穂乃果「にこちゃーん!私達のギャルゲーが発売されたよ!」にこ「なんですって!?」 (50)


※多少の性的表現あるかもなので注意

※銀魂ネタ


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409402896

にこ「そんなの絶対課金ゲーに決まってるじゃない!鬼畜なまでの搾取が待ってるわよ!?」


穂乃果「あはは、まあそうかも...でもちょっと興味ない?」


にこ「うっ...まあちょっとは...」


穂乃果「じゃあ試しにやってみようよ!大丈夫、課金なんてしないからさ」


にこ「はぁ...まったくしょうがないわねー、仕方ないからこのにこにーも協力してあげるわ!」


穂乃果「な、なんで上から...」


にこ「人は私を落とし神と呼ぶ...」


穂乃果「いやいや誰も呼んでないから...じゃあ始めるよ?」

【ヤンヤンメモリアル】




にこ「な、なんかすごいタイトルね...嫌な予感しかしないんだけど...」


穂乃果「やんやん...ことりちゃんかな?」


にこ「まあ確かにことりは特にヤンデレになりやすそうだから間違ってはいないかもね」




【主人公を選んで下さい】




穂乃果「へー、私達の中から主人公を選ぶんだ」


にこ「一応課金キャラでツバサとか理事長とか雪穂ちゃんとか...あとアルパカも選べるようになるみたいだけど」


穂乃果「あ、アルパカはちょっと特殊過ぎて...」

にこ

穂乃果「とりあえず主人公は穂乃果にするね」


にこ「自分を主人公にするなんてチャレンジャーねぇあんたも、どうなっても知らないわよ?」


穂乃果「心配し過ぎだよーにこちゃん、こんなのゲームだよ?」


にこ「...甘いわね、まあやってみなさい」


穂乃果「よーし!さっそく始まるよ!」

>>7

すみません、本当申し訳ないのですがこれ安価スレじゃないので安価はありません

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穂乃果「私、高坂穂乃果!高校2年!...


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にこ「あーはいはいこんなのいらないから早く飛ばしなさい」


穂乃果「え?見ないの?」


にこ「こんなテキスト、見なくても問題ないわよ。次のシーンでたぶん女の子とぶつかってパンツが見えるわよ」


穂乃果「す、すごい...本当にわかってるんだ...」


にこ「ふふん、こういうゲームはやり込んでるからね!」

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穂乃果「あ、曲がり角で人が急に飛び出して来た!危ない!」


ドカーーーーン!!


???「きゃあ!?」


穂乃果「いたたた...」


穂乃果(あちゃー朝からついてないなぁ、まさか炊飯器をくわえた女の子とぶつかっちゃうなんて...)




→A 遅刻覚悟で助け起こす
B 無視して学校へ急ぐ




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にこ「 」


穂乃果「 」



にこ・穂乃果「炊飯器くわえた女の子ってなにいいいい!?」


にこ「か、完全に予想外だわ..流石花陽ね」


穂乃果「炊きたてのお米がこぼれちゃってる...」

にこ「と、とりあえずAを選びましょう!私の勘だとこれが正解のはずよ!」


穂乃果「う、うん分かった!」ポチッ





ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『遅刻覚悟で助け起こす 』



穂乃果「大丈夫?」


「え...ありがとう...///」


穂乃果「あ、そうだ!よかったらウチで休憩していかない?横になれば元気になるかも」


「...うん///」




【炊飯器ルート】


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にこ・穂乃果「ええええええ
え!?」


穂乃果「助け起こすのそっちいいい!?花陽ちゃんじゃなくて炊飯器なの!?」


にこ「ていうか開始直後に炊飯器とベッドで寝るってどんなゲームよおおお!?」


穂乃果「ううっ早くも心折れそうだよ...」


にこ「が、頑張りなさい!ゲームはまだ始まったばかりよ!」

穂乃果「次はさっき選ばなかったBを選んでみようか」


にこ「まあ当然そうよね」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『無視して学校へ急ぐ 』




穂乃果(可哀想だけど遅刻しちゃいそうだし置いていこう...)


???「...おりゃあ!!」


穂乃果「ぶごっ!?熱いいいいいいい!?」


???「私を置いて行くなんて酷いよぉ」



【DEAD END】



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にこ「どういうことだあああ!!なんでいきなりデットエンドなのよ!」


穂乃果「まさか炊きたてのお米をぶちまけられるとは...恋愛ゲームは奥が深いね」


にこ「こんなの恋愛ゲームじゃないわよ!どこの世界にお米ぶちまけられてデットエンド迎えるラブストーリーがあるのよ!」


穂乃果「でもやっぱり花陽ちゃんだ...使ったお米はちゃんと食べるんだね」

にこ「んなことどうでもいいわ。それよりこれどうやって先に進めばいいのよ」


穂乃果「んー...あ、説明書にテキストは飛ばさないでちゃんと読んで下さいって書いてあるよ」


にこ「...製作陣めっちゃムカつくわね、それ。どんだけ飛ばして欲しくないの...?」


穂乃果「とりあえず最初からやり直してみるね」





ーーー
ーー

穂乃果「あ、無事に学校にたどり着けた!」


にこ「こんな難易度高いゲームやるの始めてだわ...」


穂乃果「そうだね...あっ、海未ちゃんが話しかけてきた」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


穂乃果「教室にとうちゃーく!」


海未「やっと来ましたか...もう穂乃果!今日も遅刻ギリギリでしたよ!待ち合わせの時間くらいしっかり守ってください!」


穂乃果「ううっ...ごめんなさい」


海未「まったくあなたはそうやっていつも...」ガミガミ


穂乃果(また海未ちゃんの怒り癖が始まったよ、面倒くさいなぁ...)


→A 抱きつく
B ことりに助けてもらう




ーーーーーーーーーーーーーーーーーー





穂乃果「あ、また選択肢だ」


にこ「今回はしっかり考えなさいよ?変な選択するとさっきみたいになっちゃうからね」


穂乃果「うーん...じゃあAで!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『抱きつく』




穂乃果「海未ちゃん!」ダキッ


海未「ほ、穂乃果!?///い、いったいどうしたのですか?」


穂乃果「えへへ、抱きついてみただけだよー」



海未(はわわわ...///こ、これはもう間違いなく惚れられてますね!園田海未、覚悟を決めました!)



海未「結婚しましょう」


穂乃果「...え?」


海未「あ、何も言わなくていいですよ。もう穂乃果の気持ちははっきりと伝わりましたから」




【海未ルート】


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー




穂乃果「え、えーと...これでクリアなのかな...?」


にこ「ちょろい!ちょろ過ぎよ海未!」


穂乃果「難易度高いのか低いのかよく分からないね、これ」

にこ「クソゲーってレベルじゃないわよまったく」


穂乃果「と、とりあえず今度はBを...」





ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『ことりに助けてもらう』




穂乃果「ことりちゃーん!海未ちゃんがいじめてくるよー!」ダキッ


海未「なっ!私はいじめてなど...」


ことり「ほ、穂乃果ちゃん!?もう急に抱きついてくるなんて...でも海未ちゃんもちょっと言い過ぎかも、穂乃果ちゃんも反省してるんだしもういいんじゃない?」


海未「...そうですね。ところで穂乃果、いつまでことりに抱きついているつもりですか?早く離れて下さい」


穂乃果「あっ、ごめんねことりちゃん」


ことり「ううん、全然いいよ。むしろもっと抱きついて欲しいな♪」


海未「ことり」ギロリ


ことり「ふふっ、どうかしたの海未ちゃん?」ニコニコ


海未「...幼馴染を失うのは悲しいことです」


ことり「本当だねぇ...」





ーーーーーーーーーーーーーーーーーー





にこ「怖ええええ!!なにこれ本当怖いんだけど!ていうかさっきから展開早すぎよ!」


穂乃果「そう?でもこれはいつもの光景だけど」


にこ「え?」


穂乃果「昨日なんかもっとすごかったよー?海未ちゃんがことりちゃんのとさかを...」


にこ「あああ!言わなくていいわよそんなの!!」


穂乃果「なんでなんだろうね?」


にこ「...まあいいわ、続けるわよ」



穂乃果「あれ?意外とやる気だ」


にこ「とりあえず最後まで見たいのよ、いいから早くしなさい」


穂乃果「はーい」

ー『数時間後』





穂乃果「...あ、またクリアした」


にこ「えーと...これで海未ルートは1024回目ね」


穂乃果「確かことりちゃんルートは950回だっけ?」


にこ「いや953回よ」


穂乃果「...この2つしかルートないのかなあ?」

にこ「今思ったんだけど適当に行動してるから選択肢が発生しやすい幼馴染ルートになっちゃうんじゃないかしら?」


穂乃果「誰か一人にしぼって攻略しろってこと?」


にこ「まあそういうこと」


穂乃果「うーん...じゃあとりあえず絵里ちゃんを落とすよ!」





ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ー『生徒会室』



穂乃果「絵里ちゃん居るー?」


絵里「...」


穂乃果「...絵里ちゃん?」


絵里「え?あ、ああ穂乃果!ごめんなさい、本を読んでいたから気付かなかったわ」


穂乃果「ふーん、何の本読んでたの?」


絵里「ドラゴンボールよ」


穂乃果「ど、ドラゴンボール...なんか意外だね」


絵里「そうかしら、私だってマンガくらい読むわよ。ところで穂乃果ってドラゴンボールのどのキャラが好き?」


穂乃果(知ってること前提で話されても...)


→A ベジータ
B クリリン
C 絵里ちゃん


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー





にこ「また意味不明な選択肢がきたわね」


穂乃果「でもこれはCじゃないかな?」


にこ「いやそれは罠ね、凛との会話を忘れたの?」

穂乃果「あ、そんなのもあったね...好きなラーメンについて聞かれたから凛ちゃんって答えたら即DEAD ENDだったっけ」


にこ「つまりここはちゃんと答えるのが正解のはず...」


穂乃果「...Aにしてみるよ」ポチッ




ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『ベジータ』


穂乃果「うーん...ベジータかな」


絵里「!そうよね!ベジータカッコいいわよね!」


穂乃果「まあそうだね」


絵里「ハラショー!」





【絵里の好感度が上がったみたい】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー




穂乃果「あれ、これ結構いい感じじゃない?」


にこ「絵里がドラゴンボール好きだったとは知らなかったけど...まあどうでもいいわ。このまま好感度を上げまくって一気に落とすわよ!」


穂乃果「となると一番絡みやすいのは当然部活中...!そこを狙っていくよ!」

ーーーーーーーーーーーーーーー
ーーー


ー『屋上』




海未「それでは今日もそろそろ練習を始めましょうか」


凛「かよちーん!一緒にストレッチしよう!」


花陽「ごめんね、今日は炊飯器とやるから...」


凛「あーそれは残念にゃー」



穂乃果「...今日のストレッチは誰とやろうかな?」



→A 凛
B 希
C ベジータ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー





にこ「おかしいわね...なぜか選択肢の中にサイヤ人が混じってる気がするわ」


穂乃果「どれが正解なんだろう...」


にこ「いやいや、AかBでしょ」


穂乃果「...」ポチッ


にこ「おい、なんでCにした」


穂乃果「だって気になるじゃん」


にこ「...でもこのままだとベジータルートに入っちゃうかもよ?」


穂乃果「あっ、忘れてた」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『ベジータ』


穂乃果「ベジーター!一緒にストレッチしよう?」


絵里「もう穂乃果!私はベジータじゃないって何度言わせるの!」


穂乃果「ご、ごめん...超ベジータだよね」


絵里「ふふっ、その通りよ」


穂乃果「あ、もしかしてその練習着...ベジータの戦闘服?」


絵里「あ、気付いちゃった?何か照れるわね...///ちょっと変かしら?」


穂乃果「そんなことないよ!穂乃果ベジータ大好き!」


絵里「...喜ぶがいい。貴様のような下級戦士が超エリートに遊んでもらえるんだからな」


穂乃果「おう!」




【絵里の好感度が上がったみたい】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー






穂乃果「...穂乃果ってベジータ好きだったっけ?」


にこ「...さあ?」


穂乃果「じゃ、じゃあ次!どんどんいってみよー!」

ー『さらに数時間後』



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ー『伝説の樹』



穂乃果「...来てくれるかな?」



穂乃果(卒業式の日、校庭のはずれにあるこの樹の下で告白してOKをもらえたらカップルになれるんだってさ。穂乃果もその噂を信じてここにいるんだけど)



穂乃果「...やっぱり来てくれないよね...」


「待たせたな」


穂乃果「!き、来てくれたんだ!」


ベジータ「ふんっ」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー





にこ「なんでだああああ!!どうして絵里を攻略してたらベジータが出てくるのよ!」


穂乃果「も、もしかしてこのベジータって絵里ちゃん...?」


にこ「あっ、本当だ。かすかに面影があるような...」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー




穂乃果「絵里ちゃん...穂乃果でいいの?ほら、あんなに絵里ちゃんのことを探してる後輩がいるよ?穂乃果じゃ絵里ちゃんとは釣り合わないんじゃ...」


ベジータ「...穂乃果、私がなんでこんな格好をするようになったか分かる?あなたに好かれたかったからよ」


穂乃果「え...」


絵里「あなたがベジータを好きだって言ったから、こんな額にしてまであなたの興味をひこうとしたのよ」


穂乃果「そうだったんだ...じゃあ」


絵里「穂乃果...おまえがナンバー1だ!!」


穂乃果「絵里ちゃん!!」



アイシテルバンザーイ ココデヨカッター♪


【ベジータ(絵里)ルート】



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー




にこ「いい話ねぇ...ってなるかあああ!!これ結局ベジータルートじゃない!」


穂乃果「あははは...これ著作権とかどうなってるんだろ...」

にこ「もうやめよやめ!こんなの続けても仕方ないわ」


穂乃果「あ、もうこんな時間だ...『ママプラス+』をやる時間ももうなさそうだね」


にこ「...ママプラス+?」


穂乃果「どうかした?」


にこ「...今日は穂乃果の家に泊まっていくわ」


穂乃果「ええっ!なんで急に...ああ、そういえばにこちゃんってマザコ...」


にこ「ち、違うわよ!ただちょっと興味あるだけよ!」


穂乃果「はいはい...」

ー『翌日』




穂乃果「海未ちゃん、ことりちゃんお待た...せ...え、」


海未「穂乃果遅いですよ、もっと早く起きて下さい」


ことり「まあ穂乃果ちゃんだから仕方ないけどね」



にこ「...なんであんたら戦闘服着てるのよ」


海未「え?ああこれはたまたま拾ったと言いますか...というかなんでにこがここに?」


にこ「いろいろあったのよ...何というか穂乃果も大変ね、同情するわ」


穂乃果「ん?なんのこと?そんなことよりにこちゃん!私達の格ゲーが発売されたらしいんだけど...」


にこ「もういいわよ!」






おわり

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