪歩「い、嫌だよぅ! 私まだ死にたくないよ!」ジタバタ
亜美「大丈夫! ゆきぴょんなら大丈夫!」
伊織「そうよ。大丈夫大丈夫」
P「ああ、大丈夫だぞ雪歩!」
雪歩「根拠は!? 見せかけだけでもないんですかぁ!?」
春香「さぁ、頑張って雪歩!」ドンッ
雪歩「あ、あわわ…」フラフラ
あずさ「あら?」
雪歩「ひぃっ!…あ、あずささん。お、おはようございますぅ…」ビクビク
あずさ「死こそ救済なり」
雪歩「えっ!?…えーと、>>53」
貴殿もそう思われていたのか!
雪歩「貴殿もそう思われていたのか!」クワッ
あずさ「!?」
雪歩「某も常々思うておったのよ! 儂等の救いについてのぅ! 己と貴様は似た者同士のようじゃわ! がっはっはっ!」
あずさ「……」
あずさ「?」
雪歩「……か、確保ですぅぅぅぅぅぅ!」ガシッ
あずさ「お、おのれっ!」ジタバタ
P「うまいっ! 自らキャラをぶっ壊して困惑しているところを捕らえたっ!」
雪歩「うわぁぁぁぁぁぁぁん!///」
亜美「やった後の精神的ダメージが計り知れないから諸刃の剣だね!」
春香「ナイスファイト雪歩!」
伊織「あんたの勇姿はちゃんと撮っといたわよ!」スチャ
雪歩「け、消してよぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
――
あずさ「……ふん」
P「さて、捕らえたはいいがどうやって元に戻せばいいんだろうか」
春香「亜美の時は絵本で戻りましたからね。あずささんの場合は…」
伊織「そうね。>>58とか?」
ミス
一個下
伊織「亜美は絵本読んだら戻ったから…大人なあずさなら小説の朗読でもすれば戻るかもね」
P「おお、試す価値はあるな。よし…」ゴソゴソ
P「あずささん」
あずさ「死の忘却を迎え入れろ」
P「……」コホン
P「『限りなく透明に遠い社長』」
P「飛行機の音ではなかった。枕元のバイb…」
※過激な内容のため中略
P「……ふぅ」パタン
雪歩「あ、あわわわ…///」
伊織「ちょっと! なんて本読んでんのよ!///」
亜美「?」
春香「し、社長の息子さんが…///」
P(さて、直ったかな?)チラッ
あずさの様子>>65
神になる
あずさ「神になる…」ボソッ
P「……ん?」
あずさ「この世に救いはなく、神も存在しないなら…」
あずさ「この私が…新世界の神となる!」
(((悪化してるー!?)))
あずさ「救いを! 世界に救いをー!」ブチブチブチブチ…
雪歩「あわわわ…自力で縄を…!」
亜美「あ、あずさお姉ちゃん落ち着いて!」
伊織「ど、どうすればいいの!?」
P「くっ! こうなりゃ諸悪の根源たる千早に会いに行くしかない! お前たち、ここは任せた!」ダッ
春香「あっ、逃げた!」
――
P「さて…と」
P「>>71」
1.千早に会いに行くか
2.逃げよう
3.律子のお見舞いに行こう
4.その他
2
真
P「真。こんなところで何してるんだ?」
真「オフですからね。可愛い服を探し回ってるんですよ!」
P「そうか、そりゃ楽しそうだな」
真「はい!…あれ、プロデューサーもオフでしたっけ?」
P「…ああ。たまたまな」
真「じゃあたまには一緒に遊びに行きましょうよ!」
P「おいおい、ファンにバレたら沈められちまうよ」
真「大丈夫ですって! ちゃんと変装してますから!」グイッ
P「わ、わかったから引っ張るな!」
真「へへっ、それじゃあ>>82に行きましょう」
サバンナ
――サバンナ
真「いやー、結構遠かったですねプロデューサー」
P「結構じゃねーよ…」
真「見て下さいよ一面に広がるこの大草原! すっごく開放的な気分になりますよね」
P「あー、まあな。日本じゃ絶対お目にかかれないだろうな」
P「……なんか、どうでもよくなってくるな。こんな壮大な景色見てるとさ」
真「…プロデューサー?」
P「日頃の疲れとか悩みとか全部…全然大したことのないように思えてくる。連れてきてくれてありがとうな、真」
真「プロデューサー…何かあったんですか?」
P「…逃げてきちまったんだ、俺」
P「プロデューサー…失格だよな」
――その頃
響(今日は実家の帰省から帰ってきて久しぶりの出勤だ)テクテク
響(事務所に来るのも久しぶりだなー。皆何してたかな?)
ガチャ
響「おはよっ! 皆久しぶりー!」
響「……!?」
事務所の中の様子>>90
お通夜状態
シーン……
やよい「うぇぇぇん…」
美希「……」ギュッ
真美「……」グスッ
貴音「……」ナデナデ
社長「……」フゥ…
響(な、何だこれ!? いつもの765プロはどこに!?)
小鳥「…久しぶりね、響ちゃん」
響「ぴ、ピヨ子! いったいどうなってるの!? 何この重苦しさ!?」ヒソヒソ
響「ていうか人数が足りないぞ! プロデューサーや春香達は!?」
小鳥「説明するわ。律子さんは知っての通り入院中。千早ちゃんもいつも通り事務所には来てない…プロデューサーは真ちゃんと一緒にサバンナに行ったそうよ…」
響「そ、そっちにも突っ込みたいけど…じゃあ春香と亜美と伊織と雪歩とあずささんはどうしたの!?」
小鳥「実は…>>96」
春閣下教の布教に忙しい
小鳥「春閣下教の布教に忙しいらしくてね…事務所をやめるって言ってきたのよ」
響「は…はぁ!?」
小鳥「私は見ていたわ…あの時のこと」
――Pが逃げた後のあの日の事務所
あずさ「死を以て贖いなさい」
亜美「うぅ…なんて強さ…」
伊織「こ、これ以上は持たないわ…」
春香「……」ザッ
雪歩「は、春香ちゃん…?」
春香(仕方ない…か)
春香「お願い、力を貸して。『もう一人の私』」
カッ……!
――
小鳥「春香ちゃんのリボンが突然光ったかと思うと、まるで別人のようになったわ。その後はあずささんをちぎっては投げ、ちぎっては投げ…圧倒的な強さとカリスマ性にうたれた四人は春閣下教の信者となった。それが事の顛末よ」
響「ピヨ子。病院行った方がいいぞ」
小鳥「ほ、ホントよ!?」
響「妄想は頭の中だけにしとかないとダメだぞ。最近遊◯王でも読み直したのか?」
小鳥「ほ、ホントなのに…響ちゃん酷い!」
響「もういいよ貴音に聞くから…貴音ー、いったい事務所で何があったの?」
貴音「>>103」
今こそらぁめん教を開く時が来ました!
貴音「今こそらぁめん教を開く時が来ました!」クワッ
響「!?」
貴音「私がかねてより布教用に配ってきた『腹ペコお姫ちん』…今こそその素晴らしさ、知らしめるべき時!」ダッ
響「た、貴音ー!?」
響「行っちゃった…貴音もなんかおかしかったぞ…らぁめん教ってなに?」
響「……」
響「み、美希。美希は何があったかちゃんと教えてくれるよね?」
美希「>>106」
おにぎり教を開くの!
美希「おにぎり教を開くの!」
響「お!?」
美希「美希も春香や貴音、千早さんに負けてられないの! 磯臭さを至上としたおにぎりの尊さを世に説くの!」
美希「おにぎり、おにぎりー!!」ダッ
響「い、行っちゃったぞ…」
響「おかしいよこれ…皆どうしちゃったんだ…」
やよい「うぅー…」グスッ
真美「やよいっち…仕方ないよ…」
響「や、やよい! 真美! 二人は…」
やよい「酷いよ伊織ちゃん…一緒に宗教興そうって決めてたのに…」
真美「言わないでよぉ…真美だって亜美と約束してたのに…」グスッ
響「」
響「社長…社長は…」
社長「>>111」
いい加減にしたまえ
社長「……いい加減にしたまえ」
響「! し、社長!」
社長「君達はアイドルだ。世界中のファンを笑顔にすることよ出来るトップアイドルを志してこの事務所に入ったのだろう…」
響「そう、その通り!」
社長「それを何だね…本業を忘れ宗教を興すだのなんだのと訳の分からないことにうつつを抜かすなど」
響「いいぞいいぞー!」
社長「更に一人や二人でなくほぼ全員が、だ。おかしいと思うのは私だけかね?」
響「自分も! 自分もだぞ社長!」
社長「ファンや周りのことなど顧みずに、己のやりたいことに真っ直ぐに向かっていく……そんなアイドル達だ」
響「そうだそう……え?」
社長「まさに私の思う理想形だ! 型破りで破天荒! いやいや、アイドルとはこうでなくてはね!」
響「」
響「もうダメだ…事務所にまともな人間は一人もいなかったぞ…」
響「これからどうしようかなぁ…」
>>116
安価でこんなにまともなカオス久々に見た気がする
響「とりあえずプロデューサーに会いに行ってみようかな」
響「真と一緒にサバンナだっけ…どういう経緯があってそうなったのかは分かんないけど」
響「とにかくまともな人に会いたいぞ!」ダッ
キイイイイイイン……
響、サバンナへ――
一方、>>122は、>>124していた……
千早
あずさと戦っていた
どガッ! ペタンっ! どたぷーん!
千早「……」ザッ
あずさ「うふふ…」ニヤッ
千早「やれやれ…まさかあずささんが私に牙を向けるなんて。思いもしませんでした」
あずさ「人はね、変わるのよ千早ちゃん。あなたの教えは素晴らしかったわ、でも…春閣下教には及ばなかった。それだけの話よ」
千早「…亜美まで取り込まれるだなんて。春香はどんな手品を使ったんです?」
あずさ「ふふ、答える必要はないわよ。あなたもすぐに分かるもの」
千早「私も世界平和のためには『>>128教』の教主として、他の教派に遅れをとるわけにはいきません」
そら正義の味方ならほっとかんよな
眠いので今回はここまで
アイマスのss書くの初めてなのでキャラの口調とか性格とかおかしかったらごめんなさい
あずさ「絶壁教、自らのコンプレックスを隠さずにさらけ出しありのままの姿で生きることが根本的教義だったわね」
千早「ええ。この教えが世界中に広まれば各々がただ在るように在るだけの世界が構築される…善も悪もない完璧な世界が、です」
あずさ「私にはその教えが魅力的に思えたんでしょうね。千早ちゃんがいつも持ち歩いている絶壁教の聖書を1日で暗記してしまうくらいだったもの」
千早「ええ。…あずささん、これが最後です。あなたは理想の教徒だった。戻るつもりはないですか?」
あずさ「…ふふ、答えは━━」
あずさ「『NO』よ」
千早「……残念です」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!
千早「ふふふふふ…『貧乳』か! 『巨乳』か! 勝者は一人!」
あずさ「私は春閣下を…王にする」
ドン!!
『絶壁教』と『春閣下教』、この二人のアイドルの争いは…後に起こるあの極めて大きな事件の『引き金』として語られることとなる━━
━━??
伊織「……あずさがやられたようね」
雪歩「ククク、奴は我等四天王の中でも最弱…」
亜美「絶壁教教主如きに遅れを取るとは四天王の面汚しめ…」
春閣下「お前たち…」
伊織・雪歩・亜美「!! は、春閣下!」ザッ
春閣下「まさか『春閣下教』の教え…忘れたわけではあるまいな?」
伊織「め、滅相もございません!」
雪歩「骨の髄まで染み込んでおりまする!」
春閣下「ならば申してみよ…」
亜美「は、はっ!」
伊織「その一! >>136!」
雪歩「その二! >>137!」
亜美「その三! >>138!」
逆らう者には死を
おやつは300円(税込)まで
バーデンバーデンリリー
伊織「逆らう者には死を!」
雪歩「おやつは300円(税込)まで!」
亜美「バーデンバーデンリリー!」
春閣下「ふんっ!」ドンガラ
亜美「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」ガッシャーン
春閣下「格ゲーをやる暇があるなら布教に努めろ愚か者」
亜美「も、申し訳ございません…」
春閣下「亜美はともかく、伊織が言った通り我が春閣下教は『逆らう者には死を』以て償ってもらう…あずさは元絶壁教の信者だった…絶壁教教主と接触をもったのもまず間違いなく謀叛のため」
伊織「で、では…」
春閣下「……これより三浦あずさの━━粛清に向かう」
愚民共「おおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
春閣下「続けい愚民共! おやつは税込300円までだぁぁぁぁぁぁ!」
━━春閣下教、三浦あずさの粛清に向かう……!
一方、>>142は……>>144していた…!
響
サバンナで完璧教を開いた
━━サバンナ
ライオン「ガル、ガルアァァァ」
響「ふむふむ、ライ児はそう思ってるんだな」
キリン「きり、キリーン」
響「むむ…キリ也は全然別の考え方なんだな。チー郎太はどう?」
チーター「ちいぃぃぃぃたぁぁぁぁぁぁ」
響「うーん…そういうのもあるのか」
ヌー「ぬぅぅぅぅぅぅぅぁぁぁぁぁぁぁ」
響「ヌー衛門も話し合いに参加してよ!」
響(はいさい! 自分、我那覇響! 今は故郷を遠く離れてサバンナに来てるんだ!)
響(ちゅら海はないけど、ここの日差しは沖縄と同じくらい暑くて…ふふ、何だか落ち着くんだ!)
響(出会った動物達とも仲良くなって、今は皆が幸せになれる宗教を作ろうとしてる)
響(その名も完璧教! えへへ、自分にぴったりでしょ?)
響(まだ教えはなくて、これから皆で作るんだ。色んな意見を組み合わせれば、完璧な教えが出来るはずだから!)
響「……あれ、でも他に目的があった気が」
響「うーん? 気のせいかー?」
>>147
1.気のせいだな!
2.いや、待てよ…?
3.その他
1
響「うん、気のせいだな!」
響「自分が目的忘れちゃうなんて絶対ありえないぞ! なんたって自分━━」
響「完璧だからな!」
響「よーし、皆! 完璧教の教えを完璧なものにするぞー!」
動物達「「「ガパオオオオガルアアァァァオオオオオヌ!」」」
完璧教、サバンナを中心に世界中の動物達へと教えが広まる━━
━━同じくサバンナ
真「プロデューサー、最近動物の数が減ってる気がしません?」
P「んー? そうだなぁ、なんかどこかに集まって行ってる感じするな」
真「…あの、プロデューサー」
P「どうしたー?」
真「誘っておいたボクが言うのも何ですけど…そろそろ日本に帰りませんか?」
P「……真」
真「確かにプロデューサーは一度逃げてしまいました。でも反省も後悔も十分にしたんでしょう? それなら春香達も許してくれますよ」
真「それにプロデューサーはプロデューサーなんです。アイドルを正しい方向へ導くのが仕事じゃないですか。宗教にはまってるアイドルなんておかしい。だから千早やあずささん達の目を覚ましてあげる義務があります」
P「……」
真「…ボクも手伝います。ね、帰りましょうプロデューサー」
P「>>155」
嫌だ!
P「……だ」
真「え?」
P「嫌だ! 俺はもう事務所には戻らない!」
真「な……」
P「俺はあんなアイドルを育てるためにプロデューサーになったんじゃねぇ! 何がトップアイドルだ…何がIA大賞だ…何が765プロをでかくしてやるだ…! 期待ばっかさせて…夢見させるようなこと言うな!」
真「ぷ、プロデューサー…」
P「プロデューサーじゃねぇ!…こんなもん」つP
?「こうしてやんよおおおおおおおおおおおおおお!」ブン!→→→→P
真「な、なんてことを…!」
?「これで俺は自由だ! あばよ真!」
真「ま、待ってください!」
?「あぁん!?」
真「>>160」
どうやって変えるつもりなんですか
真「どうやって変えるつもりなんですか」
?「は? お前何言って…」
真「プロデューサーが元に戻せたのは亜美だけです。それもとりあえず絵本を読んでみただけ。具体的な対策もなしにどうやって千早達を変えるつもりなんですか?」
?「だから何言って…」
真「プロデューサーとして、春香達から目を背けてしまった。だったらプロデューサーをやめてしまえばいい。そうですよね?」
?「……!」
真「それなら春香達と対等に話せる。事が全部収まったら皆の前から姿を消せばいい…」
?「……」
真「…ズルいですね。それも、ただ逃げてるだけなんじゃないですか?」
?「……」
真「プロデューサー!!」
?「……うるせぇ」
?「俺はもう、プロデューサーじゃねぇんだよ」
…………
真「プロデューサーは…行ってしまった」
真「いったいどこを目指して歩き出したんだろう、気づけば見えなくなってしまった」
真「止めたかった…けど、なんて言葉をかければ止められるのか分からなかった」
真「……でも、たとえ一人でもやらなくちゃ」
真「千早達を元に戻さなきゃ!」
真(それに目的が同じなら、もう一度プロデューサーに会えるはずだ!)
真「よーし、まずは情報収集! >>165に会いに行こう!」
ゆきぽ
━━ジャパン、事務所前
真「うーん、久しぶりの日本の空気だー」ググッ
真「さて…と。まずは事務所から。雪歩いるかなー?」キィ
真(ボクは実際にあずささんや亜美に会ってないし、どんな感じだったのか雪歩に詳しく聞いてみなきゃね)
真「おはようございまーす!」
真「……ん?」
事務所の中は…>>170
荒野
真「な、何だこれ!? 事務所の中がまるで荒野みたいに荒れ果てて…」
小鳥「…あら、真ちゃん?」
真「うわぁ!? こ、小鳥さん!」
小鳥「久しぶりね。やっとサバンナから帰ってきたのね」
真「は、はい。あの…これはいったい…?」
小鳥「真ちゃんがサバンナに行っている間、この世界は大きく変わってしまったわ…」
真「え? 世界?」
小鳥「世界中のほとんどの人々が何かしらの宗教に入信したのよ。教主たる765プロアイドルの持つオーラとカリスマ性に惹かれてね…」
真「は……はい?」
小鳥「まず春香ちゃんを筆頭とした『春閣下教』。伊織ちゃん、亜美ちゃん、雪歩ちゃん、あずささんが四天王と呼ばれる程の執心ぶりらしいわ。勢力としては間違いなくトップクラスね」
真「え? 春香…雪歩…え?」
小鳥「そしてその春閣下教としのぎを削っているのが千早ちゃんを筆頭とした『絶壁教』…入信する際、信者は全員ヤスリで胸囲を72センチ以下にされるらしいわ…」ゾクッ
真「絶壁…千早…72…?」
小鳥「他にも貴音ちゃんの『らぁめん教』…美希ちゃんの『おにぎり教』…そして世界中の動物達はサバンナにあるという『完璧の教え』を求めて大移動を開始しているわ」
小鳥「世はまさに…大宗教時代なのよ」ドン!
真(頭が痛くなってきた)
真(…でも、この事務所の破壊状態。小鳥さんの荒唐無稽な話でないと説明がつきそうにない)
真(……あれ?)
真「小鳥さん、やよいと真美が話に出てきませんでしたけど。ま、まさか二人も何か宗教を…!?」
小鳥「やよいちゃんと真美ちゃんは…>>177」
ハッピーハッピー教に入信した
真「ハッピーハッピー教…? なんですかそれ」
小鳥「やたらめったら色んなものを青くするの。それが幸せに繋がるとされているのよ」
真「はぁ…」
小鳥「あれ、真ちゃんはゲームはあんまりやらない方かしら?」
真「あ、ゲームの中の宗教なんですか?」
小鳥「…いや、いいわ。この話題は終わりにしましょう」
真「?」
小鳥「そんなわけで765プロは今崖っぷちに立たされるわけなのよ」
真「そう、ですよね。アイドルはいないし、事務所はこんなだし…」
真「やっぱり、止めなくちゃダメですよね」
小鳥「ま、真ちゃん…やる気なの…?」
真「もちろんですよ! そのために帰ってきたんですから!」
小鳥「……とんでもなく危険よ?」
真「へへっ、そう言われると燃えてくるタチなんですよね」
小鳥「真ちゃん…」
真「小鳥さん、雪歩の居場所…知ってたら教えてくれませんか?」
小鳥「>>185」
…ッ!後ろよ!
小鳥「…ッ! 後ろよ! 真ちゃん!!」
真「え?」クルッ
小鳥「……ッ!」ダッ
ドッ……!
小鳥「ぐ……ぐうぅぅ…」ガクッ
真「こ、小鳥さん…?」
真「……小鳥さぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」
>>190「チッ…」
真「なんでだ…なんでこんなことをしたんだ…」
真「>>190!」
P?
真「プロデューサー!」
?「…もうプロデューサーじゃないって言っただろ」
真「じゃあなんでですか…なんでわざわざ事務所まで来て…」
小鳥「グフゥ…」
真「小鳥さんを…!」
?「小鳥さん狙った訳じゃないけどな」
真「答えて下さい、プロデューサー!」
?「…>>194」
布教のためだ
?「布教のためだ」
真「ふ、布教!?」
?「そうだ。まずは身近なところから攻めようと思ってな」
真「そんな…プロデューサーまで宗教に入れ込んでるんですか!?」
?「…そうなるな」
真「……!」
小鳥「ピヨピヨ……」
?「小鳥さんのことは心配するな。ただ気絶しているだけだ。…じゃあな」
真「プロデューサー……」
━━Pの真意とは…?
…その頃>>198は>>200しているのだった!
響
布教に飽きた
響「うーん……」
響「飽きたぞ」
響「そもそも自分、何で宗教なんか作ろうとしてるんだ? 意味わかんないぞ…」
動物達「「「ギャーギャー!」」」
響「…みんなも自分達で勝手に話し合ってくれてるみたいだし、もう帰っても大丈夫かな」
響「ん?」
ウシ「モー」
響「お、おいおいどうしたんだお前。何でそんなに真っ青に塗られてるんだ?」
ウシ「モモモ…」
響「え?…ふんふん…えぇ!?」
響「こりゃあ大変だぞ…やよいと真美まで変な宗教にはまってるだなんて…!」
響「早く日本へ帰らなきゃ!」ダッ
響(……あれ、結局何しにサバンナまで来たんだっけ?)
━━ジャポーネ、ハッピーハッピー教会
響「はぁ…はぁ…ウシの話だとここにやよいと真美がいるはず…」ギィ…
響「やよい、真美ー!」
やよい「あ、響さん。ブルーブルー」
真美「ひびきん、ブルーブルー」
他の信者「ブルーブルー」
響「ぶ、ブルーブルーじゃないよ! 何でこう色々青いんだよ! 早く帰るぞ!」
やよい「>>205かなーって」
わかった
やよい「分かったかなーって」
響「あ、分かってくれたか」ホッ
響(やよいは素直ないい子だぞ)ウンウン
やよい「真美ー、響さんが帰るぞーって」
真美「えー。…まぁいっか。ブルーブルー言ってるのも飽きてきたところだったし」
他の信者「え」
━━事務所
ガチャ
響「ただい…うぎゃぁぁぁぁ! 何だこれ!? 何があったんだ!?」
真「あ…響」
響「ま、真! 一から十までちゃんと説明してくれー!」
ー説明中ー
響「…うぅ、説明聞いてもイマイチよく分からないぞ」
真「まぁボクもまだ頭がパンクしてる感じだから大丈夫。響は正常だよ」
やよい「事務所、随分綺麗になっちゃったねー」
真美「うーん、宗教の争いって恐ろしいNE!」
小鳥「うぅっ…サバンナに動物が集まっていった原因は響ちゃんだったのね」ムクッ
響「! ピヨ子!」
真「ダメですよまだ寝てないと!」
小鳥「大丈夫よ…それより気になるのはさっきの男ね。いきなり真ちゃんを襲おうとするだなんて」
真(! そうか…小鳥さんはプロデューサーの素顔を知らないんだ…)
真美「物騒な世の中になったもんだねぇ」
やよい「うー…なんであんなに宗教にはまってたのか分からないかも…早く皆さんと一緒にお仕事したいです」
小鳥「そうね。真ちゃんは雪歩ちゃんを探してたのよね?」
真「はい。…でも話に聞いた感じだといきなり『春閣下教』に乗り込むのは危険な感じもします」
小鳥「ええ。『春閣下教』と『絶壁教』はかなりの過激派よ。…丁度いいわ、事務所の窓から外を見てみなさい」
「「「? 」」」
絶壁教徒1「はぁ…はぁ…はぁ…や、やめてくれ! 違うんだ! 俺は胸囲を偽ってなんかいねぇ!」
絶壁教徒2「黙れ! 貴様の言葉など意味をなさん!…測れ!」
絶壁教徒3.4「……」ガシッ
絶壁教徒1「い、嫌だぁぁぁぁぁぁァァァ!」ジタバタ
絶壁教徒2「……どうだ?」
絶壁教徒3「胸囲……」
絶壁教徒4「はちじゅう…いち」
絶壁教徒2「異教徒に神罰を…」つヤスリ
絶壁教徒1「あ…あ…」
ゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリゾリ!
ウギャァァァァァァァァァァァァァ!
真「う…これは…」
響「や、やよいと真美は見ちゃダメだぞ!」バッ!
やよい・真美「?」
小鳥「こういったことが今世界中で起こっているのよ。…真ちゃん、見なさい。あっちは異教徒に対する春閣下教の制裁よ」スッ
真「……!!」
どんな感じ?>>215
拘束したうえでヘッドホンで大音量で太陽のジェラシーを延々流し続ける
春閣下教徒1「うわぁぁぁぁぁ! 縄を…この縄を解いてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
春閣下教徒2「お前…さきの絶壁教との戦闘時、おやつを五百円分持っていったな?」
春閣下教徒1「お、お腹減ってたんだよおおおおおおおお! いいじゃねぇか二百円くらいよおおおおおおお!」
春閣下教徒3「規律が全てだ。守らない奴は…罰を受ける」
春閣下教徒4「……」つヘッドホン
スチャ
春閣下教徒1「あ…ああ…」
『追いかけてッッッッッ!!!!!!!!!!!逃げるフリをしてッッッッッッ!!!!!!!!!! そっと潜るッッッッッッ!!!!!!!! 私マーメイッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!』
春閣下教徒1「あぎゃぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
真「……」ゴクッ…
小鳥「あれが、これから貴方が立ち向かおうとしているものよ」
響「サバンナに行ってる間に、世界はすっかり様変わりしちゃったみたいだね…」
やよい「うぅ…早くみんなに会いたいです…」グスッ
真美「亜美…大丈夫かな…?」
真(…予想より遥かに事態は深刻だったってことか)
小鳥「真ちゃん。どうするの? 予定通り雪歩ちゃんとの接触を試みる? もしそうするつもりなら私が居場所を割り出してみるけど」
真「そうですね…」
真「まずは…>>230ですね」
雪歩との接触
真「まずはやっぱり、雪歩に会ってみようと思います。春閣下教に入信したっていっても、ボクの一番の親友ですから」
小鳥「OK、分かったわ。春閣下教徒の行動パターン、行動範囲を統計して居場所を探り出すわ」カタカタ
響「パソコンは無事だったんだなピヨ子」
小鳥「私の第二の心臓だからね」
やよい「ま、真さん! 私達もついていきます!」
真美「うんうん! ゆきぴょんにがつんと言ってやりたいYO!」
真「二人とも、ありがとう。でも…二人に何かあったらボクは自分を許せない…だから、ね?」
やよい「う、うぅ…」
真美「そ、その言い方はズルいっしょまこちん…」
響「真、自分はついて行こうか?」
真「響は…>>234」
ここでみんなの事を守ってほしい
真「ここで皆のことを守って欲しい。世紀末みたいな世の中だしね。何が起こるか分かったもんじゃないから」
響「ん、分かった。気をつけるんだぞ、真」
真「うん!」
小鳥「よし、場所の索敵完了。雪歩ちゃんは恐らく…>>238にいるわよ、真ちゃん」
真「>>238ですか…ありがとうございます、小鳥さん。皆、行ってくるね!」
響「油断するなよ、真!」
やよい「真さん、気をつけて…」
真美「無事で帰ってこなかったら承知しないかんね、まこちん!」
真「へへっ、もっちろん!」
真、単身>>238へ
雪歩の穴
――雪歩の穴
真(ここが雪歩の穴か…)
真(雪歩が衝動的に掘り進めた穴の中で最も深い穴…噂には聞いていたけど、ボクも来たのは初めてだ)
真(ここに雪歩が…)
雪歩「……」
真(あ、いた)
真(ど、どうしよ…思った以上に早く会えちゃったよ…ここは雪歩のプライベート空間だから他の春閣下教徒はいないだろうけど…)
真(……ええい、話してみないことには何も分からない! 当たって砕けろだ!)
真「ゆ、雪歩!」
雪歩「…!」
真「久しぶりだね…元気だった?」
雪歩「>>243」
私達、どこから間違えちゃったんだろう…
雪歩「真ちゃん…私達、どこから間違えちゃったんだろう…」
真「雪歩…?」
雪歩「最初は春閣下についていけば正しい、そう思っていたのに…いつからかこんなの間違ってるって思うようになっていったんだ」
雪歩「何でなんだろう…運命の歯車はいつから狂ってしまったんだろう」
真(…雪歩は完全に春閣下教に染まってた訳じゃなかった。自力で自分の意思を取り戻したのか…ははっ、やっぱり凄いなぁ、雪歩は)
真「雪歩、間違えることなんて誰にでもあるさ。一度間違えたからって全部がダメになる訳じゃない。さ、事務所に帰ろう。皆待ってるよ、雪歩のこと」
雪歩「真ちゃん…ありがとう」
雪歩「でも…>>246」
これ演技だから
雪歩「これ演技だから」
真「……え?」
雪歩「…」パチン
ゾロゾロゾロゾロゾロゾロ…
真「!! ゆ、雪歩の穴という穴から…!」
春閣下教徒2~101「「「かっか…かっか…」」」
雪歩「ざっと100人。真ちゃん1人に大げさすぎたかな?」
真「雪歩ォ……!」
雪歩「ぷぷ、ホント単純だよね真ちゃん。こんなとこに一人でのこのこ現れるなんて愚民にも程があるよ」
真「くっ…!」
雪歩「春閣下教四天王の一人、『>>250の雪歩』が真ちゃんに教えてあげるよ。春閣下教の素晴らしさをね!」
悪墜とし
真「『悪堕としの雪歩』だって…!?」
雪歩「ふふ、私が掘った穴に落ちた者は二度と『善(ひかり)』を見ることはない…『悪(やみ)』の底へと堕ちて永遠にそのままになるんだよ!」
真「くっ…」
真(何言ってるのか全然分からない…!)
春閣下教徒2~101「「「かっかぁ~…かっかぁ~…」」」
真(しかしこの状況はまずい! 多勢に無勢にも程がある!)
雪歩「ふふふ…」
雪歩「――かかれぇっ!!」
春閣下教徒2~101「「「かっかぁぁぁぁぁぁああああああああ!!」」」
真(万事休すか……!)
真「そこで問題だ! この状況下でどうやってあの攻撃をかわすか?
>>258
三択ー一つだけ選びなさい
答え?プリティなまこりんは突如反撃のアイデアがひらめく
答え?仲間がきて助けてくれる
答え?かわせない 現実は非情である」
文字化けしてれぅ…
下
春閣下教徒2~101「「「どんがらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」
真(……へへっ。ごめんね、皆…)
真「あとは任せたよ」
――――――
――――
――
響「……」カタカタカタカタ…
響「…うがーーーーーーー!」ガタン!
真美「ちょ、びっくりするじゃんひびきん!」
響「だって真が事務所出て何分経ったと思ってるんだ!? 自分、探しに行ってくるぞ!」
やよい「ひ、響さん落ち着いて下さい~!」
小鳥「響ちゃん、真ちゃんに言われたこと忘れたの?」
響「うっ…」
響「…はぁぁ。真ぉ~、早く帰ってきて欲しいぞ…」
小鳥「……!!」
響「ん? どうしたんだピヨ子?」
小鳥「……」
真美「ピヨちゃん?」
小鳥「ま…真ちゃんに付けておいた発信機からの信号が…」
小鳥「消えたわ……」
真美「えっ!? う、嘘でしょピヨちゃん!」
小鳥「……っ」
やよい「ま、真さんが…そんな…」
響「……!」ダッ
小鳥「! 待ちなさい響ちゃん!」ガシッ
響「離せよピヨ子! 今ならまだ間に合うぞ! 自分が真を助けるんだ!」ジタバタ
小鳥「くっ…さっき言ったばかりでしょう!? 真ちゃんに皆を守ってって言われたじゃない!」
響「真だって皆の中に入ってるんだ! 今行かなかったら友達失格だぞ!」
小鳥「…だったら私も同じよ! 響ちゃんが危ない目に会うって分かっていて行かせるわけには行かないわ!」
真美「そうだよひびきん! 真美達も!」ギュッ
やよい「行っちゃ嫌です~!」ギュッ
響「っ……皆…」
響(自分…自分は…!)
>>270
1.振り切って走り出す
2.諦めて踏みとどまる
3.その他
覚醒Pが帰ってくる
響(うぅ…いったいどうすれば…)
ガチャ
響「ん?」
SP「……」
真美「あっ! にい…ちゃん?」
小鳥「プロデューサーさん? あれ、何だか違和感が…」
SP「……」キョロキョロ
やよい「プロデューサー、ですか?」
SP「元、な。響、真はいないのか?」
響「えっ? う、うん。雪歩に会いに行って…」
SP「そうか…分かった。じゃあ俺が探しに行ってくる。響はここを頼む」クルッ
響「ちょ、ちょっと待てー! 今まで何やってたのプロデューサー! なんか職業変わってる気がするし…ちゃんと説明するんさー!」
SP「>>273」
鍛えてきただけだ、詳しい事は帰ったら説明する
SP「鍛えてきただけだ、詳しい事は帰ったら説明する」ダッ
響「ちょ…プロデューサー!」
――
真「……う」
真「はっ! ここは…」
雪歩「やっと目が覚めたね、真ちゃん」
真「雪歩…!」
雪歩「今から真ちゃんに春閣下教入信の儀を執り行うよ。強制的に」
真「入信の儀…?」
雪歩「春閣下教徒なら全員が経験してきた儀式だよ。信仰心が強いと私みたいに正気を保てるけど…」
春閣下教徒2~101「「「かっか…かっか…かっか…」」」orzorzorzorzorzorzorz
雪歩「一般的にはあんな感じになるよ」
真「……!」ゾッ…
真(嘘だろ…!? あんな屈辱的なポーズをとらされるっていうのか…!?)
雪歩「じゃあ始めるよ、真ちゃん」
真(いったいどんな儀式なんだ…?)
どんな儀式なんだ?>>276
閣下の手作りスイーツ食べながら太陽のジェラシーエンドレスリピート
雪歩「ミュージック、スタート!」
『もっと遠くへ泳いでみたい 光満ちる白いアイランド♪』
真「?」
真(春香の曲だ…これを聞くだけ?)
雪歩「まずは…」ゴソゴソ
雪歩「閣下特製クッキー!」ズボッ
真「もごぉっ!?」
『ずっと人魚になっていたいの 夏に今かDivin』
雪歩「閣下特製ケーキ!」ベシャん
真「むぐぅ!?」
『Dream 夢なら覚めないで↑』
雪歩「閣下特製ドーナツ!」ズゴッ
真「おぶぅ!!」
『スパンコールの波間ではしゃぐ二人』
雪歩「閣下特製…」
真(き、気持ち悪い……甘いし苦しいし歌はアレだし……げ、限界…だ…)グラッ
雪歩「バームクーヘン!」
パシッ
雪歩「!?」
SP「そこまでだ、雪歩」
雪歩「…!」バッ
雪歩「あなたは…プロデューサーですか?」
SP「今はSPだ」
真「ぷ、プロデューサー…?」
SP「何とか間に合ったな、遅くなってすまん真」
雪歩「いったいどうやってここまで…教徒は…」チラッ
雪歩「!」
春閣下教徒2~101「「「……」」」死屍累々
雪歩「プロデューサーがやったんですか…」
SP「鍛えてきたからな。100人くらいは軽い」
真「鍛えた…る」
SP「……ああ」
SP「俺は>>283のもとで修行を積み…SPとして生まれ変わったんだ」
>>281訂正
真「鍛えた…る」
↓
真「鍛えた…?」
安価取っちゃったら下
日高舞さん
~回想~
舞「……ふぅん」
?「お願いします。俺には強くなってあいつらを元に戻してやる義務があるんです!」
舞「それで私を訪ねてきたというわけね。確かに最近は新興宗教がどうのこうのって物騒な世の中だからねぇ…あれ、あなたのとこのアイドルが原因だったのね」
?「うぐ…そうです! だから止めなきゃいけないんです! 『アイドル界最強の生物』とか『オーガ』なんて呼ばれていたあなたの協力があればきっと…!」
舞「……」
?「舞さん!」
舞「>>286」
ひとつ条件があるわ
片目を潰す
?「え!? ちょ、ちょっと待って下さい!」
舞「出来ないなら何も教えるつもりはないわ。帰って」
?「いやいやいや! そもそも何でそんなことさせる必要が…」
舞「あなたの覚悟がどれほどのものか見極めるためよ。中途半端な覚悟なら私の特訓を受けても死ぬだけよ」
?「しっ!?」
舞「さ、やるの? やらないの?」
?「お、俺は…>>295」
一個下
?「……分かりました」
?「やります! やってやります!」つP
P「よっと」スポッ
P「うおおおおおおおおおおおおお!」
グチャッッッ!!
I「ぐっ……が………ぁ…」
I「どう…ですか。舞さん、俺の覚悟…認めてくれますか?」
舞「…」ニィッ…
舞「気に入ったわ。私が直々に授けてあげる」
舞「この世界を救う力をね」
I「……しゃあッッ!!」グッ
舞(なんか違う気がするけどまぁいいか)
~回想終了~
SP「そこから先は地獄のような日々だったよ。IがVになったりVがQになったり…だがそれら全てを乗り越えて俺は――」
SP「SP(スーパープロデューサー)になったんだ」
真「SP(スーパープロデューサー)…」
真(かっこ悪…)
雪歩「へぇ~、で? 強くなったプロデューサーは私をどうするつもりなんですか? ふふ、まさか殴ったりなんかしませんよねぇ? アイドルのことを殴るプロデューサーなんているわけないですもんねぇ?」ニヤニヤ
SP「…殴ったりなんかしない。俺は決めたんだ。プロデューサーとしてお前達に向き合って、逃げてしまったことを謝ろうって」
真「プロデューサー…」
SP「ごめんな、真。事務所でお前を後ろから襲おうとしたのは気絶させようとしたんだ。お前が眠ってる間に俺が全部片をつけよう…ってな」
真「じゃあ布教のためって言ったのは…」
SP「ああ、適当だよありゃ」
SP「…さて、雪歩。まずはお前に謝る。すまなかった、あの時逃げてしまって」
雪歩「……」
SP「簡単に許してもらうつもりはない。…ま、ここから先の話は…」
SP「お前を元に戻してからにしよう」ザッ
SP「舞さんから授かったこの力…その名も『>>313』を使ってな!」
自己啓発セミナー
真「じ、自己啓発セミナーって…それも宗教みたいなもんじゃないですか!」
SP「そうだ。だがな真、俺はこれで皆を救えると確信している」
真「は、はぁ?」
SP「亜美が正気に戻った時、俺は絵本を読み聞かせてやったと言ったろ? あれはな、ただの絵本じゃなかったんだ」
SP「貴音がかねてから広めようとしていた、『らぁめん教』の教本だったんだよ」
真「……?」
SP「つまり、ある宗教にご執心ならその信仰の対象を他の宗教に移してやればいい。プラスとマイナスで打ち消しあってゼロになるように…別の教えを授けてやればいいんだ」
SP「目には目を…宗教には宗教を。これが皆を…いや、世界を救う唯一の方法だ」
真「???」
雪歩「……なるほど。私の心の向きを春閣下教から逸らそうってわけですね?」
SP「ああ。四天王なんて呼ばれる程信仰心の厚い雪歩だ。一筋縄じゃいかないだろうが…俺は諦めない」
雪歩「面白いです…出来るものならやってみるがいい!」ダッ
SP「……!」
ドガッ! ブンッ! バキッ! ガキィィィィン!
真(もう何なんだよこれ)
SP「おらぁ! 雪歩ぉ! 目ぇ覚ませこの野郎!」バキッ!
雪歩「うぐぐ…! 春閣下への私の忠誠心を…舐めるなぁっ!」ドゴッ!
SP「ぐふっ! い、いいパンチじゃねぇかオラァ!」ベキッ!
雪歩「うぐぅぅぅ!」
真「ちょ…さっき殴ったりしないって言ったじゃないですか!?」
SP「言葉の綾だオラァ! 雪歩コラァ!」
雪歩「まだ…まだだぁぁぁ!!」グシャッ!
P「ぐぁっ!」ポロッ↓S
P「し、しまっ…!」
雪歩「これで終わりだぁぁぁぁぁぁ!」グォッッ!
真「ぷ、プロデューサー!」
真(…そ、そうだ! 何かSの代わりになりそうなものを…!)
真「……これだ! プロデューサー! 新しい顔です! 受け取って下さい!」ブンッ!→>>320
モバ
真「僕の携帯…受け取ってください!」ブンッ!→モバ
ギュオオオオオオオオオオ!
ガチン!
モバP「お、おお…?」
モバP(なんだ…この体のそこから湧き上がる熱いパトスは……できる…今なら…)
雪歩「終りだあああああああああ!」グオッ!
ピタッ…
モバP「……」コオォォォォォォォ
雪歩「!? わ、私のスコップを指一本で…!?」
モバP「十人や二十人じゃない…いまの俺ならば同時に…」
モバP「百人はプロデュースできる!!」ドンッ!!!
雪歩「くっ……!」
モバP「……」
舞『いい? 自己啓発セミナー(物理)も所詮は手段の一つに過ぎない…骨の髄まで宗教に侵された人間を救うにはまだ不十分なのよ』
舞『最後に必要なカギは……>>346』
モバPのアイドルに対する熱い思い
舞『あなたのアイドルに対する熱い思い…それだけよ』
モバP(はは、簡単ですよ舞さん)
モバP(俺はアイドルを輝かせるためにプロデューサーになったんだ……俺の思いなんて、さっきの(拳の)やり取りで十分に伝わってるはず…)
モバP(だから…あとは…)
モバP「…雪歩おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
雪歩「!!」
モバP「一緒に帰ろう、皆が待ってるぞ」
モバP「俺たちの家で」
雪歩「>>350」
一緒に私も帰っていいんですか?
雪歩「……いいんですか?」
雪歩「一緒に私も帰っていいんですか?」
モバP「ばかやろう。当たり前だろ、お前はうちのアイドルだぞ?」
雪歩「でも私…酷いこといっぱいしちゃいました…真ちゃんに乱暴なことしたし、プロデューサーにもスコップで……」
真「へへっ、普段はめったに見れない雪歩の一面て感じで新鮮だったよ」
モバP「ああ、真はこんな感じで底抜けポジティブバカだし、俺も雪歩のスコップは慣れっこだからな」
真「バ……え、後半どういうことですか」
雪歩「うぅ……」グスッ
雪歩「私…帰ります。皆が待ってる家に……」
雪歩「二人と一緒に……!」
真・モバP「…ああ(うん)! 帰ろう!」
P「なんか違和感がある」ポイッ→モバ
ガシャン!
真「あーーーーー! ボクの携帯! 弁償してください!」グチャ
I「おごおおおおおおおおお!」
雪歩「……えへへ」
――というわけで事務所
小鳥・響・真美・やよい「ゆきほちゃさぴょおおおおおおおおおおおおおん!」ギュッ
雪歩「ひゃああああああ!」
真「ほっ…やっと雪歩が戻ってきてくれましたね」
P「ああ。随分時間がかかってしまったな」
小鳥「プロデューサーさんこそどこでナニやってたんですかぁ!」
真美「そうだよにいちゃん! 説明のいく納得を要求するー!」
P「逆なそれ。話すと長くなるが……(中略)こんなかんじだ」
やよい「……うぅ、むずかしくてよくわからないです~」
響「やよい大丈夫。自分も意味わからないから」
P「ま、今は俺より雪歩の話の方が重要だ。雪歩、お前の知ってることを何でもいいから話してくれ」
雪歩「は、はい…あの日、プロデューサーが私たちを見捨てて帰ってしまった後…」
P「…」グサッ
真(まだ根に持ってるんだな雪歩…)
雪歩「春香ちゃんのリボンが光を放って……別人のようになったかと思うとあずささんをちぎっては投げ…そのカリスマに惹かれて私はいつの間にかどっぷりと春閣下教にはまっていたんです」
響(ほ、本当にぴよ子の言った通りだったんだ…)
雪歩「四天王……『悪堕とし』の雪歩、『>>355』の伊織、『>>357』の亜美、『>>359』のあずさ…いつしか私たちはそう呼ばれていました」
デコ広
廚ニ病
梓さんマジ女神
P「『悪堕とし』の雪歩、『デコ広』の伊織、『廚二病』の亜美、『あずささんマジ女神』のあずさ、か…」
P(誰が言い出したのか知らんが……酷い通り名だな)
雪歩「でもあずささんは絶壁教に寝返って…今では千早ちゃんの右腕となっています」
真「! あ、あずささんが…!?」
雪歩「以前私も対峙しましたが…どうも様子が変でした。洗脳でもされてたのかもしれません」
響「で、でも絶壁教って入信したら胸を72㎝に削られるんじゃ…」
小鳥「あずささんの山盛りフルーツが品切れ状態に…?」
P「そ、そんなの俺は断じて認めんぞ!」
雪歩「あ、胸はそのままでした。きっと千早ちゃんが情けをかけたんじゃないでしょうか?」
やよい「ち、千早さん…! よかったです…千早さんの優しい心が残っていてくれて…」グスッ
真美「ゆきぴょん、他には他には?」
雪歩「……世界の宗教のパワーバランス、その均衡はもう保てそうにありません」
P「…どういうことだ?」
雪歩「春香ちゃんは…」
雪歩「世界中の春閣下教徒を集結させて、この宗教戦争に終止符を打つ気です」
春香のリボンの秘密とは!? なんで千早はあずささんの胸削らなかったの!? 一向に出てこない貴音と美希は!? ちゃんと終わるのかこのスレ!?
様々な不安を残しつつ、物語は(無理やり)クライマックスへ!!
※書くの遅くなってすいませんでした
このSSまとめへのコメント
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