エレン「催眠術ってなんだ?」(75)
初めてのssなので、優しく見守って頂けたら幸いです
夜男子寮
アルミン「前におじいちゃんの本で読んだんだけど、要は思い通りに人を操れるってことかな」
エレン「すげぇな、そんな事できんのか」
アルミン「うん、でも相手がそうとう素直で純粋じゃなきゃ、なかなか難しいだろうけどね」
エレン「面白そうだから明日やってみようぜ」
ライナー「今の話面白そうだな。俺も参加させてくれ」(クリスタを意のままに//)
ベルトルト「僕も混ぜて欲しいな」(あわよくばクリスタと…//)
ジャン「俺も絶対やるぞ!」(あのミカサを操る…//)
アルミン「明日ちょうど休日だしいいかもね。(嫌な予感が……)じゃあお休み」
エレン「おう、お休み」
次の日食堂
ミカサ「エレン、アルミンおはよう」
アルミン「おはようミカサ」
エレン「おう。アルミン、早く食べて催眠術ってのやってみようぜ」
アルミン「そうだね。」(ミカサの前で話すのはまずかったな…)
ミカサ「私も是が非でもやりたい」(催眠術ってもしかしたらエレンを…//)
アルミン「そ、そっか。(やっぱりね…)じゃあ誰にやるか決めようか」
ミカサ「今すぐエレンにし
アニ「なんか面白そうな話だね。私も混ぜてくれよ」(ミカサの思い通りにはさせない)
アルミン「う、うん。(まずい展開だ…)あ、ライナー、ベルトルト、ジャン」
エレン「お前らも早く食べちまえよ」
ライナー「そうだな」
サシャ「早く食べたいなら私がパァンを食べてあげますよ」バグバグ
ライナー「お前また…。俺のばかり食べやがって。そうだな、罰としてサシャにまず催眠術の実験台になってもらおうか」
サシャ「しょうがないですねぇ。で、催眠術って何をするんですか?」
アルミン「具体的には、まず眉間の中心を押しながら『あなたは段々眠くなる』って言うんだ。眠ったらその後、『〇〇になる』と言えば、目が覚めてからもう一度眉間を触らないと元に戻らない。でもこんなの子供騙しで、相当でない限りかからないだろうけどね」
ライナー「もうサシャ寝たぞ」
ジャン「さすがサシャのやつバカだなwwwじゃあさっそくやるか、『犬になる』」
サシャ「……!」キョロキョロ
ライナー「お座り!」
サシャ「ワン!」ババッ
全員「スゲー!!」
ミカサ「エレンさっそくやろう」
エレン「いや俺はサシャみたいにバカじゃないから、かからねぇって」
ミカサ「やってみなければわからない『あなたは段々眠くなる』」
エレン「……」クカ―
ジャン「wwwwwやっぱりエレンのやつバカだったかwww」
ミカサ「私のおっt
クリスタ「私のお兄ちゃんになる!」
全員「ええ!??」
クリスタ「エヘ////実はお兄ちゃんが欲しかったんだ///」
ライナー「兄なら俺がいるじゃないか」
ベルトルト「僕だって」
アルミン「僕も」
クリスタ「大きすぎるとこわいし、なんかアルミンはお兄ちゃんって感じじゃなくて。ごめんね」ニコッ
ライベルアル「………」(笑顔は天使だ…がこの世界は残酷だ…)
ミカサ「エレンを取り戻す。エレン!エレン!!」
エレン「……!う…ん」
クリスタ「お兄ちゃん?」
エレン「どうしたクリスタ?」
クリスタ「やった!!お兄ちゃん//」ダキッ
ミカサ「エレン!その女に騙されてる。今戻してあげるからね」ダダッ
アニ(これは案外使える)
エレン「何すんだよミカサ!顔触ってくんなよ!!」
ミカサ「えっ………」ギロッ
クリスタ「キャッ」ビクッ
エレン「やめろよミカサ!俺の大事なクリスタが怯えてるだろ!」
クリスタ「///」
ミカサ「アルミン相談したい」
アルミン「…はい」
エレン「大丈夫だったかクリスタ?お兄ちゃんが守るからな」ナデナデ
クリスタ「うん///」
ライベル(クソッ!うらやましい!!)
アニ「…」イラッ
ジャン「ミカサ!俺に催眠術やらせてくれ」
ミカサ「じゃま」ドゴッ
ジャン「ウッ……」バタン
アルミン(ジャン今のはどう考えても無理だろう)
アニ「ねぇエレン」
エレン「なんだ?」クルッ
アニ「…」ヒタイヲトン!
クリスタ「あぁ―ダメー」
エレン「ウッ……」バタン
ミカサ「アニ今のはとても素晴らしいこと」
アニ「アンタのためじゃない。私もこいつに催眠術をかけてみたいって思ってね」
ミカサ「それは絶対にダメ」
エレン「う…ん」ガバッ
ミカサ「エレン!大丈夫?」
クリスタ「お兄ちゃん大丈夫?」
エレン「ん?クリスタ何いってんだ?」
クリスタ「あっ…」シュン…
アルミン「戻ったみたいだね」
アルミン「エレンは完全に催眠術にかかっていたようだね。」
ミカサ「エレンもう一度やりましょう」
エレン「やだよ。そうだミカサお前にやってやるよ」
ミカサ「別にいいけど、かからないと思う」
エレン「いいからやるぞ。よし、『あなたは段々眠くなる』」
ミカサ「……。とくになんともならない」
エレン「なんでだよ!おかしいなぁ、アルミン俺なんかやり方間違えてるか?」
アルミン「そんなことないよ。多分エレンが純粋すぎるからだよ。最初に言ったけど、これは相当じゃなきゃ、かかる人はいないだろうしね」
エレン(なんかバカにされてる気がする…)
クリスタ(エレンにもう一度かけたいな…)
アニ(エレンにやるにはミカサがじゃまだな)
ライベルアル(ユミルがいない今なら、クリスタにできるかも)
ユミル「おう、お前ら何やってんだ?」
ライベルアル「チッ…」
ユミル「なんだよお前ら」ギロッ
ライベルアル「いえ別に…」(ユミルがいるとやれないなクソッ)
ユミル「なんか怪しいなこいつら。私のクリスタなんかされなかったか?」
クリスタ「え、うん。大丈夫だよ…」ショボン
アルミン「これはエレンにしかできなそうだし、負担もかかるかもしれないから、これで終わりにしようか」
ミカアニ「……」(エレンにあとでじっくり…)
アルミン(そういえばなんか忘れてる気がする…。たぶん大丈夫かな)
サシャ「ガウガウ!」ガツガツムシャムシャ
コニー「なんかこいつ、いつもにましてたべんのが、けものっぽいな」
翌日朝食堂
ミカサ「エレン、アルミンおはよう」
アルミン「おはようミカサ」
エレン「おう。ちくしょうなんで催眠術かかんの俺だけなんだよ。かけれなくてつまんねぇーな」
ジャン「そりゃお前がバカだからだに決まってんだろ!」
エレン「なんだと!お前ケンカ売ってんのかよ!!」
ワーワーガヤガヤ
:
:
午前:対人格闘
ミカサ「エレン今日は絶対に私と組もう」
エレン「悪いな、俺はアニとやるって決めてたんだ。よし、アニ今日こそ勝ってやる!」
アニ「あんたは無駄なことが好きみたいだね」(これはチャンスだ)
ミカサ「…………チッ。ライナー私と組もう」ゴゴゴゴ
ライナー「俺は死ぬかもしれん。だからと言って兵士には引けない状況がある。今がそうだ」
ベルトルト「ライナー君は立派だった」
アルミン「ライナー君のことは忘れない…」
今日書いたの全部載せてみました。
読みにくかったり色々似ているとこあったらすみません
コメントあるとすごく嬉しかったですありがとうございます。
続きを明日また書けたらと思っています。
>>1です
コメントありがとうございます
続き書きます
アニ「ほらかかってきな」
エレン「いくぜっ!」ダッ
エレン「フッ!」ブン
アニ「あんたホントに学習しないね。足がお留守なんだよ!」バキッ
エレン「うっ…」ズダーン
アニ「」スッ
アニ「………」ボソボソ
ミカサ「ハッ!!あの女エレンに催眠術をかけたに違いない。………許さない」
アルミン「き、気のせいかもしれないよ。とにかく落ち着いて!!」
エレン「う…ん。ちょっと気が遠のいた気がする」
アニ「いつまで倒れてるのさ。さっさと続きやるよ」
(今のはとっさで余りに短かったけど、しっかり催眠術かかったかな…?)
エレン「お…、おう。悪いな」
アルミン「やっぱり、なんともなさそうだよ。良かったね」
ミカサ「いや、アニは油断ならない。まだ信じてはダメ」
アニ「」ジッ……(こいつ、全然変化がないな…もしかしてかからなくなったのか?)
エレン「顔ばっか見てきて、お前どうしたんだよ?」
アニ「いや、別に…」
アルミン(良かった。今回は平気かもしれないな)
午後:座学
ミカサ「エレン、アニに何かされてない?私が守るから」
エレン「別になんもされてねーよ。それにお前に守られなくても平気だよ」
アルミン「でもエレンになんともなさそうで良かったねミカサ」
ミカサ「…うん」
エレン「それより、早く座ろうぜ。…あ、いた。アニ隣座るぞ」
エレン(あれ…なんか意識はあるのに、勝手に言動が…。どうなってんだ?)
アニ「はっ?普段はこっちには来ないだろう?」
エレン「何言ってんだよ。それとも、付き合ってんのに隣座んのもダメなのか?」
エレン(えっ?何言ってんだ俺?アニと付き合ってる?)
ミカサ「」ガタッ
アニ「えっ…ああ、いいよ」(こいつかかってたのか?)
アルミン「アニさすがだ。しっかりかけていたんだね…」
エレン「お前ら何つったってんだよ。早く座れよ」
エレン(おかしいな、もしかしてこれが催眠術なのか??…じゃあなんでアニは俺を彼氏になんてしてんだ?いたずらのつもりかなんかか?)
ミカサ「エレンの隣は渡さない。アニどいて」
エレン「何言ってんだよ。こっち側は空いてんだろ」
エレン(…クソッ…思い通りに話せない…)
ミカサ「ダメ。アニがいるのは許されない」
エレン「そんなこと言うなら隣来るなよな。席くらいどうだっていいだろう」
アニ「だってさ。」
アルミン「ミカサここは抑えて!教官も来てるし、我慢だよ」
ミカサ「クッ…仕方ない。でも私は許した訳ではない」
ミカサ「エレン座学が終わったら話がしたい」
エレン「無理だ。今日も自主練するからな。」
ミカサ「え……、そう…」
エレン「今日の訓練も終わったし、アニとの自主練に行くか」
エレン「ようアニ。今日も自主練やろうぜ」
アニ「……」(昨日こいつは催眠術がかかってる間は意識がないって言ってたな…)
エレン「どうしたんだ?体調悪いのか?」
アニ「いや、そうじゃないんだ。でも今日は余りそういう気分じゃないんだ。」(意識がないなら……)
エレン「珍しいな。じゃあ今日は話でもするか。付き合ってじっくり話すなんて余りなかったしな」
エレン(まただ……また勝手に話してる…)
アニ「あぁ………。あんたさ、自分の夢は巨人を駆逐して外の世界を旅することだって言ってたよね」
エレン「あぁ、そうだよ。どうしたいきなり?」
アニ「たぶんあんたはバカみたいに頑固だから、その夢を変えないことはわかってる。」
エレン「当たり前だろ、その為に俺は毎日訓練してんだし」
エレン(なにが言いたいんだアニは?)
