穂乃果「痛快!飲んだくれオヤジ」 (79)

穂乃果「前回のラブライブ!」デェン!

穂乃果「ラブライブに優勝して、3年生の卒業を意識してしまうわたしたち!μ's内で微妙な空気が流れる中…なんと、日本中が驚く大ニュースが!」



アナウンサー『日本での満20歳未満の者の飲酒を制限する未成年者飲酒禁止法が、改正されることが---------』




穂乃果「なんと穂乃果たちは、お酒が飲めるようになったのです!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1405775903

穂乃果「飲み会をやろう!」ドン!

絵里「行動早いわねえ…」

希「穂乃果ちゃんらしいやん」

海未「なんだか飲んでも良いという実感が…悪いことをやろうとしてる気分になりませんか?」

ことり「そうだよね~ こんなに突然法律が変わっちゃうなんて」

真姫「前からそういう話は出てたのよ?『エロゲでは皆飲んでる』『JKが酔って艶っぽくなっているところがイイんだろ』とかの主張が強かったって」

にこ「へぇ~詳しいじゃない 聞いたことなかったわ」

真姫「べ、別に…」プイ

凛「飲んでいいなら飲んでみたいにゃー!皆で飲むのさんせーい!」

花陽「い、いいのかなぁ…」


穂乃果「どこで飲む!?やっぱり居酒屋かな!?それともオシャレにBAR!?」フンフン

希「焼き肉行ってビールとか!」

海未「落ち着きなさい穂乃果!希も煽らない!」

凛「シメのラーメンっていうのやりたいにゃー!」

真姫「ラーメン食べたいだけでしょ それ」

花陽「ごはんとお酒…合うのかなぁ」

にこ「意見バラバラじゃない! まあ?にことしてはやっぱりぃー」



ことり「わたしは…誰かのおウチとかがいいなぁ」


にこ「がくっ 何?家?宅飲みってこと?」

ことり「うん お店で賑やかなのも楽しそうだけど、おウチで9人だけで一緒に…」

絵里「私はいいと思うわ ことり」

絵里「お酒だからやっぱり酔っ払っちゃうでしょうし、一応アイドルである私たちが人前で泥酔するのはね… アルコールなんて初めてだから、きっと皆加減がわからないはずだもの」

希「そうやねえ 酔って大胆になっちゃう人もおるかもなあー?」ニヤニヤ

海未「ほ、穂乃果が大胆にっ!?///」ブッ!

真姫「ヴぇぇ!?ちょっとぉ!」

凛「誰も穂乃果ちゃんなんて言ってないにゃ…」

絵里「穂乃果はどう?」



穂乃果「いい…!いいよ!うん!9人だけの飲み会…!」


穂乃果「よぉおおーしっ、決定!終わらない宴会!はじめるぞーっ!」

「「「「「「「「おーっ!」」」」」」」」



凛「とうちゃーく!一番乗りーっ」ピョーン

穂乃果「は、早い…負けたぁーっ」

にこ「待ちなさいよ!このにこを差し置いて先に行くなんてーっ!」


希「あの3人は元気やなあ」

ことり「あはは…わ、花陽ちゃん大丈夫?」

花陽「お、お米が重いの… でも、大丈夫ですっ!」フンッ


海未「なんだかすごく久しぶりに来たような感じがします…」

絵里「前に来てからそんなに経ってないのにね にしても宴会場みたいな使い方しちゃって良いの?真姫」

真姫「別にいいのよ こっちのほうが気兼ねなく飲めるでしょ?誰もいないんだし」


<セッカクダシアソボー!ツイテコーイ!

<エエーッ!?

<サンチョウアタックデス!…アレ?ミンナ?



花陽「ゴハンタケタヨォー!」

穂乃果「コップ皆に渡ったー?」

海未「穂乃果…と、隣いいでしょうか?///」

ことり「ことりもほのかちゃんのとなりーっ♪」

にこ「今日は帰さないわよぉー?真姫ちゃ~ん」

真姫「帰るも何も皆ここに泊まるんじゃないの…」

凛「かよち~ん こっちこっち!一緒に飲もーっ」

絵里「ずいぶん色々買ったわねぇ」

希「お酒も食べ物もばっちりやん♪」


穂乃果「乾杯するよ!みんな注いだ?」

真姫「ねえ、なんで全員ビールなわけ?」

穂乃果「よくわかんないけど、最初はとりあえず生!なんだって! 飲み会での謎のセオリーらしいよ!」

絵里「好きなもの飲めばいいんじゃないかしら…こんなにいろいろあるし」

ことり「ビールって苦いらしいけど…ピーマン苦手なほのかちゃんには合わないんじゃないかな?」

穂乃果「いいの!最初は生なの!穂乃果は生がいいよぅ」

海未「ちょっ」ブフッ

凛「わあ~!こっちにまで飛んできたにゃ!」

花陽「だ、大丈夫なのぉ!?すごい鼻血…」

海未「す、すみません… 何故か、何かこう、たまらない気持ちに…」ダクダク

にこ(うわぁ)

真姫(うわぁ)

希「全員分注ぎおわったよー、穂乃果ちゃん」

穂乃果「よし、じゃあ皆!コップ持ったね!?」



穂乃果「こほん!えっと、えー、と……」


(……)


穂乃果「うん!とにかく楽しもう!かんぱーい!」

「「「「「「「「かんぱーい!」」」」」」」」


穂乃果「いざ……」ゴク

海未「ど、どうですか?穂乃果…」

穂乃果「っ!」

ことり「ホノカチャン!?」

穂乃果「…にがいよう」ウウッ


にこ「まだまだ穂乃果はお子様ね!私くらいになれば…」ゴク

にこ「……」ウ

希「にこっちもまだまだお子様やねー」ゴクゴク

絵里「思ってたよりいけるわ」ゴクゴク

凛「うーっ苦い!真姫ちゃん凛の分も飲んでーっ」

真姫「はぁ?なんで…」

凛「おねが~い」スリスリ

真姫「わ、わかったからくっつかないで!///もう、仕方ないわね!」ゴクゴク

花陽「白ご飯との相性は…! んん、イマイチかも…」モグモグ ゴクゴク


穂乃果「でも、まだまだ!なんたっておつまみがこんなにあるんだから!」

穂乃果「そしてー、ビールには、焼き鳥っ!」パク

希「王道よねえ」パク ゴクッ

穂乃果「ん~!おいしいよっ!」パアッ

絵里「確かに…ビールが進むわね」パクパク ゴクゴク

真姫(ギョウザ食べたい)ゴクゴク


ことり「海未ちゃん、まだ全然飲んでないね?」

海未「わ、私たちはまだ未成年であって…でも法律は… うぅ」

ことり「ほらほら、ぐいっと♪」ズイ

海未「…!」ゴク

穂乃果「おおっ飲んだ!どう?」

海未「飲め…ます、が やっぱり苦くて…、でも何というか、不思議な感じが」

穂乃果「なんかのどごしを楽しむ!ていう話もあったけど、よくわかんないよね」


凛「これ開けてみよーっ えっと、STRONG…カシスオレンジ?」

穂乃果「缶のチューハイだね!なんかジュースみたいで飲みやすいんだって」

凛「確かに見た目はジュースだにゃ」コクッ

凛「あ、おいしい!これなら凛も飲めるよーっ」ゴクゴクゴクッ

花陽「り、凛ちゃんそんなに一気に…」

凛「ぷはー、これはポテチといただきたいにゃ にこちゃんコンソメパンチ取ってぇ」

にこ「仕方ないわねぇ」ハイッ

凛「ありがとー…あれ」スカッ

凛「にこちゃーん!二袋もいらないにゃ!取り損ねちゃったよー」プンプン

にこ「は?いや…一袋よ」

真姫「ちょっと、もう酔っちゃったの?」

凛「にゃ?真姫ちゃんって2人もいたっけ…」ポリポリ コクコク

花陽「凛ちゃん休憩!休憩!」


ことり「ことりはこれ飲んでみようかな すごくお酒って感じがする!」ゴト

絵里「顔に似合わずすごいのいくわね… それは芋焼酎だから、においが強いと思うわよ」

穂乃果「赤霧島って、名前がかっこいいねぇ 焼酎はね、水とかお湯でー…割る?薄めるのもいいらしいよ!」

ことり「じゃあ、お湯で…」コポポ


海未「す、すごいお酒の匂いです…!」

ことり「いただきます」クピ

希「おお…芋のお湯割りに躊躇なし」

穂乃果「……どう?」ドキドキ

ことり「うん…はなに通る独特な香り ちょっとクラッてしちゃう」

ことり「でも、キライじゃないかも?」クピ

にこ「お、おとな…!オトナのオンナ…!」キラキラ

穂乃果「す、すごいよことりちゃん!カッコイイっ!」キラキラ

真姫(いや、なんか大人というより…)

ことり「これ、あたりめと合うなあ イカっておつまみ界の抑え投手って感じ」カミカミ クピクピ

海未(どうしましょう…あんなに可愛らしい女の子であることりが、オッサンにしか見えません…)


希「花陽ちゃ~ん ウチとこれ飲んでみん?」ドン ドン

花陽「このお酒は…?」

希「ひとつは米焼酎!お米から作られた焼酎や ことりちゃんが飲んでるやつより飲みやすいと思うよ」

花陽「ゴハンガオサケニナッチャウノォ!?」

希「もう一つは日本酒!こっちも米から作られとるし、名前から日本!って感じするやろ?まあご飯と合うかはわからんけど」

花陽「じゃあ…お米の焼酎を!」ドキドキ

希「お!そうこなくちゃ! 水かお湯で割る?」

花陽「いえ!そのままで大丈夫ですっ」

絵里「ストレート!ことりに続き、意外な子が…」

凛「凛はぁ~、そっちのかよちんも好きにゃ~♪あれ?あっち?こっち~?」クラクラ

希「ふふ、お米とアイドルに向ける熱意は流石やね ウチはロックで」コポポ

にこ「なんか、皆スゴイわね… 私このほろよいってやつでいいかな」プシュ

海未「希 よかったらその日本酒というの、こちらにいただけませんか?」

希「ええよ~」ハイ

花陽「これがお米のお酒…!」クピ

花陽「! ごほっ! の、のどが…」

希「ふふふ、最初はそんなもんよね」クピ



希「! げほっ!」

希(ウチも初めてやった)


海未「穂乃果、これ飲んでみません?」

穂乃果「日本酒だね!いいよ一緒に飲もう!」

海未「これは薄めたほうがいいですか?」トクトク

穂乃果「日本酒は基本薄めないみたいだよ それでね?この四万十川っていうのには…」ニヤ

穂乃果「じゃーん、かつおのタタキ!これがこのお酒に合うんだってさ~」

海未(さっきから気になってましたが、どこからそんな知識を?)


穂乃果「よーし海未ちゃん、かんぱーい!」

チンッ

海未「ふふ、乾杯はさっきもしたじゃないですか」

穂乃果「いいじゃん別に~ あ、そうだ」

海未「?」

穂乃果「海未ちゃん…」ズイッ

海未「え!?な///」

穂乃果「美しい…君の瞳に 乾杯」イケボ





海未「………アリです!」ボタタ

ことり「うわぁ~!ほのかちゃんことりにもそれやってぇ~~~っ」キャー

穂乃果「フフ…そう急かすなよ、子猫ちゃん?いや、小鳥ちゃん?」イケボ



真姫「何やってんだか」ハァ

にこ「このZIMAっての飲みやすいわね」

絵里「あ、それはレモン切ったのとか押し込んで飲んでみるのもいいわよ」ハイ

真姫「絵里、私にもちょうだい」

にこ「おいしい」クピクピ


穂乃果「日本酒は穂乃果も結構飲めるかも」コクコク

海未「そうですね、すんなり入ってくる感じです それに鰹もさっぱりしてて美味しいです」パクパク コクコク

ことり「焼酎とでもいけるよ~ 大根おろしとポン酢がたまらないねっ」モグモグ クピクピ


絵里「あ、ビールまた無くなっちゃった 真姫、そこのアサヒ取ってくれる?」

真姫「絵里はさっきからビールばっかりね ペースもだいぶ早いんじゃない?」ハイ

絵里「なんだかつい飲んじゃうって感じね ビールは私に合ってたみたい」パキッ トクトク

真姫(ロシアの血かしら…)

真姫「おそロシア…」ボソッ

花陽「え?真姫ちゃんなんて?」

真姫「な、何も!?」



凛「ニャッハッハッハッハ!にこちゃん今の聞いた~!?」

にこ「シッ!真姫ちゃんの名誉のためにも聞かなかったことにしといてあげるべきよ」チラ

真姫「!!!!///」カァァ


絵里「真姫もさっきから同じの飲んでるわよね それは?」

真姫「え!?あ、ああ これはレッドアイよ まあビールとトマトのカクテルね」

絵里「へえ…少しちょうだい」

にこ「真姫ちゃんのくせにオシャレなの飲むじゃない」ムム

希「にこっちもオシャレなカクテル飲んでみる?こうやってスミノフウォッカとジンジャーエールで…」チャッチャッ

希「モスコミュールの完成や」バーン

にこ「おおっ、オトナな響きの名前ね どれどれ…」コク

にこ「あ、おいしい!やるじゃない希!」パアァ

希「それほどでも」フフ


にこ「おつまみほしいわー 穂乃果、お菓子何かてきとーに取って」

穂乃果「じゃあ適当に… はい!にこちゃんパス!」ポイ

にこ「ありがと ん?」



[暴君 ハバネロ]

にこ「…………」



にこ「ごめん 穂乃果、違うやつもう一個取って」

穂乃果「いいよー じゃあ、はいっ」ポイ





[激辛マニア]

にこ「わざとやってんの!?」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

絵里「……」




ことり「ホノカチャン♪ホノカチャ~ン…♪」スリスリ


穂乃果「んん…ッ///暑いなぁもう… ふふ、全部脱いじゃっても…イイかなぁ…///」ハラリ


海未「グスッ… 私はぁ…別にぃ、厳しくしたくて、ヒック してるわけじゃ、なくってぇ…」メソメソ


凛「りんりんりんがべー♪あっはっはっはっは!」ケラケラ


花陽「そもそもお米っていうのはれすね!みんなを笑顔にするんれあって!炊きたてのアイドルのよおな…」ペラペラ


真姫「にこちゃぁ~ん 私のおさけがのめないってゆ~の~?ねえ~、き~てうのぉ?構いなさいよ~」グデグデ


にこ「さっきもたくさん飲んだよぅ…ゆるしてぇ、まきちゃぁん」ウルウル


希「………………」グビグビ




絵里「ハラショー…」


-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------


絵里「ごくっ ごくっ ぷふぁ!うっ…」クラッ

絵里(もうだいぶ飲んだわね…皆大丈夫なのかしら?)


絵里「ねえ、希?あなた大丈夫?私、結構お酒まわってきたんだけど…」

希「…………うん へいき」クピクピ

絵里「あ…そ、そう?ホント?」

希「………………あ、なくなった…」トクトクッ

絵里「……」


絵里「花陽!あな」

花陽「えりちゃんっ!!!」バーン

絵里「は、はい!?」ビクー

花陽「えりちゃんはね!すっごくきれい!整った顔だち、ばつぐんのぷろぽーしょん!きれのあるだんす!」ズズイッ

絵里「えっと、ありがとう…?」

花陽「そう!スクールアイドルどころか、あらいず…いや、プろにもつーよーするかもしれないのれす!」

花陽「あいどるになるため生まれたといってもかごんではないれす!そもそもあいどるにひつよーな要素としてのじゅーなんせぇも云々」

凛「凛はどのかよちんが好きにゃ~っ?♪」クルクル ピョーン

絵里「」ヒョエェ


絵里「ま、真姫ぃ」クル

真姫「なんて顔してんのよぉ、ちょっと付き合いなさいよぅ」ガシ

絵里「」

真姫「何ぃ?一杯くらいいーでしょ まさか私のお酒が飲めないっていうのぉ?」グイグイ

絵里「ちょ、ちょっと!あ、たすけてにこ!」


にこ「ふぇっ…?」ビク

絵里「」ハラッショーォ


にこ「あぅ、わ、わたし…」プルプル

絵里(ごめん、にこ!)「ほら!真姫!にこちゃんが相手になってくれるって!」バッ

真姫「ほんとぉ?ふふふ、こっちきなさい?かわいいにこちゃん」

にこ「!///う、うん」トテテ


絵里「……」チラ

ことり「ほのかちゃ~ん♪」ダキッ

穂乃果「わわっ もう、どうしたの?ことりちゃん」ナデナデ

ことり「何にも~♪ただ、くっつきたいなぁーって♪」ギュー

海未「羨ましいです…」コクコク

穂乃果「ヘンなことりちゃん」フフッ

ことり「えへへ~、ホノカチャンホノカチャン♪」スリスリスリ

海未「うぅっ ズルイです、ことりは… いつもだって、私が怒って、穂乃果が逃げて、ことりに甘えて抱きついて…」コクコク プハァ

海未「私だってことりみたいに、穂乃果に優しくして、甘やかしてあげたい…」グスッ コクコク

穂乃果「海未ちゃん、海未ちゃんは穂乃果に優しくしてくれてるよ?怒るのも、海未ちゃんの優しさでしょ?」ヨシヨシ

海未「優しくしてないですっ ぐす、私いっつも、怒ってばっかり…」メソメソ 

海未「だから私には抱きついてくれないんですぅ ひっく、私も、穂乃果を甘やかしてぇ、穂乃果から、もっぎゅーってしてほしいのにぃ」ウエエエン


絵里(よかった…穂乃果はまだ、大丈夫そうね)ホッ


にこ「ま、まきちゃん それ、何のんでるの?」

真姫「これは赤ワインよ ママがここに来る前に渡してくれたの 年代物らしいわっ」フフン

にこ「へぇ…!よくわかんないけど、すごいね!まきちゃんっ」パアッ

真姫「そうでしょそうでしょ!ホラにこちゃんも飲みなさい!私が注いであげるから」トプトプ

にこ「ええ!?わたし、もうのめないよぉ」

真姫「一杯くらい大丈夫でしょ!ほら、チーズもあるわよ!白カビチーズ!」

にこ「うぅ」グス

凛「あっはっは!にこちゃんじゃないにゃ~!にこちゃんはもう一人のにこちゃんにゃ~!にゃんだそりゃ~?♪」パタパタ


絵里「穂乃果!あなたは大丈夫なのよね!?」

穂乃果「あ、絵里ちゃん」

絵里「まともな人が残ってて良かったわ…さすがはリーダー」

穂乃果「やめてよー 照れちゃうなあ///」

絵里「でもあなたもかなり飲んだでしょ?もうそろそろやめておきなさいよ」

穂乃果「うん、わかったよ …ねぇ、なんだか…この部屋暑くないかな?」パタパタ

絵里「いや、それはあなたにひっついてる2人が原因でしょ…」

ことり「ホノカチャン♪」ベタベタ

海未「穂乃果ぁ…」グスグス

穂乃果「そうかなぁ… んっ…///なんだろ、カラダ、火照っちゃったみたいな…///」トロン

絵里(ん?)


穂乃果「あついよぅ…/// すごい、おかしくなっちゃいそう…///穂乃果、どうかしちゃったのかなぁ…?」クスッ

絵里(お、遅かった!)ガーン

穂乃果「いいや…上、ぬいじゃお…」スルスル

絵里「ほ、穂乃果!?///」

穂乃果「はぁ、はぁっ… ワタシ、ヘンになっちゃった…///絵里ちゃん、どうすればいいかな…?穂乃果に、教えて…?///」ウワメ


絵里「ひょわぁああああ!///」バッ



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


絵里(これが飲み会…へべれけの集い)

絵里(ハラショーだわ 私は、どうすれば…)

絵里(……)



ゴトリ パキュッ


絵里「飲むか」ゴッゴッゴッ





穂乃果「ん、う~ん…」パチ

穂乃果「えっと…?」キョロキョロ



グウグウ スピー

ンン ラーメン…



穂乃果「そっか、飲み会してて… いつの間にか、寝ちゃってたんだ」


穂乃果「……」チラッ



にこ「うぅ、もうだめだよぅ…」スースー


希「……カード…」スースー


絵里「おうち…かえる…」スースー



穂乃果「楽しかったなあ」フフ



穂乃果(えっと、これと、これを…)カチャカチャ

穂乃果(よし、そーっと…)ススッ


(……)ゴソ




穂乃果「……」コクコク


カラン


穂乃果「ふぅ…」コト

「隣、いいですか?」


穂乃果「あ 起こしちゃった?」


海未「いえ、たまたま目がさめたのです ご一緒させてください」ゴトン

穂乃果「日本酒かぁ 美味しかったんだ?」

海未「えぇ、炭酸みたいなビールよりは美味しく飲めました 穂乃果のそれは?」トクトク

穂乃果「これはねー、ウイスキーを炭酸水で薄めたんだ ハイボールっていうのかな?」コクッ


海未「詳しいのですね 私、さっぱりわかりません」コクコク

穂乃果「えへへ… いっぱい、調べたんだぁ」カラン


カラカラ…


海未「なるほど 穂乃果はやると決めてから、ずっと楽しみにしていましたからね 納得です」コクコク プハ

穂乃果「うん 楽しかったよ 調べてきた甲斐もあったなあ」トクトク グビッ







海未「寂しいですか?」


穂乃果「へへ 海未ちゃんはなんでもお見通しだね」コト


海未「ふふっ 幼馴染ですからね… きっと、ことりも」


カラカラカラン


穂乃果「海未ちゃんも、楽しかった?」

海未「もちろんです」

穂乃果「みんなも… にこちゃんも希ちゃんも絵里ちゃんも、楽しんでくれたかな?」

海未「見ててわかりませんでしたか?」クスッ

穂乃果「えへへ だったら嬉しいなぁ…」



「2人ともこんなところで飲んでたんだね」


穂乃果「わ、やっぱり焼酎だ」

海未「ふふ、いつから起きてましたか?」


ことり「さぁ?いつでしょう~ よいしょっ」ゴト トプトプ


海未「せっかくですから、乾杯しましょうか」トクトク

穂乃果「あれれ、さっきもしたのにね?」クス

海未「いいじゃないですか、別に」



「「「かんぱいっ」」」




おわり

明日までにおまけ投下します


おまけ1 私の体には黄金色の水が流れている



絵里「…って感じで、もうすごかったんだから」ハァ

希「やっぱりお酒は人を変えるんやねえ ウチはだんまりさんになってまうんか」フフッ

絵里「あのときの様子撮っておけばよかったかしら まともなのは本当に私だけだったんだから」

希「でも量で言うならえりちが一番飲んでたんと違う?朝ビールの空き瓶が散乱してるのを見たときはびっくりしたよ」

絵里「う、確かに…そこは私も反省したわ 明らかに飲みすぎだったもの」



希「じゃあね、えりち」

絵里「またね、希」


絵里「ふぅ、ただいま… ん?」

絵里「このにおい… 亜里沙?」トッ トッ




絵里「……」

亜里沙「あ、おねーちゃん!帰ってきてたんだー」ゴクゴク ゴクゴク プファーッ




絵里(部屋中に散らばったビールの空き瓶 晴れやかな顔で麦をあおる妹を見て私は思った)


絵里(これが血筋か、と)


おまけ2 ふたりのたのしいおもひで



にこ「お、おはよう」

真姫「あ、う、うん」


にこ(飲み会の後半…わたしは正直あまり憶えていない けど)

真姫(あの時はかなり酔いが回ってたから…最後あたりの記憶は曖昧だけど 思えば…)



にこ(とんでもない痴態を、真姫ちゃんに見せていた気がするっ…!)

真姫(にこちゃんに、相当メンドクサイ絡みをしてしまってたような…!)



にこ「ええっと、真姫ちゃん?」

真姫「なっ、なによぅ」

にこ「飲み会の時のこと… おぼえて、る?」ドキドキ

真姫「え!?ええっと、ごめんなさい私、ちょっと記憶が!やっぱりほら、飲みすぎてたから!」ギックゥ

にこ「そ、そう!ならいいわ」

真姫「ところで…にこちゃんは、憶えていないのかしら…?」ドキドキ

にこ「うぇぇ!?にこもお、憶えてないわよっ!ホント、何にも!」ギクゥー

真姫「ふ、ふうん まあ別に?何もなかったけどね?」




にこ「いやあ、楽しかったわよねぇ あは、あははは」

真姫「ええ、まあね うふ、うふふふ」


おまけ3 ウカレタ蝶になって



花陽「飲み会楽しかったね、凛ちゃんっ」

凛「うーん…すごく楽しかった、てのは憶えてるんだけど… 実は、あの時の記憶があんましハッキリしないんだにゃ」ムムム

花陽(すぐ酔っちゃってたからね…)



花陽「どこまでは憶えてるの?」

凛「ん~、海未ちゃんがハナヂ飛ばしてたとこかにゃ」

花陽「そ、そこぉ!?お酒飲む前の記憶までトンジャッタノォ!?」


おまけ4 ハッピーメーカー



穂乃果「あ、おーい!3人ともーっ!」タッタッタ


絵里「あら、おはよう穂乃果」

穂乃果「にこちゃんも一緒なんて珍しいねー」

にこ「別に… 家まで突然2人が押し掛けてきたのよ」フン

希「にこっち、照れてる?」ウフフ

にこ「なんでよっ」



穂乃果「良い天気だねぇ…」

絵里「えぇ …ねぇ、穂乃果」

穂乃果「んー?」



絵里「飲み会…」


絵里「とっても楽しかったわ ありがとう…」ニコッ

穂乃果「! い、いいよーっ 飲み会ね!穂乃果もすごく楽しかったし!」アセッ


希「ウチからも、ありがとうね 素敵な思い出になったよ」フフ

穂乃果「う どうしたの、そんなに改まらなくても…っ」


にこ「わたしもまあ、楽しかったわよ ……あんたには本当に、感謝してるわ」プイ

穂乃果「っ!」ダッ


穂乃果「…穂乃果、もう先に行くね!じゃっ!」タタタ





穂乃果(ちゃんと、笑えてたかな? もう泣かないって、決めたんだ…)タタタタッ




にこ「なんて顔すんのよ アイツ…」

希「後輩泣かすなんて悪い子やねえ」

絵里「ふふ にこも穂乃果と同じような顔してるけど」


おまけ5 Happy Little Boozer



海未(ことりと一緒に穂乃果から飲みの誘いを受けました)


海未(あの時は自分もよくわからなくなっていましたが、酔ったときの穂乃果は…///)ポタ

海未(今度は気をしっかり保つ必要があります!酒は飲んでも飲まれてはいけません!)キリッ ポタポタ


ことり「海未ちゃん、重そうだね…何をそんなに持ってきたの?」

海未「輸血パックです」






穂乃果「海未ちゃん…///カラダが疼くの…っ どうしたらいいかなぁ…?///」ギュッ

ことり「海未ちゃんも、ぎゅーっ♪ふふふっ」スリスリ

雪穂「ぐびっ、ぐびっ ぷはぁ! おねーちゃんに何かしたら、ひっく、どうなるかぁ、わかりますよねぇ…?」ゴゴゴゴゴゴ



海未(ううっ 桃源郷で、拷問を受けている気分です… どうすれば…)

海未(……)


パキュッ トポトポトポッ


海未「飲みましょう」ゴクゴクゴクッ

これでおしまいです

読んで下さった方ありがとうございました

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom