【目指せ】デレマスのアイドルでSS書く【1日1SS】 (112)

1日に1SSを目指します。見てみたいシチュエーションとか書いてくれると、それはとっても嬉しいなって。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404114257

奏とデートとかでもいいの?

【もし幸子との関係が、家庭教師と生徒だったら】

幸子「先生、できましたよ」フフーン

モバP「おお、正解だ。じゃあ次はこっちの問題をといてみようか。さっきの問題の応用、だから……」幸子「(;一_一)」

モバP「なにかな?」フー

幸子「それだけですか? 可愛いボクがこんなにも愛らしい仕草で問題を解いて見せてあげたのにもっとなにか言うことがあるんじゃないですか」ジトー

モバP「うーん、相変わらず綺麗な字だな。読みやすくて採点しやすい」

幸子「当然です。なんといってもボクは可愛いですからね」フフーン

モバP(あ、それでいいんだ。幸子は可愛いなぁ)

幸子「ってそうじゃありません。いえ、ボクは文字ですら可愛いんですけどね」ドヤァ

幸子「ほら、ボクみたいな人にかける言葉というものがあるでしょう。いくらボクが可愛すぎるからって遠慮しないでいいんですよ」

モバP「幸子は小さいなぁ」

幸子「……わざとやっているでしょう」

モバP「さ、休憩はおしまい。さっさと続きをやろうか」メソラシ

幸子「まったく先生はボクが可愛いからって照れすぎです」チョットサミシイトカオモッテマセン 

モバP(不満そうだけど、真面目にノートに向き合う幸子カワイイ。ちょっと意地悪しすぎたかな)

モバP「幸子は真面目で可愛いなぁ。もうひと頑張りしような」ナデナデ

幸子「あ、と、当然ですね。最初から素直にほめてくれたらいいんです。まったく先生は女心がわかっていませんね」

モバP(顔赤くしながら、頬がゆるみまくっているのは何なんだろうな。強がっても幸子はわかりやすい)デコピン ピシッ

幸子「痛ッ、て、照れ隠しなんてしなくていいんですよ先生。ボクの可愛い顔になんてことするんですか」ナミダメ

モバP「いやあ、幸子があまりに可愛いからつい、な」

幸子「フ、フフーンそれなら仕方ないですね。ボクは可愛いですから」ドヤァ

[1週間後くらい]

モバP「幸子、入るぞ」コンコン

幸子「先生? 来てくれたんですね」

モバP「いいからちゃんとねてろ。せっかくの日曜日に熱だすなんて運がないな」

幸子「……そうでもないですよ。先生が来てくれましたし」

モバP(熱のせいかいつもの強気な幸子じゃないな)

モバP「ちょっと触るよ」

幸子「あ、先生の手、冷たくて気持ちいいですね。もうちょっと触っててもいいですよ」フフン

モバP(ドヤ顔にも力がないな)フフ‐ン ガイツモヨリ ミジカイ

モバP「しかし、本当に災難だったな。せっかくの休日を寝て過ごすなんて」

幸子「……いえ、ボクは、ベッドに寝ている姿も、絵になるので、問題ないですね」

モバP「でも、友達と遊びにいったりしたかっただろうに」

幸子「……いぢわる。ボクは、先生に会えれば、それで、いいんです」ウツロナメ

モバP「おいおい幸子」

幸子「ボクの可愛さに、気がついて、くれたのは、先生だけです。ボクは、友達なんて、いりません。先生……」

モバP(幸子が体を起こして、赤くなった顔で見つめてくる。潤んだ瞳、少しはだけたパジャマ。中学生とは思えない色気が……って俺は何考えてるんだ)

モバP「落ち着け幸子。ちょっと病気で不安になってるんだな。幸子はそんなこという子じゃないだろ。確かに今は友達も少ないかもしれないけど、幸子はそんな現状で満足する子じゃない」ギュッ

モバP「いつも言ってるじゃないか。幸子の可愛さをもっといろんな人に知ってもらうんだろ? 大丈夫、幸子は真面目で優しくて可愛い子なんだから、いつかきっとみんなわかってくれるさ」

モバP(俺は小さな声で何か言っている幸子を抱きしめて、幸子を褒めまくった。いつもの幸子に戻れるように、自信という薄くもろい鎧を着せてあげるために)

幸子「」スピー スピー

モバP「寝たか。ちょっとお手洗い行ってから帰ろうかな」ガチャ、パタパタ、ザー

モバP「幸子はまだねてるかな」ガチャ 

幸子「」ジトーッ

モバP「な、なんだ幸子起きたのか」

幸子「勝手にいなくならないでください。いっぱい褒めてくれたの、夢だったかと思っちゃったじゃないですか」ナミダメ

[数年後の街中]

幸子「あ、モバPさん」

モバP「え、幸子か偶然だな」

幸子「フフーン 偶然ボクに会えたんです。なにか言うことがあるんじゃないですか? 照れなくていいですよ」

モバP「久しぶりだな」

幸子「……。まったくモバPさんは、本当に女心がわかっていませんね。仕方ないから、もっとボクを見ていいんですよ。本当にモバPさんは仕方ないですね!」ドヤァ

モバP「」ジーッ

幸子「」フフーン

モバP「」ジーッ

幸子「」フ、フフーン

モバP「」ジーッ

幸子「」フ、フフーン オロオロ

モバP「」ジーッ

幸子「な、何か言ってくださいよ! ほ、本当にダメダメですね!」ボウシ デ カオ ヲ カクシ

モバP「うん、相変わらず幸子は可愛いな」

幸子「当然ですね。でも素直に、もっと可愛くなったっていってもいいんですよ」ドヤァ

モバP「今日は買い物か?」

幸子「ええ、待ち合わせしているんですが。可愛いボクを待たせるなんて、いけない人ですね」スルー ハ ヒドクナイデスカ

モバP「へー」

輝子「フ、フヒ、さっちゃん、いた」ボッチニ ヒトゴミハ ハードダゼェ

小梅「さっちゃん、こ、こっち」パタパタ

幸子「お二人共遅いですよ。それじゃあモバPさん、ボクはいきますね」

モバP「おう。またな」

幸子「ええ。フフ、待ち合わせ相手が女の子で安心しましたか?」

モバP(幸子が急に近づいてきたかと思ったら、耳元でいつもの自信満々な声が聞こえた)

幸子「いいかげん捕まえてくれないと逃げちゃいますからね」フフーン

FIN

>>2 
いいですよ。でも、もっと詳しく書いてくれたほうが妄想がはかどります。

奏のシチュくれた人のおかげで妄想がはかどったので、書いてみました。ただ、奏は育てたことない&独自設定多めなんで、コレジャナイ感があったら申し訳ないです。
あと、デートっぽさがなくなっちゃいました

【奏がキス魔になったのがPのせいだったらwithデート】

奏「ふふっ、30秒遅刻ねPさん」

モバP「厳しいな速水。これでも精一杯急いで仕事終わらせてきたんだぞ」

奏「冗談よ。私のために急いで仕事終わらせてくれてありがとう」ニコッ

モバP「お、おう。大事なアイドルの頼みだからな」

奏「あら、顔が赤いわよ。へー、Pさんはこういう感じが好みなのね。覚えておくわ」フフッ

モバP「ったく、からかうなよ。それに俺の好みなんか覚えてどうするんだ」

奏「それを聞いちゃうの? 野暮な人。そうね、私が今、一番欲しいものをくれたら教えてあげるわ」目をつむり

モバP「目をつむって、口を少し前に出している。……なるほど、飯だな。さ、はやく行こう」

奏「……ほんと、とぼけるのがうまいんだから。いいわ、素敵なディナーにしてくれないとひどいわよ」腕を組み

モバP「おい、いくら変装してても、自重しろよ。もうお前も無名なアイドル候補生じゃないんだから」

奏「ふふ、慌てちゃって。デートなんだから、これくらい普通でしょ」ニヤ

モバP「あ、お前そんなつもりだったのか。だから、わざわざ事務所の外で待ち合わせなんかしたのか」

奏「あら、その反応は悲しいわね。私とデートは嫌だったの?」

モバP「そういうわけじゃないけど。今日はお前が有名なファッション雑誌の表紙飾ったお祝いだろう」

奏「ええ。それで舞い上がったPさんが言ったのよ。なんでも言うこと聞いてくれるってね」

モバP「だから、お前の頼み通りお高いディナーに向かってるんだろ」

奏「どうも、伝達に齟齬があったみたいね。私のお願いは素敵なディナーデートって言ったんだけど」フフ

モバP「お前なぁ(まあ、奏が大人びててもまだ17歳の少女だ。甘えたいときもあるか)パパラッチに気をつけろよ」

奏「まるで人ごと。守ってくれないの? Pさん」ギュッ

モバP「う、も、もちろん守るさ」

奏「Pさんのよわいとこ、見つけちゃった。覚えておくね、こういう風にお願いすればいいんだって」

モバP「お前なぁ」

[高級なレストラン]

奏「ふふ、素敵なディナーだった」

モバP「そうだな、景色も良いし、料理もうまかったな(その分お値段もいいんだけどな)」

奏「Pさんが甘いデザートくれたら、もっと良い気分なんだけどね」唇に手を当て

モバP「デザートもすぐ来るだろう。ゆっくり待っとけよ」メソラシ

奏「なら、私からPさんにデザートあげようかしら」椅子から少し腰をあげる

モバP「おい、速水」

奏「クスクス、冗談よ。Pさんったら、またとぼけてたのね。甘いデザートの意味、わかってるじゃない」自分の唇をなぞり

モバP「だから、いい大人をからかうなっての。お前のキス魔っぷりにも呆れるな」

奏「キスは素敵な魔法なのよ。女の子を幸せにできる素敵な、ね」

モバP「だからって、誰彼構わずしようとするなよ」

モバP(でも、あのセリフどこかで聞いたような。確か俺がまだまだ小さい頃に)

モバP「なあ、そのセリフってさ」

奏「あら、やっととぼけるのやめる気になったのね。Pさんにとっても特別なセリフだったみたいで、安心した」ニコッ

モバP(ポーカーフェイスを崩さない奏が、心のそこから幸せそうな笑顔を向けてきた。でも、いったいなんのことだ。俺は小さいころに聞いたことがあるような気がしただけなんだが)

奏「……? まさかPさん、本当に覚えていなかったの?」

モバP(口調も表情も普段の速水だが、俺にはわかる。速水はポーカーフェイスだが、こんなに無表情な時は怒っている時か、焦っている時だ。今回は多分……)

奏「ごめんなさい。気分がよくないの、私、先に帰るわ」ダッ

モバP「ちょっと待て速水」ガタッ

モバP「あ、会計しなきゃ。すいません、デザートキャンセルで。待てって速水!」

モバP(唇を噛み締めて、走り去る後ろ姿になんとなく既視感を覚えた。そう小さい頃のことだ)



ショタP「まてって○ちゃん」

女の子「ほっといて。Pくんには関係ないでしょ」泣きながら

モバP(喧嘩の理由は思い出せない。でも、近所の子供達で遊んでいる時に、ある女の子が喧嘩して出て行ったんだ。その子供達の中で最年長だった俺がその子を追いかけたんだった)

ショタP「俺がなんとかするから。俺がみんなと奏ちゃんをちゃんと仲直りさせてみせるから。俺を信じて。俺が○ちゃんの最後の希望だ」ガシッ

女の子「う、Pくーん」エーン、エーン

モバP(なんとか女の子に追いついて、話し出すと、その子は泣き出しちゃって、俺もヒーローのセリフとかパクりながら痛々しいこと言ってなぐさめようとしてた。でも泣き止まなくて)

ショタP「そうだ○ちゃん」チュッ

女の子「えっ」

ショタP「ママが読んでた雑誌の表紙に書いてあったんだ。キスは素敵な魔法なんだって。女の子を幸せにできる素敵な魔法だって。俺が○ちゃんに魔法かけてあげるから」

モバP(なんでその雑誌の表紙をおもいだせたのかわからない。でも、結果的に彼女は泣き止んでくれた。それ以来、俺が引越しするまでその子が泣いたり、嫌なことがある度にキスをしてあげた)

モバP(その子の後ろ姿が、速水の後ろ姿とダブって見える。そういえば、あの時もこんなに苦しかったっけ。もう俺もおっさんなんだ。無理させんなよ奏ちゃん)



モバP「速水!」ガシッ

奏「」ハァハァ

モバP「前にも、こんなことあったな。もう随分と前に」

奏「Pさんからしたら、そうなんでしょうね。忘れてしまえるくらい昔のことなんですもの」ナミダメ

モバP(潤んだ瞳、少し赤みをおびた白い肌。無表情を装っていても、眉毛が小刻みに震えている。許してもらうにはあれをするしかないんだろうな。心臓の音がいやに大きく響いてやがる)

モバP「奏ちゃん」チュッ

奏「あ……」

奏「ふふ、ずっと忘れてたくせに、キス一つで許してもらおうなんて、ひどい人。……でも、もう一回魔法にかかってあげる」

奏「幸せにしてくれるんでしょPくん。幸せになれる魔法なんだもんね。責任とってもらうから」チュッ





記者「速水さんはキス魔だってよく聞きますけど本当なんですか? 本当だったらなぜキスがすきなんですか?」

奏「ふふ、だれがそんなこと言ったんだろ。でもまちがってないわね。理由は……そうね、キスはとても素敵で甘い魔法だって教えてくれた人がいるから、かもね」チラッ

奏「だれでも甘い方が好きよ、いろいろ、ね」


FIN

シチュ提供アザーっす。基本的に、自分がティンときて妄想が捗ったシチュを書くつもりなんで、書けなかった人は申し訳ありません。
今回はドリフェスでリトルチェリーブロッサムに出会って妄想がはかどったので書いてみました。
3人とも育てたことないので、違和感あったら申し訳ないです。本当はもっと長くかくつもりでしたが、時間と体力ががが

【リトルチェリーブロッサムでほのぼの】

{リトルチェリーブロッサム始動}

[公園]

桃華「こうのような暖かな日は、外でティータイムというのも良いものですわね」

泰葉「うん、時間がゆっくり流れてるみたい」

薫「えへへー、かおるもとってもいいきもち。ももかおねえちゃんのもってきてくれたクッキーおいしいね」サクサク

桃華「Pちゃまもはやくいらしたらいいのに」コク

泰葉「私たちはオフだけど、Pさんは仕事だから」

桃華「わたくしを待たせるだなんて、いけない人ですわ」

薫「かおるもはやくせんせぇに会いたいなぁ」サクサ…

桃華「あら、どうしましたの? 遠慮せずにもっと食べていいんですわよ」

薫「えへへぇ、かおるねいいこと思いついちゃった」

薫「このクッキーすごくおいしいから、せんせぇといっしょにたべたらもっとおいしいよね」

桃華「ウフ、それは名案ですわね」

薫「せんせぇ、はやく来ないかなぁ」アシ ブラブラ

桃華「わたくしも待ち遠しいですわ。わたくしの期待どおりのお仕事を持ってきてくださったのですもの」

泰葉「私たち3人のユニット、リトルチェリーブロッサム」

薫「かおる一生けんめいがんばるからね!!」

桃華「ええ、薫さんの元気さと、私の可愛さ、泰葉さんのクールな魅力でファンの心をとらえてみせますわ」

薫「かおる知ってるよ。とりこ にしちゃうんだよね!」

桃華「難しい言葉をよくご存知ですのね」ナデナデ

薫「えへへー、いみはよくわからないんけど、前のおしごとのとき、みんながいってたんだ」

泰葉「前に組んだときは、ツアーのゲストだったけど、今度は夏のフェス。以前よりずっと大きな舞台」

桃華「メインがわたくしたちではなく上田さん達なのが少し癪ですが、わたくしにふさわしい舞台ですわね」

泰葉(桃華ちゃんはすごいな。私は不安のほうが大きいかも)

薫「かおるはすっごくたのしみ。ももかおねえちゃん、やすはおねえちゃん、よろしくおねがいしまー」

泰葉「うん。よろしくね(私もこの中だとお姉さんなんだから頑張らないと)」

桃華「表情がかたくなってますわよ泰葉さん」

泰葉「えっ」

桃華「泰葉さんの魅力でしたら、そんなに気をはらなくても大丈夫ですわ」

泰葉「うん。ありがと桃華ちゃん。でも、私が一番おねえさんなんだから、しっかり二人をフォローしてみせる」ニコッ

桃華「ええ、頼りにしていますわ泰葉お姉さま」

{見習うとこ}

桃華「以前もユニットを組みましたけど、今回は準備期間も長いおかげでみんなのいろんな所が見えますわね」

泰葉「うん、良いところも治すべきところもね」

桃華「泰葉さんの動きはとてもためになりますわ」

泰葉「桃華ちゃんの自信とか、薫ちゃんの明るさは、私が見習うべき所かな」

桃華「薫さんの明るさもそうですけど、わたくしは彼女からもっと見習うべき所がありますの」

泰葉「ダンスも歌も、桃華ちゃんのほうが上手だと思うけど」

桃華「それは、あれですわ!」ユビサシ

薫「えへへー、せんせぇもっとなでなでして」Pの膝の上

泰葉「え、どれ?」

桃華「わかりませんの? ああやって、自然にPちゃまに甘えられる所ですわ」

泰葉「あはは……」

桃華「朝の挨拶からそうですわ」

泰葉「挨拶?」

桃華「ええ、思い出してくださいまし」

[朝、事務所]

泰葉「おはよようございますPさん。今日の予定ですけど」手帳広げ

桃華「おはようございまわ、Pちゃま。まあ、ネクタイがゆがんでいますわよ
   わたくしが直してさしあげますわ」

薫「おはようございまー!」ドン ギュ 
 「かおる今日もがんばるから、レッスンおわったらなでなでしてね」


桃華「あの流れるような体当たりからのハグ。Pちゃまが少しくるしそうに下を向いたときに見せる笑顔」

桃華「すべてパーフェクトですわ」

泰葉「ウン、ソウダネ」

桃華「薫さんのああいうところはお手本にすべきですわ」

泰葉「ウン、ソウダネ」

桃華「早速明日から実践いたしましょう、二人で」ガシ

泰葉「ウン、ソウダネ。って私も!?」

桃華「ウフフ、Pちゃまの驚く顔が目に浮かびますわ。たまには3人で甘えるのも良いものですわ。ユニットですもの」

泰葉(良い話風にしてるけど微妙だ。桃華ちゃん一人でやるのが恥ずかしいだけなんじゃ。まあ、でも、たまにはこういうのもわるくないかも)フフ


翌日の事務所では、ノリノリでPにタックルする桃華と、恥ずかしそうにやんわりとタックルする泰葉の姿が見られた。

さすがに16歳が抱きついてくるのは色々やばかった、とはPの談である。

FIN?

【続・リトルチェリーブロッサムでほのぼの】
薫「ただいまー!」ドン ギュッ

モバP「おうふ、仕事終わりなのに元気いっぱいだな薫」ナデナデ

薫「えへへー、今日はせんせぇ朝からべつのおしごとであんまりあえなかったから、やっとせんせぇにあえてかおるは元気いっぱいだよ!」

モバP「あはは、それは嬉しいけど、タックルはもう少し元気なくていいんだぞ」オジサンニハキツイ

薫「あ」ヒョイ

モバP「ん? もういいのか?」ドスッ

モバP「おうふっ」

桃華「只今もどりましたわPちゃま」ギュッ

モバP「も、桃華も元気いっぱいだな」ナデ

モバP「でもレディにしちゃあ、ちょっとはしたないんじゃないか」

桃華「あら、レディにだって甘えたいときくらいありますわ」

桃華「特に、Pちゃまがお仕事につい来てくださらなかった日とか」チラッ

モバP「悪かったって。でも、リトルチェリーブロッサムの取材と宣材撮影だろ? 桃華くらい立派なレディなら俺がいなくても大丈夫だと信じてるからさ」

桃華「フフ、冗談ですわ。信頼していただけるのは嬉しいけど、意地悪の一つも言いたくなりますの」

桃華「せっかくのリトルチェリーブロッサム再始動の第一歩から、Pちゃまがいないだなんて、これでも少し不安でしたのよ」

モバP「次はちゃんとついていけるように、スケジュール調整しとくよ。今日はよく頑張ったな」ナデナデ

桃華「ウフ あら、泰葉さん遅いですわね。はやく入って来ればいいですのに」

泰葉「アワアワ」カオ マッカ

薫「やすはおねーさんどうかしたの?」

泰葉「し、失礼します」ポス ギュ

モバP「お、おう」セキメン

泰葉「お、おつかれさまです」

モバP「お、おう、おつかれさん」

泰葉「……」マッカ

モバP「……」ドウシヨウ コレ

桃華「ちょっとPちゃま! 泰葉さんとわたくしとで態度がちがいすぎませんこと!」

桃華「同じようにハグしたのに、わたくしのときはそんなに照れてませんでしたわ」

モバP(桃華はまだ子どもだし、って言ったらおこられるんだろうな)アハハ

桃華「これは臨時ミーティングが必要ですわね。泰葉さん、薫さん、後でまた作戦会議ですわ」

薫「おー! さくせんかいぎー!」

桃華・薫「」ジー

泰葉「お、おー」ハズカシイ

モバP(仲良くやれてるみたいでなによりだな)ソロソロ ミーティング ハジメルゾー
 
FIN?

感想、乙、感謝。やっぱモチベあがりますね。今回は周子が当たらなかったんで書いてみました。今回のSレアは関係ない話ですけどww
さっちゃんと茜は当たったんだけどなぁ。
Sっぽさが難しかったので、ご期待に添えない内容になってるかもですがご了承ください。

【周子と罰ゲームありダーツ対決】

[車の中]

モバP「今日は悪かったな。本当はオフだったのに、こんな時間まで仕事入っちゃって」

周子「突然呼び出されてビックリしたっつーの。ま、いいけどね」

周子「そだ、Pさんダーツしに行きたいなー」

モバP「もうこんな時間だぞ。また今度な」

周子「へー、そんなこと言うんだ。こんな時間になったのは誰のせいかな? うん?」クビヲカシゲ

モバP「う、それを言われると弱いけどさ」オレ ノ ミス ナンダヨナ

周子「あたしだって、予定あったんだけどなぁ」

モバP「う」

周子「ほら、すまないと思うんなら黙ってシューコの言うこと聞いてなさいって」

周子「ミスったPさんに反論する権利はなし。お稲荷さんのご信託だよ」コーン

モバP「わかったよ。でも、少しだけな」

周子「図が高い」コーン バシッ

モバP「痛っ」

周子「シューコの狐パンチ」ヘヘッ

モバP「まあ、実際俺が悪いしな。これで機嫌直してくれるなら、付き合わさせていただきますよ周子さま」

周子「よろしい」

モバP「いつもの所でいいんだな?」

周子「いいよー」ピコーン

周子「あ、やっぱり事務所でいいや」

モバP「事務所? もう誰も残ってないと思うぞ」

周子「そうじゃなくて、事務所でダーツしよって言ってんの」

モバP「確かに事務所にもダーツセットあるけど、そんなんでいいのか?」

周子「何? Pさん、周子が持ってきたダーツセットに文句あるの?」ムッ

モバP「いや、そうじゃないって」アハハ

モバP「って、あれ買ったの俺じゃねーか」

周子「口ごたえが多いぞ」キツネパンチ バシッ

周子「ミスPさんは黙って言うこと聞いてなって」

モバP(なんかロクでもないことかんがえてんな)

モバP「わかりましたよお嬢様」

[事務所]

モバP「やっぱりもう誰もいないな」チヒロサン モ カエッタノカ

周子「都合いいね」

モバP「何する気だよ」

周子「んー、恥ずかしいこと、かな」ニヤッ

モバP「ダーツだろ……」

周子「なんのために事務所でやると思ってんの。罰ゲームありでやるでしょ」ダーツ ノ ジュンビ

モバP「おいおい」

周子「ミスでシューコの休日潰したPさんの意見は聞いてないからね」ビシッ

周子「まあ、それもかわいそうだし、聞いたげよー」

周子「Pさんシューコと罰ゲームダーツやろ? yes or はい?」

モバP「一緒じゃねーか!」デンパショウネン カ オマエハ

周子「よーし、準備完了」

周子「あたしが先ね」

モバP「聞いてねーし」

[結果、モバP惨敗]

周子「Pさん、よわーい」

モバP「周子、本気でやりやがったな。流石にかてねーよ」

周子「じゃ、罰ゲームね」

モバP「はいはい(ま、周子のことだし、とんでもないことは言わんだろ)」

周子「Pさん、お腹すいたん!」

モバP「へ?」

モバP「だから、来る前にコンビニで買おうかって」

周子「お腹すいたん!」

モバP「いや」

周子「お腹すいたんゆうとるんやから、買こうて来いってことやろ。なんでわからんの」

モバP「……はい。行ってきます」

周子「Pさんよろー」ヘヘー

[2戦目]

モバP(なんか今日の周子はやばい。負けたら大変そうだ)

周子「いくよーPさん。次もシューコが快勝だかんね」


[結果…モバP惨敗]

周子「楽勝、楽勝」

モバP「っく」

周子「お楽しみの罰ゲームターイム」イェー

モバP「俺は楽しくねーって」

周子「んー、あたしが狐だから、Pさん犬ね」コーン

モバP「へ?」

周子「犬が人語を話すなー!って」キツネパーンチ

モバP「痛っ」

周子「ほら、Pさんお手」

モバP「……わん」

周子「へへー、可愛いねー、えらいえらい」ナデナデ

モバP「おい、しゅ」

周子「」狐パンチの構え

モバP「……わん」

周子「Pさん、おかわり」

モバP「わん」周子の手に手を重ねる

周子「……」手を握る

モバP「わん?」

周子「こんだけ無茶されたら、少しは気も楽になったっしょ」

周子「いつもあたしのために頑張ってくれてるんだし、ちょっと失敗してもあたしは気にしないけど」

周子「Pさん真面目だから、自分せめちゃいそうだし。これくらい無理言われたほうがいいかなーってシューコちゃんなりに気をつかってみたのでしたー」

周子「いつもありがとね、Pさん」手を離す

モバP「周子……」

周子「さ、いっぱいPさんで遊んだことだし、帰りろうか」

モバP「ったく、お前は……」

周子「Pさん、お腹すいたーん。夜食買って帰ろ」ギュッ


FIN

誤字修正 >>34
周子「帰りろうか」→周子「帰ろうか」

感想、レス、ありがとうございます。リトルチェリーブロッサムは書いてるうちに大好きになりました。元々薫ちゃんと先輩は好きでしたしね。
周子は個人的に、・飄々としてるとこ・そのくせPに感謝してて、それを口にできるとこ・適当なとこ・見た目・たーん が可愛いと思ってます。トップ3か4には好きなアイドルです。

今回は、かなり乗り遅れた感がありますが、だりーの誕生日で妄想が捗ったので書いてみました。
妄想がはかどりすぎて、長くなったので、誤字脱字、矛盾が多そうで怖いです。あと、だりー可愛い。だりなつ可愛い
あくまで友情くらいのだりなつが大好物です

【ロックな少女の誕生日】

[6月30日0:00]

李衣菜「ふんふんふーん上手く歌うんじゃなくて、こころをこめて歌うよ」ケータイを触りながら

李衣菜「えへへー、なつきちとかPさんから誕生日メールくるかなぁ」ピロン

李衣菜「お」ナツキチ カナァ モシカシテ

李衣菜「学校の友達からかぁ。って、こんな態度は全然ロックじゃないよね!」メルメル

李衣菜「メルメル」級友からメール

李衣菜「メルメル」級友からメール

李衣菜「メルメル」級友からメール

・・・・・

[6月30日1:00]

李衣菜「ま、まああれだよね。なつきちってメールとかマメなほうじゃないし。言葉でハートを伝えるほうだもんね」

李衣菜「うん、そうだよ。メールでお祝いなんてロックじゃないもん。やっぱり言葉だよね」

李衣菜「……Pさんは、わりとマメにメールしてきてくれたんだけどなぁ」

李衣菜「ってか、事務所の皆からメール来なかった……」

李衣菜「ま、明日事務所行くし、なつきちにも会えるし。やっぱり直接祝ってもらったほうが嬉しいよね」ウン

李衣菜「P、Pさんにも直接祝ってもらったほうが……エヘヘ」

李衣菜「明日はお昼からお仕事かぁ。はやく明日にならないかなぁ」ぬいぐるみを抱きしめながら

李衣菜「ナターリアの誕生日の時みたいに、事務所入ったとたんにクラッカー鳴ったりして、Pさんにおめでとうって言われて」

李衣菜「Pさんにだきしめられちゃったりなんかしちゃったりして……」ウッヒョー

李衣菜「ジタジタ」自分で想像して恥ずかしくなって悶えている

李衣菜「でも、いかにも祝ってくださいってのは違うよね。やっぱり私らしくロックな態度でいかないと」

ぬいぐるみ(仮想P)「リーナ、おめでとう」

李衣菜「えー、なんのことですか?」

ぬいぐるみ「なにって、おまえ今日誕生日だろ?」

李衣菜「あ、本当だ。すっかり忘れてました。ありがとうございますPさん」

ぬいぐるみ2(仮想夏樹)「意外とおとなしいじゃんだりー。だりーのことだから、プレゼントちょーだいって騒ぐかとおもったけどな」

李衣菜「甘いねなつきち。私だって子供じゃないんだよ。こういうのは物じゃなくて心」

李衣菜「私ですら忘れてた誕生日を皆が覚えててくれて、お祝いしてくれた。その心が私にとって一番のプレゼントってね」

ぬいぐるみ2「いい言葉じゃないか。ロックになったなだりー、いや、りーな」

李衣菜「よし、予行演習も完璧。これで明日はロックな誕生日になるはず」


[6月30日 昼頃 事務所]

李衣菜「スーハー、スーハー」

李衣菜「よし」ガチャ

李衣菜「おあはよーございまーす」

モバP「よお、リーナおはよう。早かったな」

李衣菜「(あれ)お。おはようございますPさん」

夏樹「うーっす、だりー」

李衣菜「(あれあれ)お、おはーなつきち」

夏樹「だりー昨日のBS見たか」

李衣菜「え、何かあったっけ」ソレドコロジャ

夏樹「見てねえのかよ~。だりーの好きなバンドのライブ番組やってただろ」

李衣菜「えー、教えといてよ」

李衣菜(も、もしかして私の誕生日、忘れられてる? まさかね~、まさか、ね)

夏樹「ちゃんと言っといただろ。どーせ、だりーのことだから忘れてるだろうと思って録画してやったけどな」

李衣菜「あ、ありがと。でも、どーせって何さ。それ、いつやってたの? 6月29日の夜? 30日になってた?」

夏樹「んー、確か0時回ってたと思うぜ」

李衣菜「それなら、私もう寝てるからなぁ、起きてたらロックな魂で気づいたんだけど、寝てたんだから仕方ないよね」

李衣菜「いやー、30日になってなかったらおきてたんだけどなぁ。30日に」チラッチラッ

夏樹「何言ってんだ。いつも夜中にメールしてくるくせに」

李衣菜「なつきちのバカ……」

夏樹「ん?」

李衣菜「なんでもない! 私、Pさんとお仕事の話しなくちゃだから」タタッ

李衣菜「Pさん、今日のお仕事だけどさ」

モバP「ん? 内容はちゃんと説明しただろ?」

李衣菜「そうですけどぉ。月末の、30日の仕事だしさ」チラッ

李衣菜「失敗できないっていうか、気合入るっていうか」

モバP「アハハ、何言ってんだ。スーパーとかじゃあるまいし、アイドル活動に月末は関係ないだろ」Pニハ カンケイ アルケド

李衣菜「ムー」

李衣菜「今日ね、近所の雑貨屋で安売りしてるんですよ。30日が娘さんの誕生日なんだって」キヅイテヨ‐

モバP「へー、そりゃめでたいな。リーナも買いに行くのか? なら、今日は早めに上がれたほうがいいな」

李衣菜「ムー……そうですね。ありがと!Pさん」プルプル

モバP「リーナ?」

李衣菜「なんでもない」ジワ

モバP「そ、そろそろ仕事いく準備するぞー」

李衣菜「……うん」

[仕事おわり 車中]

モバP「おつかれさん。早く終わってよかったな」マダ ヒ モ クレテナイ

李衣菜「そうですね」

李衣菜(結局思い出してくれなかった。事務所の皆にとって私なんてどーでもいいのかな……)

李衣菜(私なんて、しったかぶりでうざいとか思われてるのか……)

李衣菜(いっぱい頑張ってきたつもりだったんだけどな)

李衣菜(やっぱり、心をこめて歌っても、上手く歌う歌には勝てないのかもしれない)

李衣菜「早く帰りたいな」ボソ

モバP「え、何か言ったか?」

李衣菜「なんでもないです。今日はもうお仕事終わりですよね?」

モバP「お、おう」

李衣菜「このまま家まで送ってください。事務所よらずに帰ります」

モバP「え、悪い。ちょっとそれは……」

李衣菜「何か事務所に用事あるんですか?」

モバP「まあな」

李衣菜「じゃあ、私車にいますから。早くしてくださいね」

モバP「お、おう」

モバP「悪い。ちょっとお手洗い行きたいから、コンビニ寄っていいか?」

李衣菜「いいですよ。私は車にのこりますから」


[コンビニ]

モバP「もしもし、夏樹か。そっちはどう?」

モバP「うん、急いでくれ」

モバP「いや、そうじゃなくて。やっぱりそれもあるけど」

モバP「何より俺がやばい。良心の呵責で死にそうマジで」

モバP「捨てられた子犬みたいな目してんぞ。事務所来た時とのテンションの違いとか、いろいろ心に来るんだけど」

モバP「これ以上は無理だからな。今でも、リーナの頭撫でてお祝いの言葉かけまくりたいの必死で我慢してるんだからな」

モバP「笑い事じゃないって。夏樹、お前が経験してみるか?」

モバP「じゃあ、急いでくれよ」


[事務所の前]

モバP「あー。悪いリーナ。お前に確認してもらいたい書類あったんだ」

李衣菜「明日じゃだめなんですか」

モバP「急ぎの仕事なんだよ。時間とらさないから、ちょっと事務所まで付き合ってくれって」

李衣菜「……わかりましたよ」

李衣菜(帰ったらずっと音楽聞いてよ。今日はなんでもない普通の日。いつもどおりお仕事して、好きな曲聞いて…)

李衣菜(良い一日じゃん。なつきちに借りたDVDも見たいし。昨日見そびれたライブ見て、今日は超楽しい一日だよ、うん)ジワ

モバP「ほ、ほらリーナ」李衣菜の手を掴んで、事務所のドアを開けされる

李衣菜「え、ちょっとPさん」

パーン パーン

李衣菜「へ?」

夏樹「誕生日おめでとうだりー」

ちひろ「おめでとうございます」

幸子「フフーン 可愛いボクに祝ってもらえること感謝してください」

モバP「おめでとうリーナ」ポン

李衣菜「え、あれ、だって」

夏樹「アタシが本気でだりーの誕生日忘れてるって思ってたのかよ。ちょっとショックだぜ」ポンポン

李衣菜「だって、だって~」ポロポロ

夏樹「ほら泣くなよ」

モバP「悪かったなリーナ。もちろん覚えてたし、0時にメールしようかとも思ったけど」

夏樹「普通の誕生日会は昨日やったし、ちょっとはサプライズあったほうがだりーは喜ぶかおもったんだけど」

モバP「やりすぎたかな」ハハ

李衣菜「もう、もう、バカバカ。本気で寂しかったんだから。みんなにとって私って何なんだろうとか考えちゃって……」

李衣菜「でも、でも、ありがとうPさん、なつきち、皆~。よかったよー覚えててくれて」泣き笑い

泰葉「李衣菜さん、はやく中にはいってください。ケーキも料理も皆で作ったんですよ」

桃華「材料はわたくしが用意した高品質なものばかりですわ。李衣菜さんへの日頃の感謝をこめて作りましたのよ」

薫「薫もいっぱいお手伝いしたよー! リーナおねえちゃん、いつもあそんでくれてありがとうございまー!」

周子「私たちはプレゼント買い物係だから、プレゼントも期待していいよ。リーナが喜びそうなものも、微妙なものもいっぱい取り揃えたから」

李衣菜「うん、うん、皆、本当にありがとう」デモ ビミョウナ ハ トリソロエナイデホシカッタナ

夏樹「もちろん、アタシから個人的にもプレゼントあるからな」

李衣菜「うん、ありがとなつきち」

夏樹「それに、Pさんからもな。Pさん真剣に選んでたぜ。だりーが一番欲しいプレゼントだよな」

モバP「まだあげてないんだから、欲しいものかどうかわからないだろ」

夏樹「そういう意味じゃねえって。ロックじゃないなPさん。なあ、だりー」

李衣菜「そ、そんなことないって。へ、変なこと言わないでよなつきち」マッカ

[パーティーも中盤に差し掛かった頃]

李衣菜「あ」オモイダシタ

夏樹「?」

李衣菜「なつきち、これ持って」

夏樹「アタシがあげたヘッドフォンじゃん」

李衣菜「うん、もう一回プレゼントとしてちょうだい」

夏樹「ハァー(またくだらないこと考えてるなぁ)誕生日おめでとうだりー。これ、プレゼントな」

李衣菜「甘いねなつきち。私だって子供じゃないんだよ。こういうのは物じゃなくて心」

李衣菜「私ですら忘れてた誕生日を皆が覚えててくれて、お祝いしてくれた。その心が私にとって一番のプレゼントってね」ドヤァ

夏樹「……ロックじゃねえなぁだりー」

李衣菜「えー、ロックなセリフでしょー」

夏樹「そういうとこがロックじゃねえんだよ」

李衣菜「ムー」

夏樹「あ、これいらないならアタシが使おうかな。アタシも欲しかったヘッドフォンだしな」ニヤッ

李衣菜「えー、ダメ! 私がもらったんだからこの子はもう私の子なの!」

夏樹「気持ちが一番のプレゼントなんだろ?」

李衣菜「それとこれとは別ー!」

モバP「ふー、最初はどうなることかと思ったけど、リーナが楽しそうで良かったー」

李衣菜「あ、Pさん。私、本当に悲しかったんですからね。演技とはいえ、誕生日忘れるなんて」

李衣菜「だから、だから、責任、とってくれますよね」


FIN

【時子様のお見舞い】

モバP「あー、頭痛ぇ」ベッドに寝ている

ピンポーン

モバP「はいはーい。こういう時一人暮らしはつらいよな」ガチャ

時子「」

モバP「」ガチャ

時子「」ガンガン

モバP「ちょ、ドア叩くな」ガチャ

時子「いい度胸ね豚。この時子様を見て、ドアを閉めるだなんて」

モバP「いや、ほら、幻覚か何かだとおもって」

時子「まあ、この私がこんな豚小屋に来てあげたなんて夢のようでしょうね」

時子「ほら、何をぼーっとしてるの。さっさと荷物を持ちなさい」

モバP「俺風邪ひいたって知ってるだろうに」

モバP「あれ、これ。りんごにポカリ豚肉、タマゴ」

モバP「時子様、もしかしてこれ」

時子「体調をくずした豚に慈悲を恵んで上げるのも飼い主の仕事でしょ」なかに入る

モバP「お、おう。ありがとうございます」

モバP「でも、冷蔵庫に入れたりするのは俺なんだよなぁ」

時子「買ってきてあげただけでも感謝することね」

時子「豚小屋のわりに綺麗にしているじゃない。というか何もないわね」

モバP「まあ、帰ってきて寝るだけの場所ですからね」ブタ ハ キレイズキデスヨ

時子「台所なんてまるで新品ね。料理とかしてないでしょう」

モバP「コンビニ弁当ばかりですね」ベッドに戻る

時子「それで体調崩すだなんて、いい度胸ね。あなたの都合で私の予定を狂わされたらたまったものじゃないわ!」

時子「私の下僕なら、体調管理くらいしなさい。それか死にかけでも私に奉仕するかのどちらかね」

モバP「体調管理します、はい」

時子「今日はちゃんとたべたんでしょうね」

モバP「いや、出るのもしんどかったし」

時子「この豚!!」バンッ

モバP「ひっ」

時子「この時子様の予定を狂わせておいて、食事もしていないだなんて、本当に治す気あるんでしょうね?」

時子「食欲なかろうが、無理にでも食べなさい。なんなら私が押し込んであげましょうか?」

モバP「え、遠慮します」

時子「本当に仕方ない豚ね」たちあがる

モバP「時子様?」

時子「お黙り。あんたはおとなしく自分の体を治すことだけ考えてなさい」

時子「明日も休むようなら、この前の鞭をお見舞いにもってきてあげるわ」

モバP「う、は、はい」

[しばしの間]

モバP「」ウトウト

時子「フン、思ったより元気そうじゃない。ここの所根をつめすぎなのよ」

時子「どんなに頑張っても所詮、豚は豚なのに。ま、おかげで面白い番組にでれたのだから、褒めてあげるわ」

時子「私にアイドルという新しいプレイを捧げ、私にふさわしい舞台も用意した、認めてあげるわ。あなたは私の一番の下僕だとね」

時子「あなたは私にすべてを捧げなさい。そうすれば、あなたにはトップアイドルのプロデューサーの称号をあげるわ」

時子「わかったら、明日には治しておくのよ。治せなかったら、……ウフフわかってるでしょうね」

[さらに時は経ち]

