真姫「簡単に言うと、大人数で一緒にやる推理ゲームって所よ。参加者の中にいる『人狼』役の人を探し当てるの」

花陽「ふむふむ」

真姫「ゲームは『村人陣営』と『人狼陣営』に分かれてのチーム戦になるわ。人数によっては第三の陣営の『妖狐陣営』って言うのも入れたりするけど」

真姫「『村人陣営』は参加者の中から『人狼』役と『妖狐』役を見付けたら勝ち。『人狼陣営』は見付けだされる前に『村人陣営』と『妖狐』を全滅させたら勝ちよ」

凛「『妖狐陣営』は生き残ったら勝ちにゃ！」

花陽「うぅ、難しそう…花陽に出来るかなぁ」

凛「大丈夫だよ！　凛にも出来たんだもん、かよちんなら絶対余裕だにゃ！」

真姫「まあ細かいルールとかやり方は実践しながら覚えた方が早いかもしれないわね」

凛「早速試しにやってみるにゃー！」

■「汝は人狼なりや？」基本ルール

・プレイヤーは『村人陣営』、『人狼陣営』、『妖狐陣営』のいずれかに属する。

・参加者全員で会話を行い、『村人陣営』は自分達の中に隠れている人狼・妖狐を探す。
　『人狼陣営』『妖狐陣営』は村人のふりをして怪しまれないようにする。

・基本的には自分の陣営以外を処刑や襲撃で滅ぼしたら勝ち。

■ ゲームの流れ

・ゲームは『1日目夜』→『2日目昼』→『2日目夜』→『3日目昼』→…と昼夜を繰り返しながら進行する。

・『昼』の時間は疑わしい人間を探す時間。『役職者』の結果や参加者同士の会話を参考に誰を処刑するか考える。

・『昼』の最後に、最も疑わしい人物を一人処刑する。処刑する人物は生存者全員の『投票』による多数決で決める。

・『夜』の間は人狼同士以外会話できない。『人狼陣営』はここで作戦を立てる。また能力を持つ『役職者』は各自の能力をここで使用する。

・『夜』の最後に人狼は、人狼以外の人物を一人襲撃する。襲撃された人物は死亡する。

■ 勝利条件

・（妖狐が死亡した状態で）人狼が全滅したら『村人陣営』の勝利。（例：村村、村村村狂など）

・（妖狐が死亡した状態で）人狼と村人の数が同数になったら『人狼陣営』の勝利。（例：村狼、村村狼狼など）

・『村人陣営』、『人狼陣営』のいずれかが勝利条件を満たした時に、妖狐が生存していたら『妖狐陣営』の勝利。（例：村村狐、村村狼狼狐など）

・個人の生死は勝敗に関係ない。チームが勝てば勝ち。

■ 役職

・占い師（村人陣営）
夜の間に、一日一人だけ人狼か否かを判断できる。

・霊能者（村人陣営）
前日に処刑された人物が人狼か否かを判断できる。

・狩人（村人陣営）
一日一人だけ、人狼の襲撃から護衛できる。
自分は護衛できない。1日目夜は行動できない。

・村人（村人陣営）
特になし。一般人。

・人狼（人狼陣営）
夜の間に人狼以外の人物を一人襲撃する。また、夜の間に人狼同士で会話が出来る。

・狂人（人狼陣営）
人狼ではないが人狼陣営に属する。占い師や霊能者の能力では狂人か否か判断できない所がポイント。
ただし人狼ではないので夜の会話に参加できないし、勝利条件上は村人としてカウントされる。

・妖狐（妖狐陣営）
単独陣営。占い師や霊能者の能力では妖狐か否か判断できない。
人狼に襲撃されても死なない。（死体なしで夜が明ける）
但し占い師に占われると死ぬ。（襲撃された人と占われた妖狐で2人分の死体が出る）

～数日後～

穂乃果「うーん、雨止まないねー。これじゃ練習できないよ」

海未「ええ…ですが、ここ数日のトレーニングはやや過負荷気味でしたから、今日は休息に充ててもいいかもしれません」

ことり「おやすみかぁ…この雨じゃ遊びにも行けないし困っちゃうねー」

凛「あっ！　ねえねえそれならμ'sの皆で人狼しよ？　かよちんも最近始めたの！」

にこ「花陽が？」

花陽「うん。凛ちゃんと真姫ちゃんに教えてもらってからちょっとハマっちゃって、えへへ」

にこ「ふっふっふ…それなら宇宙No.1人狼プレイヤーのにこがその腕前見てあげるわ！」

希「あっれー、にこっちも人狼始めたん割と最近やなかったっけ？」

にこ「…ちょっと希！　少しくらい格好付けさせなさいよ！」

絵里「でも、私たち9人じゃちょっと人数が少なくないかしら？　いつもは『初日犠牲者』を含めて17人とかでやるんだけど…」

海未「もう放課後ですし、今からそれだけの人を集めるのは少し厳しそうですね…」

希「それやったら、少人数の人狼とかどうかな。配役を工夫すれば…そうやな、必要なのは…」

絵里「必要なのは？」

希「『初日犠牲者』も入れて12人や！」

真姫「…希、それ言いたかっただけでしょ。それに、どっちにしたって足りてないじゃない」

希「ふふふ、こんなこともあろうかと、今日は雪穂ちゃんと亜里沙ちゃんを呼んでおいたんよ！　…ほら」

亜里沙「こんにちは皆さん！」

雪穂「ど、どうもー」

絵里「亜里沙！？」

穂乃果「あ、雪穂！　やっほー！」

希「カードがウチに告げてたんよ」

にこ「あんたねぇ…」

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※ 初日犠牲者：ゲームの最初に噛まれて死ぬNPC。必ず最初に死んでゲームに参加しないので、NPCとして扱われることが多い。

