にこ『そういえば希って一人暮らしよね?』 (81)
この間書かせていただきましたが、またにこが食材と奮闘する話です
ラブライブ要素いらねーんじゃね?ってなったらすいません。
よろしければ読んでいただければ幸いで
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希 『うん、こないだ来たやん?』
にこ『あんた食事どうしてんの?』
希 『練習終わったらお惣菜半額やったり、お弁当やすくなったりしてるやん?』
にこ『確かにあんたとはたまにスーパーで会うけどまさかそんなのばっかり食べてるとは思ってなかったわよ』
希 『ばっかりってわけじゃないよ? 大体にこっちもいつもタイムサービスとか見切り品とか買ってるし。』
にこ『くっ、あんたしっかりみてたのね…』
希 『いや、いまさらやん?にこっちの主婦スキル高いのはみんな知ってるって。』
にこ『いや、実際そんな場面見られてるかどうかは大きな違いよ!そんなこといちいち覚えてなくていいのよ!』
希 『う~ん、今更やと思うよ?で、うちの食事がどうしたん?』
にこ『どうせ一人ならこのにこにーがおいしい料理作ってあげようと思ってね。
希 『断る理由なんてないけど、どうして急にそんなこと・・?妹さんたちどうするん?』
にこ『え、いや、別にいいのよ、そんな心配しなくて!』
希 『にこっち今、家に一人なん?』
にこ『・・・そ、そうよ!にこは練習があるから残ったけど夏休みに入ったから妹たちママの田舎にいってるのよ。』
希 『あー、なるほど。一人で寂しいわけか・・。』
にこ『は、ハァ?なによさっきから!うっさいわね!寂しくなんてないわよ!』///
希 『でも最近うちも誰かと一緒に夕食とか最近ないから寂しいな?って思ってたんよ。』
にこ『まぁー希が寂しいなら仕方ないわねー。希の家でもいい?』
希 『うちはかまへんよ?じゃあ、一緒に買い物いこっか?にこっちの買い物術勉強したいしなぁ??』(素直やないなぁ)
にこ『賢い買い物がなんたるかってのを見せて上げるわよ。ただし、みんなには言わないようにね…』
希 『二人だけの秘密やね?。』
にこ『そういう言い方辞めなさいよっ!』///
希 『えへっ、じゃあ何時にどこいけばいい?』
にこ『まぁ目的地はっきりしてるし、品選び終わってから見切りシール貼ると同時に奪取と考えて…xx時に駅前のスーパーの前ね』
希 『えー、ムードないなぁ。せっかくの二人での買い物なのにもうちょっと…』
にこ『ちょっと辞めなさいよ!遅れたら先に中入ってるからね!』///
希 『もー、すぐ照れるんやから。わかった。ちゃんと時間通りにいくからね。』
にこ『照れてなんかないわよっ!もう切るわよ!』
-----------スーパー内
にこ「で、希は何食べたい?」
希 「お肉!」
にこ「なるほどね。まぁでもお肉が食べれるかどうかかわからないけどね。」
希 「にこっち・・さっきからかったので怒ってるん?」
にこ「そこまで意地悪くないわよ。お買い得品と相談ね。食べたいなら祈ってなさい。で、昨日何食べた?」
希 「えーと、ロースカツが半額だったからそれとパックのサラダ。」
にこ「一応野菜もとってんのね。まぁそれでも偏ってるわよ。」
希 「そういわれても1から料理作るとなるといるもの多すぎるし、絶対残るやん。」
にこ「一人だとどうしてもねー。まぁ仕方ないことだけど、ちゃんとカラダの事も考えなさいよ?
まぁロースカツ作ることはないだろうから被ることはなさそうね。」
希 「にこっちお母さんみたいやね。」
にこ「・・・あんたそれほめてんの?バカにしてんの?」
希 「馬鹿にしてるわけないやん!じゃぁ、せめてにこっちの妹になりたかったなぁ~。」
にこ「いやよ、あんたみたいな妹・・・」ストーン
希 「・・・?ああ、そうやねー、うちみたいな妹いたら姉としての威厳がねー」ボイーン
にこ「あんたのそれ引きちぎって晩御飯のメニューに加えてやろうかしら。」
希 「えー、ひどいー おねーちゃーん!」ムギュ
にこ「ちょ、ちょっとあんた人目あるのになにしてんのよ!離れなさいよ!あと大きな声でおねーちゃんとかいうんじゃないわよ!」
希 「おねーちゃん、ごめんね、怒らないでー!」
にこ「解った、解ったからとりあえず黙りなさい!そして離れなさい!怒ってないから!」
希 「で、何から見ていく?」
にこ「とりあえず一度流してみるわよ。お手ごろなものでメインディッシュ作るから。」
希 「お惣菜は?」
にこ「私何のためにここにいるのよ。今日はそこはナシよ。お弁当半額でもお寿司半額でも今日は買わないわ。」
読んでいただけてる方がおられるかどうか解りませんが。
試験的に安価取らせていただきたいのですが構いませんでしょうか?
生鮮食料で何が安かったか安価下1,2で。
明らかに生鮮食料として売ってなさそうなものとか、1が処理しきれないものは安価下にさせて頂きます
それ使ってご飯を作ることになります。
>13-15ありがとうございます。
下3でしたが季節感出すと牡蠣の見切り品なんて恐ろしくて季節捻じ曲げるしかなくなるところでした・・
考えてまいりますので時間いただければ。
>16 すいません、言葉足らずでした。
冬にもしまだこの手のスレ立ててた時にはぜひそういう安価いただければ大喜びします。私も牡蠣好きですから。
明らかに使えないという意味ではなく私の力量の問題という意味の発言でした。気分害されてたら申し訳ないです。
続けます。
にこ「こ、これは・・・!」
希 「どうしたん?鶏肉かー」
にこ「あんた肉食べたいって言ってたわね。
希 「まぁ鶏肉もおいしいやん。ぜんぜんいいで?それにする?」
にこ「これ特売でさらに見切り品になってんじゃない!グラム30円よ!買うしかないわ!」
希 「ちょ、にこっち、4パックもいらんって!」
にこ「あ、そうか。買い置きするつったって家もってかえるわけにもいかないしね。あんた使う?」
希 「使う?ってどう考えてもそれ1キロこえてもてるやん。アスリートでもあるまいしそんなに鶏胸ばっかり無理やわ。」
希 「それに鶏肉は・・・うちよりにこっちの方が必要何ちがう?」ボイーン
にこ「今日の晩御飯はキャラメル炊き込みご飯にこー!」(真顔)
希 「ごめんなさい、もう言いません。」
にこ「魚コーナーはっと・・。アトランティックサーモンの切り落とし半額になってるわね。」
希 「お刺身と鶏肉ってバランスとかいうてたんとちがうの?」
にこ「まぁ、確か似そうね。つっても胸肉まるごとやいてステーキとかそんなことしないから安心しなさい。」
にこ「野菜とかって家にある?」
希 「夏野菜はあるよ。ある程度」
にこ「なすびとかきゅうりとか?」
希 「うん、あとたまねぎかなぁ。ちょっと両親が送ってきてくれたんやけど。にこっちよかったら帰るときもってかえる?」
にこ「ありがたいわねー。そんなにあるの?」
希 「よかった。ちょっと思ったより多くて。」
にこ「そうなのね。あとは調味料とかは?」
希 「あんまり頻繁に使わないけど『さしすせそ』はあるかな。」
にこ「ふーむ。んじゃ調味料は100円の小瓶のここらへんだけかっとこうかしら。。」
「野菜コーナーはレタスくらいかしらね。葉っぱものはご両親がハウス農家でとってきてでもない限りないでしょ。」
希 「あ、そうや。なな、にこっち、カキ氷たべへん?」
にこ「ん?ここで買うの?今食べないと解けちゃうじゃない。」
希 「違う違う。こないだちょっと神社の関係で要らないもの処分するーいう人がおったって。で、うちはそれ貰ってきたんよ。」
にこ「いいわねー。シロップとかは?」
希 「うん、こないだ一人で食べたからあるよ。」
にこ「う・・うん。そうね。デザートにごちそうになろうかしら。」
希 「なによ、にこっち・・。いまなんかこいつ寂しいなーとかおもったんやろ?」
にこ「そんなことないわよ。ただもっと早く誘ってくれたらよかったのに、っておもってね」ナデナデ
希 「なんよ、ペース狂うなぁ。ほら、はよかえってご飯作ろ~!」
にこ「なにはしゃいじゃってんのよ。んじゃ帰るわよ」(なんか自然な希って見たことない気がするわね)
----東條家
希 「あ、ちょ、ちょっとだけまってね。ちょっと散らかってくるから」
にこ「いまさらそんなの気にしないわよ。」
希 「いや、にこっちがじゃなくてうちがいやなんよ!」
にこ「なによ、いいでしょ、女同士なんだし!」
希 「それでも!あかんって!」
にこ「知らないわよそんなの!この暑いのに外にいろってのが無理よ!」
希 「ああ、もう・・・」
にこ「なによ、綺麗じゃない。何が散らかってるのよ」
希 「あー、いや、まぁ・・。とりあえず野菜とってくるから冷たいお茶いれるからこれ飲んでまっててな?」
にこ「ありがとう。」’ってほんとに小奇麗じゃない。なにかちょっとからかってやろうかと思ったけど拍子抜けね)
にこ「って冷蔵庫ってキッチンよね。いったいあいつどこに野菜取りにいったのよ。玄関でてないし・・・え?じゃあどこ?」
「のぞみー!ちょっとどこいったの?!」
希 「ちょ、おとなしくしててっていうたやん!」
にこ「こっちかしら。ベランダ?下着でも干してて見られたくなかったのかしら。いまさらそんなのどうでもいいのに。」
希 「あかんって!!!ああああ・・・・」ガックリ
にこ「・・・・あ。」
希 「・・・だからこっちくるなっていうたのに・・あほぉ」
にこ「写真・・また増えてる。」ニヤニヤ
希 「・・・・な、なにかいたい事でもあるん?!」///
にこ「ふーん・・・前にみんなできたときも確かにあったけど明らかに増えてるわね。」
希 「なによ・・。もう・・また馬鹿にするんやろ」ジト目
にこ「私にもあとで焼き増しなさいよ。」
希 「・・・・え?」
にこ「何驚いてんのよ。私が欲しいっていうのがそんなに意外なの?
こんなこと言うのキャラじゃないのは承知してるけどさ。」
希 「・・?」
にこ「こうしてスクールアイドルになってそれなりの結果残してることだけじゃなくて。親友っていうやつ?
一生の友達って思える人なんてできると思ってなかった。にこの夢を馬鹿にするやつなんて居ない。みんながみんな対等な関係で。一緒に居るだけで楽しくて。
まさか自分が卒業するのが惜しいと思うなんて、ついこないだまで思っても見なかった。
私は希もμ'sのみんなも大好きよ。写真飾るほどみんなを大事に思ってるだけでしょ?いいじゃない。にこも一枚くらい部屋に貼ってもいいかな、って。」
希 「・・にこっち。」
にこ「しかしあんたあれよね、μ'sの中で一番自分の感情晒すの下手よね」ナデナデ
希 「あー・・うー・・にこっちのあほ。」///
にこ「別に関西弁しゃべんなくても、スピリチュアルじゃなくても希なんだから。あんたも私を親友だと思ってくれてるならもうちょっと素直に自分出しなさいよ。」
希 「・・・なんよ、にこっちのくせに・・・。」///
にこ「何よ希の癖に。」
希 「・・・バーカ!バーカ!」///
にこ「子供か!ほーら、とっとと料理しないと傷んじゃうわよ。」
希 「ん。わかった・・。」ぎゅー
にこ「あー、もう暑いんだからやめなさいよ!うっとおしいわね!」
希 「さっきまで優しかったにこっちどこにいってもーたん!優しいにこっちを返して!」
にこ「はいはい、サービスタイムは終わりよ!手洗ってあんたも手伝うのよ。おなか減ったでしょ?」
希 「はーい。」
ここから本番の調理タイムとなります。
何作るかはとりあえずまとまってますが、また台詞が説明のためくっそ長くなるかもしれませんが
そこは生暖かい目で見守ってやっていただけると助かります。
いまから書き起こすので続きは明日となります。
また読んでいただけると喜びます。ありがとうございました
ひっそりと再開していきます。
にこ「さて、それじゃ鶏胸からいきましょうか。」
希 「楽しみやなー。何つくってくれるん?」
にこ「そうね。結局400gも買っちゃったわね。とりあえず処理だけするから残ったら冷凍庫でも入れときなさい。」
希 「う、うん。てかにこっち、ある程度減らしてよ?」
にこ「二人だしなんとかなるわよ」(たぶん・・)
にこ「これだけあるから3品はいけるわね。
それぞれ全く違うものにするから飽きたーとは言わせないから安心しなさい。」
「まず、下処理ね。希は鶏皮好き?」
希 「うーん、ぶよぶよってしてると苦手やな。カリカリやと美味しいけど。」
にこ「そうね、焼き鳥でもカリカリに焼いて出すお店とお祭りの屋台みたいにぶよっとしてでてくるの有るから、
外食だとぶよっとしたのもでてくることあるわよね」
希 「あー、わかる。っていっても、うちお酒だしてくれるような焼き鳥屋さん入ったことないけど。」
にこ「私もないわよ。取り合えず皮はがすんだけど、その前に端っことか肉の裏がわに黄色い塊とか変色した皮あるでしょ?」
希 「うん、確かに色違うな。ここはなんなん?」
にこ「ここはまぁ食べれなくはないけど臭みがたまってこうなってるのよ。難しい話はしらないけど調理するときはなんに使うにしてもこれ外さないと味が落ちるからね。」
希 「ふんふん、んじゃここは切ってぽいしていいんやねんね?」
にこ「そうね。あんた包丁は使えるのよね・・・?」
希 「それくらいできるって。にこっち、うち子供違うよ?」
にこ「いや、真姫ちゃん包丁の持ち方すら怖かったからさ・・。まぁあんたは大丈夫そうね。」
希 「ふーん、真姫ちゃんと何作ったん?」
にこ「ピザよ。トマトばっかりたべてへばってたから美味しいもの作ったげるってたのに、まだトマト使ったの食べたいとかいうから。」
希 「まぁ・・・真姫ちゃんが包丁つかってそうなイメージないな・・。むしろメス?」
にこ「頭の中身を裁いてあげる♪って?」
希 「にこっち・・そこは忘れてあげようよ・・。」
にこ「で、両方とも取り終わったし、あんたはおなべでお湯を沸かしてくれる?」
希 「うん、でもうちの家コンロ一個しかないよ?同時には二つは無理やからね?」
にこ「あー、そうだったわね。一人暮らしで2個なんてあんまりないわね。それならそれでなんとでもなるわ。
悪いけど今日はごちそう!っていうより家庭料理だからねぱぱっとできて美味しいものだから、
手がかかってないとか文句いうんじゃないわよ?」
希 「そりゃそんなに手のかかるの教えられても、うち一人じゃできひんし。ピザ教えられてもちょっとうちには
厳しいわ。」
にこ「わかってもらえてたらいいのよ。んじゃ沸いたら一枚は片栗粉まぶしてゆでて。私はもう一枚を薄切りにする
から。」
希 「うん。どれくらいゆでるん?」
にこ「竹串・・なんてないか。7,8分ゆでて細い菜箸でざっくり突き刺して、出てくる肉汁が透明ならいいわ。
どうせその後バラバラになるからちょっとくらい穴開いたっていいわよ。」
希 「バラバラって・・。しかしお箸で突き刺すって豪快やね。」
にこ「まぁたしかに見た目あれかもしんないけど、毎日顔つき合わして食べたりする相手なら、
そこまで気を使わなくてもいいかなーって思わない?
お金取るなら別だけどさ。海未やことりみたいな性格だと身内相手にもきっちりしそうな気がするけど。
ま、私は、見た目よりもおなか空かせた妹達のために時間を取るわ。」
希 「ほんまに、にこっちっておかーさんやね。」
にこ「おねーちゃんって言いなさいよ!あ、いや、やめとくわ。なんかさっきの二の舞になりそう。」
希 「・・ちっ」
にこ「舌打ちすんな!」
希 「で、そっちはなんになるん?」
にこ「こっちは炒め物ね。もう半分は使いやすいように小さく切って冷凍庫いれとくわ。
まぁ美味しかったら今度作ってみなさい。複雑な料理しないから。」
希 「にこっち、こっち茹ったよー。」
にこ「それ、お皿に乗せて扇風機の前にでもおいといて。」
希 「お水で冷やしたりは?」
にこ「んー、出汁が出ちゃう気がするのよね。ただでさえ胸肉って淡白でしょ?カッスカスになっちゃう気がして私はあんまりしないかなぁ。
凄く急いでるならそれもありだろうけど。特に今回は水で冷やすつもりないから片栗粉つけたし。」
希 「なんかお肉ぷるんぷるんしてるんやけど。バジルシードみたい。」
にこ「これね、肉汁があふれ出しにくいのよ。こうやってゆでると食べたとき柔らかいのよ。食べてみたらわかるわ。」
にこ「んじゃ、冷ましてる間に炒め物つくっていくわね。とりあえず希の家にあった茄子、ピーマンを使うわ。これ全部今きった鶏肉と同じ大きさに切って?」
希 「わかった。にこっちはなにするん?」
にこ「あんたが切ってくれてる間にあわせ調味料作るわ。とりあえず 味噌をベースにしょうゆ、みりん、さっき買ったオイスターソース、豆板醤・・といいたいけど最後は無いわ。」
希 「そうやね。にこっちお子様やから辛いの駄目やもんね。」
にこ「単に辛いのが嫌いなだけよ!辛い物の何がいいのよ!マゾなんだわ、きっと。」
希 「はいはい、にこちゃん大人でちゅねー」
にこ「このまま三枚におろしてやってもいいのよ」(真顔
はげしくどうでもいい話ですが私は甘いものも激辛も大好きです。
希 「こっち切れたでー。で、炒めるん?」
にこ「まずごま油ひいて、鶏肉を炒めるでしょ。ある程度火が通ったら野菜もいれてね。」
希 「薄く切ってあるから早い?」
にこ「そうね、両面やけたら野菜放り込んで、少しだけ蓋をして蒸すわ。で、あわせ調味料をそこに投入と。」
希 「なんか中華料理っぽいね。」
にこ「本当はテンメンジャンとかなんだけどそんなもん家にないしね。あわせ味噌でもいいんだけど希の部屋のお味噌赤味噌だから合わせ味噌よりもいいわ。
個人的には代用品ってなるお味噌だとはっちょう味噌が近いと思うけど。」
にこ「で、最後にちょっとだけ強火でいためながら和えて、、一品目は鶏胸の甘辛炒めよ!甘めだから子供でも全然
大丈夫にこ☆
鶏胸使ってるから豚よりは淡白だけど、しっかり噛むからカロリーの割には食べた気になる一品よ。」
希 「5、6分でできるんやね。にこっち次の早くしないと冷めてまうで?」
にこ「大丈夫よ。んじゃ、希、そこのきゅうり千切りにしてレタスは小さくちぎっといて。切るんじゃなくて,
ちぎるのよ?」
希 「え?包丁いらないん?」
にこ「今日はレタスは触感欲しいからちぎってね。まぁ切りたかったらきってもいいけど。」
希 「いやいや、言われたとおりにするやん。おねーちゃん!」
にこ「ここにきて被せやがったか・・・。まぁいいわ、私はその間に鶏肉を裂いていくわ。」
希 「もう突っ込みすらなしか・・・」ナミダメ
にこ「とりあえず細くバラバラに。」
希 「あ、わかった。バンバンジー!」
にこ「そそ。あんたはボールにご飯いれて、この調味料いれて扇風機の前で混ぜなさい。」
希 「?なにこれ。レモンのにおいがする。」
にこ「お酢にしようとおもってたけど、冷蔵庫にリキッドレモンあったからそれ使わせてもらったわ。」
希 「酢飯?とちがうん?」
にこ「広義の意味では酢飯よ。お酢使ってないだけよ。ほら、とっとと混ぜてきなさい!」
にこ「取り合えずバンバンジー用のを取っておいて、なべにもう一度お水を沸かして・・と。」
希 「こんなもんでいい?かな?にこっち」
にこ「うん、いいわね。それじゃトマト使わせてもらうわよ。後卵を入れてと。あんたは買ってきたサーモンと、
レタス、細ギリのきゅうりをそこに混ぜといて。」
希 「あー、シャケってこれにつかうんや。」
にこ「そそ。それじゃ私は最後の一品ね。」
にこ「お水少なめに沸かして、鶏がらスープ、しょうゆ少々、塩少し、、チューブしかなかったけどしょうが
入れて・・。」
希 「にこっち、この熱いのにスープ・・?美味しそうやけどちょっと暑いかなぁ。」
にこ「ちゃんと考えてるわよ。で、トマトに軽く火が通ったら、ほぐした残りの鶏肉と溶き卵入れて、と。希、氷頂戴!」
希 「え、ココに氷いれるん?」
にこ「汁椀かマグカップどっちでもいいからそこに氷いれてほしいの。」
希 「わかった。ちょっとまってね、すぐ出すから。」
にこ「これで完成よ。鶏肉の甘辛いため、それからサーモンのマリネ風散らし寿司、バンバンジーと、冷たいトマトと卵のスープ!」
希 「にこっち、うちが暑いっていったから氷いれただけじゃ・・・」ジトメ
にこ「はじめからそのつもりでスープのお水の量調節してたわよ。
しょうがで体の中から暖めて代謝よくするんだけど、この季節
それ自体が熱いと飲むのがキツイでしょ。これトマトの酸味と冷たさが意外と合うのよ。
それじゃ頂きましょうか。」
にこのぞ「いただきまーす。」
希 「あ、ホイコーローっぽくてりがっつりしてるね。うち好きかも。」
にこ「んじゃチラシ寿司のほうも食べてみて?」
希 「あ、なるほど。さっぱりしてる。ホイコーローが濃い味やからちょっと味薄く感じるけどレモンの酸味があるから
濃い炒め物とも合うかも。」
にこ「でしょ?で、レタスの触感もちぎったから出る感触なのよ。きゅうりも入れてるからさらに歯ごたえいいでしょ?
普通の酢飯だとお酢とそこそこの砂糖だけど、今回はほとんど砂糖入れてないわ。」
希 「何でお酢じゃなかったん?」
にこ「もちろんお酢でもいいわよ。ただサーモンとレタスってなると洋風の方が合うかなーっていうのと、
炒め物がどうしても味が強いでしょ?おかずがある上の散らし寿司だからこっちが味が強いと、
口の中で喧嘩しちゃうのよ。」
希 「ふーん。たしかに散らし寿司だとそれ単体で食べるもんなぁ。」
にこ「炒め物もそれだけで白米が食べれるおかずなんだから、メインで食べる2品が味が濃すぎると塩分がね。」
希 「まぁでもおかずにして食べるんやったらこれくらいのほうがちょうどいいかも。さっぱりするし。」
「でもマリネ風っていうてた割にオイルいれてたっけ?入ってる感じはするけど。」
にこ「この手の安い養殖のサーモン自体がかなり脂乗ってるから、今日のメニューだと必要ないはずよ。」
希 「これシャケから出てる脂なんや。」
希 「んじゃバンバンジーは・・と。あれ、にこっち何も掛けてないやん。」
にこ「いまから掛けるわ。希マヨネーズ平気?」
希 「嫌いや無いけど、マヨネーズかけるの?」
にこ「ここにソース作ってあるわ。そこに掛けるんじゃなくて、お皿にとったのに掛けてみて。すこーし色が悪いけどね。」
希 「ん?なにこれ?マヨネーズ・・わさび・・?」モグモグ
にこ「まぁ、普通にゴマだれでもよかったけど買わなかったし、冷蔵庫にもなかったからね。
サーモン買ったときに少し多めにわさびもらっといたのよ。」
希 「これ何が入ってるん?」
にこ「そんなに複雑じゃないわ。マヨネーズとそれからわさびにしょうゆ少々よ。」
希 「醤油マヨネーズで鶏肉食べたこと無いわ。」
にこ「他の料理とはまったく味が違うでしょ? そのソース絡みやすいものじゃないから,
大皿にたっぷり掛けるわけにはいかないのよ。
マヨネーズ使ってる以上薄くしたりはしにくいから。多めに掛けると味が濃すぎるし。」
希 「なるほど。それで掛かってなかったんやね。たしかにそこまでべったりつけないほうが美味しいかも。」
「あ、ほんまや。口に入れるときぷるんとしてて胸肉やけど噛んでも全然ぱさぱさしてない。で、モモみたいに柔らかい!」
にこ「あとはスープね。どう?」
希 「あ、冷たくて美味しい。」
にこ「これ温かいとごま油落とすんだけど冷たいから香りたちにくいし油がくどく感じるからね。
そもそも炒め物にごま油使ってるから、こっちはオイルフリーよ。あくまで口をさっぱりさせるのが目的ね。」
希 「これはジャンル的には何料理になるん?」
にこ「私もなんでかわからないけど、トマト使ってるのに中華料理なのよね。歴史が浅い料理なのかしら。
まぁ美味しいからいいけど。」
今日は取り合えずこの辺で。
改行で頭そろえるのがいくつか失敗してて読みにくいと思いますが、お許しください。
もう少しなので明日には終わると思います。
ありがとうございました
ぼちぼちと再開していきます。
希 「あーおいしかった。片栗粉付けて茹でたらあんな食感が付くんやね。」
にこ「胸だからパサパサってイメージしてたかもしんないけど、全然そんなこと無かったでしょ?」
希 「ほんまにジューシーやったわ。さて、これだけ腕振るってくれたんやもん。うちのデザートも期待してな!」
にこ「かき氷なんて久々ねー。楽しみだわ。」
希 「んじゃ、氷セットはうちがするから、むこうでうちが準備してる間氷掻いてな?」
にこ「はぁっ?にこがやんの?!」
希 「スピリチュアルなかき氷やから準備がいるんよ。そんなに掛からへんからお願いな?」
にこ「くっ、なんでにこがこんなこと…」ゴリゴリ
希 「こっちの用意は出来たから、氷もらっていくで?向こうで盛り付けてくるから。」
にこ「これ、けっこう大変ね…。」ハァハァ
希 「はーい、できたよー!」ドン
にこ「…なにこれ?プレーンでどうぞって?せめて何かシロップ掛けなさいよ!」
希 「まぁまぁ、落ち着いて。少しづつかき混ぜて食べてな?ちゃんと混ぜんと後悔するで?」
にこ「…後悔するようなもん出すつもりなわけ?」
希「氷掻いてイライラしたのは分かるけど、喧嘩腰になったらあかんよ。ほら、とりあえず食べて見て?」
にこ「ふむ、なんかが中に入ってるのね。じゃあ、いただくわ。」
希 「はい、召し上がれー!」
にこ「ん?中に餡子?なるほどね。」
希「あ、そっちからか。そのまま食べたら後大変やからもう少し混ぜてみ?」
にこ「そっち?まだなんかあるの?…あれ、なんか白いのが…白玉?」
希 「そう!のんたん特製氷ぜんざいなのだー!」どやっ
にこ「あー!なるほど。混ぜて食べてってこういうことね。」
希「うんうん。うち昔関西にいたころ食べたんやけど、白玉に気づくの遅れて餡子ほとんど残してなくてね…。
味のない白玉と氷食べるはめに…」
にこ「そんな残り方したら美味しいかと言われたら疑問ね、それ。 あー、冷たくて頭キンキンしてきた。」
希 「そんな急がんでもすぐには溶けたりせーへんよ。そんだけ美味しそうに食べてくれたらうちも嬉しいわ。」
にこ「んー、甘さもくどくなく、すっきりしてて。和の甘さの良さがあるわねー。白玉ももちもちしてて芯まで冷えてるわ。」
希 「そんだけ喜んでくれるなら作った甲斐あったなー。良かった。にこっちも美味しいご飯ありがとう。」
にこ「いいのよ。私もなんだかんだ言って一人で食べるより美味しいもの。喜んでもらえて何よりよ。」
それじゃ
にこのぞ「ご馳走様でした!」
希「あんな…にこっち…?」
にこ「ん?どうしたのよ。なんかあるの?」
希 「素直になれっていうたやんか。あんな…?また作りに来てくれる?」
にこ「なんだ、そんなこと?全然いいわよ。ただし妹達がいない時じゃないとちょっと難しいけど。」
希 「いや、この部屋広いわけやないけど、妹さん達連れて来るくらいなら大丈夫やから。
連れて来てもらう分にはうちはかまへんよ?」
にこ「さりげなくディスるのやめなさいよ。こんなに可愛くて料理上手なにこにー捕まえて!」
希「あはは。なぁ、もう遅いしどうせ帰っても一人なんやろ?夏休みやし泊まってけば?」
にこ「んー、さすがに悪いわよ」
希「家族がおったらそうはいかへんかもしれんけど、うちしか居らんねんから、気使わへんやろ?」
にこ「んー…まぁー…そうね。」(友達のうちにお泊りなんていつぶりかしら…)
希「着替えやったらうちの使ったらいいから。あ、にこっちには大きすぎるかな??」
にこ「あんたねー!喧嘩うってんの?!」
ギャーギャー・・・
そのころ西木野邸
真姫「こんなもんかしら・・!」ビュンビュン
卓越した技で手回しによるピザ生地を広げる真姫であった。
これで終わりです。
ありがとうございました
食事描写抜きとなると私の技量では難しいと思いますが、
リクエストでもあればお答えできればやってみたいと思うのですが、
もしあれば、書いてやってもらえれば喜びます
続きとなると蛇足感が激しく出てしまいますのでごめんなさい。
ただ時系列としとしてはこのまま続いていくつもりですので何かの機会にでも書くとは思います。
家族団らんはもう少ししたら書く予定です。
今日は時間有るので、シチュエーションなんとなく思いつき次第ほのりんとの話を書かせていただこうと。
またお時間あれば読んでいただけると幸いです、ありがとうございました。
html依頼掛けてまいります。
最後までありがとうございました。
すいません、ありがとうございました。
完全にコピーする箇所間違えてました・・。すぐに修正してきます
修正して依頼しなおしてきました。これで大丈夫だと思います。
ご指摘ありがとうございました。
にこほのりん、もう少しで投下し始めるのでよろしければそちらのほうもお時間あれば
よろしくお願いします。
このSSまとめへのコメント
素晴らしいです。にこのぞやっぱりいい
読んだあと
なんかスッキリした