男「一回だけ三秒時間を止められる?」先生「おう」(28)

男「いや、おっさん。仮にマジだとしても使えなくね? 三秒だぜ?」

先生「いやマジなんだ。俺はもう使っちまったけどな」

男「嘘癖ぇな、大体全部本当でも何で昼間っから授業サボってる俺に言うんだよ」

先生「いや、誰でも良かったんだけど授業中って生徒いないし、保険の先生も出払ってててさ」

男「いや、他にも先生いるっしょ?先生、頭行っちゃったんじゃないですか?」

先生「いやさ、同僚に信じてもらえるか微妙な話するよりハブられてる生徒に話すほうがリスク低いじゃんか」

男「ぶっちゃけてんじゃねぇよwww」

先生「で、信じた?」

男「その、下らねぇ力を?馬鹿言うなよ」

男「三秒じゃ殺しも盗みも出来ねぇよ」

先生「例えが殺しか盗みとか恐いなwww まぁ、お前の意思に関係なくお前もうその力使えるんだけどな」

男「 はぁ? 話進めてんじゃねぇよ。まだ信用した訳じゃねぇぞ?」

先生「いや、信じるか信じないかはお前次第だ」

男「……ッチ 最後に1つ質問だ」

先生「お前から質問されるとはwww」

男「笑ってんじゃねぇよwww 聞けよwww」

先生「おう、先生に何でも聞きなさい」キリッ

男「ったく、真面目に答えろよ?」

先生「分かった」

男「何に使ったかは聞かねぇ。でも、これは聞かせてもらう」

男「その力を使って後悔してねぇか?」

先生「……後悔しなかった日は無いが俺には使うしかなかった」

男「……そうか」

先生「最後にお前に言っておく」

男「なんだ、改まって」

先生「これからこの件に関して俺が出来ることはもうなにもない」

男「質問もか?」

先生「無理だ。なぜ無理かは……」

男「無理なんだろ? 分かったよ、ルールみたいのがあんだろ?」

先生「……すまん」

男「貰ったのになんか嬉しくねぇなwww 三秒だし。まぁ、俺教室戻るんで」

先生「分かった、どうせ寝るんだろうが」

男「違うってwww 美人先生拝みに行くだけだって」

先生「まぁ、サボるより良いか」

男「ほんじゃ、じゃーな」ダダダ

先生「おう」




先生「じゃあな、うまくやれよ」

翌日

男「三秒ねぇ……」

保険医「さっきから考え込んじゃって、らしくないよ?」

男「らしくないって失礼なwww」

保険医「だって、いつもなら寝てるじゃない」

男「まぁ、そうなんだけどさ」

保険医「しょうがない、仕事してやるか」

男「仕事?」

保険医「不良少年のカウンセリング☆」

男「……先生、年相応のしゃべり方しましょうよ」

保険医「まだ、二十だっつの」

保健だよな

あかん、ダルいwww

男「いやね、なんか三秒時間を止められるらしいんですよ」

保険医「……うーんと、アニメかなんか?」

男「いやマジらしいんですけど」

保険医「それにしたって三秒かぁ」

男「先生だったらどうします?」

保険医「そうだなぁ、三秒だったらムカつく奴ひっぱたいたりとか?」

男「そういう、ちっちゃい事しかできないっすよね?」

保険医「確かに時間を止めるって仰々しさの割りに小さいわね」

男「なにしよっかなぁ」

保険医「三秒かー」

>>6
ありがとうwww
気づかんかったwww

男「atmの暗証番号見たりとかっすかねぇ」

保健医「結構、大胆だねwww」

男「でもなんか、ロマンがないというか」

保健医「ロマンとか言っちゃう子だったっけ」

男「いや、力のわりに狡いというか現実的というか」

保健医「うーん、じゃあ、好きな子にキスとかは?」

男「中学生かと」

保健医「いや、良いんじゃない?青春っぽくって」

男「いや、そもそもいませんし」

保健医「いやー可愛いですなぁwww」