亜里沙「μ'sの皆さんと人狼ができるって聞いて飛んできました！」

海未「お二人とも、この雨の中すみません…希も、何もこんな天気の悪い日に呼ばなくても」

希「天気が悪くなかったら普通に練習してたやろー？　それに…」

亜里沙「私がお願いしたんです、海未さん！　皆さんが放課後に人狼をやることがあったら是非呼んでくださいって…」

亜里沙「あの、迷惑でしたか…？」

海未「いえっ、そんな…こほん。むしろ人数が足りていなかったのですから、ありがたいくらいですよ」

亜里沙「わぁ、亜里沙嬉しいです！」

穂乃果「雪穂も人狼やってたんだねー。家では全然そんなこと言わないのにー」

雪穂「まあね。と言うかむしろお姉ちゃんこそ人狼なんて頭使うゲーム出来るの？」

穂乃果「なっ、出来るよ！　もー馬鹿にしてー！」



絵里「…で、プレイヤーの数は揃った訳だけど…GMがいないのよね」

希「あー、そこまでは考えとらんかったなぁ」

にこ「全く、詰めが甘いのよあんたは」

希「まあ、そやったらウチが抜けてGMをやっても…」

？？？「いいえ、GMは私たちに任せて！」

穂乃果「あれ、ツバサさんだ！」

ツバサ「こんにちは穂乃果さん！　皆さんもご機嫌いかが？」

あんじゅ「私たちもいるわよー」

英玲奈「人狼をするのであればGMは任せてもらおう」

雪穂「（何かすごい時に来ちゃったかもね私たち）」

亜里沙「（ハラショー、すごいなんてものじゃないよ雪穂！　どうしようどうしよう…）」

花陽「あ、ああ、あ、A-RISEの皆さん！？　ど、どうしてこんな所に！」

あんじゅ「うふ、今度のラブライブ！に向けての敵情視察といった所よ」

英玲奈「このような雨天の日にどのような活動をしているのか、参考にしようと思ってな」

ツバサ「生徒会長さんを通じて、先生方にも許可を取っていただけないかお願いしたはずなのだけど」

ことり「えっと…」

海未「…穂乃果？」

穂乃果「…えへ」

――――――
――――
――

ツバサ「…こほん。改めて許可を戴いてきたということで、早速『汝は人狼なりや？』を始めるわ！」

にこ「A-RISEの皆さんに、GMをしていただけるなんて光栄です！」

凛「（凛たち、遊んでるだけなんだけどいいのかにゃー？）」

真姫「（まあ、人手も足りてなかったんだし、ちょうどいいんじゃない？）」

英玲奈「今回の配役はこれだ。では始めるぞ」

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■参加者

高坂穂乃果
絢瀬絵里
南ことり
園田海未
星空凛
西木野真姫
東條希
小泉花陽
矢澤にこ
高坂雪穂
絢瀬亜里沙
綺羅ツバサ（GM兼初日犠牲者）

■役職
（村人陣営）占い師×1人、霊能×1人、狩人×1人、村人×5人
（人狼陣営）人狼×2人、狂人×1人
（妖狐陣営）妖狐×1人

――――――
――――
――

【2日目昼：残り11人】

ツバサ「『綺羅ツバサ（初日犠牲者）さんは無残な姿で発見されました…』何か自分で言うのも嫌ねこれ」



希「さて、じゃ早速COするで。占いCOで、花陽ちゃんが○や」

凛「おぉー、かよちんが○で良かったにゃー！」

穂乃果「希ちゃんが占い師って何か…すっごくそれっぽいね！」

希「ふふふ、スピリチュアルやろ？　ウチが真占い師だから信用してええよ？」

ことり「待ってー、ことりも占いCOだよ！　ことりの結果は海未ちゃんが○！」

海未「む、私ですか」

花陽「あれっ、占い師が二人いるのぉ！？」

絵里「…少なくともどっちかは騙り役、つまりニセモノってことね」

花陽「あっ、そっか…」

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※ CO：カミングアウト。自分がその役職に就いていることを宣言する。嘘も可。

※ ○：「人狼ではない」ということ。今回ならば、占い結果が「人狼ではない」となったという意味。ちなみに「人狼である」というのが●である。

※ 人外（『村人陣営』以外）は何もしないでいると占い師に見付かって処刑されてしまう。そのため相手陣営を惑わすために占い師を騙ることが多い。

ことり「希ちゃんは狂人さんかなぁ？　騙り役に出てくればグレーで無駄に噛まれて死んじゃうこともないだろうし…」

真姫「そうね…人狼から見たら騙ってない狂人は村人と変わらないもの。2人の内訳は真狂（真占い師と狂人）って所かしら」

花陽「そうは言っても、真狼（真占い師と人狼）とかもたまにあるみたいだし、気を付けなきゃね」

絵里「花陽の言う通りね。初日だけで決め付けるのは危険よ」

凛「でもこれだけじゃどっちがホンモノかわからないにゃー…」

真姫「いいのよ、最初から見極められなくても。ゲームが進めば段々見えてくるわ」

雪穂「…ねぇ、ところで霊能の人はいないの？　占い結果が全部○ならCOした方がいいと思うんだけど…」

海未「雪穂の言う通りですね。この後グレランをすることを考えたらここでCOしておくべきです。…万一霊能を吊ってしまったら大変ですから」

亜里沙「…！　あ、亜里沙、霊能COします！」

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※ グレラン：グレーランダム。グレーの人にランダムで（各自の判断で）投票する。

※ グレー：○でも●でもなく、COもしてない人。

※ 吊る：投票による多数決で処刑すること。

にこ「ちょぉーっと出るのが遅かったような気がするにこー？　様子を伺ってた人外さんだったりしてー？」

亜里沙「えっ、あの…ご、ごめんなさい、出た方がいいか迷っちゃって…」

希「こーらにこっち、亜里沙ちゃんをいじめないの。対抗で他の霊能が出とるわけでもないんやし、とりあえずは真で見てええんとちゃう？」

にこ「わ、わかってるわよ。ニセモノだったらボロを出すかなーって思っただけ！」

穂乃果「これで2-1（占いCOが2人、霊能COが1人）かな？」

絵里「ええ。今日はグレラン…希、ことり、亜里沙、花陽、海未以外の6人から吊ってグレーを狭めましょうか」

凛「賛成だにゃ。グレー吊りなら、希ちゃんとことりちゃんのどっちがホンモノでも大丈夫だもんね！」

穂乃果「えっと、初日の○に人外がいなければ、グレー6人に人外が3人かな？」

雪穂「甘いよお姉ちゃん。…占い欠けで、希さんとことりさん、どっちもニセモノってことも一応あるんだから」

ことり「さ、最初から欠けを見なくても…」

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※ 欠け：最初に襲撃されて死んでしまう初日犠牲者も何らかの役職（実質無役職の『村人』含む）に着いている。もし初日犠牲者が占い師なら、本物の占い師はいない（既に死んでいる）ことになる。

にこ「でもぉー、欠けてるか欠けてないかなんてわかんないんだしぃー、最初はグレランするしかないんじゃないかな、って思うにこ！」

真姫「あらにこちゃん、霊能欠けを疑ってたんじゃなかったの？」

にこ「なっ…か、欠けとまでは言ってないわよ！」

真姫「そ。ふーん…」

にこ「何よ！　…ははーん、さては真姫ちゃん、グレランで吊られるのが怖くてにこに言い掛かりを付けてるんじゃないのー？」

真姫「なっ、違うわよ！　意味わかんない！」

凛「すっごいやり合ってるにゃ…」

海未「らしいと言えばらしいですが」

花陽「狼役の人は、お互い仲間が誰か知ってるんだよね？　仲間同士で言い合って怪しまれちゃったら損だし、にこちゃんと真姫ちゃんが両方人狼、みたいなことはなさそうかなぁ…」

希「どうやろ。わざと仲間同士で言い合って、仲間やと思われんようにしてるーいうこともあるかもしれんしなぁ」

穂乃果「それより海未ちゃん！」

ことり「ほ、穂乃果ちゃん？」

亜里沙「ハラショー…」

海未「な、何ですか穂乃果急に！　…そ、そんなに顔を近付けて」

穂乃果「海未ちゃんは○だけど…ほんとは狼だったりしない？」

海未「なっ！？」

穂乃果「じー」

海未「…ハッ！　違いますよ！　私は狼ではありません！」

穂乃果「じー」

海未「ほ、本当ですよ！　だから、そ、そんなにじっと見られても…」

穂乃果「…うーん。海未ちゃんわかりやすいから表情に出るかと思ったんだけど、よくわかんないや。あはは」

海未「はあ、全く穂乃果は…」

ことり「穂乃果ちゃん、海未ちゃんは本当に○だから安心して？」

雪穂「お姉ちゃん…今日はグレランなんだから、○貰いの海未さんばっかり見ていないでもっとグレー見なきゃダメだよ」

穂乃果「はぁーい」

花陽「うーん、どういう人が狼なんだろう？　難しいよね」

雪穂「色々あると思いますけど…狼は仲間が吊られたらやばいですから、不自然に誰かを庇ったりしてたら怪しいかもしれませんね」

花陽「確かにそうだね。でも、あんまり誰かを庇ったりしてる人はいなさそうかなぁ」

海未「ひたすら誰かに疑いを掛けようとする、というのもあるかもしれません。仲間を直接庇わずとも、他の人に疑いが行けば仲間の方は吊られなくなるわけですから」

真姫「…何よ海未、私が狼だって言いたいわけ？」

海未「いいえ、真姫がにこに言及しているのはいつものことですから。…ですが、狼だと疑われるのを嫌がってそうな所は怪しいかもしれませんね」

真姫「べ、別に嫌がってなんてないわよ！」



ことり「あとは逆に、目立たないようにする、っていうのもあるかも」

雪穂「…大人しくしていれば、目立っている人に票が集まって吊られないで済むかもしれませんしね」

にこ「でもぉー、あんまり喋らないでいるのも目立っちゃうしぃー、にこは寡黙な人よりも、周りに合わせて喋ってるくらいの人の方が怪しいと思うにこ！」

花陽「うぅ、難しいなぁ」

亜里沙「花陽さん、頑張って下さい！　○の人の投票は大切です！」

花陽「あ、亜里沙ちゃん、プレッシャー掛けないでよぉ！」

穂乃果「そういえば、人外って狼だけじゃなくて狐もいるんだよね」

絵里「ええ、そうね。でも狐はまだあまり気にしなくてもいいと思うわ」

凛「？　どうしてかにゃ？」

絵里「だって占い師がいるじゃない。うまく本物の占い師が妖狐を占ってくれれば妖狐は死ぬし、それに真占いが分かりやすくなるもの」

凛「じゃあ、今日は狼を狙って吊った方がいいんだね？」

希「そうよー。狐はウチに任せて、この人が狼や！ってカードの告げる人を狙って吊ってな」

絵里「もう、カードで決められるのは希だけよ。…ところで、穂乃果と凛は誰が狼だと思う？」

穂乃果「うーん…まだ分かんないや。でも○の花陽ちゃんと海未ちゃんはあんまり狼っぽくないかも」

凛「…実はね、凛、ちょっとだけ絵里ちゃんが狼じゃないかなって思ってるの」

絵里「あら、どうしてそう思ったの？」

凛「凛たちに誰が怪しいか訊いたでしょ？　だから絵里ちゃん、今日吊れそうな人を探してるのかなーって」

穂乃果「あっ、確かに！　絵里ちゃん狼なの？」

絵里「あはは、違うわよ。…私は、二人が怪しい人をちゃんと探しているのか知りたかったの。もし狼なら、それこそ凛の言ったみたいに『吊れそうな人を吊る』だけで生き残れるものね」

凛「ふーん、そういうものなのかにゃ？」

穂乃果「なるほどー…」

絵里「そういう意味では穂乃果、あなた結構怪しいわよ？　あまり自分の意見を出してないとか、凛の意見に合わせて私を怪しんだりとか…」

穂乃果「えっ？　ち、違うよ！　穂乃果狼じゃないもん！」

絵里「ふふ、どうかしら」

――――――
――――
――

絵里「それじゃ、そろそろ投票の時間ね。一人1票、自分が一番怪しいと思う人に入れましょう」

にこ「一番票の多い人が吊られるのよね。引き分けになったらどうするにこ？」

海未「その時は再投票です。…が、再投票は人外に有利になることも多いので、皆しっかり考えて投票しましょう」

穂乃果「はーい、了解だよ！」

ツバサ「じゃ、投票用紙を集計するわね」

【2日目　投票結果】

高坂穂乃果　2票　投票先 → 高坂雪穂
絢瀬絵里　　0票　投票先 → 高坂穂乃果
南ことり　　0票　投票先 → 高坂雪穂
園田海未　　0票　投票先 → 西木野真姫
星空凛　　　1票　投票先 → 高坂穂乃果
西木野真姫　2票　投票先 → 矢澤にこ
東條希　　　0票　投票先 → 高坂雪穂
小泉花陽　　0票　投票先 → 矢澤にこ
矢澤にこ　　2票　投票先 → 西木野真姫
高坂雪穂　　4票　投票先 → 星空凛
絢瀬亜里沙　0票　投票先 → 高坂雪穂

ツバサ「『高坂雪穂さんは村民協議の結果処刑されました…』」

雪穂「うぇっ、私！？」

あんじゅ「残念だけど、そのようね」

雪穂「うぅー、確かにあんまり話せなかったからなー…でも亜里沙にもお姉ちゃんにも投票されててちょっとショック…」

亜里沙「ご、ごめんね雪穂」

ツバサ「誰かは吊られるゲームだもの。雪穂ちゃんも、自分の陣営の勝利を祈りましょう」

【2日目　まとめ】

[占い]
希　　　　花陽○
ことり　海未○

[霊能]
亜里沙

[噛み]
ツバサ→

[吊り]
雪穂→



生存者：穂乃果、絵里、ことり、海未、凛、真姫、希、花陽、にこ、亜里沙

占い師の「判断」って何を指してるんだ

>>27　夜の間に一人指定して、GMに「人狼か否か」を尋ねるみたいな感じです

【3日目昼：残り10人】

ツバサ「あら、『平和な朝を迎えました』」

花陽「誰も死ななかったのぉ！？」

絵里「死体なし、ってことは、『狩人の護衛成功』か『狼が狐を噛んだ』かのどちらかね」

海未「吊りの回数こそ増えてはいませんが、平和はありがたいものです。村が有利になりますから」

亜里沙「あの、亜里沙、霊能結果を言いますね。雪穂は○でした…ごめんなさい」

穂乃果「あれー、雪穂じゃなかったのかぁ。いつもより静かだったから、狼になって緊張しちゃってたのかと思ったんだけど…」

海未「亜里沙、あなた一人が謝ることではありませんよ。雪穂の分まで頑張って村を勝利へ導きましょう。ね？」

亜里沙「海未さん…はいっ！　亜里沙頑張ります！」

にこ「占い結果を聞く前に、皆の投票理由を聞いてみたいわね」

希「そうやね。昨日の内に誰が怪しい、って明言して票を入れてる人はええとして、話しときたいーって人はおる？」

凛「はいはーい！　凛は穂乃果ちゃんに投票したにゃ！」

穂乃果「むぅー、酷いよ！　穂乃果人外じゃないのにー」

凛「んーでも穂乃果ちゃん、『グレーの中から狼を見付けるぞー！』って感じがあんまりしなかったんだよねー」

海未「確かに…もし穂乃果が狼なら、狼の場所は分かってるでしょうから、積極的に探す姿勢は取りづらいかもしれません。…まあ私には絡んできましたけれど」

穂乃果「ちゃんと探してたつもりなんだけど…うぅ」

絵里「私も凛の意見に賛成よ。…でも凛は私が怪しいって言ってたじゃない？　その疑いは晴れたのかしら」

凛「うーんとね、凛の中ではまだ絵里ちゃんは迷い所なんだけど…絵里ちゃんお話が上手だし、もし村側なら心強いから占って色を見た方がいいかなって」

真姫「そうね。絵里みたいに発言力のある位置はグレランで吊るより色を見るべき場所だと思うわ」



海未「穂乃果以外で雪穂に投票した人は、やっぱりステルス投票でしょうか」

ことり「そうだよー。雪穂ちゃんには悪いなって思うんだけど、占い師としてはやっぱり、ステルス寄りの人ってちょっと困っちゃうかも」

亜里沙「一応、一番怪しいかなって思って投票はしたんですけど…」

--------------------------------------------------

※ ステルス：発言が少ない人のこと。考えていることが他の人から見て分かりづらいことから、初日に吊られやすい。

絵里「で、占い結果だけど…」

ことり「はいっ！　…実はね、ことりは狼さんを見付けちゃったのです」

真姫「あら、ことりやるじゃない。それで誰が狼なの？」

ことり「うん、ことりの占い結果はにこちゃん●、だよ」

にこ「はああ！？」

ことり「真姫ちゃんと二人で言い合うばっかりで他の人を全然見てなかったのが、とりあえず真姫ちゃんを吊り先に出来ればいいや、って考えてる狐さんかなって思って占ったんだー」

花陽「ということは、ことりちゃんから見ると狼を1匹見付けたってことだよね」

ことり「うん！　狐さんじゃなかったのが残念だけど、とりあえずこれで一人目だよ。ごめんねにこちゃん、見付けちゃって」

にこ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ、にこは村人よ！」

希「その通りや！　…ウチの占い結果はにこっち○！」

にこ「希…！」

凛「二人ともにこちゃんを占ったのー？　凛は絵里ちゃんを占って欲しかったにゃー…」

希「迷ったんやけどな。ウチもにこっちの方が怪しいなと思って占ったんよ」

にこ「にこのどこがそんなに怪しかったっていうのよ」

希「ことりちゃんが言ってたのもそうやけど、『寡黙な人よりも、周りに合わせて喋ってるくらいの人の方が怪しい』って言うて、寡黙目だった子を庇ったのかなって思ってしまってん」

にこ「うﾞえぇ…そんなつもりじゃなかったんだけど…」

真姫「ちょっとにこちゃん、それ私の真似！？」

絵里「まあ、物の見事にパンダが出来たわね。今日はどうしたものかしら？」

真姫「いいんじゃない、にこちゃん吊りで。吊って霊能結果を見ればどっちが真か分かるでしょ」

凛「凛もそれでいいと思うにゃ。霊能結果がにこちゃん○なら希ちゃんが本物で、●ならことりちゃんが本物の占い師ってことだもんね！」

海未「ええ、平和が出ていることも含めて今日はパンダ吊りで問題ないと思います。仮に雪穂とにこが村人でも、希が呪殺を出せば3吊り3人外…吊り数は足りるわけですから」

穂乃果「えー、穂乃果は反対だよ。だって今日霊能が噛まれちゃったらどっちが真か分からないじゃん！」

海未「狩人に護衛させればいいではありませんか。初日と雪穂が狩人でなければまだ生存しているはずです！」

花陽「えっと、花陽も反対かな…。霊能に護衛が入って本物がどっちか分かっても、占い師が噛まれちゃったら意味がないよ」

海未「それはその通りですが…」



絵里「とにかく、まずは占い師の2人とにこに話を聞いてみましょう。もしかしたらそれで真偽が見えるかも」

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※ パンダ：2人以上の占い師候補から占われた結果、○と●が出た人のこと。

※ 呪殺：占い師が妖狐を占って死体にすること。

ことり「えっとね、希ちゃんが狼役のにこちゃんにしっかり○を出したのを考えると、希ちゃんとにこちゃんで狼役2人かなって思うの」

亜里沙「そうですか？　希さんがもし狂人でも、ことりさんの結果を見てから○を出すこともできると思うんですけど…」

ことり「うーんとね。希ちゃんの占い理由が適当だったらそうかな、って思ったんだけど…にこちゃんの話してたことをしっかり理由に入れてたから、事前に準備してたんじゃないかなって」

穂乃果「確かにそうかも。穂乃果なら急に占い結果を変えようとしても、にこちゃんが何言ってたかなんて覚えてないもん」

希「んー、でもな？　もしウチがニセモノでにこっちが本当に●なら、わざわざパンダになんてせんでも他の所を占ったことにした方がお得やん？」

真姫「まあそうね…基本的にパンダが出来ると、●を出した占いの方が真目に見えるのはその通りだと思うわ」

絵里「囲っているように見えるし、そもそもパンダを吊って上手く占いも霊能も死ななかったら、本物の占い師が確定しちゃうものね」

ことり「でも急に他の人に占い先を変えたら、占い理由があやふやになって怪しまれちゃうでしょ？　だからそのままにしたんだと思うな」

希「ふっふっふ、そんなことはあらへんよ？　例えばウチ、夜の間に占い先はえりちと迷ったんやけど」

希「その理由はな、えりちが穂乃果ちゃんと凛ちゃんと一緒に話してる時に、穂乃果ちゃんがえりちを『狼なの？』って疑ったのに対して『穂乃果、あなた結構怪しいわよ？』って言い返してたからなんよ」

希「自分をターゲットにしてる人に誘導するのは人外にありがちやしなぁ。ま、えりちが凛ちゃんの方には誘導し返してなかったから占うのをやめたんやけど」

絵里「ハラショー…希、よく覚えてるわね…」

希「まあこんな感じでな、もしウチがニセモノなら、占い先を変えようと思えば変えられたんよ。でも占い先として宣言する人をウチは変えなかった」

希「というより変えられないんや。夜の内に本当に占ったんはにこっちやったから」

花陽「こっ、これは、希ちゃんが本物の占い師ってこと…？」

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※ 囲う：ニセモノの占い師が人外に○の占い結果を出すこと。

ことり「それは違うよ！」

穂乃果「ことりちゃん？」

ことり「確かに占い理由があやふやになるから、って理由じゃなかったみたいだけど…」

ことり「それなら『偽ならこんなことしない』ってアピールするためにパンダにしたんだと思うよ？　希ちゃんは騙りが上手いからセオリーを逆手に取ったんじゃないかなぁ」

にこ「困ったからってぇー、意見を翻すのは関心しないにこー！」

ことり「むー…それに、希ちゃんのおかしい所はまだあるよ？」

にこ「えっ！？」

凛「おかしい所って？」

ことり「希ちゃんは言いました。『狐はウチに任せて狼を吊って』って。なら希ちゃんは狐さんを狙って占うはずなんです」

海未「そうですね…妖狐の呪殺は本物の占い師にしか出来ない仕事ですから。…むしろ真占いの発言に見えますが、それが何か…？」

ことり「でも希ちゃん、今日は『寡黙目だった子を庇ったのかなって思って』にこちゃんを占ったんだよね？」

ことり「それって狐さん狙いじゃなくて狼さん狙いで占ってるってことだもん。おかしいよね？」

真姫「…確かに、発言と占いの狙いが食い違ってるわね」

穂乃果「えっ、どうして？」

真姫「妖狐には仲間がいないから誰かを庇う必要なんてないでしょ。仲間を庇うのは、その人が仲間だと知ってる狼だけってこと」

穂乃果「あ、そっか！」

絵里「どういうことか、説明してもらっていいかしら、希？」

希「うーんとなぁ、にこっちは狼も狐もどっちもありそうだから占ったんよ。にこっちには悪いんだけど、グレーの中で一番怪しかったしな」

希「狐目の要素の方は、『ことりちゃんが言ってたのもそうやけど』ってウチも言ったけど、ことりちゃんが先に言ってくれたから省略してしまったんよ。分かりにくかったんやったらごめんな？」

凛「んー、筋は通ってるにゃー…」

海未「発言だけではちょっと、真偽を見極めるのは難しそうですね…」



にこ「…もういいわ、今日はにこを吊りなさい！」

亜里沙「えっ！？」

にこ「もう3日目昼の議論時間もあんまりないからね。今から妙な所を指定して、そこが狩人だったりしたら目も当てられないじゃない」

絵里「…つまり、にこのCOはない、ってことね」

にこ「あったらとっくにしてるわよ。…とにかく、今日はにこを吊って霊能の色を見ること！　それでことりは明日破綻するわ」

花陽「でも霊能を護衛してたら、占い師が噛まれちゃうよぉ！？」

にこ「別に霊能を鉄板護衛してくれなんて言ってないわ。きっと狩人が狼の噛みを読み切って、希も亜里沙ちゃんも生き残らせてくれるはずよ」

ことり「んーにこちゃん、村人だよーってアピールするのはいいけど、護衛先を誘導するのは印象悪く思われちゃうよ？　『ことりを噛んで』っていう相方さんへのお願いかな？」

希「うー、ウチの○が減るのは辛いなぁ。とりあえず今日は予告占いをしとくな…」



亜里沙「では、今日の指定はにこさんでお願いします…」

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※ COの有無：吊り先になりそうな人に訊く。狩人をもし吊ってしまうと困るからである。但し人外も、吊り逃れをするために狩人COをよくする。

※ 予告占い：その日、自分が投票した人を占う、という宣言。

【3日目　投票結果】

高坂穂乃果　0票　投票先 → 矢澤にこ

絢瀬絵里　　 0票　投票先 → 矢澤にこ
南ことり　　　 1票　投票先 → 矢澤にこ
園田海未　　 0票　投票先 → 矢澤にこ
星空凛　　　　1票　投票先 → 矢澤にこ

西木野真姫　1票　投票先 → 矢澤にこ
東條希　　　　0票　投票先 → 西木野真姫
小泉花陽　　 0票　投票先 → 矢澤にこ
矢澤にこ　　　8票　投票先 → 南ことり
絢瀬亜里沙　0票　投票先 → 矢澤にこ

ツバサ「『高坂雪穂さんは村民協議の結果処刑されました…』」

雪穂「うぇっ、また私！？」

ツバサ「あらごめんなさい、間違えちゃった。『矢澤にこさんは村民協議の結果処刑されました…』ね、ふふ」

雪穂「ツ、ツバサさん、からかわないでくださいよぉ…」

あんじゅ「お疲れ様、にこさん」

にこ「ゆ、優木さん！　ありがとうございます…」

あんじゅ「くすっ、あんじゅで良いわよ。まああんまりここで話してしまうと内訳のネタバレにもなっちゃうから、後でね」

票数を間違えました。すみません。

高坂穂乃果　0票　投票先 → 矢澤にこ

絢瀬絵里　　 0票　投票先 → 矢澤にこ
南ことり　　　 1票　投票先 → 矢澤にこ
園田海未　　 0票　投票先 → 矢澤にこ
星空凛　　　　0票　投票先 → 矢澤にこ

西木野真姫　1票　投票先 → 矢澤にこ
東條希　　　　0票　投票先 → 西木野真姫
小泉花陽　　 0票　投票先 → 矢澤にこ
矢澤にこ　　　8票　投票先 → 南ことり
絢瀬亜里沙　0票　投票先 → 矢澤にこ

【3日目　まとめ】

[占い]
希　　　花陽○　にこ○
ことり　海未○　にこ●

[霊能]
亜里沙　雪穂○

[噛み]
ツバサ→×→

[吊り]
雪穂→にこ→



生存者：穂乃果、絵里、ことり、海未、凛、真姫、希、花陽、亜里沙

【4日目昼：残り8人】

ツバサ「『東條希さんは無残な姿で発見されました…』」

穂乃果「の、希ちゃん！？」

海未「と言うことは…どうやら昨日の吊りはハズレだったようですね」

絵里「やってくれたわね…ことり」

亜里沙「にこさんの霊能結果はその、○です…。希さんが噛まれませんように、って思ってたんですけど…うぅ」

花陽「し、仕方ないよ亜里沙ちゃん。昨日にこちゃんを吊るのは、進行としては間違ってなかったもん」

凛「そうだよ、かよちんの言う通りにゃ！」

真姫「はぁ…希も噛まれてるし、ことりは偽ね。怪しいと思ってた所に●だったし、真だと思ってたんだけど」



ことり「ホワーッツ！？　ドゥーシテ、レイノーケッカ、チガテールディースカ！？」

亜里沙「！？」

穂乃果「こ、ことりちゃん…」

海未「…簡単なことです。あなたが偽物の占い師だったからでしょう、ことり」

凛「海未ちゃん、真面目に返すの！？」

ことり「希ちゃんは噛まれてるし狂人さんだよ。亜里沙ちゃんも偽物だけど、狼さんで霊能を乗っ取ってたらにこちゃんを指定しないと思うし、狐さんかなぁ」

絵里「…その主張は無理があるわ。真偽が見極められる状態で、わざわざ狂人を噛む意味がないじゃない」

ことり「ことりを偽に見せるための信用落としだよ！　ねぇ、信じて…お願いっ！」

海未「うっ…こ、ことりはずるいです…」

真姫「ずるいです…じゃないわよ！　ことりにばっかり構ってたら、あっという間に昼の議論の時間が終わっちゃうわ」

花陽「そうだね、ちゃんとここからどうするか考えなきゃ…！」

ことり「むぅ…今日のことりの結果は穂乃果ちゃん○だから、ちゃんと覚えておいてね？」

――――――
――――
――

穂乃果「希ちゃんが噛まれたってことは、花陽ちゃんは確定○ってことでいいよね？」

海未「そうですね…ことり視点の主張は少し無理がありますし、希が真占い師、花陽はその○と言うことでまず間違いないと思います」

花陽「うぅー、ますます責任重大だよぉ」

絵里「加えて、真姫は妖狐ではないこともほぼ確定よ」

凛「？　何でかにゃ？」

絵里「希が昨日の投票で真姫に入れていたでしょう？　あれは『その日の夜に真姫を占います』っていう意思表示なの」

凛「あっ、じゃあ真占いの希ちゃんが占っても死体になってないから、真姫ちゃんは狐じゃないってことなんだね！」

絵里「そういうこと。…まあ花陽と違って占い結果が出ている訳じゃないから、妖狐でなくても人狼だって可能性はあるけどね」

絵里「けれど…希が今日になって噛まれたって言うのは、昨日のにこの結果で狼側に占いの真偽が見えたから、なのかしら」

亜里沙「どういうこと？　お姉ちゃん」

絵里「2日目に花陽と海未に○が出てて、そのどちらか…例えば海未が狼なら、2日目夜の段階でことりがニセモノだって分かるでしょう？」

絵里「元々占いを噛むつもりだったなら、真占いが出す情報が多ければ多いほど村側に有利になるんだから、真偽が見えた段階で噛むんじゃないかなと思ったの」

穂乃果「つまり4日目に希ちゃんが噛まれたのは、2日目の花陽ちゃん○と海未ちゃん○の結果はどっちも本当で、狼はどっちがニセモノか分からなかったから…ってこと？」

絵里「そういうこと。この考えが正しいなら、海未は狼ではない…ってことになるんじゃないかしら」

海未「なるほど…私は狼ではありませんし、その推理には異論はありませんね」



真姫「ちょっと待って。…3日目は平和だったじゃない！」

真姫「その日の結果で希が真だと分かってすぐに噛んだけど、護衛が入っていて噛めなかったって可能性もあるんじゃないの？」

絵里「その可能性もなくはないけど…もし希護衛で平和が出ていたのなら、3日目夜に護衛を外さないと思わない？」

花陽「確かに…花陽なら死体なしが出た時の護衛先が占いなら、ちょっと変えにくいかも」

真姫「筋は通ってるけど…絵里が狼で、『3日目の狼の噛み先が占いではなかった』と知っているからこその視点漏れのようにも見えるわね」

--------------------------------------------------

※ 視点漏れ：「本来の立場（特に人外）だから知っていること」を前提に考察・発言してしまうこと。

凛「それを言うなら真姫ちゃんだって視点漏れしてるにゃ！」

真姫「うぇっ！？」

凛「『その日の結果で真だと分かって』…って言ってるけど、もし占いの内訳が真狂じゃなくて真狼だったら、結果とか関係なく本物がどちらか分かるでしょ？」

凛「本物がどちらか…みたいな議論ってそもそも、占いが真狼じゃないことが分かってるみたいにゃ」

海未「そうですね…占い真狂前提で議論が進んでいることは違和感があります。絵里といい真姫といい、まるで内訳が真狼でないことが透けているかのような…」

真姫「べ、別にそんなつもりじゃないわよ！　そもそも占いが真狼なら3日目にことりが●を出す意味も、4日目に対抗の希を噛む意味も薄いじゃない！」

絵里「占いを狼が騙るなら信用勝負が基本だもの。噛みが入った時点で、真狂前提で議論するのはおかしくないと思うけど」

真姫「凛こそ、占い真狼が見えてるからそんな発想が出たんじゃないの？」

凛「ち、違うよ！　凛はただ、初日に絵里ちゃんとかよちんが『真狂だって決め付けるのは良くない』って言ってたのを思い出しただけだもん！」



穂乃果「もし占いが真狼なら、最初の占い結果で仲間を囲ってるかもしれないよね？」

海未「なっ、穂乃果、私が狼だと言いたいんですか？」

穂乃果「ことりちゃんがニセモノだったんだもん。そしたらことりちゃんの○の海未ちゃんもちゃんと見ないとなーって思って！」

海未「私とことりで狼2人なんて、それこそあり得ません！　わざわざ仲間を囲ったのに対抗を噛んでしまうだなんて、自分は吊られるわ○は疑われるわで台無しではないですか」

穂乃果「確かにそうだけど…海未ちゃんなら裏をかいて、ってこともなくはないし」

--------------------------------------------------

※ 信用勝負：狼が占い師を噛まずに、本物の占い師を吊らせニセモノの占い師を真に見せかけることを目指す戦略。内訳が真狼の時の方が（騙りの占い師に狼の位置が見えている、噛み先を騙りの結果と協調させられる、グレーに狼が少ない等の理由から）行われやすい。

亜里沙「…視点漏れの話はありましたけど、今の所は占いが真狂で、ことりさんがにこさんに●を出した時に真偽が見えたので希さんが噛まれた…というのはやっぱり有力だと思います」

凛「そうだねー。明日の霊能結果が○なら、海未ちゃんは○っぽい感じだにゃ」

真姫「海未で真偽が見えたケースもあると思うけど、まあいいわよとりあえず」

絵里「…拘るわね、真姫も」

真姫「そうね。もし狼陣営が海未と絵里だったりしたら、村の意見が流されていいようにされそうだから」

花陽「確かに、海未ちゃんも絵里ちゃんも発言が上手だからちょっと怖いかも…」

海未「ふふ…安心していいですよ。絵里は分かりませんが、少なくとも私は村側ですから」

絵里「わ、私だって村側よ！」



穂乃果「じゃあ投票だね。…ことりちゃん、ごめんね」

ことり「ちゅん…」

【4日目　投票結果】

高坂穂乃果　0票　投票先 → 南ことり

絢瀬絵里　　 0票　投票先 → 南ことり
南ことり　　　 7票　投票先 → 絢瀬亜里沙
園田海未　　 0票　投票先 → 南ことり
星空凛　　　　0票　投票先 → 南ことり

