新ジャンル「ごめんなさいは?」(49)
女「メリークリスマスぅ!」
男「はいメリークリスマス」
女「ねぇ聞いてよ男くん!」
男「おう?」
女「今年こそはサンタさんが来ないかずっと待ってたのに影どころかプレゼントすらなかったの!おかしいよね!?」
男「お前…もう子供じゃないんだからさぁ…」
女「毎年この日のためにいい子にしてるのにさぁ…。こんなのないよ…、あんまりだよ!?」
男「し、知らんがな…」
女「う~、なんでなのさぁ…もう!男くん、ごめんなさいはっ!?」
男「えっ?」
女「…」
男「ご、ごめんなさい…」
女「次は気をつけてね!」
男「うん…」
男「…ん?なんで!?」
女「友ちゃーん!あけおめー!」
友「や、女ちゃん、あけおめッス」
女「友ちゃん友ちゃん!お年玉見せっこしよ!」
友「お、おもしろい!受けて立つッスよ!」
女「いくよー」ゴソゴソ
友「こーい」ガサガサ
女「たぁ!」イチヨウサン
友「とぅ!」ユキチサン
女「!」
友「わお、おじいちゃん!太っ腹ッスね!ふふん、アタシの勝ち!」
女「…私が負けるなんて。言い出しっぺが形無しだよ!」
友「やー、日頃の行いってやつッスかね」ヒラヒラ
女「うあーっもう!友ちゃんごめんなさいは!?」
友「えっ?」
女「わっ!?」
友「…」
友「ごめんなさい…」
女「いいよ!あ、私なんかお腹すいたな、友ちゃん?」
友「あ、うん」
友「え…あれ?なんでッスか!?」
女「すごい雪積もったねー」
男「だな…。どんだけ降るんだよ」
女「昨日まで少なかったのに、なんで急に降ってくるかなぁ」
男「仕方ないだろ、自然現象だ」
女「せっかくお出かけしようと思ったのに…」
男「吹雪いてちゃ行きたくないわな」
女「ミスド行きたかったな…」
男「そっちが目当てかよ」
女「あぁんもう!雪!このヤロー雪!」
男「はっはっはっは」
女「ごめんなさいはっ!?男くん!?」
男「えっ、ごめんなさい」
女「勘弁してよね!」
男「あ、はい、すいません」
女「うん、あ、少しやんだね。いこっか」
男「あぁ、そうだな…ん?おい待てだから何で…はぁ」
女「はぁ、はぁ、と、友ちゃーん!」
友「あ、やっと来たぁ。もー遅いッスよ女ちゃん」
女「だって…目覚ましが…」
友「あーあーあー、2時間も待ちぼうけ食らっちゃったなーッス」
女「そのねバスがね…」
友「ありゃりゃランチタイム終了しちゃったッス。どーしよー」
女「あの…その…」
女「ご、ごめんなさいは?」
友「違うよね」ニコッ
女「す、すみませんでしたっ!」
友「もうっ、ごめんなさいは?」
女「ごめんなさい!」
友「あははっ、許すッスよ。アタシは寛大ッスからね」
女「ははー」
友「さて、もうお腹ペコペコだよー。ここはまた今度にして、今は早く何か食べいこッス」
女「うん!私も何も食べてないからペコペコ…。よーし、食べるぞー!」
友「あ、もちろん女ちゃんの奢りでねっ」
女「にゅん…」
女「あうぅ…、さ、さむいよぉ」ブルブル
男「今日は一段と冷えるな」
女「男くん…あっためてぇ…」
男「あ、あほかっ」
女「ぶぶぶぶ…」ガタガタ
男「…ったく」スタスタ
女「あ…」
ジャリジャリ ピッ…ガシャコン
男「ほら、これでも飲んでろ」ココア
女「男くんっ…!」パアァァ
女「ごめんなさいは?」
男「ごめんな」
男「…ってなんでだよ」コン
女「あぅ、えへへ…ぁりがと」ゴニョゴニョ
男「おう」
女「♪」チビチビ
女「ふぁあぁ…」ノソノソ
女「あ、パパおはよう」
女父「おはよう」
女「はいこれ新聞」
女父「お、ごめん、ありがとう」
女「ママは?」
女父「ごめん、今日は早番だってさ」
女「そっか、ご飯は?」
女父「げ、ごめん、まだだ」
女「もー、パパー?」
女父「ごめん」
女「ごめんなさいは?」
女父「ごめん」
女「いいよ♪」
女父「ありがとう、ごめん」
女「あははっ、よしっ、今日も絶好調だよ!」
女父「ごめん」
女「…もう謝らなくていいよ?」
女「あぁ、ごめん」
女「うぅ…」
友「ぐぬぬぬ…」
女「…」
友「…っ、とりゃ!」ぴっ
女「!」
友「あ、あがりッス!」
女「ごにゃばあぁ!」グシャー
友「やーい、また女ちゃんがババーッスよー」
女「なぜっ!?なぜわかったの!?ポーカーフェイスできてたでしょ!!」
友「できてたけど、目は口ほどにものを言うってやつッスよ」
女「そ、そんなぁ…」ポロッ
友「えっ?」
女「うぅ…友ちゃん…ごめんなさいは?」
友「ご、ごめんごめん!泣かないでほしいッス!」
女「え?泣いてないよ?」
友「で、でも涙が…」
女「あぁ、目を見開いてたらなんだかシバシバしちゃって」コシコシ
友「…」プー
女「ん?」
友「アタシのごめんを返してほしいッス!」ギュ-
女「ふがぁ!いはいいはい!ごえんなはいでひた!」
男「友、待たせた」
友「男くん、おはよッス」
男「おはよう、いつも早いな」
友「いえ、待つの好きなんスよ」
男「ほぅ、えらいじゃん」
友「いやいや、普通ッスよ」ニヒヒ
男「で、女は?」
友「男くんと一緒じゃないんスか?」
男「行くとき電話したんだけどさ…」
友「まー、いつも通りッスね」
男「だな」フフ
友「はい…っくしゅっ!」
男「寒いよな」
友「…ですね」ズズッ
男「…んー、これ使えよ」シュル
友「わ、え、マフラー…、いいんスか?」フワッ
男「かまわんよ」
友「あ、ありがとう」//
友「でも男くんが…」
男「俺は大丈夫だから、まぁ待ってろ」
女「うわあああ!遅くなったぁ!」テテテ
男「お約束だな」
友「はい、女ちゃんワンペナルティ追加ッスよ」
女「男く、はぁっ、友ちゃ、はぁっ、ごめ、ごめんなっ、ごめんなさい…は?」ヒィヒィ
男・友「なんか言った?」
女「い、いえ、なんでもないです!遅れてごめんなさいでしたぁ!」
男「まったくお前は…、ほら、カバン貸せ」
友「女ちゃん汗かいてるッスよ」
女「ふぅ、ふぅ、落ち着いたら熱くなってきた!男くん持ってて!」マフラー
男「あいよ」シュル
友「!」
男「こうなる」
友「なるほどね」
女「え、どしたの?」
友「ううん、別になんでもないッスよ!ちょっと悔しいけど…遅れてありがとうございますッス」フワッ
女「??」
女「はぁ~、コタツはいいね~」ヌクヌク
男「なんでわざわざ俺んちのコタツなんだよ」ムキムキ
女「だっておっきいし、お布団ふわふわだし」
男「どこも一緒だろ…、ほら、むけたぞ」ミカン
女「わーい♪」
男「まったく…、ありがとうくらい言ったらいいだろ」
女「もぐもぐ…、んく、ありがとうー。ごめんなさいは?」
男「ごめ…アホか」ゲシッ
女「ひゃっ!」ビクッ
男「!?わ、悪い!」
女「…えっちだ」
男「ごめん!そんなつもりは…!」
女「ごめんなさいは!?」
男「ごめんなさい!」
女「あ…うん、いいよっ」コロン
男「ホントか?」
女「ホントだから…」モゾモゾ
女「みかんをあーんして食べさせてもらおうかぁ!」ズボッ
男「うおっ!?あぁ、ほれ」
女「あーむ…、えへへ、おいしいね♪」ニッ
男「…」//
男「はぁ…さみぃさみぃ」
男「…いって!」ガツッ
男「誰だよ、床にクシを置きっぱにするのは」
男妹「どうした?」
男「お前のだろ、このクシ」
男妹「あ、そこにあったのか」
男「ちゃんと片付けろよ。危ないだろ」
男妹「私じゃないもん、どっかいっちゃったんだもん」
男「お前が悪いんだろ?…ごめんなさいは?」
男妹「は?ごめんなさいは!?」
男「なんでだよ!」
男妹「踏んだお兄ちゃんが悪いじゃん」
男「…」
男「まずお前は乗りが分かってないな」ハァ
男妹「え?ノリ?焼き海苔?」
男「アホめ、お前は韓国海苔だ!」
男妹「!?」
女「私の服を買いにきたよ!」
友「誰に言ってるんスか?」
女「何が?」キョトン
友「あ、なんでもッス」
男「あの…」
女「はい男くん!」
男「女子の服売り場に俺は必要だったんでしょうか?」
女「…」
友「…」
男「…」
女「えっ、なんで男くんがいるのっ!?」
男「え!?」
友「ひゃー、アタシたちの試着中を覗こうと思ってたんスか?」
男「おい、待てって!」
女「えー、男くん本当?ごめんなさいは?」
男「…ご、ごめんなさい」
男「いやいやいや!絶対おかしいから!?だいたい女がだな!」
女「へへーん!知ってるよー。誘ったのは私だもーん♪」
友「男くんはからかい甲斐があるッスねー」クスクス
男「…なによ」
女「ねぇねぇねぇ?」
男「あん?」
女「こっちと、こっち、どっちが似合う?」
男「んー、そっちの方が女らしいかな」
女「そっか!ありがと♪」テテテ
男「おう」
友「男くん」
男「おう?」
友「この服とこの服、どっちがかわいいッスかね?」
男「あー、どっちかと言えば、この服の方がかわいいんじゃないかな」
友「ほう、それは何を基準に言ってるんスか?」
男「何をってか。…まぁ、友がよりかわいく見える方、かな?」
友「!わ、わお…」
男「何か変だったか?」
友「いえ、何でもないッス。ありがとうございましたッス」トトト
男「ん?」
女「男くん」
男「なんだ?服か?」
女「ううん、友ちゃんがね、凄い真っ赤になって戻ってきたの」
男「なんで?」
女「わかんない。あれから黙々とフリフリな服を探してるみたいなんだけど、男くん友ちゃんになんか言った?」
男「いや、別に…、どっちの服がかわいいかって聞かれたから、そっちかなって」
女「んー…、あ、その時友ちゃんに何か聞かれた?」
男「あーそういや、かわいいの基準を聞かれたよ」
女「何てこたえたの?」
男「友のかわいさが引き立つ方かなって」
女「…!」
女「…ばか」
男「え?」
女「なんでもないっ」ノシノシ
男「…なんだ?」
友「いやー、買った買った」ホクホク
女「買いすぎじゃない?友ちゃん…」
友「これくらい自分に投資しなきゃ、見返りがないッスからね」
男「全くおまえらは…、ほら、紙袋よこせ。重たいだろ」
友「あ」
女「う」
男「荷物持ちくらいしないと、活躍出来ないからな」ニッ
女「さすが男!ありが」
友「ありがとう男くん!」
男「おう。まかせろ」
女「…」
友「やー、頼りになりまスねー」ニコニコ
女「…そうだね。…ごめんなさいは?」ボソッ
友「ん?」
男「なにか言ったか?」
女「なん、なんでもないよ」
女「お腹すいちゃったよぉ。ご飯たべよっ」
男「だな、行くか」
友「はいッス」
友「ねぇねぇ、なんで私らって時どき謝ってるんスか?」
男「んん?確かになぁ変だよな」
女父「そんなことはない。女ちゃんが正g・・・」
友「あんたは別系統でしょ!」
女父「えっごめんなさい」
友「いいよ」ニコッ
男「これが正常な謝罪だよな」
女「あっ三人でなに話してるの?」
男「俺らってなんで時々謝らなくちゃいけないの?」
女「えっ」
友「うんうん、ちょっと理不尽じゃないッスか?」
女「えっ、そんな、二人とも・・・」
女父「お父さんは、なんとも思ってn」バシッ
友「うるさいッスよ。女ちゃん、なにか私たちにあるんじゃないの?」
男「そうそう」
女「・・・・ごめんなさいわ?」
男・友「「えっ?」」
女「だから、ごめんなさいわっ!?」
男・友「・・・・ご、ごめんなさい」」
女「いいよ。ゆるす!」ニコッ
支援
完結までやって
>>31
これって完結あるのか?
短編を色んな人がやっていけば良いのでは
女「むー」クイクイ
男「・・・」
女「うー」グイ
男「なぁ」
女「んー」ギュー
男「なにやってるんですかね、女さん?」
女「わかる?」
男「わかりません」
女「でしょ?」
男「うん」
女「ごめんなさいは?」
男「ごめん」
女「ばーかー」グリグリ
友「うわー、みせつけてくれますスねー」
女「む、友ちゃん」
男「いやいや、絡まれてるんだけど」
友「そーなんスか?」
女「ちがうもん」
男「ちがうくないだろ」
女「・・・」チラッ
友「?」
女「ごめんなさいは!?」
友「え、えー?」
男「女、今日はどうしたんだ?」
女「・・・」
女「わかんない」
友「・・・」
男「大丈夫か?」ナデナデ
女「・・・さ、さ先に帰るね」
男「お、おう」
友「あ、はい、またねッス」
女「・・・」トトト
男「・・・」
男「さて、俺らも帰りますかね」
友「え、は、はいッス」
男「・・・」スタスタ
友「そ、その」トコトコ
男「なぁ友さん」
友「は、はい!」
男「」クルッ
男「お、俺、なんかしたっけか~?」クシャ
友「や、え?」
男「俺だって空気くらい読めるもん!ピリピリしてたもん!」
友「・・・」
男「け、ケンカとかしてないよね?」
友「それはないッスよ」
男「そうか」ホッ
友「でも、うーん・・・、もしや、でもそうだとしたら・・・」
男「えっ、心当たりあります?」
友「まぁ、はい」
友「だとしたら、男くんが出る幕はないッスね」ニコ
男「なにそれ怖い・・・」
男「え、大丈夫なのか?」
友「よろしくはないッスね。最悪、死人がでます」
男「まじか」
友「はい・・・、お主に男くんがっ」
男「そっかー、俺かー・・・、なんだって?」
友「ふふふっ、冗談ッスよ」クスクス
友「あとはアタシに任せてもらいたいッス」
男「ほ、ほんとに大丈夫なのか?」
友「正直大丈夫じゃないッスけど、これはアタシと女ちゃんの問題ッスから」
男「だ、だが・・・」
友「もー、これは女の子の戦いなんスよ。賞品さんは黙って待っててください」
男「し、賞品・・・?」
友「わかったッスか?」
男「わ、わかった」コクン
友「はい。アタシはここで」
男「おう、き気をつけてな」
友「・・・」
友「仮にアタシが負けても・・・」ゴニョゴニョ
男「な、なんて?」
友「・・・、なんでもないッスよ!」
友「では男くん、ごきげんようッス」ヒラヒラ
ー夜ー
ピロンピロンピロン
女「も、もしもし」
友『やぁ女ちゃん。こんばんはっス』
女「・・・」
友『お時間大丈夫ッスかね?』
女「・・・うん」
友『いきなり単刀直入で申し訳ないんスけど女ちゃんは』
女「す、好きだよ。男のこと」
友『おと・・・んん、そうッスか。あはは・・・』
女「友ちゃんも、なんでしょ?」
友『・・・はい』
友『そうッス、アタシは男くんが好き』
女「・・・」
友『男くんと女ちゃんは幼なじみで、いつも一緒にいるのは分かりきったことッス・・・けど』
友『アタシにだって、挑む権利はあると思うんスよ』
女「友ちゃ・・・」
友『なのでアタシは、真に勝手ながら、女ちゃんに決闘を申し込みます』
女「え・・・」
友『ルールは簡単、アタシと女ちゃんが男くんにタブルアタックかまします!受け止めてもらった方が勝ち!場所はー・・・公園!午後6時!』
女「で、でもそんな急に!』
友『逃げたら絶交だからね!以上!おやすみなさいッス!』プツッ
女「と、と友ちゃん!?」
男「おい、ここに置いといた俺のプリンしらねーか」
女「えっ? あ、あれ食べちゃまずかった?」
男「おまっ! 食っちまったのかよ!?」
女「だ、だってそんなところに置いといたら、誰だって食べるでしょ!?」
男「お前なぁ……」
女「そ、それにほら、男がプリンなんて似合わないっていうか」
男「コラ。違うだろ」
女「あのプリンだってやっぱり私みたいな女の子に食べられた方が幸せだろうし」
男「まだ言うか」
女「わ、私だって甘い物食べたいんだもん! 女の子はみんな甘いものだいすk」
男「……オイ」
女「……はい」
男「ごめんなさいは?」
女「……ごめんなさい」
こんなスレかと思った
せっかくだから>>1が気づくまでこの路線で軽く乗っ取るか
先生「お前なぁ、数学2点ってお前……」
女「ち、違うんです先生、これは前の日ちょーっと気合い入りすぎたっていうか」
先生「あれだけ出題範囲絞って教えてやったってのに」
女「いや、夜遅くまでテスト勉強し過ぎたせいで、本番で眠くなっちゃって」
先生「お前は数学苦手だから特別に補修までしたってのに」
女「ほら私の席って窓際じゃないですか? だからこう、陽気につられてついうとうとと」
先生「せっかく問題もなるべく優しく作ったのになぁ。クラス平均点86点だぞ」
女「で、でもでも、先生だってありますよね!? こう、縁側でひなたぼっこのつもりがついうつらうつr」
先生「……コラ」
女「……はい」
先生「ごめんなさいは?」
女「……ごめんなさい」
先生「許さんけどな。女、赤点っと」
女「うぅ……」
男「うわっ」ドンッ
女「キャッ!?」ドンッ
男「イッツツ……、女! 廊下で走ってんじゃねーよ!」
女「ちょ、私だけ悪いわけじゃないじゃん! 男だってぜんぽーふちゅーいだったじゃん!」
男「便所から出てきたらいきなり横合いからぶつかってきて、前方不注意もなにもあるか」
女「だ、だって次の授業まで時間ないんだもん! そりゃ廊下だって走るさ!」
男「そうじゃねーだろそうじゃ……」
女「だってだって! 学食食べてたら遅くなっちゃって、こっちだって焦ってたし!」
男「あのなぁ……」
女「ほ、ほら! よくあるじゃない、転校生と角でぶつかってフラグが立った! みたいな? これで男と私の間にフラグが立ったと思えば男だって役とk」
男「……おい」
女「……はい」
男「ごめんなさいは?」
女「……ごめんなさい」
キーンコーンカーンコーン
男女「「……あ」」
男「つーかさ……いや、やっぱいいわ」
女「何よ、いいかけたんなら言ってよね。気持ち悪いじゃん」
男「なら言うけど……。この歳でクマってお前」
女「? ……ッ!? み、見たな!?」
男「そりゃあんだけ派手に転んだら見えちまうよ」
女「いーじゃんよ! クマさん可愛いんだから!!」
男「もうちょっと色気のあるモン履いたらいいじゃねーか」
女「あるよ! 色気あるよ!! 昔からクマってのは女の子人気者なんだよ!?」
男「だからといって高校生にもなってクマさんって」
女「リラ。クマしかり! プ○さんしかり! 昔から女の子間ではクマさんがブームなんだよ!?」
男「他の女子でクマさんなんか履いてる奴居ないだろ……」