男「あえて言うならば先生かな」

保健医「三十路に冗談でもそんなこと言っちゃ駄目だぞ♪」ニコニコ

男「はい」ガクブル

保健医「というかこんなに悩むんだったら使わなくても良いんじゃない?」

男「どういうことだよ」

保健医「いや、大したことない力は無理矢理使うことは無いかなと」

男「あぁ、一秒以内に寝れるとか」

保健医「の○太くんの事を悪く言わないでwww」

男「キスねぇ……」

保健医「悩んでるwww 純情少年カワユスwww」

男「うるせぇ、ばばあwww」

保健医「あぁん?」

男「」コワイ

保健医「でも、私だったら絶対校長殴るね」

男「ちっちゃくない?」

保健医「いや、三秒に悩んでる方がちっちゃくない?」

男「あぁ、それもあるか……」

キーンコーンカーンコーン

保健医「よし、私これから外に出るから君も出て」

男「……次は屋上かな」

保健医「授業出ろよwww」

屋上

男「三秒で犯罪してもばれそうだしなぁ……」

不良女「ここにいたか!!」

男「あぁ、うるさいのが来た」

不良女「うるさいってなんだよ。いつも弁当作って来てやってるのは誰だと思ってるんだ」

男「……お前とはいつかな」

不良女「なにいってんだ?早く食べようぜ、腹が減って駄目だ」パカ

男「お前、格好だけだよな。」

不良女「ホレ、卵焼き。何が?」

男「サンキュ、いや不良っぽさ」モグモグ

不良女「いや、男兄弟しかいなかったからこういう風になっただけで」

男「いや、俺は好きだけどね?」

不良女「えっ………」

男「この卵焼きの味」

不良女「お、おう。今日は自信あったからな」

男「毎日食べたいわ」

不良女「ふぇっ!?」

男「あーおもしろ」

不良女「……からかってんじゃねぇよおおおおおおおおおおおおお!!」

男「ごちそーさん」

不良女「お粗末様でした」

男「なぁ、三秒時間を止められたらなにする?」

不良女「突然だな、どうした?」

男「いや、何となく」

不良女「そうだなぁ、スカートめくりとか?」

男「おかしくね?」

不良女「そうか?そのくらいで良いんじゃないか?」

男「どのくらいだと駄目なんだ?」

不良女「……あの、き、キスとか……?」

男「乙女か」

不良女「いや、やっぱりそういうのはしっかりと……ね」

男「だよな」

不良女「……あ、うん、あのね、うん」

男「可愛いなwww」

不良女「ふっざけんなあああああああああ」

男「あっはっはっはっは」

なんか書いてて純情endで良いような気がしてきたんだが
先生がなぁ……
どうしよう

純情endで切り上げよう

男「なぁ、お前さ」

不良女「なんだよ」

男「俺と付き合わね?」

不良女「……んだよ、言いたいことがあるなら言えよ」

男「んー、なんか俺にロマンとか早かったなぁとか思って」

不良女「なんだそれ」

男「なんか、考えるの疲れたわwww」

不良女「なんだよ、さっきから」

男「不良女、俺、お前のこと好きだわ」

なんかスッゲー雑だけどダルいのでこれで終わる

で、分かりにくいので解説
>>17
で時間止めて告白の練習したって事で
男が恥ずかしがりやでなんかええやんって感じで、うん
そんなんで

あー
地の文入れてもっかいやろっかなー
でもダルいなー

先生が不憫だなぁ

なんかあったぽいのになぁ
でもめんどいなぁ

なんか良い感じになるまで続けるかどうか>>24

ksk

やめよう
そう言うのも大事だわ

最初は何か三秒でも足りない状況作って熱い展開にしようと思ったんだけどね
やっぱり思い付きだと難しいね

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom