妹「Mって、普通にアルファベットのMじゃないの？」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

男「いや、どうやら、アルファベット　第13文字目のMではないらしい」

妹「じゃあ、ロゴに使われてるMとか？」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

男「いや、ロゴではないだろう･･････というよりも、ロゴの場合その社、たとえば地下鉄やハンバーガーショップとかによって意味合いが変わってくるだろう」

妹「あー、確かに。それじゃあ、大きさを表すM？」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

男「small、middle、large、つまり、サイズのMか？だが、そのMだったらMサイズとか、語尾にサイズとかつけないか？」

妹「まあ、人それぞれだろうけど、確かに一理あるかもね。じゃあ、超音波とか？」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

男「Mモードか。確か、音波変化の経時変化を検査するとかどうたらこうたらのやつだった気がするんだが、妹よ、よく知っているな」

妹「私、将来の夢は医者だからね！！暇なときに医学書とかみてるんだよ」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

男「ほう、それは偉い」

妹「でしょー、で、どうなの？」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

男「いや、たぶん違うだろうな。そもそも、一介の学生にすぎない私たちの会話に超音波検査の検査方法の一種であるMモードの話がでてくるわけがないだろう？」

妹「たしかに、いわれてみればそうかもね。じゃあ、筋肉は？」

男「ああ、 muscleの頭文字のmか？確かに筋の勉強をするときに尺側手根屈筋とか尺側手根伸筋とか、ながったらしいから～mと略すこともあったけど、あくまで人それぞれたからな」

妹「じゃあ地震の時に使うやつ」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

男「いや、マグニチュードのMではないみたいだな」

妹「んー、じゃあ物理学で使用するM？」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

男「いや、質量を表すMでもないらしい」

妹「いや、そっち、じゃなくてさ･･････ほら、物を滑らせるときに発生するっていう摩擦なんとかってやつ」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

男「摩擦なんとか？･･････ああ、摩擦係数を表すμのことか？」

妹「そう、それそれ」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

男「摩擦係数というのは、摩擦力を計算するときに必要になってくる比例定数のことだな。だが、妹よ。お前はなかなかに惜しい勘違いをしているぞ」

妹「勘違いって？」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

男「なに、μという記号も確かに大文字を使うとMという表記をする。しかし、摩擦係数で用いられるμはギリシャ文字。今回私がお前に聞いているのはラテン文字表記のMのほうだ」

妹「？あれ？Mそのものの意味を分からないのに、ラテン文字表記とかギリシャ文字表記とかわかるの？」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

男「ああ」

妹「どうして？」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

男「なに、昼間に友に聞いたからな」

妹「え？友さんに聞いたのなら分かるんじゃ･･････」

男「いやなに、私も前の時間がたまたま物理の時間だったのでな、てっきりそうだと思ってきいたのだか」

妹「違ったと？」

男「ああ、友曰く、『Mっていうのはお前みたいなやつのことだよ』ということらしい」

妹「ああ、なるほど、そういうことかー」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

男「ん！？今の説明でわかったのか妹よ？」ﾊｱﾊｱ

妹「うん」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

男「して、Mとは？」ﾊｱﾊｱ

妹「お兄ちゃんみたいに、妹に握られて喜んでる変態さんだよ」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

男「なるほど！！」ﾊｱﾊｱ


【おわり】

ということで、あるスレでドＭと言われた物が立てましたMとはなにかでした。

妹がいったいナニをｸﾞﾘｸﾞﾘしていたのか想像にまかせるよ

ちなみに、筋肉の部分は、結構周りでもやってる人が多いです。というよりも、筋肉の名称を全て書いてたら時間がなくなっちゃうんで