女「これから先だってもっともっとクマさん人気出るよ! いわば私は流行の最先端っていうか、ファッションリーダーっていうk」
男「なぁ」
女「……何」
男「ごめんなさいは?」
女「ごめんなs……って勝手にパンツ見た男が悪いんじゃん!? 今回ばかりは私謝らないよ!?」
女「お、男の唐揚げおいしそー! 一個もーらいっと」ヒョイッ
男「あー! 最後に残しといた俺の唐揚げを!!」
女「え、唐揚げ好きだったの? 残してあるから嫌いなのかと……」
男「好きな物は最後まで残しとくタイプなんだよ。しかも一番でかいのをお前」
女「だ、だってほら私そんなの知らないし!? むしろ普通好きなものって最初に食べるじゃん!」
男「そりゃ人によるだろうよ」
女「イチゴ好きな人がショートケーキの上のイチゴ最後に食べる!? 食べないでしょ!? なぜならケーキが食べづらいから! 同じことよ同じこと!!」
男「横合いからいきなり奪っておいてその言いぐさかよ」
女「男だって悪いんだよ!? そんな美味しそうな物を最後まで残してたら、そりゃー私じゃなくたって一個ぐらい味見してみたいなー、って手をのばs」
男「……ハァ」
女「……うぅ」
男「ごめんなさいは?」
女「……ごめんなさい」
支援
頑張って
男「お前、謝る前にいいわけする癖やめろよ。昔っからだろ」
女「べ、別にいいわけしてるわけじゃないもん! 正当性の弁論って奴だよ! 世の中絶対100%片方に非があるってことはあり得ないわけだし、お互いに多少なりとも悪いところはあるんだから、一方的に責められたら異議を申し立てるしかないでしょ!? こっちだって悪気があってやってるわけじゃないんだから、その辺も考慮した上で評価してくれないと、ただ悪者にされたんじゃやってらんないもん! しっかりこっちの事情を聞いてもらう為にも、そりゃー言い訳の一つや二つだってするよ!! ……あ」
男「ごめんなさいは?」
女「ごめんなさい……」
復活。>>45 >>1が続き書くか書くの飽きるまでがんばるよ
~休日~
女友「女ー、おっそーい」
女「あはは、待った?」
女友「20分の遅刻。アンタ今月何回目よ?」
女「いや~、間に合うようにって一時間前に目覚ましかけたんだけど、スイッチ入れるの忘れちゃって。起きたらもう集合時間15分前でさぁ。もう焦った焦った。大急ぎで支度してきたわけよ」
女友「そのいい訳、もう5回は聞いたんだけど。せめて携帯で連絡ぐらいしなさいよね」
女「私達結構遅い時間までメールしてたじゃん? ついうっかりそのまま充電するの忘れちゃってて」
女友「ほほぅ。私が悪いってか?」
女「そ、そうじゃないけどさ。ほら、休みの日ってやっぱりゆっくり寝たいなぁとか思うじゃん? 朝10時集合って結構早いからさ、こう体が対応仕切れなかったっていうか。今更だけど午後からだったら私だって遅刻なんか絶対しなかったし。だ、だからといって別に女友が悪いってんじゃなくてね? 私にも情状酌量の配慮がほしいっていうk」
女友「ねぇ」
女「……はい」
女友「ごめんなさいは?」
女「……ごめんなさい」
女友「お昼、アンタの奢りね」
女「そんな~、殺生なー! 堪忍を~!!」
とかなんとか。ここらでネタ切れ。誰かネタをくらはい。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません