弟「安価で姉ちゃんにイタズラする」 (120)


次女(姉2)「弟ー。アイス買ってきてよ」

弟「自分で行ってよ」

姉2「お姉さんの言うことが聞けないの?」

弟「いたいいたい! 関節極めないで!」

姉2「行くでしょ?」

弟「行くから、行くから!」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408376727


弟「くそー。無視してやりたいけど、また何かされんのも嫌だ」

長女(姉1)「あれ、どこか行くの?」

弟「ちょっと買い物」

姉1「洗剤お願いしてもいいかな? お金渡しとくから」

弟「こんなに掛からないよ?」

姉1「余ったら好きなの買っていいから」

弟「あ、ありがとう」


弟「同じ姉とは思えないな」

弟「洗剤はこれでいいから……後はガリガ○君と」

弟「自分用にハーゲン買っちゃお! 中々買う機会無いんだよな」

弟「姉ちゃんにもお礼にお菓子買って」

弟「これでおっけー」


弟「ごちそうさま」

姉1「お粗末様です」

姉2「ごちそーさまっ! アイスアイスー」

姉1「あ、お風呂沸いてるから入っちゃってね」

姉2「えー……弟! あんた先に入りなさい」

弟「えー」

姉2「なに? お姉さんの残り湯を飲みたいの? 変態」

弟「飲むかっ! 分かったよ……」


弟「お風呂上がったよー」

姉2「ほいほい」

弟「アイス、アイス」

弟「あれ?」

弟「ハーゲンがない」

弟「姉ちゃん、アイス知らない?」

姉1「え? 冷凍庫にないの?」


弟「うーん、ないな」

姉1「ちょっと見せて……これは?」

弟「それは姉2に言われて買ってきたのだよ」

姉1「え? でもさっきもアイス食べてたけど」

弟「え!?」


姉2「ふー、気持ちよかった」

弟「姉2! もしかして、もしかして……」

姉2「なによ。呼び捨てで呼ぶな。弟のくせに」

弟「アイス食っただろ!」

姉2「? 食べたわよ」

弟「あれはお前のじゃなくて、ガリガ○君がお前のだ!」

姉2「はいはい。今度から油性ペンで名前書いときな」


弟「姉ちゃんからもなんか言ってよ!」

姉1「でも、悪気があったわけじゃないし」

姉1「今度から気をつけるってことで、ね?」

姉2「はーい」ニヤニヤ

弟「絶対反省してない!」

姉1「まあまあ」


弟の部屋

弟「くそっ、いつもわがままばっかり、自分勝手にして」

弟「だらしないし乱暴だし!」

弟「アイスも食べられた……」

弟「こうなったら姉2に仕返ししてやる」

弟「でも、どうしたらいいか分からないし……」

弟「そうだ! 友にLINEで聞いてみよう」


弟「姉2にハーゲン勝手に食べられた。仕返ししたいけど何したらいいかな、と」

友『>>12なんていいんじゃないか?』

脱げない着ぐるみを着せる


友『脱げない着ぐるみを着せるなんていいんじゃないか?』

弟「それだ! こんな暑い日に着ぐるみを着せれば苦しんで反省するだろ」

弟「たしか黄色い熊の着ぐるみが押入れの奥に……あった!」

弟「起きてる時は無理だろうから、姉2が寝てからかな」


姉2の部屋

弟「……」ソーッ

姉2「……」ムニャ

弟(うわ、布団もかけずお腹出して寝てるよ)

弟(これじゃ風邪引くって)スッ

弟(……じゃなくって! 着ぐるみ着せに来たんだった!)

弟(タンクトップに短パンだし、このまま着せてもいいよね)


弟(足、通して……これ、起きるかも)

姉2「……」ムニャ

弟(な、なんかドキドキする。腰浮かせて)

姉2「あ……」

弟「……!」ビクッ

弟(……ふぅ。後は上半身だけど、どうしよう)


弟(体起こさないと着せられないよな。背中でファスナー閉めるタイプだから後はうつ伏せにすればいいんだけど)

姉2「あ……つぃ」モゾモゾ

弟(どうしたらいいか、友にLINEで聞こう)

友『本当にやってるのか。>>19してみたら?』

舐める


友『本当にやってるのか。舐めてみたら?』

弟(舐める!? うつ伏せにしたいんだけど……)

友『舐めることでくすぐったくなって、うつ伏せになるかもしれない』

弟(なるほど!)

姉2「……う、うーん」

弟(着ぐるみを着ていない上半身しかないよな……)


弟(……うつ伏せにするため)ペロッ

姉2「やっ……、あ」

弟(起きてないよね?)ペロペロ

姉2「ふ、うぅ……」

弟(心臓に悪いな……)


姉2「ん……」モジモジ

弟(身を捩ってる。あと少し!)ペロペロ

姉2「やぁ……」モゾッ

弟(よし、うつ伏せに。これで着せて、ファスナーを上げて)

姉2「ふふ……」ムニャ

弟(完成だ! ……暑そうだな)


弟(まだ余裕がありそうだ。せっかくだし、バレる前にもう少しなにかしてみよう)

弟(なにしたらいいかな?)

友『>>26

↑+寝小便してるかのように細工


友『寝しょんべんしてるように細工して写真撮影』

弟(それだ! お漏らししたなら流石に塩らしくなるはず!)

弟(水、水。ペットボトルの水でいいか)

弟(飲みかけだけど、これを……)ピチャピチャ

姉2「ひ……」ブルッ

姉2「あぁ……」


弟(よし。これで……ってなんか、匂うような)

弟(アンモニアの……まさか本当に漏らしたの!)

弟(これは、写真を撮らなきゃ。でも電気を点けたら起きるかな?)

弟(音の出ないカメラアプリで……暗くて見づらいけど撮れた)

弟(着ぐるみがお漏らししてるカオスな絵になっちゃった……)

姉2「……んん」


弟(これで大丈夫だよね)

弟(部屋に戻ろう)

弟(手が、震えてる。大分緊張してたからか。高揚からか)

弟(どっちでもいいや。これでやったんだ)

弟(今日はうまくいったし、明日の朝になったら追い打ちをかけよう)

弟(どうしたらいい?)

友『>>33>>36しかないな』

何かいつもと違う匂いがすると言ってみる

布団を干してあげようとする


友『何かいつもと違う匂いがすると言ってみて、布団を干してあげようしかないな』

弟(こ、これは姉2も流石に泣き出すんじゃないか?)

弟(いや、友の言うことは絶対守るんだ。明日の朝に実行しよう)


翌日

弟(さすがにいきなり姉の部屋にいるわけにもいかないよね)

弟(早朝から姉の部屋が見える位置で待機している)

弟(電気がついたり、物音がしたらすぐに入ろう。……でも入った時の言い訳はどうしよう)

姉1「あれ、弟くん。今日は早いね」


弟「ね、姉ちゃん。こんな時間になにしてるの?」

姉1「朝ごはんの用意しようかなって」

弟「まだ5時半だよ?」

姉1「みんなが起きてくる前に余裕を持って用意したいから」

弟「姉ちゃん。なにか手伝えることはないかな?」


姉1「じゃあ7時になったら姉2を起こしてくれる? 昨夜遅い時間まで起きてたみたいだから」

弟「あ、うん」

弟(物音、聞こえちゃったかな……バレてないよね)

姉1「弟くん」

弟「ひゃい!?」


姉1「ちゃんと顔洗わなきゃダメだよ? 目やについてる。ほら」

弟「あ、ごめん」

姉1「分かればよろしい」ニコッ

姉1「じゃ、また後でね」

弟(これで部屋に入る口実が出来た)


6:50

弟(そろそろいいかな。まだ寝てるみたいだけど)

弟「姉2、起きてるー?」コンコン

弟「入るよー」ガチャ

姉2「……」クカー

弟「寝てる、ね。熊のぬいぐるみがうつ伏せに。生きてるよね?」

弟「おーい、姉2ー。起きろー」ユサユサ


姉2「んん? ……んー」

姉2「え、あ、れ?」

弟「朝だよ。おはよ」

姉2「……」サー

弟(一瞬赤くなって分かりやすいほど顔が青白くなってる)

姉2「弟、勝手に入って、来ないでよ」


弟(声が震えてるの気づいてないのかな。平静を装ってるけど)

姉2「出て行きなさい」

弟「それはいいんだけど、なんか……臭わない?」

姉2「におっ! 失礼なこと言わないでよ、着替えるから早く出て!」

弟「でもさー、なんかいつもと違う匂いがするんだよね」

弟「あれ、姉ちゃんシャンプーとか変えた? なんか姉ちゃんから匂いするような」ジー

姉2「気の、せいだから」

弟(あ、涙目になってる。なんか、かわいそうだな……)

>>45
姉ちゃん→姉2
です。脳内変換お願いします


弟「どこかで、かいだことある……ような」

姉2「いい加減出てってよ!」

弟「匂い篭ってるから窓開けるよ」

姉2「くしゅんっ」

弟「風邪? あ、いい天気だよ。布団を干すからいい加減起きてよ」グイッ

姉2「やめ、てよ」グスッ

弟「布団干すだけだよ」グイッ

姉2「やだ! 離して!」


「あれ? かわいい」

姉1「それ私が昔着てた着ぐるみね」

姉2「あ、ああ……」

姉1「もうご飯出来たから二人とも降りて来てね」

姉1「弟くんもありがとう。着替えとかあるから先に行っておこうね」

弟「え、うん」


弟「あ、あの」

姉2「汗」

弟「え?」

姉2「これ、汗だから。なんか昨日寝ぼけて着ぐるみ着ちゃってさ。びっくりするくらい汗かいたの。着ぐるみの頭も被ってたら死んでたわ、これ。そんで、臭いは汗の臭い。分かった?」

弟「え、あ、うん」

姉2「お姉ちゃんの汗の臭い嗅ぎたくなければさっさと出ていきなさい。今すぐ!」ブン

弟「わ、分かったから! 物を投げつけないで!」

着ぐるみって、子供用パジャマとかであるみたいな奴かw


>>51 それです。

弟「なんか成功したような、そうじゃないような……」

弟「姉2も汗で誤魔化せないのは分かってると思うけど、あと一押ししないと」

弟「友に聞いてみよう」

友『なるほど。もうすぐ朝食だろう? >>55>>57をしてみてはどうかな?』

姉1に話してみる

天気が良いから布団干さない?と姉に言う


友『なるほど。もうすぐ朝食だろう? 姉1に話しかけたり天気がいいから布団を干さないか言ってみてはどうかな?』

弟「姉ちゃんに話しかけるの? とりあえず言う通りにしようかな」

弟「姉ちゃんは一階かな。ご飯出来たって言ってたし降りよう」

弟「……あ、姉ちゃん。おはよう」

姉1「おはよう。朝ごはんに焼き魚あるけど残さないでね?」

弟「う、魚かぁ」


弟(姉ちゃんに話しかけるんだったな)

弟(いつも普通に話してるけど、どんな話題ならいいんだろう)

弟(というか姉2に対する仕返しと関係ない気もするけど)

友『>>61って聞いてみよう』

今日あの日?昨日は辛そうだったけど


友『今日あの日? 昨日は辛そうだったけどって聞いてみよう』

弟(これってあれだよな……)

弟(いくら姉ちゃんでも怒るんじゃないか)

弟「き、今日はあの日? 昨日辛そうだったけど」

弟(友の言うことは絶対だ。仕方がない)

姉1「んー?」


姉1「えっと……?」

姉1「あ……」

弟(みるみる真っ赤になっていく)

姉1「だ、大丈夫だよ。そういう日じゃないし。体調も悪くないしね」

姉1「心配してくれて、ありがとう」

姉1「……でも、あんまりそういうことストレートに言っちゃだめだよ?」

弟(あんまりこういう話しないからなー。耳まで真っ赤だ。というか僕も顔が熱い)


姉2「んー、はよー」

姉1「おはよう。ちょっと遅かったわね。二度寝してなかった?」

姉2「してないって。……あ、いややっぱりしてた」

弟「?」

姉1「あんまりだらだらしてると遅刻するからね」

弟「姉ちゃんを見習いなよ」

姉2「私だってお姉ちゃんだっての」ブー


姉1「姉2も座って。ご飯にしよ?」

姉2「はーい」

姉弟「いただきまーす」

弟「今日は天気がいいねー」

姉1「洗濯物もよく乾きそうね。天気予報でも雨降らないって言ってるし」

姉2「天気予報なんて当てにならないって」

弟「布団干すなら手伝おうか?」

姉2「……」ビク


姉1「ありがとう。洗濯物はもう干したから、自分の布団だけ干してくれる?」

弟「うん、もう食べ終わるし姉2の布団も干してくるよ」

姉2「……っ! 私のはもう干したからいい、よ」

弟「え? 珍しいね。自分で布団干すなんて。確認してもいい?」

姉2「……」ギロ

弟(うわぁ、睨んできてる。涙目だけど)


姉2「……っ」ムムーッ

弟「あ、ごめん。姉の部屋に勝手に入るの良くないよね」

姉2「よし」

姉1「?」

弟「そういえばさあ。昨日布団にジュースこぼしちゃってさ」

姉2「!?」ビクッ


姉1「姉2。顔赤くない? それにさっきからご飯が進んでないみたいだけど」

姉2「あ、だだ大丈夫。よゆう」

弟「ジュース吹いたんだけど、そのまま干しちゃって大丈夫かな?」

姉2「……っ」キッ

弟(人を殺しそうな目で見てる……)

姉1「しっかり拭いて、水洗いした方がいいよ。お漏らしと間違えられたらご近所で笑われーー」

姉2「ごちそうさまっ! 弟、片付けておいて!」

姉1「あ、こら。ちゃんと自分で……って、行っちゃった。もう、しょうがないなぁ」


弟(さて、学校行くまでまだ少し時間があるけどどうしよう)

弟(友に聞いてみるか)

弟(……て、感じなんだけどどうしたらいいかな)

友『時間があるなら>>76してみたらどう?』

姉2にとても親切に接する


友『時間があるなら姉2にとても親切に接してみたらどう?』

弟(まあ、やりすぎた気もするから優しくしてあげた方がいいよね)

弟(ただ、この状況でどう親切にしたらいいかな……)

弟「とりあえず、部屋に行くかな」

弟「姉2ー?」コンコン

姉2「わっ! 今だめ! 着替えてるから!」

弟「あ、そうなんだ」


姉2「開けないでよ? なんか用?」

弟「なんか調子悪そうだったからさ。心配になって」

姉2「なんか今日は妙に絡んでくるわね。……体調は悪くないから。多分」

弟「多分?」

姉2「あーもう。女の子には色々あんの、聞くな、察しろ」


弟「なにか出来ることある?」

姉2「…………シーツとタオル、持ってきて」

弟「分かった。部屋の前に置いておくね」

姉2「……ありがと」


姉2「……」ガチャ

姉2「?」ペラ

『風邪薬もついでに置いておくからちゃんと万が一体調悪かったら飲んでね 弟』

姉2「……」クス

弟(うわ、なんか姉2のあんな穏やかな笑み初めてみたような)コソコソ

弟(そろそろ学校行かなきゃな)


学校

弟「あー、姉2になんかしたいんだけど上級生の教室は行きたくないな」

友「ならメールしてみたらどうかな」

弟「特に用件ないけど」

友「>>85って送って反応を見てみよう」

(・)(・) ← おっぱい


学校

弟「あー、姉2になんかしたいんだけど上級生の教室は行きたくないな」

友「ならメールしてみたらどうかな」

弟「特に用件ないけど」

友「『(・)(・) ← おっぱい』こんなメールを送って反応を見てみよう」

弟「え、なんか間違えてない?」

友「間違ってないね」

弟「本当にやるの?」

友「ああ」


姉2「…………」ブー ブー

弟『(・)(・) ← おっぱい』

姉2「ぶふっ!」

姉2友「なに? どしたの」

姉2「なん、でも……ぷっ」


弟「返信きた」

姉2『死ね』

弟「やっぱり怒ってるよ!」

友「そりゃね」

弟「友が勝手に送っ……」スッ

友「待って。そんな嘘ついちゃだめだよ」

友「これはチャンスだ。姉2さんと仲良くなれば、意地悪されなくなるかも」

弟「いや、溝は広がるばかりだよ」


弟「本当に協力してくれてるの?」

友「もちろんだよ」

弟「……」

友「でも、そうだね。最初から飛ばしすぎたかな。>>91って送ってフォローしよう」

すまん。正確には「ふざけすぎたね。今日の放課後、おごるよ 」で
安価下


友「でも、そうだね。最初から飛ばしすぎたかな。『ふざけすぎたね、今日の放課後、おごるよ』って送ってフォローしよう」

弟「え、おごるの?」

友「まあ、先行投資だと思えばいいんじゃないかな」

弟「うーん……分かった」


弟「あ、返信来た」

姉2『やだ、おっぱい揉まれる』

弟「揉まないよ!」

友「ぷっ」

弟「笑うなよ! 誰のせいだよ」

友「つい、ね」

弟「絶対これ後でからかわれるよ。『だから冗談だって』と」


姉2『しょうがないからおごられてやらないでもない』

弟「『じゃ、放課後駅で待ち合わせね』と」

友「まるで恋人とのデートみたいだね」

姉2『財布だけ渡してくれれば大丈夫』

弟「これが?」

友「……同情するよ」


弟「なんか悔しいからやっぱり少しやり返したいな」

友「うーん、そうだね。『(・)(・) ← おっぱい』って送ってみては」

弟「もうやったから。後で蔑まれるから」

友「ところで、何をおごるつもりなのかな」

弟「んー、姉2は甘いもの好きだし。ドーナツとかかな」


友「なんというか、本当は好きなんだね」

弟「人のアイス食べる位だしね」

友「そっちじゃないけど」

弟「?」


昼休み

姉2『(´・Д・)」ハラヘッタ』

弟『購買で買って食べなよ』

姉2『(^_ー)☆ オゴッテ』

弟『うわあ、キモい』

姉2『(/ _ ; ) ヒドイヨー』

弟『年齢考えた方が』

姉2『ゆるさん』


放課後

弟(メールの様子だとかなり機嫌がいいみたいだ)

姉2「あ、いたいた。弟ぉー」ニヤニヤ

弟(顔が緩んでる。奢られるの好きそうだからなー)

弟「遅いって。ドーナツでいい?」

姉2「しょーがないなー。しっかり貢ぐんだぞ」ニヘラ


姉2「これと、これとー」

弟「ちょっ、買いすぎ」

姉2「甲斐性見せなさい」

弟「年上の余裕は見せてくれないの?」

姉2「だってほら、私まだ若いから」

弟「へー。へぇー」

姉2「殴るわよ」


姉2「これくらいかな」

弟「いや、もう本当買いすぎ。食べれるの?」

姉2「もちろん。これくらい余裕よ」

弟「いや、そっちじゃなくて晩御飯」

姉2「………………」

姉2「これあげる。これも」

弟「いや、食べれーー」

姉2「食え」


自宅

姉1「あれ、弟くんハンバーグ好きじゃなかった? 飽きちゃったのかな?」

弟「ご、ごめん。もう食べれない」

姉2「しょうがないわね。ドーナツ食べ過ぎるからよ」

弟「誰のせいだよ」

姉1「一緒にドーナツ食べたんだよね。仲直り出来たみたいでよかった」

姉2「こいつが泣きついてきてねー」


弟(くそー、好き放題言って。でも今はお腹いっぱいでそれどころじゃない……)

姉2「お姉様ゆるしてーって」

弟(だけど、全く反省してないな。お漏らしの話でからかってもいいけど、友に聞いてみよう)

友『うーん、そうだね。さすがに>>111したら大人しくなるんじゃないかな』

それとなくじゃれ合い涙が出るまでくすぐる


友『うーん、そうだね。それとなくじゃれ合い涙が出るまでくすぐりをしたら大人しくなるんじゃないかな』

弟(それとなくじゃれ合うのがハードル高いんだけど)

弟(でも、やらないと……)

弟(少しお腹も落ち着いてきたしそろそろ行こう)

弟「姉2」

姉2「お姉様と呼びなさい。下僕」

弟(完っ璧に調子に乗ってる! どうしたらいいんだ)


弟「なにしてんの?」

姉2「見てわかんない? テレビ」

弟「見たい番組あるんだけど」

姉2「却下。あんたは畳の目でも数えてなさい」

弟「嫌だよっ! というか、姉ちゃんもテレビはみんなで仲良くって言ってたの忘れたの?」

姉2「姉1は今食器洗ってるから」


弟「……そんなにゴロゴロしてると太るよ。ドーナツも食べたのに」

姉2「……っ」ビクッ

弟「体重。脂肪。メタボ」

姉2「失礼なこと言うな。健康診断で痩せ型だったから」

弟「4月の話だよね。今はどうか分からないね」

姉2「……それでも、1kgしか増えてないし」


姉2「というか、弟ぉー?」

姉2「もしかして、ケンカ売ってるのかなぁ?」ジロ

弟「体重100kgにケンカ売ったら押しつぶされちゃうよ」

姉2「殺すっ! そんなにあるわけないでしょ!」バッ

弟「ちょっ、首、絞まってる絞まってる!」

姉2「あんたを殺して、私は痩せる!」


弟「ギブっギブ!」ジタバタ

姉2「んー、聞こえないなー?」

弟(背中に胸当たってるんだけど……)

姉2「いい運動ね」

弟(こうなったら脇腹をくすぐって!)コショコショ

姉2「ひゃっ、あはっ、ちょっ、くす、あひゃ、るなぁ」

弟(あれ、意外と弱い?)コショコショ

姉2「あふっ、やっ、あははははっ、だめぇ」バタバタ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom