いわずとしれたアレのパロディです。
ちょくちょく安価します
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【音ノ木坂学院生徒会長位戴冠式の異変の巻】
ミューズー!!
キャー!コッチムイタワー! シビレルゥー!!
ラブアローシュートー!!
穂乃果「イェーイ!ピースピース!!」
ホノカチャンバンザーイ!
ヒデコ「ご覧の通り今!音ノ木坂学院は、我が校の廃校の危機を救ったスクールアイドル、μ'sのパレードで沸きに沸いております!」
ミカ「特にリーダーの穂乃果は人気がすごいね!」
穂乃果「ウェーーーイ!!!」
ガヤガヤガヤ
海未「全く穂乃果ってば……」
穂乃果「何か言った?」
海未「あ…穂乃果……」
穂乃果「海未ちゃん?どうかしたの?」
海未「何か不気味な笑い声がした気がするのです…」
ことり「海未ちゃん、気のせいだよー」
穂乃果「海未ちゃん頭のせいだよ」
海未「」ピキッ
ーー生徒会室
絵里「うっ……」メソメソ
絵里「穂乃果……音ノ木坂学院始まって以来の出来損ないといわれていたのに……」
希「嘘やん?」
絵里「廃校を阻止だなんて……私を含めて今までの生徒会長が実現できなかったであろう偉業を成し遂げて……うぅ……」
希「えりちー、泣きすぎやん?」
絵里「うぅ……だってぇ……」
希「はじめはμ'sに目もくれなかったマスコミも…今ではどのチャンネルを回しても……」
ラブライブ!
コウサカホノカ!
ミューズ!
ユウショウヲメザシマス!
希「μ'sの特集やもんね……」
絵里「感動ね……」
希「せやなー」
絵里「ねぇ、希?」
希「なに?」
絵里「そろそろ、私の写真のとなりに穂乃果の写真を飾ってもいいんじゃないかしら?」
希「!するとえりち、生徒会長位を、穂乃果ちゃんに譲るん?」
絵里「えぇ…私も長く生徒会長をしすぎたのよ。ここで穂乃果に一段と飛躍してもらうためにも、これは必要なことだと思うの」
希「えりち……よく決心したなぁ」
絵里「でも…栄光と伝統に輝く音ノ木坂学院の生徒会長は、私の一存では決められない……まず生徒会サミット幹部たちに許可を得ること、そして音ノ木坂学院の105人のエリートに穂乃果を御披露目して、その全員から認められないといけないの」
希「せやのに廃校になりそうになったん?」
絵里「気にしたら負けよ」
希「せやけど、最近のμ's、特に穂乃果ちゃんの活躍を考えれば…」
絵里「そうね…そうと決まればさっそく履歴書を書いて生徒会サミットに提出よ!」
希「お茶入れるね」スタスタ
絵里「あ、希!履歴書の『履』って、どうかくんだっけ?」pke!
希「はぁ!?」
…………………………
絵里「出来たわ!」
希「えりちってこんなに漢字出来なかったん?」
絵里「ま……まぁそんなことはいいのよ!」
希「まぁええか……これで穂乃果ちゃんも生徒会長やね!」
絵里「肩の荷が降りた気分だわ」
アハハハハ
真姫ママ
ほのママ
バスケ部部長の高翌梨先輩
海未母
高翌梨「綾瀬……浮かれおって……」
真姫母「誰よあなた」
海未母「単純な100人のエリートは認めても……我ら5人の邪悪のエリートはそうは行きません…」
穂乃果母「しかし……我々にもっとも近かったアライズでさえ…穂乃果にかかればこの通り……」
真姫母「アライズのアイドル強度は五千万……それがたかが九十五万の高坂穂乃果に何故……」
理事長「私は以前の彼女たちのライブをパワーガンで調査していたの」
理事長「しかし、九十五万から動く気配は一向になかった…」
理事長「私が調査をやめようとしたその瞬間……」
……………
シャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャンシャン
穂乃果「とーどけてーせーつーなーさーにはー」
ゴォオォオォォ(照明
理事長「こ……これはっ!?」
ピピピピピピピピピピピピバグオォォォン!!
理事長「!?バカな!!」
………………………
理事長「五千万パワーまで図れるパワーガンがぶち壊れたわ。レンタルだったのにどうしてくれるの。」
穂乃果母「南さんの家計が心配ね」
理事長「本当よ……」
真姫母「とにかく、それが事実なら推定で七千万パワーはあるはずよ」
海未母「くっ……我々ですら一億パワーだというのに……!!」
高翌梨「奴が生徒会長になれば……この理事長の座も危ういというわけね……」
理事長「待ちなさい……私は彼女が生徒会長になれない面白い話を知っている……」
理事長「あれはまさに高坂穂乃果がスクールアイドルに可能性を感じた瞬間……」
理事長「同じ場所で可能性を感じ……しかし共に歩む仲間がおらずに挫折した生徒が5人いたの……」
高翌梨「つまり…高坂の他にμ'sを引っ張れる可能性のあるものがいた…と…?」
理事長「その通り。」
海未「ふふ……面白い。幸いわたくしたちも5人」
穂乃果母「我々で真の会長候補を一人ずつ推薦しようではないの」
真姫母「名案ね……誰が生徒会長になっても文句は無しよ!」
5人『オォ!!』
ギューーーーン
理事長の推薦人
穂乃果母の推薦人
海未母の推薦人
真姫母の推薦人
高翌梨の推薦人
アライズ、スクフェスモブ、その他(オリは無しで)から。μ'sはほののぞえりことうみ以外ならば可
理事長の推薦人>> 21
穂乃果母の推薦人 >>22
海未母の推薦人 >>23
真姫母の推薦人 >>24
高翌梨の推薦人 >>25
アライズ、スクフェスモブ、その他(オリは無しで)から。μ'sはほののぞえりことうみ以外ならば可
消されたことりのおねえちゃん
ツバサ
マッキー
ここあ
理事長「矢澤さん」
にこ「!?理事長!?」
理事長「ねぇあなた……生徒会長に興味はない?」
にこ「え……?それってたしか穂乃果が……」
理事長「四の五の言わないで。あなたがなるの。」ゴゥッ
にこ「!?こ……これはっ!?力が……みなぎるっ!」
理事長「ふふ……これでよし……」
ーーー
真姫母「まきちゃーん」
真姫「なによ?」
真姫母「生徒会長になりましょう」
真姫「はぁ!?イミワカンナイ!!」
真姫母「知ってるのよ?あなた友達いなくてアイドルやろうって言い出せ……」
真姫「わああああイミワカンナイ!!」
真姫母「とにかく、私に従いなさい?」ゴゥッ
真姫「!なにこれ……頭が……」
真姫「ふふ…我が娘ながらちょろいわね……」
ーー
高梨「矢澤……ここあちゃんね?」
ここあ「お姉さんだれ?」
高梨「選ばれし者よ」
ここあ「はー?」
高梨「私は貴女を生徒会長に推薦するわ」
ここあ「えー?僕まだ高校生じゃないよ?」
高梨「心配はいらないわ。私にかかればそのくらい」ゴゥッ
ここあ(154cm「!?これって……??」
高梨「これで……よし…と。」
…………………
ーー穂むら
穂乃果「………」スタスタスタ
海未「……」
穂乃果「………」スタスタスタ
ことり「……」
穂乃果「………」スタスタスタ
雪穂「落ち着かないなぁ……止まってられないの?お姉ちゃん」
穂乃果「うぅーだってー!」
海未「大丈夫ですよ。穂乃果をおいて、生徒会長になれる人なんて……」
ことり「そうだよー」
穂乃果「それはそうだけどー」
穂乃果「履歴書持っていった時の絵里ちゃんがpkeだったから心配なのー……」
絵里『ほのかーーーー!』
穂乃果「あ!来た!」
穂乃果「えりちゃーん!」
絵里「ほのかっ!」パリーン!
穂乃果「ええっ!?窓から!?」
絵里「ほのかー!」ドタドタ
穂乃果「えりちゃーん!穂乃果はここだよー!」ドタドタ
ホノカー! バンッ
エリチャグエッ!
ことり「なにしてるのかな?」
海未「多分絵里がふすまを外したんでしょう。穂乃果が下地きになったんです」
絵里「穂乃果どこー!?」ドタドタ
海未「さっき貴女が潰しましたよ」
絵里「ハラショー!」ドタドタ
モー,エリチャンテバセツカチデコマッチャ……
ホノカー!
ウェー!
ことり「あ…あはは…」
海未「部屋の内側から襖を直していたら絵里が縦に開こうとしたせいでまた穂乃果が潰されたのでしょう……」
雪穂「うぅっ……こんなんで大丈夫なんでしょうか……」グスッ
亜里沙「雪穂…泣かないで……」
……………
穂乃果「もう…絵里ちゃんてば……」ボロッ
絵里「ご……ごめんなさい穂乃果……」
穂乃果「それで!どうだった!」
絵里「生徒会サミットにかけた結果、穂乃果は新生徒会長として……」
穂乃果「生徒会長として……?」
絵里「認められなかったわ……」
穂乃果「ズコーッ!」
絵里「なんてことはなかったわ!」
穂乃果「!!絵里ちゃん!」
絵里「穂乃果!」
ヤッター!ソレモコレモゼンブエリチャンノオカゲダヨー!
ソンナ!ワタシハタダ…
オメデトウゴザイマス,ホノカ!
オメデトウホノカチャン!
ワーッショイ!ワーッショイ!
コンヤハマタオモチデパーットヤロウヨ!
ー
海未母「ふん……まだエリートへの御披露目がすんでいないというのに……」
穂乃果母「さて……私たちも早く見つけないとね……」
海未母「ふふ、どちらが先に見つけるか、勝負よ!きぃちゃん!」
穂乃果母「のぞむところ!」
バッ
アフリカ
ナルシスト
穂乃果母「なんでこんなところに……」
ことり姉「私ね」ファサァッ
ことり姉「私ってほら、可愛いじゃない?」
穂乃果母(完璧に否定できないからムカツク)
ことり姉「それでね、友達と話してたら言われたの。あなたそれアフリカでも同じこと言えるの?って……」
穂乃果母「それでここに?」
ことり姉「えぇ。検証するの。アフリカでも同じことが言えるのか」
穂乃果母「……」
ことり姉「……」スゥ……
ことり姉「私は!!」クルッ
ことり姉「可愛い!!!」バァーーン!!
穂乃果母「………」
ことり姉「ふふ…やったわ……これで私はまた一歩完璧に近づいた…元から完璧だ・け・ど・ね!」ビシィッ
穂乃果母(腹立つけど……このステップのキレは本物……)
穂乃果母「ねぇ……貴女のその可愛さ…生徒会長として生かしてみない?」
ことり姉「え!?生徒会長!?音ノ木の!?」
穂乃果母「ええ。」
ことり姉「やる!やるわ!」
穂乃果母「決まりね!」
ーー
ーUDX学園
ツバサ「ハァ……ハァ……」
あんじゅ「…………」
英玲奈「…………」
ツバサ「何故…こんなことを……」
海未母「何故?素直に従わないからよ。」
ツバサ「私は……生徒会長なんて……ッ!!」
海未母「音ノ木を救おうとしておいて……何を言ってるの?」
ツバサ「あ……あれは……」
海未母「あら、カマをかけたのだけれど……本当でしたのね」
ツバサ「!!……あなた……!!」
海未母「とにかく、無理矢理にでも連れていくわ……」ゴゥッ
ツバサ(来る!)
海未母「……ラブアロー・ブリューナック」
ツバサ「!!」
ーーーーーー
ーー理事長室
理事長「……揃ったようね」
にこ「………」
真姫「………」
ツバサ「………」ボーッ
ここあ「………」
ことり姉「………」ウキウキ
理事長「時は満ちた………」
にこ
ことり姉
ことり姉
ーー数日後
ヒデコ「さて、いよいよこの日がやって来ました!」
ミカ「音ノ木坂学院、生徒会長位戴冠式です!」
ヒデコ「そして新生徒会長には!我らがμ'sのリーダー、高坂穂乃果が選ばれたのです!」
ミカ「生徒会長位戴冠の前に、特に活躍の目覚ましかったメンバーに現生徒会長よよ、階級昇進の儀がございます!」
絵里「すましいめんに……」
希「えりち!紙がさかさまやん!」
絵里「ハラショー!私としたことが!」
絵里「園田海未!」
海未「はい!」
絵里「貴女を音ノ木坂学院幕僚長に任命します!」
海未「ありがとうございます」
ワー!!
絵里「南ことり!」
絵里「貴女を音ノ木坂学院参謀長に任命します!」
ことり「慎んでお受けいたします」
ワー!!
ヒデコ「さて!ついにメインイベントがやって参りました!」
ミカ「生徒会長位戴冠式です!」
ヒデコ「おぉーっと!高坂穂乃果、華麗に入場して参りました!」
穂乃果「みんなおまたせぇーー!!」
キャーーー!!!
ワーー!!!
ホノカー!!
ヒデコ「まずは現生徒会長より、会長杖が渡されます!」
絵里「穂乃果、おめでとう!」
穂乃果「うん!」シュル
絵里「あぁっ!シュシュ返して!」
穂乃果「杖もらうよりこっちの方が会長っぽいもんね!」
ドッ!
ワッハッハッハ
海未「ああもう…穂乃果は……」
ミカ「さて!音ノ木坂105人のエリートに御披露目するため、ゴッドロードを登って行きます!」
穂乃果「………」カツカツカツ
穂乃果「」ザッ
ゴゴゴゴゴ……
ヒデコ「おーっと!空が曇ってきた!エリートがやってくるぞ!」
【城取り合戦!邪悪なエリートの陰謀の巻!】
ゴゴゴゴゴ…ピシャッ!!
ヒデコ「おぉーっと!エリートが現れた!!」
エリート「高坂穂乃果!」
穂乃果「はいっ!」
エリート「今日の貴女はいつにもまして凛々しいわ。」
穂乃果「ありがとうございます!」
エリート「私たちはここ最近の貴女の活躍をずっとみてきた」
エリート「廃校の阻止をはじめ、ラブライブ優勝、そしてアライズとの闘い……その功績は非常にすばらしい」
穂乃果「いやぁ、お陰さまで私の名前を知らない人はいなくなりました」エヘヘ
エリート「そうやっておだてに乗りやすいのが心配だが……」
エリート「大王となることで性格の面でも成長を期待しているぞ」
エリート「我々は高坂穂乃果を新生徒会長として認める!我々からは王冠を授けよう」
バッ
穂乃果「やった!」
穂乃果「やったよ絵里ちゃん!!私、生徒会長だ!!!」
絵里「喜ぶのはまだ早いわ!まだ邪悪の五人のエリートへの御披露目がすんでないわ!」
穂乃果「心配ないって!100人のエリートに認められたんだから!残る5人だって……」
カッ!!
ヒデコ「おぉーっと!邪悪のエリートが現れたー!」
ミカ「この5人とは
知性のエリート 高坂母
飛翔のエリート 高梨
残虐のエリート 理事長
技巧のエリート 西木野母
強力のエリート 園田母
なのです!」
穂乃果母「穂乃果。」
穂乃果「はいっ!」
穂乃果母「我々からは真紅のマントを授けます」
ファサッ!
穂乃果「やったー!」
ことり「まって穂乃果ちゃん!」
海未「それは真紅のマントではありません!只の白マントです!」
穂乃果「嘘!?」
穂乃果「邪悪のエリートたち!このような厳かな席で冗談はやめてよ!」
理事長「冗談ではないわ」
高梨「純白のマントを渡したということは、我々は高坂穂乃果を認めんということだ!」
穂乃果「ガーン!」
絵里「何故です!新生徒会長には、μ'sを率いてきた穂乃果以外相応しい人なんて!」
穂乃果「だよねっ!もっと言ってよ絵里ちゃん!!」
真姫母「高坂さん。貴女はね、μ'sを率いていなかったかもしれないの」
穂乃果「えっ!?」
希「何言うてるん!?」
穂乃果母「東條さん。貴女は覚えているはず。あの日、穂乃果たちの他に五人の生徒が部活申請に来ていたことを」
希「はっ!!」
理事長「高坂さんが偶然メンバーを揃えるのが早かっただけだとしたら?」
希「ち……違う!ウチは穂乃果ちゃんに可能性を感じて!」
高梨「ほう?あれだけの可能性が生まれた中、本当に高坂だけに強い可能性を感じたと?」
希「……ッ!!」
穂乃果母「そこで我々は独自に生徒会長位継承者をたてることにした」
海未母「それがこの五人っ!!」
カッ!!
穂乃果「っ!?そんな!」
絵里「待ちなさい。それは認められないわ。」
理事長「ほう?」
絵里「真の新生徒会長は、天候を変えることができる!穂乃果はそれをやってのけた!」
理事長「……だそうよ皆さん」
五人「……」スッ
ズォォオオォォオオォ
絵里「そんな!空が!」
ヒデコ「これは大変なことになった!五人の生徒会長位継承候補者が天候を変えてしまった!」
穂乃果「ああ……そんな……」
穂乃果「う……海未ちゃん!」ガシッ
海未「……」プイッ
穂乃果「嘘……」
穂乃果「こ、ことりちゃんならわかってくれるよね!」
ことり「……」プイッ
穂乃果「そんな……ことりちゃんまで……」
海未「穂乃果……すみませんが仕方ないんです」
ことり「私たちは今、音ノ木のスクールアイドルを指導する立場にあるの」
海未「いくら穂乃果とはいえ…公平を守らなければならないのです…」
穂乃果「………」
ヒデコ「これは穂乃果……つらいですね……」
ミカ「μ'sの中で、小泉花陽は既に死に…星空凛は行方知れず……」
ヒデコ「にこと真姫はこの通り……」
ミカ「幼馴染みの二人にもそっぽを向かれ……」
穂乃果「………」
絵里「ッ!!邪悪のエリート!では穂乃果が真の生徒会長位継承者だということをいかにして証明すればよいのです!」
穂乃果母「簡単なこと。純白のマントを真紅のマントに変えるのよ。」
絵里「どうやって!」
理事長「新生徒会長は第一に最強のスクールアイドルでなければならない」
海未母「この六人の生徒会長位継承候補者をライブで戦わせ、勝ち残った者を真の生徒会長とすればよい」
高梨「戦うたび、敗者の流す血でマントを真紅に染めるんだ。」
絵里「………」
希「えりち、悔しいけどそうするしかなさそうや…」
穂乃果「やらないよ」
絵里「穂乃果!?」
穂乃果「そんな闘い、なんの意味もない。穂乃果はやらない」スタスタ
雪穂「お姉ちゃん!」タッ
絵里「ちょっ!穂乃果待って!」
希「えりち!」ガシッ
絵里「希!?」
希「うちらももう海未ちゃんたちと同じ…公平な立場をとらな。」
絵里「そんな……」
ーー昌平橋
穂乃果「私の心は……この神田川のように淀んでる……」
雪穂「お姉ちゃん…気持ちはわかるけどそんなにいじけないで……」
穂乃果「雪穂……もうついてこないでいいよ、」
穂乃果「新しい生徒会長と一緒に新たなスクールアイドルグループを結成してよ。」
雪穂「お姉ちゃん……」
穂乃果「そうだよ……もう生徒会長位継承者じゃないんだから、このリボンはずしても死なずにすむじゃん」
雪穂「え!?お姉ちゃん本気!?」
穂乃果「あはははは!」
ーーーー
希「ほな、生徒会長位争奪戦のルールを決めるで」バッ
ヒデコ「あーっと!ついに穂乃果が戻らないまま始まってしまった!」
ミカ「絨毯を広げているが?」
希「セバスチャン、あれを」
ヒデコ「剣が運ばれてきた!」
希「この剣を絨毯の好きな場所に刺してや。」
にこ「面白そうじゃない」
真姫「やってやるわ」
シュッ グサッ
ヒデコ「五本の剣が突き刺さった!」
ミカ「とうとう穂乃果は戻って来ませんできたね」
ーー昌平橋
雪穂「嘘だ!!」
雪穂「今まで数々の敵から命がけで守ってきたそのリボンを捨てられるはずがない!」
穂乃果「うぅ……私、やっぱり捨てる!捨てるったら捨てる!!」シュル
カッ!!
雪穂「お姉ちゃんの髪から光が……」
ファアァァアァァ
雪穂「嘘っ!?さっきまで腐りきってた神田川が魚の泳ぐ清流に!」
雪穂「お姉ちゃんの髪を下ろした姿がこんなに神々しいなんて!」
雪穂「やっぱり私、改めてお姉ちゃんが真の生徒会長候補だと認めるよ!」
雪穂「ねぇお姉ちゃんお願い!またライブをやって!今度は学校のためじゃない、自分の名誉のために!!」
穂乃果「雪穂…」
ーー
ツバサ「母上(μ's的な意味で)…これは一体?」
希「それはこれからわかるんや。」
絵里「まって希!まだ穂乃果が!」
希「構わんといて!今ここにいない人はウチの娘と違うんや!」
<待った!!!>
希「えっ?」
穂乃果「剣はあと一本!残ってるよ!!」バッ
ことり姉「あぶなっ!」
ドスッ!
ヒデコ「ほ……穂乃果だぁぉぁぁ!!!」
穂乃果「私は……私の名誉のために戦う!」
希「ほな、始めるで」サクッ
穂乃果「うわぁ!お母さん(μ's的な意味で)!!」
ミカ「なんと自分の腕を切りつけたー!」
ポタポタ……
ここあ「みて!母上の血が!」
にこ「絨毯の上で日本列島の形に!」
真姫「なるほど…そういうことね」
ことり姉「面白そうじゃない」
穂乃果「え?どういうこと?」
ツバサ「私たちの剣が刺さってる位置、それは丁度名城のある位置」
希「せや……」ガクッ
絵里「希!」
希「大阪城を中心に日本を東西にわけ」
希「会津若松城ではことり姉のグループとツバサちゃんのグループが闘い、その勝者がにこっちのいる名古屋城に攻める」
希「熊本城では穂乃果ちゃんのグループとここあちゃんのグループが闘い、その勝者が真姫ちゃんの待つ姫路城に攻め上る」
希「その勝者が大阪城で闘い、生徒会長になるんや」
絵里「なるほど……城取り合戦ね……」
フミコ「ではここに、音ノ木坂学院生徒会長位争奪サバイバルマッチの開幕を宣言いたします!!」
ワァーーー!!!!
フミコ「候補者は生徒会の用意した飛行機で会場まで向かってください」
穂乃果(私の名誉のため……)
穂乃果「じゃあ、行くね」
ことり「good luck!」
海未「穂乃果…」
キィィイィィイィィン
…………………………………
【ゴングは鳴った!決戦5対2の巻】
ヒデコ「こちら熊本城!お聞きくださいこの大歓声!」
ミカ「今まさに!穂乃果チーム対ここあチームの対決が始まらんとしております!」
ヒデコ「さてチームメンバーを見てみましょう!」
ヒデコ「まずはここあチーム!
先鋒 紫藤美咲
次鋒 森嶋ななか
中堅 支倉かさね
副将 近江彼方
そして大将は矢澤こころとなっております!」
ミカ「続いて穂乃果チーム!
先鋒 高坂穂乃果
次……あ、あれ?三つ飛んで大将高坂雪穂!」
ヒデコ「たった二人!?」
ミカ「大丈夫なんでしょうか……?」
穂乃果「………」
ヒデコ「勝負のルールは単純!各チームメンバーは五人まで。先鋒より対面式でライブを行い、先に力尽きた方が負けとなります!そして今回は勝ち抜き戦です!」
ミカ「双方の合意が取れればユニットを組むことも可能であります!」
フミコ「あーあー、こちらは会津若松城!負けず劣らずの大歓声です!」
フミコ「この会場ではことり姉チーム対綺羅ツバサチームの闘いが行われます!」
フミコ「チームメンバーを見てみましょう!」
フミコ「まずはことり姉チーム!
先鋒 相川涼
次鋒 黒羽咲良
中堅 田中さち子
副将 黒羽咲衣
そして大将ことり姉!」
フミコ「続いてツバサチーム!
おぉっとこれは!
先鋒 優木あんじゅ
中堅 統堂英玲奈
大将 綺羅ツバサであります!これはA-RISEだー!」
モブ「綺羅ツバサは既に優勝候補ですからね。まぁ妥当でしょう。」
フミコ「ことり姉がどんなライブを見せてくれるか楽しみだー!」
フミコ「おおっと!両者ステージへあがった!」
ことり姉「いい?美しく、知性でねじ伏せるのよ」
涼「わかっているわ」
ツバサ「何が知性よ!あんじゅ!その柔らかいおつむを力で叩き割ってしまいなさい!」
あんじゅ「もちろん♪プロの力、見せてあげるわ。」
フミコ「第一回戦!曲はーーこれだ!!」
課題曲>>67
ーーーーー
ヒデコ「こちらも曲が決まりました!」
課題曲>>68
ラブライブまたはキン肉マンで登場した曲に限りますw
今日はここまでとします
ステカセキング大変身
フミコ「?カセット大変身!」
ーー
ヒデコ「無冠の帝王!」
穂乃果「えっ!?」
<試合開始>
♪ワタシハ,カンペキチョウジンノボス,ネプチューンマンダ.ユウショウハマチガイナクワレワレノモノ.ナゼナラ,カンペキチョウジンニマケハナイカラダ!
美咲「鳥のように…華麗に!!」バッ
穂乃果「くっ!」タンッ
♪イカサマファイトデーニーンキーヲーカーセグー
ヒデコ「おおっと紫藤美咲!鷹のようにするどいステップだ!」
穂乃果「なんのこれくらい!!」タッ
美咲「ぐあっ!!」
ヒデコ「高坂穂乃果!力強いステップで先制!」
ウワァァァァァァア
穂乃果(これは……生身の体が金属で叩かれたようなステップを喰らったときのような叫び声……!)
ミカ「各会場には巨大モニタが設置されており、別の会場の試合も見れるようになってるんですねぇ!」
ーー
♪セナカニミラクルランドセルー
あんじゅ「ふっ!はっ!」バッ!ズバッ!
涼「くっ……!」
フミコ「あぁーっとあんじゅ!最初から本気であります!」
あんじゅ「とどめよ!」ザッ!
♪サァテ,ミナサマオマチカネ!
ことり姉「涼ー?そろそろ聞きあきたわこの曲」
涼「」ニヤッ
あんじゅ「なっ!?効いてない!?」
涼「終わりよっ!」
♪ウォーズマンナラパロスペシャル!ラーメンマンナラレッグラリアート!
あんじゅ「ぁぁああぁぁぁあ!!!!」バキバキバキッ!!
フミコ「あぁーっと!これはどうしたことか!?あんじゅ選手、両腕両足そして首にダメージを受けて倒れたー!」
あんじゅ「む……無念……」ガクッ
涼「フッ」
レフェリー「相川涼一人抜き!」
ーー
穂乃果(そんな……アライズが……!!)
美咲「はっ!」バッ
穂乃果「あぁっ!!」ガクッ
美咲「油断は禁物よ!」
美咲「あなたの相手は私なのよ」
穂乃果「くっ……」
ここあ「お遊戯はそこまでにしなよ美咲。」
美咲「招致……ここあ様、祝賀会用のシャンパンを用意しておいて下さい」
雪穂「お姉ちゃんあんなこと言われてるよ!」
穂乃果「うう……雪穂…私たちも」
雪穂「祝賀会用のシャンパンね!」
穂乃果「いや、パンお願い!」
雪穂「……」
美咲「本気でいくわよ!」ザッ!
♪セイギモーアクマモーミンナマトーメーテー
美咲「スパイラル・ブレッド!!!」ズバァッ!
穂乃果「うわぁあぁぁあぁ!!!」
ヒデコ「なんと!!まるで弾丸のようなステップ!これは効いたぞ!」
穂乃果「く……うぅ……」
ミカ「あーっと!穂乃果は生きている!」
美咲「バカな!あれだけ完璧に決まったのに!」
ここあ〔美咲……これが邪悪のエリートも恐れる火事場のファイトだよっ!だ……〕
美咲〔!これが…邪悪のエリートの一億パワーに届くと言われている……!〕
美咲「ふふ……面白いじゃない!」
穂乃果「うぅ……」フラフラ
誤字ごめんなさい。
美咲「あなたの相手は私なのよ」
穂乃果「くっ……」
ここあ「お遊戯はそこまでにしなよ美咲。」
美咲「承知……ここあ様、祝賀会用のシャンパンを用意しておいて下さい」
雪穂「お姉ちゃんあんなこと言われてるよ!」
穂乃果「うう……雪穂…私たちも」
雪穂「祝賀会用のシャンパンね!」
穂乃果「いや、パンお願い!」
雪穂「……」
美咲「本気でいくわよ!」ザッ!
♪セイギモーアクマモーミンナマトーメーテー
美咲「スパイラル・ブレッド!!!」ズバァッ!
穂乃果「うわぁあぁぁあぁ!!!」
ヒデコ「なんと!!まるで弾丸のようなステップ!これは効いたぞ!」
穂乃果「く……うぅ……」
ミカ「あーっと!穂乃果は生きている!」
美咲「バカな!あれだけ完璧に決まったのに!」
ここあ〔美咲……これが邪悪のエリートも恐れる火事場のファイトだよっ!だ……〕
美咲〔!これが…邪悪のエリートの一億パワーに届くと言われている……!〕
美咲「ふふ……面白いじゃない!」
穂乃果「うぅ……」フラフラ
ーーイギリス 音ノ木坂学院姉妹校
海未「さて……ソロライブに於ける重要な点は以上のほかに……」
ラジオ『あーっと穂乃果!ふらついて立てない!』
海未「ロバート、いけませんよ。授業中にラジオは…」
ロバート「すみません先生…でも日本では先生の幼馴染みの穂乃果さんが!」
生徒「それに穂乃果さんのチームは、穂乃果さんが負けたら雪穂ちゃん一人で戦わなくちゃならないんです!そんなの……」
ガヤガヤガヤガヤ
生徒「正義はどうなるんですか!」
生徒「先生はいつも正義こそ一番強いと仰ってます!」
生徒「その正義の象徴の穂乃果さんが負けたら!」
生徒「僕たちのことはいいから早く助けにいってあげて!」
ガヤガヤガヤガヤ
海未(みなさん…ありがとうございます。しかし私は音ノ木坂学院幕僚長として指導者の立場にあるのです……常に中立を守らなければなりません…)
海未(ここで穂乃果だけを助けにいけば、私にはみなさんを教えることができなくなってしまうのです……)
海未「……授業を続けます」
ロバート「先生…」
ーーアメリカ 音ノ木坂学院姉妹校
テレビ『穂乃果、またもダウン!』
ことり「………………」
生徒「生徒会長位継承サバイバルマッチを見て実践形式のトレーニングをする予定だったけど……」
生徒「ことり先生には、酷なものを見せちゃったね……」
生徒「先生!テレビはこのくらいにして、『やんやんっ!遅れそうですぅ♪』のステップを教えてください!」
ことり「……ごめん、先生、少し疲れちゃった……代わりに授業を進めてて?」カツカツカツ
ウィーーン バタン……
生徒「先生……」
ーートレーニングルーム
ことり「………ッ!!」ブンッ
サンドバッグ)∈≡バスッ!
ことり「ふっ!はっ!」バスッ! バスッ!
ことり(ごめんね…穂乃果ちゃん……本当ならすぐにでも飛んでいって助けてあげたい!)バスッ!バスッ!
ことり「でも音ノ木坂学院参謀として指導者の立場にある私にはそれができない!!」バキィッ!!
ブチッ ザザァァァ……
ことり「ッ!」ガクッ
ことり「この勲章さえ……この勲章さえなければ……!!」
……………
雪穂「お姉ちゃん!!」
穂乃果「あ…ああ……」
ヴォン……
穂乃果「海未ちゃん!ことりちゃん!来てくれたんだ!お願い…助けて!」
フッ……
穂乃果「あれ………?」
雪穂「お姉ちゃん?」
美咲「ふふ……大方そこの小娘をμ'sの誰かと見間違えたんでしょうね」
美咲「あなたはこれまで、仲間の協力を受けすぎたの。だからピンチに陥ると誰かが自分を助けてくれると思ってしまうわけ」
穂乃果「確かに……そうだ……」ガクッ
ヒデコ「あぁーっと穂乃果!ライブ続行不可能か!?」
穂乃果「………」
穂乃果(ごめん雪穂…みんな……わたし……)
雪穂【お願いお姉ちゃん!もう一度戦って!今度は学校のためや誰かのためじゃない、自分自身の名誉のために!!】
穂乃果(!……そうだ……これは自分自身のための戦い……
自分が真の生徒会長だと証明するための戦いなんだ!だから!)ガバッ!
ミカ「穂乃果が立ち上がった!!」
穂乃果「誰の助けも!かりちゃいけないんだ!!」カッ!
雪穂「やった!おねぇちゃん!」
ジィーージジィーー
雪穂「?」
雪穂「なに?この音……?」
カメラ『ジィーージジィーー』
雪穂「なんだ…中継用のカメラの音か……」
♪ミロー,カトウチョウジンー ミロー,オレガイチバン
穂乃果「一気に決める!」ゴォッ!!
美咲「!?何…この空気……!!」
穂乃果「はっ!」バッ!
美咲「うわっ!」ズザァー!
雪穂「すごいや!」
ジィーージジィーー
雪穂「ん?またカメラの音?調子悪いのかな……」
♪パーフェクトーコソー!シンジツゥー!
穂乃果「はぁっ!!」バッ
♪カンゼンムーケツゥ-(カンゼンムーケツゥー)ネプチューンマン!
ヒデコ「あぁーっと!この体勢は!」
穂乃果「コウ坂バスター!」ズバァァーーン!!
美咲「ぐあぁぁぁぁぁぁ!!!」
ミカ「決まったぁぁぁぉ!!!!」
レフェリー「高坂穂乃果一人抜き!」
ワァーーー!!!!
穂乃果「や……やった……」
ーー会津若松城
フミコ「さぁ第二回戦!課題曲は!」
>>83ラブライブまたはキン肉マンで登場した曲に限ります
↑
因みに>>1はウォーズマンが一番好きです
フミコ「悲しみのベアークロー!」
フミコ「ゴングだ!!」カァーーン!!
英玲奈「ここで捩じ伏せる!」
涼「さぁ?」
♪オレハウォーズマン!ヒトヨンデファイティングコンピュータ! ボンボンボンボン……
……………
ーー熊本城
穂乃果「はぁ……はぁ……」
雪穂「お姉ちゃん、大丈夫!?」
穂乃果「うん…心配かけてごめんね…」
??「ふふふふふ」
雪穂「!誰!?」
カメラ『アナタノ戦イブリ、ジックリ観察サセテモラッタワ!』
バキャァッ!!
ななか「次鋒、森嶋ななか!」バーン!
雪穂「あのカメラは森嶋ななかが入っていたのか!」
ななか「忘れたの?覚醒前のわたしがカメラを掲げていたことを!」
雪穂「くっ…!」
ヒデコ「さぁ!まもなく二回戦のゴングだ!」
ーーとある雪山
ヒョォォオオォォオォォォオ
にこ「いやだ!私は戦わない!!」
理事長「くっ……ここまで来てそうはいかないッ!!」ゴゥッ!
にこ「うっ……ぐあぁぁぁぁぁぁ!!!」ビキビキビキ
理事長「さぁ……メンバー集めよ!」
にこ「嫌だ……こんなの……!!」
??「その辺にしなよ」ザッ
理事長「!?誰よ!」
??「はぁ……選ばれしエリートともあろうお人が…私利私欲のためにこんな…」
理事長「誰だか知らないけど……邪魔するようなら消すわよ?」
??「いいよ。やってごらん?」
理事長「ガキがいきがるんじゃないわよ!!」
??「やれやれ」
…………………………
理事長「ぐふっ……お前……もしや……」ガクッ
??「知る必要はないと思うな」
理事長「高………さ……」バタリ
??「にこちゃん、ここは逃げて。」
にこ「あなた……誰?どうしてわたしの名前を……?」
??「いいから。また会いましょう。」
にこ「……」
にこ(意味わかんないけど……ここは従った方が良さそうね…)ダッ
??「…………」
??「穂乃果……」グッ
ヒョォォオオォォオォォォオ
……………
穂乃果「アイドル絞殺刑!!!」
ななか「ぐえぇぇ!!!」
レフェリー「高坂穂乃果二人抜き!」
ワァーーー!!!!
…………
ーー会津若松城
ことり姉「……」
ことり姉「涼!穂乃果チームは二人抜いたそうよ」
涼「ふっ」ニヤッ
♪カナシミガーリンーグニーコボーレオーチルー
………
かさね「全く……だらしないわね」
穂乃果「次はあなた……?」
かさね「総選挙一位の力、見せてやるわ」
ヒデコ「三回戦!課題曲は!!」
>>88
ラブライブまたはキン肉マンで登場した曲に限ります
筋肉マンの曲わからないからWR
ヒデコ「WR!!!ヒャッホウ!!」
♪エェッ!?コトリガ!? イエニカエッチャッタノォ!?
かさね(私のパワー分離ステップ……とくとあじわいなさい!)
……………
♪コレカラノワンダフォーラッシュボークーラー
穂乃果「はぁっ……はぁっ……」フラッ
ミカ「おぉっとこれはどうしたことか!?穂乃果、ふらついているぞ!?」
かさね(くっ……なんてパワーっ!!)
ヒデコ「かさねもキレがなくなっているぞ!?」
かさね(このままでは……飲まれるっ)
ここあ『しょーがないわねぇ』
かさね(!ボス!!)
高梨『穂乃果はここで消すのが得策……我々邪悪のエリートが力をかそう』
園田母『ふふ、仕方ありませんね』
西木野母『いくわよっ!』
高坂母『!!』
かさね「力がっ……力がみなぎるっ!!」
かさね「邪悪友情パワー!全開ィ!!」ゴウッ
穂乃果「う…あぁっ」ズキュゥゥン!
かさね「やった!!」ビシィッ!
穂乃果「あ……あぁっ……」バタンッ
ヒデコ「そ……そんなぁぁぁっ!!!」
ミカ「穂乃果がっ!!」
ヒデコ「穂乃果が倒れこんでしまった!!」
ミカ「この場合、楽曲終了までに立ち上がれないと敗北となってしまいます!!」
ここあ「ふん、無駄なことね」
雪穂「そっ……そんなっ!お姉ちゃん!!」
………………冥界
穂乃果「う……うぅ……ここは……?」
死神「貴様!何をサボっている!はたらけぇ!!」
穂乃果「えっ、ちょっ!」
死神「ふんっ!」バシッ
穂乃果「うわぁぁっ!」
………
ガガガガガガガ……
穂乃果「うぅ…何を回してるのかさっぱりだよ……」
穂乃果「踊んなきゃ…自分が自分であることを証明しなきゃいけないのに……」
穂乃果「どうすれば帰れるんだろ……」
花陽「穂乃果ちゃん……だよね……?」
穂乃果「!その声もしかして!」クルッ
花陽「やっぱり穂乃果ちゃん!」
穂乃果「花陽ちゃん!!…あれ、花陽ちゃんがいるってことは……」
花陽「うん、ここは冥界だよ」
穂乃果「あぁ……やっぱり……」
花陽「穂乃果ちゃん!早く皆のところへ戻らないと!」
穂乃果「そうしたいけど…どうやって…?」
花陽「一度しか言わないからよく聞いてね?」
穂乃果「うん!一度しか聞かないからちゃんと言ってね!」
花陽「………ここではね、仕事ぶりが認められるたびに"命の球"がもらえるの」
穂乃果「うん」
花陽「それを四つ集めて門を開くともとの世界に戻れるんだ」
穂乃果「おお!じゃあさっさと集めなきゃ!」
穂乃果「うおおおおお!!!」
花陽「ああちょっと待って穂乃果ちゃん!」
穂乃果「何?」
花陽「それを集めるのはね…早くても一個につき一年はかかるんだ」
穂乃果「嘘!?間に合わないよ!」
花陽「だから……三つしかないけど……私のあげるね。半分くらい開くはずだよ」
穂乃果「えぇ!?なにいってるの!貰えないよ!」
花陽「私はまた集め直せば生き返れる!でも穂乃果ちゃんは違う!今しかないんでしょ!?」
穂乃果「う……花陽ちゃん……ありがとう……!」
……………
カチャッ ギギギギ……
穂乃果「!開いた!」
死神「脱走者だ!殺せぇ!」バッ
花陽「!いかせないっ!」ボゴォッ!
死神「ぐえっ!」
花陽「さぁ穂乃果ちゃん!今のうちに!」
穂乃果「は……花陽ちゃん……!」
花陽「早く!!!」
穂乃果「っ!ごめん花陽ちゃん!ありがとう!」タッ
花陽「穂乃果ちゃん……よかった……」
……………
♪サァシュパツダヨォー……ッハイ!
かさね「ふふ……私の勝ちね!」
穂乃果「」ピクンッ
かさね「!!まさか!?」
穂乃果「く……うぅ……」ムクリ
ヒデコ「たったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
長々サボってすいませんでした…
忘れ去られてるかもしれませんが更新再開です
とりあえず今日はここまでです
ミカ「さすが穂乃果!我々の期待を裏切らないっ!!」
♪ユメイッパイカナエテミセル
ヒデコ「しかし時間がない!巻き返せるのか!?」
穂乃果「花陽ちゃんのためにも!!火事場のぉ……」
かさね「」ニヤッ
穂乃果「あ……れ……?」クラッ
ヒデコ「ああっ!そんな!!」
かさね「あなたにもう……"火事場のファイトだよっ!"はない!」ビシッ
穂乃果「そん……な……」バタンッ
♪ミーライヲシッカリミテ!
ミカ「悪が生き残ったー!」
雪穂「お姉ちゃんっ!!」
穂乃果「嘘…でしょ……?」カクッ
ーーアメリカ 音ノ木坂学院姉妹校
ガシャァッ
ことり「なんて……卑怯な!!」
ことり「邪悪とはいえエリートともあろう人たちが私利私欲のために……」
生徒「先生……」
ことり「ごめんみんな……先生行かなきゃ」
生徒「先生!頑張ってください!」
ことり「」コクンッ
グワッ!バサァッ!
(・8・#)キエーッ!
バッサバッサ
生徒「す…すごい……」
ーーイギリス 音ノ木坂学院姉妹校
ラジオ『これで穂乃果チームは残り雪穂一人となってしまったーっ!』
ロバート「あ…ああ……」
生徒「先生!穂乃果さんが!」
海未「な……なんてこと!」
海未「許せない……!!」
生徒「先生!私たちのことはいいから早く穂乃果さんのところへ!」
海未「……すみません皆さん…すぐに戻りますから!」ギュゥーン
生徒「先生……」
【雪穂大奮戦!幼馴染みは間に合うか!?の巻】
………
雪穂「お姉ちゃん……」
穂乃果「せっかく…花陽ちゃんが助けてくれたのに……」
雪穂「安心してお姉ちゃん!あとは私が戦うから!」
穂乃果「もういいよ雪穂」
雪穂「え?」
穂乃果「戦わなくていいって言ってるの」
雪穂「そんなっ…」
穂乃果「雪穂を大将にしたのは…団体戦の体裁をとるためだったから……負けるとわかっててステージに上がることはないよ…雪穂が怪我するところ…見たくないもん」
雪穂「お姉ちゃん…」キュンッ
雪穂「でも戦うよ!お姉ちゃんたちのライブを見てきて…少しは練習もしたし……それに!」
雪穂「一度大将になったのに…お姉ちゃんの妹として引き下がれると思う!?」
穂乃果「雪穂……」
穂乃果(死んでもステージに上がるつもりなんだね…)
穂乃果「わかった…止めないよ…」
雪穂「」コクッ
穂乃果「でも1つ!」
雪穂「え?」
穂乃果「……死なないでね」
雪穂「……」グッ
ーーー
絵里「そんな……穂乃果がまけた……?」
希「…………」
絵里「穂乃果のチームは残り雪穂ちゃん一人…もうだめだわ……」
絵里「うわーん!穂乃果ぁぁ!!」
側近「会長殿!依怙贔屓はいけません!」
絵里「穂乃果が会長になれないってときにそんなことしてる場合!?」
希「えりち!」
絵里「希まで……」
希「大丈夫よ……なんとかなる……信じよう」
絵里「希……」
希「カードがうちに、そう告げるんや」ペラッ
ーーー
穂乃果「あぁ、それと」
雪穂「ん?」
穂乃果「これ……」
雪穂「イヤリング…?」
穂乃果「ライブ中に飛んできたんだ」
穂乃果「いい?雪穂。今かさねちゃんはイヤリングが片方ないことで体のバランスが悪くなってる」
雪穂「うん」
穂乃果「頭にショックを与えるステップを踏めば一気に倒せるはず…頭を狙うことに集中して!」
雪穂「わかったよ!」
…………
レフェリー「次鋒、高坂・アレキサンドリア・雪穂!」
穂乃果「うぇ?だれ?」
雪穂「ぅ私だよぉ!?」
ヒデコ「これまではμ'sのアシスタントとして親しまれてきた雪穂ちゃん、初のライブです!」
ミカ「ミドルネームあったんですねぇ」
雪穂「よぅし!」
観客「ユキホチャン…?ダイジョウブカシラ……
アシスタントヲシテタトイッテ…モライブケイケンゼロダロ?
テメェ!ユキホタンヲブジョウスルナ!
ダイタイアブナイジャナイカ,アンナチイサナコガ
オトノキノメイウンガカカッタコノダイジナシアイニ,ユキホチャンナンテダシテイイノカシラ?
アァ,コトリチャンカウミチャンドチラカデモイテクレタラ……」
雪穂「そ…そんな……」
ヒデコ「あぁっと、観客席から旧μ'sを求める声が上がっておりますが……?」
ミカ「海未ちゃんは幕僚長、ことりちゃんは参謀長。指導者の立場にありますからね。どうやってここにこれましょうか?いいえこれませんよ。」
ーーー
絵里「傍観者はなんて身勝手なのかしら!」
希「いつの時代も変わらんよ…」
絵里「こうなったら雪穂ちゃんの変わりにこのかしこいかわいい……」
側近「会長殿!依怙贔屓はいけません!」ジャキッ
絵里「なによ!槍が恐くて会長なんてつとまらないわ!」
側近「会長殿!」
絵里「うぅ…エリチカおうちかえる!」
ーーー
雪穂「みなさん!そんなこといわないでください!」
「確かにライブの経験はないけど……でも、精一杯頑張りますから!」
「だから応援してください!」
穂乃果「そうだよっ!応援してあげて!」
かさね「ふふっ、大ブーイングかしらね」ドヤッ
穂乃果「……!」キッ
雪穂「………」
かさね「雪穂ちゃん、ステージに上がれたことは誉めてあげるけど……」
「悪いことは言わない。怪我する前におりな!」
雪穂「私だってスクールアイドルの端くれ!」
かさね「そんなに怪我したいのね?いいわ!」
ヒデコ「さぁてそろそろゴングだ!」
ミカ「四回戦!課題曲は!>>106」
今日はこれまで。
早くここあ戦やりたい
乙 ↑
ミカ「HUSTLE MUSTLE!」
ヒデコ「時代を先取りする一曲っ!」
♪ズガガンガガンガン!ドゥーザマッソー!
かさね「ふっ!はっ!」ザッ!ザシュ!
ミカ「おぉっと!かさね!序盤から鋭いステップだ!これは雪穂ちゃん……」
雪穂「ふんっ!」ババババッ!
ヒデコ「い…いや!避けている!速射砲のようなステップの圧を紙一重で避けている!」
かさね「ッ!ちょこまかと!」
雪穂(かわせるっ!)バッ
穂乃果「す…すごい…あれは海未ちゃんの得意な"シー・スルー"」
「いつのまにあんな高等技術を!」
かさね「ぅう……!」
ヒデコ「かさね、すこし疲れてきたか!?」
雪穂「こんどはこっちから!!」ギャリッ!
かさね「!うわぁっ!」
穂乃果「この攻めのスピード…まさしくことりちゃん!」
雪穂(たしかに私にはライブ経験はない)
(けど、お姉ちゃんたちや他のスクールアイドルの一流のライブを間近で見てきたせいか……)
「はぁっ!」ギャリィッ!
かさね「ッ!!」
雪穂「体が勝手に動くんだッ!」バァン!
かさね「ぬぅっ!!」
観客「スゴイッ!スゴイゾユキホチャン!
ミナオシタゾー!
オレハシンジテタゾーッ!
アナタモリッパナオトノキスクールアイドルノイチインヨ!
YUKIHO!YUKIHO!」
ヒデコ「観客の態度も一変!雪穂ちゃん、いい意味で期待を裏切るファイトだッ!」
穂乃果「雪穂………」ウルッ
♪キズツイテタオレソウナトキニハ-
雪穂「やった!」
かさね「あ……甘いわ……」
雪穂「!」
(いまいち効いてない!)
穂乃果「雪穂!!」
雪穂「お姉ちゃん?」
穂乃果「衝撃が弱すぎる!もっと強いショックを!」
雪穂「わかった!」
かさね「余所見してんじゃないわよっ!」ザッ
雪穂「!!」
ヒデコ「あの体勢は!!」
「穂乃果のパワーを奪い取った時の構えです!」
かさね「まずは序章ッ!」
ヒデコ「うわぁっ!なんという圧っ!」
雪穂「っ!!ぐ……あああぁぁ!!!」ビキビキビキッ!
穂乃果「雪穂ぉっ!」
ヒデコ「雪穂ちゃん危ないっ!」
雪穂「はっ!!あ……ぐああぁぁぁぁ!!」
かさね「うふふ!まだまだぁっ!」
雪穂「いっ……あああ!!」
穂乃果「やめて……もうやめて!」
♪ウォウウォウウォウ!スベテハァーブアツゥーイマッソー!
かさね「へぇ?」スッ
雪穂「お姉……ちゃん……」
穂乃果「私は会長になれなくてもいい……」
「だから……雪穂をこれ以上痛め付けないで!」
かさね「ふふふ……」
雪穂「とめ……ないで……お姉ちゃん……」
穂乃果「雪穂!」
雪穂「私…今ね、感じてるんだ…」
「お姉ちゃんはいつも…こんな苦しい思いをして廃校を救おうとしてるんだって…」
穂乃果「雪穂……」
雪穂「それを思うとなんだか…この痛みにも…耐えられそうで…」
穂乃果「ゆ……ゆきほぉ……」グスッ
ヒデコ「感動です!雪穂ちゃんの想いに、会場の人々も泣いております!」
ミカ「私も、職を忘れて泣かせていただきます……」
かさね「ははっ!とんだ茶番だねぇ!」
彼方「なんだか今日のかさねちゃんゲスいねぇー」
ここあ「モブ選挙で調子のりっぱなしなんでしょ。」
かさね「じゃあもういっちゃうよ!デスミキサーステップ!」
雪穂「!うわぁっ!」
(い…意識が……っ!)
「うぅ…」パタンッ
かさね「ふ……たあいもない…」
穂乃果「雪穂ぉ!!」ガタッ
………………
(・8・#)キエェーッ!! バッサバッサ
海未(む、あの怪鳥は)
「ことり!」
(・8・#)?
(#・8・)クルッ
(#・8・)ア゙ッ!ヴミ゙ヂャ゙ン゙!
海未「ことりも同じ考えなのですね…」
(#・8・)モチロン!アンナノユルセナイチュン!
海未(聞き取りにくい)
海未「あの、のせてってもらっていいですか?」
(・8・#)ガッテン!
海未「はっ!」ストッ
フッ
海未「!散るはずのないことりの羽が…」
(・8・#)ナニカアッタンダ!イソガナキャ!
ビュウーンッ!
………………
♪カイサエユウジョオォサエェェ!
雪穂「く……うぅ……」クグッ
かさね「!立ち上がった!?」
穂乃果「よかった!雪穂!」
雪穂「くぅっ…お姉ちゃん直伝の…雪穂式…火事場のファイトだよっ!……」
ヒデコ「雪穂ちゃん、よみがえったー!」
かさね「……っ、このっ!」バッ!バッ!
雪穂「はっ!」スッ!サッ!
かさね「なにっ!?」
雪穂「二度とミキサーを放てなくしてやる!」
「閉門クラッシュ!」スザァッ!
ボゴンッ!
かさね「!!ぐぼぁっ!」
穂乃果「今だ雪穂ーっ!」
雪穂「うんっ!」
(お姉ちゃんの必殺技は、コウ坂バスター、コウ坂ドライバー、アイドル絞殺刑と数々ある……)
(けど私がお姉ちゃんの技のなかで一番好きなのはっ!!」
何?>>116
バックドロップだー
雪穂「地味な技だけど決まったときに描かれる曲線の美しい……!」
「バックドロップだーっ!」ズガァッ!
穂乃果「その衝撃だよ、雪穂ぉ!!」
かさね「!!ぐああああ!!!」ギギギガギ
♪ショーリハッ!ジャスナウッ!
かさね「う……ぐ……こんな……ことが……」バタンッ
レフェリー「」スッ
カンカンカンッ!
ヒデコ「きまったああああああ!!!!」
雪穂「は……あっ……勝った……」フラフラ
穂乃果「雪穂……よく頑張ったね……」
雪穂「わ……たしも…お姉…ちゃんの…役に立てて…うれしぃ……」ガクンッ
穂乃果「あぁっ!!雪穂ぉ!!」
ヒデコ「力尽きたか!?雪穂ちゃん、倒れこんでしまった!」
穂乃果「雪穂!雪穂ぉ!!」
………
彼方「可哀想だけど仕方ないわねぇ」
雪穂「……っ!」
穂乃果「待って!雪穂はまだ!」
雪穂「大…丈夫…だよ……」スック
ヒデコ「ああ無情!この世界は悲しみに満ちている!」
ミカ「五回戦!!課題はぁ!!」
>>120
キューティパンサー
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