海未「ことりの誕生日です!」 (115)
チュンチュン
海未「9月12日……今日はことりの誕生日です」
海未「この日のためにいろいろ用意してきました」
海未「さて……それでは始めましょうか、ことりのお祝いを」
海未「ふふ、喜んでもらえると嬉しいのですが」
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ーーーーことりの部屋
ことり スヤスヤ
ことり「んっ……うーん……」
ことり「朝……かぁ……」
海未「おはようございます、お嬢様」
ことり「あ、海未ちゃん……おはよう……」
ことり「…………え?」
海未「どうかなさいましたか?」
ことり「な、なんで海未ちゃんがことりの部屋に……?」
海未「お嬢様に1番に挨拶したかったからに決まっているではありませんか」ニコッ
ことり「ぁぅ///」
ことり(朝起きたら執事服の海未ちゃんがいるなんて///)
ことり(もしかして……まだ夢の中にいるのかな?)
ことり(それなら……)
ギュッ
海未「お嬢様?」
ことり「えへへ、海未ちゃん……」スリスリ
海未「ふふ、お嬢様は甘えん坊さんですね」
ことり「うん……ことりは甘えん坊さんなの」
ことり「だから、もっとなでなでして欲しいな♪」
海未「それがお望みでしたら……」ナデナデ
ことり「ふぁっ……」
海未「どうですか?」
ことり「うん……気持ちいい……」トロン
海未「ふふ、それはよかった」
ことり(恥ずかしいけど……すっごく嬉しい///)
ことり(こんな幸せな夢を見るのは久しぶりだなぁ)
ことり(……こ、ここまできたら)
ことり「ねぇ……海未ちゃん」
海未「はい、どうしました?」
ことり「き、キス……してほしいな」カァァ
海未「……了解しました、お嬢様」
海未「それでは、失礼します」スッ
クイッ
ことり(ぁぁ……海未ちゃんの顔、綺麗)
ことり(唇もとっても柔らかそう……)
ことり(これが……もうすぐ……ことりと……)
ことり(海未ちゃん……好き……)
ことり「…………」パチッ
ことり「あれ……海未……ちゃん?」
海未「はい、海未ですよ」ンー
ことり「っ~~~~~~~~///」
ことり「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
海未「どうなさいました、お嬢様」
ことり「なななななんで海未ちゃんがことりの部屋にいるの!?」
海未「それは先程申し上げましたが……」
ことり「夢……じゃなかったの……?」
海未「ええ……違いますが」
ことり「そ、それじゃあ……さっきまでのは……」カァァァ
ことり「海未ちゃんの馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁ!!」ポイッポイッ
海未「お嬢様、落ち着いてください」サッサッ
ことり「うるさいうるさい!」
ことり「だいたいどうして海未ちゃんは執事服なんて着てるの!?」
海未「今日はことりの誕生日なので、そのお祝いをと思いまして」
海未「嫌でしたか?」
ことり「ぅ……嫌……じゃないけどぉ」
海未「それならよかった」
海未(ふふ、知ってますよ、ことり。ことりは執事が欲しかったんですよね?)
海未(ことりの隠れて書いている小説では、よく私がことりの執事として仕えていますから)
ことり「でもでも……ことりは怒りました!」
海未「?」
ことり「海未ちゃんなんか知らない! ことりはご飯に行ってーー」スタスタ
ドンッ
ことり「ひゃぅ!?」
ことり(か、壁ドン? 海未ちゃんの顔が……近っ……く……)
海未「ことり、貴女に拒否権はないんですよ」
ことり(ぅ……ぁ……耳元で囁かないでぇ///)
海未「私が側にいても……いいですね?」
ことり「は、はい///」
海未(これも知っていますよ、ことり。ことりは執事に壁ドンされて喜ぶんですよね?)
海未「お嬢様、ご飯の支度ができておりますので、お着替えになって台所へ」
ことり「うん……」
海未「…………」
ことり「…………ねぇ」
海未「どうしました?」
ことり「どうしてことりの服に手をかけてるの?」
海未「お嬢様をお着替えさせるためです」
ことり「じ、自分で着替えられるよ!」
海未「遠慮をしてはいけませんよ」プチッ
スッ
ことり「ひゃぁ!?」
海未「おや、胸元を抑えてどうしたんですか?」
海未「もしかして……誘っているのですか?」
ことり「そ、そんなことないもん……」
海未「本当にそうですか?」モミッ
ことり「んっ!?」
海未「ふふ、柔らかいですね」モミモミ
ことり「やぁっ……ふぁ……」
海未「おっと」ピタッ
ことり「ぁ……海未……ひゃん……」トロン
海未「ふふ、駄目ですよ、ことり」
海未「今から学校に行かないといけませんから」
海未「それとも、もっとして欲しかったですか?」
ことり「っ!?」ハッ
ことり「そ、そんなわけないもん!」
海未「そうでしたか……それじゃあ」スッ
海未「帰ってきたら、たっぷり可愛がってあげますね」
ことり「っ~~~~////」
ことり「海未ちゃんの馬鹿! 出てって!」
バタン!
ゴソゴソ
スタスタスタ
ことり「もう、海未ちゃんの変態! 信じられない!」
ことり「朝からあんなことするなんてぇ……」
理事長「あら、どうしたの? 朝からそんな怖い顔をして」
ことり「お母さん……どうして海未ちゃんが家にいるの?」
理事長「いえ、朝の用意とか全部やってくれるって言うから……」
ことり「…………」
海未「お嬢様、席に着いてください」
理事長「あら園田さん、ありがとうね、洗濯までやってもらって」
海未「いえ、当然のことをしたまでです」
理事長「謙虚な所も素敵よ。将来ことりと結婚しないかしら?」
ことり「ちょ、ちょっとお母さん!?」
理事長「なに怒ってるのよ、毎日家に帰ると『海未ちゃん海未ちゃん』言ってるのに」
ことり「あわわわわわ!?」
海未「おや、そうなんですか? とても光栄です」
ことり「ち、違うよ! お母さん、嘘言わないでよ!」
理事長「本当のことじゃない。それに毎晩部屋からも『海未ちゃん……海未ちゃん……』って」
ことり「駄目ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」バァン
ことり「お母さんの馬鹿! 海未ちゃんのえっち!」
ことり「ことりは先に学校行くからね!」
タタタタ パタン
理事長「ふふっ……ことりのこと、よろしくね」
海未「畏まりました、奥様」
スタスタスタ
ことり「う~~~~」
海未「お嬢様、機嫌を直してください」
ことり「ぷいっ」
海未「ふふ、拗ねてる姿も可愛いですよ」
ことり「っ///」
海未「お嬢様、手を繋ぎましょう」ギュッ
ことり「ぁ……」
海未(ふふ、ことりは手を繋いで登校するのが好きなようでしたからね)
海未(顔を真っ赤にして……とても可愛いです)
ことり「そうだ……海未ちゃん」
海未「どうしました?」
ことり「穂乃果ちゃんは……?」
海未「穂乃果なら今日は先に行くと連絡をもらいましたよ」
ことり「な、なんで?」
海未「さあ……何か用事があったんじゃないでしょうか?」
海未「学校に着いたら聞いてみてはいかがですか?」
ことり「う、うん……」
ことり「あ、それと、学校についたらお嬢様禁止だからね!」
海未「? 何故ですか?」
ことり「恥ずかしいからに決まってるでしょ!」
ことり「解った?」
海未「……了解しました」
ーーー
ーー
ー
ーーーー学校
ことり「おはよう、穂乃果ちゃん」
海未「おはようございます、穂乃果」
穂乃果「ことりちゃん、海未ちゃん、おはよう」
ことり「ねえ、どうして今日は待ち合わせ場所に来なかったの?」
穂乃果「…………」
ことり「あの……穂乃果ちゃん?」
穂乃果「忘れたの?」
ことり「えっ?」
穂乃果「去年のこと……」
ことり「えっと……」
~~~~~~~~~~~~~~~
海未「ことり、今日はことりをお姫様抱っこで運びますね」
ことり「ふぇっ!? は、恥ずかしいよぅ」
海未「ふふ、大丈夫ですよ」チュッ
ことり「やっ/// な、何するのっ///」
海未「ことりが可愛いからキスしただけですよ」
ことり「ぁぅ///」
ミテミテーオヒメサマダッコシテルー
アサカラオアツイデスネー
ワタシモシテホシイナー
穂乃果「…………」
穂乃果(な、なにこれ、めちゃくちゃ恥ずかしい……)
穂乃果(穂乃果がされてるわけじゃないのに……一緒にいる穂乃果まで注目されてるよ……)
穂乃果(来年から誕生日は一緒に登校しないでおこう……)
~~~~~~~~~~~~~~~~
海未「ああ、そんなこともありましたね」
ことり「う、海未ちゃんが悪いんだからね///」
海未「いえ、ことりが可愛すぎるのが悪いんですよ」
ことり「ぁぅ///」
穂乃果「あのね……海未ちゃん、ことりちゃん」
海未「はい、どうしました?」
ことり「どうしたの?」
穂乃果「今年は……おとなしくしててね?」
穂乃果「今年の生徒会長……穂乃果だから」
海未「何を言ってるんですか、私が一度でも穂乃果に迷惑をかけたことがありますか?」
穂乃果「何度もあるんだけど……」
海未「大丈夫です、心配しないでください」
穂乃果「……うん」
海未「さあことり、おすわりください」
ことり「……どうして海未ちゃんがことりの席に座ってるの?」
海未「? いけませんか?」
ことり「それだとことりが座れないよぅ」
海未「どうしてですか?」
海未「ことりは私の膝の上に座るんですよ?」
ことり「っ!?」ダッ
海未「おっと、逃がしませんよ」グイッ
ことり「やぁ……」トサッ
ギュゥゥゥ
ことり「いや! 海未ちゃん離して!」
海未「ふふ、離しませんよ」
ことり「こ、こんなの恥ずかしいよ!」ガタガタ
海未「ふむ……あんまり暴れちゃう子には……」
海未「お仕置きですよ」ハムッ
ことり「ひゃぁぁぁ!?」
ことり(お、お耳を噛まれ……)
海未「はむはむ……」ムグムグ
ことり「や、やめ……んっ……もう抵抗しないからぁ……///」
ことり「ひぁぁ……」グテー
海未「ふふ、可愛いですよ、ことり」
キーンコーンカーンコーン
カッカッカッカッ
「…………」
海未「ふっ」
ことり「ひぁぁ」ゾクゾクッ
海未「ふふふ」
ことり「ぅぅ……」カキカキ
海未「…………」チュゥ
ことり「やっ……く、首筋……ぁっ……」
海未「ふふ、真っ赤になってますよ」
ことり「海未ちゃんの馬鹿ぁ……」
「園田さん、いい加減にしてください!」
海未「なんでしょうか」
「今は授業中ですよ! すぐに自分の席にーー」
海未「先生はいい趣味をお持ちのようですよね、先日も教頭先生のお茶に……」
「戻らなくてもいいです、ことりさんとイチャイチャしていてください」
ことり「ええっ!?」
海未「ふふ、許可も出ましたね」
海未「これで堂々とイチャイチャできますよ」
ことり「誰か助けてぇ……」
(ごめんね、南さん)
書き溜めたてくる
キーンコーンカーンコーン
ことり「やっとお昼……」グテー
海未「どうしたんですか、ことり」
海未「元気がありませんよ?」
ことり「誰のせいだと思ってるの……もう」
穂乃果「…………ふむ」パカッ
穂乃果「ごめん、穂乃果ちょっとでかけてくるね」
ガラガラ パタン
ことり「……どうしたんだろう?」
海未「さぁ……どうしたんでしょうね」
スタスタスタ
カチャ
穂乃果「お待たせ、絵里ちゃん、希ちゃん」
穂乃果「どうかしたの?」
絵里「ええ、今日はことりの誕生日じゃない?」
絵里「だから、部室で誕生日パーティーでもーー」
穂乃果「よし、やめよう」
絵里「えっ」
希「いやいやいや、どないしたんや穂乃果ちゃん」
穂乃果「……あれは去年のことなんだけど」
~~~~~~~~~~~~~~~~
海未「いやぁ、めでたいです!」
穂乃果「海未ちゃんさっきからそればっかり~」
海未「ことりの誕生日なんですよ! 穂乃果はテンションが低すぎます!」
ことり「も、もう……海未ちゃんたら……」
海未「ことりもテンションが低すぎです!」
海未「そんな子は……」ドサッ
ことり「ふぇっ!?」
海未「狼さんが……食べちゃいますよ」
ことり「やっ、う、海未ちゃ……///」
海未「ふふ、恥ずかしがることりも可愛いです」
ギシギシヤンヤン
穂乃果(いやいやいやいやいや)
穂乃果(どうしてこうなるの……)ズキズキ
穂乃果(来年から誕生日パーティーは二人でやらせよう……)
~~~~~~~~~~~~~~~~
穂乃果「……ってことがあったの」
絵里「は、ハラショー……」
希「……穂乃果ちゃん苦労しとるんやな」ポロッ
穂乃果「……部室でやると100%穂乃果が先生に怒られるから」
絵里「……穂乃果は生徒会長だものね」
希「……ふぅ、それなら今日は穂乃果ちゃん慰め会にでもする?」
絵里「ええ、そうね。穂乃果、今日は私たちと一緒に遊びに行きましょう」
穂乃果「うん……ありがとう」
ーーーー教室
ことり「あ!」
海未「どうしました?」
ことり「お、お弁当がない……」
ことり「急いで出てきたから忘れてきちゃったんだ……」
海未「大丈夫ですよ、お弁当なら私が持ってきていますから」
ことり「本当? ありがとう」
海未「どういたしまして。それでは」
クルッ
ことり「あ、あの……海未ちゃん?」
海未「どうしました?」
ことり「どうしてことりは海未ちゃんの膝の上で海未ちゃんと向かい合うように座らされてるの?」
海未「ご飯を食べるために決まってるじゃないですか」
ことり「意味がわからないよぅ……」
海未「教えてあげますよ」ヒョイ
パクッ
ことり「っ!? ま、まさか!?」
ことり「嫌! 海未ちゃん止めてぇ!」
チュゥゥ ジュルッ
ことり「んっ///」
海未「ふふ、美味しいですか?」
ことり「んぐっ……はぁ……はぁ……」
ことり「海未ちゃん……お願いだからやめてよぅ……」
海未「おや、お気に召しませんでしたか?」
ことり「当たり前だよ! ちょっとは周りの視線を考えてよ!」
ことり「絶対ドン引きされちゃってるよ!」
海未「ほう……」
イイゾモットヤレ
ウケウケシイコトリチャンカワイイ
シタノオクチモキスシナイト
海未「皆はもっとことりの可愛い姿がみたいと言ってますが」
ことり「そんな!?」
海未「さて……どうするんですか、ことり」
海未「もしもこれ以上抵抗するなら、机に押し倒して無理やり食べさせますよ」
ことり「む、無理やり///」
ことり(う、海未ちゃんに皆の前で無理やりされちゃう///)
海未「……ことりもかなり変態さんですよね」
ことり「ち、違うよ! ことりは変態じゃないもん!」
海未「そうですか……それでは」ドサッ
ことり「きゃっ!?」
海未「お昼の時間は、ことりの口内を延々と犯してあげますね」ニコッ
ことり「や、やぁ///」
ガラッ
穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃん、お待たーー」
海未「ほら、ことり、もっと食べてください」ンッ
ことり「んっ……ちゅぅ……ぷはっ……んぐっ!?」
海未「ふふ、顔が惚けていますよ?」
ことり「いゃぁ……海未ひゃん……みないれぇ……」トロン
海未「本当は見られて喜んでるくせに」
海未「次は卵焼きですよ」
ことり「やぁ……んぐっ……」
穂乃果「…………」ピシャン
ーーー
ーー
ー
絵里「はい、一回練習終わり」
絵里「それじゃあ、少し休憩にするわね」
ことり「ふぅ……喉乾いちゃったな」
ことり「!」
ことり(ま、また海未ちゃんに口移しされちゃぅ!?)チラッ
ことり(……凛ちゃんと話してる)
ことり(よし、今の間に飲んじゃおっと)
ことり「飲み物飲み物……あれ?」ゴソゴソ
ことり「わ、忘れてきちゃった……」
海未「ことり」
ことり「ひゃっ!?」
ことり「ど、どうしたの、海未ちゃん?」
海未「飲み物ならちゃんと持ってきてありますよ」スッ
ことり「あ、ありがとう……」
海未「ここでは日が当たって暑いので、向こうの影の所で休みませんか?」
ことり(……皆からは見えない所かぁ)
ことり「……変なことしない?」
海未「しませんよ、今は休憩時間ですからね」
海未「少しは信用してください」
ことり「うん……それじゃあいこっか」
スタスタスタ
ことり「うん……ちょっと涼しいね」
海未「ええ、そうですね」スッ
ことり「? どうしたの?」
海未「いえ、ことりを捕まえようと思いまして」
ことり「えっ」
海未「失礼します」グイッ
ことり「や、やぁ!?」
ことり(は、羽交い締めにされちゃった!?)
ことり「な、何をするつもりなの!?」
海未「ふふ、なんでしょうねぇ」
海未「凛、出番ですよ」
凛「はーい」トトトト
ことり「り、凛ちゃん!?」
海未「凛、よろしくお願いします」
凛「まかせるにゃー」
ことり「な、何するの!? や、やめて! 来ないでぇ!」グググ
海未「ふふ、暴れようとしても無駄ですよ」
凛「大丈夫、痛くないから」
凛「それじゃあ……いくよ」
ことり「ひっ!?」
凛「こちょこちょこちょ~」
ことり「あ、あははははははははは!」
凛「ほら、気分はどう?」
ことり「や、やめっ……ひっひひひひひ」
凛「ふむふむ……ことりちゃんはここが弱いみたいだにゃ」
ことり「やっ、そ、そこっあはははははは弱いのぉっ」
凛「ことりちゃんが喜んでくれて凛も嬉しいよ!」
ことり「よ、よろこんでひひっ……ないっんっ」
ことり「なっ、なんとか……逃げっ……」
海未「無駄ですよ」モミモミ
ことり「ひゃぅっ!?」
海未「ふふ、これからが本番なんです、そんな無粋なことはしないでくださいよ」
ことり「ほ、ほんばっ……あははははは!」
海未「ええ……凛、始めてください」
凛「はーい」
凛「ねえ、ことりちゃん」
ことり「な、何っ……」
凛「どうしてことりちゃんの頬は真っ赤になってるの?」
ことり「ふえっ?」
凛「凛はくすぐってるだけなのに……おかしいよね?」
ことり「な、何を……」
凛「もしかしてことりちゃん、感じちゃってるの?」
ことり「っ!?」
凛「うわぁ、ことりちゃんは凄い変態さんなんだね」
凛「凛は幻滅しちゃったにゃぁ」
ことり「違うっ……違うのぉ」ゾクゾクッ
海未「ふふ、違わないでしょ、ことり」
海未「貴女は下級生にちょっと触られたくらいで発情してしまう変態さんなんですから」
ことり「ち、ちが……」
海未「違いませんよ、そんなに目をうるうるさせて」
海未「ほら、言ってください、『ことりは変態ですって』」
ことり「やっ……やぁ……」
海未「ふふ、強情ですね」
海未「凛、本気でやりますよ」
凛「はーい」
ことり「やめっ!?」
凛「そーれ」コチョコチョ
海未「ふふっ」モミモミ
ことり「っっっぅぅっっぃぃぃぃぁぃ!?」
ことり「いひひひひひひひひひひひひひ!?」
海未「乳首もこんなに勃たせて……やっぱり感じているんじゃないですか」コリコリ
ことり「ひゃぁっ、や、やめっ!」
凛「やっぱりことりちゃんは変態さんなんだね」
凛「恥ずかしくないの? 下級生に無理やりされて感じちゃって」
ことり「うっ……ふえっ……」ゾクゾクッ
凛「うわぁ……もしかして罵倒されて感じちゃってるの? 凄い変態だにゃぁ」
海未「ことりは下級生に虐められるのが好きですもんね」
ことり「ちがっ……んっっっ」ゾクゾクッ
ことり「あははははははははは! らめぇ! これ以上は死んじゃうぅぅぅぅぅ!!」
ことり「もうやめてぇぇぇえ! 何もわかんなくなっちゃぅぅぅ! バカになっちゃぅぅぅぅ!!」
海未「それなら認めなさい、自分が変態だと」
ことり「み、認める! 認めます! 南ことりは変態です!」
海未「下級生に責められて喜んでいるんですか?」
ことり「はい! 下級生に責められて喜ぶ変態です!」
海未「私の性奴隷になりますか?」
ことり「なりますぅ! ことりを海未ちゃんの性奴隷にしてくださぃぃぃぃ!」
海未「ふふ、それは良かった」
海未「凛、お疲れ様です。もういいですよ」
凛「はーい」パッ
ことり「ふぅ……ふぅ……あひぃ……」トロン
海未「ありがとうございます、ことりのマッサージに付き合ってもらって」
海未「これがお礼のラーメン屋のチケットです。花陽と一緒にでも行って下さい」
凛「わぁ、ありがとう!」
凛「でもくすぐるだけでマッサージの効果はあるの?」
海未「もちろんですよ。笑うことは体にいいですからね」
凛「なるほど……じゃああの台本は?」
海未「凛ももう少ししたら解りますよ」
凛「そういうものなの?」
海未「はい」
凛「あ、そうだ、言われた通り録画用の機械は設置しておいたから」
海未「ふふ、ありがとうございます」
凛「凛もありがとうね。それじゃあことりちゃん、お大事に!」
スタスタスタ
海未「ことり、大丈夫ですか?」
ことり「大丈夫なわけ……ないよぅ……」
ことり「海未ちゃんの……馬鹿ぁ……」
海未「……すいません、ことり」ギュッ
ことり「あっ……」
海未「ことりがあまりにも可愛いから、つい虐めたくなってしまうんです」
海未「こんな愚かな私を……許してかれませんか?」
ことり「ぅぅ……海未ちゃんはずるいよぅ……」
海未「申し訳ありません」
海未「ですが、今回の趣向、お気に召しませんでしたか?」
ことり「召さないよぅ」
海未「おや? 何故ですか?」
海未(おかしいですね……ことりの書いている小説では、下級生の私に無理やり犯されてそれでも悔しい感じちゃうなことりがいたのですが……)
ことり「海未ちゃんじゃ……ないから……」
海未「えっ?」
ことり「海未ちゃん以外の人に……されたくないもん……」
海未「…………」キュン
海未「ああもう、ことりは可愛過ぎます! 反則です!」ナデナデ
ことり「んっ……」
海未「ごめんなさい、後でたくさんしてあげますから」
海未「楽しみにしててくださいね」
海未「さ、そろそろ休憩も終わりですよ」
海未「立てますか?」
ことり「な、なんとか……」
海未「それでしたら……よっと」
ことり「ひゃっ!?」
海未「お姫様抱っこしましょう」
ことり「ぅぅ///」
海未「さあ、戻りますよ」
スタスタスタ
海未「皆さん、お待たせしました」
「「「「…………」」」」
海未「おや?」
海未「皆さん黙ってしまってどうしたんですか?」
にこ「海未……あんたねぇ!」
海未「? にこ、顔が真っ赤ですよ、とうしました?」
にこ「べ、別に真っ赤じゃないわよ!」
にこ「というかあんた何してたのよ!」
海未「はぁ……ことりを可愛がっていたんですが」
にこ「時と場所を弁えなさい! それとちょっとは声を抑える努力をしなさいよ!」
にこ「こっちまでことりの嬌声が聞こえてきて皆凄く気まずかったのよ!?」
ことり「ふぇっ///」
絵里「まさか本当にこんなことするなんてね……」
希「いつもの海未ちゃんからは考えられへんよ……」
海未「何かいけなかったでしょうか?」
にこ「当たり前よ! 花陽を見てみなさい!」
花陽「ああ……屋上で禁じられた恋の情事……声を出したら皆にばれると脅されるも体の中の快感は次第に抑えきれなくなり……えへへへ」
海未「いつも通りですね」
にこ「どこがよ!?」
凛「凛はこっちのかよちんも好きだにゃー」
絵里「……真姫も結構きてるわ」
真姫「オクジョウデトカナニソレ、イミワカンナイ」
海未「私も意味がわかりませんね」
絵里「……今日はもう練習を無しにしましょう」
海未「おや、いいのですか?」
絵里「ええ、流石にこれじゃあね……」
絵里「せっかくのことりの誕生日なんだし、2人でゆったり過ごしなさい」
海未「そうですか、ありがとうございます」
海未「ことり、行きますよ」
ことり「うん///」
スタスタスタ
絵里「さーて、それじゃあ私たちもいこうかしら」
絵里「穂乃果」
穂乃果「えっ?」
希「もう、どうしたんやぼーっとして」
希「今から一緒に何処か出かける約束やろ?」
穂乃果「…………!」
穂乃果「うん!」
絵里「何か食べたいものはある?」
穂乃果「うーん、穂乃果ね、今は甘いパフェが食べたいかな」
絵里「ふふ、解ったわ。それじゃあ行きましょう」
穂乃果「うん、二人ともありがとう♪」
穂乃果「えへへ、楽しみだな」
穂乃果「パフェなんて久しぶーー」カチャ
「高坂、さっきの屋上での件で話がある。それと教室のこともな」
「生徒指導室で待ってるぞ」
パタン
穂乃果 ボーゼン
絵里「穂乃果……」
希「なんて不憫な……」ポロッ
ーーー
ーー
ー
書き溜めてくる
ーーーー南家
カチャ
ことり「美味しかったぁ♪」
海未「お粗末様でした」
海未「ことり、片付けをしておきますので先にお風呂に入ってしまってください」
ことり「ことりも手伝うよ?」
海未「ふふ、誕生日なんですからこのくらいは私にやらせてください」
ことり「うーん、じゃあお言葉に甘えて……」
スタスタスタ
海未 ニヤリ
スルスル パサッ
ことり(ふぅ……もしかして一緒に入ろうなんて言うかもって思ったけど、そんなことなかったね)
ことり(なんだか屋上の後からとっても優しくなったなぁ)
ことり(ご飯も普通に食べられたし……)
ことり(べ、別に口移しが嫌ってわけじゃないけど///)
ことり(…………)
ことり(ま、いっか)
ことり(今はお風呂に入ろうっと)
ガラッ
ことり「えーと、シャンプーは……」
ガラッ
海未「ことり! お背中流しに来ましたよ!」
ことり「ふぇっ!?」
海未「ふふ、ナイスタイミングですね」
海未「それでは……」プシュッ
海未「体の隅々まで洗ってあげますね」ワキワキ
ことり「や、やめ……」
海未「もう遅いですよ」
ことり「やぁぁぁぁぁぁぁ!」
海未「ああ……透き通るような白い肌」
海未「そこに咲くのは一枚の赤い花弁……」チュゥゥゥ
ことり「やっ……んんっ」
海未「可愛い声を出して……誘っているのですか?」
ことり「違う……もん」
海未「そうですか。それじゃあおっぱいを洗ってあげましょう」
海未「念入りに……ね」
ことり「ひっ!?」
海未「ふふっ」モミモミ
ことり「やっ……ふぁっ……!」
海未「ちゅぅ……んっ……」
ことり「ひゃぅぅ……」
海未「ふふ、たくさん痕を付けてあげますね」
ことり「や、やめ……」
海未「ことり、鏡を見てください」
ことり「ふぇ…………っ!?」
海未「どうですか? えっちな表情をした自分の姿は」
ことり「や、やぁぁぁぁぁ!」
ことり「お願い、見せないでっ!」
海未「ふふ、お断りします」
海未「ほら、もっともっとえっちになってください」
ことり「ふっ……やぁっ……」
海未「…………おっと」ピタッ
ことり「…………ふぇ?」
海未「このままでは風邪をひいてしまうかもしれませんからね」
海未「普通に洗ってしまいましょう」
ことり「う、うん……」キュン
ことり「ぅぅ……」
海未「ふふっ」
ザァァァァァ
海未「さあ、終わりましたよ」
ことり「う、うん……」
ことり(ぅぅ……お股が疼いちゃうよぅ……)
ことり(海未ちゃんの意地悪……最後までしてくれてもいいのに……)
ことり「…………!」
ことり「海未ちゃん、今度はことりに洗わせて?」
海未「いえ、私は自分で洗いますから」
ことり「ことりが洗いたいの!」
海未「はぁ、それでしたらお言葉に甘えますが」
ことり(よーし、覚悟してね、海未ちゃん)
ことり(ボディソープを……お、お胸に塗って///)
ことり(ぅぅ……凄く恥ずかしいけど……)
ことり「え、えい!」フニッ
海未「っ!?」
ことり「んっ……」ゴシゴシ
海未「こ、ことり!?」
ことり「はむっ……」チュゥゥゥ
海未「んっ!」
ことり「ぷはっ……えへへ、お返しだよ」
ことり「んしょ……んしょ……」ゴシゴシ
ことり(あっ……先っぽが海未ちゃんの背中に擦れて気持ちいい///)
ことり「海未ちゃん、気持ちいいですか?」
海未「…………」
海未「ことり……」ギュッ
ことり「ふぇっ?」
海未「そんな風に、簡単に体を張ったりしないでください」
海未「貴女は……そのままでも十分魅力的なのですから」
ことり「っ////」
海未「さ、湯船に浸かりましょう」
海未「肌が冷たくなってますよ」
ことり「う、うん///」
チャプン
ことり「…………」
ことり(ぅぅ……海未ちゃんはずるいよぅ……こんな時ばっかりかっこいいこと言っちゃって)
ことり(いつもはことりのことをお構い無しにやんやんしてくるのに……)
海未「ことり」
ことり「は、はい!?」
海未「私は先に上がりますね」
ことり「う、うん///」ドキドキ
ガラッ
ことり「……はぁ」
ことり「ことりに飽きちゃったのかな……」
海未「…………ふふっ」
海未「あはははははははは!」
海未「ああ……堪りません! ことりのあの物欲しそうな表情!」
海未「欲情して自分から誘惑してくるなんて……可愛すぎます!」
海未「今すぐにでも押し倒してしまいそうでしたが……ここは堪えないと」
海未「さあ、夜の準備をしてしまいましょう」
ーーー
ーー
ー
パタン
ことり「海未ちゃん、お風呂上がったよ」
海未「おや、パジャマに着替えたんですね」
海未「とてもよく似合ってますよ」
ことり「あ、ありがとう///」
海未「ことり」
ことり「な、なぁに?」
海未「誕生日、おめでとうございます」
ことり「え?」
海未「まだ、言っていませんでしたので」
海未「私はですね、ことりの誕生日をお祝いできるのがとても嬉しいんです」
海未「生まれて来てくれて……本当にありがとうございます」
ことり「も、もう……海未ちゃんたら///」
ことり「なんでいきなりこんなこと言うの///」
海未「いえ……今の間に言ったおかないと忘れてしまいそうで」
ことり「え?」
海未「ことり、これを見てください」スッ
ことり「これは……ビデオ?」
カチャ
海未『私の性奴隷になりますか?』
ことり『なりますぅ! ことりを海未ちゃんの性奴隷にしてくださぃぃぃぃ!』
ことり「」
海未「ふふ、よく撮れていますね」
ことり「あ……あ……」パクパク
海未「全く……ことりはとっても大胆なんですから」
海未「こんな台詞を言われては、私もことりをめちゃくちゃにするしかないじゃないですか♥️」
ことり「じ、冗談……だよね?」
海未「私は冗談は言いませんよ」ニコッ
ことり「…………っ!」ダッ
海未「はい、捕まえました!」ガシッ
ことり「は、離して!」
海未「お断りします♥️」
海未「逃げようとしたいけない子猫ちゃんにはお仕置きが必要ですね」
海未「おっと、ことりでした、てへっ」
ことり(海未ちゃんが壊れてる……)
海未「さあさあ脱いでください」プチプチ
ことり「や、やめっ!」
海未「残念、もう遅いです」
ことり「ふぇぇ、ことりの服がぁ……」
海未「……ふふ、こんなえっちな下着を着て」
海未「本当はこうされたかったんじゃないんですか?」
ことり「そ、そんなことないもん!」
海未「そうですか、それは失礼しました」
海未「それじゃあ頂きますね」ニコッ
ことり「ふえっ!?」
海未「ことりの花園ご開帳~」グイッ
ことり「や、やぁぁぁぁ///」
海未「うんうん、綺麗なピンク色です」
ことり「そんなにまじまじ見ないでぇ///」
海未「それは無理な相談です」
海未「それでは夢の扉を開けるとしましょうか」クチュ
ことり「あっ///」
海未「おやぁ、ことりのここ、もう濡れていますよ?」
ことり「そ、そんなことっ」
クチュ
ことり「……ぁっ♥️」
海未「ふふふ、もう準備万端でしたか」クチュクチュ
ことり「ち、違っ……んっ……」
海未「そんなこと言っても、下のお口は正直ですよ?」
ことり「ほ、本当に……ちがっ……」
海未「ほう……それじゃあどうしてことりはえっちな声を出しているんですか?」
ことり「それはっ……んっ……海未ちゃんが……無理やりっ……やっ……」
海未「それじゃあことりはえっちなことがしたくないんですか?」
ことり「そ、そう……だもっ……んっ……」
ことり「全部……海未……ちゃっ……やぁっ……」
ことり「あっ、駄目、そ、そこっ!」
ことり「な、何かきちゃっっ!」
ピタッ
ことり「…………え?」
海未「……ごめんなさい、ことり。嫌なことを無理やりしてしまって」
海未「ことりのことを全く考えずに……私は最低です」
ことり「……え? ええ?」
海未「こんなこと、止めてしまいましょう」
海未「今服を着せてあげますからね」スッ
ことり「あ、あの……う、海未ちゃん」
海未「……なんですか?」
ことり「その……う、海未ちゃんがしたいなら……べ、別に……いいよ」
海未「……ありがとうございます、でも無理をしないでください」
海未「私はことりの嫌がることはしたくありませんから」ニコッ
ことり「ぅぅ……」
海未(ふふ、お股を擦り合わせて……なんて可愛いんでしょうか)
海未(ほらほら、もっとしてほしいならおねだりをしないと)
海未「もじもじして、どうかしたんですか?」
ことり「えっと……それは……」
海未「はい、なんですか?」
ことり「ぅぅ……海未ちゃんの意地悪ぅ……」ウルウル
海未(涙目のことりすっごく可愛いです)
海未「ふふ、冗談ですよ、ことり」
ことり「ふぇ……?」
海未「ちゃんとことりのしたいこと、してあげますから」
ことり パァァァ
海未「それでは……」スルスル
ことり「……あ、あれ!? ことりいつの間にか椅子の上で縛り付けられてる!?」
海未「ふふ、これが園田式奥義の一つですよ」
海未「気づかれないまま相手を拘束することができるのです」
ことり「そんな凄い奥義をこんなことに使わないでよ!」
海未「さあ、取り出しましたはピンクのローター」
海未「今日のために買ってきました」
ことり「い、いらないよぅ」
海未「これをことりの大事なところに……っと」クプッ
ことり「やっ///」
ことり「も、もしかして、これでことりをイかせ……」
ことり「…………」
ことり「海未ちゃん……そのノート……」
海未「はい、ことりのノートですよ」
ことり「か、返して!」ガタガタ
海未「ふふふ、動けないでしょう」ペラペラ
ことり「お願い! 読まないで!!」
ことり「人のノートを勝手に読むなんて最低さんだよ!」
海未「だからとてッ! 私が引き下がる道理などありはしませんッ!」
ことり「なんでそんなにノリノリなーー」
海未「『第三章:ことり堕ちる』」
ことり ビクッ
~~~~~~~~~~~~~~~~
「こんなことしても、ことりは海未ちゃんの物にはならないよ」
さっきの行為のせいか、体の火照りが収まらない。海未ちゃんの指が肌をなぞるたびに、ことりの大事な部分は切ないと言いたげにきゅんきゅんと悲鳴をあげてしまう。
「なりますよ。自分からおねだりをするいやらしい性奴隷に……ね」
嗜虐心を孕んだ瞳。その瞳に射抜かれるようにぞくっと背筋が震える。
ううん、弱気になっちゃ駄目。絶対に耐えてみせるんだから。
「何回イかされても、ことりは……」
「ふふ、逆ですよ」
「え……?」
一瞬、海未ちゃんが何を言ったのか理解できなかった。逆とは何のことなのか。
でも、すぐに海未ちゃんが何をしようとしているのかが解り、ことりは青ざめることになる。
「う、海未ちゃん……まさか……」
「ふふ、ことりは何分持つのでしょうか。壊れないでくださいね、ことり」
カチッという渇いた音と共に、ことりの地獄が幕を開けた。
~~~~~~~~~~~~~~~~
ことり「ぁ……ぁ……」ブルブル
海未「ふふふ、ことりは焦らされるのが好きみたいですね」
ことり「いや……いやっ!」
ことり「それだけは……それだけは許して!」
ことり「お願い! なんでもするから!」
海未「うるさいお口ですね、ギャグボールで塞いでおきましょう」グイッ
ことり「むぐぐっ!?」
海未「録画機材を置いて……ふふ、準備完了です」
ことり「むー! むー!」
海未「大丈夫、絶対にイけない強さにしておいてあげますから」
海未「それじゃあ私は出かけてきますのでまた後程」
海未「壊れないでくださいね、ことり」ニタァ
ことり「んーーー!!!」
カチッ
ーーー
ーー
ー
ーーーー二時間後
ガチャ
海未「ことり、アイスを買ってきましたよ」
ブブブブ
ことり「んっ……んっ……」
海未「ふふ、凄くえっちな表情をしていますね」
海未「ギャグボールを外して……っと」スッ
ことり「ぷはっ……ぁっ……海未ひゃぁん……」トロン
ことり「も、もう……ひるひへ……っ」
海未「何を言ってるのかわかりませんね」
海未「ほら、アイスクリームですよ」ガサッ
海未「食べさせてあげますね」スッ
ことり「やぁぁぁっ!」ビクッ
海未「あっ」
ベチャ
ことり「ぁぅ……」
海未「ああ、ことりにかかってしまいました」
海未「綺麗に舐めとってあげますね」ペロペロ
ことり「ひぅ……んっ!」
海未「胸にもこんなにかかってしまって……」チュゥゥゥ
ことり「やっ……あんっ♥️」
海未「これで綺麗になりましたよ」
ことり「はぁ……あっ……」
海未「そろそろいいでしょうか……ローターを脱いてあげます」ピュッ
ことり「ひゃんっ!?」
ことり「……ふへぇ」
海未「ふふ、すっかり蕩けた表情になってしまっていますね」
海未「どうでしたか? 焦らし地獄の味は?」
ことり「もう……許してぇ……」ハァハァ
海未「許す? ことりは何か悪いことをしたんですか?」
ことり「し、してない……けどぉ……」
ことり「お願い……もう意地悪しないでぇ」
ことり「もう我慢できないよぉ」
海未「何がですか?」
ことり「ぅ……」
海未「してほしいことがあるなら、きちんと言わないと」
海未「ちゃんとしてもらえるように……ね」
ことり「ぅ……ぅぅ……」
海未「おや、何もないんですか?」
海未「それでは私はもう一度お出かけをしましょうか」
ことり「し、してください!」
海未「何をですか?」
ことり「こ、ことりに……えっちなことを……」
海未「お断りします」
ことり「ふぇっ!?」
ことり「な、なんで……」
海未「それでは私のやる気が起きないからですよ」
海未「ことりが書いていた小説は……とっても興奮しましたけどね」ニヤッ
ことり「っ!?」
海未「あー、このまま帰ってしまいましょうかねー」
ことり「…………です」
海未「ん?」
ことり「ことりはえっちが大好きな変態です!」
ことり「海未ちゃんの物にでもなんにでもなるから!」
ことり「だから……だからことりのことをめちゃくちゃにしてください!!」
海未「了解しました」クチュ
ことり「やぁっっっっっ♥️」
海未「凄く締まりますね……そんなに私の指は気持ちいいんですか?」
ことり「はいっ……海未ちゃんの指凄く気持ちいいですっ……♥️」
海未「そんなに腰を振って恥ずかしくないんですか?」
ことり「ことりは海未ちゃんの性奴隷だからいいの♥️」
ことり「海未ちゃんっ、もっと、もっと激しくしてぇぇぇぇ!」
海未「ふふ、いきますよ」クチュクチュ
ことり「やっ、あっ、そこは駄目ぇ♥️」
海未「ほら、イってしまいなさい!」
ことり「も、もぅ駄目っ……何かきちゃぅぅぅぅぅ」
ことり「凄いのが……んんんんんんっ!?」
ことり「っ~~~~~~~~!??!?」プシャァァァ
ことり「はぁ……はぁ……」
ホドキホドキ
海未「ことり、大丈夫ですか?」
ことり「海未ちゃんの……馬鹿ぁ……」グスッ
ことり「ことりの誕生日なのに……こんな酷いことしてぇ……」
海未「すいません……でも、ことりは無理やりされるのが好きなんですよね……?」
ことり「ぐすっ……好きだけど……」
ことり「でも……誕生日は普通にいちゃいちゃしたかったの……」
海未「ことり……」キュン
海未「解りました、ことり」
ことり「ふぇ……?」
海未「今からいちゃいちゃえっちをしましょう」
ことり「え……」
海未「あれだけ焦らされたんですから、ことりもまだまだ満足していませんよね?」
ことり「い、いや……ことり……今イったばかりだから……」
チュッ
ことり「ぁぅ///」
海未「嫌ですか?」
ことり「もぅ……海未ちゃんはずるいよぅ///」
ことり「今日は寝かせないんだからね♥️」
海未「はい……私も寝かせてあげませんよ、ことり♥️」
ーーー
ーー
ー
穂乃果「やっと解放された……」トボトボ
穂乃果「なんで穂乃果ばっかり……」グスン
穂乃果「家に帰って休もうかな……」
穂乃果「…………」
穂乃果「ことりちゃんの誕生日……だもんね」
穂乃果「やっぱりケーキくらい買っていってあげないと!」
スタスタスタ
コンコン ガチャ
穂乃果「鍵は開けっ放し……不用心だなぁ」
穂乃果「さーて、二人は部屋にいるよね」
穂乃果「きっといちゃいちゃしてるんだろうなぁ……そこに穂乃果が現れたらどうなるんだろ」
穂乃果「もしかしてびっくりしちゃうとか?」
穂乃果「ふふ、ちょっと楽しみかも」
穂乃果「失礼しまーす」ガチャ
海未「ことり! 好きです! 大好きです! もっと私で感じてください!!」
ことり「んやぁぁぁっ! ことりもっ! 海未ちゃんっ! 好きっ! 大好きっ! もっとめちゃくちゃにしてぇぇぇぇ!!!」
穂乃果「…………」パタン
穂乃果「帰ろう」
終わり
遅れたけどことりちゃん誕生日おめでとう
このSSまとめへのコメント
うわっ…まんこくさっ!
ことうみって絶対穂乃果嫌いだよな。
扱いが雑過ぎる。
↑雑にでもしないと2人と穂乃果は離れないからな
ことうみにしたいならそうなるでしょ
それが気に食わないのは分かる
寧ろキャラ崩れすることうみssなら、
穂乃果は二人と離れた方が幸せになると思うわ
ことうみって必ずキャラ崩壊するカプだよな
海未がキモい1の投影キャラみたいだし穂乃果を出汁にして比べたいんだろうな
ことうみ好きでこれ読んだけど、穂乃果の扱いが酷い…
こんな風に無理やり出すなら、出さないでくれ