アニ「そうだね……まぁだからこそ、そんなまっすぐなあんたに、いつの間にかひかれてたんだけどね」
エレン「やめろよ、恥ずかしいだろ//なんだよ、あらたまって//前にも言ってたじゃないか//」
エレン(えっ……?アニのやつ冗談を言ってるのか?)
アニ「そうだったね…。」
エレン「なんだか今日のアニはいつもらしくないな、やっぱり疲れてるんだろ?」
アニ「……エレン!」ダキッ
エレン「うわっ……、どうした?悩みとかなら何でも聞くからな」ナデナデ
エレン(アニのやつどうして抱きついてんだよ?普段あんなに自分より弱い男は嫌いだって……)
アニ「私はたぶん、意識のないあんたにしか伝えられない卑怯者だよ……。」
エレン「…えっ?何を言ってるんだ?」
エレン(アニはやっぱり、意識があるのを知らないのか?)
アニ「私はあんたのことが、好きだ。もうどうしようもないくらいに大好きなんだ……。」
エレン「…あぁ、分かってるよ。俺もアニの事が好きだ。」
エレン(今の……本気なのか?)
アニ「でもあんたに伝えたら、私はきっと後悔する。……責任を果たすには、私は…そんな気持ちでいちゃいけないんだ。」ポロポロ
エレン「無理に話さなくていいよ」
エレン(あのアニが泣いているのか…)
アニ「だから、せめて今だけ、あんたを好きでいさせて………」ギュ
エレン「あぁ…」ギュ
エレン(アニは何かを背負って生きてるんだな…)
―
――
―――
――――
アニ「すまなかったね……」スッ
エレン「もう大丈夫なのか?」
アニ「あぁ…、言っても分からないだろうけど、今のは忘れてもらって構わないから……」ヒタイヲトン
エレン「えっ……、うっ…」バタン
―
――
―――
――――
「……レン!エレン!!」
エレン「……う…ん」
ミカサ「エレン!」
エレン「ミカサ…。…俺は気を失ってたのか?」
(さっきのは気のせいだったのか……)
ミカサ「そう。自主練中にアニがエレンを蹴飛ばして、気絶させ、医務室に連れてきたと言っている。本当なら許せない」ギロッ
アニ「はっ、あんぐらいで気絶するのが、情けないよ」
エレン「あぁ…」
(よく見るとアニの目が赤い……やっぱりさっきのは…)
エレン「アニお前さっきの……」(でもアニは俺が気を失ったと思ってみたいだし…)
アニ「なにさ」
エレン「…いや、なんでもない」(知らないでいた方が良いのかもな…)
ミカサ「アニ、エレンにケガさせといて、その態度は
エレン「あぁ、ミカサ俺は大丈夫だから」
ミカサ「エレン。あなたは優しすぎる」
アルミン「………」
夕食:食堂
エレン「…クソ、頭がモヤモヤする」ボーー
ミカサ「エレン大丈夫?今日はしっかりと休息を取るほうがいい」
エレン「あぁ、大丈夫だよ。気にすんな」
ミカサ「エレンはもっと自分の事を大切に扱うべき」
アルミン「ところでエレン、いつ気を失ったか覚えてるかい?」
エレン「え……っと、アニに蹴られてだな。…でもなんでそんなこと聞くんだ?」
アルミン「いや、なんとなくだよ…」
アニ「さっきは悪かったね」
エレン「えっ…あぁ、蹴りの事か。」
アニ「他に何があるんだよ」
エレン「いや、ねぇな」
アルミン「……」
ミカサ「アルミン」
アルミン「どうしたの?」
ミカサ「食事のあと相談に乗って欲しい」
アルミン「わかった」
エレン「よし、飯食い終わったし、アルミン寮に戻ろうぜ」
アルミン「あっ、僕ちょっと用事があるから先に行っててよ」
ミカサ「私も」
エレン「そっか、わかった。先行ってるわ」
アルミン「で、ミカサ相談ってどんなこと?」
ミカサ「私もエレンに催眠術をかけたいけど、エレンを何にするか悩む」
アルミン「かけるのは前提なんだね…。でもミカサは夫にしようとしてなかった?」
ミカサ「うん。だけど意識のないエレンが夫では意味がないと思った」
アルミン「そっか。…でもあんまり心配いらないんじゃないかな」
ミカサ「えっ…何を言ってるの?」
アルミン「いや……。そうだ、ミカサは前からエレンに自分の気持ちに気づいて欲しいって言ってたよね」
ミカサ「それは常に思っていること」
アルミン「それなら、本当のエレンに気持ちを伝える前の練習として、と考えてみたらどうかな?」
ミカサ「それはいいかもしれない」
今日はここまで書いてみました
色々路線がぶれてるかもですいません
コメントありがとうございます明日も続きを書けたらと思ってます
>>1です
続き書きます
なんかきれいにまとまってないかもです
数日後
エレン「催眠術はいやだっつってんだろ!」ダダダダ
ミカサ「エレン!一度だけでいい」ドドドドド
エレン「だから一度でもやなんだよ!!ていうか、俺と並走すんな!」ダダダダダ
ミカサ「エレンは私より足が遅いため逃げても無駄」ガシッ
エレン「抱きつくなー!」
ミカサ「クリスタとアニはやっていたのに、私はやれないのは不平等」ギュギュギュギュ
エレン「あれはどっちも無理やりだ!」
ミカサ「なら私も無理やりやる」
エレン「ウッ……」バタン
アルミン「ミカサ……」
ミカサ「エレン今日は一緒に買い物に行こう」
エレン「あぁ、…こうして町を歩くと小さい頃を思い出すよな」
エレン(ミカサのやつ俺に無理やりやりやがったな。アニの時と同じみたいだな)
ミカサ「…うん。あの……昔みたいに手を…繋ぎたい//」カァ
エレン「おう。何お前照れてんだよ。いつも繋いでんだろ」ギュ
エレン(…なんだよこれ)
ミカサ「…あ、そ…そうだった…」
エレン「で、今日は何を買いに行くんだ?」
エレン(クソッ!ミカサのやつ俺の大切な休日を…)
ミカサ「私…エレンに好まれるよう…、あの…かわいくなりたいから…髪飾りとか…」
エレン「俺ミカサのこと好きだぞ!?」
エレン(こいつやっぱりそんな風に考えてたのか…)
ミカサ「えっ…//あ…もっとなって欲しいから//」
エレン「まぁミカサはちょっと女らしくないところあるからなー」
エレン(それは言えてるな…)
ミカサ「えっ…。どんな所が?」
エレン「まず、そうだな言葉使いだろ」
ミカサ「…善処する」
エレン「そういうとこだよ!」
ミカサ「あっ…、うん。」シュン
エレン「ま、あんまり気にしすぎんなよ。……お、あの店とかいいんじゃないか」
ミカサ「そうしよう」
エレン「ミカサはどういうのが好きなんだ?」
ミカサ「私は詳しくないから、エレンに選んで欲しい」
エレン「なら…これなんかいいんじゃないか?」スッ
ミカサ「あっ、………どうかな?」
エレン「うん、ミカサは髪もきれいだからすごく似合うな!綺麗だ」
ミカサ「…嬉しい//じゃあ買ってくる//」
エレン「いや、それは俺がプレゼントするから」
エレン(は?何俺の金勝手に…)
ミカサ「それはエレンに悪い」
エレン「いいから」グイッ
エレン(………でもミカサにはいつも世話やかしてるしな…)
エレン「ほらっ、着けるぞ」
ミカサ「……ありがとう。とても嬉しい…。一生大切にする…」グス
エレン「っおい、泣くやつがあるかよ」グシャグシャ
エレン(こんなに喜んでるのか……)
ミカサ「……うん。……本当に嬉しい……」グス
エレン「あ~もう休日終わっちまうな…」
エレン(なんか…結構楽しかった…のかな)
ミカサ「今日は本当にありがとう。とても楽しかった。」ニコッ
エレン「また買い物行こうな」
エレン(えっ…ミカサが笑った…)
ミカサ「うん。また行きたい」
エレン(……こういうのも、いいのかもな…)
ミカサ「エレン!」
エレン「ん?どうした?」
ミカサ「戻る前に…少し話したい」
ミカサ「私はエレンが私の気持ちを分かっていて、わざと触れないようにしているのを知っている」
エレン「ミカサ何言って…」
エレン(やっぱり気付いてたんだな…)
ミカサ「それは何かしらエレンの考えがあってやっているかもしれないが…」
ミカサ「私の気持ちは、エレンに命を助けてもらった時から変わっていない」
ミカサ「エレンの答えが何にせよ、私は1つのけじめをつけたい」
ミカサ「エレンが本気で答えてくれて、拒絶されたら私はおとなしくエレンから手をひき、もう関わらないことにしよう……」
エレン「…」
エレン(……けじめ…か)
ミカサ「私が言いたい事はこれが全て」
ミカサ「……今日は本当にありがとう。一生の思い出」トン!
エレン「ウッ……」バタン
アルミン「…エレン!エレン!!」
エレン「……あ、…アルミン」
アルミン「ミカサがここまで連れて来たんだよ」
エレン「…そうか」
アルミン「ところでエレン、催眠術の間に意識がないって言ってたけど、それはウソだろう?」
エレン「えっ…!?なんでそれを…!?」
アルミン「だってエレンがアニにかけられている時をみてれば分かるさ」
エレン「そっか…。でも最初はホントに意識がなかったんだけど、アニの時から違ったんだ」
アルミン「やっぱりね。たぶんかけられていくうちに、抵抗力がついて来たからじゃないかな」
エレン「??」
アルミン「そんなことはどうでもいいんだ。で、ミカサとは今日どうだったの?」
エレン「あぁ…買い物言ったり食べたり、話したり…」
アルミン「それでエレンはミカサといて、何か思わなかった?」
エレン「……けじめ」
アルミン「えっ?」
エレン「悪い、今からミカサと話してくる!!」ダッ
アルミン「…行っちゃった。まぁどんな結果にせよ、親友として見守ろう…」
>>1です
続きです
あっさりしすぎかもです
翌日の朝、食堂で僕は泣いていた
僕はもちろん二人の幸せを願っていた
でも親友として最悪の場合に備えて、ミカサへのフォローも少し考えていた。
でもそれは全く必要がのない心配だったようだった
二人が手を繋いで食堂に入って来たのを見て僕は確信した
…なんて無駄な心配してたんだろうって
エレン「ミカサやめろって!!//」
ミカサ「恋人同士は手を繋ぐもの。エレン恥ずかしがらなくていい。」グイグイ
エレン「だから恥ずかしいからやめろって!//」
アルミン「おはよう。二人とも朝から元気だね」
エレン「おう。…って、アルミン何で泣いてんだよ!?」
ミカサ「アルミンどうしたの?何かやられたなら、私がやり返してくるから」
アルミン「大丈夫だよ。…ある意味二人のせいだしね」
エレミカ「??」
アルミン「でも、様子を見る限り、うまくまとまったようだね」
エレン「え…まあな//」
アルミン「じゃあ、食べながら昨日の話をじっくり聞こうか」
エレン「えっ……いくらアルミンでもやだよ、恥ずかしいし///」
ミカサ「なら私から話そう。昨日エレンはいきなり
エレン『やめろ――!!!!』
これで僕の胃痛は少しは治まるかもしれないな
~終わり~
最後まで読んで頂いた方ありがとうございます
コメント嬉しかったです
途中から2つ同時に書いてたんでペースが遅くてすいません
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません