チチ「ダメだべ！行くんなら悟空さが働いて稼いだお金で行ってもらわねぇと！」

クリリン「実は18号が天下一武道会の賞金でおごってくれるんだ。だからお金については…大丈夫だ」

チチ「18号さんはすごいべ～…。悟空さの妻として恥ずかしいだよ…」

悟飯「まぁまぁ…母さん、せっかくおごってくれるんだから…」

悟天「僕お寿司食べたーい！」

クリリン「じゃ、乗ってこうぜ！」ﾌﾞﾙｩｩｩﾝ

悟空「クリリンさん、新車かっこいいですねぇー」

悟空「クリリン、飛んでいかねぇのか？」

悟飯「まったく父さんは…」

悟空「んじゃ、おらは上から車についていくぞ！」ｼｭｰﾝ

悟飯「あ…行っちゃった」

悟空「やっぱ飛んだ方がはえぇぞ。おら車のスピードに合わせるのに苦労したちまった…」ｽﾀ

18号「とんでいくのなんてアンタぐらいだよ」

クリリン「じゃ！早速店内に入るか！」

悟天「わぁーい！」

ｶﾞﾗﾗﾗﾗﾗ

店員「はい！いらっしゃい！何名様でございますか？」

クリリン「えーと…7人だな」

店員「はいでは、こちらのカウンター席へどうぞ！！」

チチ「そういえばその赤ちゃん何ていうだ？」

18号「マーロンだよ」

悟空「鼻がないところとかクリリンそっくりだなぁ」

チチ「こら！悟空さ！」

店員「7名様のご案内でーす！！」

店長「はいぃ！いらっしゃぃ！！」

悟飯「あれ？」

クリリン「今の…」

悟飯「も、もしかして…」

悟空「店長！さっそくハマチ握ってくれよ！」

店長「はいぃ！ハマチ一丁！って…ん？」

悟空「ん？今の声は…」

ベジータ「やっぱりカカロットか！貴様ァ！何しに来やがった！営業妨害はごめんだからな～！」

悟飯「あわわ、やっぱり！」

悟空「何してんだ？おめぇこんなところで」

ベジータ「見ての通り働いてるに決まってるだろう！」

悟空「ひゃー！おめぇ働いてんのか！」

チチ「ベジータさんは偉いべ！」

ベジータ「そんなことより何しに来やがった！」

悟空「寿司屋に来るなんて寿司食いにくる以外ないにきまってんじゃねぇか…」

ベジータ「フン、何だ客か。ほらよ、ハマチだ」

悟空「サンキュー！………何じゃこりゃ！？すげぇうめえぞ！？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ベジータ「た、食べながら喋るな！」

悟飯「ほんとだ…すごいおいしい…」

ベジータ「当たり前だろう、このベジータ様が握っているのだからな！」

18号「ねぇ、さっきから気になってたんだけどさ…」

18号「あんた以外の従業員がさっきの受付以外見当たらないんだけど…」

クリリン「ほんとだ…」

ベジータ「従業員？そんな物は受付以外不要だ。このベジータ様で足りている」

ベジータ「とはいっても50人席だ。50人が限界なんだよ」

悟空「おめえすげぇなー…。感心しちまった」

悟飯「ねぇ、ベジータさん。ここ回転寿司と同じ造りじゃないですか。なのに何でさっきからレーンに何も流れてこないんですか？」

ベジータ「お前らが11時に来たからな！見ての通り空いてるんだ。だからレーンを使うまでもないだろう」

クリリン「どういうことだ？」

ベジータ「いっとくがここは回転寿司じゃない…。このレーンは注文専用だ！50人などいたら注文された寿司を一々渡す暇などないからな！」

悟飯「なるほど…じゃあ回転寿司じゃないんですね」

ベジータ「まあな。回転寿司はすぐ味がおちてお客様に味わってもらえないからな！」

悟天「おじさーん、穴子ください！」

ベジータ「その歳で穴子とは渋いな…。誉めてやろう」ﾆｷﾞﾆｷﾞ

ベジータ「ほらよ」ｻｯ

悟天「ありがとうございます！」

悟空「おめえ、握るの速いな～。一般人じゃ速すぎて見えねえぞ」

悟空「いや～、食った食った！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

クリリン「悟空一人で3万が軽く消しとんだぞ…」

チチ「それにしてもベジータさは偉いだ！悟空さも見習って働いたらどうだ？」

悟空「わりぃ、わりぃ…」

悟飯「今度はブルマさん達も呼びましょう」

18号「アイツが働いてると知ったらどんな顔すんのかね…」

ヤムチャ「お！悟飯がブログうpしてるぞ…」

『今日はみんなでお寿司を食べにいきました～＾＾知り合いが美味しいと言う所にいったのですが、とても美味しくて満足！お父さんは3万円分も食べてました…(笑)そして、店長さん身内の方でした！こんなとこで働いていたなんてびっくり！　以上』

そしてその横には店長が寿司を握っている写真が貼られていた。

ヤムチャ「あれ？こいつ…」