ちなつ「向日葵ちゃんと櫻子ちゃんが、学校でえっちしています」 (36)

ちなつ(うそでしょ……)


「ひっ、ひまわり、どう?」ちゅくちゅく

「んぁ……さくらこ、もっと……!///」


少し前から、二人がやけに仲良くなり始めたのは気づいていた。

だがこの二人はもともと仲が良かったらしいし、元に戻っただけなんだろうと思っていた。


向日葵と櫻子にちょっとした用事があって生徒会室に行ったのだが、二人はまだ来てないと綾乃に言われ、教室の方に探しに来たがいなかった。

ついでに寄ろうと思ったトイレで……聴き慣れた声と聴きなれない音が耳に入り、音を立てずに個室へ忍び込む。

上から覗いたそこでは……探していた二人が、あろうことか唇を合わせていた。


向日葵はスカートとパンツを脱いでいる。櫻子に触られている大事な部分は愛液でびしょびしょだ。

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向日葵「ぁ、あっ、はぅぅん……///」

櫻子「ひまわり……すごいよ……♥︎」

向日葵「ゃあっ……櫻子、もうイっちゃいますわぁ……!///」

櫻子「イっていいんだよ……ほらっ」ちゅーっ

向日葵「だっ、だめっ♥︎ ひぐうぅ……ああぁあ!///」


櫻子が向日葵の陰部をつよく舐めると、向日葵は声を抑えきれずに大きく震えた。


ちなつ(あ……イっちゃったのかな……///)

息を整えている向日葵。太ももの愛液を舐めとっている櫻子は、嬉しそうな顔をしながら外に出る支度を整えだした。


櫻子「気持ちよかった……?」

向日葵「ええ……とっても」

櫻子「ふふ、よかった♪」なでなで


向日葵「……帰ったら、今度は櫻子の番ですからね?///」

櫻子「ん……わかった。急がないと、もう生徒会始まってるよ」

向日葵「あ、待って……」

櫻子「ん?」


向日葵「あの……最後にもう一回だけ、キスして……?///」


櫻子「ん…………」ちゅっ


ちなつ(こんな……ことって……///)

キスと強い抱擁を済ませた二人は、いそいそと個室を後にした。

取り残されたちなつは、まだしばらく動けない。


ちなつ(人が……えっちしてるとこ、初めて見た……)


そろそろと足場にしていたタンクを降り、先ほどまで二人が入っていた個室に入ってみる。

よく見ると、床には二人のものであろうキラキラした水滴が残っていた。

空気のかすかな温もりと、二人の残り香を感じる。

ちなつ(ここで、二人は、してたんだ……///)


ちなつ(向日葵ちゃんのあんなに可愛い声、聴いたことなかった……櫻子ちゃんのとろんとした顔も)


ちなつ(櫻子ちゃん、手でしてあげるの、上手だった……///)


ちなつはほとんど無意識に、指で自分を慰め始めていた。

二人の残した温もりと、焼き付いた光景、耳に残る向日葵の甘美な声。全てが頭を支配し、ちなつの手は止まらなかった。

ちなつ(かわい、かった……ふたりとも……)はぁはぁ

ちなつ(きもち、よかったんだろうな……向日葵ちゃん……///)

ちなつ(櫻子ちゃんに触られたら、私もすぐにイっちゃうのかな……♥︎)


ちなつ「んっ、や、気持ちいいょぉ……///」ちゅくちゅく

ちなつ(止まらないぃ……///)


ちなつは他の人よりも、性に対して色々なことを知るのが早かった。

気づけば小学校中学年くらいで[田島「チ○コ破裂するっ!」]はしていたし、興味を持ち出したら、どんどん知識は広がっていった。

でも全て、知識でしかない。誰かとそういう話をしたことも無かった。

好きな人を思い浮かべて、その人との想像でのえっちしかしたことはなかったのだ。

ちなつ「んっ! ……んぅ……ぁ///」ぴくぅっ


ちなつ「……っは、はぁ……///」


ちなつ(私……何してるんだろう)


ちなつが果てる頃には、もう二人の残した温もりはちなつ一人の温もりにかき消されていた。


ちなつ(……学校でしたの、初めて……)


ちなつ「…………」


ちなつ(櫻子ちゃんたち、お家でもえっちしてるみたいなこと、言ってたな……)


ちなつ「…………///」


ちなつ(いいなぁ……///)




翌日もいつも通りの学校生活。

でもちなつの二人を見る目は、もう今までとは違っていた。

あかり「ちなつちゃん、何見てるのぉ?」

ちなつ「あぇっ!?/// あ、あかりちゃんか……」

あかり「んーと……向日葵ちゃんと櫻子ちゃん?」

ちなつ「いや、えっと……特に意味は無いよ?」

あかり「そう? でもあの二人、前よりも仲良くなってる気がするよねぇ」

ちなつ(仲がいいどころの話じゃ無いけどね……この学校で一番進んでる二人なんじゃないかしら)


二人はなにやらプリントのようなものを整理している。櫻子のわからないところを、向日葵が優しく教えていた。

ちなつ(あの二人……昨日帰ってからも、えっちしたんだろうな……///)


こうして見ているぶんには、あの二人もなんともない普通の女の子だ。

でもちなつは見てしまっている。あの強いキスも、向日葵の果てる声も、まだしっかりと思い出せる。


ちなつ(……また、学校でするかもしれないな。あの二人)


もうちなつは、二人から目が離せない。




まさか本当に今日もするとは思わなかった。

あかりと結衣が用事があるからと、今日のごらく部は休みになったので、掃除が終わってすぐこそこそと向日葵たちの後をつけた。

期待してしまっている。昨日と同じことをしないかなと。

ひと気のない方向にどんどん進んでいく二人を追いながら、その期待は叶うんだろうという確信に変わっていった。

別校舎の最上階。ここには被服室や調理室など、特別な授業でのみ使う教室しかない階層だ。

誰もいない廊下を進み、二人はトイレを曲がった。


ちなつは念のために上履きを脱いで靴下になり、音を立てずに二人の入った場所とは別の個室へ入る。

別校舎のトイレなんて、本当に誰も来ない。二人はそれがわかっているからか、昨日より声のボリュームは大きかった。


櫻子「まったく向日葵は……今日も我慢できないの?///」

向日葵「ごめんなさい……でもあなたが可愛すぎるのがいけないんですのよ」

櫻子「も、もう……///」くすくす


向日葵「櫻子……目を閉じて?」

櫻子「ん……?」

向日葵「……いきますわよ」

櫻子「ぅん……? んむ!」びくっ


向日葵は、櫻子の顔を包むように手を両頬に添えると、そのまま両の人差し指を耳にいれて、櫻子の聴覚を塞いだ。

そしてそのまま、強く強く唇を重ねた。腰が引けている櫻子は、なおも身長差で向日葵の唾液を送り込まれている。


ちなつ(う、うわぁ……///)

向日葵「んっ……どう?」

櫻子「や、やばぃ……これすごいよぉ……///」

向日葵「気持ちよかった?」

櫻子「すごいの。全身が向日葵に包まれてるみたいで……すごい熱くなっちゃって……♥︎」

向日葵「うふふ……可愛い」ちゅっ

櫻子「やぁん……///」

向日葵「櫻子……足ひろげて」

櫻子「じゃあ、これ脱ぐね……」するっ

向日葵「ええ……」


櫻子はするっと下着まで脱ぎ、片足を便器にのせ、大きく脚を開かれた。

少し屈んだ向日葵が、櫻子の大事な部分にキスをする。


櫻子「あっ、ちょっと……///」

向日葵「ぷにぷにしてて……可愛いですわ」すりすり

櫻子「き、きもちいい……向日葵……♥︎」

向日葵「……今日は、いれてみます?」

櫻子「んん……怖い」

向日葵「大丈夫ですわ。少しずつ、少しずつ……痛くしませんから」


ちなつ(え……いれるって、何を……?)


向日葵は人差し指を口にいれて濡らすと、ゆっくりと櫻子の入り口を撫で回した。

向日葵「それじゃ、いきますわね」

櫻子「ちょっとだけ、だからね……?///」

向日葵「大丈夫ですわ……」

ぬぷぬぷ……


櫻子「あっ、ああぁ……///」

向日葵「力を抜いて。大丈夫……」

櫻子「だ、だめっ、怖いよ……!」

向日葵「落ち着いて。んっ……」


向日葵はキスで櫻子の口を塞ぎながら、少しずつ少しずつ、指を奥に滑らせていった。

櫻子は震えながら、一生懸命に向日葵の手を握っている。


ちなつ(あ……どんどん入っていっちゃう……///)

向日葵「きついですわよ櫻子……人差し指一本なのにすごい締め付けられますわ?///」

櫻子「も、もう全部入った……?」

向日葵「まだまだ、もうちょっとありますわ」

櫻子「あっ、ああだめっ!! 中で動かしちゃだめ……!♥︎」


向日葵「櫻子……」


向日葵「すこしだけ、我慢してくださる?」

櫻子「えっ、なに……あああっ!?///」


ちなつ(う、わぁ……!)

櫻子の目が見開かれた。恐らく向日葵の指は膣内の壁を強めに撫でているだろう。

閉じようとする櫻子の脚を押さえ、向日葵は手の動きを続けた。


櫻子「あっ、やんっ、だめぇっ! ひ、ひまわりぃ……っ!///」

向日葵「もう少し、もうすこしだけ……///」くちゅくちゅ


ちなつ(あ、櫻子ちゃん、可愛い……!)

不安に怯える櫻子の顔を見つめていたときだった。


つるっ、と。


ちなつ「あっ!!」ガタッ


向日葵「っ!?」びくうっ

櫻子「…………!!!」



ちなつ(やっ……ちゃった…………!)


靴下を脱いだのがいけなかった。

便器のタンク部分に乗って脚を伸ばして眺めていたちなつは、つるつるとした足場を滑らせてバランスを崩して落ちてしまった。

幸い怪我はしていないが、大きな音とともに壁にぶつかったため、完全に……バレた。

ちなつ(ど、どうしよう……!!)ガチャッ

慌てて外に出るちなつ。向日葵たちの個室からは……物音ひとつ聞こえない。


二人に姿を見られてはいない……とは思うが、確証はない。もしこのまま帰ってしまっても、私は翌日からも何も知らない顔をしていれば済む話だ。


ちなつ(でも……そしたら二人はもう学校でするのをやめちゃうかもしれない……!)


ちなつは決心した。

コンコン

向日葵「…………っ」びくっ



「あ、あの……」


櫻子「…………」

向日葵「…………」



「向日葵ちゃん?」

向日葵(こ、この声……!?)

向日葵「……は、はい?」

ちなつ「私……ちなつだよ。その……あの……」


ちなつ「あけて?」


櫻子(ええええーーっ!?///)

向日葵「いや、あの、吉川さん……私普通にトイレですから、外で待ってて頂ければすぐにそちらに行きますわ?」


ちなつ「い、いいの。違うの……中に入りたいの」


ちなつ「櫻子ちゃんも、いるでしょ?」

櫻子(っ!!?)びくっ

ちなつ「あ、服着ていいよ……?」


向日葵(だめですわ……もう全部見られてる……)

櫻子(は、恥ずかしい……!!///)かああっ


ちなつ「大丈夫。私しかいないから……あけて?」

向日葵「でっ、でも……!」



ちなつ「お願い……私、二人のことが羨ましいの」


櫻子(え……?)

ちなつ「あのね、ごめんなさい。二人のこと……隠れて見てたの。今もだけど、昨日も見てた」


ちなつ「いろいろ……知っちゃった。櫻子ちゃんの可愛い顔も、向日葵ちゃんの可愛い声も」


ちなつ「お願い……軽蔑したりしないわ。ただ羨ましいだけ……だからあけて?」


「…………」


かちゃり、と鍵は開いた。


そろそろと開かれる扉の向こうには、真っ赤な顔をした向日葵と櫻子がいた。

向日葵「吉川さん、どうかこのことは……!」

櫻子「お願い、何でもするからぁ……!!///」


ちなつ「わ、わかってるよ。誰にも言わないって約束する」

向日葵「本当……!?」


ちなつ「そりゃそうだよ……二人は、何があっても私のお友達だもん」

櫻子「ちなつちゃん……」ぐすっ

ちなつ「泣かないで櫻子ちゃん……ごめんね、恥ずかしかったよね……よしよし」ぽんぽん

ちなつ「……ところでふたりは、結構えっちしてるの?」

向日葵「うっ……」どきっ

櫻子「し、してないよ!! 今日が初めて!」ぶんぶん

ちなつ「もう、嘘ついたってわかるよ? だいいち昨日もしてるところ見ちゃったって今言ったじゃない」くすっ

櫻子「あ……そっか」



ちなつ「あのね……私昨日、二人のこと考えて……ひとりえっちしちゃった」

向日葵「えっ!?///」


ちなつ「嘘じゃないよ。二人の使ってたトイレで……気持ち良さそうにしてる二人のこと考えたら、止まらなくなっちゃったの」

櫻子「ち、ちなつちゃん……///」


ちなつ「いいなぁ、って、思っちゃった。二人とも、可愛かったよ?」

向日葵「や、そんな……///」

ちなつ「あのね、こっそり見てたことは謝りたい。でもね……やめてほしくないの。ふたりのえっち」


櫻子「……ど、どういうことですか……?」


ちなつ「二人を見てると……私嬉しいの。まだ中学生でも、好きな人がいればこんなことまでできちゃうんだって。希望みたいになってた」


ちなつ「だから二人には……ずっと続けていて欲しい。変なお願いだけど……私のためにも、えっちをやめないでください!」ばっ


向日葵「し、静かに……わかりました、やめませんから」

ちなつ「ほんと……!?」ぱああっ


櫻子「まあ、やめたくないしね……///」

ちなつ「あ、櫻子ちゃんえっち~♪」つんつん

櫻子「ちょっと、ちなつちゃんそこ触っちゃだめ……///」

向日葵「と、とりあえずここに三人は狭いですし……今日は帰りましょうか」


ちなつ「そ、そうだね……」


櫻子「あのね、今日……この後向日葵うちに来る予定だったんだけど……ちなつちゃんも来る?」

ちなつ「えっ、いいのっ!?///」ぱあっ

向日葵「ちょ、ちょっと櫻子……///」


櫻子「だってもう見られてるんだから同じじゃんか……ちなつちゃんもえっちなことしたいんだもんね?」

ちなつ「したいしたい!! いっぱい勉強させて!!」

向日葵「そうですわね……昨日はひとりでさせてしまったようですし、責任を取らないといけませんわね」

櫻子「じゃあ帰って、ちなつちゃんも一緒にえっちしようね♪」

ちなつ「やだぁ♥︎ 私初めてなのに……」


向日葵「でも吉川さん、色々知ってそうですし……私たちに教えてくださる?」

ちなつ「そんな、向日葵ちゃんの方が絶対詳しいよぉ……向日葵ちゃんって見かけによらず、すっごいえっちな子だったんだね」

櫻子「そうだよ、向日葵は激しいのが大好きなんだから」

向日葵「そっ、そんなことありませんわよ!?///」




こうして、三人の不思議な生活は始まった。

3Pという形で、三人は快楽に溺れるようになった。

いつか好きな人ともできるように……ちなつは二人とのえっちに一生懸命取り組んだ。


fin.

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