シンク「いいか!お前らはたった一人の例外もなく家畜なんだ!」 (10)




DOGDAYS 3期記念

シンクが鬼畜だったらというIfストーリー

ミルヒ「召喚に応じてくださった勇者様ですね?」

シンク「知らん」

ミルへ「え、あの…」

シンク「ところで何だお前、そのつけ耳は」

ミルヒ「こっ、これは自前です!」ヒョコヒョコ

シンク「ほう、近頃のつけ耳は動くのか。だが鬱陶しい。外せ」

ミルヒ「ですからこれはっ…!」

シンク「うるさい」ガシッ

シンク「こんなものっ!」ギギーーー

ミルヒ「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

シンク「ッッ!?」

シンク(ま、まさかこの耳……本物だっていうのか!?)

シンク(こんなきれいな子が、犬耳を…)

シンク「……」ゴクリ

ミルヒ「ひどい…です…勇者様……ヒック」グスッ

シンク「悪い、つい出来心で」

ミルヒ(そんな。勇者様がこんな方だったなんて……)

シンク「悪かったと言っているだろう。いいから泣き止め鬱陶しい」

ミルヒ「す……すみません」グスッ

シンク「それで、ここはどこなんだ」

ミルヒ「え、召喚に応じていただけたんじゃ…?」

シンク「知るかそんなもの。俺はさっきまでSMクラブのプレイルームにいたんだからな」

ミルヒ「え、えす……えむ…?」

ミルヒ「ええと、とにかく誤解が生じているようなのでお伝えしますと…」

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シンク「な、なに!?」

シンク「ここは異世界だと!?」

ミルヒ「え、ええ。召喚勇者の方から見ればそういう言い方で間違いはないかと」

シンク「そういわれれば島が浮いているような……」

シンク「つまりなんだ!?俺様をこんなところへ勝手に連れ込んだのはお前というわけか」

ミルヒ「い、いえ、召喚の陣に注意書きがなされていたはずで――――

シンク「そんなもの読めるか!!」

シンク「お前はここの姫とかいったな!?ああ!?」

ミルヒ「は、はい…」

シンク「一国を治める主とあろうもんが、世界が異なるなら言語が違うかもしれないという可能性すら思いつかなかったってか!?」

シンク「申開きがあるなら言ってみやがれ犬畜生が!」

ミルヒ「す、すみません……仰るとお―――

シンク「泣いてんじゃねえよ!泣けば許されると思ってんのか!?あぁ!?」

シンク「そうだよな、お前はお姫様だもんな、泣いてしまえば許されるよなぁ!?」

ミルヒ「ごめんなさあああああああいうわああああああああああああん」タッタッタッタッタ

シンク「クソッ!泣いたあとは逃避か!暗愚な領主だぜ」

シンク「国民が哀れでしかたねえな……」

シンク「しかしアレか、これって帰れないってことだよな…」

シンク「まぁクラブ通いも飽きてたとこだし、法律もクソもなさそうなこの世界で青姦SMプレイってのも一興だぜ」

シンク「特にあの姫、アイツぁ俺様の見たところによると真性のマゾヒストだ」

シンク「アイツぁこの俺様の手で覚醒させてみせる」

シンク「さっきの態度はまずかったな。まずは上手く取り入って、信頼を勝ち取ってから少しづつ手なづけていくんだ…ククク」

シンク「いい声で鳴いてくれよぉ…ケケケ」

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シンク「ほう、向こうのほうが騒がしいようだな」

シンク「いっちょ行ってみるか」タッタッタッタッタ





シンク「……………」

シンク「こ、これが戦場かぁ」

シンク「そういえばビスコッティは負け戦で腐れ気味だって言ってたなぁ」

シンク「あーあー…士気が落ちちまってこりゃ、今回も負け戦ってやつじゃねえの?」

ミルヒ『勇者様、あなたのお力を貸してください!』

シンク「…んなこと言われてもなぁ」

ミルヒ『これは神剣パラディオン、我がビスコッティの国宝で…』

シンク「俺様の望む形に変わり、力を与えてくれるってやつだったっけ」

シンク「俺様の扱い慣れた武器といやぁ、ムチとロウソクと三角木馬と安全ピンとホッチキスといろいろあるがパッとしねえなぁ」

シンク「あ、チェーンソーがあった」

シンク「チェーンソーならあの剣とも打ち合えるか…」

シンク「小学生時代に木こりノバイトやってた経験が生きる時が来たかぁ!ククク」

シンク「勇者シンク参りますってなァ!」

シンク「ふはははははははははははははははははは」

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