西木野真姫　0票　投票先 → 南ことり
小泉花陽　　 0票　投票先 → 南ことり
絢瀬亜里沙　1票　投票先 → 南ことり

ツバサ「『南ことりさんは村民協議の結果処刑されました…』」

ことり「うーん、信用してもらえなかったよぉ…」

英玲奈「…思うに、信用して欲しかったのであれば『ホワーッツ！？』などとは言わない方が良かったのではないか」

ツバサ「え、英玲奈…思ったよりモノマネが上手ね…」

【4日目　まとめ】

[占い]
希　　　花陽○　にこ○
ことり　海未○　にこ●　穂乃果○

[霊能]
亜里沙　雪穂○　にこ○

[噛み]
ツバサ→×→希

[吊り]
雪穂→にこ→ことり



生存者：穂乃果、絵里、海未、凛、真姫、花陽、亜里沙

長らく期間が空いてしまい申し訳ありません。
続きを投下します。

【5日目昼：残り7人】

ツバサ「あら凄い、また『平和な朝を迎えました』よ」

穂乃果「やったぁ、吊り数が増えたね！」

海未「このタイミングでの死体なし…狩人の護衛成功なのか狐噛みなのかも気になりますね」

凛「3日目にも死体なしがあったし、少なくともどっちか片方は護衛成功だと思うにゃ！」

絵里「同感よ。吊り数を増やしてまで狐を2度噛む意味もないもの」

真姫「それで、霊能結果はどうだったの？」

亜里沙「はいっ、ことりさんは●でした！」

花陽「えっ、ことりちゃん狼だったのぉ！？」

凛「かよちんその反応2回目だにゃー…」

絵里「つまり占いは真狼だったのね。そうなると昨日の議論でした『結果から真偽が見えて～』っていうのはあまり意味がなかったみたい」

海未「そうでしょうか？　私は意味がなかったとは思いません。…昨日の時点で内訳真狼に言及していた凛が、視点漏れを起こしていたとも考えられますから」

凛「視点漏れじゃなくて、こういう可能性もあるよ、って指摘しただけだよ！　て言うか4日目でもそうやって言ったにゃ！」

海未「…4日目の段階からそのように予防線を張っていることがむしろ怪しい、そうは思いませんか？」

凛「そ、そんなことないもん！」

穂乃果「うーん、穂乃果は凛ちゃんのは視点漏れじゃないと思うなぁ」

絵里「穂乃果？」

穂乃果「だって真狼ってもし昨日の段階で知ってるんだったら、皆が真狂だーって話してる時にわざわざ指摘して目立つようなことはしないんじゃないかな、って思うよ？」

海未「ですが…」

絵里「それに海未、今日は狼を探す日ではないわ。今日は狐を吊らなくてはいけない日なの」

真姫「そうね。ことりが吊れて残る狼は1人…もし狐が生存しているなら、狼より先にそっちを吊らないと妖狐陣営の勝利条件を満たしてしまうわ」

花陽「狐っぽい人、って狼っぽい人を探すより難しいような…」

絵里「そうね。実際噛みの傾向や仲間の位置から狼目の人は推理できるけど、狐目の人はそういうのがないもの」

真姫「強いて言えば…狐はとにかく自分が生き延びることが勝利条件になるから、吊り先探しに躍起になるかも、ってくらいかしら」

凛「うーん、でも最初のグレラン以外だと、毎日吊り先が決まってたからそんなに吊り先を探す必要もなかったんじゃないかにゃ？」

穂乃果「てことは推理のしようがないってこと？」

海未「いえ…今回は2度平和（死体なし）が起こっています。このどちらかが狐噛みなのだとしたら、狐は『噛まれそうな位置』にいる、と考えることも出来るかもしれません」

花陽「噛まれそうな位置って？」

海未「狼から見て、生かしておくと厄介だと思われる人、とかでしょうか。…例えば村の流れを誘導できるような人がいたら、狼としてはきっと邪魔に思うでしょうから」

絵里「…他にも初日の暫定○、なんてのは噛んで狐かどうか確認したい位置かもしれないわね。ことりの囲いに狐がいたら、ことりが信用勝ちしても狼に勝ち目はないもの」

海未「……」

絵里「……」

穂乃果「はわわわわ…」

亜里沙「今日は…亜里沙が吊り先を指定するんですよね」

凛「そうだよー。初日みたいにグレランしちゃうと、間違ってLWが吊れていきなり狐勝ち！みたいになっちゃうかもしれないにゃ！」

真姫「狩人もまだ生きてるかもしれないしね…狩人を間違って吊っちゃったら大損よ」

花陽「亜里沙ちゃん、大丈夫？　もし難しいんだったら花陽がお手伝いするけど…」

亜里沙「…いえ、花陽さん、亜里沙は大丈夫です！　μ'sの皆さんに亜里沙がちゃんと出来るんだ、って所をお見せするために来たんですから」

穂乃果「おぉー！　亜里沙ちゃん、ファイトだよ！」



亜里沙「では指定します…ごめんなさい、海未さん！」

--------------------------------------------------

※ LW：ラストウルフ。生きている最後の狼のこと。

海未「わ、私に指定ですか…」

花陽「海未ちゃんは、ことりちゃんの初日の○だね」

穂乃果「でもことりちゃんが狼だったなら、海未ちゃんも実は狼で最初に囲ってたってこともあるような…」

亜里沙「はい、だからこれは『仮指定』です」

絵里「…何かCOがあるか聞いて、何もないようなら吊る、ってことね。人狼も妖狐も両方ある位置だし妥当だと思うわ」

凛「海未ちゃんは、何かCOはあるの？」



海未「私は…狩人COをします！　私は狩人です！」

亜里沙「！」

海未「…2日目夜と3日目夜はことり護衛をしました。私視点、ことりは初日段階で囲い先がなく、希の結果と比べると真目でしたから」

海未「そして3日目朝が死体なしだったので、3日目夜もそのままことり護衛です。…結果としては大外れだったのですが」

海未「4日目夜は亜里沙を護衛しました。昨日話題になった視点漏れを確認するには霊能結果が重要だと思ったからです」

海未「私は2日目夜に狼のことりを護衛していたので、最初の平和は狐噛みで間違いありません。…狼は狼を噛めませんからね」

海未「逆に言えば、今朝の平和は亜里沙護衛の成功だったのでしょう」

真姫「海未が狩人、ね…」

海未「ええ。今日が霊能護衛の平和だったからこそ凛がLWではないかと疑っていたのです」

海未「霊能を噛んでことりの色を隠すことが出来れば占いは真狂目に見えます。そうなれば昨日内訳真狼の可能性を見落としていた真姫や絵里を疑う要因に出来ますから」

真姫「まあ、話の筋は通ってなくはないけど」

凛「えー海未ちゃん、真狼を言いだした凛が怪しいっていうのはわかるけど、それはこじつけだにゃ。だって絵里ちゃんも真姫ちゃんも、『真狂で見るのは普通』だって言ってたし、霊能の亜里沙ちゃんもそう見てたもん」

凛「そこから視点漏れを理由にして怪しむ、っていうのはちょっと無理がないかにゃ？」

花陽「うーん、花陽も占い真狂で見てたから、そこからは疑わなかったかも…」

絵里「そうね、私も海未の意見はちょっと無理があると思うわ。…第一今日が霊能噛みだと決まったわけでもないし」

海未「？　今日は霊能噛み以外にほぼ考えられません。3日目に狐の位置を把握しているのに、わざわざもう一度噛んで吊り数を増やす必要はない、と言ったのは絵里じゃないですか」

絵里「そうね。海未が本当に狩人ならそうなるけど…」



絵里「でもね。私が本当の狩人なの。対抗狩人COよ！」

海未「！？」

絵里「私は2日目夜、3日目夜、4日目夜の3回、全部亜里沙を護衛したわ。私視点では希もことりも信用差はないように見えたしね」

絵里「3日目夜は占い護衛も考えたんだけど…それぞれの占い候補に○が一ヶ所ずついたし、真偽を見る方が大切だと思って霊能を護衛したわ」

絵里「私は亜里沙をずっと護衛してたから、2回の平和が亜里沙噛みのものなのか、それとも狐を補足したものなのかは分からないけど…」

絵里「占いが真狼だったと分かった今考えるなら、信用勝負を仕掛けに行くと言う意味では、3日目にこそ霊能を噛みに行ったのかもしれないわね」

真姫「でも絵里、あなたさっきは『初日の暫定○噛みだったかも』って言ってなかった？　ことりの信用勝ちがどうって話なら3日目に霊能噛みがあったと思っていたようには見えないんだけど」

絵里「…それはブラフよ。霊能噛みの平和濃厚、だなんて言ったら『私が霊能を護衛していた狩人です』って狼に教えているようなものじゃない」



絵里「そもそも、今日が霊能噛みだとは考えにくいっていうのもあるわ。…だって狼目線で、ここまでで消えた狩人候補はほとんどいないでしょ？」

絵里「そんな狩人生存が濃厚な状況で、ほぼ吊り数が増えることが間違いない霊能を噛むとは思えない。だから今日、グレーを噛もうとして狐を補足したんじゃないかって思うの」

絵里「そういうことだから、海未はニセモノよ。狼か狐かはちょっと迷う所だけど、信用勝負路線だったのなら狼目の方が強いかもしれないわね」

海未「私がCOする前は狐で見ている風に誘導していたのに、本音は狼で見ている、と言うことですか」

絵里「ええ、どちらかと言えば、ね。先の発言はブラフだって言ったでしょ？」

海未「ならば絵里、あなたは今日、自分が狼で見ている私に誘導していたと言うことですよね。狐生存が濃厚なのにLWだと思っている位置に誘導するなんておかしくありませんか？」

海未「絵里、あなたは本当は狐なんでしょう。だから自分が狼で見ている人を吊ろうとしていたのです」

絵里「…言い方が悪かったかしら。『狐で見てる』んじゃなくて『狼も狐も両方ある位置』として見てるのよ。だから指定を入れてCOの有無を聞きたかったの」



海未「大体、絵里がもし本物の狩人であるならば、完全グレーにいる絵里は指定進行の前にCOするべきなのです」

海未「今朝の段階でグレーの数は5。絵里がCOしてしまえば、グレー4…穂乃果、凛、真姫、私の内、3人をも吊ることが出来るのですから」

海未「それをしなかったのは、絵里の本当は潜伏したままでいたいと言う人外としての態度の顕れではないのですか？」

絵里「…海未は村側の視点に立てていないわね。私が今日指定進行の前に単独でCOしたら、その後の指定では誰も狩人COを出来なくなるでしょ」

絵里「つまり、もしLWが指定を受けても吊り逃れを出来ずに死ぬしかなくなるの。それがもし狐より先だったら村は負け」

絵里「そうなるよりも、人外に吊り逃れの道を残しておいて、村全体に見える形に露出させる方が安全なのよ」

絵里「…と言うか、指定進行の前にCOしなかったのは海未も同じことでしょ。それともまさか、ことりの○だったからCOしなかった、なんて言うつもり？」

海未「…昨日穂乃果が、『ことりが●なら初手囲いがあるかも』と発言していました。つまり私は狼目で見られている可能性があったのです」

海未「今日は狐を狙って吊る日。であれば私は指定を受けない公算が高いですから。狩人が露出しない事で亜里沙や花陽が噛まれる可能性を下げられるのでは、と考えたのですよ」

穂乃果「うわー…さすが海未ちゃんと絵里ちゃんだね…」

凛「頭が痛くなってきたにゃ…」

花陽「えっと、絵里ちゃんは海未ちゃんを狼で見ていて、海未ちゃんは絵里ちゃんを狐で見ているってことかな？」

亜里沙「うう、海未さんとお姉ちゃん…どっちを信用したら…」

真姫「…まあ、海未のCOに重ねてわざわざ対抗COで出てくるくらいだし、少し絵里の方が真に見えるけど」

穂乃果「でも海未ちゃんの言うことも理屈は通ってるように思えるし…うーん…」

凛「そもそも海未ちゃんがニセモノだったとしても、もし狼だったら吊ったら危ないんじゃないかにゃ？」

花陽「絵里ちゃんの方は後から出てきたのもあって、真狐（狩人と妖狐）のどっちかに見えるから吊っても大丈夫そうだけど…」

真姫「どっちかと言えば真目だと思ってるし、安易に吊りたくはないわね」

穂乃果「だとしたら、今日はグレー吊りで詰めるのがいいんじゃないかな？」

凛「そうだね。狩人が真狼（狩人と人狼）の組み合わせならグレーの狐を探した方がいいもんね」

真姫「狩人が真狐だとちょっと怖いけど、グレーから狼を吊らなければ、明日にはどっちが狐かは分かりそうね…狼は狐を把握してるだろうし」

花陽「今日は穂乃果ちゃん、凛ちゃん、真姫ちゃんの3人から『人狼っぽくなくて妖狐っぽい人』を吊るのがいい、ってことだよね」

真姫「そういうこと。まあそれはそれで難しいんだけど」

海未「本当は絵里を吊りたいのですが…そういう進行でしたら、私は凛以外の2人から吊りたいです。凛がLWだと思っていますから、ここを吊るのは即ゲーム終了になりかねません」

凛「もー、まだ海未ちゃん言ってるのー！？　凛は村人なのにー！」

絵里「私は当然真姫以外の2人から、よ。3日目の夜、希が真姫を占っていることは分かっているもの、ここが狐ってことはありえないわ」

真姫「そうね、私は狐じゃないわよ。…もちろん狼でもないけど」

亜里沙「としたら、今日の指定は穂乃果さん…？」

穂乃果「えぇっ、穂乃果なの！？」

花陽「海未ちゃんと絵里ちゃん、両方の意見を合わせるとそうなっちゃうね」

海未「そうですね…穂乃果は先程最初にグレー詰めを言いだしてましたし、残る3人の中では一番狼らしくないと思います。…狼ならグレーではなく絵里を吊ろうとするでしょうから」

絵里「私も賛成よ。もし凛が狐なら、海未が凛をわざと残そうとしないはずだもの。狼は狐を吊らないと勝てないから」

絵里「海未が狐だった場合がちょっと怖いけど、その場合でも海未の言うように、確かに穂乃果は『狼らしく』は見えないわね」

穂乃果「うぅー、穂乃果COはないけどさー…」

凛「ここでもしCOがあったら人外確定だにゃ」

真姫「まあ対抗が2人出てるのに、狩人が黙って潜伏してるわけないわね」

亜里沙「じゃあ今日は穂乃果さんに―――」

花陽「あっ、投票に移る前に…少しいいかな？」

海未「？　どうかしましたか、花陽」

花陽「えっとね、狩人が二人出てるから、それぞれに護衛先の指示をしておいた方がいいんじゃないかと思って」

絵里「確かにそうね。…○が確定している位置が、亜里沙と花陽で2人いるから、私と海未のそれぞれに護衛先を割り振れば狼は○を噛みづらくなるわ」

海未「…私は反対です。狩人が真狐で、狼が既に絵里を狐だと把握していることが今濃厚ですから、むしろ○が噛みやすくなってしまいます」

絵里「…海未の主張通りだったとしても、護衛先を決めなかったら本物の狩人が噛まれて、翌日○が噛まれるだけ。同じことじゃない？」

海未「それは、確かにそうなのですが…」

絵里「なら決まりね」

花陽「ならえぇっと、海未ちゃんが亜里沙ちゃんを護衛して、絵里ちゃんが花陽を護衛…って感じでどうかな」

亜里沙「はい、大丈夫だと思います」



亜里沙「では今度こそ、穂乃果さんに投票お願いします。ごめんなさい…」

【5日目　投票結果】

高坂穂乃果　6票　投票先 → 絢瀬絵里

絢瀬絵里　　 1票　投票先 → 高坂穂乃果
園田海未　　 0票　投票先 → 高坂穂乃果
星空凛　　　　0票　投票先 → 高坂穂乃果

西木野真姫　0票　投票先 → 高坂穂乃果
小泉花陽　　 0票　投票先 → 高坂穂乃果
絢瀬亜里沙　0票　投票先 → 高坂穂乃果

ツバサ「『高坂穂乃果さんは村民協議の結果処刑されました…』、穂乃果さん、お疲れ様」

穂乃果「うわーん、ツバサさーん！　今日は最終日まで頑張ろうって思ってたのにー！」

ツバサ「よしよし。…ここからが正念場だから、しっかり応援してあげましょう」

あんじゅ「まあ穂乃果ちゃんが妖狐じゃないなら、だけどね。ふふっ」

ことり「ことりの占い結果がナチュラルにスルーされててちょっと悲しいです…」