由子「いらっしゃいなのよー、おいしいチョココロネあるのよー」 (63)

短いです。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404872228

由子「いらっしゃいなのよー、おいしいチョココロネあるのよー」

カランコロン

由子「お、いらっしゃいなのよー」

誠子「釣りの前に昼食買っていくか」

由子「あら、あなたは白糸台の亦野さんよー」

誠子「あ、そうですけど。あなたはたしか」

由子「姫松の真瀬由子なのよー」

誠子「うわ、すごい偶然ですね。大阪にまで釣りに来て知ってる人が働いてるお店に入るとは」

由子「ほんまやねー(本当は雀力のある人は自然と引き寄せられるんやけどねー)」

誠子「それはそうとなんでパン屋で働いているんですか。」


由子「実は家がビンボーで生活が苦しいんよー」

誠子「え!!」

由子「そんな中でも私の夢のためにって親が無理して姫松に入れてくれたんよー」

由子「だから、少しでも私も家族の役に立ちたいと思って空いてる時間にバイトしてるのよー」

誠子「そうだったんですか」

由子「できれば黙っててほしいのよー。姫松は一応バイト禁止やから」

誠子「もちろんです。誰にも言いません!!」

由子「ま、うそなんやけどねー」

誠子「うそかい!!!」

由子「アハハハなのよー」


誠子「もー、本当に嘘ですか」

由子「あー、本当本当。ここのパン屋は知り合いの人のなのよー」

誠子「そうなんですか」

由子「だから、たまにお手伝いしてるんよー。それにパンもつくらせてくれるから面白いのよー」

誠子「真瀬さんがパンをつくるんですか?すごいですね」

由子「そうでもないのよー」

誠子「おすすめはありますか」

由子「それはもうなんたってチョココロネが1番なのよー」

誠子「へー、そんなにおいしんですか」

由子「そうなのよー」


由子「それとさらに亦野さんにおすすめのパンがあるのよー」

誠子「私におすすめのパンですか?」

由子「そう、誠子ちゃんのためのとっておきなのよー」

誠子「本当ですか?」

由子「もちろんなのよー」ごそごそ

誠子「それは楽しみですね」ワクワク

由子「期待するのよー、それではこれが誠子ちゃんにおすすめ」ドン

由子「長野が生んだ魔物が1人、宮永咲ちゃん監修のもとつくった『カンパン』なのよー!」

誠子「え、宮永咲ちゃんって宮永先輩の妹さんの?」

由子「そうなのよー」

続きー


誠子「監修って、カンパン?てかこれ乾パンですよね」

由子「のんのん、カンパンなのよー。誠子ちゃんにぴったりなのよー」

誠子「カンパン?」

由子「そっ、カンパン」

誠子「・・・」

由子「・・・」

誠子「・・・ダジャレですか。」

由子「なかなかうまいのよー。できればツッコんでほしかったのよー」

誠子「いや、そんなにうまいダジャレではないかと」

由子「誠子ちゃんはなかなか笑いにシビアなのよー」


誠子「そうですか」

由子「でも味のほうはダジャレとは違ってうまいのよー」

誠子「なんか、今までのやり取りからして信用しづらいのですが」

由子「もー、誠子ちゃんは疑り深いんよー、なら味見してみるのよー」

誠子「あ、どうも、すいません」

由子「お1つどーぞなのよー」

誠子「ありがとうございます。あ、表面に麻雀牌の柄が」

由子「そこもこだわりなのよー」

誠子「しかも一つ一つ違う。ここまでこだわるのはすごいです」パク

誠子「おいしい!」


由子「ありがとなのよー」

誠子「本当においしいですよ。すごいです。こんなおいしい乾パン初めてです」

由子「なんたって宮永咲ちゃん監修のカンパンやからねー」

誠子「はは、そうでしたね。カンパンでしたね」

由子「気に入ってくれたみたいでなによりなのよー。そうそう、言い忘れたけどこれにはある作用があるのよー」

誠子「ぶぅっ!!何ですか作用って!食べる前に言ってくださいよ。変な事じゃないですよね」

由子「まあまあ、なんとこれを1つたべると1日だけ麻雀でカンや嶺上開花が得意になるとかならへんとか」

誠子「はっ!?なんですかそれ?え、じゃあ、私も麻雀で宮永咲ちゃんみたいに!?」

由子「かもしれないのよー」

誠子「そんなあほな」


由子「信じるか信じないかはあなたしだいなのよー」

誠子「古いネタ引っ張りますね」

由子「お、わかったのよー。あははは」

誠子「うーん、でも私は私のスタイルがあるからなー」

由子「まっ、おまけみたいなものなのよー。それに1日だけやし、なるかもしれんしならへんかもしれんのよー」

誠子「そうですね。それに1日ぐらいならおもしろそうですしどうってこともないですよね」

誠子「これみんなのお土産にしよう」

由子「まいどありなのよー」

誠子「それと、今日の昼食におすすめのチョココロネと他に何か買っていこう」

由子「ありがとなのよー」


―――数分後

誠子「じゃ、お土産のほうはお願いしますね」

由子「安心するのよー。ちゃんと郵送しておくのよー」

誠子「それじゃ、ありがとうございました。」

由子「こちらこそまいどありなのよー。近くに来た時はまたよってくのよー」

誠子「はい、是非よらせてもらいます。それでは、また由子さん」

由子「バイバイなのよー。誠子ちゃん」


カランコロン


由子「一杯売れたのよー。うれしいのよー。やっぱり労働はいいものなのよー。」

由子「お客もハッピー、私もハッピー、みんなハッピーなのよー」

由子「あ!そういえば副作用の説明するの忘れてたのよー」

由子「まいっか1日だけやしー。効果が出るともかぎらないのよー」

由子「代行ー。カンパンいっぱい売れたのよー」

>由子「代行ー。カンパンいっぱい売れたのよー」
Σ(゚Д゚;)

由子「いらっしゃいなのよー、おいしいチョココロネあるのよー」
由子「いらっしゃいなのよー、おいしいチョココロネあるのよー」 - SSまとめ速報
(http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1404620674/)

>>1が、他所の板で投稿されたものを丸ごとパクってる件

>>14 同じ作者です。

こちらのサイトのほうがレスが多いので同じものを載せてしまいました。

誤解を与えてしまい申し訳ありません。


―――その頃 

誠子「あれ、おかしいな。ちゃんと地図も見てるのにここどこだろ。」

誠子「それに、さっきもトイレに行ったのにまたトイレに行きたくなってきた。ううやばい、やばいぞ!」

誠子「どうしよう!トイレないし!やばいやばいやばい」

誠子「あ!あぁぁ!ふゎぁぁぁ...」

誠子「....」

誠子「グス...なんでこんなことに」



―――さらに数日後

ニュージーランド

照「うう・・・ここどこだろ。外人ばっかり。咲ー!菫ー!淡ー!誠子ー!尭深ー!」

物陰

エイスリン「・・・チャンピオン、ドウシテココイルノ??」ジー

その後、帰省中のエイスリンに運よく助けられなんとか日本に帰ることができた照であった。

また白糸台高校麻雀部では部員達がたびたび迷子になったりおもらしをしてしまう事があったとかなかったとか。


由子「さ~て、今日も一杯パンを売るのよー」

由子「いらっしゃいなのよ~。今日のおすすめもチョココロネなのよー」

由子「とってもおいしいのよー」

カランコロン

由子「お、いらっしゃなのよー」

照「・・・」

由子「ん、あなたはまさかのインハイチャンピオンよー」

照「どうも」ペコ

由子「いや~、まさかインハイチャンピオンがお店に来てくれたよー。でも、どうしたん道にでも迷ったのよー?」

由子「そういえば自己紹介がまだやったね。私は姫松の」


照「姫松高校の次方鋒真瀬由子さん。」

由子「あ、そうなのよー。よく知ってるのよー」

照「ただ強いだけでは勝てない。ちゃんと相手を研究して知るからこそ強いし勝てる。それに誠子からパンがおいしいと聞いた」

由子「なるほど。さすがチャンピオンが言うと説得力があるんよー。(正直チャンピオンは研究しなくとも十分ちゃうん?)誠子ちゃんからかー」

照「うんうん」

由子「じゃ、もしかしてわざわざ買いに来てくれたんよー?」

照「甘い物のためなら」

由子「うれしいのよー」

照「チョココロネほしい」

由子「そうよー。なんたってチョココロネが1番のおすすめよー。絶品なのよー」


照「ワクワク」

由子「でも、さらにもう1品、チャンピオンにお勧めのパンがあるのよー」

照「私にお勧め?」

由子「そうよー、チャンピオンのために一生懸命作ったのよー」

照「私のために?」

由子「うんうん」

照「うーん、まぁ。おいしければ何でもいいけど」

由子「そうなのよー。そうなのよー」

由子「それではこれが照ちゃんにおすすめ」ドン

由子「奈良が生んだおっぱいマイスター松実玄ちゃん監修のもと、鹿児島が誇るおっぱいオバケ石戸霞ちゃんに協力していただいてつくった『おもちパン』なのよー!」

照「」

由子「驚きのあまり言葉もないのよー」

照「・・確かにおいしければなんでもいいって言ったけどこれはどういう意味かな?」ギュルギュル

照「私のためにって何?私におすすめってどういうことかな?」ギュルギュル

由子「えー、だって照ちゃんおもちでお悩みよー?」

照「ガーン、ド直球。と、というか、べべべ、別に悩んでないし。それに真瀬さんだってそんなに・・」

由子「んー、私は別に悩んでへんよー。今のままで十分よー」

照「わわ、私だって」

由子「でも、やっぱり少しは大きいほうがいいと思ってるちゃうん?咲ちゃんもおもち気にしてたみたいよー」

照(なんだと!もし胸で咲に胸で負けてしまったら姉としての威厳が)


照(いや、だが例外も)

照「だから、私はべ、別にきにしてないし」

由子「そっかー、ごめんなのよー。しつこいと嫌やよねー」

照「え、あ、その」

由子「照ちゃんためおもたんやけど、大きなお世話やったのよー」

照「・・・」

由子「本当ごめんなー。余計なことして」

照「あの、そこまで嫌なわけじゃ・・」

由子「本当よー?」

照「せっかく、つくってたんだから」


由子「本当に本当よー?」

照「うんうん」

由子「そっかー。よかったのよー」

照「はぁ」

由子「このリアルな手触りと揉み心地、口に含んだ時の舌触りそしてこの大きさと形まで再現するのにまさに悪戦苦闘の日々だったのよー」バインバイン

由子「幾度となくつくっては玄ちゃんに『こんなのおもちではないですのだ。ニセおもちにも劣るですのだ!』と駄目出しをされ、そのたびに霞ちゃんにお願いして胸を揉ませてもらったんよー」

照「へー」


---数日前

玄『ふむふむ、幾分かはましになったみたいですね』

由子『ありがとうなのよー』


玄『ですが、正直やっとおもちと呼べるレベルになった程度なのです』

由子『そやなー』

玄『霞さんの持つおもちには到底かないませんのだ!』

由子『さすがは巫女さんよー』

霞『いいかげんにしてほしんだけど』

由子『まーまーもう1回ようさわらしてもらってええかなー』

玄『あ、私も私も触りたいですのだ』

霞『どつきまわしますよ』ゴゴゴォォォッ

由子『いいやん。生でさわってるわけやないんよー』

玄『アワアワワアワ』ガクガクガク


由子『よしよし、玄ちゃん大丈夫なのよー。霞ちゃんが協力的ならもっと早くできるかも知れんへんのよー』ナデナデ

由子『しゃあないよー。代行に頼んで小蒔ちゃん連れてきてもらうようお願いするしかないのよー』

霞『くぅっ!?卑怯よあなた達』ォォォッ

由子『そうかいなー?、パン作るため言うたら小蒔ちゃんなら喜んで協力してくれる思うんよー』

霞『外道!!』ォォォッ

由子『ひどいのよー、外道だなんて私だって乙女なのに』ヨヨヨ

玄『霞さん!外道なんて酷いです!由子さんに謝っ」

霞『』ゴゴゴォォォッ

玄『霞さんそれずるいですのだ』ガクガクガク

由子『まぁ、漫才はこれくらいにして、』イソイソ


霞『・・・?』ゴゴゴォォォッ

玄『・・・?』ガクガクガク

由子『よいしょなのよー』セイザ

由子『石戸霞さん、どうか胸を貸していただけないでしょうか。おかしな頼みとは十分承知しています』アタマサゲ

霞『!!!』ゴゴゴォォォッ

玄『!!!』ガクガクガク

由子『それでも私にはやらなければいけない事なのです。どうかお願いします』フカブカ

霞『・・・』ゴゴゴォォォッ

由子『ほら、玄ちゃんも』

玄『!』ダッ セイザ アタマサゲ


玄『霞さん!お願いします。馬鹿みたいなことと思うかもしれませんが私達パンを作ることは本当に真剣なんです。お願いします』フカブカ

霞『・・・』ゴゴゴォォォッ

霞『・・ハァ』ゴォォォッ

霞『本当、バカですね』ォォォ

霞『パンを作ために人に胸をもましてほしいと言って土下座するなんて、そんな女の子普通いませんよ』ォォォ

由子『・・・』

玄『・・・』ガクガク

霞『それに、頼まれたからといってパンを作るために胸を貸す女性もいませんよ。ですが、』ォォォ

霞『あなた達の真剣なわりましのはわかりました。』ォォォ

由子『ありがとうなのよー』


玄『!!!』ガクガク

霞『はぁまったく、私もお人好しですね・・・。それに真瀬さんの言うとおり私が協力するのが1番何事もなく終わるのが速いでしょうからね』ォォォ

玄『それじゃ!』

霞『ただし!』ゴゴゴォォォッ

玄『ハヒ』ガクガクガク

霞『いかなる理由であろうとたとえあなた方でなくても、もし、私が帰るまでに小蒔ちゃんに何かあったときは即刻あなた達を粛清します』ゴゴゴォォォッ

玄『ソ、ソンナ』ガクガクガク チビ

由子『ええ、いいのよー』

霞『もう1つあなた方の連絡手段は同じく私が帰るまで制限させてもらいます』ゴゴゴォォォッ

由子『ええ、どうぞよー』


玄『』ガクガクガク

霞『そ、それと胸を触るのは服の上からだけでお願いします。も、揉むのも服の上から少しだけなら許します』ォォォッ

由子『ありがとうなのよ-、でも最終的なパンの出来を判断するのは玄ちゃんなのよー』

玄『!』ビクッ

由子『玄ちゃんは今の霞ちゃんの条件で玄ちゃんの満足できるパンはつくれる?』

玄『オ、オマカセアレ』ガクガクガク

霞『それじゃ』ォォォッ

由子『交渉成立よー』

玄『よかったー』ガクガクガク

由子『それじゃー、霞ちゃん、玄ちゃん力を合わせてパンを作るのよー。シリアスな雰囲気は御免なのよー』


霞『さっさとつくりましょうね。玄ちゃん』ォォォッ

玄『あ、あの霞さんそれをおさめていただけないでしょうか』ガクガクガク

霞『?あ、神様のこと?ごめんなさいね。自分じゃ祓うことはできないの』ニコ ォォォッ

玄『へ、そんな』ガクガクガク

霞『がんばりましょうね。玄ちゃん』ニコ ゴゴゴォォォッ

玄『アババババ』ガクガクガク

由子『あははなのよー』

霞『ふふ、まったくあなた達は』ォォォッ

霞『・・・真瀬さん』ォォォ

霞『真瀬さんは何か理由があるのかしら?松実さんは単純に胸とパンを作るのが目的だけど。あなたは・・・』ォォォッ


由子『へ?』

霞『ん?』ォォォッ

由子『え?』

由子『!あっ!そ、そうなのよー!実は今も病気で苦しんでいる友人のため』

霞『真瀬さん?』ォォォッ

由子『少しでも元気をあげたいと

霞『真瀬さん』ォォォッ

由子『・・・』

霞『・・・』ォォォッ

由子『てへ、おもちってすばらなのよー』

霞『』ゴゴゴォォォッ

玄『ブクブク』ガクガクガク


由子「というわけなのよー」

照「え?!あ、それは大変だったね」バサバサ

由子「ん、本がおちたのよー」

照「あ、ありがとう」(正直最初の3分くらいしか聞いてなかった)

由子「実は聞き流してたんやないん?」

照「ギクゥ!?そっんなわけないじゃないかな」

由子「ふふ、ま、どっちでもいいんよー」

照「アセアセ」

由子「で、どうですかこのおもちパン。凄いのよー」

照「うん、素直に凄いと思う」


由子「せやろー、さすがやろー」

照「でも、正直に言わせてもらっていいかな」

由子「?ええよー。ええよー」

照「リアルすぎて気持ち悪い。」

由子「ガーン」

照「ごめん」

由子「気にせんでええよー。顧客の素直な意見は大切なのよー」

由子(正直照ちゃんの指摘どおり評判良くないんよー)

由子(気色悪いとか、買うのに抵抗があるとかで今まで2個しか売れてないのよー)

由子(その2個も帽子にメガネにマスクのアラフォーぐらいの変なかっこうした女性が買っていたのよー)


由子「まあ、確かに見た目は悪いかもしれんけど味は保障するよー」

由子「どーぞ、ガブリと一口味見よー」

照「いや、結構です」

由子「ガーン」

照「それよりチョココロネがほしい」

由子「い、いや、本当においしいのよー?」

照「チョココロネ、チョココロネ」グイグイ

由子「さっきも言うたけど照ちゃんのために・・・」

照「チョココロネ、チョココロネ」

由子「実はなー、このおもちパンにはある作用があるんよー」


照「作用?」

由子「そう!なんとこのパンを食べるとおもちが!」

照「?・・・まさか!」

由子「大きく!」

照「大きく!」

由子「あっ、その前に味見してみいひん?」

照「頂きます」ブチッ モグモグ

照「確かに見た目はともかく味はクリーミーでおいしい」

由子「ありがとうなのよー。でな、おもちが大きくなるとかいう作用はないんやけど

照「ちょっと待った。今なんて?」


由子「ん、ありがとうなのよー」

照「いや、その後」

由子「でな、おもちが大きくなるとかいう作用はないんやけどこのパンを

照「ないんかい!」

由子「!うわっ、びっくりなのよー。照ちゃんがツッコむとは。あははなのよー」

照「こっちのほうがびっくりだよ。笑いごとじゃないよ」

由子「ごめんなのよー。でも人の話は最後まで聞かないといけないのよー」

照「うっ、それは、そうだけど・・なんか釈然としない」

由子「まぁまぁ、でもおいしかったのよー?」

照「うん、確かにおいしい。見た目を除けばまた食べてみたいと思うパンではある」


由子「そうなのよー。そうなのよー」

照「でも、いらない」

由子「ガーン、照ちゃんも強情なのよー」

照「そういえば、さっき言いかけてたけどこのパンなんかあるの」

由子「あっ、そうなのよー。さっきも言った通りこのパンにはおもちが大きくなる作用はないいやけど別の作用があるのよー」

照「別の作用?」

由子「そう、なんとこのパンを食べると1週間だけ麻雀でドラが集まりやすくなるとかならんとか」

照「つまり松実玄さんみたいに?」

由子「そうかもしれないのよー」

照「ふーん、正直どちらでもいいけど」


由子「信じるか信じないかはあなたしだいなのよー」

照「食べると1週間てこれかなりの大きさだよ?1人で全部は無理なような」

由子「あれ、誠子ちゃんはツッコんでくれたのよー?」

照「?」

由子「まいいよー。1口程度だったら1日だけ作用が出るかもしれんしでないかもしれんなー」

照「え、じゃあもしかしたら私も作用出るの」

由子「かもしれへんよー」

照「食べてから言うなんて」

由子「まぁまぁ、ならるかもしれへんしならんかもしれんのよー。それに照ちゃんならそんなの関係ないやろ」

照「まぁ、例え多少変な癖がついても対処はできるけど」


由子「せやろー、だからあんま深刻に考えんと気分転換ぐらいの気持ちでいたらいいのよー」

照「・・・それも、そうだね」

照(正直、能力なんてどうでもいい)

照(しかし、おもちに作用がないって言ったけど不思議なパンではあるみたい。もしかしたら少しでも松実家の巨乳の遺伝子が作用している可能性があるかも?)

照(それに、なんたって鹿児島の巫女まで関係している。巷では永水に頼めば何だってできるという噂がある)

照(時間を越えたり、人格を入れ替えたり、性別を変えたり,etc,etc)

照(その望みにかけるのも悪くはない!)

照「しょうがない。そこまで言うなら1つだけ貰う」

由子「え、ほんまなのよー!ありがとなのよー。でも、散々勧めていまさら言うのもなんやけどほんまにええのよー?」

照「まぁ、由子さんの情熱に負けたというかここまで勧められたら1つぐらいいいかなって」


照(おもちが少しでも大きくなる可能性に賭ける)

由子「うぅ、ありがとうなのよー。照ちゃんは天使なのよー」

照「いや、それほどでは///」テルテル 

照「それと、カンパンある?咲とつくったていう」

由子「もちろんあるよー。やっぱ妹さんがつくったからー?」

照「うん、咲がせっかく作ったんだから売り上げに貢献。それと誠子がまた食べたいって言ってた」

由子「そっかー、後輩さん妹さんおもいなんやねー。この前はお世話になったしよろしういっといてー」

照「うん、帰りに長野に泊まるからその時に」

由子「よろしくのよー」

照「うん」


------------------------------------

由子「じゃ、これ」

照「ありがとう」

由子「こちらこそなのよー」

照「あれ」

由子「どうしたん?」

照「チョココロネが多く入ってる」

由子「それはいいのよー。咲ちゃんにお世話になったし」

由子「それに、誠子ちゃんはこの前買いに来てくれてまた食べたいなんてうれしいのよー」

由子「何かお土産渡したいけどパンしかないし日持ちせえへんからな」

由子「だから、その分その多いのは照ちゃんにおまけよー」


照「でも」

由子「気にせんでええよー。私よりもやさしい妹さんと後輩さんに感謝なのよー」

照「ありがとう。2人にも必ず伝える」

由子「うんうん」

照「それじゃ。また必ずくる」

由子「うん、ありがとなのよー。待ってるのよー」

照「また。由子さん」

由子「バイバイまたなのよー照ちゃん」


カランコロン


由子「ふひー、おもちぱんが売れてよかったのよー」

由子「せっかく玄ちゃんと霞ちゃんと一生懸命つくったのに売れへんかったら2人に申し訳ないのよー」

由子「玄ちゃん、霞ちゃん絶対2人の努力は無駄にせえへんよー。必ずいっぱい売るのよー」

由子「あれ、そういえば何か忘れているような」

由子「うーん、なんやったけなー」

由子「まぁ、重要なことなら思い出すし大丈夫よー」

由子「代行ー。おもちパンやっと3つ売れたのよー」

--------新幹線の中


照「しまった。チョココロネがあまりにおいしくて残り1個に」

照「せっかく多く貰ったのにもっと味わって食べないと。これは残しておこう」

照「さて、景色でも見よう」ガサゴソ

照「モグモグ」

照「・・・」

照「しまった。大阪で買った咲のお土産が」

照「・・・」

照「しょうがない咲にはおもちぱんをお土産にしよう」

照「これだけの大きさだし半分こして一緒に食べよ」

照「咲も喜んでくれるよね」




-------数日後、白糸台高校麻雀部部室



照「・・・」ペラ

菫「・・・」

淡「ふんふふ~ん」

照「・・・」ペラ

菫「・・・」

淡「ふっふ~ん」

照「・・・」ペラ

菫「・・・」

淡「静かだね~。暇だよう。鼻歌歌うのもあきたよ。なんかしようよ~」

菫「なら、部室の掃除でもしとけ」

淡「ふんふふんのふ~ん。鼻歌楽しいなー」

菫「おい」

淡「そういえば亦野先輩とたかみー先輩は?」

菫「尭深は用事で少し遅れるみたいだ。亦野は知らん。またどこかで迷っているのかトイレに行っているんだろ」

淡「最近そればっかりだね。なんかサキみたいだね~。まねでもしてるのかな?」

菫「いや、トイレはマネできないだろ。それにいい点が何もないのにまねしてどうする。そんなのアホだろ」

淡「いやいや、世の中にはドジっ子属性ってのがあってね。人気なんだよー」

菫「亦野には無理だろ。ただのアホで終わる」

淡「・・・だね。亦野先輩にドジっ子属性無理だよね。似合わないよね」

菫「まったく亦野は。時期部長なのになにをやっているんだ。部長になるのが嫌なのか?」


淡「どうなんだろうね?白糸台の部長なんて大変そうだしねー。私は嫌だな」

菫「安心しろ。お前に無理なのは皆わかっているから」

淡「ムッキー!別になりたくないけど私にだってできるよ。スミレにだってつとまったんだから」

菫「ほんとか?なら試しに部員への指導、練習メニューの作成、それにスケジュールの管理、顧問や部員への報告、連絡、相談

淡「ピュ~ピュピュ~」

菫「おいこら」

淡「あー!暇だよー!しょうがないから三麻でもしよ」

菫「まったく、おまえは」

淡「テルー三麻やろー」

照「・・・・」


淡「テル?」

菫「おい、照」

照「う」ガクッ

淡「テル!」

菫「どうした!?照!」

照「はぁはぁ」

菫「風邪か?体調が悪いのか?息が苦しそうだぞ」

淡「ど、どうしよう。スミレ」

菫「とりあえずよこにして。淡おまえはすぐに保健室の先生を呼んできてくれ」

淡「わ、わかった」


照「ま、待って」

菫「照、大丈夫なのか!?」

淡「テルー」

照「はぁはぁ大丈夫。淡、保健室の先生じゃなくて尭深を呼んできて」

淡「えっ、でもなんでたかみー先輩?」

菫「淡、呼んできてくれ」

淡「で、でも先生のほうが・・・」

菫「いいんだ。きっと何かあってのことだろう。そうだろう照」

照「うん」

淡「わ、わかった。直ぐに呼んでくるから待ってて」

バタン

菫「とりあえずよこになれ」

照「ありがとう」

照「ハァハァ」

菫「・・・」

照「ありがとう」

菫「さっき言ったぞ」

照「そうじゃなくて、直ぐに私のお願い聞いてくれて」

菫「まぁ、こんな状態だしな。なるべく迅速に対応したほうがいいだろう。問い正したり説得するのはな」

菫「それにおまえとはそれなりの付き合いだ。尭深を呼んだのはちゃんと理由があるんだろ」

照「うん、ありがとう」


菫「はいはい、もうわかったから」

照「それに、ごめん」

菫「気にするな」

バタン

淡「たかみーつれてきたよ!」

尭深「はぁはぁ、遅くなりました...。いったいどうしたんですか...?」

菫「すまない。尭深」

尭深「いえ、私こそ遅くなって...。それよりどうしたんですか...?淡ちゃんかなり慌てて『いいから早く来て』としか...」

菫「照が体調をくずしてな。照が尭深を呼んできてほしいって」

尭深「え、なぜ私を...?」

菫「さぁ、それは私にもわからないが。とりあえず早く照の所へ」

尭深「はい...」

菫「照、尭深を連れて来たぞ」

淡「テルー」

尭深「先輩...」

照「はぁはぁ、尭深」

尭深「先輩大丈夫ですか...?」

照「大丈夫。菫、淡ごめん尭深と2人きりにしてほしい。はぁはぁ」

淡「え、でも」

菫「ほら、淡行くぞ」


淡「うん」

菫「尭深頼んだぞ」

尭深「はい、任せてください...」

バタン

尭深「先輩2人は外に出ました...。それで私はどうすればいいですか...?」

照「はぁはぁ、尭深。それじゃ・・」

尭深「はい...」

照「服脱いで」

尭深「はい...はい?」


-------部室前廊下


淡「うぅ~、大丈夫かな。心配だよ」

菫「落ち着け。今は待つしかない。それに尭深がいるんだ心配するな。それにもう保健室の先生に連絡して来てもらってる所だ」

淡「そっか、さすがスミレだね。用意周到だね」

菫「普通だ。部員の人数がいるとその中に1人や2人は急に体調を崩してしまう子はいるものだからな」

淡「そうなんだ」

菫「ああ」

淡「・・・」

菫「・・・」

淡「なんかごめんね」

菫「なんだ急に」

淡「さっき部長・・スミレていどにだってつとまるなんて言って」

菫「ん?」


淡「部長なんて簡単に務まると思ってた。よく消去法とかやる人がいないから仕方なくやってる人もいるんだから私だって、て・・・」

淡「でも、今回みたいな事や似たようなことがまた起きても私冷静に対処できないだろうし」

淡「頭の中がごちゃごちゃしてどうしたらいいかわかんなくなる。ほかにも」

淡「スミレの言うとおりだよ私に部長はむいてないよ」

菫「・・・」

淡「あ、でもむいてないだけでできないわけじゃないからね!」

菫「はいはい」

菫「別に私も最初からこうだったわけではないさ」

淡「そうなの?」

菫「ああ、私だって始めてだったらうろたえただろうし冷静に対処できたかわからん」

菫「経験を積んでわかっていたから冷静に対処できただけだ。まぁ、ようは慣れだな」

淡「ホントに?じゃあ、私も経験積んだらスミレみたいになれる?」

菫「それはわからん」

淡「えー!なんでよ!慣れなんでしょ!」

菫「確かに慣れでもあるが人には向き不向きがあるからな。きっとおまえはこういうことには向かないだろう」

淡「ぶー」

菫「だからと言っておまえが部長にむいてないとは私は思わないぞ」

淡「ホントに!?でもさっきスミレ私には無理だって」

菫「そりゃ、今のままのお前では100%無理だ。でも本気でやろうと思えば話は別だ」

淡「そしたら、スミレみたいになれる?」


菫「いや、それはおそらく無理だろ」

淡「もー!?さっきからなんなのさスミレは。なれるって言ったりなれないって言ったり!」

菫「だから、言ったろう人には向き不向きがあるって」

淡「結局私には不向きって事!?ぷー、もういいよ!」

菫「拗ねるな。ようするに私みたいになろうとするのは無理だってことで部長はできるさ」

淡「うー、そうなのかな私にできないことはないはずなんだけどな」

菫「そういう所が向いてないんだよ」

淡「なんでよ!?自信満々で頼もしいでしょ」

菫「確かにな。そこはお前の良い点だ。でも自分の足元が見えてない奴は必ず足をすくわれる」

淡「ぐ」

菫「私みたいになりたかったらそこを直さないといけないな」

淡「うぅ~」

菫「だが直す必要もないだろう」

淡「えっ、そうなの!?」

菫「あぁ、そこがおまえの良い所なんだからな」

菫「別に私みたいにならなくてもおまえはおまえのやり方で部長をやればいい。やりたければの話だが」

菫「おまえが部長になった時その自信は多くの人を惹きつけるだろうし、おまえがいればきっと仲間は安心できるだろう」

菫「だから、私みたいにならなくていいんだお前はそのままで」

淡「でも、私は・・・」

菫「なんだ?どうした?自分に自信が無くなったのか?」


淡「ち、違うよ。そんなわけないよ」

菫「そう、それでいいんだ。けどな正直な気持ち私はおまえに部長をやってほしくはない」

淡「なんでよ!?」

菫「部長なんて本当にやろうと思えば誰にだって務まる。けど部長なんて大変なだけだ」

菫「自分より他の事を優先しないといけないし、自分自身のことが疎かになってもそれを言い訳にはできない」

菫「その上責任だってある」

菫「だから、おまえにはそんな事に時間を使うよりは自分自身のために時間を使ってほしい」

菫「そんなことにかまうよりおまえには」

淡「スミレ・・・」

菫「おまえには自由で自信にあふれていて、その方がきっとにあう」

淡「・・・」

菫「そしたらおまえはもっと上に行けるんだろうな・・・もっともっと」

淡「・・・テルよりも?」

菫「ふふ、それはどうだろうな」

淡「テルはずるいな」

菫「どうした?」

淡「テルにはスミレがいてずるい!」

淡「私にもスミレがいてほしい!」

菫「はは、そうだな私ももっとおまえと一緒にいたかったよ。まだまだ教育の必要があるからな」

淡「ぶぅー、茶化してー」


菫「ははははは、でも年の差はどうにもならん」

淡「留年して!」

菫「アホ」

淡「うー」

菫「心配するな。おまえにもできるさ。私達の他にも仲間が。おまえの足をすくわれないよう気をつけてくれる人が」

菫「必ずいる」

淡「やだやだ、スミレのほうがいい!」

菫「まったく、わがままな奴だな」

菫「例え卒業してもたまには見に来るし、大会の時は応援だって行くからいいだろ」

淡「そんだけじゃ、やだー!一緒じゃなきゃやだー!」

菫「やれやれ、それじゃどうしても我慢できなかったら電話しろ。会いに来るから」

淡「ホントに?何時でもいいの?何回でも?」

菫「あ、ああ、できるだけ」

淡「ふー、しょうがないなスミレもそんなに私に会いたいかー。それで我慢してあげますか」

菫「おい」

淡「あははは、冗談冗談だよ」

菫「まったく」

淡「でもわかってる。わかってるよ。スミレ」

菫「?」

淡「何時までも頼ってばっかりじゃ・・・心配ないよ」

菫「!」

淡「卒業する前にわがまま言ってみただけ」

淡「けど、一緒にいたいって気持ちは本当だよ」

淡「だって、みんな私よりさきに行っちゃうんだもん」

淡「だから、だから最後にわがまま言ってみただけ」

淡「私は大丈夫。大丈夫だよ」

菫「・・・淡」

菫「必ずおまえに会いに来る。どんな時でも」

淡「へへへ」

淡「ありがとう。スミレ」




「キャーーーーーー!!!!!」



淡「な、なに今の」

菫「何事だ!」

バンッ

照「ぐへへへへ、おもちですのだ。やはり大きいのは最高ですのだ」

尭深「あ、あ、やめて...やめてください...先輩」

淡「」

菫「」

照「よいではないか。よいではないか。チャンピオンにさわられてうれしいのではないか」モミモミ

尭深「そ、そんなうれしくなんかないです...お願いします...こんなことやめてください」

照「そんな事言う子はおしおきですのだ」

照「ほ~れ、ほれほれ」モミモミモミモミ

尭深「イヤー!!」

菫「くたばれ」

ドシュ

照「なのだ!」バタ

淡「あ、ナイスヘッドショット」

菫「大丈夫か?尭深?」

尭深「あ...はい...ありがとうございます...」

菫「とりあえず服を直せ」



尭深「はい...」

淡「スミレーこの人はどうしておく?」

照「」ピクピク

菫「そうだな廊下に放り出しとけ。亦野に保健室まで運ばせる」

淡「りょーかーい」

ピポパ

菫「あ、先生ですか。すいません。」

菫「今どこですか。あ、まだそこですか良かった」

菫「照なんですが。なんか急に治ったみたいで。はいはい。念のため後で保健室まで行かせますんで」

菫「いえ、こちらこそすいません。来ていただいてる途中なのに。本当にコッチは大丈夫なんで」

菫「はい、他の所を優先してください。ほっといても大丈夫なんで」

菫「どうもすいませんでした。失礼します」

ピッ

菫「さてと」

淡「スミレーかたしといたよー」

菫「おお、ありがとう。尭深は大丈夫か?」

尭深「はい..もう大丈夫です...直ぐ助けていただいたので...」

菫「それは良かった」

菫「それじゃ、今日はもう終わりにするか色々とあったし」

尭深「はい...」

淡「スミレ!帰りにどっか寄ってこー」

菫「おまえはしょうがないな」

尭深「あ、私はこれで...」

菫「んそうか」

淡「たかみー先輩も一緒に行こう」

尭深「え、でも...」

淡「いいからいいから早くースミレも」

菫「はいはい」

尭深「淡ちゃん引っ張らないで...」




---------廊下

誠子「もぐもぐ」

誠子「あいかわらず由子さんのカンパンは美味しいな。小腹が空いたときに丁度いいし持ち運びやすいし」

誠子「部活前に食べるのが習慣になってきたなあ」

誠子「しかし、学校なのにまた迷ったぞ。部室に辿り着けない。最近多いなんでだ?」

誠子「ふー、せめてもの救いはトイレが近くにあることか」

誠子「おっと、またトイレ」

ガチャ バタン

誠子「いや、でもこう何度も遅れると菫先輩に怒られるし、淡いにもバカにされる」

誠子「次期部長としての立場も・・・」

誠子「なんか考えたら色々やばいような」

誠子「・・・」

誠子「考えるのやめよう」

誠子「ふ~、すっきりなんかくせになるな」




誠子「さてと、ん?あれよく見たらここ部室の近くのトイレだ」

誠子「それじゃ、部室は・・・あった!」

誠子「ふー、よかったよかった。ん?部室の・・前に・・・人が倒れてる!?」

誠子「どうしたんですか!?大丈夫ですか!って宮永先輩!?」

照「」シーン

誠子「これはいったい?あ、なんか貼ってある」


   亦野へ

   部活遅刻の罰だ。照を保健室まで運んでおけ。

   照の心配は必要ない。保健室の先生によろしく言っといてくれ。

   ちなみに今日の部活はもう終わりだ。

   菫


誠子「そんな、せっかく部室まで辿り着けたのに。しかも、一人で運ぶの?」キョロキョロ

誠子「誰もいない」

誠子「あれ、なんだろう、なんかさみしい」グス


その後、照ちゃんは数日して元に戻ったよー。けど、その間にも学校中の生徒、教師の胸を揉みまくって新たにおっぱいチャンピオンという称号を貰ったみたいなのよー。
それと風の噂で清澄高校でも似たようなことがあったとかなかったとかよー。



カン


由子「おいしいおいしいチョココロネあるのよー。いかがなのよー」

由子「いらっしゃいなのよー」

シーン

由子「ふー、今日はいい天気なのよー。ポカポカ陽気で暖かいのよー」

由子「人もいないし暇なのよー。こんな日は外にでたくなるよー」

由子「・・・」

由子「暇なのよー」

由子「・・・」

由子「暇やしチョココロネの販促ソングでも考えるのよー」

由子「コロコロ コロコロ チョココロネ おいしいコロネいっぱいよー♪」

由子「ん?そういえばコロネってなんやろ?チョコはチョコよー?そしたらパンの部分がコロネ?」

由子「そうなんかなー?」

由子「じゃ、チョコの代わりに生クリーム入れたら生クリームコロネよー?」

由子「ジャムを入れたらジャムコロネ?」

由子「たこ焼き入れたらたこ焼きコロネ?」

由子「・・・」

由子「コロネ、コロネ、なんよーコロネって?」

由子「そもそも何語やろ?外国語っぽいのよー?英語なんかなー?」

由子「チョココロネ、チョココロネ、チョココローネ!」

由子「あ!なんか外国っぽいのよー」

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