モバP「う、ん、寝てたのか」

モバP「時子様は、流石に帰ったみたいだな」

モバP「なんかいい夢見てた気がするな」グー

モバP「あ、腹減ったかも。でも買いに行くの面倒くさいしなぁ」

モバP「また時子様に怒られそうだし、買いに行くか」立ち上がる

モバP「あれ、なんだこれ」

モバP「こんな鍋あったっけ」パカ

モバP「タマゴと豚バラのお粥だ。……まさか時子様が作ってくれたのか」

モバP「うん、絶対に治さないとな」ア、オイシイ


翌日、風邪を治したPは、事務所で時子様に土下座させられ背中を踏んでいただくというご褒美をもらうのだった。

FIN




蘭子の私服の値段に驚愕する荒木先生、とか

ペルソナQがおもしろすぎて妄想がはかどらなかったので、小梅ちゃんとイチャイチャするだけの、いつもしている妄想をSSにしてみました。
ヤマもオチも意味もない、ただ、小梅とイチャつきながらDVDを見たかっただけの話です。


【小梅といちゃいちゃするだけの話】
モバP「おー、このシーン迫力あるなぁ」

小梅「う、うん……わ、私が出た映画だから、展開わかってるのに……ドキってしちゃう」エヘヘ Pの膝の上

小梅「あ、私が、ゾンビに追われてる……。撮影、楽しかった、ね」

モバP「そうだな。運動苦手なのに、よく頑張ってたよ」ナデナデ

小梅「エヘヘ、まだ、なんだか夢みたい……ホラー映画の中に私がいるなんて……」ア、マキノサン キエチャッタ

モバP「もう、DVDにまでなったのに。まだ実感わかないのか」

小梅「う、うん。撮影の時……テンション上がっちゃって、よく覚えてないとこ多い……」

小梅「と、特に、クライマックスのシーンとか、ゾンビがいっぱいいて……ゆ、夢みたいな空間だった……」エヘヘ

小梅「だから、な、何度見ても、これが自分だって……実感わかない。い、いつか夢がさめちゃいそうで」

小梅「最近……朝起きるのがちょっとだけ……怖かったり」

小梅「ま、前から……朝は苦手、でしたけど」

モバP「大丈夫、夢はさめたりしない。夢はさめるものじゃなくてもっともっと叶えていくもんだからな」ポンポン

小梅「なんで……だろ、Pさんとだったら……ほんとになんでも叶っちゃいそう」

モバP「叶っちゃいそうじゃなくて、叶うんだよ。もちろん、小梅がちゃんと努力したら、だけどな」

小梅「う、うん。が、がんばる、よ。死んで、ゾンビになるまで、頑張り、ます」

モバP「うん、そこまでは頑張んなくていいかな。いや、意気込みは立派だけど」アハハ

小梅「じゃ、じゃあ、Pさん……がゾンビ、なりますか?」コクビカシゲ

モバP「その夢はちょっと叶えられないかなぁ」

モバP「なんで、小梅はちょくちょく俺をゾンビにしたがるかな」

小梅「だって……大好きなPさんが、大好きなゾンビになったら・・・もっと大好き」エヘ

モバP(なんだ、天使か)

小梅「あ、だ、大好きとか……言っちゃった。はず、恥ずかしい」カオソラシ

モバP「俺は嬉しいよ、小梅に大好きって言ってもらえて」

小梅「あ、ち、違う。ち、違わないけど……違うの」

小梅「Pさん……は、何も、聞いてない……聞いてない、よね」

モバP「いや、もう脳内にちゃんと保存した」

小梅「い、いじわる……」パシパシ

モバP(足叩かれてるけど、痛くない。むしろ気持ちいい)

小梅「あ、あんまり……いじわる、だと、あの子に言いつけ、ます」

モバP「ごめんなさい」ペコリ

モバP「俺は何もきいてません」

小梅「エヘヘ、だったら、許して、あげる」

小梅「私も、た、叩いて、ごめんなさい」ペコリ

小梅「エヘヘ」

モバP「ナデナデ」

小梅(あ、これダメ。し、幸せ、すぎて……爆発しちゃう)

小梅(ば、爆発、したくない。もっとPさんと、一緒に……)

小梅「バタ」Pの膝の上からソファに倒れこむ

モバP「あれ、小梅、おーいどうした?」

小梅(ば、爆発する前に死んで、みました、エヘ)

モバP「おーい、大丈夫か小梅」

小梅(Pさん、心配、してくれてる……うれ、うれしい)薄めを開けてPを見る

モバP「小梅ー、起きろー、本当に心配になっちゃうぞー」あの子が腕を組んでいる

小梅「だ、だめー!」ガバッ

モバP「うお、びっくりした」

モバP「何がダメ? 死体ごっこの邪魔だったか?」

小梅「ち、ちがうの……」Pの膝にのる

小梅「あ、あなた、でも、そんなこと……しちゃ、だめ」Pの腕を抱えるように抱きしめる

小梅「わ、私も、まだ、腕組んだこと……ないんんだから……」

小梅「え、今、もっと、すごい、かっこう?」Pの両腕を抱きかかえているので、Pに後ろから抱きしめられているようなポーズ

小梅「あ……はず、恥ずかしい」

モバP(でも、離さないんだ。俺も結構恥ずかしいんだけど、このポーズ)

小梅「ま、まだ……あの子が、狙ってるから、だめ。この映画、終わるまで……は、離し、ません」エヘ

小梅(ありがとう。お、おかげで、もっと近くなれた、よ)

小梅(でも、大丈夫……あなたと、遠くなったわけじゃ……ないから)

小梅(私を……輝く世界の魔法で、ひきあげてくれた、のは、Pさんだけど)

小梅(私の……ルーツ、は、きっとまだ、あなた達と……同じ、ほの暗い世界に、あるから……)

小梅(き、切り離したり、しない、よ。Pさんは私のままで、引き上げてくれた、から……)

小梅(だから……一緒に、行こ。ずっと一緒に、いて、Pさんと一緒に……見守ってて……ね)

モバP「」ギュッ

小梅(あ、P、Pさん、真剣に映画、見てる。い、今なら……驚いてくれる……かな)

小梅「わっ」パンッ

モバP「ウェーイッ!!」ギュー

小梅「あ、エヘヘ。大成功……」

モバP「お。驚かさないで、マジで」ドキドキ

小梅「Pさん、たの、楽しい、ね」ニコ

モバP「」

モバP「ああ」シンゾウ ニ ワルイケド


結局、もう1本のDVDもこの体勢のまま見ました。
FIN

こんな時間ですが、7月8日分です。
>>54のシチュを考えてたら、全然別物になってしまいました。荒木先生と蘭子の絡みを期待した方、申し訳ありません。荒木先生と沙紀メインの話です。蘭子は、最後にちょこっと出てくるだけなので、>>54のリクエストには答えられてない内容だと思います。

【比奈と私服】

[事務所]

比奈「沙紀ちゃん、ちょっと聞きたいんスけど」

沙紀「ん? 何すか?」

比奈「私服とかに、どれくらいお金かけてまス?」

沙紀「おお、比奈さんから服の話とは、意外っすね。あっ」ピコーン

沙紀「この前、Pさんが家に来て、よれよれのワンピース一枚で対応しちゃったの気にしてたんすね」

沙紀「Pさんのために可愛い部屋着買う気になったんすね!」

比奈「違いまス」ブス

比奈「アタシは気にしてないっスし、Pさんも、その、可愛いって言ってくれたし……」

沙紀「ごちそうさまっす」ニヤニヤ

比奈「うー、大人をからかわないで欲しいでス」

沙紀「でも、Pさん絡みじゃないとすれば、余計に意外っすね」

比奈「あー、実は、今度雑誌のインタビューで私服とか部屋着について聞かれるんスけど」

沙紀「あー、比奈さんの普段着とか部屋着って……」

比奈「ッス。ヨレヨレのワンピとか、高校の頃から来てるシャツとかジャージばかりっスから」メンボクナイ

比奈「一応、アタシもアイドルっスから、あんまりひどいのもアレかと」

沙紀「それで、自分がどれくらい服にお金かけてるか聞いてきたんすね」

沙紀「ところで、今着てる服はいかほどなんすか?」

比奈「そッスね。全身ユニクロコーデなので、1万円で結構お釣り帰ってくるくらいっスかね」ドヤァ

沙紀「なぜドヤ顔っすか」

沙紀「お金をかければいいってもんじゃないっすけど、もう少し気をつかいましょーよ」

比奈「これでも気を使ってるんスけど……。昔なら、高校や中学の時に買った服で出歩いてったスからね」

沙紀「Pさんに出会って少しずつおしゃれするようになったっすもんね」

比奈「そうそうって違うっス。いや、アイドル始めてからっスから間違えてないんスけど……」

比奈「そんなことはどーでもいいっス。沙紀ちゃんの服はおいくらくらいっスかね」

沙紀「今日の服はジーパンだけで万っすね」

比奈「ジ、ジーパンに万っスか……シャツとかも合わせるとPSPくらいかえちゃいそうっスね」ハハ

沙紀「あー、普通に買えるっすね」

比奈「まじっスか。意外な答えに心折れそうっス」

沙紀「? あー! 比奈さん、自分を安牌にしたっすね!」

沙紀「いきなりすごいお金かけてる人に聞いたら凹むからって、お金かけてなさそうな人選んで聞いたっすね?」ジトー

比奈「ま、まあ、なきにしもあらずってとこっスけど」アハハ

沙紀「ひどいっす比奈さん。自分は友人の為にって真剣だったのに、比奈さんにとっては都合の良い女だったんすね」

比奈「いや、沙紀ちゃん、その言い方はいろいろ不穏だからやめるっス」

比奈「まあ、沙紀ちゃんがお金かけてなさそうだと思ったのは事実でスけど」

沙紀「ひどいっす。これでも路上アートっていうセンスがいる趣味もってるのに、そんな印象だったとは」

比奈「最後まで聞くッス。でもやっぱりお金の話っスから、事務所の中でも特に仲良い人じゃないと聞きにくかったんスよ……」プイ

沙紀「おお、比奈さんのデレ期っすね」

比奈「うるさいっス」

沙紀「あれ、照れてます? 照れてるっすよね!」

比奈「うー、うるさいっス。大人をからかうのは良くないっスよ」

沙紀「アハハ、ごめんなさいっす」

比奈「まったく。でも、意外っすね。沙紀ちゃんなら、安いジーパンとか買って自分でペイントしてそうだと思ったっスけど」

沙紀「ああ、それもするっスよ。自分でデザインしたTシャツとかもありますし」

沙紀「このジーパンは好きなデザイナーがデザインした物なんで、ちょっとしたブランド物だったんすけど、衝動買いしちゃったんすよ」

比奈「なんだ、じゃあ今日が特別なだけだったんスね」ビックリシタ

沙紀「それでも、ペンキ代諸々入れると比奈さんのジーパンより高くなるっすけどね」

比奈「うっ」

沙紀「そーだ、取材の日に着ていくジーパンとかシャツに自分がペイントしてあげるっすよ」

沙紀「値段かけずにおしゃれしてるのもポイント高いっすよ」

比奈「何のポイントっスか……」

沙紀「そりゃ、Pさんポイント」

比奈「そーいういじりはもういいっス」ジトー

比奈「それに、前にもジーパンをペイントしてもらいましたけど、カラフルすぎて外にはいて行けなくなったこと忘れてないっス」

比奈「地味目にお願いするっていったっスよね」

沙紀「いや、あれは、比奈さんのイメージにあうようにペイントしてたら、創作意欲が沸いちゃって」

沙紀「それくらい比奈さんに対するイメージが多かったってことっすよ」

沙紀「自分比奈さんのこと大好きっすから」

比奈「……そーいう恥ずかしいこと言うの禁止っス」

沙紀「あれ、でもこの前家に遊びに行った時にはいてくれてましたよね、あのジーパン」

比奈「それは、せっかく沙紀ちゃんがペイントしてくれたジーパンをはかないのは悪いっスから」

比奈「外にはいていく勇気はないっスけど、部屋着くらいならって」

沙紀「あーもう、比奈さん可愛いっすね!」ガバッ

比奈「ちょ、離すっス」

沙紀「こんな可愛い人Pさんには勿体ないっす。自分が貰うっす」ギュー

比奈「だから、恥ずかしいセリフ禁止ッス」ジタジタ

沙紀「まあ、冗談はさておき」ツヤツヤ

比奈「ゼーゼー」

沙紀「流石に比奈さんはお金かけてなさすぎっすね」

比奈「やっぱりそうッスか。当日は衣装借りて、普段着にかける金額も適当に言うっす」

比奈「そだ、月にゲームとか薄い本にかけてる金額と同じ額を言うことにしましょうか」

沙紀「それ、私服のハードルがん上がりするっすよ」

沙紀「私服で出る取材とか番組全部、衣装レンタルする気っすか」

比奈「なにげにひどいッス……」

沙紀「そんな嘘いうくらいだったら服買いに行くっすよ。比奈さんは庶民派アイドルですし、そんな高い物買う必要ないっすし」

沙紀「高校時代の服とか着ずに毎月私服買うくらいでいいと思うっすよ。比奈さんセンスありますし」

比奈「そッスかね? でも毎月服に金かけるのは……」

沙紀「そだ、それなら毎月Pさんと服買いに行くのはどうっすか」

比奈「な、なんでPさんがでてくるんスか?」

沙紀「比奈さん、一人だと夏と冬の祭典がある時とか買うのサボりそうですし、見てもらいたい人と月1で遊びに行くと、自然と服が欲しくなるっすよ」

比奈「いやいや、Pさんにそんな感情ないでスし……ホントッスよ。ニヤニヤしない!」

沙紀「じゃあ、賭けをするっす」

沙紀「元々、比奈さんはアイドルとしていくらくらい私服にお金かけてるか知りたかったわけですし、事務所に来た人に私服に使う金額を聞くっす」

沙紀「次入って来た人が比奈さんと同じくらいしか使ってなかったら、比奈さんはアイドルとしてセーフっす」

沙紀「比奈さん以上に使ってるようなら、今の比奈さんはアイドルとしてアウトなんで、服を買う習慣を付けるために、Pさんとデートするっす」

比奈「い、色々とめちゃくちゃッス。ってか、アイドルとしてアウトって酷くないッスか」

比奈「こ、こんな賭けアタシに何のメリットもないじゃないッスか」

沙紀「うーん、じゃあ、比奈さんが勝ったら、夏と冬の祭典の原稿のアシをいつでも引き受けるっす」

比奈「買い出しにも付き合ってくれるッスか」

沙紀「う、分かったっす。その代わり負けたらちゃんとPさんを誘うっすよ」

比奈(この勝負、誰が来るかが大きいッスね。年少組なら多分勝てるッス。あとユリユリとか、杏ちゃんとかが安牌ッスね)

沙紀(大人組が来たら、まず負けないはずっす。菜々さんとか、ワンチャン早苗さんはあぶないっすけど)

沙紀(高校生組は未知数っすね。危ないのは奈緒ちゃんとか櫂くん。確実に勝てるのは凛ちゃんとか奏さんっすね)

沙紀(まあ、一番来て欲しいのは……)

比奈(まあ、一番来て欲しくないのは……)

沙紀・比奈(蘭子ちゃんっすけどね!)

ガチャ

沙紀・比奈「!」

蘭子「闇に飲まれよ」

比奈(ラスボス来ちゃったー!!!)

沙紀(勝利確定っすね)

蘭子「ふむ、どうかしたのか? そのように二人して魔眼で睨むでない」

比奈「き、聞くんスか?」

沙紀「いやー、ワンチャンあるかもっすよ。当たって砕けるっす」ニコニコ

比奈「うー、勝ちを確信してる顔ッスね」


蘭子「?」

比奈「いや、蘭子ちゃんが私服にいくらくらい使ってるかなぁって」

蘭子「我が魔の衣の価値とな?」

比奈「はいッス。今度取材で私服について聞かれるんで、参考までに」

蘭子「ふむ、そういうことならば魔の真理、教えてやろう」思い出しながらケータイの電卓機能で、数字を打つ

蘭子「我が衣の価値、これほどになるかの」

比奈「……PSPどころか、PS4は買えるっすね」

沙紀「普通に、最新家電買えそうな値段なんすけど……」

蘭子「近くは、我の魔翌力にあう衣すくなく、マイスターに作らせた物もあるゆえ」

沙紀・比奈(シンデレラガール、おそるべし……)



結局賭けに負けた比奈は、毎月Pと服を買いにいくようになり、私服も少しずつおしゃれになっていったという。

そんな比奈を見て、嬉しい半分、ちょっとさみしい沙紀だった。

FIN



訂正
>>60
比奈「PSPくらい買えちゃいそうっすね」→比奈「PS VITAくらい買えちゃいそうッスね」

夏樹を書こうと思うとだりーを絡ませずにはいられなかった。だりなつ好きなんで、勘弁してください。

[事務所 6月初頭くらい]

夏樹「ギター?」

モバP「そうギター」

夏樹「へー、Pさん、ギター弾くんだ?」

モバP「いや、学生時代に挫折した」

夏樹「はは、なんとなくPさんらしいな」

夏樹「弾こうと思った理由も、モテるから、とかだろ?」

モバP「う、まあそれもあるけど、忌野清志郎とか筋肉少女帯とかに憧れてたんだよ」

夏樹「渋いとこだな……Pさんなら、ニルヴァーナとか洋楽系だと思ってたよ」

モバP「まあ、親の影響とかもあってな。聖飢魔Ⅱとかも好きだったし」

夏樹「Pさんの学生の頃にはもう引退してただろ」

モバP「80~90年代の曲が好きなんだよ」

夏樹「なるほど、だりーと話が合わないわけだ」

モバP「いや、ちゃんとリーナが薦めてくる曲も聴いてるぞ。○○とか××とか」

夏樹「あー(それ、全部アタシがだりーに薦めたやつじゃねえか)」頭おさえ

モバP「あ、やっぱり夏樹がリーナに薦めた曲だったか」

夏樹「ま、な。薦めた曲を気に入ってくれたのは嬉しいけどな」

夏樹「だりーには言わないでくれよ」

モバP「リーナが薦めてくれた曲が、元々夏樹のお薦め曲だったことをか?」

夏樹「そ。ただかっこつけたくてPさんに薦めたんなら、お灸を据えてやるんだけど」

夏樹「最近のだりー、ロックに真剣に向き合ってるから、そんなことないだろうし」

夏樹「多分、本当に感動して、Pさんにも薦めたんだろうしな」

モバP「ほんとに仲良いな、二人共。分かり合ってるって感じだ」

夏樹「ま、付き合い長いし。っつても、Pさんと同じくらいか」

夏樹「あ、話が逸れたな。ギター買うのに付き合えって話だっけ」

モバP「そうそう。まあ、話は案外それてないんだけどな」

夏樹「ああ、だりーの誕生日関連か、もしかして」

モバP「おお、よくわかったな。まだ1週間以上あるのに」

モバP「あ、夏樹もリーナの誕生日プレゼント考えたりしてただろ?」

夏樹「……まあ、そうだけどさ」プイ

モバP「お互いに気が早いな。まだ6月なったばかりだぞ(ちょっと照れてるけど、平静装う夏樹、可愛い)」

夏樹「まあ、年に1度のことだし、ちゃんとした物やんないとだりーのやつ文句いいそうだしな」

夏樹「つまり、Pさんはだりーにギター買ってやろうって思ってんだ?」

モバP「ああ。夏樹も言ってたけど、リーナは頑張ってるからな」

モバP「にわか路線でプロデュースしたのは失敗だったかもなってくらいに」

夏樹「Pさんひでー、だりーが聞いたら怒るな。にわか路線ってなんだよ」ハハ

モバP「俺は最初から、可愛い系で売る気満々だったし」

モバP「でも、本人が真剣にロックなアイドル目指してるってわかってきたからな。路線変更」

モバP「可愛いアイドル・リーナが、ライブになったらかっこいいロックシンガーになる、って路線も売れると思うんだよ」

モバP「可愛いアイドルって下地は充分にできてるし」

夏樹「へー、ちゃんとだりーのこと考えてんだな」

モバP「いや、俺の仕事わかってる? プロデュースが仕事ですよ」

夏樹「へ? Pさんの仕事って女たらしだろ?」

モバP「あんま、否定できないんだよなぁ。200人近くスカウトしてるし」

モバP「ま、本人も頑張ってるし、そろそろ安物の練習用ギターは卒業しても良いかなって」

モバP「今、リーナが使ってるのって中古の奴だろ?」

夏樹「そうだね。いきなりフライングVとかランディVなんて買いたがったから、中古の一般的なギター買わせたんだよ」

モバP「なるほど。どうりで、ギター買いに行って帰ってきた時に、不満そうだったのか」

モバP「今度オフに付き合ってくれよ」

夏樹「OK。その代わり、アタシのプレゼント選びにも付き合ってもらうぜ」

[休日 楽器屋]

モバP「おー、いっぱいあんのな」

夏樹「弾かない人には、わかんねーよな。こんなに種類あってもさ」

モバP「やっぱ夏樹に頼んで正解だわ」

夏樹「だりーならこれとか変形を欲しがるだろーな」

モバP「ああ、よく見るなこういうギター。確かにロックぽい」

夏樹「イメージから入ると、こういうの欲しがるよな。いきなりこんなん買うと、弾きにくくてしょうがないけどね」

モバP「夏樹、これちょっと弾いてみてくれよ」

夏樹「え、アタシが? だりーへのプレゼントだろ?」

モバP「いや、これ夏樹にも似合いそうだから、今度の宣材とかの写真撮る時に、二人に持たせてみようかなって」

夏樹「今日はオフだろ。仕事忘れろよ……」

モバP「いいじゃないか。すいませーん、これちょっと触らせてもらっていいですか?」

夏樹「ったく。相変わらず強引な奴」クス

夏樹「おお、いい感じじゃん」ギター弾きながら

夏樹「だりーにはまだ、ちょっと弾きにくいかもな」

夏樹「でも、今のだりーなら変形買っても……ってなにジロジロ見てんだよ」

モバP「いや、夏樹はやっぱり絵になるなって」

夏樹「……ま、ギターは長いこと触ってるからな」プイ

モバP「うんうん、いいね。次の写真は、こういう椅子に座って、ギターを膝に乗せてるとこを、この角度から……」

夏樹「ふー、完全に仕事の顔になってるし」

夏樹「ほら、だりーのギター選ぶんだろ? 帰ってこい」パン

モバP「おう、すまんすまん。いやー、あんまりにも良い絵だったから」

夏樹「ったく、職業病にも程があるだろ」

夏樹「お、こっちのギターも良いな」

モバP「ああ、丸みがあって可愛い感じだな。リーナの印象にも合うけど」

モバP「今の可愛い印象を変えるなら、さっきのギターのが良いな。今のリーナにはこっちのが合うけど」

夏樹「あー、じゃあこっちは? こういうのもだりーの奴好きだぜ」

モバP「ありだな。候補しぼって考えてみるか」

[数時間後]

モバP「今日はありがとうな。おかげで良いギター選べたよ」

夏樹「アタシもプレゼント選ぶの手伝ってもらったし、お互い様だろ」

モバP「つーわけで、これ、お礼な」袋を渡す

夏樹「これ、アタシのだりーへのプレゼント選ぶために入った小物屋の袋?」

夏樹「いつの間に買ってたんだよPさん」ガサガサ

夏樹「これ、ピアス?」

モバP「おう。やけに真剣に見てたのに、リーナへ贈るには、カッコよすぎたから、多分夏樹が欲しいんだろうなって思ってな」

夏樹「……ひでーなPさん。だりーに言いつけるぜ、この天然タラシP」

モバP「え、ひどくない」

夏樹「でも、ありがとう」ニコ

FI


今日(7月10日)も書けないのだ、すまぬすまぬ。
明日、2本書くんで許して下さい。

【拓海と赤ちゃん】

拓海「いないいない~ばぁ」

赤ちゃん「キャッキャッ」

モバP「……」クッ

拓海「んだよ、てめぇ見てんじゃねえよ」

赤ちゃん「ウー」涙目

拓海「ああ、ごめんな。ほら、いないいない~ばあ」

モバP「」プルプル

拓海「笑ってんじゃねぇ!」

赤ちゃん「ウァーン」

拓海「ああ、泣くなって。お前に言ったんじゃなくてな」抱き上げ

モバP「赤ん坊と拓海、ありだな」

拓海「ねえよ! ってか見てねえで手伝えよ」

モバP「そんな大きな声出したらまた、泣かせるぞ」

モバP「俺仕事中だし。ちひろさんいないし、だいたい拓海が預かったんだろ、その子」

拓海「うう、仕方ねえだろ! おばさん、親が倒れて大変なんだからよ」

拓海「子育ては助け合いだろうが!」

モバP「凄んで言ってる割には、良いこと言ってんなぁ」

モバP「拓海のことだから、その子の可愛さに負けたとこもあるだろうしな」

拓海「うっせ、アタシをどんなキャラだと思ってんだ」

モバP「口の悪い可愛いもの好きな女の子」

拓海「……んだと、こら!」

赤ちゃん「ウァーン」

拓海「ああ、こらP、お前がいらないこと言うから、また泣き出したじゃねえか」

モバP「濡れ衣にも程があんだろ」

拓海「おい、全然泣き止まねぇぞ。なんか、良い手ないのかよ」

ウェーン

モバP「んー、タクミンスマイルとかどうだ」

拓海「はぁ!」

モバP「ほら、このまま泣き止まないとご近所迷惑だぞ。仮眠室使ってる娘だっているんだから」

拓海「う~、た、タクミ~ンスマイル」ニコッ

赤ちゃん「ウェーン!!」

拓海「おい、こらP! 全然泣き止まねえじゃねえかよ!」

モバP「うーん」赤ちゃんに近づき

モバP「あ、これおむつだな」

拓海「んだと、アタシは恥かいただけかよ」

モバP「いや、眼福だったよ」

拓海「ぶっころがす」ブン

モバP「あぶねっ」

拓海「避けてんじゃねぇよ」

モバP「いや、避けるだろ。ってか、はやくおむつ替えてやれよ。替え持ってきてるんだろ?」

拓海「お、おう」オソルオソル

赤ちゃん「ウァーン」

拓海「お、おとなしくしとけ、今替えてやってんだろ」

モバP「そんな、怖々やってるからだろ」ヒョイ

拓海「あ、おい」

モバP「ほら、おとなしくしててな」サッサ

拓海「手際良いじゃねえか。慣れてんのかよ」

モバP「まあな、俺子持ちだし」

拓海「へー、って、はぁ! そんなこと聞いてねえぞ! お前結婚してたのかよ」

拓海「ふざけんなよ! おまえ、そういうのは、先に言えよ、この馬鹿野郎!!」プルプル

モバP「いや、冗談だって。奥さんどころか彼女もいないし」

拓海「じゃあ、なんでそんなに手慣れてんだよ」プルプル

モバP「姉貴の子供の世話押し付けられてたんだよ。妹が赤ん坊の頃にもやってたしな」

拓海「なんだ、そうなのか」ホッ

モバP「ちょっとした冗談なのに、そんな顔真っ赤にして怒るなよ」

モバP「興奮しすぎて目、潤んでるぞ」

拓海「う、うるせー、見んな」ゴシゴシ

赤ちゃん「ダーイ、キャッキャッ」

モバP「お、機嫌治ったみたいだな」

モバP「あと十年、いや九年くらいしたら、もう一回会いたいな」

拓海「光源氏かお前は」

モバP「職業病なんだよ」

モバP「拓海、ちょっと給湯室のとこ来いよ。ミルクの作り方教えてやるから」

拓海「お、おう」赤ん坊抱き上げ、Pについていく

拓海(なんかこの感じ、新婚夫婦みてえじゃないか。台所に赤ん坊とPの三人っきりって)ボッ

拓海「アーーーー!!!(何考えてんだアタシは!)」

赤ちゃん「」ビク

赤ちゃん「アーン!」

拓海「ああ、すまんすまん」

モバP「なにやってんだ拓海」


 その後、事務所に多くのアイドルが帰ってきて、赤ん坊は大人気となった。

新婚気分を味わえなくなってちょっとがっかりしている自分が、恥ずかしくなってPにあたってしまう拓海であった

FIN

【小梅と幸子と夏の日】

幸子「この事務所は、なんでこんな暑い日にクーラーが壊れてるんですかね」

幸子「こうも暑いと、さすがのボクの可愛さも半減しちゃいますよ」ダラダラ

小梅「だ、大丈夫だ、よ? いつもどおりさっちゃんは……可愛い……よ」

幸子「フフーン ウメちゃんはよく分かってますね。どんなに暑い日が続いてもボクは可愛いですからね」ドヤァ

モバP(いきなり前言撤回しちゃうさっちゃん可愛い)カタカタ

幸子「まあ、ウメちゃんもボクの次くらいに可愛いですからね、暑いうえに暇なんで、ウメちゃんでも見て納涼します」ジー

小梅「あ、あのあの、はず、恥ずかしい……」袖で顔を隠す

幸子「ウメちゃんも半袖着ればいいのに。ウメちゃんはせっかく肌きれいなんですから、見せないと損ですよ」小梅の袖まくり

小梅「私の……肌、きれい?」

幸子「その聞きだと、口裂け女みたいですね……」

小梅「エヘヘ、私キレイ?」

モバP(口裂け女に例えられたことは、喜ぶポイントなんだ)

幸子「あ、ウメちゃんの手、冷たくて気持ちいいですね」

小梅「わ、私……体温低いから……夏は辛い、よ」アツイ

幸子「フフーン、ウメちゃんには可愛いボクの、冷えピタになる権利をあげます」ドヤァ

小梅「? あ」

幸子「うーん、冷たくて気持ちいいです」小梅の手を取って、自分の頬に当てる

小梅「わ、あ、ちか、近い……エヘヘ」

幸子「ウメちゃんも、可愛いボクのほっぺに触れて得しましたね」フフーン

[数分後]

幸子「ウメちゃんの手もすっかり温かくなっちゃいましたね」

小梅「さっちゃんに……(冷えピタ代わりに)されて、すっかり、火照っちゃった……エヘ」

モバP(エロく感じてしまった俺は汚れてるんだろうなぁ)カタカタ

幸子「しかし暑いですねぇ。外のほうが涼しいんじゃないでしょうか」

小梅「だ、だね。私も、暑いの……苦手だから……溶けちゃいそう」グテー

幸子「ウメちゃんが言うと、なんだか冗談に聞こえませんね」

小梅「小梅スライムだよー」グテー

幸子「すっかり液体ですね……」

幸子「あ、冷蔵庫に何かあるかもしれません。ちょっと取ってくるんで、待ってて下さい」

小梅「……うん、蒸発、しないように、頑張る」グテー

モバP(蒸発って頑張って止められるんだ)カタカタ

小梅「P、Pさん、赤いペン、ありません、か?」

モバP「ん? マーカーで良ければ」

小梅「あ、ありがとう、ございます」

モバP「メモ翌用紙もいるだろ?」

小梅「エヘ、Pさんには、バレてる……」

モバP「イタズラ好きだなぁ、小梅は」ナデ

小梅「エヘヘ」トテトテ

モバP(やっぱり何か書いてるな)

幸子「コップ1杯だけでしたけど、麦茶がありましたよ。ウメちゃん、まだ無事ですか?」

小梅「」

幸子「は、ウメちゃーん。ソファにうつぶせで倒れています。熱中症かも!」

幸子「ん? 何か握ってますね。メモでしょうか」

メモ翌用紙「犯人は……夏と熱気……」

幸子「ガク ウメちゃん、ちょっと本気で心配したじゃないですか」

小梅「エヘヘ、小梅殺人事件、夏の陣、だよ……」

モバP(俺が体験した方は、冬の陣だったのか)カタカタ

幸子「まったくもう。ほら、冷たい麦茶でも飲んで下さい」

小梅「……ありがとうさっちゃん」コクコク

小梅「おい、しい……ちょっと、固形に戻った……よ」

モバP(ああ、そういえばさっきまではスライム小梅だったな)カタカタ

小梅「さっちゃん……半分、あげる」

幸子「いいんですか? 小梅スライムから、全部飲めば小梅に戻れるかもしれませんよ?」

小梅「いい、の。さっちゃんにも涼んでほしいし、さっちゃんは、私がスライムでも、友達、だよね?」

幸子「ええ、もちろんですよ。ウメちゃんだって、ボクが可愛いスライムになっても友人ですよね?」

幸子「うん、ゾンビでもスライムでも、さっちゃんは友達、だよ」

幸子「ゾンビは、ウメちゃんの願望ですよね。まあ、ボクはゾンビになっても可愛いですけどね」ドヤァ

幸子「それに、今日はいませんけどショウちゃんも一緒、ですよね」

小梅「もち、もちろん」エヘヘ

幸子「では、ありがたくいただきます」コクコク

幸子「ただの麦茶なのに、とても美味しく感じますね」

幸子「はっ! ということは。Pさん、Pさん」

モバP「ん? どうした?」

幸子「どうですか、今のボク?」

モバP「……汗かいて暑そうなのに、ソファでポーズ決めてる変な幸子、って感じだな」

幸子「ムー。おかしいですね」

幸子「暑い中で飲むただの麦茶がこんなに美味しいなら、常にとっても可愛いボクを、暑い中で見たらさらに可愛くみえるはずだと思ったんですけど」

モバP「幸子は可愛いなぁ(いろんな意味で)」

幸子「フフーンそうでしょうとも。なにか含みを感じる言い方ですが、許します。ボクは可愛いので」ドヤァ

小梅「おー」パチパチ

[十数分後]

幸子「Pさん、まだですかぁ。暑すぎて、ウメちゃんがまたスライム状態ですよ」

小梅「」グテー

モバP「よし、終わった! お待たせ」

幸子「遅いですよ。まあ、ボクの可愛さに見合うディナーに連れて行ってくれるなら許したげます」

小梅「涼しいとこ、行きたい」グテー

モバP「よし、輝子の仕事も終わる時間だし、輝子迎えに行って4人で飯食いに行くか」

幸子・小梅「おー」

モバP「その後、小梅おすすめのDVDで納涼な」

小梅「おー……」

幸子「え、聞いてないんですけど。聞いてないんですけど」

モバP「今、言ったんだもん」

小梅「とっても怖いの、選んだ、よ」

幸子「ぼ、ボクは、その、暑いの好きなんで、納涼は、遠慮しますよ」フ、フフーン

小梅「さっちゃん、一緒に、映画、見ないの?」

幸子「う、い、いやだなぁウメちゃん。ウメちゃんのおすすめを見ないわけないじゃないですか」ガクガク

小梅「エヘヘ、ありがとさっちゃん」


DVD鑑賞会の後、一人で寝れなくなった幸子は、小梅の部屋に輝子と一緒に泊まって、3人で仲良く寝た。

FIN


モバP「この仕事をしていて困ったこと?」

ちひろ「はい。Pさんって超人的な仕事量こなしてますけど、200人近くもプロデュースしてますし、困ったことも多いんじゃないですか?」

モバP「うちの娘達は、個性的ですからね」

モバP「まあ、スカウトしたばっかりの頃は、みんな手こずりましたけどね」

モバP「特に拓海とか、杏とか、乃々とか」

ちひろ「Pさんが変な所からばっかりスカウトするからでしょ……」

モバP「面目ない。ああ、蘭子とかも熊本弁をマスターするまでは困りましたね」

ちひろ「私は、Pさんと昌葉ちゃんが開発してくれた、熊本弁翻訳機がないと、未だに理解できませんけどね」

モバP「作詞の方にもご迷惑をおかけしたと思いますよ」

モバP「仕事関連で一番困るのは愛海ですかね」

モバP「うちの事務所で、麗奈と並んで、問題児トップ2ですからね」

ちひろ「ああ、彼女も黙ってたら美少女なんですけどねぇ」

モバP「第一印象でキュートにしたのを少し後悔してますからね。パッションにすべきだった」

ちひろ「リーナちゃんに関しても同じこと言ってましたよね……」

モバP「リーナはれっきとしたキュートアイドルでしょ」

ちひろ「クールアイドルですって」

ちひろ「愛海ちゃん、最近またやらかしたんですか?」

モバP「ええ、事務所内ならともかく、この前は他事務所のアイドルでしたからね。冷や汗モノでしたよ」


[回想 控え室]

モバP「愛海、この後スケジュール頭に入ってるな」

愛海「うん、大丈夫だって。ちゃんと頭に入ってるから」

モバP「どうせ、共演者の胸のことばかりだろ、お前は」

愛海「とーぜんでしょ」ニカ

モバP「はぁ、知ってるか愛海。女性同士でもセクハラになるし、それが原因で訴えられたケースもあるんだぞ」

愛海「大丈夫、あたしはまだ中学生だから。無邪気な子供を装えば、いける!」

モバP「はぁ……」

モバP「んで、今日のターゲットは誰なんだ? やっぱり星井さんか? 拓海か雫とかか?」

モバP「できればよその事務所は勘弁してくれよ。星井さんはあのノリだから、許してくれてるけどさ」

愛海「おしいねPさん。確かに今日の収録には、おっきなお山が多いよ。富士山クラスから、チョモランマまで」

愛海「でもね、登山っていうのは大きな山に登るだけじゃないんだよ」

モバP「うん、もう嫌な予感しかしないわ……」

愛海「天保山だって立派な山なんだから!」

モバP「今日の出演者なら、藍子かなぁ、珠美かなぁ」

愛海「狙うは、765が誇る歌姫、千早さん!」

モバP「デスヨネー。うん、マジで勘弁してくれ。765の人達の中でも一番手を出しちゃダメな人だって」

愛海「大丈夫、今日の収録は運動系。ストレッチ中を狙えば、自然に行ける」

モバP「くそ、やっぱり清良さんもキャスティングすべきだったか……」



モバP「ってことがありましてね」

ちひろ「結局、愛海さんの計画は成功したんですか?」

モバP「いやあ、如月さんはストレッチとかをずっと、高槻さんとやってたので」

ちひろ「ああ、なるほど……なら、今回は実害なしですか」

モバP「そうですね。収録中に不審な動きをする愛海を見守る、俺の胃が痛かったくらいですかね」

ちひろ「アハハ、おつかれ様です」

ちひろ「麗奈ちゃんは、最近おとなしいですよね」

モバP「そうですね。ちょっと前のアイロワで千夏さんに、絞られたみたいですから」

モバP「だいたい、麗奈のイタズラは基本的に事務所内だけですし、あれで案外わきまえてますよ」

ちひろ「あら、問題児トップ2と言ってたわりに、優しいですね」

モバP「愛海と比べたら全然可愛いですよ」

モバP「まあ、忙しい時にちょっかい出されると、なかなかクルものがありますけど」

モバP「そういえばこの前のイタズラは、すこし酷かったですね」



[回想 事務所]

ガタン

昌葉「しまった、椅子の上に、工具を落としてしまった。む? 椅子が割れてしまったか」

昌葉「この前もロボ作り中に、手を滑らせて机を欠けさせてしまったからな……」

昌葉「よし、私は何も見ていない」スタスタ

麗奈「昌葉がやけに慌てて出てきたけど、なにかあったのかしら」ガチャ

麗奈「うわ、椅子が割れてるじゃない」

麗奈「ふっ、いいこと思いついたわ。ここをこうして」ガタガタ

麗奈「ふー、我ながら良い仕事をしたわ。見た目は普通の椅子、でも割れた所を直したわけじゃないから、座ればバキッといくはずよ」

麗奈「何気なく椅子に座って、慌てふためく姿が目に浮かぶわ! アーッハッハッ…ゲホゲホ」

麗奈「このソファからなら、あの椅子がよく見れるわね」ボス

~数分後~

モバP「」

かな子「」

麗奈(この声はかな子とPね)

かな子「麗奈ちゃん、お疲れ様」

モバP「お疲れ」

麗奈「今、仕事終わった所?」

かな子「うん。でもすぐに衣装合わせがあるけどね」

かな子「ちょっと時間があいちゃって」

麗奈「ふーん、それなら、そこの椅子に座ったらいいわ。すぐに仕事なら、少しでも疲れを取っておくべきよ」

モバP「どーした麗奈、熱でもあるのか」

麗奈「今日の麗奈様は機嫌が良いのよ」

かな子「ありがと麗奈ちゃん」ヨイショ バキッ

かな子「え?」

麗奈「アーッハッハッかかったわ、ね」

かな子「あ、あの、違うんですPさん、私、その、ヒック」ポロ

麗奈「」

かな子「ちゃん、ちゃんと、ダイエット、エしてますし、その、体重も、ヒック、」ポロポロ

かな子「今日の衣装のためん、ヒック、ちゃんと、信じてぐだざいPさーん」ウェーン

モバP「お、落ち着けかな子。大丈夫だから、な。世間で言われてる程太ってないって。適正体重だろ」ナデナデ

モバP「見た目だって変わってないし、大丈夫大丈夫」ナデナデ

かな子「で、でも、椅子、椅子が壊れるなんて……」ヒックヒック

モバP「あ、そうだ麗奈」

麗奈「」ビクッ

麗奈「な、なによ、壊したのは私じゃないわよ! 私が見たときにはもう壊れて……ハッ」

モバP「麗奈が見たときには壊れてたのに、さっきは見た目だけは壊れてなかったよな?」

モバP「しかも座るように勧めたのは麗奈だしなぁ」

麗奈「な、なによ。ちょ、ちょっとしたイタズラでしょバカー!」ダダッ

モバP「あ、こら待て麗奈。かな子も泣き止んでくれよ」ヨシヨシ

ちひろ「うわぁ。麗奈ちゃんも間が悪いというか」

モバP「かな子以外なら、わりとただの笑い話になったんでしょうけどね」

モバP「昌葉が椅子壊したことは、後で本人から聞きました」

ちひろ「あの椅子も古かったですから、べつに構いませんけどね。備品はもっと大事にしてほしいですね」

モバP「すみません……」

ちひろ「そんな問題児2人ですけど、スカウトしたこと後悔してます?」

モバP「まさか。奔放なところがあいつらの可愛いところですし。後悔なんてあるわけないですよ」

ちひろ「ふーん、それはよかったです」カタカタ

モバP「仕事中にメールですか?」

ちひろ「これも仕事ですよ」To愛海 To麗奈

ちひろ(Pさんは鈍いですから。アイドルのメンタルケアを私がやる羽目になるんですよねぇ)


FIN

作風はほのぼのとかイチャコメ限定?鬱っぽいのとかもあり?

年少組にミニカーの修理を頼まれ困る美世

>>87
んー、もらったお題で妄想が捗ったら書く感じなんで、自分の妄想力次第ですけど、基本的に欝っぽい妄想はしないんで、あんまり書く事はないと思います。

【原田美世と車の修理】

[事務所]

美世「おはよーございまーす」ガチャ

モバP「お、美世良いところに」

美世「? どうかしたの?」

モバP「美世って車のメンテとか好きだよな?」

美世「うん。大好きだよ」

美世「あ、もしかしてPさんの車調子悪いの?」

美世「仕方ないなぁ、美世さんがしっかり見てあげる!」

モバP「いやぁ、俺の車じゃないんだけどな」

美世「そうなんだ。でも、車のメンテなら引き受けるよ。あたしの手に負える症状なら、だけどね」

モバP「そうか、よく言ってくれた」

美世「それで、車はどこ? 駐車場にはPさんの車しかなかったけど……」

モバP「おーい、薫、仁奈、美世が2人の車直してくれるって」

美世「……へ?」

トタトタ

薫「……ほんと?」グズグズ

仁奈「仁奈達の、車、直りやがるですか」モフ

モバP「ああ、大丈夫。美世は車のメンテが趣味だしな」

薫「……美世お姉ちゃん、直る?」ゴシゴシ

美世「二人の親の車……とかじゃない、よね」

モバP「ってことで、頼んだ美世。俺はアポあるから、遅れるわけにいかないんだ」

モバP「それに、いつも元気な二人がこの調子だと、心苦しくてな」

美世「まあ、そうだけどぉ」

仁奈「や、やっぱり、無理、でごぜーます、か」ヒック

美世「ああ、いや、そうじゃないよ! うん、まず状態の確認からかな!」

美世「Pさん、今度ご飯おごってね」

モバP「ドライブもつける」

美世「仕方ないなぁ。一応車だしね、フルスロットルでがんばるよ」

モバP「じゃあ、後は頼んだ」ガチャ

美世「じゃあ、二人の車に案内してくれる?」

薫「……うん」トテトテ

ミニカー「」ボロ

美世「うわぁ、これは大事故だね」

仁奈「に、仁奈が悪いんでごぜーます……薫ちゃんと遊んだ後片付けずに、机に置きっぱなしにしちまったんです」ウウ

美世「ああ、泣かないで仁奈ちゃん」

薫「そしたら……ちひろさんが車があるのに、気がつかないで、机に荷物置いちゃったみたいで」

薫「帰ってきたら……もう」グズッ

美世「大丈夫だから、泣かないでよ二人共。車のことなら美世さんにおまかせ!」

美世(って言っても、管轄外だよー。ミニカーは確かによく集めてたけどぉ)

美世(エンジンなんかないしなぁ。全体に傷あり、タイヤとれて、ドアもひしゃげてて、ガラスにも破損あり)

美世(本当の車だったとしても、あたしの手に負える状態じゃないよ)

美世(でもなぁ)チラ

薫「……」俯き

仁奈「……申し訳ねーです。全部仁奈が悪いんでやがります」ウルウル

美世(そんなこと言える雰囲気じゃないし)

美世「この車少し預かっても良いかな?」

仁奈「直るで、ごぜーますか?」

美世「うん、大丈夫だよ(多分……)」

美世「ランボルギーニに乗った気持ちで待っててくれて良いよ」

美世「フルスロットル、ノーブレーキで修理してくるからね」ポン

仁奈「あ、ありがとうでごぜーますよ美世お姉さん」ニコ

薫「よかったー。直ったらまた一緒に遊ぼうね仁奈ちゃん」ニコ

美世(安請け合いだったかなぁ。でも、この笑顔が見られたんだから、Okかな)


[数日後]

仁奈「おー! 前よりカッコ良いですよ」ミニカーを持ち

薫「わあ、ピカピカだね!」

仁奈「前よりちょっと重たい気もしますけど、こっちのがカッコ良いでやがります」

仁奈「美世お姉さん、本当にありがとうごぜーます!」

薫「ありがとーございまー!」

仁奈「さっそく一緒に遊ぶですよ」

薫「おー!」

トテトテ

モバP「いやぁ、サンキューな美世」

美世「全く、大変だったんだからね!」

美世「状態的にもあたしがなんとかできる状態じゃなかったし」

モバP「本当に感謝してるって」

モバP「それで、あれどうしたんだ?」

美世「同じ車種の新しいミニカー買おうかと思ったんだけど」

美世「それじゃやっぱり、あの子がかわいそうだったから、知り合いの修理工場の人に頼んだんだ」

美世「やっぱりああいうところで働いてる人って、ミニカーとか好きな人多かったし、技術もあるからね」

美世「かなり気合入った出来になって帰ってきたけどね」ハハ

モバP「普通に俺も欲しいもん、あれ」

美世「ま、その分ちょっとお高くなったけどね。新品買うよりお金かかったよ」

モバP「う、ちゃんと返すよ」

美世「いいのいいの、新品買わなかったのはあたしの判断なんだし」

美世「でも、ディナーとドライブの約束、期待させてもらうからね」

モバP「はい。全力でエスコートさせてもらいます」

美世「へへ、楽しみだなぁ。車はどれにしよっかな」

FIN

【蘭子とゲーム】

蘭子「~♪」

モバP(楽しそうにゲームやってるなぁ)カタカタ

蘭子「く、煩わしき敵、この魔弾を喰らうが良い」

モバP(アクションかな)

蘭子「あ、ちょっと、まって、無理だってそんなの~」

モバP(焦ってるのか、素が出ちまってるぞ)

モバP(ってか、なんかエロいな)

蘭子「ハッ このような児戯に我が苦戦するとはな。これもわが友が魔力を寄越さぬからだ」

モバP「あー、最近忙しくて構ってやれなかったもんな。悪い」

蘭子「そ、そういうわけじゃ ハッ」

蘭子「そのような矮小なことを言うているのではない」

蘭子「まあ、良い。汝の宿命つきるまで、我も待つ」

蘭子「汝の宿命が終わるが先か、我がこの児戯を終えるが先か、楽しみだ」ピコピコ

蘭子「む、やはりここで現れるか」

蘭子「そのような動き、我が運命の魔眼〈クロニクルアイ〉の前に通用せん!」

[数分後]

蘭子「え! ちょ、やっぱり無理だよ~」

モバP(アクションが難しいとこになると、つい素が出ちゃう蘭子可愛い)カタカタ

蘭子「くっ、このような児戯、我が魔力が万全ならばいとも容易く」

蘭子「今の我では無理、なのか。しかし、風はまだ止んではいない(一人じゃ難しいけど、二人なら)チラチラ

モバP(すまん、蘭子! その視線にも言葉にも気がついてるけど、今は無理!)

蘭子「」ショボーン

モバP(ごめんなー! 蘭子ー!)カタカタ

奈緒「あれ、蘭子このゲームやってたんだ」ヒョコ

蘭子「純情乙女、闇に飲まれよ(あ、奈緒ちゃん、お疲れさま)」

奈緒「やみのまー、ってかその呼び方やめてくれって。すごくハズいんだけど」

蘭子「な、奈緒ちゃん」

奈緒「おう。ああ、そこかぁ、難しいボスだよなぁ」

蘭子「我が異能〈チカラ〉をもってしても、成し得ぬ大願よ」

奈緒「まあ、初見ん時はアタシも焦ったよ。パターン多いんだよなこいつ」

蘭子「もしや、すでに盟約をなしたか」

奈緒「ああ、ちょっと前に終わったばかりだぜ。協力プレイでするか?」

蘭子「我が同胞よ、その力我が下で存分に振るうが良い」

奈緒「……その言い方じゃやだ」

蘭子「ええっ」

蘭子「あの、えと、奈緒ちゃん、一緒にやろ」

奈緒「おう!」ニカッ

奈緒「瞬殺すんぞー」

蘭子「ふふふ、我らの契約の力、存分に味わわせてやろう」

モバP(楽しそうだなー、良いなー。俺も蘭子とゲームしてー!)カタカタ

[十数分後]

奈緒「か、勝ったー」

蘭子「やったー」ギュ

奈緒「ちょ」

蘭子「昨日から、全然勝てなくて、ありがとう奈緒ちゃん」

奈緒「ちょ、蘭子、ハズいって」ヘヘ

蘭子「ハッ」

蘭子「純情乙女よ、そなたの力、我が心の神殿に響いたぞ」コホン

奈緒「これでエンディングまで楽勝だな。こいつ、ラスボスより強かったし」

蘭子「それは真言か」

奈緒「マジだって。あ、でももうちょっと一緒にやろうぜ。次のステージ、2人の楽なんだ」

蘭子「時の女神が許す限り、共に児戯に興じようぞ」


[しばらく後]

奈緒「あ、アタシそろそろ帰んないと」

奈緒「楽しかったよ。また一緒にゲームやろうな」

蘭子「我も、純情乙女と……」

奈緒「」ジー

蘭子「わ、私も、奈緒ちゃんと一緒にゲームできて、楽しかった」

蘭子「また、やろうね……」

奈緒「おう! 今度はアタシがゲーム持ってくるよ。じゃあな」

蘭子「また、あいまみえん時を」フリフリ

蘭子「わが友、まだ宿命に終わりは見えぬか」

モバP「うーんもう少し」

蘭子「純情乙女の助力ゆえ、我の児戯のが先終わりそうだな」ピコピコ


モバP「終わったー」

モバP「蘭子ー?」

蘭子「私の声、聞こえてる? 私の本当の声」

モバP「ああ、エンディングまで行ったのか」

蘭子「私、ずっと悩んでた。他の子と違うから。それでもいいのかって」

モバP「ずっと聞こえてた。君の声、ずっと届いてたよ僕には(あ、やべ声に出ちゃった)」

蘭子「」バッ

蘭子「」カァー

蘭子「ほ、ほんと? ほんとに聞こえてたなら、わかるよね。私の一番聞きたい言葉」マッカ

モバP(え、続けるの? これ、俺に読めってことだよな)

モバP「わかってる。僕に勇気がなかったから、先延ばしにしてきた言葉。今なら言える」コノトシ デ コノセリフハ

モバP「勇気は君がくれたから。好きだよ。愛してる。この世界の誰よりも君を愛してる」

蘭子「あ、あ」カァ

蘭子「わ、わたしも、じゃなくて」ボソ

蘭子「ありがとう。私、今一番幸せ。じゃあ、バイバイ」

~♪(エンドロール)

蘭子「……」

モバP「……」

モバP(なんか、すっげー気恥ずかしいんだけど)

蘭子(あわわ、え、演技だけど、Pさんに好きって、愛してるって、あわわわ)カァ

モバP(蘭子、耳まで真っ赤だし。……どうすんだよ、この空気)

モバP「い、いいエンディングだな。俺も興味湧いてきたよ、このゲーム」

蘭子「で、でしょ。Pさんにも、貸すから、やってみてくだひゃい」

モバP「……」

蘭子「……」

モバP「か、帰ろうか」

蘭子「……はい」

奈緒「よかったー、まだ事務所開いてたー! 忘れ物しちゃってさー」バン!

奈緒「……なに、この空気?」


奈緒が来てくれたおかげで、蘭子も少しは落ち着いて、三人で晩御飯を食べてから帰った。


FIN

>>97 修正
モバP「終わったー」

モバP「蘭子ー?」

蘭子「私の声、聞こえてる? 私の本当の声」

モバP「ああ、エンディングまで行ったのか」

モバP「ノリノリでヒロインのセリフ読んでるなぁ」

モバP「確かに、熱中するのもわかるな。良いエンディングだな」ヒキコマレル

蘭子「私、ずっと悩んでた。他の子と違うから。それでもいいのかって」

モバP「ずっと聞こえてた。君の声、ずっと届いてたよ僕には(あ、やべ声に出ちゃった)」

蘭子「」バッ

蘭子「」カァー

蘭子「ほ、ほんと? ほんとに聞こえてたなら、わかるよね。私の一番聞きたい言葉」マッカ

モバP(え、続けるの? これ、俺に読めってことだよな)

モバP「わかってる。僕に勇気がなかったから、先延ばしにしてきた言葉。今なら言える」コノトシ デ コノセリフハ

モバP「勇気は君がくれたから。好きだよ。愛してる。この世界の誰よりも君を愛してる」

蘭子「あ、あ」カァ

蘭子「わ、わたしも、じゃなくて」ボソ

蘭子「ありがとう。私、今一番幸せ。じゃあ、バイバイ」

~♪(エンドロール)

あるまとめサイトで、ライラさんの絵を見てたら妄想がはかどったので書きました。前回の熊本弁も難しかったですが、ライラさんの口調もむずい……。


FIN

【ライラとアイス】

モバP「うん? あれ、ライラじゃないか」テクテク

ライラ「……」ジー

モバP「公園にいるのはいつものことだけど、しゃがみこんで何やってんだ」

モバP「おーい、ライラ」

ライラ「おお、P殿、きぐうでございますですねー」

モバP「奇遇なんて言葉よく知ってたな」

ライラ「アキハさんに教えてもらったのでございますよ」フンス

モバP「まあ、ここは事務所への通り道だし、この公園もよくライラがいる所だから、奇遇ではないけどな」ナデ

ライラ「おー、そうでございましたかー。日本語はむずかしいでございます」

モバP「ところで、しゃがみこんで何やってたんだ」

ライラ「おお、そうでございました。アリさんを観察してたでございますですよ」

モバP「アリ? うわ、アイスのカップにめっちゃ集ってんな」

ライラ「ライラさんの落としたアイスのせいでございますです……」

ライラ「ライラさんが食べるはずだったアイスを食べるアリさんを観察してたんでございますです」

ライラ「美味しそうですねー。ライラさんの代わりにいっぱい食べるがいいです……」ジー

モバP「なんか怖いぞライラ……」

ライラ「ふふふ。アリさんたち、嬉しそうでございます。ライラさんも嬉しいですよー」

モバP「哀愁を感じるな」

ライラ「おー、P殿、なんだか地面が揺れてきたですよー」

モバP「え? 俺はなんにも」

モバP「ちょっと待てライラ。いつからここにいるんだ?」

ライラ「わからないでございますですねー」フラ

モバP「あぶね!」ガシ

ライラ「おー、P殿あったかくてよい匂いがしますですねー」ギュ

モバP「ライラもかなり体温たかくなってるぞ。この暑さなのに汗もかいてないし」

モバP「完全に日射病じゃねえか!」

ライラ「おーライラさんはニッシャビョウさんでしたかー」

ライラ「呼びにくですねー」

モバP「馬鹿なこと言ってんなよ」ヒョイ

ライラ「おお」

モバP「通報とかされないか心配だな」

ライラ「これがチズルさんの言っていたお姫様さんだっこでございますか」

モバP「静かにしてろ。すぐに事務所つれてくから」

ライラ「でも、ライラさんのアイスがー」

モバP「アイスなんていくらでも買ってやるよ」タタタ


[それからすこしして 事務所]


モバP「起きたかライラ」

ライラ「おはよーございますです」

ライラ「冷たくて気持ち良いです」

モバP「濡れタオルだよ。ったく、夏の公園で、日射病になるまで溶けていくアイスを見続けるなんて」

モバP「ライラらしいけど、もうやめてくれよ。心配するだろ。今回はたまたま俺が通りかかったからよかったけど」

ライラ「はい。心配かけるのはよくないでございます。反省しますです」シュン

モバP「約束まもれるんなら、ご褒美だな」

ライラ「おー、これはアイス、しかもライラさんには手が出せない、お高級なアイスでございます」

モバP「今度から、アイス落としたら眺めてるんじゃなくて、俺に言え。すぐに代わりを買ってやるから」ナデナデ

ライラ「……ライラさんは、今、とても、うれしいでございます」

ライラ「目が覚めたときに、P殿がいてアイスをくださる。ライラさんの夢のようですねー」パク

ライラ「とっても美味しいでございます」ニコ

FIN


【裕美と柚】

裕美「ムー」鏡とにらめっこ

柚「」ヒョコ

柚「」ナニシテルノカナ

柚「」ソロソロ

柚「裕美チャン、捕まえたー」ガバッ

裕美「キャッ」

柚「へへっ、裕美ちゃんゲットかも」

裕美「び、びっくりした……」

柚「えい、えい」グイグイ

裕美「キャッ。ちょっと、柚ちゃん?」

柚「へへ、裕美チャンの眉間のシワは柚が退治したよ!」ニパ

裕美「え?」

柚「難しい顔して鏡とにらめっこしてたから、何かあったのかなぁって」

柚「柚の元気パワーで、裕美チャンを癒すよ!」ニパニパ

裕美「ふふ、柚ちゃんはいつも元気だね……」

裕美「私とは大違い。柚ちゃんみたいな人がアイドルなんだよね……」

裕美「やっぱり私なんて」

柚「むー、えい、えい」グイグイ

柚「裕美ちゃんの暗い気持ちにえい!」

裕美「柚ちゃん、ひ、額をぐいぐいしないで」ジタジタ

柚「柚の勝ちカナ」

裕美「ハハ……」

柚「お仕事で何かあったのカナ? 柚の癒されオーラで癒しちゃうよ!」ニパー

裕美「べつにお仕事で失敗したとかじゃないんだけど、同じ現場にいた他事務所のアイドルさんが」

柚「も、もしかしていじめカナ?」

裕美「う、ううん。そんなんじゃないよ。とっても良くしてくれたし」

裕美「だから、余計にみじめになっちゃって……」

裕美「撮影中も、私とは比べ物にならないくらい輝いた笑顔で……」

裕美「スタッフさんもつい笑顔になっちゃうの……やっぱりアイドルなんて私のいていい場所じゃないんだって」

柚「えい」ピシ

裕美「いたっ」

柚「そんなこという裕美ちゃんには、柚ピンの刑だよ!」

裕美「柚ピン?」

柚「柚のデコピンだよ!」ニパ

柚「自分のことをそんな風にいっちゃメッだよ」

柚「そんな風に考えてたら楽しくないモン。楽しくないと、つまんないでしょ」

裕美「で、でもお仕事だし……」

柚「でも柚は楽しいからアイドルやってるよ。裕美ちゃんは楽しくないのカナ?」

裕美「それは……楽しい、けど」

柚「だったらOKだね」

裕美「で、でも、私が楽しくても、周りの人は」

柚「? 裕美ちゃんが楽しんでたら、きっと皆も楽しいよ!」

裕美「え?」

柚「だって、裕美ちゃんの笑顔はすっごく可愛いモン。食べちゃいたいぐらい!」ガオー

裕美「そんな、私なんて……」

柚「えい、柚ピン、えい」

柚「裕美ちゃんは可愛いの! 柚が言うんだから間違いないよ!」フンス

裕美「……ありがとう柚ちゃん」クス

柚「へへ、やっと笑ったー」ニパー

柚「裕美ちゃんは、なんかって言うのやめよー。そしたら、きっともっと楽しいよ!」

裕美「うん。そうかも。私も、柚ちゃんみたいに楽しそうになれるかな」

柚「へへ、柚は楽しみマスターだから、柚みたいになるのは難しいカナ」

裕美「ええー」

柚「じゃあ、柚と一緒にバトミントンしよ! そしたらちょっとは柚に近づけるよ!」

裕美「あ、柚ちゃん、最初から私をバトミントンに誘うのが目的だったでしょ」

柚「そ、そんなことないよ。べつにバドミントン相手を探してたら、裕美ちゃんを発見したわけじゃないんだからね!」

裕美「ふふ、いいよ。一緒にバトミントンしよ」ニコ

柚「おおー」

裕美「な、なに?」

柚「裕美ちゃん可愛いーー!」ガバッ

裕美「キャッ、ちょっと柚ちゃん?」

柚「えい、食べちゃうぞー」ガオー

裕美「きゃー、ちょっと柚ちゃん、かまないで、くすぐったいよー」

キャッキャッ

柚「つ、疲れたかも……」

裕美「柚ちゃんのせいでしょ。もう」

柚「へへ、でも楽しかったね!」ニパッ

裕美「あ、うん」ニコッ

柚「へへー」


FIN

遊戯王の新弾がでたばかりで、デッキ作りにかまかけて妄想が捗らない……

初の2日サボり……今日こそは絶対書きます。

アイプロは楽しいなぁ。荒木先生可愛い。超可愛い。裕美ちゃんもかわいい。拗ねた表情が可愛すぎて惚れる。

ってことで荒木先生書きました。裕美ちゃんは出ないです。舞台はアイプロの田舎ってことで。


【比奈と夏in田舎】

[旅館]

比奈「暑いッスね〜」

モバP「そうだな」カタカタ

比奈「外はもっと暑いッスよ」

モバP「だろうな」カタカタ

比奈「一日中部屋にいたッスか?」

モバP「挨拶とかには出たけどな」カタカタ

比奈「せっかく、撮影も終わって今日はフリーなのに」

モバP「1日フリーにできてよかったよ。裕美たちも喜んでたし」カタカタ

比奈「自分もッスけど、こんな自然の多い所めったに来ないッスからね」

比奈「莉嘉ちゃんも、Pさんが来ないから不満そうでしたよ」

モバP「悪いな」カタカタ

比奈「御飯も一緒に食べなかったでスし。1日中仕事してるつもりッスか?」

モバP「夏はイベント目白押しだからな」

比奈「ムー、あ、Pさん綺麗な夕焼けッスよ。ヒマワリ園の方にでも行かないッスか」

比奈「きっと、良い景色ッスよ。人には描くのが難しい自然の神秘ッスよね」

比奈「あれを描こうと思うと気が遠くなるッス」

モバP「んー、杏でも誘って行ってきたらどうだ? あいつも部屋にこもってるだろ」カタカタ

比奈「杏ちゃんは、莉嘉ちゃんが無理やり引っ張って行ったッスよ」

比奈「森で虫取りしてたッスから」

モバP「あー、でも俺は……」

比奈「いいから、行くッス。問答無用ッス」グイ

モバP「ちょ、引っ張るなって」

モバP「せめて保存だけさせろー」


[ひまわり園]

比奈「おー、予想通り美しい風景ッスね」

モバP「まあ、確かにな」

比奈「ひまわりの黄色と、夕焼けの赤が良い感じね溶け合って、ノスタルジックな気持ちになるッス」

比奈「昼間にこの大量のひまわり見ると、莉嘉ちゃんみたいに元気いっぱいで、可愛らしい雰囲気ッスけど」

比奈「夕焼けに映えるひまわりも、ちょっと物悲しさがあって良いもんでスよね」

モバP「そうだな。ただ元気なだけじゃない、大人の魅力って感じか?」

比奈「そうッスね。志乃さんとかあいさんとかってイメージッスね」

モバP「確かに、昼間のひまわりは年少組、夕暮れは大人組って感じだな」

比奈「薫ちゃんとかまさに昼間のひまわりッスよね。莉嘉ちゃんとか仁奈ちゃんも」

モバP「瑞樹さんとかユッキとか早苗さんは?」

比奈「う、あの人たちは昼のひまわりって感じッスね」

モバP「それ、ちょっと失礼だな」

比奈「いや、その人選は、Pさんも言わせようとてまスよね!」

比奈「まあ、アタシは元気いっぱいな昼間の景色も良い思うッスけど」

比奈「こういうちょっと切なくなるような景色も好きなんスよ」

比奈「アタシも元気いっぱいってキャラじゃないッスし。でも、完全に落ち着いてるわけでもなくて、夕暮れくらいが丁度いいんス」

比奈「昨日もここで夕暮れ見てて、アタシにはこれくらいが丁度良い、アタシの時間だなって思ったんス。だから、Pさんにもこの景色を見て欲しかったんでス」

比奈「アタシが丁度良いって思う時間をPさんと共有できたらって……」

比奈「あー、アタシ何言ってるんスかね! 恥ずかしくなっちゃったッス」カァ

モバP「ありがとうな比奈」ナデナデ

モバP「うん。お前の時間、俺にも好きだな。蝉の声が遠くに聞こえて、色鮮やかだった世界が赤に染まっていく」

モバP「切なくなるけど、それだけじゃない。また明日も頑張ろーって思うよな」

比奈「ちょっと臭いッスよ」

モバP「うっ、そーいうこと言うなって。恥ずかしくなるだろ……」

比奈「へへ、アタシだけ恥ずかしいのはナシッスからね」

比奈「でも、気に入ってもらえてよかったッス。もうちょっとのんびりしていきましょ」

モバP「いや、俺は仕事が……」

比奈「Pさんは働きすぎなんッスよ。ほら、日陰に座って一緒に夕焼け見るッス」

モバP「おい、引っ張るなって」

比奈「へへ、今日くらいアタシと一緒にのんびりするッスよ。こう暑い日の夕方はボーっとしとくのがジャスティスっスよ」

モバP「はぁ、まあそうだな。せっかく来たんだし、もう仕事は一旦忘れるか」

モバP「ありがとな、比奈」ポン

比奈「へへ。褒められちゃったッス」ニヘ

[日没]


モバP「」ボー

比奈「」ヘヘ

モバP「ああ、もうすっかり暗くなったな。って何見てるんだよ」

比奈「あ、いやぁ。まったりしてるPさんは良いッスね。可愛いッスよ」

モバP「あんまり嬉しくねえなぁ」

比奈「あはは、創作意欲湧いてくるッスよ」

モバP「俺なんかより、比奈のほうがずっと可愛いけどな。夕焼けに照らされた横顔なんか、特に可愛かった」

比奈「き、急に恥ずかしいこと言うの禁止ッス」カァ

モバP「うん。やっぱり可愛い。よし、休憩もしたし、企画書意欲湧いて来た」

比奈「何言ってるッスか。まだ仕事には戻らせないッスよ」

モバP「え?」

比奈「あ、ほら莉嘉ちゃんたちも来たッスよ。これからお祭りに行くッス」

比奈「皆で浴衣も着る予定なんで、楽しみにしとくといいッス」

モバP「はは、そうだな。今日はもう仕事せずに遊びまくるか」

比奈「その意気ッスよ。ところで、誰の浴衣姿が見たいッスか。一番のお薦めは裕美ちゃんッスかね」

比奈「繊細な表情するコでスし、浴衣姿はきっとサイコーッスよ」

比奈「ああいうコが浴衣とか着て、ちょっとはにかんだ表情とか大正義ッスね!」

モバP「んー、じゃあ俺は比奈で」

比奈「……え。ア、アタシッスか……」

比奈「あ、アタシも浴衣着るッスけど、なんかへんに緊張してきたッス」

モバP「あはは、比奈も大正義だな」ポン

比奈「うー、恥ずかしいこと言うの禁止ッス!」

FIN

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