エレン「何だこれ?」(49)

エレン「俺の洗濯物の中に知らないものが紛れている」

エレン「誰のだ…ってえぇ!?」

エレン「お、女物のパンツ…しかもウサギのプリントとか…」

エレン「…しょうがない、持ち主を探すか…変態扱いされなきゃいいけど」

エレン「早速みんなに……」

食堂


ワイワイガヤガヤ


エレン「おーい!みんなちゅうもーーく!」

一同「?」

エレン「これに心当たりあるやついるかー?」←パンツを掲げる

女子「!?」

男子「うおおおぉぉぉぉ!!」


アニ「あんた…まさかそんな趣味があったとはね…」ゴゴゴゴ

ユミル「女の敵、ただじゃあすまさねえぜ?」ポキポキ

ミカサ「エレン…こればっかりは擁護できない…」


エレン「ま、待てみんな、ぎゃああぁぁぁぁーー!!」

エレン「――てことになりかねん!馬鹿正直に行くのはまずい!」

エレン「男子達からは伝説になりそうだけど」

エレン「しかたない、パンツのことは伏せてそれとなく聞いてみるか」ハァ

エレン「まずはミカサに聞いてみるか」


エレン「ミカサ、ちょっといいか?」

ミカサ「どうしたのエレン。悩み事?」

エレン「そんなんじゃねえよ。いや、ある意味そうか…」

ミカサ「?」

エレン「気にするな。聞きたいことがあってな、お前の洗濯物でなくなった物ってないか?」

ミカサ「なくなった物…私のブラ…」ゴゴゴゴ

エレン「あ、それジャンだぞ」

ミカサ「ありがとうエレン。早速削いでくる」シュン


エレン「あっ、行っちった…あの様子じゃミカサの物じゃなさそうだしいいか」

エレン「次はサシャに聞くか」


エレン「なあサシャ、お前の洗濯物でなくなった物ってあるか?」

サシャ「はい?何ですか突然?」

エレン「いや、俺の洗濯物の中に誰かのが紛れててさ」

サシャ「そうですか。んーと、私のじゃありませんね」

エレン「そっか。サンキュ」

サシャ「なんなら私がみんなに聞いてきましょうか?その方が早く済みそうですし。何が紛れたんですか?」

エレン「いや、いい!俺一人でやるから!気にしなくていいよ!」

サシャ「そうですか。じゃあ私はこれで」


エレン(いくらちゃんとした理由があっても、俺がパンツ持っていることをみんなに言って回るのはやばいだろ)

エレン「あそこにクリスタがいるからクリスタに聞くか」


エレン「なあクリスタ、ちょっといいか?」

クリスタ「うん、いいよ(あれ?そういえばエレンと喋るのは初めてかも)」

エレン「実はさ、俺の洗濯物の中に誰かのが紛れちゃってさ…クリスタのとかじゃいない?」

クリスタ「そうなの…私のじゃないかな」

エレン「そうか…(もしかしてと思ったが違うのか)」

クリスタ「あ、私がみんなに聞いt」

エレン「いい!いいから!気持ちだけ受け取っておくよ!うん!」

クリスタ「え、あ、そう?」ビクッ


ユミル「おい死に急ぎ野郎、何私のクリスタを恐がらせてんだ」

クリスタ「ユミル!違うから、エレンは何も変なことしてないよ」

エレン(実は結構変なことしてるんだけどな。パンツの持ち主探しとか)

ユミル「本当かぁ?」

クリスタ「もうユミルったら…あ、そうだ。ユミル、洗濯物がなくなったりしてない?」

ユミル「いや、特になかったけど…まさかエレン、下着盗んだとかじゃないだろうな」

エレン「盗んでねえよ。人聞きが悪いな。それに盗んだのはジャンの野郎だ」

エレン(俺は盗んだわけじゃないし。何故かあっただけだし)

ユミル「ふーんそうかい」

クリスタ「ほら行くよ。じゃあねエレン」手フリフリ

エレン「おー」

エレン「一通り聞いたがいったい誰のだ…?」

アニ「おい、ボーっと突っ立ってちゃ邪魔だよ」

エレン「ん?ああアニか」

エレン(そういやまだ聞いてなかったな…違うと思うが一応聞いておくか)


エレン「なあアニ、お前自分の洗濯物がなくなってないか?」

アニ「洗濯物…特にないな」

エレン「そうか、邪魔したな」


アニ「…なんだったんだ?今の」

夜 男子寮


エレン「結局誰一人心当たりがあるやつがいなかった」

エレン「これは住宅地から風で思いっきり飛ばされたやつなのかな?まさかこんなところまで?」


ライナー「どうしたエレン。こっちに来て猥談でも…ってエレン!お前それは!」


「なんだなんだ?」

「エレンがまた何かやったのか?」


アルミン「どうしたの大声出して…うわぁ!?そ、それは…女性のパンツ!?」


男子一同「!?」ガタタッ

エレン「あーこれはだな、何故か俺の洗濯物に紛れ込んでいたんだよ」

ライナー「ち、ちなみに誰のだ?(まさかクリスタの…ハァハァ)」

エレン「今日女子に聞いてみたが…もちろんパンツってことは隠してだぞ。全員違うって言うんだ」

アルミン「なるほど…じゃあこれは訓練所ではないところから飛んできたのかな?」

エレン「俺もそう思う…さて、どう処分しようか…」


ライナー「処分するなんてもったいない!」

マルコ「これは僕が!」

ベルトルト「引き受ける!」

男子一同「あん?俺の物だろ」ギロッ


エレン「おいおい喧嘩するなよ…じゃあジャンケンで最後まで勝ち抜いたやつにやるよ」


男子一同「うおおおおぉぉぉぉ!!!」


アルミン「あんまり騒ぐと教官が来ちゃうよ」

夜 女子寮


アニ「さーて、明日はお気に入りのウサちゃんパンツを履くとするか♪」

アニ「ん?あれ?おかしいな今日洗濯したばかりなのに」ゴソゴソ

アニ「はっ!まさか!」


エレン『なあアニ、お前自分の洗濯物がなくなってないか?』


アニ「エレンが私のパンツ持っているのか…」

アニ「どうしよう…恥ずかしい///」

アニ「でもあれお気に入りだし…」

アニ「ああもう!///」ジタバタ

次の日 対人格闘訓練


アニ「な、なあエレン昨日のことだけど…///」

エレン「昨日?何かあったか?(何だアニのやつ顔真っ赤にして)」

アニ「ほら、洗濯物がどうとか///」

エレン「え!?まさかアニのなのか?あのウサg」

アニ「黙れ!!///」ゲシ

エレン「いってぇ!」ズテン


アニ「そ、そうだよ私のだよ…悪いか?///」プイッ

エレン(真っ赤な顔してそっぽ向いているアニ可愛い)

エレン「そうなのか…すまん!実はライナーにあげちゃった」

アニ「はぁ!?」

アニ「ちょっとそれどういうこと?」ゴゴゴゴ

エレン「いやその…結局誰も心当たりがないみたいだから訓練所の外から飛んできたという結論になって」

アニ「ほうほう」ゴゴゴゴ

エレン「で、持っていても処分に困るからジャンケンで勝ったヤツにやることになって…ライナーがゲットした訳だ」

アニ「ライナー殺す」

エレン「とりあえず訓練終わったらすぐに取りに来い!誰も来ないはずだから!」

アニ「ああ…そうしてから殺してやろう」

エレン「お、おう」

訓練終了後 男子寮


エレン「ライナーのベッドはあそこだ」

アニ「わかった。あんたは見張ってな。絶対にパンツなんか見るんじゃないよ」

エレン「わかってるって」


アニ「どこだ私のウサちゃん…あった!」


そこにあったのはグッショリと濡れてイカ臭いウサちゃんパンツであった


アニ「う、う…うわああああぁぁぁぁぁんん!!」

エレン「うお!ビックリした!急に泣くなよ!」

アニ「だって、だってぇ…」ヒックヒック

エレン(そういや寝る前にライナーが騒がしかったな)

エレン「俺も勝手に人にあげて悪かったよ。金やるから好きなのを買ってこい。な?」

アニ「うぅぅ…」グスン

バンッ!!


ライナー「さあ!今日も素晴らしきオナニーライフを!」


エレン「あ」

アニ「あ」グスッ

ライナー「へ?」



その後泣き顔から鬼の形相へと変貌したアニがライナーを再起不能にしたのは言うまでもない


終わり

クールな人がキャラ物パンツを履いているっていいよね

変態はもう寝ます

>>1です

見ている人いるかわからないけど続きできたんで投下します

アニのパンツ選び

休日


アニ(この前エレンから貰ったお金で新しい下着を買いに来たが…)

アニ(どれにしよう。またウサギ?それともネコ…はあるからいいや)

アニ(どれにしよう悩む)ウキウキ

アニ(あ、このクマのヤツ最後の一枚だ。これにしようかな)


クリスタ「あれ?アニだ。奇遇だね」

ユミル「ホントだ」

アニ「ふぁい!?」ガタッ

ユミル「うお!?変な声出すなよ」

クリスタ「ごめんビックリさせちゃった?」

アニ「ああ…大丈夫。変な声あげて悪かったね」

アニ(どうしよう…ここでいつもの様なパンツを買ったら…)


クリスタ『アニってそういう趣味だったんだ…い、意外だね』

ユミル『あのクールなアニが動物のパンツとか』ゲラゲラ

ミカサ『お子様趣味…』プッ


アニ(今まで隠しながらやってきたのに…今後の寮生活が危うい)

クリスタ「今日はどんなものを買うつもりなの?」

アニ「え、えーと」アセアセ

アニ(ど、どうする?何とかごまかさないと…ここは大人っぽいものを選ぶか。買わなければいいし)

アニ「ああいうのかな」→紫色の刺繍が入ったパンツ


ユミル「へ~おばさん臭いのを履くんだな」

クリスタ「ちょっとユミル!」

アニ(しまったぁぁぁぁ!!)

アニ(いや落ち着け。動物パンツだとばれるよりはマシだ)

アニ「べ、別にいいだろ」

クリスタ「うん。大人っぽくていいとおもうよ」

ユミル「つまんねえの」

アニ(とりあえずやり過ごした…あとはこいつらが帰るのを待って買うか)


ユミル「このクマのパンツなんてどうだ?クリスタに似合うぞ」

アニ(!?)

クリスタ「も~さすがに私もそこまで子供じゃないよ」

アニ(子供)グサッ

ユミル「よし!これをクリスタにプレゼントだ!」

アニ(え、え?)オロオロ

クリスタ「だからこの歳になってそんなもの履かないよ」

アニ(そんなもの)グササッ


店員「ありがとうございましたー」

クリスタ「本当に買っちゃった…」

ユミル「もったいないから履いてくれよ。な?」

クリスタ「だから嫌だって…もう」


アニ「…」

アニ「……私のクマちゃん…」グスン

アニ(幼女)『おかーさんこれかってー』→ウサギパンツ

アニ母『アニったら動物が好きなのね』

アニ(幼女)『うん!!』ニコニコ


ライナー(クソガキ)『くらえアニ!スカートめくり!』バサッ

アニ(幼女)『きゃあ!///』

ライナー(クソガキ)『お、今日は犬のパンt』メキャア

ベルトルト(ショタ)『ラ、ライナー!』



アニ「いろいろあった…いい加減卒業するべきなのかな…」

アニ「…よし!これください!」→純白の何もないパンツ

訓練所


アニ(今日私は大人の一歩を踏み出した)

アニ(…日記に書こう)


エレン「お、アニじゃん」

アニ「あ?何か用かい?」ギロ

エレン「睨むなよ…で、何にしたんだ?」

アニ「何が?」

エレン「新しい下着だよ。今度はクマか?それともまたウサギか?」

アニ「…」


ブンッドサッゴスゴスゴス…


終わり

アニ(幼女)が書けて変態は満足しました

またな

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