女の母「誰が食わせてやってると思ってるの!」
女「…」
女の母「何その反抗的な目?」
女「…もう無理」
女の母「は?」
女「私出て行く」
女の母「好きにしなさい」
女「…好きにするよ」ガチャッ
―――繁華街
女「はぁ…」
ガヤガヤ
DQN「おっ!1人?」
女「えっ、あ、まぁ…」
DQN2「じゃーさ、俺達と遊ばない?」
女「ごめん…なさい、そういうのはちょっと…」
DQN「んだよつれねぇな」
DQN2「ちょっと可愛いからって調子こくなよ」
女「すみません…」ダッ
女「…はぁ」フラフラ
ぐぅぅ~
女「…お腹、空いたなぁ」
女「いい匂い…って、中華料理屋さんの前じゃん」
男「お客さん?入った入った!」
女「あ、いや、あの!ごめんなさい!私お金持ってないです!」
男「え?いいんだよ金なんて、とうちゃーん!ラーメンと餃子とチャーハン!」
女「いや、そんな、ちょっと!!」
男の父「あいよ!今日はそのお客さんで最後だからのれん下げといてくれ」
男「ほーい」
女「本当、困ります!お金ないですし…」
男「いーんだって、店の前で可愛い子が腹を空かしてるのに何もしてやらないわけにいかないだろ?」
男「な?とうちゃん!」
男の父「おうよ!料金はタダだぜ!」
―――
女「…」ハフハフ、ズルズルッ
男「どんだけ腹減ってたんだよ…」
女「あっ…あはは///」
男「にしても、制服姿でうろついてるなんて援交でもしてたのか?」
女「ぶほっ!!な、何言って…」
男「いや、だって…なぁ?」
女「…家出」
男「え、家出?」
女「はい…」
男「そっかー、まあ色々あるよなぁ」
男「つーか同じ学校なんだな」
女「え?」
男「校章、南高のだろ?」
女「えっ…高校生?」
男「見えねぇってか、失礼だなぁ」
女「あ、はは…」
女「あ、あの、ごちそうさまでした!お皿洗いだけでもさせてください!」
男「いーって、自動洗浄器あるから」
女「…そんなぁ」
男「あ、泊まってくか?」
女「えぇっ!?」
男「あ、いやいや、変なことしようってんじゃないぞ」
男「家出したって言ってたし、帰りにくいだろ?」
女「…うん」
男「この店、二階が家になってるからさ!遠慮せずどーぞ!」
女「本当にいいんですか?」
男「いいっていいって、あと敬語やめようぜ?学年一緒だし」
女「あ、うん…」
男「そういや名前聞いてなかったな、俺は男!」
女「私は女、よろしくね」ニコ
男「お、う…」ドキッ
女「…?」
―――
男「で、えーと泊まる部屋なんだけどさ」
男「母ちゃんの部屋でいいかな?」
女「え、お母さんの?でもおじゃまになっちゃわないかな…」
男「ああ、大丈夫、母ちゃんもういないから」
女「えっ…あ、ご、ごめんなさい」
男「んーん、気にすんな!もし母ちゃんの幽霊出ても怖がらないでやってくれよ!」
女「男のお母さんだもん、良い人なんだろうなぁ」
男「えっ…」ドキッ
女「あっ、いやほら、ご飯ごちそうしてくれたし…」
男の父「ほらほら、色気付くにははえーぞガキ共」
男「またそうやってガキ扱いする!」
男の妹「ガキ―ガキ―」
男「また妹が変な言葉覚える!!」
男の父「はっはっは、別に男の部屋で寝かせてやればいいだろ」
男「ばっ…それはダメに決まってんだろー!!」
男の妹「そうだよー!お兄ちゃんは私の旦那さんになるんだもん!」
男「それもダメ!」
男の妹「ケチー!」
女「…(私もこんな家に産まれたかったな…)」
男「ん…?お、おい、どうしたんだよ?」
女「えっ…?あっ…」グスッ
男「ご、ごめん、迷惑だったか?」
女「ううん、楽しくて…」
男「変なやつだなぁ…」
女「あはは…ごめんね」
男「つーか明日、学校だろ?風呂入って寝ようぜ」
女「うん、あ、一応一式揃ってるから、男の家から行っていいかな?」
男「おう、制服洗っておいてやるよ、くっさい父ちゃんの服とは別で洗うから安心しろよ」ゴガン
男「ってぇ…」
男の父「くっさい父ちゃんの服とはなんだバカモノ」
男「実際くせーじゃんか!!」
―――お風呂
女「はぁー…何から何まで悪いなぁ」
ガチャッ
女「えっ?」
男の妹「おねーちゃん一緒にはいろー!!」
女「えっ?あ、う、うん…いいよ」
男の妹「やったー!」
男の妹「うわ!!」
女「え?どしたの?」
男の妹「お兄ちゃん!!お姉ちゃんのおっぱいでっかい!!おっぱいでっかい!!」
女「はぁ!?」
「そ、そういうことは報告すんな!!」
男の妹「はーい!」
女「…もう」
男の妹「あのね、私ね、お母さんの顔お写真でしか見たこと無いの」
女「そうなんだ」
男の妹「でもね、お父さんとお兄ちゃんいるからへーき!」
女「強いね」ナデナデ
男の妹「うん!」
女「お風呂ありがとう」
男「お、おう」
女「どうしたの?」
男「あ、いや、Tシャツ大丈夫かなって思って」
女「うん、少し大きいかなって思ったけど」
男の妹「胸があるから大きめでぴったりって言ってた!」
男「ぶっ」
女「あ、いや、その…///」
男「お前はもう寝ろ!」
男の妹「はーい!おやすみおにーちゃんおねーちゃん!」
女「あれ、お父さんはもう寝たの?」
男「おう、スープの仕込みがあるからな」
女「すごいんだね、2人でやってるの?」
男「アルバイトもいるよー、明日会うんじゃねーかな?」
女「え、明日?」
男「気が済むまで泊まってっていいぞ」
女「えっ…」
男「なんなら家からこっそり服とか持ってくりゃいいしさ、あ、嫌じゃなけりゃ…だけど」
女「…」
~~~
女の母「どうしてあんたなんか産んだんだろうね」
女の母「あんたのせいで私の人生めちゃくちゃだよ」
女の母「どれだけお金かかってると思ってるんだい」
~~~
女「…」
女「ねぇ、男」
男「ん?」
女「その言葉、甘えちゃうよ?」
男「全然良いって!うち、儲かってるから余裕あるしさ」
女「ありがとう…」
男「そろそろ寝ようぜ」
女「うん、おやすみ」
男「あ、俺の部屋あのドアんとこだから、なんかあったら呼べよ?」
女「あ、あの!」
男「なに?」
女「連絡先、交換しない?」
男「おー、そういやそうだな!」
女「これでよしっと」
男「んじゃ、おやすみー」
女「おやすみなさい」
―――男の母の部屋
女「これが、男のお母さんなんだ」
女「…優しそう」
女「今日からお世話になります」ペコリ
女「…」
ヴーッヴーッ
女「ん?男からだ」
男メール『困ったら何でも言えよ!おやすみ!』
女「…ふふ、直接言うの照れ臭かったのかな?」
女「…」スヤァ
―――翌日
女「おはようございます」
男の父「おう、おはよう!朝飯、それな」
女「あ、わざわざありが…」
男の父「飯出されるたびにそれ言うつもりかい?」
男の父「いただきます。でいいのよこういうときはな」
女「…はい」ジワッ
男の父「えっ、あ、すまん、怒ったつもりじゃ…」
女「ちが、違うんです…私」
男「おはよー、って…父ちゃん!女に何かしたのか!?」
男の父「い、いや…申し訳ない」
女「う、嬉しくて…」
男「?」
女「暖かくて、こういうの…ずっと憧れてて」
男「うーん、よくわかんねぇけど嬉しいのか、ならいーや」
男「いただきまーす。ほら、女も食おうぜ」
女「う、うん…いただきます」
男の妹「おはよー!」
男「おせぇぞー」
男の妹「ふふん、ねぇお父さん!」
男の父「ん?どうした?」
男の妹「今日から牛乳たくさん飲む!」
男の父「お前、牛乳嫌いじゃ…」
男の妹「お姉ちゃんのおっぱいみたくなりたいから!」
男/男の父/女「ぶっ!!」
女「…///」カァー
男の父「い、いいか娘よ、そういうのは人前で話すことじゃない」
男の妹「ふーん??」
バイト「店長ー!おはよーございます!」
男の父「おーう、お前も朝飯食えよー!」
バイト「へへっ、お言葉に甘えて…って、この子は?」
バイト「はっ!まさかついに男君に彼女が…お姉さん嬉しいわぁ!」
男「ち、ちげーって!つーか昨日メールで話したろ!!」
女「えーと…」
バイト「ここでアルバイトさせてもらってるバイトです。よろしくね、えーと」
女「女です。よろしくお願いします」
バイト「そっかそっか、あ、事情は男君から聞いてるからね。」
バイト「多くは語らなくて良い良い」
女「は、はぁ…」
男「ごめんな、変な人なんだ」ヒソヒソ
バイト「コラ!こんな美しい女性に向かって変な人とはなんだ!」
男の父「そうだぞ!バイトさんはいつもいつも週5で働いてくれてるんだぞ!」
男「父ちゃんバイトさんのことになるとムキになる、そっちこそさっさと結婚しろよ」
バイト「なっ…ぁっ…///」
男の父「バ、バカモノ、早く学校へ行きなさい!」
男「へいへーい、行こうぜー女」
女「あ、うん、ごちそうさまでした。えーと食器…」
男「いいっていいって、いくぞー」
女「…ふふっ」
男「ん?どうしたんだよ」
女「んーん、なんでもない」
男「急に笑って変なやつ」
女「ねえねえ、そういえば昨日さ」
男「おう?」
女「お店に入れるときに可愛いって言ってたの、本当?」
男「お、おう、抜群に可愛いと思うぜ…(それにおっぱいでっかいし)」
女「そうなんだ、えへへ」
男「な、なんだよ」
女「んーん、ありがと!」
―――そして放課後
女「ねえ、私一回家に帰るからさ」
男「あ、なぁ」
女「んー?」
男「俺、一緒に行こうか?今日はバイトさんいるし俺帰り遅くても大丈夫だから」
女「大丈夫だよ、服とか取りに行くだけだからさ、どうせお母さん何も言わないし」
男「そっか、んじゃ、早く帰って来いよ!」
女「うん!」
―――女の家
ガチャッ
女「あっ」
チャラ男「ん?あー、あいつの娘?」
女「あ、えっと…」
チャラ男「お母さんの彼氏だよ」
女「あ、そうなんですか…」
チャラ男「へぇ、でも娘のほうが可愛いじゃん?」ガシッ
女「えっ…?」
チャラ男「ちょっと相手してくれよ、あいついま買い物行ってっからさ」
女「や、やだ!やめてください!!」
チャラ男「うるせぇな暴れんなオラァ!!」
女「いや!!」ゲシッ
チャラ男「いってぇ…このクソガキ!!」ブンッ
女「ひっ!!」
ガシッ
男「そこまでにしとけよおっさん」
チャラ男「なっ…んだテメェ?」
女「お、男、なんで」
男「俺はお前みたいな奴が大っっっ嫌いなんだよ!!」バゴォ
チャラ男「へぶしっ!」
男「女の子は襲うもんじゃなくて守るもんだろうが!」
チャラ男「しゅ、しゅみましぇん…」
男「女、荷物まとめて行こうぜ」
男「お前はこんなところに住んじゃいけない」
女「…う、うん」
ガチャッ
女の母「ただいまーって、あんた誰?」
男「女さんの友達です」
女の母「へぇ、あの子の」
女「男、お待たせ…って、お母さん…」
女の母「あんた一晩中帰ってこないと思ったらこのガキンチョの家にいたの?」
女の母「あんたもやることやってんのねぇ、さすが私の娘だわ」
男「なっ…女はそんなこと…」
女「一緒にすんなよ…」
男「っ!」
女「こっちはお前みたいな奴が母親で恥ずかしいくらいなんだよ!!一緒にすんなよ!!!」
女の母「…この子」ギリッ
女の母「ふん、そこまで言うならあんたはもううちの子じゃないわ、どこでも行きなさい」
女「言われなくても!!行こう、男」
男「…おじゃましました」
―――
女「ねえ、何で場所わかったの?」
男「あ、いや…その…」
女「つけてた?」
男「…はい」
女「そっか、ごめんね、心配させちゃってそれに結果としてあんなことに」
男「結果として助かっただろ?」
女「あっ…うん、そうだね…」
女「男…(どこまでも優しいなぁ)」
男「おう?」
女「手、握って良い?」
男「えっ?」
女「ちょっと、ショックだったんだ。うちの子じゃないって言われたの」
女「あんなのでも母親だからさ」
女「そのせいでちょっと震えちゃってて、だから手でも握って…」ギュッ
女「あっ…」
男「無理すんなよ」
女「あっ…わっ…わっ!!」バッ
女「だ、抱きしめて何て言ってないよ///」
男「わ、悪い、つい…」
女「で、でも、ありがとう、慰めてくれたんだよね」
男「お、おう!早く帰ろうぜ!腹減っただろ!」
女「うんっ」
―――
男「ただいまー」
バイト「おっかえりー!ラーメンにする?チャーハンにする?それともギョ・ウ・ザ?」
男「全部、2人前、あとこのやりとりそろそろバリエーション増やしてくんねーと飽きるぞ」
バイト「もぉー!あ、女ちゃんもお帰り!」
女「た、ただいま、です」
バイト「妹ちゃんから聞いたよ~ナイスバディなんだって?」
客「っ!?」
女「あ、あの!そういうことは…」
バイト「男も隅に置けないねぇ、このこの」ニシシシ
男「…店内でまで恥ずかしいな本当このおばさん」
バイト「おっ…ばっ…さ…ん…」ビキッ
バイト「待てゴラァァァァァァァ!!!」
男「ひゃー!!!」
女「ふふ…」
男の父「おーい、営業中はやめてくれよー」
男の父「申し訳ありませんご来店の皆様…」
客2「このやりとりもこの店の名物だからね」
客3「賑やかで面白い店じゃないか」
―――男の部屋
男「…女、可愛いなぁ」
男「…告白したら付き合ってくれっかな」
男「あ…でも、もし断られたら帰っちゃうよな…」
男「あー!」ジタバタ
男「よし、ちょっと練習しよう」
男「女、君を一生大切にする」
男「もっと感情込めてみよう」
男「女…」
ガチャッ
女「ねぇ、お父さんがおやつあるよって」
男「君を一生大切にする!」
女「えっ…///」
男「えっ!?」
女「あ、あの…急にそんなこと言われても…その、心の準備が…」
男「あ、いや、違うんだ!今のは練習!じゃなくて、練習が本番にアイエエエエエエエエエ!!ナンデ!?ナンデ女!?」
女「いいよ」
男「えっ?」
女「私達、付き合おう?」
男「ま、マジで?」
女「…」コクリ
男「え、えと…」
男「…」サワッ
女「っ」ビクンッ
男「…女」ドキドキ
女「…んっ」ドキドキ
男「キスしていい?」
女「もう、場所とかムードとかないの?」
男「ご、ごめん、そういうの俺わかんなくて…」
女「でも、いいよ…」
男「じゃ、じゃあ」ドキドキ
女「う…ん…」ドキドキ
ガチャッ
男の妹「おにーちゃん!アイス溶けちゃうよー!!おおおおおおお!?」
男「おおおお!?」
女「おおおおお!?」
男の妹「きゃーーーーーー!!!おとーさーん!!!」
男「あちゃあ…」
女「で、でも、妹ちゃん向こういったし」
男「う、うん、改めて」ドキドキ
男の父「男よ!マジか!!」
男「ぶっほ!」
バイト「あ、こりゃお邪魔しちゃったパターンですわ」
男の父/バイト/男の妹「失礼いたしました!」バタン
女「…あはは」
男「…ごめん、こんな家族で」
女「だ、大丈夫…うん」
男「アイス食べにいこっか」
女「そうだね…」
―――
男「父ちゃん俺達のアイスは?」
男の父「む?お前たちの愛の巣はお前たちで大事にしなさい」
男「アイスだっつってんだろうがゴルァ!!」
バイト「あら、もう終わったのね…早いのね…」
男「なんもしてねぇよ!!つーか帰れよ!!」
男の妹「はい!アイス!」
男「お、サンキュー」
女「ありがとー」
男の父「父さんたちな、今夜出かけてくるから」
男「たちって、え?」
バイト「うふっ」
男「…」
女「…」
男の父「男よ、耳を貸しなさい」
男「え?」
男の父「妹はおばあちゃんの家に預けてくるから、声を出しても問題ないぞ」ボソボソ
男「ぶん殴るぞ」
…
男の父「というわけで、いってきまーす」
バイト/男の妹「まーす」
バタン
男「怒涛の勢いで出かけやがった」
女「…あはは」
男「俺さき風呂入ってくる!風呂上がったら今日は寝ようぜ」
女「う、うん!そだね、あははは」
―――
男「はぁ…なんだってこんな…」
男「でも、彼女できたんだ俺」フヒヒ
男「へへへ…」
―――
男「じゃ、おやすみ!また明日な!」
女「うんっ、あ…あのさ」
男「ん?」
女「一緒に寝てもいい…?」
男「えっ!?」
女「あ、いや、変な意味じゃなくて!その…ギューってして欲しいなって」
男「あ、ああ、いいいいいいぞ」
女「やったぁ」ニコッ
男「…(天使だ」
…
男「う、後ろからでいいか?」
女「うん…」
ギュッ
女「…///」
男「緊張して寝れねぇかも…」
女「あはは、私も…」
女「…(今ならキスできるかな」
女「ねぇ、男」
男「…」スヤァ
女「」
―――翌日
男「うーん…あれ?女?」
男「先に起きてるのかな」
…
女「あ、おはよ!」
男「おう、あ、そうか父ちゃんたち出かけてるんだった」
女「お店大丈夫なの?」
男「ああ、今日は土曜日だから定休日」
女「そうなんだぁ」
女「あ、ねぇ、朝ご飯作ったよ」
男「マジか!つーか料理できたんだな」
女「基本くらいだけどね」
男「いただきまーす」パクッ
女「ど、どうかな…」
男「卵焼き超うめぇ!!」
女「良かったー、それね、私が小学生の頃におばあちゃんに教えてもらったんだ」
男「へえー、すげえ美味いよ!」
男「ごちそうさまでした!」
男「なぁ、今日どっか行かねぇ?」
女「えっ?それって、デート?」
男「お、お、おう、そうなる…」
女「なに、そうなるって」クスクス
男「な、慣れてねぇんだよこういうの…」
女「ふふ、私もだから大丈夫」
男「そ、そっか」
女「それで、どこ連れてってくれるの?」
男「うーん、そうだなぁ…適当に公園でもぶらつくか」
女「さんせーい!じゃ、準備してくるね!」
…
女「えーと、男のお母さん、私は男とお付き合いさせていただくことになりました」
女「どうぞよろしくお願いします」
男「おーい!何やってんだよー!」
女「ちょっと待ってよー!女の子は準備に時間かかるの!」
男「ったく…へへ、まあいっか」
女「おまたせ!」
男「ほんと待った…ぜ」
女「どうしたの?」
男「い、いや…その格好、似合ってんな…///」
女「…ありがと///」
男「じゃあ、行こうぜ!」
女「うんっ!」
女「…ふふっ」
男「ん?」
女「なんでもなーい」
男「なんだよそれ!」
女「えへへ」
男「ふふっとかえへへっとか気持ち悪い奴だなぁ」
女「なっ、彼女に向かって気持ち悪いなんてひどくない!?」
女「昨日だってすぐ寝ちゃうし何か女心わかってないよー!」
男「えっ、あっ、昨日はその…寝ないと理性が…」
女「…?」
需要ないから書かなくていいよ
男「なんでもない、早く公園行くぞ!」
女「あ、走らないでよ!私ヒール!」
『可愛い彼女ね、男、母さん応援してるからね』
男「…っ?」ピタッ
女「どうしたの?」
男「いや、何か聞こえたような…」
女「お母さんだったりして」
男「そっか、母ちゃん!俺ついに彼女できたよー!!」
女「バカッ!そんなの叫ばんでいい!!」
男「なあ、女」
女「ん?」
男「俺、本気でお前のこと一生大切にするから」
女「あ、改まって言わなくていい…///(こいつなんだかんだイケメンなんだから照れる…)」
男「これからもずっとよろしくな!」
女「うんっ、よろしく!!」
おしまい
読んでくれた人達ありがとうございましたm(_ _)m
>>42
残念、最後まで書いてしまった
このSSまとめへのコメント
おもろかったよ!短くて良かった!!
>>44
馬鹿にしてんのかコイツ
需要ない事理解しろ
↑需要無いとか言うな
読む人の事考えろ糞ガキ
↑同意